JP2005220927A - 配線・配管用の取付体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンクリート躯体内に埋設される配線・配管用の取付体について、コンクリート打設における型枠の取付けの際に、支骨鉄筋等が介在する狭い空間においても、作業性良く被取付体に固定するとともに、型枠に固定するための固定具の数を削減し、取付けの作業時間を短縮する。
【解決手段】 取着壁3、傾斜側壁4及び当接板部9からなる本体部と、前記本体部を型枠31に固定する中央固定部6、側方固定部10及び側方固定部11と、他の取付体1と相互に係合する非当接係合部14及び当接係合部15とを備え、前記型枠31への固定に際して、前記非当接係合部14を前記他の取付体1の当接係合部15に係合することにより仮固定できるものとした。
【選択図】 図8

Description

本発明は、型枠等の被取付体に固定され、コンクリートが打設されてコンクリート躯体内に埋設される、エンドカバー、エンドカップリング、スラブ立上げエルボ、サドル等の配線・配管用の取付体に関するものであり、特に、複数並列させて前記被取付体に取付けられることの多い配線・配管用の取付体に関するものである。
従来よりコンクリート躯体内に埋設されるこの種の配線・配管用の取付体を、エンドカバーを適用例として、図20に示す。
図20において、エンドカバーに適用した配線・配管用の取付体41は二重天井等のコンクリート躯体48内に配設され、概略、底壁を有する円筒を対角面で二つに切断した一方の形状となっており、前記円筒の対角面はコンクリート面と面一状態となって外方に開口するものとなっている。前記取付体41の一端側には図示しないコネクタを介して配線・配管材保護管47が取着されるようになっており、前記円筒の側壁部に相当する部分は傾斜側壁42となっている。また、前記傾斜側壁42の上面略中央部に設けられた中央固定部43或いはコンクリート打設用の型枠31が当接する当接板部44の両側部に設けられた側方固定部45に釘等の固定具32が取付けられて該取付体41が前記型枠31に固定されるようになっている。
このように構成された取付体41のコンクリート躯体48内への埋設は、縦横に配筋された支骨鉄筋33及び型枠31を設置した状態で、前記型枠31上に前記取付体41を載置し、前記固定具32を中央固定部43或いは両側の側方固定部45の挿通孔46に挿入し、前記固定具32を型枠31に打付けて前記取付体41を固定する。次に、コンクリートを打設し、その硬化後に、前記型枠31を取外すことによって行なわれる。
このようにして取付体41をコンクリート躯体48内に埋設した後は、前記コンクリート躯体48内に配設された配線・配管材保護管47の内部の図示しない配線・配管材を前記取付体41の下面の開口から下方に引出し、或いは、前記取付体41の開口から配線・配管材を前記配線・配管材保護管47内に挿入することができる。
ところで、これらの取付体41は、図21に示すように、複数を並列させて型枠31等の被取付体に取付けられることが多い。
複数が並列して被取付体に取付けられる取付体に関しては、例えば、特開平11−336952号公報に掲載の技術が開示されている。
特開平11−336952号公報
しかし、前記特開平11−336952号公報に掲載の取付体を含めて従来の取付体41は、複数を並列してコンクリート躯体48内に埋設するに際し、前記取付体41の上方には多数の支骨鉄筋33が縦横に配筋され、作業空間が狭くなっていることが支障となって、型枠31への取付体41の取付けは大変面倒なものとなっていた。即ち、図21において説明すれば、3個の取付体41のうち、縦横の支骨鉄筋33に囲まれた空間の略中央に配置された左右両側2個の取付体41については、作業者は一方の手で取付体41を保持し、他方の手でハンマー等の工具を使用して固定具を型枠31に打付けることは可能である。ところが、中間に配置された取付体41については、上方に支骨鉄筋33が存在するため、固定具の打付時には、支骨鉄筋33と型枠31との間の狭い隙間に横方向から手を差入れて取付体41を保持し、無理な姿勢で該取付体41の固定作業を行なわなければならない。このため、作業しにくく、また、位置ずれを生じて所定位置に固定できないことがあった。特に、前記支骨鉄筋33は通常上下2段に配筋されているため、その作業はより困難なものとなっていた。
また、従来の取付体41は、複数を並列して型枠31に取付ける際に、例えば、両側部に設けられた側方固定部45を使用して型枠31に取付ける場合などにおいては、取付体41毎に両側の側方固定部45に釘やビス等の固定具32を取付ける必要があった。また、多数の固定具32の取付けを要することから、多くの作業時間を必要とした。
そこで、本発明は、コンクリート躯体内に埋設されるものであって、コンクリート打設において型枠に取付ける際に、支骨鉄筋等が介在する狭い空間においても、作業性良く被取付体に固定できるとともに、型枠に固定するための固定具の数を削減して取付けの作業時間を短縮できる配線・配管用の取付体の提供を課題とするものである。
請求項1の配線・配管用の取付体は、被取付体に固定されてコンクリート躯体内に埋設されるものであって、本体部と、前記本体部を前記被取付体に固定する固定部と、他の取付体と相互に係合する係合部とを備え、前記被取付体への固定に際して、前記係合部を他の取付体の該係合部に係合することによって前記被取付体に仮固定すべく形成されたものである。
前記取付体はコンクリート躯体内に埋設される、エンドカバー、エンドカップリング、スラブ立上げエルボ、サドル等が該当し、配線・配管用に使用され、内部に配線・配管材が挿通されてこれを保護するものなどがある。これらの取付体は同種或いは異種のものを複数並列してコンクリート躯体内に埋設されることがあり、特に、同種のものが複数併設されることが多い。前記被取付体は、具体的にはコンクリート打設用に使用される型枠等が該当する。
前記係合部は他の取付体の係合部と相互に係合し、これにより、取付体を他の取付体に仮固定させることができる。ここで、仮固定とは、釘やビス等の固定具で取付体を被取付体に本固定するまでの間、先に前記被取付体に固定された相手部材である他の取付体に対して位置ずれしないよう程度で該被取付体に保持し得ることを意味し、脱着不能に強固に固定するものではない。係合部相互の係合は、例えば、凸部を相手側に設けた凹部に嵌合させて行なうことができる。ここで、凹部は貫通したものであってもよいし、非貫通のものでもよく、要するに、前記凸部が嵌合し得ればよい。なお、係合は一方の取付体の係合部を他方の取付体の係合部に直接係合させるものの他、両取付体間に連結具等を架設し、この連結具等を介して行なうものが含まれる。前記係合部は本体部の両側部の各中央に1箇所ずつ設けるのが適当であるが、両側部の各端部に設けることもでき、その位置、個数は問わない。
この取付体は、複数を並列してコンクリート躯体内に埋設するには、被取付体において支骨鉄筋が弊害とならない位置に配置された最初の取付体を通常の固定方法によって被取付体に固定する。次に、被取付体に固定された最初の取付体の係合部に次の取付体の係合部を係合して被取付体に載置すれば、最初の取付体に対して位置ずれしない程度で前記被取付体に仮固定されるので、次の取付体は被取付体の所定位置に保持される。これにより、作業者は一方の手で前記次の取付体を保持している必要がない。その結果、次の取付体の周辺部に支骨鉄筋等の障害物が存在しても、前記障害物と被取付体との間の狭い空間内に横方向から手を差入れて保持する必要がないから、作業者は楽な姿勢で固定部に固定具を取付けて前記次の取付体を被取付体に固定することができる。
なお、複数の取付体を被取付体に固定するに際しては、上述のように、最初の取付体を被取付体に固定してから、この被取付体に対して次の取付体の係合部を係合して仮固定した後、固定具で本固定してもよく、或いは、最初から、全ての取付体同士を相互に係合させた後、順次取付体を固定具を介して被取付体に本固定することもできる。
また、仮固定により、複数の取付体はそれぞれの係合部において相互に係合し、コンクリート打設時に各取付体は所定の位置に保持されているので、複数の取付体の全てを被取付体に固定することなく一部の取付体については該被取付体への固定を省くこともできる。そして、これは障害物の有無に関わりなく行なうことができる。
請求項2の配線・配管用の取付体は、請求項1に記載の被取付体に他の取付体を固定した後、係合部を前記他の取付体の該係合部に係合することによって前記被取付体に仮固定されるものである。
請求項3の配線・配管用の取付体は、請求項1または請求項2に記載の係合部が、複数の取付体における各本体部の一端が互いに整列するよう他の取付体の係合部に係合するものである。これは、本体部の一端から係合部までの距離を各取付体について同一に設定することによって行なうことができる。
請求項4の配線・配管用の取付体は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の本体部が、配線・配管材保護管を保持する保持部を有するものである。前記保持部は、本体部の一部に設けた挿通孔或いは切欠などとして形成でき、前記配線・配管材保護管はこれらの挿通孔或いは切欠などに挿通し、直接或いはコネクタ等の接続具を介して保持部に保持することができる。
請求項5の配線・配管用の取付体は、係合部が、複数の取付体における請求項4に記載の各本体部の保持部側の一端が互いに整列するよう他の取付体の係合部に係合するものである。
請求項6の配線・配管用の取付体は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の係合部が、他の取付体の係合部に上方から係合可能に形成されたものである。
請求項7の配線・配管用の取付体は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の被取付体と当接する当接部を有する係合部と、前記被取付体と当接しない非当接部を有する係合部とを備え、前記被当接部を有する係合部の該非当接部は他の取付体における当接部を有する係合部の該当接部に載置可能に形成されたものである。
請求項8の配線・配管用の取付体は、請求項7に記載の係合部が、本体部の両側部に設けられ、その一方は被取付体と当接する当接部を有し、他方は前記被取付体と当接しない非当接部を有するものである。
請求項9の配線・配管用の取付体は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の係合部が、固定部を兼ねたものである。これは、例えば、係合部に凸部または凹部を設けてこれらの凸部と凹部とが係合し、かつ、他の取付体の係合部に設けた取付孔を貫通する固定具が貫通する取付孔を形成することによって行なうことができる。この場合、凸部または凹部と取付孔とは同一箇所に設けることができ、また、異なる箇所に設けることができる。
請求項10の配線・配管用の取付体は、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の係合部が、連結具を介して他の取付体の係合部に係合するものである。即ち、他の取付体と所定距離離間して並置されている状態において、係合部と他の取付体の係合部との間に連結具を架設して連結することにより、他の取付体に仮固定できる。
請求項1の配線・配管用の取付体は、被取付体への固定に際して、係合部を他の取付体の該係合部に係合させて仮固定できるから、複数の取付体を並列して被取付体に取付ける際に、作業者は一方の手で次の取付体を保持している必要がない。その結果、次の取付体の周辺部に支骨鉄筋等の障害物が存在しても、前記障害物と被取付体との間の狭い空間内に手を差入れて保持している必要がないため、作業者は取付体を確実に保持しつつ被取付体に作業性良く取付けることができる。
また、複数を並列して被取付体に取付ける際に、例えば、両側部に設けられた固定部を使用して被取付体に取付ける場合などにおいては、係合部を他の取付体の係合部に係合させて保持することができるから、取付体毎に両側部の固定部などに釘やビス等の固定具を取付ける必要はなく、固定具の数を減らすことができ、また、取付作業時間を短縮することもできる。
請求項2の配線・配管用の取付体は、被取付体に他の取付体を固定した後、前記他の取付体に仮固定して前記被取付体に固定されるものであるから、請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の配線・配管用の取付体は、その係合部が、本体部の一端が互いに整列するように係合するものであるから、室内及び室外での見栄えが良い。
請求項4の配線・配管用の取付体は、その本体部が、配線・配管材保護管を保持する保持部を有するから、前記配線・配管材保護管が長手方向に移動するのを防止できる。
請求項5の配線・配管用の取付体は、本体部の保持部側の一端が互いに整列するよう他の取付体の係合部に係合するものであるから、請求項3と同様に、室内及び室外での見栄えが良い。また、本体部の保持部側の一端が整列し、全ての該保持部が同一方向を向くので、前記保持部への配線・配管材保護管の取付け、解除において作業者は取付体毎に姿勢を変える必要がないから、作業し易い。更に、前記保持部の外部において該保持部から引き出された複数の配線・配管材保護管を束ねることができるから、該配線・配管材保護管の配列状態が乱れることによる該配線・配管材保護管どうしの絡み合いを防止できるとともに各保持部への取付位置の間違いを未然に防止できる。
請求項6の配線・配管用の取付体は、その係合部が、他の取付体の係合部に上方から係合可能に形成されたものであるから、係合部を他の取付体の係合部と上下に重合状態に係合でき、被取付体への載置スペースを小さくすることができる。
請求項7の配線・配管用の取付体は、被取付体に当接する当接部を有する係合部と、前記被取付体に当接しない非当接部を有する係合部とを備え、前記被当接部を有する係合部の該非当接部は他の取付体における当接部を有する係合部の該当接部に載置可能に形成されたものであるから、請求項6と同様の効果を奏する。
請求項8の配線・配管用の取付体は、その係合部が、本体部の両側部に設けられ、その一方は被取付体と当接する当接部を有し、他方は前記被取付体と当接しない非当接部が設けられたものであるから、係合部を他の取付体の係合部に載置しながら複数の取付体を順次被取付体上に並置させることができる。
請求項9の配線・配管用の取付体は、その係合部が、固定部を兼ねたものであるから、前記係合部を簡易で小さなものとすることができる。
請求項10の配線・配管用の取付体は、その係合部が、連結具を介して他の取付体の係合部に係合するものであるから、取付体同士を所定距離離間した状態で併設することができる。
〈第1実施形態〉
以下、本発明の第一実施形態を図1乃至図13に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の配線・配管用の取付体を一側から見た斜視図、図2は前記取付体を反対側から見た斜視図である。
図1乃至図8において、取付体1はコンクリート躯体内に埋設される取付体の一例として挙げたエンドカバーであり、このエンドカバーとして適用された前記取付体1は配線・配管材保護管、及び前記取付体1の一端側に取着された図示しないコネクタとともに二重天井等のコンクリート内に埋設される。コンクリート躯体内に配設された前記配線・配管材保護管の内部を挿通する配線・配管材は取付体1の開口面2からコンクリート面の外部に引出され、または、逆に、コンクリート面の外部側から取付体1内に挿入され、配線・配管材保護管内に引込まれるようになっている。
前記取付体1は概略、底壁を有する円筒を対角面で二つに切断した形状となっており、前記円筒の対角面は、図6に示すように、コンクリート面と面一状態となって外方に開口する開口面2となっている。前記取付体1の一端側である前記円筒の底壁に相当する部分は取着壁3が形成されて前記開口面2から斜め上方に傾斜し、前記コネクタが取着されるようになっており、また、前記円筒の側壁部に相当する部分は取付体1の傾斜側壁4となっている。前記取着壁3の中央部には前記コネクタの一端側が挿通される取着孔5が設けられ、前記コネクタに設けられた鍔部と、ナットとで前記取着壁3を挟持して該コネクタを取着するものとなっている。なお、前記取着孔5は請求項の保持部に相当するものである。
前記傾斜側壁4の頂部の略中央部には釘、ビス等の固定具32が挿通される中央固定部6が設けられている。前記中央固定部6には、図6に示すように、開口面2に向けて直交方向に垂下するガイドピン7が一体に設けられており、前記ガイドピン7は内部を前記固定具32が挿通する挿通孔8が貫通し、前記傾斜側壁4との接続部で折取り可能となっている。即ち、前記ガイドピン7は被取付体としての型枠31への固定時において、固定具32の前記型枠31への取付方向を案内して該型枠31に対して直交方向に固定するものであり、コンクリート打設後の型枠31の取外しに伴って傾斜側壁4との接合部において折取られ、固定具32とともに除去されるものとなっている。なお、前記取着壁3、傾斜側壁4及び後述の当接板部9は請求項の本体部に相当するものである。
また、前記取付体1の開口面2の外周部には前記型枠31と当接する当接板部9が形成されており、その両側部の略中央部には釘等の固定具32が取付けられる略四角板状の側方固定部10及び側方固定部11が側方に突設されている。前記側方固定部10及び側方固定部11にはそれぞれ前記固定具32が挿通する挿通孔12及び挿通孔13が設けられている。なお、前記取付体1を型枠31に固定するための固定部は前記中央固定部6、側方固定部10及び側方固定部11の3箇所に設けられているが、取付体1は、通常は、中央固定部6の1箇所に固定具32が挿通されて型枠31に固定される。但し、一旦コンクリート躯体内に埋設された後に再利用すべく取外した取付体1を再度別のコンクリート躯体内に埋設する場合などでは、既に中央固定部6のガイドピン7は折取られて除去されているため、側方固定部10及び側方固定部11を利用して固定される。
更に、前記側方固定部10に取付体1の長手方向に隣接して本願発明の特徴とする略四角板状の非当接係合部14が一体に設けられている。前記非当接係合部14は型枠31の上面に対して上方に離間して非当接状態にある。また、反対側の前記側方固定部11に取付体1の長手方向に隣接して本願発明の特徴とする略四角板状の当接係合部15が一体に設けられている。前記当接係合部15は型枠31の上面と当接状態にある。これらの非当接係合部14及び当接係合部15は請求項の係合部に相当するものである。
まず、前記非当接係合部14は、図1等に示すように、その下面16が開口面2に対して高さh1だけ上方に離間した位置にある。そして、前記下面16の略中央には鉛直下方に突出する円柱状の凸部17が設けられている。一方、前記当接係合部15は前記非当接係合部14と対応する位置に設けられているとともに、図2等に示すように、その下面は開口面2と同一高さにあり、その上面18は開口面2に対して高さh2だけ上方に位置している。そして、前記上面18の略中央に前記非当接係合部14の凸部17に対応して該凸部17が嵌合する凹部19が設けられている。前記凹部19は貫通孔或いは非貫通孔として形成されている。
更に、前記高さh2は前記非当接係合部14の高さh1と同一に設定されている。したがって、図7に示すようにして、一方の取付体1の非当接係合部14の凸部17と他方の取付体1の当接係合部15の凹部19とを嵌合して前記非当接係合部14と当接係合部15とを係合させたとき、非当接係合部14の下面16は、前記非当接係合部14に隣接する側方固定部10の底面が型枠31の上面より上方に離間して浮いたり、逆に、前記非当接係合部14の下面16が前記当接係合部15の上面18より上方に離間して浮いたりすることなく、当接係合部15の上面18上に載置され、両取付体1は高さ方向においてしっくり収まった状態で併設される。なお、前記非当接係合部14の下面16はその全体が前記当接係合部15の上面18上に載置されるものでもよく、その一部が載置されるものでもよい。なお、前記非当接係合部14の下面16は請求項の被当接部に、また、前記当接係合部15の下面は請求項の当接部に相当する。
次に、前記非当接係合部14と当接係合部15との位置関係を図4及び図8に基づいて説明する。
非当接係合部14の凸部17の中心から取付体1の保持部としての取着孔5側の一端を通る幅方向の基線Aまでの距離h3と、当接係合部15の凹部19の中心から前記基線Aまでの距離h4とは同一に設定されている。したがって、複数の取付体1を型枠31上に並列して固定したときには、図8に示すように、各取付体1の基線Aは一直線上に並び、前記各取付体1は整列した状態となる。なお、側方固定部10及び側方固定部11は、図8に示すように、複数の取付体1を型枠31に並列して固定したときには、間に非当接係合部14と当接固定部15とが上下に重合して係合した状態となる。
更に、図1に示す側方固定部10の外側面10aは、複数の取付体1を型枠31に並列して固定したときに、他の取付体1の対向する当接板部9の側面9aと当接または極く近接する突出量で外方に突出している。または、側方固定部11の外側面11a及び当接係合部15の外側面15aは他の取付体1の対向する当接板部9の側面9bと当接または極く近接する突出量で外方に突出している。したがって、図8に示すように、各取付体1の係合部同士を係合させたとき、前記側方固定部及び各係合部の外側面と、当接板部9の側面との当接により、取付体1が相互に凸部17及び凹部19の係合箇所を軸にして水平方向即ち開口面2と同一面方向に回動するのが規制され、各取付体1は並行した整列状態に保持される。
次に、複数の取付体1を並列して型枠31上に固定する作業を図8に基づいて説明する。なお、図8では、3個の取付体1を併設する場合を示すが、2個或いは4個以上の取付体1を併設する場合も同様にして行なうことができる。
図8において、型枠31の上方には所定距離離間して支骨鉄筋33が縦横に所定間隔で配筋されている。この配筋状態においては、3個の取付体1の載置箇所を調整しても、支骨鉄筋33間の隙間が小さいため、いずれかの取付体1、例えば、図8においては、中央の取付体1の上方には横方向の支骨鉄筋33が存在しており、これが固定作業の支障となって作業者はそのまま下方に手を伸ばして前記取付体1を保持することができず、被取付体31と支骨鉄筋33との隙間に横方向から手を差し入れて保持しなければならない。したがって、このまま順次取付体1について固定具32を型枠31に打付けて固定するのは大変煩わしい作業となる。これに対して、両側の取付体1については、上方に支骨鉄筋33が存在しないから、固定作業において作業者は取付体1の真上からそのまま手を下に伸ばして該取付体1を保持することができる。そこで、まず、図8における左側の取付体1の固定から開始する。
左側の取付体1の型枠31への固定においては、中央固定部6にガイドピン7で案内しつつ釘等の固定具32を挿通し、この固定具32の頭部をハンマー等の工具で打付けて行なうことができる。なお、前記左側の取付体1が再利用品であって既にガイドピン7が折取って除去されている場合には、中央固定部6ではなく、取付体1の両側の側方固定部10の挿通孔12、側方固定部11の挿通孔13に固定具32を挿通して固定することができる。以下、他の取付体1への固定においても同様である。
このようにして、左側の取付体1を型枠31に固定したら、中央の取付体1を僅かに型枠31から浮かせながら斜め横方向から前記下側の取付体1に隣接して配置する。このとき、中央の取付体1の非当接係合部14の凸部17を左側の取付体1の当接係合部15の凹部19内に嵌入し、前記中央の取付体1の非当接係合部14と左側の取付体1の当接係合部15とを係合させる。
この係合状態においては、中央の取付体1の側方固定部10の外側面10aは左側の取付体1の対向する当接板部9の側面9aと当接または極く近接する、或いは、左側の取付体1の側方固定部11の外側面11a及び当接係合部15の外側面15aは中央の取付体1の対向する当接板部9の側面9bと当接または極く近接する。これにより、前記側方固定部及び各係合部の外側面と、当接板部9の側面との当接により、中央の取付体1は凸部17と凹部19との係合箇所を軸に左側の取付体1に対して水平方向即ち型枠31の上面と同一面方向に回動するのが規制される。この結果、中央の取付体1は左側の取付体1に対して一定の並列した状態に保持され、型枠31の所定位置に仮固定される。これにより、固定作業中、作業者は中央の取付体1を手で保持している必要がなく、その手間を省くことができる。
中央の取付体1を仮固定したら、作業者は手で中央の取付体1を保持することなく固定具32を中央固定部6に挿通し、ハンマーで型枠31に打付けることができ、これにより、前記中央の取付体1を固定する、即ち、型枠31に本固定する。なお、中央の取付体1として再利用品を取付ける場合、或いは、支骨鉄筋33が中央固定部6の真上に存在するために固定具32を該中央固定部6に挿通することができない場合などにおいては、両側の側方固定部10、側方固定部11に挿通することができる。
ここで、中央の取付体1を固定するときには、左側の取付体1と中央の取付体1との隙間が小さいので、棒状の工具を介して打付けるとよい。即ち、棒状の工具の先端を固定具32の頭部に当接し、前記工具の他端をハンマー等で打付けることによって行なうことができる。或いは、図9乃至図11に示すように、釘打ちハンマー34を使用して簡単に打付けることもできる。前記釘打ちハンマー34は、図9に示すように、側方の挿入口34aから釘を挿入すると、前記釘は矢印方向に落下するので、図10に示すように、ハンドル34bを押下げることにより、図11に示すような狭い空間においても簡単に打付けることができる。
このようにして、左側及び中央の取付体1の固定が完了したら、図8の右側の取付体1を固定する。この右側の取付体1の型枠31への固定は中央の取付体1と同様にして行なうことができるので、その説明は省略する。
ところで、図8の中央の取付体1及び右側の取付体1の固定は、最初に左側の取付体1を型枠に固定した後、前記中央及び右側の取付体1を順次先に固定した取付体1に仮固定し、固定具32を打付けて本固定する手順で行なっているが、これに限定されるものではなく、最初に3個全ての取付体1の各係合部を係合させて仮固定した状態で3個全てを型枠31に載置し、その後、順次固定具32を使用して本固定することもできる。この場合も、同様に、最初に左側の取付体1を本固定した後は、中央の取付体1及び右側の取付体1は仮固定されているので、手で保持していなくても、型枠31に固定具32を打付けて本固定することができる。
なお、中央の取付体1は上側の取付体1を本固定すれば、前記中央の取付体1の当接係合部15はこれに載置される上側の取付体1の非当接係合部14によって上方への移動が阻止されるので、固定具32による本固定を行なわなくても安定して型枠31上に保持される場合には、その仮固定が本固定を兼用することとなって前記固定具32を使用した固定を省略することも可能である。
このように、この実施形態の取付体1によれば、複数の取付体1を並列して被取付体に取付ける際に、作業者は一方の手で次の取付体を保持している必要がないから、型枠31に作業性良く取付けることができる。また、係合部の係合による保持によって固定具32の数を減らすことができ、それに伴って作業時間を短縮することもできる。
更に、図8に示すように、各取付体1の非当接係合部14の凸部17の中心から取付体1の取着孔5側の一端である当接板部9の側端を通る基線Aまでの距離h3と、当接係合部15の凹部19の中心から前記基線Aまでの距離h4とは同一であるから、埋設された取付体1のコンクリート開口位置が基線Aに沿って整列する。これにより、配線・配管材保護管を整列した状態で各取付体1に取付けることができ、また、配線・配管材或いは配線・配管材保護管を整列した状態でコンクリート躯体の開口から引出すことができて、室内及び室外での見栄えが良い。
そして、請求項の保持部としての取着孔5側の一端が整列することによって、全ての取着孔5は同一方向を向くので、作業者は前記取着孔5への配線・配管材保護管の取付け、解除において取付体1毎に作業姿勢を変える必要がないから、作業を楽に行なうことができる。
加えて、各取付体1の取着孔5の外部において該取着孔5から引き出された複数の配線・配管材保護管を束ねることができるため、複数の配線・配管材保護管の配列状態が乱れることによって生ずる該配線・配管材保護管どうしの絡み合いを防止でき、また、雑然とした配列状態による前記配線・配管材保護管の取着孔5への取付位置の間違いを未然に防止できる。
ところで、上記実施形態においては、取付体1は全て同大のものを固定する場合を示したが、図12に示すように、相互に大きさの異なる取付体1にも、同様に、適用することができる。この場合、各取付体1の非当接係合部14の凸部17の中心から取付体1の取着孔5側の一端の基線Aまでの距離h3と、各取付体1の当接係合部15の凹部19の中心から前記基線Aまでの距離h4とを同一に設定しておけば、上記実施形態と同様に、埋設された取付体1の取着孔5の位置を整列することができる。
また、上記実施形態においては、各取付体1は全て同一方向に整列するものを示しているが、図13に示すように、異なる方向に固定する場合にも、同様の手順、方法で行なうことができる。
なお、支骨鉄筋33の配筋状態などから、図14に示すように、各取付体1の間隔を逆に大きくした方が好ましいこともあり、この場合には、当接係合部15の側方への突出長さを大きくすることによって行なうことができる。
〈第2実施形態〉
次に、本発明の第2実施形態の取付体を図15乃至図17に示す。
図15乃至図17において、各取付体1の一側には一部を除いて型枠31の上面から所定距離上方に離間する非当接係合部20が一体に設けられ、反対側には型枠31の上面と当接する当接係合部21が一体に設けられている。前記非当接係合部20は四角板状に形成され、その略中央部には下方に向けて円管状の凸部22が突出している。前記凸部22の突出長さは当接板部9の底面と面一となる大きさに設定されており、取付体1を型枠31上に載置したとき、前記凸部22の底面及び当接板部9の底面はいずれも均等に型枠31の上面に当接するものとなっている。更に、前記非当接係合部20には凸部22と同心の挿通孔23が貫通して設けられている。前記挿通孔23は釘等の固定具32が挿通し得る大きさに形成されている。
一方、反対側の当接係合部21は四角板状に形成され、その略中央部には前記非当接係合部20の凸部22が嵌入し得る凹部24が貫通して設けられている。なお、前記凹部24は貫通孔としているが、非当接係合部20の凸部22の突出長さが短かい場合には、それに対応して、固定具32が挿通する部分を除いて非貫通孔とすることも可能である。
この第2実施形態の取付体1は前記非当接係合部20及び当接係合部21を除いて前記第1実施形態の取付体1と同一であるから、重複部分の説明は省略する。
この第2実施形態の取付体1は、最初に1個の取付体1の非当接係合部20の挿通孔23に釘等の固定具32を打付けて型枠31上に固定した後、この取付体1の当接係合部21の凹部24に次の取付体1の非当接係合部20の凸部22を上方から嵌入して前記当接係合部21と非当接係合部20とを係合する。次いで、次の取付体1の非当接係合部20の挿通孔23に上方から固定具32を挿通して型枠31に打付ける。ここで、先に固定された取付体1の当接係合部21の外側面は次の取付体1の対向する当接板部9の側面と長さ方向に沿って当接するよう凸部22及び凹部24との位置関係を調整しておくことにより、併設した取付体1が前記凸部22と凹部24との係合箇所を軸として互いに水平方向に回動するのを防止することができる。
したがって、この第2実施形態の取付体によれば、次の取付体1の非当接係合部20を先に固定した取付体1の当接係合部21に係合させれば、前記次の取付体1は先の取付体1に仮固定されるので、第1実施形態の取付体1と同様に、手で保持することなく、固定具32を挿通孔23に挿通して打付けることにより、型枠31に本固定できる。以下、第3番目以降の取付体1についても順次同様の手順で固定することができる。なお、取付体1が2個のみ併設する場合には、前記2個の取付体1の中間位置において係合部同士を係合させた後、中間位置の非当接係合部20の挿通孔23に固定具32を1個打付けるだけで、一度に2個の取付体1を固定することも可能である。
なお、この第2実施形態においては、非当接係合部20及び当接係合部21は、互いに係合するとともに、挿通孔23に固定具32が挿通されて型枠31に打付けられることによって取付体1を固定できるので、係合部と固定部とを兼ねたものでもある。
〈第3実施形態〉
次に、第3実施形態の取付体を図18及び図19に基づいて説明する。第3実施形態の取付体は相互の間隔を大きくして併設したものを示す。
図18及び図19において、各取付体1の両側には左右対称的に四角板状の側方固定部25及び四角板状の当接係合部26が一体に設けられている。前記当接係合部26は前記側方固定部25を挟んでその両側に設けられている。前記側方固定部25の底面及び当接係合部26の底面は型枠31と当接するよう同一平面に形成されている。更に、前記側方固定部25の略中央部には固定具32が挿通される挿通孔27が設けられている。また、前記各当接係合部26の略中央部には凹部28が設けられている。
一方、各取付体1の間に、前記当接係合部26に取着されて前記取付体1同士を連結する連結具29が着脱自在に取付けられるようになっている。前記連結具29は全体が略H板状に形成され、一側面には前記当接係合部26と対応してその凹部28に嵌入する凸部30が下方に突設されている。その他の構成については前記各実施形態の取付体1と同様であるので、その説明を省略する。
このように構成された第3実施形態の取付体1は、最初にいずれかの取付体1について中央固定部6或いは側方固定部25の挿通孔27に固定具32を挿通して型枠31に打付け、前記取付体1を固定する。次いで、次の取付体1を最初の取付体1の側方に配置し、連結具29の凸部30を前記最初の取付体1及び次の取付体1の各当接係合部26の凹部28に嵌入する。すると、次の取付体1は2箇所の凹部28において連結具29の凸部30と係合するので、水平方向に移動或いは回動するのが阻止され、型枠31上の所定位置に安定して保持される、即ち、仮固定される。その後、次の取付体1についてその中央固定部6或いは側方固定部25の挿通孔27に固定具32を挿通して型枠31に打付け、前記取付体1を固定する。これにより、支骨鉄筋33の配筋状態などから各取付体1間の間隔を大きくした方が好ましいときには、前記連結具29を介して次の取付体1を仮固定された状態とし、前記各実施形態の取付体1と同様に、手で保持することなく固定具32を型枠31に打付けて前記次の取付体1を本固定することができる。
ところで、上記各実施形態の配線・配管用の取付体は、エンドカバーに適用したものを示しているが、他に、エンドカップリング、スラブ立上げエルボ、サドル等、コンクリート躯体内に埋設され、複数並列させて被取付体に取付けられる各種の配線・配管用の物品として同様に適用される。
本願発明の第1実施形態の配線・配管用の取付体を一側から見た斜視図である。 図1の取付体を反対側から見た斜視図である。 図1の取付体の正面図である 図1の取付体の平面図である。 図1の取付体の側面図である。 図1の取付体の断面図である。 図1の取付体を2個並置する状態を示す斜視図である。 図1の取付体を3個並置して型枠上に固定する状態を示す平面図である。 図1の取付体の固定に用いる釘打ちハンマーを示す正面図である。 図9の釘打ちハンマーの釘打ち状態を示す正面図である。 図9の釘打ちハンマーを使用して取付体を型枠に固定する状態を示す正面図である。 図1の大きさの異なる複数の取付体を並置した状態を示す平面図である。 図1の取付体を異なる方向で複数配置した状態を示す平面図である。 図1の取付体の相互の間隔を大きくして複数並置した状態を示す平面図である。 本願発明の第2実施形態の配線・配管用の取付体を複数並置した状態を示す平面図である。 図15の取付体を並置する状態を示す側面図である。 図15の並置した取付体の断面図である。 本願発明の第3実施形態の配線・配管用の取付体を複数並置した状態を示す平面図である。 図18の取付体を並置する状態を示す側面図である。 従来の取付体を型枠に載置した状態を示す斜視図である。 従来の取付体を型枠上に複数並置した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 取付体
6 中央固定部
10、11、25 側方固定部
14、20 非当接係合部
15、21、26 当接係合部
17、22、30 凸部
19、24、28 凹部
29 連結具
31 型枠
32 固定具
A 基線
h1 取付体の開口面から非当接係合部の下面までの高さ
h2 取付体の開口面から当接係合部の上面までの高さ
h3 非当接係合部の凸部の中心から基線Aまでの距離
h4 当接係合部の凹部の中心から基線Aまでの距離

Claims (10)

  1. 被取付体に固定されてコンクリート躯体内に埋設される配線・配管用の取付体であって、
    本体部と、
    前記本体部を前記被取付体に固定する固定部と、
    他の取付体と相互に係合する係合部と
    を備え、
    前記被取付体への固定に際して、前記係合部を他の取付体の該係合部に係合することによって前記被取付体に仮固定すべく形成されたことを特徴とする配線・配管用の取付体。
  2. 前記被取付体に他の取付体を固定した後、係合部を前記他の取付体の該係合部に係合することによって前記被取付体に仮固定されることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管用の取付体。
  3. 前記係合部は、複数の取付体における各本体部の一端が互いに整列するよう他の取付体の係合部に係合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線・配管用の取付体。
  4. 前記本体部は、配線・配管材保護管を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線・配管用の取付体。
  5. 前記係合部は、複数の取付体における各本体部の保持部側の一端が互いに整列するよう他の取付体の係合部に係合することを特徴とする請求項4に記載の配線・配管用の取付体。
  6. 前記係合部は、他の取付体の係合部に上方から係合可能に形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の配線・配管用の取付体。
  7. 前記被取付体と当接する当接部を有する係合部と、前記被取付体と当接しない非当接部を有する係合部とを備え、
    前記被当接部を有する係合部の該非当接部は他の取付体における当接部を有する係合部の該当接部に載置可能に形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の配線・配管用の取付体。
  8. 前記係合部は、本体部の両側部に設けられ、その一方は被取付体と当接する当接部を有し、他方は前記被取付体と当接しない非当接部を有することを特徴とする請求項7に記載の配線・配管用の取付体。
  9. 前記係合部は、固定部を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の配線・配管用の取付体。
  10. 前記係合部は、連結具を介して他の取付体の係合部に係合することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の配線・配管用の取付体。
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