JP2005220295A - 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】環境にやさしく、かつ低温粘着力、結露面粘着力、耐水粘着力及び粘着シートに用いた場合の曲面貼付性に優れる、アクリル系エマルジョン型粘着剤を含む粘着剤組成物、及びこの粘着剤組成物を用いて得られた上記特性を有する粘着シートを提供すること。【解決手段】(A)反応性界面活性剤の存在下に、エチレン性不飽和単量体と粘着付与剤とを含む混合物を乳化重合させて得られたアクリル系エマルジョン型粘着剤と、該粘着剤の固形分100質量部当たり、(B)軟化点100℃以上のロジン系粘着付与剤3〜10質量部を含む粘着剤組成物、及び基材シートと、その一方の面に前記粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を有する粘着シートである。
【選択図】なし

Description

本発明は、粘着剤組成物及びそれを用いた粘着シートに関する。さらに詳しくは、環境にやさしく、かつ低温粘着力、結露面粘着力、耐水粘着力及び粘着シートに用いた場合の曲面貼付性に優れる、アクリル系エマルジョン型粘着剤を含む粘着剤組成物、及びこの粘着剤組成物を用いて得られた上記特性を有する粘着シートに関するものである。
近年、粘着シートは、通常の接着剤のように実用的な接着力を得る為高い圧力又はエネルギーを必要とせず、指圧程度の圧力で貼合わせると直ちに実用に耐える接着力を発揮する(感圧性タック)という使用上の簡便さや、使用に当たり良好な作業性などを有することから、多くの分野において用いられている。
この粘着シートの用途としては、例えば包装・結束用、事務・家庭用、接合用、塗装マスキング用、表面保護用、防食・防水用、シーリング用、電気絶縁用、電子機器・光学部品用、医療・衛生材用、識別・装飾用、ラベル用などを挙げることができる。
この粘着シートは、一般に基材シートとその表面に形成された粘着剤層と、必要に応じて粘着剤層上に設けられる剥離シートから構成されており、使用に際しては、剥離シートが設けられている場合には、該剥離シートを剥がし、接着剤層を被着体に当接させて貼付することが行われている。
前記粘着剤層を構成する粘着剤としては、例えばアクリル系、ウレタン系、ゴム系、シリコーン系などがあるが、これらの中で、粘着力、保持力、耐候性、耐熱性などの性能の点から、アクリル系粘着剤が多用されている。このアクリル系粘着剤としては、従来溶剤型のものが主として用いられてきたが、近年、塗工時における有機溶剤の揮発が環境衛生や安全面で問題となっており、また、粘着シートにした場合でも、粘着剤層に僅かながら有機溶剤が含まれ、環境衛生面で問題となっていた。
これに対し、エマルジョン型のものは、環境衛生、安全面については特に問題はなく、又高濃度化による高速塗工及び脱溶剤による低コスト化が可能であることから、最近では、溶剤型に代えて、エマルジョン型のものが使用されるようになってきた。特に、食品関係に使用されるラベルには、無溶剤型の粘着剤を用いたラベルが好んで使用されている。
しかしながら、エマルジョン型粘着剤においては、乳化剤などの親水性成分が多く含まれているため、結露面への粘着力や耐水粘着力に乏しいという問題があった。例えば、このエマルジョン型粘着剤を用いて作製された粘着シートを結露した状態の被着体に貼付した場合、あるいは該粘着シート貼付後に水などに浸漬した場合に、粘着シートの浮きや剥がれが生じたり、基材シートと粘着剤層との界面で剥がれが生じたりしていた。
また、用途面から、良好な低温粘着性が要求される粘着シートにおいては、粘着剤の凝集力を犠牲にし、低温下での被着体への濡れ性を高めた粘着剤が多く用いられている。
低温粘着力を重視し、凝集力を低くした粘着剤を用いた粘着シートは、曲面貼付性の劣るものとなり、筒状の被着体や被着体の角などに貼付した際、浮きや剥がれが生じやすい。また、該粘着シートを冷凍食品などのラベルとして使用する場合、被着体がポリエチレンやポリプロピレンなどの極性の低いポリオレフィン系フィルムで構成されている場合が多く、しかも通常結露しているため、粘着力が低くなる傾向がある。
特に、前記冷凍食品などのラベルとして使用される粘着シートに対しては、低温粘着性、結露面粘着性、耐水粘着性が良好であり、かつ曲面への貼付にて浮きや剥がれが生じにくいものが要求される。
一方、耐水性に優れたアクリル系エマルジョン型粘着剤としては、特定の単量体を、反応性ノニオン乳化剤の存在下に乳化重合してなる粘着剤が開示されており(例えば、特許文献1参照)、また、結露面や湿潤面に対する良好な初期粘着力を発現する水分散型粘着剤組成物として、アクリル系又はゴム系の水分散型粘着剤と、重量平均分子量20,000〜5,000,000のポリアルキレングリコールとを特定の割合で含む組成物が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、これらの粘着剤や粘着剤組成物は、低温粘着力、結露面粘着力、耐水粘着力及び粘着シートに用いた場合の曲面貼付性のすべてを十分に満足し得るものではない。
特開平9−143444号公報 特開2003−313525号公報
本発明は、このような状況下で、環境にやさしく、かつ低温粘着力、結露面粘着力、耐水粘着力及び粘着シートに用いた場合の曲面貼付性に優れる、アクリル系エマルジョン型粘着剤を含む粘着剤組成物、及びこの粘着剤組成物を用いて得られた上記特性を有する粘着シートを提供することを目的とするものである。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、反応性界面活性剤の存在下に、エチレン性不飽和単量と体粘着付与剤とを含む混合物を乳化重合させて得られたアクリル系エマルジョン型粘着剤と、軟化点がある温度以上のロジン系粘着付与剤とを、特定の割合で含む粘着剤組成物により、その目的を達成し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、
(1)(A)反応性界面活性剤の存在下に、エチレン性不飽和単量体と粘着付与剤とを含む混合物を乳化重合させ得られたアクリル系エマルジョン型粘着剤と、該粘着剤の固形分100質量部当たり、(B)軟化点100℃以上のロジン系粘着付与剤3〜10質量部を含むことを特徴とする粘着剤組成物、
(2)反応性界面活性剤の使用量が、エチレン性不飽和単量体100質量部に対し、0.5〜4.5質量部である上記(1)に記載の粘着剤組成物、及び
(3)基材シートと、その一方の面に、上記(1)又は(2)記載の粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を有することを特徴とする粘着シート、
を提供するものである。
本発明によれば、環境にやさしく、かつ低温粘着力、結露面粘着力、耐水粘着力及び粘着シートに用いた場合の曲面貼付性に優れる、アクリル系エマルジョン型粘着剤を含む粘着剤組成物、及びこの粘着剤組成物を用いて得られた上記特性を有する粘着シートを提供することができる。
本発明の粘着剤組成物は、(A)成分としてアクリル系エマルジョン型粘着剤を含むと共に、(B)成分としてロジン系粘着付与剤を含む組成物である。
本発明においては、前記(A)成分のアクリル系エマルジョン型粘着剤として、反応性界面活性剤の存在下に、エチレン性不飽和単量体と粘着付与剤とを含む混合物を乳化重合させて得られたものが用いられる。
ここで、エチレン性不飽和単量体としては、従来アクリル系エマルジョン型粘着剤の原料として慣用されている単量体、具体的には(メタ)アクリル酸アルキルエステル及び所望により官能性単量体や他の単量体を用いることができる。
前記(メタ)アクリル酸エステルとしては、アルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリルなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、他の官能性単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸3−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル;(メタ)アクリル酸アセトアセトキシメチル;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−メチロ−ルアクリルアミド、N−メチロ−ルメタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドなどのアクリルアミド類;(メタ)アクリル酸モノ又はジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸モノ又はジエチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸モノ又はジメチルアミノプロピル、(メタ)アクリル酸モノ又はジエチルアミノプロピルなどの(メタ)アクリル酸モノ又はジアルキルアミノアルキル;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸などのエチレン性不飽和カルボン酸などが挙げられる。これらの単量体は単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに、その他の単量体としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル類;エチレン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン類;塩化ビニル、ビニリデンクロリドなどのハロゲン化オレフィン類;スチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン系単量体;ブタジエン、イソプレン、クロロプレンなどのジエン系単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのニトリル系単量体などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
前記エチレン性不飽和単量体の乳化重合において存在させる粘着付与剤については特に制限はなく、従来粘着剤における粘着付与剤として慣用されているものの中から、適宜選択して用いることができる。この粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、キシレン樹脂、テルペン−フェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、石油樹脂、クマロンインデン樹脂、テルペン樹脂、スチレン樹脂、エチレン/酢酸ビニル樹脂、さらにはスチレン−ブタジエンブロックポリマー、スチレン−イソプレンブロックポリマー、エチレン−イソプレン−スチレンブロックポリマー、塩化ビニル/酢酸ビニル系ポリマー、アクリル系ゴムなどのエラストマー等が挙げられる。
この粘着付与剤を前記エチレン性不飽和単量体に均一に分散・溶解させるためには、前記エチレン性不飽和単量体に相溶する粘着付与剤を適宜選択して使用することが好ましい。
市販品の具体例としては、スーパーエステルA−75、スーパーエステルA−100、スーパーエステルA−125(以上、荒川化学社製)等のロジンエステル、ベンセルD125、ベンセルD160(以上、荒川化学社製)、リカタックPCJ(理化ファインテック社製)等の重合ロジンエステル、ハリエスタ−SK−508H(ハリマ化成社製)等のロジン変性フェノール樹脂、ニカノールHP−100、ニカノールHP−150、ニカノールH−80(以上、三菱ガス化学社製)等のキシレン樹脂、YSポリスターT−115、マイテックG125、ナノレットR−1050(以上、ヤスハラケミカル社製)等のテルペン−フェノール樹脂、YS RESIN TO−105(ヤスハラケミカル社製)等の芳香族変性テルペン樹脂、FTR−6120、FTR−6100(以上、三井化学社製)等の石油樹脂などがある。
これらの粘着付与剤は一種のみを単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明における(A)成分のアクリル系エマルジョン型粘着剤は、エチレン性不飽和単量体と粘着付与剤とを含む混合物を乳化重合させることにより、製造されるが、この乳化重合においては、乳化剤として反応性界面活性剤が用いられる。
この反応性界面活性剤については特に制限はなく、従来公知のイオン性、非イオン性の界面活性剤の中から、適宜選択して用いることができる。該反応性界面活性剤としては、例えば一般式(I)〜(VII)
Figure 2005220295
Figure 2005220295
(式中、R1 はアルキル基、R2 は水素原子又はメチル基、R3 はアルキレン基、Xは水素原子又はスルホン酸塩基を示し、n、m及びkは1以上の整数であり、かつm+k=3である。)
で表される構造の化合物などを挙げることができる。
このような反応性界面活性剤の具体例としては、市販品としてアデカリアソープSE−20N(アニオン性)、アデカリアソープSE−10N(アニオン性)、アデカリアソープNE−10(ノニオン性)、アデカリアソープNE−20(ノニオン性)、アデカリアソープNE−30(ノニオン性)、アデカリアソープNE−40(ノニオン性)、アデカリアソープSDX−730(アニオン性)、アデカリアソープSDX−731(アニオン性)〔以上、旭電化社製〕、エレミノールJS−2(アニオン性)、エレミノールRS−30(アニオン性)〔以上、三洋化成社製〕、ラテムルS−180A(アニオン性)、ラテムルS−180(アニオン性)〔以上、花王社製〕、アクアロンBC−05(アニオン性)、アクアロンBC−10(アニオン性)、アクアロンBC−20(アニオン性)、アクアロンHS−05(アニオン性)、アクアロンHS−10(アニオン性)、アクアロンHS−20(アニオン性)、アクアロンRN−10(ノニオン性)、アクアロンRN−20(ノニオン性)、アクアロンRN−30(ノニオン性)、アクアロンRN−50(ノニオン性)、ニューフロンティアS−510(アニオン性)、ニューフロンティアA−229E(アニオン)〔以上、第一工業製薬社製〕、フォスフィノールTX(アニオン性)〔東邦化学工業社製〕等を挙げることができる。
このような反応性界面活性剤を用いることにより、耐水粘着力及び結露面粘着力の良好なアクリル系エマルジョン型粘着剤が得られる。
これらの反応性界面活性剤は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明における(A)成分のアクリル系エマルジョン型粘着剤の製造においては、前記粘着付与剤は、エチレン性不飽和単量体100質量部に対し、通常0.5〜15質量部の割合で用いられる。粘着付与剤の使用量が0.5質量部以上であると低温粘着力の付与効果が発揮されるが、15質量部を超えるとエマルジョンの乳化安定性が低下することがある。粘着付与剤の好ましい使用量は3〜10質量部の範囲である。
一方、前記反応性界面活性剤は、エチレン性不飽和単量体100質量部に対し、通常0.5〜4.5質量部の割合で用いられる。反応性界面活性剤の使用量が0.5質量部以上であると良好な乳化効果及び結露面粘着力の付与効果が発揮されるが、4.5質量部を超えると耐水粘着力が低下することがある。反応性界面活性剤の好ましい使用量は0.7〜3.5質量部の範囲である。
次に、(A)成分のアクリル系エマルジョン型粘着剤の製造方法の好適な実施態様について説明する。
まず、水性媒体中に、所定の割合の前記のエチレン性不飽和単量体、粘着付与剤及び反応性界面活性剤を加え、高圧ホモジナイザー又は超音波などを用いて乳化処理を行い、乳化液を調製する。
次に、このようにして調製された乳化液を、重合開始剤の存在下に40〜90℃程度に加熱して重合を行う。この際、重合開始剤としては、従来使用されている公知のもの、例えば有機過酸化物、アゾ系化合物、過硫酸塩、各種レドックス系触媒などが用いられる。 なお、重合開始剤は、反応開始時に全量存在させておいてもよく、あるいは反応開始時に一部存在させ、反応過程で残りを一括添加又は分割添加してもよい。このようにして、(A)成分のアクリル系エマルジョン型粘着剤を得ることができる。
本発明の粘着剤組成物は、前記の(A)成分であるアクリル系エマルジョン型粘着剤と、該粘着剤の固形分100質量部当たり、(B)成分である軟化点100℃以上のロジン系粘着付与剤を3〜10質量部の割合で含むものである。軟化点100℃以上のロジン系粘着付与剤の含有量が3質量部以上であれば、粘着シートにした場合に良好な耐水・低温・結露面粘着力及び曲面貼付性が得られるが、10質量部を超えると低温粘着力や結露面粘着力が低下することがある。
また、乳化重合の際に、粘着剤組成物中に存在する全部の量の粘着付与剤を添加すると(後添加を行わない。)、得られるエマルジョンが不安定となり、一方、乳化重合の際に粘着付与剤を添加せず、得られたアクリル系エマルジョン型粘着剤に、全量の粘着付与剤を添加すると低温粘着力が低下する。
軟化点100℃以上のロジン系粘着付与剤としては、軟化点100℃以上のロジン系樹脂を用いることができ、具体的には、前述で例示した市販品のロジンエステル、重合ロジンエステル、ロジン変性フェノール樹脂などの中から、軟化点が100℃以上のものを適宜選択して用いることができる。
本発明の粘着剤組成物には、本発明の目的が損なわれない範囲で、所望により各種添加剤、例えば架橋剤、防腐・防かび剤、凍結融解安定剤、防錆剤、可塑剤、高沸点溶剤、顔料、充填剤などを含有させることができる。
本発明の粘着シートは、基材シートと、その一方の面に、前述の本発明の粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を有している。
前記基材シートとしては特に制限はなく、従来、粘着シートの基材シートとして慣用されているものの中から任意のものを適宜選択して用いることができる。例えば、紙、合成紙、プラスチックシートなどが用いられる。ここで、紙基材としては、上質紙、アート紙、コート紙、クラフト紙などが挙げられ、さらにこれらの紙にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙などが挙げられる。
合成紙は、熱可塑性樹脂と無機充填剤との組合わせにより表層を紙化したものであって、印刷性に優れている。この熱可塑性樹脂合成紙としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂合成紙などを用いることができる。
一方、プラスチックシートとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、各種オレフィン系共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素系樹脂、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セロハンなどのセルロース系樹脂、及びこれらの樹脂の混合物又は積層物からなるシートを挙げることができる。
前記基材シートの厚さは、使用目的や状況に応じて適宜定めればよいが、通常10〜250μm、好ましくは25〜100μmの範囲である。
また、この基材シートとしてプラスチックシートを用いる場合には、その片面又は両面に、その上に設けられる層との接着性を向上させる目的で、所望により、サンドブラストや溶剤処理などによる凹凸化処理、あるいはコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン・紫外線照射処理、火炎処理、クロム酸処理、熱風処理などの酸化処理などを施すことができる。また、プライマー処理を施すこともできる。
本発明の粘着シートにおいては、基材シートの一方の面に、前述の本発明の粘着剤組成物を用い、厚さが通常5〜100μm、好ましくは10〜60μmの範囲にある粘着剤層が設けられる。この粘着剤層を設ける方法としては、例えば基材シートの一方の面に、当該粘着剤組成物を、公知の方法で直接塗布して粘着剤層を設ける方法、あるいは剥離シート上に当該粘着剤組成物を、公知の方法で塗布して粘着剤層を設けたのち、これを基材シートの片面に貼着し、該粘着剤層を転写する方法などを用いることができる。
なお、粘着剤組成物の塗布方法としては、例えばグラビヤロールコーター、リバースロールコーター、キスロールコーター、ディップロールコーター、バーコーター、ナイフコーター、スプレーコーターなどを用いる方法を挙げることができる。
本発明の粘着シートにおいては、このようにして形成された粘着剤層の上に、所望により剥離シートを設けることができる。この剥離シートとしては、例えばグラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラフト紙、上質紙などの紙にポリエチレン樹脂などをラミネートしたラミネート紙、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリオレフィンなどのプラスチックフィルムに、フッ素樹脂やシリコーン樹脂などの剥離剤を乾燥質量量で0.1〜3g/m2 程度になるように塗布し、熱硬化や紫外線硬化などによって剥離層を設けたものなどが挙げられる。この剥離層の厚さについては特に制限はないが、通常25〜200μmの範囲である。なお、前記粘着剤層の形成において、転写法を採用する場合は、使用した剥離シートは、そのまま貼着しておけばよい。
本発明の粘着シートにおいては、低温環境下(5℃)におけるポリエチレン板に対する粘着力、ポリエチレン板の結露面に対する初期粘着力、ポリエチレン板に対する24時間後の耐水粘着力が、それぞれ5N/25mm以上であり、かつ径15mmのポリエチレン製丸棒に対する浮きが7日後で2mm以下であることが、低温粘着性、結露面粘着性、耐水粘着性及び曲面貼付性を満足させる上から好ましい。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、各例で得られた粘着シートの性能は、以下に示す要領に従って評価した。
(1)粘着力
粘着シートを、ポリエチレン板(日本テストパネル標準試験板)に23℃、50%RH環境下にて接着させて、JIS Z 0237の粘着力の測定法に準じて180度剥離強度を測定した。
(2)低温粘着力
粘着シートを、ポリエチレン板(日本テストパネル標準試験板)に5℃、30%RH環境下にて貼付し、JIS Z 0237の粘着力の測定法に準じて、30分後の180度剥離強度を測定した。
(3)結露面粘着力
ポリエチレン板(日本テストパネル標準試験板)を恒温槽(ヤマト科学社製「Lo−Temp INCUBATOR YY−017」)にて、−20℃で24時間放置したのち、取り出し、23℃、50%RH環境下にて30秒間放置して測定面を結露させる。この結露面へ粘着シートを貼付し、その直後の180度剥離強度を、JIS Z 0237の粘着力の測定法に準じて測定した。
(4)耐水粘着力
粘着シートを、ポリエチレン板(日本テストパネル標準試験板)に23℃、50%RH環境下にて接着させて、24時間後に40℃の温水へ浸漬させ、さらに24時間放置する。取り出し後、直ちに23℃、50%RH環境下にて、JIS Z0237の粘着力の測定法に準じて、180度剥離強度を測定した。
(5)曲面貼付性
25mm幅の粘着シートを、径15mmのポリエチレン製丸棒に、円周の7/10が蔽われるように(粘着シートの長さ:15mm×π×7/10=33mm)、23℃、50%RH環境下にて貼付したのち、23℃、50%RH環境下にて7日間放置後の浮き〔ポリエチレン製丸棒から剥がれた粘着シートの端からの長さ:片側)を測定し、下記の判定基準に従って曲面貼付性を評価した。
○:0〜2mmの浮き(実用上問題ないレベル)
△:3〜5mmの浮き(用途、基材などにより実用上問題が起こるレベル)
×:6mm〜全面浮き(問題が起こるレベル)
実施例1
(1)粘着剤組成物の調製
芳香族変性テルペン樹脂[ヤスハラケミカル社製、商品名「YS RESIN TO−105」]7質量部を溶解させたアクリル酸2−エチルヘキシル28質量部、アクリル酸ブチル70質量部及びアクリル酸2質量部の単量体混合物と、アニオン系反応性界面活性剤[第一工業製薬社製、商品名「ニューフロンティアA−229E」]1質量部、25質量%アンモニア水適当量、過硫酸アンモニウム0.4質量部及びイオン交換水43質量部を乳化処理して、プレエマルジョンを作製した。
攪拌機、温度計、還流冷却器、滴下ロートを備えた反応容器に、イオン交換水55質量部を仕込み、攪拌しながら昇温した。温度が80℃になった時点で、過硫酸アンモニウム0.1質量部を添加し、さらに前記プレエマルジョンを、反応容器の内温を80℃に維持しながら、2時間を要して滴下した。滴下終了後、1時間目及び2時間目に、それぞれ過硫酸アンモニウム1質量部ずつ添加し、重合を完結させ、アクリル系エマルジョン型粘着剤を得た。
このアクリル系エマルジョン型粘着剤に、その固形分100質量部に対し、重合ロジンエステル系粘着付与剤[荒川化学社製、商品名「ベンセルD−125」、軟化点125℃]7質量部を添加し、粘着剤組成物を調製した。
(2)粘着シートの作製
上記(1)で得られた粘着剤組成物を、剥離シート[リンテック社製、商品名「SP−8Kアオ」]上に乾燥後の厚さが20μmになるように塗布し、90℃で1分間乾燥させたのち、坪量84.9g/m2のキャストコート紙[日本製紙社製、商品名「エスプリコートTMF(L)」]に貼り合わせて粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
実施例2
実施例1(1)において、粘着付与剤として、重合ロジンエステル系粘着付与剤「ベンセルD−125」の代わりに、ロジン変性フェノール樹脂系粘着付与剤[ハリマ化成社製、商品名「ハリエスターSK−508H、軟化点130℃」を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
実施例3
実施例1(1)において、反応性界面活性剤として、アニオン系反応性界面活性剤「ニューフロンティアA−229E」の代わりに、ノニオン系反応性界面活性剤[第一工業製薬社製、商品名「アクアロンRN−10」]を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
実施例4
実施例1(1)において、アニオン系反応性界面活性剤「ニューフロンティアA−229E」の量を3質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
比較例1
実施例1(1)において、乳化重合で粘着付与剤を存在させることなく、エマルジョン化された「YS RESINTO−105、軟化点105℃」を同量、アクリル系エマルジョン型粘着剤に後添加した以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
比較例2
実施例1(1)において、重合ロジンエステル系粘着付与剤「ベンセルD−125」の量を1質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
比較例3
実施例1(1)において、重合ロジンエステル系粘着付与剤「ベンセルD−125」の量を15質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
比較例4
実施例1(1)において、重合ロジンエステル系粘着付与剤「ベンセルD−125」の代わりに、テルペンフェノール系粘着付与剤[ヤスハラケミカル社製、商品名「ナノレットR−1050」、軟化点105℃]を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
比較例5
実施例2において、アニオン系反応性界面活性剤「ニューフロンティアA−229E」の代わりに、非反応性界面活性剤[花王社製、商品名「エマルゲン920」]を用いた以外は、実施例2と同様にして粘着剤組成物を調製し、さらに粘着シートを作製した。
第1表に粘着剤組成物の調製における概略条件を示すと共に、第2表に粘着シートの性能評価結果を示す。
Figure 2005220295
[注]
1)エチレン性不飽和単量体100質量部に対する質量部である。
2)乳化重合で得られたアクリル系エマルジョン型粘着剤の固形分100質量部に対する質量部である。
Figure 2005220295
本発明の粘着剤組成物は、アクリル系エマルジョン型粘着剤を含むものであって、環境にやさしく、かつ低温粘着力、結露面粘着力、耐水粘着力及び粘着シートに用いた場合の曲面貼付性に優れ、この粘着剤組成物を用いて得られた粘着シートは、上記特性を有することから、特に冷凍食品などのラベルとして好適に用いられる。

Claims (3)

  1. (A)反応性界面活性剤の存在下に、エチレン性不飽和単量体と粘着付与剤とを含む混合物を乳化重合させて得られたアクリル系エマルジョン型粘着剤と、該粘着剤の固形分100質量部当たり、(B)軟化点100℃以上のロジン系粘着付与剤3〜10質量部を含むことを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 反応性界面活性剤の使用量が、エチレン性不飽和単量体100質量部に対し、0.5〜4.5質量部である請求項1に記載の粘着剤組成物。
  3. 基材シートと、その一方の面に、請求項1又は2記載の粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層を有することを特徴とする粘着シート。
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