JP2005219753A - カップ包装用マルチパック - Google Patents

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JP2005219753A
JP2005219753A JP2004026656A JP2004026656A JP2005219753A JP 2005219753 A JP2005219753 A JP 2005219753A JP 2004026656 A JP2004026656 A JP 2004026656A JP 2004026656 A JP2004026656 A JP 2004026656A JP 2005219753 A JP2005219753 A JP 2005219753A
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JP
Japan
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cup
bottom wall
side plate
wall
multipack
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JP2004026656A
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Masayoshi Otani
昌義 大谷
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】構造的に安定し、カップが確実に保持されるマルチパックを提供する。
【解決手段】底壁1、側壁2及び天壁3,4を連設して複数のカップCを包み込むマルチパックにおいて、側壁2から底壁1及び天壁3,4の稜部にかけてテーパ状に傾斜した複数本の切目線5を入れ、隣り合う切目線5の間に各カップCに対応した側板6を形成し、側板6と底壁1及び天壁3,4との稜線7,8を一定幅ずつ交互にずらし、この稜線7,8に沿った折り曲げに伴い、隣り合う側板6を交互に逆方向に傾斜させて、側板6の揺動を防止すると共に、カップCの移動を抑制する。また、側板6にカップCの大径側が嵌め込まれる嵌合穴9を設け、底壁1にカップCの小径側に係合する切起片11を設けて、カップCを確実に固定する。
【選択図】図4

Description

この発明は、複数個のカップ容器を纏めて包装するマルチパックに関するものである。
一般に、カップ入りの食品を製造工場から小売店へ配送する際には、複数個のカップを纏めて段ボール製のマルチパックで包装する。このマルチパックには、底壁、側壁及び天壁を順次連設し、カップを包み込むように折り曲げて、両側壁を直立させ、四角筒状のスリーブとしたものが使用されている。
しかしながら、上記のようなマルチパックでは、両側壁が揺動しやすく、形状が不安定となり、強い外力が作用すると、カップが側壁で押圧されて変形する恐れがある。また、両端の開口面からカップが飛び出しやすいという問題もある。
そこで、この発明は、構造的に安定し、カップが確実に保持されるマルチパックを提供しようとするものである。
上記のような課題を解決するため、この発明は、底壁、側壁及び天壁を連設して複数のカップを包み込むマルチパックにおいて、側壁から底壁及び天壁の稜部にかけてテーパ状に傾斜した複数本の切目線を入れ、隣り合う切目線の間に各カップに対応した側板を形成し、側板と底壁及び天壁との稜線を一定幅ずつ交互にずらし、この稜線に沿った折り曲げに伴い、隣り合う側板を交互に逆方向に傾斜させたのである。
また、前記側板にカップの大径側が嵌め込まれる嵌合穴を設け、さらに、前記嵌合穴の端縁に、底壁又は天壁から張り出す膨出部を設けたのである。そのほか、前記底壁又は天壁に、カップの小径側に係合する切起片を設けたのである。
上記のように、側壁に複数本の切目線を入れ、隣り合う切目線間に各カップに対応する側板を形成し、これらの側板を交互に逆方向に傾斜させると、側板の揺動が抑制されて、構造が堅固になると共に、カップの移動が抑制され、両端開口面からのカップの飛び出しが防止される。
また、前記側板にカップの大径側が嵌め込まれる嵌合穴を設けると、カップが大径側で確実に固定され、さらに、前記嵌合穴の端縁に、底壁又は天壁から張り出す膨出部を設けると、嵌合穴から突出したカップのフランジ部分が保護される。
そのほか、前記底壁又は天壁に、カップの小径側に係合する切起片を設けると、カップが小径側でも確実に固定され、カップのがたつきが防止される。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、このマルチパックのブランクでは、底壁1の両側に側壁2が連設され、一方の側壁2には長い天壁3が、他方の側壁2には短い天壁4がそれぞれ連設されている。各側壁2には、底壁1及び天壁3,4の稜部にかけて、テーパ状に傾斜した2本の切目線5が入れられ、隣り合う切目線5の間に各カップに対応した側板6が形成されている。これらの側板6と底壁1及び天壁3,4との境界には、押罫から成る稜線7,8が入れられ、この稜線7,8は、側板6ごとに一定幅ずつ交互にずらされている。
また、各側板6には、カップの大径側が嵌め込まれる三角状の嵌合穴9が設けられ、さらに、各嵌合穴9の端縁には、底壁1又は天壁3,4から張り出す弧状の膨出部10が設けられている。そのほか、底壁1には、カップの小径側に係合する先広がりの切起片11が内向きの切込により設けられている。
このようなブランクを組み立てて、6個のカップ入り食品を包装する際には、図2に示すように、底壁1上に6個のカップCを3個ずつ2列に並べる。このとき、両側のカップCは正立させ、中間のカップCは、上下を反転させて伏せておく。
次に、図3に示すように、底壁1から一対の側壁2及び天壁3,4を稜線7,8に沿ってカップCを包み込むように折り曲げ、図4に示すように、天壁4に天壁3を重ねて貼り合わせる。そして、切起片11を底面側から押し込んで起立させ、端面開口側から折目の反発によりカップCの小径側に係合させる。
上記のようにカップCを包装すると、隣り合う側板6が交互に逆方向に傾斜するので、側板6の揺動が抑制されて、構造が堅固になると共に、カップCの移動が抑制され、両端開口面からのカップCの飛び出しが防止される。
また、側板6の嵌合穴9にカップCの大径側が嵌め込まれて、カップCが大径側で確実に固定されると共に、切起片11の係合によりカップCが小径側でも確実に固定されるので、カップCのがたつきが防止される。
そのほか、嵌合穴9の端縁に、底壁1又は天壁3,4から張り出す膨出部10を設けているので、嵌合穴9から突出したカップCのフランジ部分が保護される。
さらに、このマルチパックでは、カップCを上下交互に向きを変えて隙間なく収納しているので、外径寸法が小さくなり、包装材料の消費量を削減できるほか、輸送時のスペース効率が向上し、物流コストを抑制することができる。
なお、商品の性質上、カップCを上下反転させられない場合には、中間の側板6の幅をやや広げて、全てのカップCを正立状態で包装できるようにしてもよい。
また、底壁1の一対の辺だけでなく、他対の辺にも側壁2及び天壁3,4を連設し、縦横両方向に3個以上のカップCを配列できるようにしてもよい。
この発明の実施形態に係るマルチパックのブランクを示す図 同上のカップ載置状態を示す斜視図 同上のカップ包込過程を示す斜視図 同上のカップ包装状態を示す斜視図
符号の説明
1 底壁
2 側壁
3,4 天壁
5 切目線
6 側板
7,8 稜線
9 嵌合穴
10 膨出部
11 切起片

Claims (4)

  1. 底壁、側壁及び天壁を連設して複数のカップを包み込むマルチパックにおいて、側壁から底壁及び天壁の稜部にかけてテーパ状に傾斜した複数本の切目線を入れ、隣り合う切目線の間に各カップに対応した側板を形成し、側板と底壁及び天壁との稜線を一定幅ずつ交互にずらし、この稜線に沿った折り曲げに伴い、隣り合う側板を交互に逆方向に傾斜させたことを特徴とするカップ包装用マルチパック。
  2. 前記側板にカップの大径側が嵌め込まれる嵌合穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカップ包装用マルチパック。
  3. 前記嵌合穴の端縁に、底壁又は天壁から張り出す膨出部を設けたことを特徴とする請求項2に記載のカップ包装用マルチパック。
  4. 前記底壁又は天壁に、カップの小径側に係合する切起片を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカップ包装用マルチパック。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106697569A (zh) * 2016-12-13 2017-05-24 浙江理工大学 一种集缓冲包装与销售包装于一体的玻璃杯包装盒

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CN106697569A (zh) * 2016-12-13 2017-05-24 浙江理工大学 一种集缓冲包装与销售包装于一体的玻璃杯包装盒

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