JP2005219539A - 車両のパワーステアリング装置 - Google Patents

車両のパワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005219539A
JP2005219539A JP2004027079A JP2004027079A JP2005219539A JP 2005219539 A JP2005219539 A JP 2005219539A JP 2004027079 A JP2004027079 A JP 2004027079A JP 2004027079 A JP2004027079 A JP 2004027079A JP 2005219539 A JP2005219539 A JP 2005219539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
front wheel
vehicle
resonance condition
power steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004027079A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Matsumura
修二 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004027079A priority Critical patent/JP2005219539A/ja
Publication of JP2005219539A publication Critical patent/JP2005219539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】ステアリング系の操舵系に生じるフラッタを精度良く検出し、確実にフラッタを抑制する。
【解決手段】制御装置のフラッタ防止は、車速が高速の場合で、左前輪力検出センサと右前輪力検出センサで検出される、左前輪と右前輪のそれぞれに上下方向に作用する力、或いは、左前輪と右前輪のそれぞれに前後方向に作用する力、或いは、左前輪と右前輪のそれぞれの回転トルクのフィルタ処理による15〜20Hzの周波数成分のレベルが閾値の領域を超えており、且つ、共に逆位相の関係にあるときに共振条件が満足される。こうして共振条件が満足されると、予め設定しておいた周波数で、共振と判定された信号のうち低い方の信号と同じレベルのキャンセル信号が生成され、モータ指示電流変換部に共振周波数と逆位相のタイミングで出力される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング操舵系に生じるフラッタを抑制する車両のパワーステアリング装置に関する。
一般に、車両の高速走行時においては、タイヤのアンバランス等を原因として、フラッタと称されるステアリング振動が発生することがある。
このようなフラッタを防止する技術として、例えば、特開平6−206550号公報では、タイロッド軸力を直接検出することによりフラッタを検出し、ステアリングホイールの周方向の振動として発生するフラッタが予測されたときに、このフラッタを収束させるようにアクチュエータを作動させるステアリング操舵系のフラッタ防止装置が開示されている。
特開平6−206550号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示される技術では、フラッタを検出する際に、タイロッド軸力を直接検出するようになっているため、フラッタ以外の振動、例えば、道路を走行する際の路面によるノイズの影響を受けてフラッタ状態を誤検出してしまう可能性がある。そして、このような誤検出によりフラッタを収束させようとしてシステムが作動すると、振動が収束することなく逆に発散してしまう虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ステアリング系の操舵系に生じるフラッタを精度良く検出し、確実にフラッタを抑制することが可能な車両のパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、左前輪の予め設定した方向に作用する第1の力を検出する左前輪力検出手段と、右前輪の上記予め設定した方向に作用する第2の力を検出する右前輪力検出手段と、上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分が予め設定した共振条件を満足するか否かを判定する共振条件判定手段と、上記共振条件判定手段で上記共振条件を満足すると判定した際に、上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分の共振状態に応じて該共振状態を解除するキャンセル信号を生成し、操舵力に対するアシスト力を付加するアシスト力付加手段に対して上記キャンセル信号を付加させるキャンセル信号生成出力手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による車両のパワーステアリング装置は、ステアリング系の操舵系に生じるフラッタを精度良く検出し、確実にフラッタを抑制することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図6は本発明の実施の形態を示し、図1はパワーステアリング装置を備えた車両の概略図、図2はパワーステアリング制御装置の機能ブロック図、図3はフラッタ防止プログラムのフローチャート、図4は電動パワーステアリング目標値作成を説明する特性図、図5はフラッタを判定する共振条件の説明図、図6はトルク制御指示値とモータ指示電流の関係を示す説明図である。
図1において、符号1は自動車等の車両であり、この車両1には、ステアリング系の操舵系に生じるフラッタを防止可能なパワーステアリング装置2が搭載されている。
このため、車両1の前輪操舵部3は、電動パワーステアリングモータ4や図示しないウォームギヤ、リダクションギヤ等を備えた周知の電動パワーステアリング機構で構成されており、左前輪5fl,右前輪5frとリンク機構で接続されている。
パワーステアリング装置2の主要な制御、すなわち、パワーステアリングのアシスト力の決定、後述するフラッタの防止、及び、電動パワーステアリングモータ4の駆動制御を行う制御装置6には、4輪5fl,5fr,5rl,5rrの車輪速ωfl,ωfr,ωrl,ωrrを検出する車輪速センサ21fl,21fr,21rl,21rrが接続されている。また、制御装置6には、操舵トルクTdを検出する操舵トルクセンサ22が接続されている。
更に、車両1の左前輪5flには、アクスルと連結したハウジング7flに、左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクを第1の力としてそれぞれ独立して検出する左前輪力検出手段としての左前輪力検出センサ23flが埋設されており、この左前輪力検出センサ23flからの各力を示す信号は制御装置6に入力される。
また、車両1の右前輪5frには、アクスルと連結したハウジング7frに、右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクを第2の力としてそれぞれ独立して検出する右前輪力検出手段としての右前輪力検出センサ23frが埋設されており、この右前輪力検出センサ23frからの各力を示す信号は制御装置6に入力される。
制御装置6は、図2に示すように、車速演算部6a、電動パワーステアリング目標値作成部6b、フィルタ処理部6c,6d、共振条件判定部6e、キャンセル信号生成部6f、モータ指示電流変換部6g、電流制御部6h、駆動信号発生部6i、電流検出部6jから主要に構成されている。
車速演算部6aは、4輪の車輪速センサ、すなわち各車輪速度センサ21fl,21fr,21rl,21rrから4輪5fl,5fr,5rl,5rrの各車輪速度ωfl,ωfr,ωrl,ωrrが入力され、例えばこれらの平均を演算することにより車速V(=(ωfl,ωfr,ωrl,ωrr)/4)を演算し、電動パワーステアリング目標値作成部6b、及び、共振条件判定部6eに出力する。尚、車速演算部6aは、車速メータから車速信号を入力し、これを電動パワーステアリング目標値作成部6b、及び、共振条件判定部6eに出力するようにしても良い。
電動パワーステアリング目標値作成部6bは、操舵トルクセンサ22から操舵トルクTdが入力され、車速演算部6aから車速Vが入力される。そして、例えば、図4(a)に示すような、予め記憶しておいた電動パワーステアリング目標値の基本アシスト量Tbと操舵トルクTdの特性マップから基本アシスト量Tbを求める。そして、図4(b)に示すような、予め記憶しておいた車速係数Kbと車速Vの特性マップから車速係数Kbを求め、これら基本アシスト量Tbと車速係数Kbとを乗算してアシストトルクThを演算する(Th=Tb・Kb)。こうして演算したアシストトルクThはモータ指示電流変換部6gに出力される。
フィルタ処理部6cは、左前輪力検出センサ23flから左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれが入力され、フィルタ処理により15〜20Hzの周波数成分が抽出され、この15〜20Hzの周波数のフィルタ処理された各値は、共振条件判定部6eとキャンセル信号生成部6fとに出力される。
フィルタ処理部6dは、右前輪力検出センサ23frから右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれが入力され、フィルタ処理により15〜20Hzの周波数成分が抽出され、この15〜20Hzの周波数のフィルタ処理された各値は、共振条件判定部6eとキャンセル信号生成部6fとに出力される。
共振条件判定部6eは、車速演算部6aから車速Vが、フィルタ処理部6cから左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれのフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値が、フィルタ処理部6dから右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれのフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値が入力される。
そして、車速Vが高速(例えば、100km/h〜140km/h)の場合に、まず、フィルタ処理部6cからの左前輪5flに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値のレベルとフィルタ処理部6dからの右前輪5frに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値のレベルの両方が共に、予め設定しておいた閾値C2の領域(+C2〜−C2の領域)を超えているか否か判定する。尚、この閾値C2は、予め実験等により設定した通常の値C1に対して絶対値が20〜50%高い値に設定される(図5(a)、図5(b)参照)。こうして、両方のフィルタ処理値のレベルが閾値C2の領域を超えていると判定した場合(図5の破線の場合)には、両方のフィルタ処理値を加算し、その結果が略0、すなわち位相が略逆位相か否か判定する。そして、逆位相である場合は、フィルタ処理部6cからの左前輪5flに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とフィルタ処理部6dからの右前輪5frに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とは共振条件を満足すると判定し、キャンセル信号生成部6fに信号出力する。
また、フィルタ処理部6cからの左前輪5flに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とフィルタ処理部6dからの右前輪5frに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値が、上述の共振条件を満足していない場合には、上述と同様の判定を、フィルタ処理部6cからの左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とフィルタ処理部6dからの右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とで行う。
また、この車両前後方向に作用する力同士の判定でも上述の共振条件を満足していない場合には、上述と同様の判定を、フィルタ処理部6cからの左前輪5flに対する回転トルクのフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とフィルタ処理部6dからの右前輪5frに対する回転トルクのフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とで比較判定する。
尚、車両によっては、本実施の形態のように3つの比較判定を行うことなく、何れか1つの比較で判定するようにしても良く、また、何れか2つの比較で判定するようにしても良い。更に、比較判定する順番は、本実施の形態に限定するものではない。
このように、共振条件判定部6eは、共振条件判定手段として設けられている。
キャンセル信号生成部6fは、フィルタ処理部6cから左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれのフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値が、フィルタ処理部6dから右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれのフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値が、共振条件判定部6eから共振条件の判定結果が入力される。
そして、共振条件判定部6eから共振条件を満足しているとの判定結果が入力された場合には、予め設定しておいた周波数(例えば、27Hz)で、共振と判定された信号のうち低い方の信号と同じレベルの信号が生成され、モータ指示電流変換部6gに共振周波数と逆位相のタイミングで出力される。例えば、左前輪5flに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値とフィルタ処理部6dからの右前輪5frに対する車両上下方向に作用する力のフィルタ処理された15〜20Hzの周波数の値の比較で共振条件を満足した場合には、これら信号のうち、低い方のレベルの信号と同じレベルで、周波数27Hzのキャンセル信号が生成される。尚、キャンセル信号は、低い方のレベルの信号とすることなく、2つの信号レベルの平均レベルとしても良い。このようにキャンセル信号生成部6fは、キャンセル信号生成出力手段として設けられている。
モータ指示電流変換部6gは、電動パワーステアリング目標値作成部6bからアシストトルクThが、キャンセル信号生成部6fから場合に応じてキャンセル信号が入力される。そして、まず、アシストトルクThを、例えば図6に示すような、予め設定しておいたマップを参照してモータ指示電流に変換し、キャンセル信号が入力されている場合には、このモータ指示電流にキャンセル信号を加算して、電流制御部6h、駆動信号発生部6iを介して電動パワーステアリングモータ4に電流を出力する。尚、駆動信号発生部6iから出力される電流値は、電流検出部6jにより検出され、モータ指示電流変換部6gで変換した電流値が出力されているかモニタリングされる。
このように、本実施の形態においては、電動パワーステアリングモータ4、電動パワーステアリング目標値作成部6b、モータ指示電流変換部6g、電流制御部6h、駆動信号発生部6i、電流検出部6jによりアシスト力付加手段が構成されている。
次に、フィルタ処理部6c,6d、共振条件判定部6e、キャンセル信号生成部6fで実行されるフラッタ防止プログラムについて、図3のフローチャートで説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、フィルタ処理部6cは、左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれから、フィルタ処理により15〜20Hzの周波数成分を抽出する。また、フィルタ処理部6dは、右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクのそれぞれから、フィルタ処理により15〜20Hzの周波数成分を抽出する。
次に、S102に進み、車速Vが高速、すなわち、100km/h以上て140km/h以下の領域にあるか否か判定し、車速Vが高速ではない場合にはそのままプログラムを抜け、車速Vが高速である場合はS103に進む。
S102で、車速Vが高速と判定されS103に進むと、上下方向の左前輪5flと右前輪5frのそれぞれに作用する力のフィルタ処理による15〜20Hzの周波数成分が上述した共振条件を満足しているか否かを判定し、共振条件を満足している場合にはS106へとジャンプし、共振条件を満足していない場合にはS104に進む。
S103の判定の結果、上下方向のフィルタ処理による15〜20Hzの周波数成分が上述した共振条件を満足していないと判定され、S104に進むと、前後方向の左前輪5flと右前輪5frのそれぞれに作用する力のフィルタ処理による15〜20Hzの周波数成分が上述した共振条件を満足しているか否かを判定し、共振条件を満足している場合にはS106へとジャンプし、共振条件を満足していない場合にはS105に進む。
S104の判定の結果、前後方向のフィルタ処理による15〜20Hzの周波数成分が上述した共振条件を満足していないと判定され、S105に進むと、左前輪5flと右前輪5frのそれぞれの回転トルクのフィルタ処理による15〜20Hzの周波数成分が上述した共振条件を満足しているか否かを判定し、共振条件を満足している場合にはS106へ進み、共振条件を満足していない場合にはプログラムを抜ける。尚、上述のS102〜S105における判定処理は、共振条件判定部6eにより実行される判定である。
S103、S104、S105の何れかからS106に進むと、キャンセル信号生成部6fは、予め設定しておいた周波数(例えば、27Hz)で、左前輪5flと右前輪5frの共振と判定された信号のうち低い方の信号と同じレベルの信号をキャンセル信号として生成する。
そして、S107に進んで、S106で生成したキャンセル信号をモータ指示電流変換部6gに共振周波数と逆位相のタイミングで出力し、プログラムを抜ける。
このように本実施の形態によれば、ステアリング操舵系に生じるフラッタを最も起振源に近いところで検出し収束させるようにするので、路面状況により発生する振動等でフラッタを誤検出することが無く、ステアリング系の操舵系に生じるフラッタを精度良く検出し、確実にフラッタを抑制することが可能となる。そして、フラッタをターゲットとする共振周波数を参照した確実な制御となるため、フラッタ誤検出によるシステム作動による発散を生じることも無い。
尚、本発明の実施の形態では、フラッタを検出する際、左前輪力検出センサ23flから左前輪5flに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルク、及び、右前輪力検出センサ23frから右前輪5frに対する車両前後方向に作用する力と車両上下方向に作用する力と回転トルクの信号をそれぞれフィルタリングして15〜20Hzの信号を抽出し比較するようにしているが、公知のFFT(Fast Fourier Transform )により周波数分析を行い、15〜20Hzの信号のピーク値や分布量を比較して、これらが共に予め設定しておいた閾値を超え、且つ、逆位相の関係であるときに共振条件を満足するとしても良い。
パワーステアリング装置を備えた車両の概略図 パワーステアリング制御装置の機能ブロック図 フラッタ防止プログラムのフローチャート 電動パワーステアリング目標値作成を説明する特性図 フラッタを判定する共振条件の説明図 トルク制御指示値とモータ指示電流の関係を示す説明図
符号の説明
1 車両
2 パワーステアリング装置
3 前輪操舵部
4 電動パワーステアリングモータ(アシスト力付加手段)
5fl 左前輪
5fr 右前輪
6 制御装置
6a 車速演算部
6b 電動パワーステアリング目標値作成部(アシスト力付加手段)
6c フィルタ処理部
6d フィルタ処理部
6e 共振条件判定部(共振条件判定手段)
6f キャンセル信号生成部(キャンセル信号生成出力手段)
6g モータ指示電流変換部(アシスト力付加手段)
6h 電流制御部(アシスト力付加手段)
6i 駆動信号発生部(アシスト力付加手段)
6j 電流検出部(アシスト力付加手段)
21fl,21fr,21rl,21rr 車輪速センサ
22 操舵トルクセンサ
23fl 左前輪力検出センサ(左前輪力検出手段)
23fr 右前輪力検出センサ(右前輪力検出手段)
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (4)

  1. 左前輪の予め設定した方向に作用する第1の力を検出する左前輪力検出手段と、
    右前輪の上記予め設定した方向に作用する第2の力を検出する右前輪力検出手段と、
    上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分が予め設定した共振条件を満足するか否かを判定する共振条件判定手段と、
    上記共振条件判定手段で上記共振条件を満足すると判定した際に、上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分の共振状態に応じて該共振状態を解除するキャンセル信号を生成し、操舵力に対するアシスト力を付加するアシスト力付加手段に対して上記キャンセル信号を付加させるキャンセル信号生成出力手段とを備えたことを特徴とする車両のパワーステアリング装置。
  2. 上記左前輪力検出手段で検出する上記第1の力と上記右前輪力検出手段で検出する上記第2の力の上記予め設定した方向は、車体に対して上下方向と車体に対して前後方向と回転トルクの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載の車両のパワーステアリング装置。
  3. 上記共振条件判定手段での上記予め設定した共振条件は、車速が予め設定しておいた範囲内であり、上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分のレベルが共に予め設定した閾値を超え、且つ、上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分の位相が略逆位相状態となった場合であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のパワーステアリング装置。
  4. 上記キャンセル信号生成出力手段で生成する上記キャンセル信号は、上記第1の力と上記第2の力のそれぞれの所定の周波数成分のレベルの平均と低い方のレベルのどちらかを基準に生成することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の車両のパワーステアリング装置。
JP2004027079A 2004-02-03 2004-02-03 車両のパワーステアリング装置 Pending JP2005219539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004027079A JP2005219539A (ja) 2004-02-03 2004-02-03 車両のパワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004027079A JP2005219539A (ja) 2004-02-03 2004-02-03 車両のパワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005219539A true JP2005219539A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34995531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004027079A Pending JP2005219539A (ja) 2004-02-03 2004-02-03 車両のパワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005219539A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014020391A1 (en) 2012-08-03 2014-02-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Steering device, steering control device, and steering control method
DE102016201239A1 (de) 2015-02-04 2016-08-04 Fuji Jukogyo K.K. Lenkvorrichtung

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014020391A1 (en) 2012-08-03 2014-02-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Steering device, steering control device, and steering control method
US9457837B2 (en) 2012-08-03 2016-10-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Steering device, steering control device, and steering control method
DE102016201239A1 (de) 2015-02-04 2016-08-04 Fuji Jukogyo K.K. Lenkvorrichtung
US9802639B2 (en) 2015-02-04 2017-10-31 Subaru Corporation Steering apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10029678B2 (en) Drive control device with traction control function for right-left independent drive vehicle
KR20180015236A (ko) 파워 스티어링 장치 및 파워 스티어링 장치의 제어 장치
JP2010030437A (ja) 平行二輪車の車両状態表示装置及び方法
KR19980018286A (ko) 전기자동차의 견인제어시스템 및 방법
JP4450201B2 (ja) 電気自動車
JP5331074B2 (ja) ステアリング装置
JP2005219539A (ja) 車両のパワーステアリング装置
JP4294415B2 (ja) 車両の路面状態判定装置
JP2011217516A (ja) 車両の制御装置
JP3880638B2 (ja) アンチスキッド制御装置
KR101987710B1 (ko) 조향 장치 및 그 제어 방법
JP2009132344A (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2008184130A (ja) 車両用操舵制御装置
KR101179822B1 (ko) 제동 중 조향 휠의 진동 저감 방법 및 그를 위한전자제어장치
JP4779680B2 (ja) 操舵輪の振動に基づきパワーステアリング装置が制御される車輌
JP5004798B2 (ja) 自動車の制御方法、自動車の制御装置及び自動車
JP4479228B2 (ja) 車輪加速度検出装置
JP3261026B2 (ja) ヨーレートセンサの異常検出装置
JPH1029519A (ja) 四輪駆動車のアンチスキッド制御装置
JP2010115098A (ja) 電気自動車の車両制御装置及び電気自動車の車両制御方法
JP3558664B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2011235743A (ja) 車両用発電サスペンションダンパ装置
WO2024095562A1 (ja) 車両挙動推定方法、車両挙動検出装置、及び、ステアリングシステム
JP4675176B2 (ja) 車両挙動制御装置
JP2635686B2 (ja) 自動車の車体速測定装置