JP2005218739A - パチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、一度に多くのパチンコ球を購入することができるパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】貨幣識別部として紙幣識別部を用いるとともに、パチンコ球の計数手段45は、紙幣識別部からの出力信号に基づいて計数手段45でパチンコ球53を計数して所定数のパチンコ球53を流出口44から流出させた後、パチンコ球53の流出を停止させる停止手段とを有したものである。これにより、一度に多くのパチンコ球を購入することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ台間機等に使用されるパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置に関するものである。
以下、従来のパチンコ球計数部が内蔵された貨幣識別装置について説明する。従来のパチンコ球計数部が内蔵された貨幣識別装置は、貨幣識別部として硬貨識別部が用いられ、この硬貨識別部とパチンコ球計数部とでパチンコ球計数部が内蔵された貨幣識別装置が構成されていた。
即ち、図15に示すように、硬貨識別部は、筐体1の上方に設けられた硬貨の投入口2と、この投入口2に連結して設けられた硬貨の通路3と、この通路3の側壁に設けられた硬貨の識別センサ4と、この識別センサ4に接続された識別回路(図示せず)と、前記通路3の終端に設けられるとともに硬貨の真貨・偽貨の振り分けゲート5と、この真貨・偽貨の振り分けゲート5の下流に設けられた硬貨の金種振り分けゲート6と、この金種振り分けゲート6の一方の下流に設けられた硬貨の出口7と、前記金種振り分けゲート7の他方の下流に設けられた硬貨の出口8とで構成されていた。
また、パチンコ球計数部は、筐体1の上端部に設けられたパチンコ球の入口9と、この入口9に連結して設けられたパチンコ球の通路10と、この通路10の途中に設けられたパチンコ球の計数手段11と、前記通路10の終端に設けられたパチンコ球の流出口12とで構成されていた。
そして、硬貨識別部の識別回路から出力される信号に基づいて、パチンコ球計数部の計数手段でパチンコ球を計数して、流出口12からパチンコ球を流出させていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開平9−35118号公報 特開平8−7149号公報
しかしながらこのような従来のパチンコ球計数部が内蔵された硬貨識別装置では、使用できる貨幣は硬貨であったため小額であり、一度に多くのパチンコ球を購入することはできなかった。
本発明は、この問題を解決したもので、一度に多くのパチンコ球を購入することができるパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置は、貨幣識別部として紙幣識別部を用いるとともに、パチンコ球の計数手段は、前記紙幣識別部からの出力信号に基づいて前記計数手段でパチンコ球を計数して所定数の前記パチンコ球を流出口から流出させた後、前記パチンコ球の流出を停止させる停止手段とを有したものである。
これにより、一度に多くのパチンコ球を購入することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、貨幣識別部と、この貨幣識別部の筐体内に設けられたパチンコ球計数部からなり、前記パチンコ球計数部は、前記筐体の上端部に設けられたパチンコ球の流入口と、この流入口に連結して設けられた前記パチンコ球の通路と、この通路の途中に設けられた前記パチンコ球の計数手段と、前記通路の終端部に設けられた前記パチンコ球の流出口とを備え、前記貨幣識別部には紙幣識別部を用いるとともに、前記計数手段は、前記紙幣識別部からの出力信号に基づいて前記計数手段で前記パチンコ球を計数して所定数の前記パチンコ球を前記流出口から流出させた後、前記パチンコ球の流出を停止させる停止手段とを有するパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、貨幣識別部として紙幣識別部を用いているので、硬貨識別部を用いた従来のパチンコ球計数部が内蔵された硬貨識別装置と比べて一度に多くのパチンコ球を購入することができる。
また、計数手段はパチンコ球を計数して所定数のパチンコ球を流出口から流出させた後、パチンコ球の流出を停止させる停止手段とを有したものであり、パチンコ球の計数とともに停止をもすることができ、装置の小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明の計数手段は、紙幣識別部から着脱可能とした請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、パチンコ球計数部を取り外せば、通常の紙幣識別装置としても使用することができる。従って、同じ生産ラインを用いて、通常の紙幣識別装置とパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置の両方を生産することができる。
請求項3に記載の発明は、パチンコ球の通路が筐体側面側に開口して設けられた請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、パチンコ球の通路が開口しているので、通路の清掃を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、紙幣識別部側に設けられた第1の通路と、この第1の通路に連結するとともにパチンコ球計数部側に設けられた第2の通路と、この第2の通路を挟んで一方に紙幣の搬送手段が設けられるとともに他方にはパチンコ球の通路が設けられた請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、第2の通路を挟んで搬送手段の反対側にパチンコ球の通路が設けられているので、パチンコ球計数部の小型化を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、計数手段とパチンコ球の流入口との間の通路に第1のセンサを設けるとともに前記計数手段と前記パチンコ球の流出口との間に第2のセンサが設けられた請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、計数手段とパチンコ球の流入口との間の通路に第1のセンサが設けられているので、パチンコ球が通路に充填されていないのに計数手段を働かせることはない。また、計数手段とパチンコ球の流出口との間に第2のセンサが設けられているので、流出口側の通路にパチンコ球が詰まっているのに、更に計数手段を働かせることはない。
請求項6に記載の発明は、計数手段と第2のセンサとの距離は、少なくともパチンコ球2個以上離された請求項5に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、流出口側の通路にパチンコ球が詰まっているにもかかわらず、計数後のパチンコ球のバウンドで第2のセンサが誤動作することはない。
請求項7に記載の発明の計数手段は、モータと、このモータに連結されたウオームギアと、このウオームギアに連結されるとともにパチンコ球の通路に突出して前記パチンコ球を1個ずつ搬送する歯が設けられた玉切盤と、前記歯の通過を計数するセンサとで形成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、ウオームギアを用いているので、小さな力のモータでも大きな駆動力と停止力を得ることができる。また、ウオームギアを用いているので、パチンコ球の払い出しを停止させる停止手段を容易に実現することができる。更に、ウオームギアを用いているので、パチンコ球の静かな払い出し動作が実現できる。
請求項8に記載の発明は、玉切盤に設けられた歯は、パチンコ球と当接する部分は曲線を有するとともに、反対側は直線形状とし、この直線形状部の通過を計数するようにセンサが設けられた請求項7に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、パチンコ球と当接する部分は曲線が形成されているので、歯への応力の集中が生ずることはなく玉切盤の長寿命化を図ることができる。また曲線で形成された歯の反対側は直線形状としているので、通過する歯をセンサで容易に計数することができる。
請求項9に記載の発明の計数手段は、ソレノイドと、このソレノイドに連結するとともにパチンコ球の通路に突出して前記パチンコ球を1個ずつ搬送するレバーとで構成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、簡単な構成で計数手段を実現することができるので、低価格化を図ることができる。
請求項10に記載の発明の計数手段は、モータと、このモータに連結するとともにパチンコ球の通路に突出して前記パチンコ球を1個ずつ搬送するウオームとで構成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、パチンコ球の計数と停止をウオームで直接制御しているので、構成を簡単にすることができる。また、ウオームを用いているので、小さな力のモータでも大きな駆動力と停止力を得ることができる。更に、ウオームを用いているので、パチンコ球の払い出しを停止させる停止手段を容易に実現することができる。更にまた、ウオームを用いているので、パチンコ球の静かな払い出し動作を実現することができる。
請求項11に記載の発明の紙幣識別部は、紙幣の挿入口と、この挿入口に連結して設けられた紙幣の通路と、この通路に挿入された紙幣を搬送する搬送手段と、前記通路の壁面に設けられたセンサと、このセンサに接続された増幅器と、この増幅器の出力に接続されたA/D変換器と、このA/D変換器の出力に接続された周波数分析器と、この周波数分析器の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には基準値が格納されたメモリが接続された比較器と、この比較器の出力が接続された判定器とを備え、前記周波数分析器で前記A/D変換器からの出力信号をフーリエ変換して、このフーリエ変換波形に基づいて紙幣の真偽を判別する請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、センサからのアナログ出力をA/D変換器でデジタル量に変換しその後フーリエ変換するので、入力された振幅情報は周波数情報に変換される。従って、このように周波数情報を用いることにより、たとえ遊技場のように照明の強く且つ照度が変化する場所で使用しても、その影響を大幅に軽減することができる。従って、識別性能が向上する。
また、センサや増幅器の経時変化による振幅情報の影響を受けにくくなり、判別能力が向上する。
更に、従来のようにアナログ処理ではなく、デジタル処理となるので、ノイズ等の影響は受けにくくなる。
更にまた、対数増幅器のD/A変換手段によるゲイン調整や直線性の優れたリニア増幅回路等が不要となり、回路の簡素化と小型化を図ることができる。
請求項12に記載の発明は、フーリエ変換波形で、彫刻凹版印刷とドット印刷とを区別する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、フーリエ変換により周波数情報に変換するので、印刷技術による相違を確実に判別することができる。
請求項13に記載の発明は、フーリエ変換波形において、250Hzから1KHzの波形の特徴で挿入口から挿入された紙幣の真偽を判別する請求項12に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、特にこの周波数帯において、彫刻凹版印刷とドット印刷の相違が顕著に表れる。従って、真券と偽券の判別を容易かつ確実に行うことができる。
請求項14に記載の発明は、紙幣の特定の位置におけるフーリエ変換波形に基づいて紙幣の金種を判別する請求項12に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、紙幣の金種情報を示す特定の位置におけるフーリエ変換波形に基づいて金種を判別しているので、正確な紙幣の金種判別ができる。
請求項15に記載の発明は、紙幣の通過時間でフーリエ変換波形を正規化する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、紙幣の通過時間で正規化しているので、搬送速度による誤差がなくなり、正確な判別ができる。
請求項16に記載の発明は、周波数分析器の出力で基準値を補正する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、センサ等の経時変化を補正することができる。
請求項17に記載の発明は、センサには光学センサと磁気センサを用い、この光学センサと磁気センサから出力される信号に基づいて挿入された紙幣を判別する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、紙幣に印刷された模様と磁気の情報を使うので、より正確な真偽判定と金種判定ができる。
請求項18に記載の発明は、通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは1色の発光ダイオードのみで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、フーリエ変換技術を用いることにより1色の発光ダイオードのみで紙幣を識別することができる。従って、小型であり且つ低価格の紙幣識別部を提供することができる。
請求項19に記載の発明は、通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは赤色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、紙幣を使用することにより生ずる紙幣の皺の影響を受け難い紙幣識別部を提供することができる。
請求項20に記載の発明は、通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは赤外光を含む赤色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、低価格で高輝度を有する発光ダイオードを使用することができるので、低価格・高性能の紙幣識別部を提供することができる。
請求項21に記載の発明は、通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは赤外色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、赤外光を用いるので、赤外光による紙幣の識別のみならず、磁気印刷をも検出することができ、発光ダイオードのみで正確な紙幣の識別を行うことができる。
請求項22に記載の発明は、通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは青色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、青色発光ダイオードは波長が短いので、紙質による透過率の相違も検出することができる。従って、青色光による紙幣の識別のみならず、紙質による透過率の相違をも検出することができ、正確な紙幣の識別を行うことができる。
以上のように本発明によれば、貨幣識別部には紙幣識別部を用いるとともに、パチンコ球の計数手段は、前記紙幣識別部からの出力信号に基づいて前記計数手段でパチンコ球を計数して所定数の前記パチンコ球を流出口から流出させた後、前記パチンコ球の流出を停止させる停止手段とを有したパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置であり、貨幣識別部として紙幣識別部を用いているので、硬貨識別部を用いた従来のパチンコ球計数部が内蔵された硬貨識別装置と比べて一度に多くのパチンコ球を購入することができる。
また、計数手段はパチンコ球を計数して所定数のパチンコ球を流出口から流出させた後、パチンコ球の流出を停止させる停止手段とを有したものであり、パチンコ球の計数をするとともに停止をもすることができ、装置の小型化を図ることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。図2において、21は一つのパチンコ台と他のパチンコ台との間に挿入される台間機であり、22はその筐体である。23はこの筐体22の略中央前面に取り付けられた本発明のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置(以下、単に紙幣識別装置という)である。そして、23aは紙幣の挿入口である。24は台間機21へのパチンコ球の流入口であり、25はこの流入口24に連結されるとともに紙幣識別装置23にパチンコ球を導く通路である。
26は、台間機21の下方前面に設けられたパチンコ球の流出口であり、27は紙幣識別装置23から流出口26にパチンコ球を導く通路である。そして、この流出口26に連結してパチンコ球の払い出し部28が設けられている。この払い出し部28は矢印29方向に回動させることにより、パチンコ球を遊戯者に払い出すことができる。図2は遊戯に邪魔にならないようにこの払い出し部28を折り畳んだ図である。
図1は、紙幣識別装置23の側面図である。この紙幣識別装置23は、紙幣識別部とパチンコ球計数部とで構成されている。まず、紙幣識別部から説明する。
図1において、23aは紙幣の挿入口であり、31はこの挿入口23aに連結して設けられた通路である。32は挿入口23aの近傍の通路31の壁面に設けられた入口センサであり、33はベルトとローラで構成された搬送手段である。この搬送手段33は入口センサ32より奥の通路31の壁面に設けられており、挿入口23aから挿入された紙幣を搬送するものである。
34は、搬送手段33上であって通路31の略中央の壁面に設けられたセンサである。このセンサ34は挿入口23aから挿入された紙幣の特徴情報を取り出すものである。35は挿入された紙幣の引き抜きを防止する引き抜き防止レバーであり、36は通路31の終端に連結して設けられた紙幣の出口である。この紙幣の出口36はパチンコ島搬送装置に連結される。
以上のように構成された紙幣識別部において、挿入口23aから挿入された紙幣は通路31を通って入口センサ32で検出される。入口センサ32で紙幣が検出されると搬送手段33が搬送を開始し、紙幣は奥方に搬送される。そして、センサ34で紙幣の特徴が抽出され紙幣の真偽及び金種が識別される。なお、この紙幣の識別の詳細については実施の形態4で説明する。そして、識別された紙幣は引き抜き防止レバー35を通って出口36からパチンコ島搬送装置に向けて流出される。
次に、この紙幣識別装置23に内蔵されたパチンコ球計数部について説明する。41はパチンコ球の流入口であり、紙幣識別装置23の筐体42の奥方上端部に設けられている。この流入口41は台間機21の通路25に連結される。
43は、流入口41に連結して設けられたパチンコ球の通路である。そして、この通路43の終端は、筐体42の奥方下端部に設けられた流出口44に連結されている。なお、この流出口44は台間機21の通路27に連結される。
45は、通路43の中央よりやや下方に設けられた計数手段であり、紙幣識別部から出力される信号に従ってパチンコ球の数を計数して流出口44へパチンコ球を排出するとともに、計数が終了したらパチンコ球の流出を停止させる停止手段をも含んだものである。この計数手段45についての詳細は後述する。
46は、流入口41と計数手段45との間の通路43の壁面に設けられたセンサである。また、47は計数手段45と流出口44との間の通路43の壁面に設けられたセンサである。
以上のように貨幣識別部として紙幣識別部を用いているので、硬貨識別装置を用いた従来のパチンコ球計数部が内蔵された硬貨識別装置と比べて一度に多くのパチンコ球を購入することができる。
また、計数手段45はパチンコ球を計数して所定数のパチンコ球を流出口44へ流出させた後、パチンコ球の流出口44からの流出を停止させるものであり、パチンコ球の計数をするとともに停止をもすることができ、装置の小型化を図ることができる。
図3は、パチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置23の平面図である。図3において、42は筐体であり、この筐体42の前方には紙幣の挿入口23aが設けられており、この挿入口23aには通路31が連結して設けられている。そして、この通路31には紙幣を搬送する搬送手段33が設けられている。この搬送手段33は搬送ベルト33aとローラ33bとで構成されており、この搬送ベルト33aとローラ33bで紙幣を挟んで出口36方向に向かって搬送するものである。
51は、この搬送手段33の終端に連結された第2の搬送手段であり、通路31上に設けられている。そして、この第2の搬送手段51は、搬送手段33で搬送された紙幣を出口36まで搬送して、この出口36に連結されるパチンコ島搬送装置に向かって搬出するものである。この第2の搬送手段51も搬送ベルト51aとローラ51bとで構成されており、この搬送ベルト51aとローラ51bで紙幣を挟んで出口36方向に向かって搬送するものである。
52は、出口36近傍の通路31に設けられた終端レバーであり、この終端レバー52で紙幣の通過を検出すると搬送手段33と第2の搬送手段51は搬送動作を終了する。
43は、通路31を挟んで第2の搬送手段51の反対側に設けられたパチンコ球の通路である。この通路43は筐体42の側面外側に向かって開口しており、この通路43の開口部43aに台間機21の筐体22の側面が当接している。そしてこの中をパチンコ球53が通過する。
このように、通路43は筐体42の側面外側に向かって開口しているので、パチンコ球の通路43の清掃を容易に行うことができる。また、このパチンコ球の通路43は、紙幣の通路31を挟んで第2の搬送手段51の反対側に設けられているので、省スペース化ができ小型化を図ることができる。
また、搬送手段33までの領域で略紙幣識別部が構成され、第2の搬送手段51の領域でパチンコ球計数部が構成されている。このパチンコ球計数部に計数手段45は設けられている。そして、この計数手段45を含むパチンコ球計数部は、紙幣識別装置23から着脱可能としているので、パチンコ球計数部を取り外せば、通常の紙幣識別装置としても使用することができる。従って、同じ生産ラインを用いて、単独の紙幣識別装置と、パチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置23の両方を生産することができる。
図4は紙幣識別装置23のパチンコ球計数部近傍の側面図である。図4において、筐体42の上端に設けられたパチンコ球53の流入口41に通路43が連結して設けられている。そしてこの通路43の終端は筐体42の下端に設けられた流出口44に連結している。45は、通路43の中央よりやや下方に設けられたパチンコ球53の計数手段である。
そして、計数手段45とパチンコ球53の流入口41との間の通路43に第1のセンサ46が設けられている。この第1のセンサ46がパチンコ球53の存在を検知している時に限り、計数手段45を働かせてパチンコ球53を計数するようにしている。従って、パチンコ球53が無いのに計数手段45を働かさせることはなく、パチンコ球53を排出しないのに排出したというミスカウントをすることはない。
また計数手段45とパチンコ球53の流出口44との間に第2のセンサ47が設けられており、この第2のセンサ47がパチンコ球53を検出すれば、計数手段45は働かないようにしている。即ち、流出口44側の通路43にパチンコ球53が詰まっているのに、更に計数手段45を働かせることがないようにしている。
また、計数手段45と第2のセンサ47との間は、少なくともパチンコ球53が2個以上入る距離54を設けている。これは、流出口44側の通路43にパチンコ球53が詰まっているにもかかわらず、計数手段45での計数後にパチンコ球53がバウンドで第2のセンサ47から離れて、パチンコ球53が無いと判断し、更に計数手段45を働かせて、パチンコ球53を通路43に詰まらせることを防止するために重要なことである。
次に、計数手段45について説明する。55はモータであり、このモータ55はギア56に連結している。そしてこのギア56はウオーム57に連結し、このウオーム57はウオームホイール58に連結している。そして、このウオームホイール58は玉切盤59に一体的に取り付けられている。ここでウオーム57とウオームホイール58とでウオームギアを形成している。
玉切盤59は円板状をしており、その円周上にはパチンコ球53を1個ずつ搬送する歯59aが設けられている。そして、この歯59aは常に2個のみ通路43に突出するように設けられている。また、60は玉切盤59の中心から垂直方向の下方に設けられたセンサであり、このセンサ60は歯59aが横切るように取り付けられてパチンコ球53の排出数を計数する。
従って、モータ55を回転させることにより、その回転動力はギア56とウオーム57とウオームホイール58を介して玉切盤59を回転させる。このことにより、玉切盤59に設けられた歯59aでパチンコ球53を1個ずつ搬送する。そして、この搬送されたパチンコ球53はセンサ60で検出されて計数される。なお、この計数は紙幣識別部の制御部130(実施の形態4で述べる)で、挿入された紙幣の額に応じて計数し排出される。
また、モータ55の回転を停止することにより、玉切盤59の回転は停止し、パチンコ球53の搬送は停止される。即ち、この搬送手段45は停止手段としても働く訳である。この玉切盤59の回転を停止させる停止信号は制御部130から出力される。
このように本実施の形態においては、ウオームギアを用いているので、小さな力のモータ55でも大きな駆動力と停止力を得ることができる。また、ウオームギアを用いているので、パチンコ球53の払い出しを停止させる停止手段を容易に実現することができる。更に、ウオームギアを用いているので、パチンコ球53の静かな払い出し動作を実現することができる。
図5は、玉切盤59近傍の側面図である。玉切盤59は潤滑性のある材料で形成されている。その直径は略5cmであり、その円周上にはパチンコ球53を1個ずつ搬送できるように歯59aが10個設けられている。そして、この歯59aは常時2個のみ通路43側へ突出してパチンコ球53を確りとかかえるようになっている。
また、この歯59aのパチンコ球53と当接する部分59bは曲線状に形成されている。従って、歯59aへ応力が集中することはなく玉切盤59の長寿命化を図ることができる。また、歯59aの部分59bの反対側59cは直線形状にしている。従って、センサ60を通過する歯59aの計数は容易となる。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2におけるパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置の計数手段の要部側面図である。図6において、71はソレノイドであり、このソレノイド71にはパチンコ球53を1個ずつ搬送するとともに搬送を停止させるレバー72が連結されている。このレバー72の先端は「コ」の字状をしており、通路43側へ突出している。
ソレノイド71に通電して矢印73方向に吸引することにより、レバー72が二点鎖線で示すように回動し、パチンコ球53を矢印74の方向に1個ずつ搬送する。
本実施の形態においては、このように簡単な構成で計数手段45を実現することができるので、低価格化を図ることができる。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3におけるパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置の計数手段の要部側面図である。図7において、81はモータであり、このモータ81にはウオーム82が連結されている。このウオーム82の歯82aの部分が通路43に突出し、この歯82aでパチンコ球53を搬送したり、停止させたりするものである。
即ち、モータ81でウオーム82を矢印83方向に回転させることにより、パチンコ球53が矢印84方向に搬送される。また、モータ81の回転を停止させることにより、パチンコ球53の搬送も停止する。
このように、パチンコ球53の計数と停止をウオーム82で直接制御しているので、構成を簡単にすることができる。また、ウオーム82を用いているので、小さな力のモータ81でも大きな駆動力と停止力を得ることができる。更に、ウオーム82を用いているので、パチンコ球53の払い出しを停止させる停止手段を容易に実現することができる。更にまた、ウオーム82を用いているので、パチンコ球53の静かな払い出し動作を実現することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4からはパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置23の紙幣識別部について図面を用いて説明する。この紙幣識別部はパチンコ遊技場等のように照明が強く、且つその照明の照度の強弱があったとしても誤認識が少ない紙幣識別部が要求される。
図8において、121は紙幣105の挿入口(実施の形態1における挿入口23aに該当する)であり、122はこの挿入口121に連結して設けられた紙幣105の通路(実施の形態1における通路31に該当する)である。123,124は通路122の底面に設けられたプーリであり、このプーリ123,124の間を搬送ベルト125(実施の形態1における搬送ベルト33aに該当する)が2本その両端に架けられている。126,127はプーリ123,124に夫々対向して設けられたローラ(実施の形態1におけるローラ33bに該当する)であり、搬送ベルト125とローラ126,127で紙幣105を挟んで搬送するものである。また、プーリ124は駆動輪であり、モータ128に連結されている。このモータ128はモータ駆動回路129を介して制御部130からの信号で駆動される。また、このモータ128の回転は、同期パルス発生器131を介して制御部130に接続されて制御される。
また、147は実施の形態1で述べたパチンコ球計数部であり、148はその間を接続する接続線である。
132は入口センサ(実施の形態1における入口センサ32に該当する)である。この入口センサ132は通路122の入口近傍に設けられており、制御部130に接続されている。133は、通路122の上面に設けられた発光ダイオードであり、制御部130に接続されている。134は発光ダイオード133に対向して通路122の底面に設けられたフォトダイオードであり、増幅器135の入力に接続されている(この発光ダイオード133とフォトダイオード134とで実施の形態1におけるセンサ34を構成している)。
ここで、本実施の形態における発光ダイオード133には赤色発光ダイオードを用いている。本発明では後述するフーリエ変換技術を用いているので、1色の波長のみで十分な紙幣105の識別を行うことができる。従って、小型であり且つ低価格な紙幣識別部を提供することができる。また、赤色は波長が長いので、紙幣使用により生ずる紙幣の皺による影響を受け難い紙幣識別が可能である。
この赤色発光ダイオードを高輝度にするため、発光ダイオードのPN接合の外に更にP層やN層を追加することがある。こうすることにより、発光輝度は向上して紙幣識別力が向上する。このとき、P層やN層の追加により赤色の他に赤外色が含まれることがある。しかし、本発明においてはこの赤外色が含まれてもフーリエ変換技術を用いることにより、紙幣105の識別をすることができる。即ち、赤外色フィルタ等を用いること無く、赤外光を含む赤色発光ダイオードをそのまま使うことができるので、低価格・高性能の識別が可能である。
また、発光ダイオード133として、赤外色発光ダイオードを用いても良い。この場合、赤外光による紙幣105の識別のみならず、紙幣105に含まれる磁気の識別も行うことができる。従って、磁気情報も含めた正確な紙幣105の識別を行うことができる。
また、発光ダイオード133として、青色発光ダイオードを用いても良い。青色発光ダイオードは波長が短いので、紙幣105の紙質による透過率の相違を検出することができる。従って、青色光による紙幣105の識別のみならず、紙幣105の透過率の識別も行うことができる。従って、正確な紙幣105の識別を行うことができる。
このように発光ダイオード133は、赤色の他に、赤外色発光ダイオードや青色発光ダイオードを用いることができる。何れにしても、センサとして発光ダイオード133を用いることにより、以降の処理を容易に行うことができる。また、低価格も実現することができる。
増幅器135の出力は電子スイッチ136の一方の端子に接続されている。この電子スイッチ136は、ハードウエアでもソフトウエアでも実現することができる。そして、この電子スイッチ136の共通端子はA/D変換器137の入力に接続され、その出力はフーリエ変換器(周波数分析器の一例として用いた)138の入力に接続されている。また、このフーリエ変換器138の出力は比較器139の一方の入力に接続されるとともに、補正回路140を介してメモリ141に接続されている。
そして、このメモリ141の出力は比較器139の他方の入力に接続されている。この比較器139の出力は判定器142に接続され、その出力は出力端子143に接続されている。なお、電子スイッチ136の切り替え信号は制御部130から出力される。
144は、フォトダイオード134と並んで通路122の底面に設けられた磁気センサであり、この磁気センサ144の出力は増幅器145を介して電子スイッチ136の他方の端子に接続されている。そして、この磁気センサ144と発光ダイオード133とフォトダイオード134とでセンサ部146を形成している。また、制御部130、フーリエ変換器138、比較器139、補正回路140、メモリ141、判定器142はマイクロコンピュータでソフトウエア的に構成されている。
以上のように構成された紙幣識別装置において、以下にその動作を説明する。
入口センサ132が紙幣105を検出すると、この検出信号は制御部130に送られる。制御部130では、この検出信号で駆動回路129を働かせてモータ128を回転させる。このことにより、モータ128に連結されたプーリ124が回転し、搬送ベルト125が紙幣105をセンサ部146に向けて搬送する。なお、このときの紙幣105の搬送量は同期パルス発生器131で検出されて制御部130に伝達される。即ち、制御部130で同期パルス発生器131から出力されるパルス数を計測することにより紙幣105の搬送量が測定される。
従って、同期パルス発生器131から出力される信号を監視しながら、駆動回路129でモータ128を駆動することにより、図9に示す紙幣105の特定の位置をセンサ部146に搬送することができる。また、この同期パルス発生器131の出力に基づいて紙幣105を正規化する。即ち、駆動回路129による紙幣105の搬送速度を正規化するので、搬送速度により誤差を少なくすることができる。
紙幣105がセンサ部146に到達すると、発光ダイオード133の光が紙幣105を透過してフォトダイオード134に入力される。このようにして、紙幣105の模様に応じて変化する信号がフォトダイオード134に入力される。そして、この信号が増幅器135で増幅される。また、磁気センサ144からは紙幣105の磁気に応じて変化する信号が増幅器145で増幅される。そして、増幅器135から出力されたフォトダイオード134からの信号と、増幅器145から出力された磁気センサ144の信号は電子スイッチ136で適宜選択されて次にA/D変換器137に向けて出力される。そして、このA/D変換器137でデジタル量に変換される。このデジタル量に変換された信号は、次のフーリエ変換器138でフーリエ級数展開されて周波数情報に変換される。即ち、(数1)に示すようなフーリエ級数展開することにより任意の関数f(x)は三角関数の和の形で表すことができる。つまり、時間軸における振幅情報を周波数軸における振幅情報に変換することができる。
Figure 2005218739
図10に紙幣105の特定の位置における磁気情報を示している。図10において、横軸151は時間であり、縦軸152は振幅である。この図10における文字情報153をフーリエ変換器138でフーリエ級数展開したものが図11である。図11において、横軸154は周波数であり、縦軸155は振幅である。156は文字情報153のフーリエ級数展開特性である。このようにフーリエ級数展開をすることにより、時間軸が周波数軸に変換される。
図12は、紙幣105の特定位置における真券170(図示せず)の特性157(点線で示している)と偽券171(図示せず)の特性158(実線で示している)の特性図である。図12において、横軸159は周波数であり、縦軸160は振幅である。特性157と特性158の差の大きいところ161,162,163を用いることにより、真券170と偽券171とを判別することができる。
図13は、真券170の平均値173と偽券171の差を示した特性図である。図13において、横軸174は周波数であり、縦軸175は振幅である。これは、紙幣105の比較的淡い部分であり、偽券171の特徴を良く表している。即ち、真券170は彫刻凹版印刷であるのに対して、偽券171をドット形成するプリンタ(インクジェットカラープリンタ、レーザプリンタ等)を使用しているので、そのドットの特徴176が250Hzから350Hzあたりに現われる。従って、この特徴176を検出することにより、真券170と偽券171とを明確に区別することができる。なお、本実施の形態では、350Hz程度までがその特徴を表わしているが、これは発光ダイオード133を含むセンサ部146の制約から来るものであり、実際には1KHz程度までドットの特徴が現われると考えられる。
図14は、真券170と偽券171の文字部分の特徴を100Hzで正規化した特性図である。図14において、横軸181は周波数であり、縦軸182は振幅である。これは、紙幣105の文字部の特性比較である。183は真券170の特性であり、184は偽券171の特性である。このように文字部分では、150Hz以上で真券170と偽券171の特徴を表わす。正規化の周波数を100Hzに選んだのは、このあたりの周波数が安定していることと、金種情報による差が入りにくいという理由によるものである。
また、紙幣105の金種の判別については、紙幣105の金種等を示す特定位置のフーリエ級数展開に基づいて、その波形の相違から金種を判別している。
このように、周波数軸における振幅の変化を基準値の格納されたメモリ141の値と比較器139で比較する。そして、その比較量に基づいて判定器142で真券170と偽券171及び金種を判定する。そして、その出力を出力端子143から出力する。なお、このときのフーリエ変換された信号は、同期パルス発生器131から出力される紙幣105の搬送速度で正規化される。従って、紙幣搬送速度による違いは補正されることになる。
本発明にかかるパチンコ球計数部を内蔵した紙幣識別装置は、一度の多くのパチンコ球を購入することができるので、パチンコ遊技場等における台間機に適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるパチンコ球計数部を内蔵した紙幣識別装置の側面図 同、台間機の側面図 同、パチンコ球計数部を内蔵した紙幣識別装置の平面図 同、パチンコ球計数部の側面図 同、計数手段の側面図 本発明の実施の形態2におけるパチンコ球計数部を内蔵した紙幣識別装置の計数手段の側面図 本発明の実施の形態3におけるパチンコ球計数部を内蔵した紙幣識別装置の計数手段の側面図 本発明の実施の形態4における紙幣識別部のブロック図 紙幣の平面図 本発明の実施の形態4における紙幣の特徴部の時間特性波形図 同、紙幣の特徴部の周波数特性波形図 同、真券と偽券を区別する第1の特性図 同、真券と偽券を区別する第2の特性図 同、真券と偽券を区別する第3の特性図 従来のパチンコ球計数部を内蔵した紙幣識別装置の側面図
符号の説明
23 パチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置
41 流入口
42 筐体
43 通路
44 流出口
45 計数手段

Claims (22)

  1. 貨幣識別部と、この貨幣識別部と同一の筐体内に設けられたパチンコ球計数部からなり、前記パチンコ球計数部は、前記筐体の上端部に設けられたパチンコ球の流入口と、この流入口に連結して設けられた前記パチンコ球の通路と、この通路の途中に設けられた前記パチンコ球の計数手段と、前記通路の終端部に設けられた前記パチンコ球の流出口とを備え、前記貨幣識別部には紙幣識別部を用いるとともに、前記計数手段は、前記紙幣識別部からの出力信号に基づいて前記計数手段で前記パチンコ球を計数して所定数の前記パチンコ球を前記流出口から流出させた後、前記パチンコ球の流出を停止させる停止手段とを有するパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  2. 計数手段は、紙幣識別部から着脱可能とした請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  3. パチンコ球の通路は、筐体側面側に開口して設けられた請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  4. 紙幣識別部側に設けられた第1の通路と、この第1の通路に連結するとともにパチンコ球計数部側に設けられた第2の通路と、この第2の通路を挟んで一方に紙幣の搬送手段が設けられるとともに他方にはパチンコ球の通路が設けられた請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  5. 計数手段とパチンコ球の流入口との間の通路に第1のセンサを設けるとともに前記計数手段と前記パチンコ球の流出口との間に第2のセンサが設けられた請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  6. 計数手段と第2のセンサとの距離は、少なくともパチンコ球2個以上離された請求項5に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  7. 計数手段は、モータと、このモータに連結されたウオームギアと、このウオームギアに連結されるとともにパチンコ球の通路に突出して前記パチンコ球を1個ずつ搬送する歯が設けられた玉切盤と、前記歯の通過を計数するセンサとで形成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  8. 玉切盤に設けられた歯は、パチンコ球と当接する部分は曲線を有するとともに、反対側は直線形状とし、この直線形状部の通過を計数するようにセンサが設けられた請求項7に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  9. 計数手段は、ソレノイドと、このソレノイドに連結するとともにパチンコ球の通路に突出して前記パチンコ球を1個ずつ搬送するレバーとで構成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  10. 計数手段は、モータと、このモータに連結するとともにパチンコ球の通路に突出して前記パチンコ球を1個ずつ搬送するウオームとで構成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  11. 紙幣識別部は、紙幣の挿入口と、この挿入口に連結して設けられた紙幣の通路と、この通路に挿入された紙幣を搬送する搬送手段と、前記通路の壁面に設けられたセンサと、このセンサに接続された増幅器と、この増幅器の出力に接続されたA/D変換器と、このA/D変換器の出力に接続された周波数分析器と、この周波数分析器の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には基準値が格納されたメモリが接続された比較器と、この比較器の出力が接続された判定器とを備え、前記周波数分析器で前記A/D変換器からの出力信号をフーリエ変換して、このフーリエ変換波形に基づいて紙幣の真偽を判別する請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  12. フーリエ変換波形で、彫刻凹版印刷とドット印刷とを区別する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  13. フーリエ変換波形において、250Hzから1KHzの波形の特徴で挿入口から挿入された紙幣の真偽を判別する請求項12に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  14. 紙幣の特定の位置におけるフーリエ変換波形に基づいて紙幣の金種を判別する請求項12に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  15. 紙幣の通過時間でフーリエ変換波形を正規化する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  16. 周波数分析器の出力で基準値を補正する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  17. センサには光学センサと磁気センサを用い、この光学センサと磁気センサから出力される信号に基づいて挿入された紙幣を判別する請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  18. 通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは1色の発光ダイオードのみで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  19. 通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは赤色発光ダイオードで形成された請求項1に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  20. 通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは赤外光を含む赤色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  21. 通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは赤外色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
  22. 通路の壁面に設けられたセンサは、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの発光出力を受光するフォトダイオードとからなり、前記発光ダイオードは青色発光ダイオードで形成された請求項11に記載のパチンコ球計数部が内蔵された紙幣識別装置。
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