JP2005218302A - 脱穀機の揺動選別装置 - Google Patents

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Ryuji Umebayashi
竜司 梅林
Noboru Ito
昇 伊藤
Rikiya Tsuda
力也 都田
Takahiro Watabe
高広 渡部
Akira Ota
彰 大田
Takeyuki Ishida
健之 石田
Shigeru Nakajima
中島  茂
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Abstract

【課題】 2番ラセン上に落下する切れ藁の量を減らし、該2番ラセンに加わる負荷を減らす。
【解決手段】 脱穀機10の揺動選別装置14は、扱室16の受網22下方に上方から供給される処理物を漏下選別する第1のチャフシーブ26と、該第1のチャフシーブ26の下方に配置された第2のチャフシーブ28と、該第2のチャフシーブ28の下方に配置されたグレンシーブ30とを備え、第1のチャフシーブ26の後端部に第1のラック27を設け、グレンシーブ30の後端部に第2のラック31を配設し、第1のラック27と第2のラック31との間に処理物の落下空間32を形成した。
【選択図】 図1







Description

本発明は、脱穀機の揺動選別装置に関し、特に脱穀後の処理物を上下に配置された第1と第2のチャフシーブの隙間から漏下かつ風選する脱穀機の揺動選別装置に関する。
コンバイン等に搭載される脱穀機は、揺動選別装置を備え、従来の揺動選別装置は、その前方側に揺動流板が配置され、その後方に、上方の受網から供給される処理物を漏下させる第1のチャフシーブを有し、該第1のチャフシーブの下方に第2のチャフシーブを有し、更にこの第2のチャフシーブの下方に、処理物を1番ラセンに向けて漏下させるグレンシーブを有している。前記第1のチャフシーブの後端部には、第1のストローラックが設けられ、また、前記第2のチャフシーブの後端部には第2のストローラックが設けられている。更に、第1のストローラックの終端側は第2のストローラックの上部に臨んで配設され、かつ第1のストローラックの後方は脱穀機の排出口に対向配置されていて、このような揺動選別装置を、機体前後に揺動させることで脱穀後の処理物を風選している(特許文献1参照)。
特公平6−26493号公報(第2頁、図1)
しかし、上述した従来の揺動選別装置によると、第1のチャフシーブの後端部に設けられた第1のストローラックと、第2のチャフシーブの後端部に設けられた第2のストローラックとの上下方向の間隔が狭かったため、該第2のストローラックに存在する切れ藁をほぐしきれなかった。そして、このほぐしきれない切れ藁が2番ラセン上に落下し、該2番ラセンの負荷が過大となり藁詰り等が生じるという課題があった。
本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、2番ラセン上に落下する切れ藁の量を減らし、該2番ラセンに加わる負荷を減らすことのできる脱穀機の揺動選別装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、脱穀室(16)の受網(22)下方に上方から供給される処理物を漏下選別する第1のチャフシーブ(26)と、該第1のチャフシーブ(26)の下方に配置された第2のチャフシーブ(28)と、該第2のチャフシーブ(28)の下方に配置されたグレンシーブ(30)と、を備えた脱穀機(10)の揺動選別装置(14)において、
前記第1のチャフシーブ(26)の後端部に第1のラック(27)を設け、前記グレンシーブ(30)の後端部に第2のラック(31)を配設し、前記第1のラック(27)と前記第2のラック(31)との間に処理物の落下空間(32)を形成した、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の脱穀機の揺動選別装置において、前記グレンシーブ(30)の下方に1番ラセン(38)を配置し、その後方に2番ラセン(40)を配置し、該1番ラセン(38)と2番ラセン(40)との間に補助ファン(42)を設け、該補助ファン(42)からの選別風を前記落下空間(32)に導く風路を形成した、ことを特徴とする。
なお、上述した括弧内の符号は図面を参照するために示すものであって、本発明を何ら限定するものではない。
請求項1記載の発明によれば、第1のチャフシーブの後端部に設けた第1のラックと、グレンシーブの後端部に配設した第2のラックとの間に処理物の落下空間を形成したので、第1と第2のラックの上下方向の距離が広くなり、第1のチャフシーブ及び第1のラックで搬送される比較的大きな藁屑を、第1と第2のラックの間の落下空間において選別風により十分に選別することができ、2番ラセン上に落下する切れ藁を減らすことができる。このため、2番ラセンに加わる負荷を減らすことができる。
請求項2記載の発明によれば、第1のラックから落下する処理物を補助ファンからの選別風により風選するので、2番物の選別が良くなり、よって2番ラセンに加わる負荷を減らすことができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明が適用された脱穀機としてのコンバインに搭載される脱穀装置の側面図であり、脱穀機10は、搬送供給された穀稈を脱穀する脱穀部12と、該脱穀部12から漏下した夾雑物を含む処理物の中から穀粒を篩選する揺動選別装置14と、を備えている。脱穀部12は扱室16を有し、該扱室16内には、複数の扱歯18を有する扱胴20が収容され、扱歯18によってフィードチェン19によって扱室16内に搬送されてきた穀稈の脱穀を行う。扱室16にて脱穀された後の穀稈は、排ワラチェン21により機体後部に搬送される。扱室16の下方には、受網22が設置され、該受網22は、扱胴20によって脱穀された穀粒と比較的大きな切れ稈とを分離するために、穀粒と比較的小さな切れ稈等の夾雑物を処理物として漏下させる。
前記揺動選別装置14は、図1に示すように、脱穀機10の下方に前後に揺動自在に配置された左右一対の図示しない揺動側板を有していて、該揺動選別装置14の前部で、かつ左右の揺動側板の間には、波板状に形成され受網22を漏下した後の処理物を揺動作用により後方に移送して、処理物に含まれる穀粒と夾雑物とを層状に分離する揺動流板24が配置されている。また、揺動選別装置14の前後方向の中間部には、揺動流板24から送り込まれる処理物を後方に向けて移送し、処理物に含まれる穀粒をフィン部材の隙間から漏下させる第1及び第2のチャフシーブ26,28が配置されている。更に、第2のチャフシーブ28の下方にはグレンシーブ30が配置されている。なお、第1及び第2のチャフシーブ26,28の後端部は、後述する1番流板50の位置まで延長していて、揺動選別領域が前後方向に長く形成されている。
本実施形態では、前記第1のチャフシーブ26の後端部に第1のラック27を設け、前記グレンシーブ30の後端部に第2のラック31を配設し、前記第1のラック27と第2のラック31との間に処理物の落下空間32を形成したものである。
すなわち、第1のチャフシーブ26の後端部には、該第1のチャフシーブ26から移送されてきた切れ稈等の夾雑物、及び扱室16の後方の開口部(図示せず)から供給された未処理物を分離する第1のラック27が設けられ、また、グレンシーブ30の後端部には、第1のラック27や第2のチャフシーブ28の後端部から落下する未処理物に含まれる比較的大きな切れ稈等の夾雑物や、グレンシーブ30から移動してきた夾雑物を分離する第2のラック31が配設されている。
前記揺動流板24の下方には、選別風を供給する唐箕ファン34が配置され、該唐箕ファン34からの選別風は、第1の通風口36と第2の通風口37及びグレンシーブ30を通って第1のチャフシーブ26及び第2のチャフシーブ28に向けて供給される。そのために、機体側板間には、唐箕ファン34からの選別風を、矢印のように第1のチャフシーブ26と第2のチャフシーブ28に導く風向板48,49が取付けられている。また、グレンシーブ30の下方には、該グレンシーブ30にて篩選された穀粒を図示しない穀粒タンクへ移送する1番ラセン38が配置され、該1番ラセン38の後方には2番ラセン40が配置されている。この2番ラセン40は、第2のラック31を漏下した未処理物を揺動流板24上へ再び還元する役目をなす。
本実施形態によれば、第1のラック27と第2のラック31との間に処理物の落下空間32を形成したので、第1と第2のラック27,31の上下方向の距離が広くなり、第1のチャフシーブ26及び第1のラック27で搬送される比較的大きな藁屑を、第1と第2のラック27,31の間の落下空間32において選別風により十分に選別することが可能となる。これにより、後述する2番ラセン40上に落下する切れ藁の量が減少し、該2番ラセン40に加わる動力負荷を減らすことができる。
また、本実施形態において、1番ラセン38と2番ラセン40との間に補助ファン42を設け、該補助ファン42からの選別風を、矢印のように前記落下空間32に導く風路を形成している。すなわち、図において、補助ファン42の左上方は、機体側板間に配設されかつ斜め後方に延びる1番流板50によって風路が規制され、また、補助ファン42の右方は、2番流板51によって風路が規制されている。更に、1番流板50と2番流板51の前後方向の中間の機体側板間には、風向板52が取付けられていて、補助ファン42からの選別風は、主として上述した1番流板50と風向板52とによって落下空間32に導かれる。そして、中間に多量の夾雑物等がない場合は、補助ファン42からの選別風は第1のラック27の位置にまで到達する。
次に、第2のラック31の後方には、唐箕ファン34及び補助ファン42からの選別風で吹き上げられた夾雑物を吸引して機外へ排出する吸引排塵ファン44が配置されている。なお、第1のチャフシーブ26の後部上方の機体後部には、天板46が形成されていて、選別風によって上方に吹き上げられた軽い夾雑物は、この天板46に当接して方向転換されて吸引排塵ファン44に吸引される。
本実施形態によれば、第1のラック27から落下する処理物を補助ファン42からの選別風により、落下空間32にて風選するようにしたので、2番物の選別が良くなり、よって2番ラセン40に加わる負荷が減少する。
次いで、本実施形態の作用をまとめて簡単に説明すると、第1及び第2のチャフシーブ26,28の隙間からグレンシーブ30上に漏下された穀粒に混入する夾雑物は、該グレンシーブ30の下方から上方に向けて吹き上げる唐箕ファン34からの選別風で第2のラック31を経由して吸引排塵ファン44に向けて吹き上げられ、穀粒のみがグレンシーブ30を漏下して1番ラセン38に落下する。そして、1番ラセン38に落下した穀粒は、図示しない揚穀筒を介して穀粒タンク(不図示)に揚上移送され、一時的に貯蔵される。
また、特に第1のチャフシーブ26で漏下しきれなかった穀粒と夾雑物は、落下空間32を介して第1のラック27から第2のラック31上に落下するが、このとき、前記落下空間32により、第1のラック27と第2のラック31の上下方向の距離は広くなっており、第1のチャフシーブ26及び第1のラック27で搬送される比較的大きな藁屑は、前記落下空間32において十分に選別されることになる。しかも、第2のラック31の下方からは、補助ファン42からの選別風が図1の矢印のように吹き上げているので、第1のラック27から落下する処理物は補助ファン42からの選別風により風選されて、2番物の選別が良くなり、よって2番ラセン40に加わる負荷を減らすことができる。更に、第2のラック31では、夾雑物が吸引排塵ファン44に向けて移送され、穀粒と夾雑物が選別されると共に、第2のラック31から2番ラセン40に漏下した処理物は、揺動流板24上に還元移送され、再び選別される。
本発明に係る脱穀機の揺動選別装置の断側面図である。
符号の説明
10 脱穀機
14 揺動選別装置
16 扱室
22 受網
26 第1のチャフシーブ
27 第1のラック
28 第2のチャフシーブ
30 グレンシーブ
31 第2のラック
32 落下空間
38 1番ラセン
40 2番ラセン
42 補助ファン

Claims (2)

  1. 脱穀室の受網下方に上方から供給される処理物を漏下選別する第1のチャフシーブと、該第1のチャフシーブの下方に配置された第2のチャフシーブと、該第2のチャフシーブの下方に配置されたグレンシーブと、を備えた脱穀機の揺動選別装置において、
    前記第1のチャフシーブの後端部に第1のラックを設け、前記グレンシーブの後端部に第2のラックを配設し、前記第1のラックと前記第2のラックとの間に処理物の落下空間を形成した、
    ことを特徴とする脱穀機の揺動選別装置。
  2. 前記グレンシーブの下方に1番ラセンを配置し、その後方に2番ラセンを配置し、該1番ラセンと2番ラセンとの間に補助ファンを設け、該補助ファンからの選別風を前記落下空間に導く風路を形成した、
    ことを特徴とする請求項1記載の脱穀機の揺動選別装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020018198A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社クボタ 脱穀装置
WO2022260043A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 株式会社クボタ コンバイン
CN116159750A (zh) * 2023-04-21 2023-05-26 江苏大江干燥设备有限公司 一种自动筛分型振动流化床干燥机

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