JP2005218115A - 演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備える演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置及び方法を提供する。
【解決手段】 前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する可変抵抗と、第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が第2抵抗を通じて前記演算増幅器の出力に電気的に接続される比較器と、前記第2抵抗に接続されて前記比較器の前記第1入力で第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を形成する第3抵抗と、前記比較器と前記可変抵抗とに電気的に接続されて前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を含む装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、演算増幅器と共に使用するための装置及び方法に係り、特に、演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置及び方法に関する。
演算増幅器は、信号の増幅に幅広く使用されている装置である。演算増幅器は、信号増幅器または信号減衰器として使用するために接続され得る。従来の演算増幅器の一例が、特許文献1に記載されている。図1Aは、非反転増幅器として知られている信号増幅のために接続された演算増幅器を示す。前記非反転増幅器の電圧は、増幅利得が1+(R2/R1)である時、VOUT1=((R2/R1)+1)Vin1として表現され得る。図1Bは、前記増幅器の入力信号と比較される時、前記増幅器の出力信号が負の極性を有するため、入力信号を減衰させるために使用され得る反転増幅器を示す。前記反転増幅器の電圧は、VOUT2=−(R2/R1)Vin2として表現され得る。2つの場合で、前記演算増幅器の出力に存在する電圧は、前記演算増幅器の2つの入力端子間に存在する電圧が前記利得によって増加された電圧である。したがって、前記演算増幅器の2つの入力端子間に存在する入力電圧以外に、いくらかの浮遊(stray)電圧またはオフセット電圧Voffがあれば、前記演算増幅器の前記出力電圧は、前記で表現したように、Voffに前記利得が乗算された電圧と同じエラー電圧が加えられた、前記入力電圧の増幅されたバージョンを有することになる。前記演算増幅器が信号の増幅に使用されても、または減衰に使用されても、前記増幅または減衰された信号は、前記増幅されたオフセット電圧によって歪曲される。
したがって、前記演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧の影響を無効化するための装置及び方法が要求される。
特開平11−298272号公報
本発明が達成しようとする技術的課題は、演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧の影響を無効化して、演算増幅器の出力電圧の歪曲を減少させる装置及び方法を提供するところにある。
本発明の一実施例によれば、演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置が提供され、前記演算増幅器は、第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備える。前記装置は、前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する可変抵抗と、第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が第2抵抗を通じて前記演算増幅器の前記出力に電気的に接続される比較器と、前記第2抵抗に接続され、前記比較器の前記第1入力で第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を形成する第3抵抗と、前記比較器と前記可変抵抗との間に電気的に接続されて、前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を含み、前記第1フィードバック比率と前記第2フィードバック比率とは同じである。
前記装置は、第2抵抗回路網を前記演算増幅器に選択的に接続し、前記オフセット測定器をイネーブルさせるためのイネーブル信号を受信するイネーブル信号ノードを含む。好ましくは、前記可変抵抗は、前記イネーブル信号が非活性である時、ゼロのオフセット電圧に対応する初期値に設定される。前記オフセット測定器はカウンタとなり得ると共に、前記カウンタは、前記比較器が第1ロジック値を出力する時にその値をアップカウントし、前記比較器が第2ロジック値を出力する時にその値をダウンカウントし、前記可変抵抗は、前記カウンタの値に比例して調節可能に増加または減少する。
前記装置は、前記オフセット測定器から出力される前記値を平均する平均回路を更に含み、前記平均回路の出力は、前記可変抵抗をゼロオフセットに対応する値に調節するために使用され、前記平均回路は、第1ラッチ、第2ラッチ及びアダーを含み、前記第1ラッチは、前記比較器が前記第1値を出力する時に前記オフセット測定器の出力を保存し、前記第2ラッチは、前記比較器が前記第2値を出力する時に前記オフセット測定器の出力を保存し、前記アダーは、前記第1ラッチと前記第2ラッチとの出力値を加算して平均値を導出する。
前記オフセット測定器は、ルックアップテーブル(Lookup Table:以下、LUT)ともなり得ると共に、前記LUTは、フラッシュメモリまたはプログラマブルROMで実行され得る。
前記装置は、入力電圧を受信するために、共通ノードに電気的に接続される前記演算増幅器の第2入力と前記比較器の第2入力とを備える。前記演算増幅器の第1入力は、前記第1抵抗回路網の少なくとも一部分を通じて増幅される入力電圧を受信する。
本発明の他の一例によれば、前記演算増幅器の前記第2入力と前記比較器の前記第2入力とが共通的にグラウンドに接続されるか、または前記演算増幅器の前記第1入力は反転入力端子である。
好ましくは、前記比較器は差動増幅器を含む。
前記比較器は、チョッピング比較器となり得る。
本発明の更に他の一例によれば、演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置が提供され、前記演算増幅器は、第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備え、前記装置は前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する可変抵抗と、前記演算増幅器の出力と前記可変抵抗とに電気的に接続されるオフセット制御部と、を含み、前記オフセット制御部は、第2フィードバック比率を有し、演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧を追跡して、オフセットエラー値を発生させる第2抵抗回路網を備え、前記オフセット制御部は、前記オフセットエラー値に基づいて前記可変抵抗を調節して前記オフセット電圧を無効化する。
前記オフセット制御部は、第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が第2抵抗を通じて前記演算増幅器の出力に電気的に接続される比較器と、前記第2抵抗に接続されて、前記比較器の前記第1入力で第2フィードバック比率を有する前記第2抵抗回路網を形成する第3抵抗と、前記比較器と前記可変抵抗との間に電気的に接続され、前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を含み、前記第2フィードバック比率は前記第1フィードバック比率と同じである。
本発明の更に他の実施例によれば、演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置が提供され、前記演算増幅器は、第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備え、前記装置は、可変抵抗である前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する第2抵抗と、前記演算増幅器の出力と前記可変抵抗とに電気的に接続されるオフセット制御部と、を含み、前記オフセット制御部は、第2フィードバック比率を有し、演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧を追跡してオフセットエラー値を発生させる第2抵抗回路網を備え、前記オフセット制御部は、前記オフセットエラー値に基づいて前記可変抵抗を調節して前記オフセット電圧を無効化する。
前記オフセット制御部は、第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が第3抵抗を通じて前記演算増幅器の出力に電気的に接続される比較器と、前記第3抵抗に接続されて、前記比較器の前記第1入力で第2フィードバック比率を有する前記第2抵抗回路網を形成する第4抵抗と、前記比較器と前記可変抵抗との間に電気的に接続されて、前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を含み、前記第2フィードバック比率は前記第1フィードバック比率と同じである。
本発明の更に他の実施例によれば、演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置が提供され、前記演算増幅器は、第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備え、前記方法は、前記第1抵抗に電気的に接続される可変抵抗をゼロオフセットに対応する初期値に設定する段階と、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する段階と、前記演算増幅器の出力と前記可変抵抗とに電気的に接続され、第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を備えるオフセット制御部を使用して、前記演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧を追跡する段階と、オフセットエラー値を発生させる段階と、前記オフセットエラー値に基づいて前記可変抵抗を調節して前記オフセット電圧を無効化する段階と、を含む。
前記オフセット電圧を追跡する段階は、比較器によって前記演算増幅器の入力電圧を、前記第2フィードバック比率を有する前記第2抵抗回路網に存在する前記電圧と比較する段階と、前記比較器の出力値を測定し、前記測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節する段階と、を含み、前記第2フィードバック比率は前記第1フィードバック比率と同じに設定される。
前記方法は、イネーブル信号を使用して前記第2回路網を前期演算器に選択的に接続する段階と、前記イネーブル信号が非活性化である時に、前記可変抵抗を前記初期値にリセットする段階と、を含み得る。
前記測定段階は、前記比較器が第1ロジック値を出力する時にその値をアップカウントする段階と、前記比較器が第2ロジック値を出力する時にその値をダウンカウントする段階と、を含み得ると共に、前記可変抵抗の調節段階は、前記カウンタの値に比例的に前記抵抗を調節可能に増加または減少させる段階を含む。
前記方法は、前記測定値を平均する段階と、前記平均値に基づいて前記可変抵抗をゼロオフセットに対応する値にリセットする段階と、を含み得ると共に、前記平均段階は、前記比較器が第1値を出力する時に第1測定値を保存する段階と、前記比較器が第2値を出力する時に第2測定値を保存する段階と、前記第1測定値を前記第2測定値に加算して平均値を導出する段階と、を含む。
本発明による演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置及び方法は、演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧の影響を無効化できる。
本発明と本発明の動作上の利点、及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するには、本発明の好ましい実施例を示す添付図面及び図面に記載された内容を参照せねばならない。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明することで、本発明を詳細に説明する。各図面に提示された同じ参照符号は同じ部材を示す。
図2は、本発明の一実施例に係るオフセット電圧を無効化する装置を示す。演算増幅器101が、入力電圧Vinを受信するためのノードに接続される非反転端子を備える非反転増幅器として接続され、前記演算増幅器101の出力ノードND1がフィードバック抵抗R2を通じて前記反転入力に接続される。また、前記演算増幅器101の反転入力端子は、抵抗R0を通じてグラウンド電圧VSSに接続された他の抵抗Rに接続される。前記抵抗Rは、好ましくは、下記で更に詳細に説明する可変抵抗である。前記オフセット電圧Voffがゼロであると仮定すれば、前記演算増幅器101の出力電圧はVOUT=(R2/(R0+R)+1)Vinとして表現できる。イネーブル信号CAL_ONが活性化される時、スイッチ222が、前記演算増幅器101をオフセット測定器220に接続するように閉まり、カウンタ224がイネーブルされて、前記比較器223の出力VCOMで指示する方向にカウントする。例えば、VCOMがハイレべルである時に前記カウンタ224はアップカウントし、VCOMがローレベルである時に前記カウンタ224はダウンカウントする。前記カウンタ224の出力は、前記オフセット電圧VoffとVinとの変化の方向の値を示す。前記オフセット電圧Voffがゼロでなければ、前記演算増幅器の出力に表れるエラー電圧はVOUT=(R2/(R0+R)+1)Voffとして表現される。本発明の実施例によれば、オフセット制御部200が前記演算増幅器の出力と前記可変抵抗Rとに電気的に接続され、前記オフセット制御部200は、第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を備え、前記演算増幅器101の入力に存在するオフセット電圧を追跡してオフセットエラー値を発生させ、前記オフセット制御部200は、前記オフセットエラー値に基づいて前記可変抵抗Rを調節して前記オフセット電圧を無効化する。
前記オフセット制御部200はオフセット測定器220を含む。前記オフセット測定器220は、前記入力電圧Vinを受信するためのノードに2つの入力端子のうち1つが接続される比較器223を含む。他の入力端子は、抵抗R31と抵抗R32とにより構成される抵抗回路網に接続される。前記抵抗R31は、前記抵抗R32とスイッチ222とを通じて前記演算増幅器101の出力とに接続され、前記抵抗R32は、好ましくは、グラウンド電圧VSSであるバイアス電圧に接続される。好ましくは、前記抵抗R31は前記抵抗R2の抵抗値と同じであり、前記抵抗R32は前記抵抗R0+Rの抵抗値と同じである。したがって、比較器223の第2入力端子(ノードND2)で存在する前記抵抗比率は、演算増幅器101の反転入力端子で存在する抵抗比率と同じである。そのような構成で、前記比較器223の入力に存在する前記電圧Vcinは、演算増幅器101の反転入力端子での電圧と事実上、等価である。したがって、前記オフセット電圧Voff>0Vならば、Vcinの電圧は前記入力電圧Vinより更に高くなる。前記比較器223は、VCOMをローレベルで出力する。前記演算増幅器101のオフセット電圧Voffが0Vより小さければ、Vcinの電圧は前記入力電圧Vinより低くなり、前記比較器223はVCOMをハイレベルで出力する。前記オフセット電圧Voffがゼロならば、Vcin=Vinであり、前記比較器223はローでもハイでもない電圧を出力する。前記スイッチ222は、イネーブル信号CAL_ONによって制御されて、前記オフセット制御部200を前記演算増幅器101に選択的に接続する。カウンタ224は前記比較器223の出力に接続される。前記カウンタ224は、好ましくは、アップダウンカウンタである。前記カウンタ224はクロックCLKによって駆動され、スイッチ222を制御するイネーブル信号CAL_ONによってイネーブルされる。前記カウンタ224は、その出力RCTLが順に前記可変抵抗Rに接続され、前記カウンタ224の出力に基づいて前記可変抵抗Rがその抵抗値を調節する。
前記イネーブル信号CAL_ONが活性化される時、前記スイッチ222が、前記演算増幅器101を前記オフセット測定器220に接続するように閉まり、前記カウンタ224がイネーブルされて前記比較器223の出力VCOMで指示する方向にカウントする。例えば、VCOMがハイレベルである時に前記カウンタ224はアップカウントし、VCOMがローレベルである時に前記カウンタ224がダウンカウントし、前記カウンタ224の出力は、前記オフセット電圧VoffとVinとの変化の方向の値を示す。
前記オフセット測定器220が前記演算増幅器101に接続される前に、前記可変抵抗RがVoffの予想されるゼロオフセット電圧に対応する“100000”のような予め設定された初期値に設定される。同様に、Rが前記初期値に設定される時、前記抵抗R32が、抵抗R0と可変抵抗Rとの和と同じ抵抗値として選択される。演算増幅器101の前記オフセット電圧Voffがゼロでなければ、前記スイッチ222が閉まって(CAL_ONがイネーブルされて)前記オフセット測定器220が前記演算増幅器101に接続され、増幅器101の出力VOUTでの電圧差が前記オフセット測定器220の抵抗回路網R31、R32によって検出される。前記比較器223は、前記演算増幅器101に存在する前記オフセット電圧Voffの方向に対応する電圧レベルを出力する。前記比較器223の出力は、設定されたクロック信号数の時間の間に前記カウンタ224にアップまたはダウン方向のカウントを引き起こす。カウンタ224からRCTLに出力される前記カウントされた値は、可変抵抗Rを調節するのに使用される。前記可変抵抗Rの調節は、前記抵抗R2、R0、Rによって形成される抵抗比率回路網を、前記演算増幅器101に存在する前記オフセット電圧Voffの値の逆方向に変化させ、それによって前記演算増幅器101の出力、VOUTに存在するエラー電圧を減少させるフィードバックループを形成する。
図3は、本発明の一実施例に係る可変抵抗Rを示す。前記したように、前記可変抵抗Rはカウンタ224からの前記カウント出力RCTLを受信し、その抵抗値を適切に調節する。この実施例によれば、複数の抵抗R1ないしRNが直列に接続され、各抵抗の値は、カウンタ224の現在のカウント方向によってR1からRNに徐々に増加または減少する。前記抵抗値は、全体スイッチSW1ないしSWNのうち少なくとも1つをオンさせることで調節される。この実施例によれば、スイッチ、すなわち、SWNが閉まることにより前記抵抗RNが全体抵抗値から除去される。例えば、カウンタ224から出力される前記出力RCTLが“011100”である時、SW6、SW2及びSW1がターンオフされ、SW5、SW4及びSW3がターンオンされる。前記したように、カウンタ224の出力RCTLの初期値が中間値を示す“100000”と設定され、オフセット電圧VoffがVinより大きければ、前記カウンタ224はダウンカウントできる。その場合、前記カウント値RCTLは“100000”から“011111”及び“011110”などにカウントされる。Rの抵抗値が増加して、(R2/(R0+R)+1)で表現される前記演算増幅器の利得を減少させ、それによって前記オフセット電圧Voffによって発生されるVOUTのエラー電圧が減少する。
図4Aと図4Bは、Voffの他のオフセット電圧について、前記比較器224のVcin入力に存在する電圧と、前記演算増幅器101のVOUTに出力される電圧との変化をそれぞれ示すグラフである。周知のように、時間Aの以内に図2の装置の動作で前記オフセット電圧が無効化されるか、またはゼロに減少する。
図5は、本発明の他の実施例に係るオフセット電圧を無効化する更に他の装置を示す。グラウンド電圧VSSに非反転入力が接続される反転増幅器として演算増幅器102が接続され、その出力ノードND1がフィードバック抵抗R2を通じて反転入力に接続される。抵抗R2、抵抗R0及び可変抵抗Rによって形成される抵抗回路網が入力電圧Vinに接続される。前記演算増幅器102は、抵抗回路網比率R2/(R0+R)と−R2(R0+R)との利得で反転モードで動作する。前記演算増幅器102の出力ノードND1は、入力電圧ノードVinに順に接続されるスイッチ322と抵抗R41、R42によって形成される抵抗回路網とを通じて、オフセット測定器320に接続される。前記オフセット測定器320で前記抵抗回路網は、比較器323の2つの入力端子のうち1つに接続される。前記抵抗R41、R42は、ノードND2または前記比較器323の入力での比率R41/R42が形成する値が、前記演算増幅器102の反転入力端子に存在する抵抗回路網の比率R2/(R0+R)と同じになるように設定される。前記比較器323の第2入力はVSSに接続される。前記比較器323の出力はカウンタに接続され、前記演算増幅器102の出力VOUTに出力される初期値からのオフセットの範囲を測定する。前記カウンタ324は、前記比較器323によって測定される変化の範囲に対応してカウントし、それによって演算増幅器102の出力からのオフセットを測定する。カウンタ324の出力RCTLは、可変抵抗R310の抵抗を調節するのに使用される。スイッチ322とカウンタ324のいずれも、イネーブル信号CAL_ONによってイネーブルされる。好ましくは、スイッチ322が開き、カウンタ324がイネーブルされる時、前記可変抵抗Rは、好ましくは、初期値として100000に設定される。図5の装置は、カウンタ324が逆方向になりうることを除き、図2の装置について説明したように、根本的に前記演算増幅器102の入力に存在するオフセット電圧Voffを無効化するように動作する。
図6は、本発明の更に他の実施例に係る増幅器のオフセット電圧を無効化する装置を示す。演算増幅器103は、電圧入力端子Vinに接続された非反転入力と、フィードバック抵抗R2を通じてその出力ND1に接続される反転入力端子とを有する。また、前記反転入力端子は、抵抗R0を通じてグラウンド電圧ノードVSSに接続された可変抵抗Rに接続される。ノードND1の前記演算増幅器103の出力は、スイッチ422を通じてオフセット測定器420に接続され、前記スイッチ422は、抵抗R51と、前記グラウンド電圧ノードVSSに接続された抵抗R52とによって形成される抵抗回路網に接続される。比較器423とカウンタ424とは、本質的に図2で説明したように、前記演算増幅器103に存在できるオフセット電圧を測定するように接続される。本実施例によれば、前記オフセット測定器420は、前記比較器423に存在できるオフセット電圧を補償する回路を更に含む。前記比較器423は、好ましくは、チョッピング比較器であり、更に詳細な回路図が図7に示される。前記比較器423は、差動増幅器431、第1スイッチング部432、第2スイッチング部433及び出力部434を含む。差動増幅器とスイッチング部を含むチョッピング増幅器との動作は、当業者には公知のものである。前記スイッチング部のスイッチは、互いに極性が逆に反転される信号POL及び信号POLBによって制御される。そのように、前記信号POL及びPOLBは、前記比較器423の入力Vin及びVcinが、前記差動増幅器431の2つの入力端子に交互に適用されるように作用する。例えば、POLがローであり、POLBがハイである時、スイッチSW11ないしSW14はターンオンされ、スイッチSW21ないしSW24はターンオフされる。
図6を再び参照すれば、前記オフセット測定器420は第1ラッチ425と第2ラッチ426とを含み、前記第1ラッチ425と前記第2ラッチ426のいずれもカウンタ424の出力CNT0を受信するように接続される。前記第1ラッチ425のクロック端子はスイッチ信号POLBに接続され、第2ラッチ426のクロック端子はスイッチ信号POLに接続される。したがって、比較器423がPOLアクティブで動作する時、前記第2ラッチ426がカウンタ424の前記カウンタ出力CONT0をラッチする。同様に、POLBが活性化される時に前記比較器423が動作すれば、前記第1ラッチ425が前記カウンタ424からの出力CNT0をラッチする。前記第1ラッチ425と前記第2ラッチ426とは交互にアダー427に接続される。前記アダー427は、前記第1ラッチ425と前記第2ラッチ426とでラッチされた値を蓄積するために使用される。前記蓄積された値は比較器423から出力される平均値である。前記アダー427の出力は順にセレクタ428に接続される。前記セレクタ428には、前記第1ラッチ425、前記第2ラッチ426及び前記アダー427の出力が供給される。入力POL、POLB、CAL_ONのうち1つを活性化させることで、前記セレクタ428によって受信される3つの出力のうち1つが選択的に出力される。したがって、可変抵抗Rが前記平均値と、POLが活性化される時の前記オフセット測定出力、またはPOLBが活性化される時の前記オフセット測定値のうちいずれか1つとによって調節され得る。前記アダー427からの前記平均値の選択は、前記比較器423の入力に存在するオフセット電圧Vcoffを無効化する。
図8は、制御信号POL、POLBが適用された前記比較器423の入力及び出力信号のタイミング波形を示す。例えば、期間Fの間、POLがローであり、POLBがハイであれば、SW11ないしSW14が閉まり、SW21ないしSW24が開く。前記比較器423に正のオフセット電圧Vcoffが存在することが分かる。期間Gの間、POLがハイに転換し、POLBがローに転換すれば、SW11ないしSW14が開き、SW21ないしSW24が閉まり、前記差動増幅器431の入力に入力Vin及びVcinが交互に印加される。前記比較器423の入力電圧Vcinと出力電圧VCOMとのエラー成分は、極性が逆に転換され徐々に無効化される。
図9は、本発明の更に他の実施例に係るオフセット電圧を無効化する装置を示す。演算増幅器503は、グラウンド端子VSSに接続された非反転入力端子と、フィードバック抵抗R2を通じて出力ND1に接続された反転入力端子とを備える。また、前記反転入力端子は、抵抗R1を通じて入力電圧Vinに接続された可変抵抗Rに接続される。ノードND1の前記演算増幅器503の出力は、スイッチ522を通じてオフセット測定器520に接続され、前記スイッチ522は、抵抗R51と入力電圧ノードVinに接続された抵抗R52とによって形成される抵抗回路網に接続される。比較器523とカウンタ524とは、本質的に図6で説明したように、演算増幅器503に存在できるオフセット電圧を測定するように接続される。本実施例によれば、前記オフセット測定器520は、前記比較器523に存在できるオフセット電圧を補償する回路を更に含む。前記比較器523は、好ましくはチョッピング比較器であり、更に詳細な回路図が図7に示され且つ前記で説明された。
前記オフセット測定器520は、第1ラッチ525と第2ラッチ526とを含み、前記第1ラッチ525と前記第2ラッチ526のいずれもカウンタ524の出力CNT0を受信するように接続される。前記第1ラッチ525のクロック端子はスイッチ信号POLBに接続され、前記第2ラッチ526のクロック端子はスイッチ信号POLに接続される。そのように、比較器523がPOLアクティブで動作される時、前記第2ラッチ526はカウンタ524のカウンタ出力CNT0をラッチする。同様に、POLBが活性化される時に前記比較器523が動作する時、前記第1ラッチ525が前記カウンタ524からの出力CNT0をラッチする。前記第1ラッチ525と前記第2ラッチ526とは交互にアダー527に接続される。前記アダー527は、前記第1ラッチ525と前記第2ラッチ526とでラッチされた値を蓄積するために使用される。前記蓄積された値は、比較器523から出力された平均値である。前記アダー527の出力は順にセレクタ528に接続される。前記セレクタ528には、前記第1ラッチ525、前記第2ラッチ526及び前記アダー527の出力が供給される。入力POL、POLB、CAL_ONのうち1つを活性化させることで、前記セレクタ528に受信される前記3つの出力のうち1つが選択的に出力される。そのように、可変抵抗Rは、前記平均値と、POLが活性化される時の前記オフセット測定出力、またはPOLBが活性化される時の前記オフセット測定値のうちいずれか1つとによって調節され得る。前記アダー527からの前記平均値の選択は、前記比較器523の入力に存在するオフセット電圧Vcoffを無効化する。
前記実施例が具体的かつ代表的な回路で説明されたが、当業者ならば、他の同じ回路がオフセット電圧を無効化するのに使用され得ることは容易に理解できる。例えば、複数の実施例に係る前記オフセット測定器に使用されたカウンタの機能は、LUTによって代替できる。図10は、前記LUTに保存された代表的なデータテーブルを示す。図示されたように、ポインタは値“00001111”を有する初期位置を指示する。比較器(例えば、図9の523)の出力に依存する時、前記ポインタは、比較器出力VCOMがローレベルならば上に移動し、比較器出力VCOMがハイレベルならば下に移動する。前記ポインタは、CLKの各クロックサイクルごとに増加的に上下に移動する。前記LUTは、前記でカウンタについて説明したものと同様に、前記抵抗値を調節するように前記可変抵抗Rに前記データRCTLを出力する。好ましくは、前記LUTはフラッシュメモリまたはプログラマブルROMで実行できる。他の例で、前記演算増幅器に接続された前記抵抗回路網は、前記実施例について3つの抵抗、例えば、R2、R0及びRを含むように説明される。前記フィードバック抵抗R2と他の2つの抵抗R0、RCが、説明された装置の動作に影響を及ぼさずに単一の可変抵抗に代替されうることは、当業者には明らかである。
本発明は、図示された実施例を参照して説明したが、これは例示的なものにすぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるということが理解できる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まらねばならない。
本発明に係る演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置及び方法は、演算増幅器の出力電圧の歪曲を減少させ得る。
従来の非反転演算増幅器を示す図面である。 従来の反転演算増幅器を示す図面である。 本発明の一実施例に係るオフセット電圧を無効化する装置を示す図面である。 可変抵抗器の一例を示す図面である。 オフセット電圧のグラフとオフセット電圧の無効化とを示す図面である。 オフセット電圧のグラフとオフセット電圧の無効化とを示す図面である。 本発明の他の実施例に係るオフセット電圧を無効化する装置を示す図面である。 本発明の更に他の実施例に係るオフセット電圧を無効化する装置を示す図面である。 図6の比較器の概要図である。 図6の回路における信号のタイミング波形を示す図面である。 本発明の更に他のオフセット電圧を無効化する装置を示す図面である。 抵抗調節コードのLUT保存装置を示す図面である。
符号の説明
101 演算増幅器
200 オフセット制御部
220 オフセット測定器
222 スイッチ
223 比較器
224 カウンタ
ND1、ND2 ノード
R0、R2、R31、R32、R 抵抗
CAL_ON イネーブル信号
CLK クロック
VSS グラウンド電圧
off オフセット電圧
COM 出力電圧
in 入力電圧
cin 入力電圧
RCTL カウント値

Claims (39)

  1. 第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備える演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置において、
    前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する可変抵抗と、
    第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が、第2抵抗を通じて前記演算増幅器の前記出力に電気的に接続される比較器と、
    前記第2抵抗に接続されて、前記比較器の前記第1入力で第2フィードバック比率を形成する第3抵抗と、
    前記比較器と前記可変抵抗とに電気的に接続されて、前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を含むことを特徴とする演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  2. 前記第1フィードバック比率と前記第2フィードバック比率とは、同じであることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  3. 前記第2抵抗回路網を選択的に前記演算増幅器に接続し、前記オフセット測定器をイネーブルさせるイネーブル信号を受信するためのイネーブル信号ノードを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  4. 前記可変抵抗は、前記イネーブル信号が非活性である時、ゼロオフセット電圧に対応する初期値に設定されることを特徴とする請求項3に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  5. 前記オフセット測定器は、カウンタであることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  6. 前記カウンタは、前記比較器が第1ロジック値を出力する時にその値をアップカウントし、前記比較器が第2ロジック値を出力する時にその値をダウンカウントし、
    前記可変抵抗は、前記カウンタの値に比例的に調節可能に増加または減少することを特徴とする請求項5に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  7. 前記オフセット測定器から出力される前記値を平均する平均回路を更に含み、前記平均回路の出力は、前記可変抵抗をゼロオフセットに対応する値に調節するように使用されることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  8. 前記平均回路は、第1ラッチ、第2ラッチ及びアダーを含み、前記第1ラッチは、前記比較器が前記第1値を出力する時に前記オフセット測定器の出力を保存し、前記第2ラッチは、前記比較器が前記第2値を出力する時に前記オフセット測定器の出力を保存し、前記アダーは、前記第1ラッチと前記第2ラッチとの出力値を加算して平均値を導出することを特徴とする請求項7に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  9. 前記オフセット測定器は、ルックアップテーブルであることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  10. 前記ルックアップテーブルは、フラッシュメモリで実行されることを特徴とする請求項9に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  11. 前記ルックアップテーブルは、プログラマブルROMで実行されることを特徴とする請求項9に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  12. 前記演算増幅器の前記第2入力と前記比較器の第2入力とは、入力電圧を受信するための共通ノードに電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  13. 前記演算増幅器の前記第1入力は、前記第1抵抗回路網の少なくとも一部分を通じて増幅される入力電圧を受信することを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  14. 前記演算増幅器の前記第2入力と前記比較器の前記第2入力とは、共通でグラウンドに接続されることを特徴とする請求項13に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  15. 前記比較器は、差動増幅器を含むことを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  16. 前記比較器は、チョッピング比較器であることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  17. 前記演算増幅器の前記第1入力は、反転入力端子であることを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  18. 第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備える演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置において、
    前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する可変抵抗と、
    前記演算増幅器の前記出力と前記可変抵抗とに電気的に接続され、前記演算増幅器の前記入力に存在するオフセット電圧を追跡して、オフセットエラー値を発生させる第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を備えるオフセット制御部と、を含み、
    前記オフセット制御部は、前記オフセットエラー値に基づいて前記可変抵抗を調節して、前記オフセット電圧を無効化することを特徴とする演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  19. 前記オフセット制御部は、
    第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が第2抵抗を通じて前記演算増幅器の前記出力に電気的に接続される比較器と、
    前記第2抵抗に接続され、前記比較器の前記第1入力で第2フィードバック比率を有する前記第2抵抗回路網を形成する第3抵抗と、
    前記比較器と前記可変抵抗との間に電気的に接続されて、前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を更に含むことを特徴とする請求項18に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  20. 前記第2フィードバック比率は、前記第1フィードバック比率と同じであることを特徴とする請求項18に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  21. 前記第2抵抗回路網を前記演算増幅器に選択的に接続し、前記オフセット測定器をイネーブルさせるイネーブル信号を受信するためのイネーブル信号ノードを更に含むことを特徴とする請求項18に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  22. 前記オフセット測定器は、カウンタであることを特徴とする請求項18に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  23. 前記カウンタは、前記比較器が第1ロジック値を出力する時にその値をアップカウントし、前記比較器が第2ロジック値を出力する時にその値をダウンカウントし、
    前記可変抵抗は、前記カウンタの値に比例的に調節可能に増加または減少することを特徴とする請求項22に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  24. 前記オフセット測定器から出力される値を平均する平均回路を更に含み、
    前記平均回路の出力は、前記可変抵抗をゼロオフセットに対応する値に調節するように使用されることを特徴とする請求項19に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  25. 前記オフセット測定器は、ルックアップテーブルであることを特徴とする請求項19に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  26. 前記ルックアップテーブルは、フラッシュメモリで実行されることを特徴とする請求項20に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  27. 前記ルックアップテーブルは、プログラマブルROMで実行されることを特徴とする請求項20に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  28. 前記比較器は、差動増幅器を含むことを特徴とする請求項19に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  29. 前記比較器は、チョッピング比較器であることを特徴とする請求項19に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  30. 第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備える演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置において、
    前記第1抵抗は可変抵抗であり、前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する第2抵抗と、
    前記演算増幅器の出力と前記可変抵抗とに電気的に接続され、前記演算増幅器の入力に存在するオフセット電圧を追跡し、オフセットエラー値を発生させる第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を備えるオフセット制御部と、を含み、
    前記オフセット制御部は、前記オフセットエラー値に基づいて前記可変抵抗を調節して、前記オフセット電圧を無効化することを特徴とする演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  31. 前記オフセット制御部は、
    第1入力と第2入力とを備え、前記第1入力が第3抵抗を通じて前記演算増幅器の出力に電気的に接続される比較器と、
    前記第3抵抗に接続されて、前記比較器の前記第1入力に前記第2フィードバック比率を有する前記第2抵抗回路網を形成する第4抵抗と、
    前記比較器と前記可変抵抗との間に電気的に接続されて、前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節するオフセット測定器と、を更に含むことを特徴とする請求項30に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  32. 前記第2フィードバック比率は、前記第1フィードバック比率と同じであることを特徴とする請求項30に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する装置。
  33. 第1入力、第2入力、出力及び前記出力と前記第1入力との間に接続される第1抵抗を備える演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法において、
    前記第1抵抗に電気的に接続されて、前記演算増幅器の前記第1入力で、第1フィードバック比率を有する第1抵抗回路網を形成する可変抵抗をゼロオフセットに対応する初期値に設定する段階と、
    前記演算増幅器の出力と前記可変抵抗とに電気的に接続され、第2フィードバック比率を有する第2抵抗回路網を備えるオフセット制御部を利用することで、前記演算増幅器の前記入力に存在するオフセット電圧を追跡する段階と、
    オフセットエラー値を発生させる段階と、
    前記可変抵抗を、前記オフセットエラー値に基づいて調節して、前記オフセット電圧を無効化する段階と、を含むことを特徴とする演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
  34. 前記オフセット電圧を追跡する段階は、
    比較器によって、前記演算増幅器の入力電圧を、前記第2フィードバック比率を有する前記第2抵抗回路網に存在する前記電圧と比較する段階と、
    前記比較器の出力値を測定し、その測定出力値に基づいて前記可変抵抗を調節する段階と、を含むことを特徴とする請求項33に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
  35. 前記第2フィードバック比率は、前記第1フィードバック比率と同じになるように設定されることを特徴とする請求項33に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
  36. イネーブル信号を利用して、前記第2抵抗回路網を前記演算増幅器に選択的に接続する段階と、前記イネーブル信号が非活性である時に、前記可変抵抗を前記初期値にリセットする段階と、を更に含むことを特徴とする請求項33に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
  37. 前記測定段階は、前記比較器が第1ロジック値を出力する時にカウンタの値をアップカウントする段階と、前記比較器が第2ロジック値を出力する時にカウンタの値をダウンカウントする段階と、を含み、
    前記可変抵抗を調節する段階は、前記カウンタの値に比例的に調節可能に抵抗を増加または減少させる段階を含むことを特徴とする請求項34に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
  38. 前記測定値を平均する段階と、前記平均値に基づいてゼロオフセットに対応する値に前記可変抵抗をリセットする段階と、を更に含むことを特徴とする請求項34に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
  39. 前記平均する段階は、前記比較器が第1値を出力する時に第1測定値を保存する段階、前記比較器が第2値を出力する時に第2測定値を保存する段階、及び前記第1測定値を前記第2測定値に加算して平均値を導出する段階を含むことを特徴とする請求項38に記載の演算増幅器のオフセット電圧を無効化する方法。
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