JP2005218085A - モノラル音声信号からマルチチャネル音声信号を生成する方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】
単一チャネルの音声データしか含まないデジタル音声データストリームから2チャネルの音声データを含むデジタル音声データストリームを生成する手段を提供すること。
【解決手段】
デジタル音声ストリーム(200,240)を受信し、受信したデジタル音声ストリーム(200,240)が単一チャネルの音声データしか含まないことを自動的に判定し、各音声チャネルが単一チャネルの音声データを含む少なくとも2つの音声チャネルを有するマルチチャネル音声ストリーム(220,260)を自動的に生成することからなる、音声ストリームの処理方法。
【選択図】図2B
単一チャネルの音声データしか含まないデジタル音声データストリームから2チャネルの音声データを含むデジタル音声データストリームを生成する手段を提供すること。
【解決手段】
デジタル音声ストリーム(200,240)を受信し、受信したデジタル音声ストリーム(200,240)が単一チャネルの音声データしか含まないことを自動的に判定し、各音声チャネルが単一チャネルの音声データを含む少なくとも2つの音声チャネルを有するマルチチャネル音声ストリーム(220,260)を自動的に生成することからなる、音声ストリームの処理方法。
【選択図】図2B
Description
本発明は、マルチメディア技術に関し、詳しくは、モノラル音声信号からマルチチャネル音声信号を生成する方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体に関する。
多くのビデオ・カムコーダのユーザは、自分達が録画したホーム・ムービーなどの映像や音声をもっと長持ちする記憶媒体に移したいと考えている。DVD(デジタル多用途ディスク)などの光記憶装置は、光ディスクが耐久性に優れていることから、望ましい記憶媒体である。また、DVDから得られる視覚的体験は、アナログの再生装置に比べて良好である。例えば、DVDに記録された映像および音声は、ランダムにアクセスすることができる。また、DVDは、大抵のカムコーダやビデオ・カセットレコーダ(VCR)に使用される様々なアナログまたはデジタルのテープ・フォーマットでは利用できないような魅力的な検索手段を有する。さらに、映像や音声をデジタル記憶装置に記憶することにより、何度複製しても、正確な再現性が得られる。
カムコーダで録画されるホーム・ムービーの大半は、様々なアナログ記憶媒体に記憶される。例えば、VHS、8mm、hi−8、VHS−Cなどのビデオテープである。アナログの映像や音声を光記憶ディスクなどのデジタル媒体に移す場合、まず、そのアナログ・ソースをデジタル信号に変換する。アナログ/デジタル変換には、キャプチャカードまたは圧縮カードと呼ばれる専用のハードウェアを使用することが多い。キャプチャカードから出力されたデジタル信号はマスタリングソフトウェアに渡され、マスタリングソフトウェアを用いてそのデジタル化された映像および音声がデジタル媒体に書き込まれる。
多くの旧式ビデオ・カセットレコーダやアナログ・カムコーダは、単一チャネルの音声出力ポートしか備えていない。そのような装置をキャプチャカードまたは圧縮カードに接続してアナログの映像信号や音声信号をデジタル形式に変換すると、一方のチャネルの音声信号しか光媒体に記録されない。ユーザは、光ディスクを再生し、再生用オーディオシステムの一方のスピーカ・チャネルから単一チャネルのモノラル音声が出力されるときまで、そのような問題に気づかないことが多い。単一チャネルのモノラル再生を回避するためには、ユーザは、スプリッタ・ケーブルを用いて単一チャネルの音声を複製し、分離した2つの音声信号をキャプチャカードの右側チャネルおよび左側チャネルにそれぞれ供給しなければならない。
本発明の課題は、A/D変換器から出力されたデジタル音声データストリームが単一チャネルの音声データしか含まない場合に、その音声データを複製して、2チャネルの音声データを含むデジタル音声データストリームに変換する装置を提供することである。本発明の他の目的は、A/D変換器から出力されたデジタル音声データストリームが単一チャネルの音声データしか含まない場合に、その音声データを複製して、2チャネルの音声データを含むデジタル音声データストリームに変換する方法を提供することである。
デジタル音声ストリームを受信するステップと、受信したデジタル音声ストリームが単一チャネルの音声データを含むことを自動的に判定するステップと、各音声チャネルが単一チャネルの音声データを含む少なくとも2つの音声チャネルを有するマルチチャネル音声ストリームを自動的に生成するステップとからなる、音声ストリームの処理方法。
アナログ信号を受信して該アナログ信号をデジタル信号に変換するように構成されたアナログ/デジタル変換装置と、前記デジタル信号がモノラル音声信号を含むことを自動的に判定し、各音声チャネルがモノラル音声信号を含む少なくとも2つの音声チャネルを有するマルチチャネル信号を生成するように構成された分析アプリケーションとからなるシステム。
本発明のさらに他の実施形態は、実行すべき命令セットが格納されたコンピュータ読取可能媒体を提供する。プロセッサがこの命令セットを実行すると、プロセッサは、モノラル音声データを含むデジタル信号を受信する。プロセッサは、各音声チャネルがモノラル音声データを含む少なくとも2つの音声チャネルを有する音声信号を生成する。
本発明並びに本発明の目的および利点を完全に理解してもらうため、以下の説明では添付の図面を参照する。
本発明の好ましい実施形態および本発明の利点は、図1〜図3を参照すると最もよく理解できるであろう。異なる図面における同じ参照符号は、それらが同一または対応する要素であることを示す。
図1は、本発明の一実施形態による、アナログの映像・音声(V/A)信号を処理するシステム50を示す略ブロック図である。ビデオ・カセットレコーダやアナログ・カムコーダなどのアナログ装置10が、キャプチャカード20に相互接続される。キャプチャカード20は、映像入力ポート21、右側(R)音声入力ポート22、および左側(L)音声入力ポート23を有する。図示の例では、アナログ装置10の映像出力ポート11が、同軸ケーブル等のケーブル15によって、キャプチャカード20の映像入力ポート21に相互接続されている。アナログ装置10の音声出力ポート12は、例えば同軸ケーブルや3.5mmの音声ケーブル、あるいは他の適当な伝送媒体などのようなケーブル16によって、キャプチャカード20の音声入力ポート22または23に相互接続される。
キャプチャカード20は通常、パーソナルコンピュータのバックプレーン(例えばマザーボードなど)の拡張スロット(例えばPCIインタフェースなど)に接続するドーターカードとして実施される。キャプチャカード20は通常、ポート21に供給されたアナログ映像信号(例えばNTSC形式やPAL形式などの適当な形式の映像信号)を変換し、対応するデジタル映像信号を映像出力インタフェース24から出力するためのグラフィックスチップセット27を含む。映像出力インタフェース24は、ホストコンピュータの拡張スロットに接続するための1以上のピンを有する場合がある。映像出力インタフェース24と音声出力インタフェース25は、1つの映像/音声出力インタフェースとして実施することもでき、例えば1以上のピンとして実施される場合がある。デジタル化された映像信号と音声信号をインターリーブすることで、それらを1つの映像/音声出力インタフェースから出力することができる。同様に、キャプチャカード20は、ポート22および/またはポート23から受信したアナログ音声を変換し、対応するデジタル音声信号を音声出力インタフェース25から出力するための音声チップセット28を含む。音声チップセット28は通常、右側音声入力ポート22および左側音声入力ポート23からアナログ右側チャネル音声信号およびアナログ左側チャネル音声信号をそれぞれ受信して、受信したそれらの音声信号をMPEG(Moving Pictures Experts Group)音声ストリームなどのデジタル音声信号に符号化するように構成された符号化ロジックを含む。あるいは、グラフィックスチップセット27の機能と音声チップセット28の機能は、1つのチップセットに組み込んでもよい。
図示の例において、キャプチャカード20は、グラフィックスチップセット27からのデジタル映像信号および音声チップセットからのデジタル音声信号をそれぞれ分析アプリケーション60に渡してさらに処理し、本発明の実施形態に従ってDVDなどのデジタル媒体へ記憶するのに適した形式に変換するように構成される。図示の例において、分析アプリケーション60は、音声分析モジュール61とストリーム変換モジュール62とを含む。分析アプリケーション60は、デジタル音声ストリームを分析して該デジタル音声ストリーム中にモノラル音声データが存在するか否かを判定するロジックを含むコンピュータ読取可能な命令セットとして実施するのが好ましい。デジタル音声ストリーム中にモノラル音声データが存在した場合、分析アプリケーション60はそのモノラル音声データを複製し、まず元の音声データを生成音声ストリームの第1の音声チャネルに挿入し、次いでその音声データのコピーを生成音声ストリームの第2の音声チャネルに挿入することによって、マルチチャネル音声ストリームを生成する。
図示の例において、アナログ装置10は、右側チャネル音声入力ポート22に相互接続された単一の音声出力ポート12を有する。左側チャネル音声入力ポート23には、音声信号がまったく供給されない。したがって、音声チップセット28は、モノラル音声ストリームを生成し、そのモノラル音声ストリームを分析アプリケーション60に渡すことになる。分析アプリケーション60に供給されるモノラル音声ストリームは一般に、単一チャネルの音声データを含むデジタル音声ストリームである。このモノラル音声ストリームは、音声コンテンツの無い音声チャネルを更に含む場合がある。例えば、左側音声入力ポート23に供給される音声信号が無い場合、キャプチャカード20から出力されるデジタル音声信号の左側チャネルのデータは空になる。すなわち存在しない。分析アプリケーション60は、音声信号を少なくとも2つの音声チャネルに複製することによってマルチチャネル音声ストリームを生成し、生成した音声ストリームをマスタリングソフトウェア30アプリケーションに渡す。マスタリングソフトウェア30アプリケーションは通常、受信したデジタル映像信号およびデジタル音声信号を光ディスクへの記憶や光記憶デバイス再生装置からの再生に適した形式に変換するロジックを含むコンピュータ読取可能な命令セットを含む。例えば、マスタリングソフトウェア30は、それらの受信した映像ストリームや音声ストリームを、書込み可能な光ディスク・ドライブ40上のDVDへの記憶や、DVDプレーヤでの再生に適した映像および音声を含む映像オブジェクトにフォーマットする。
キャプチャカード20は、それらの映像および音声をマスタリングソフトウェア30に渡す前に圧縮する場合がある。好ましくは、音声チップセット28は、デジタル音声信号をMPEG1、MPEG2、MPEG2.5などのMpeg Audio Layer、または他の圧縮形式に符号化する。一般に、キャプチャカード20から出力されるデジタル音声信号は、一連のフレームを含むデジタル符号化音声ストリームである。図2Aは、図1に示すシステム50の構成においてキャプチャカード20から分析アプリケーション60に供給されるデジタル音声ストリーム200の一例を示す概略図である。デジタル音声ストリーム200は、一連の右側(R)チャネル音声フレームおよび左側(L)チャネル音声フレーム210〜213を含む。各フレーム210〜213はそれぞれ、ヘッダ201〜204および情報フィールド205〜208を含む。図示の例では、音声ストリーム200の中で、右側チャネル音声フレームと左側チャネル音声フレームとがインターリーブされている。具体的には、フレーム210および212が右側(R)チャネル・フレームとして指定され、フレーム211および213が左側(L)チャネル・フレームとして指定されている。各フレーム210〜213は、例えばヘッダ201〜204に含まれるビット・シーケンスにより、右側チャネル・フレームまたは左側チャネル・フレームとして指定される。図示の例では、右側チャネル・フレーム210および212が、情報フィールド205および情報フィールド207にそれぞれ音声データ(音声1および音声2)を有していて、左側チャネル・フレーム211および213は、音声データを何も有していない。つまり、情報フィールド206および208は、例えば音声コンテンツが無いことを示すビット・シーケンスにより、空として扱われる。あるいは、左側チャネル・フレーム211および213は、ヘッダ202および204しか含まなくてもよい。
本発明の実施形態によれば、分析モジュール61は、デジタル音声ストリーム200を分析してモノラル音声コンテンツの存在を判定するロジックを含む。図示の例において、分析モジュール61は、フレーム210〜213のうちの1以上の中に音声コンテンツが存在しないことを判定するロジックを含む。例えば、分析モジュール61は、情報フィールド205〜208の中身、または中身の一部を読み出すことにより、情報フィールド206および208の中身が空のビットシーケンスであることを判定することができる。さらに、分析モジュール61は、ヘッダ202および204を検査することにより、空の情報フィールド206および208が左側チャネルの情報フィールドであることを判定することができる。
変換モジュール62は、デジタル音声ストリーム200中に左側チャネル音声が存在しないことを判定すると、図2Bの概略図にマルチチャネル音声ストリーム220として示されているような、右側チャネル・フレーム230、232および左側チャネル・フレーム231、233を含むマルチチャネル音声ストリーム220を生成する。マルチチャネル音声ストリーム220の生成は、情報フィールド205の音声データ(音声1)を読み出し、その音声データを生成マルチチャネル音声ストリーム220のフィールド225および226に書き込むことによって行われる。フレーム230は例えばビット・シーケンスまたは他のインジケータをフレーム230のヘッダ221に書き込むことによって右側チャネル音声フレームとして指定される。同様にして、フレーム231が左側チャネル音声フレームとして指定される。同様にして、フィールド207から読み出した音声データ(音声2)はストリーム220のフレーム232のフィールド227およびフレーム233のフィールド228にそれぞれ書き込まれる。フレーム232およびフレーム233は、それぞれのヘッダ223および224に適当なビット・シーケンスを書き込むことにより、右側チャネル・フレームおよび左側チャネル・フレームとしてそれぞれ指定される。音声ストリーム200の修正によってマルチチャネル音声ストリーム220を生成できることは、明らかであろう。例えば、モノラル音声データを含むものとして判定された各フレームの隣りに1フレームを挿入し、挿入したフレームの中にそのモノラル音声データをコピーすることにより、音声ストリーム200をマルチチャネル音声ストリーム220に変換することができる。当業者であれば、マルチチャネル音声ストリーム220を他の方法で生成することもできることは明らかであろう。次いで、マルチチャネル音声ストリーム220をマスタリングソフトウェア30に渡し、そこでデジタル記憶媒体に対する書き込み準備をする。
図2Aおよび図2Bを参照して説明した実施形態では、音声ストリーム200のフォーマットが、左側チャネル・フレームと右側チャネル・フレームとを交互に配置したフォーマットになっていたが、分析モジュール61は、モノラル音声コンテンツ用に現在知られている、または今後開発されるいかなるストリーム形式を分析するように構成されてもよい。例えば、キャプチャカード20は、図2Cに示すように、1フレーム内に1以上のチャネル・データを含むデジタル音声ストリーム240を出力する場合がある。音声ストリーム240は一般に、周知のMPEG音声圧縮形式に従って形成される。具体的には、音声ストリーム240は一連の音声フレーム250〜251を含む。各音声フレーム250〜251は、ヘッダ241と情報フィールド243、およびヘッダ242と情報244をそれぞれ含む。ヘッダ241および242はそれぞれ、直後の情報フィールド243および244の中身の音声種別を示すインジケータ(例えば、ビットシーケンス)として機能する。例えば、MPEG形式の音声ストリームは、ヘッダ241および242の中にチャネルモードを示す2ビットのフィールドを有する。表Aは、MPEG形式の音声ストリームにおけるチャネルモード・ビットパターンをまとめたものである。
図2Cに示す音声ストリーム240は一連のフレーム250およびフレーム251を含む。各フレームは、右側チャネル音声データ(音声1(R))を有する情報フィールド243および右側チャネル音声データ(音声2(R))を有する情報フィールド244をそれぞれ有する。ヘッダ241および242はビットパターンを含む。例えば、ビットパターン「11」は、フレーム内の音声コンテンツがモノラルであることを示す。すなわち、フレーム250および251の音声データは、単一チャネルの音声データからなる。分析モジュール61は、音声ストリーム240を検査し、その中に単一チャネルの音声が含まれることを判定するように構成される。例えば、分析モジュール61は、ヘッダ241および242からチャネルモード・ビットシーケンスを読み出し、そのチャネルモード・ビットシーケンスが、モノラルの音声コンテンツであることを示すビットシーケンスであるか否かを検査する。図示の例では、変換モジュール62によって、各情報フィールド243および244の音声コンテンツ(音声1(R)および音声2(R))が、本発明の実施形態に従ってコピーされる。コピーされた音声データは、左側チャネル音声データとして、図2Dに示すように生成マルチチャネル音声ストリーム260の情報フィールド263および264の元の右側チャネル音声データとインタリーブされる。元の音声データ(音声1(R)および音声2(R))は、マルチチャネル音声ストリーム260の右側チャネル音声データを構成し、コピーされた音声データ(音声1(L)および音声2(L))は、マルチチャネル音声ストリーム260の左側チャネル音声データを構成する。好ましくは、変換モジュール62は、マルチチャネル音声ストリーム260がマルチチャネル音声コンテンツを含むことを示すビットシーケンスをヘッダ261および262に書き込む。したがって図示の例の場合、変換モジュール62は、ビットパターン「00」をヘッダ261および262に書き込み、フレーム270および271がそれぞれステレオコンテンツを含むことを示す。その結果、デコーダ(例えば音声ストリーム260や該音声ストリームからの派生信号を再生するデコーダを有するDVDプレーヤなど)は、音声ストリーム260がマルチチャネル音声コンテンツを含むことを認識し、マルチチャネル・ステレオシステムの複数のチャネルから可聴出力を再生することができる。
図3は、本発明の実施形態に従って分析アプリケーション60を実行するコンピュータシステム300を示す略ブロック図である。システム300は、中央演算処理装置(CPU)のような1以上の従来の処理要素330を含む。処理要素330は、システムバス335を介してMIOC(Memory and Input/Output Controller)310に接続される。処理要素330は、1以上のバスから成るローカルインタフェース350を介してシステム300内の他の要素と通信し、それらの要素を作動させる。MIOC310は、システムバス335を介してアクセス要求を受信し、ローカルインタフェース350に接続されたメモリデバイス340および/または他の入出力(I/O)装置をアドレス指定する。例えば、表示装置320、ポインティングデバイス(例えば、マウス321)、キーボード322、I/Oポート323、および記憶装置324などが、ローカルインタフェース350を介してMIOC310と通信するように接続される。メモリデバイス340は、リードオンリーメモリ(ROM)のような不揮発性記憶装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)のような揮発性記憶装置、ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(DRAM)、またはフラッシュメモリ(EEPROM)等で実施することができ、あるいは他の記憶装置であってもよい。システム300は、分析アプリケーション60を記憶装置324に記憶している。書込み可能なコンパクト・ディスクドライブや書込み可能なDVDドライブのような書込み可能な光ディスクドライブ40が、処理要素330と通信するように接続される。
従来の方法と同様に、分析アプリケーション60および/またはマスタリングソフトウェア30アプリケーションは、記憶装置324から取り出され、メモリデバイス340にロードされ、オペレーティングシステム(O/S)345および処理要素330によって実行される。オペレーティングシステム345は、システム300のリソースを従来の方法で制御し、必要に応じて分析アプリケーション60の命令を処理要素330に伝達して、分析アプリケーション60が適切に実行されるようにする。ただし、分析アプリケーション60およびマスタリングソフトウェア30は互いに離れた場所に配置することもでき、異なるコンピューティング・プラットフォーム上に配置される場合もある点に注意して欲しい。
アダプタインタフェース360(例えば、PCI、IDE、SCSIなどのインタフェース、あるいはその他の周辺インタフェース)は、ローカル・インタフェース350に相互接続され、キャプチャカード20と処理要素330との間を接続し、通信を可能にする働きをする。アダプタインタフェース360は、システム300のバックプレーン(例えば、マザーボード)に設けられたソケットまたは拡張スロットと、その関連回路として実施される。キャプチャカード20(例えばドーターカード)は、アダプタインタフェース360に接続される。キャプチャカード20は更に、アナログ装置10のようなマルチメディア・ソースにも接続される場合がある。
本発明の実施形態によれば、キャプチャカード20に供給されたアナログの映像信号および音声信号が、対応するデジタルの映像信号および音声信号に変換される。このデジタルの映像信号および音声信号は、処理要素330に渡され、分析アプリケーション60の命令セットに従って処理される。単一チャネルのモノラル音声信号からマルチチャネルの音声が生成される。このマルチチャネル音声信号は、マスタリングソフトウェア30アプリケーションに渡され、書込み可能な光ディスク装置40を用いて光ディスクに書き込まれる。
分析アプリケーション60は、コンピュータ読取可能なロジックの命令セットまたはプログラムとして実施するのが好ましい。命令セットは、様々な従来のコンピュータ読取可能媒体のうちのいずれか1つに格納するのが好ましい。本明細書で使用される「コンピュータ読取可能媒体」は、命令実行システム、機器、または装置で使用されるプログラム、あるいはそれらに関連して使用されるプログラムを記憶、通信、伝搬、または転送することが可能なものであれば、いかなる手段であってもよい。コンピュータ読取可能媒体には、例えば、電子式、磁気式、光学式、電磁式、赤外線式、または半導体式のシステム、機器、装置、または伝播媒体などがあり、それらは現在知られているものであってもよいし、将来開発されるものであってもよい。ただし、それらに限定されることはない。
20 キャプチャカード
200、240 デジタル音声ストリーム
220、260 マルチチャネルデジタル音声ストリーム
200、240 デジタル音声ストリーム
220、260 マルチチャネルデジタル音声ストリーム
Claims (9)
- 音声ストリームを処理する方法であって、
デジタル音声ストリーム(200、240)を受信するステップと、
受信した前記デジタル音声ストリーム(200、240)が単一チャネルの音声データを含むことを自動的に判定するステップと、
各音声チャネルが前記単一チャネルの音声データを含む少なくとも2つの音声チャネルを有するマルチチャネル音声ストリーム(220、260)を自動的に生成するステップと、
からなる方法。 - 前記デジタル音声ストリーム(200、240)を受信するステップは、一連の音声フレームを受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記デジタル音声ストリーム(200、240)中の第1のフレームから前記単一チャネルの音声データを複製するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 複製した前記音声データを含む第2のフレームを前記第1のフレームの後ろに挿入するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
- 前記複製した単一チャネルの音声データを挿入するステップは、複製した前記音声データを前記第1のフレームの音声データとインターリーブするステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
- 前記マルチチャネル音声ストリーム(220、260)を自動的に生成するステップは、前記受信したデジタル音声ストリーム(200、240)中の一連のフレームのうちの1フレームに前記音声データを複製するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記音声データを複製するステップは、音声データを含むものとして判定された前記一連のフレームの各フレームの中に前記音声データを複製するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
- 前記自動的に判断するステップは、前記デジタル音声ストリーム(200、240)の複数のフレームがモノラル音声データを含むことを判定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- アナログのモノラル音声信号をアナログ/デジタル変換装置(20)に送るステップと、
前記アナログのモノラル音声信号をデジタル音声ストリーム(200、240)に変換するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060330 |