JP2005217888A - 撮像装置、撮像装置の製造方法、撮像素子の取付用基板及び電子機器 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の製造方法、撮像素子の取付用基板及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像素子の撮像領域側に対しての封止剤の流出を防止する。
【解決手段】開口部10を有する基板PCと、基板PCの裏面側に開口部10から光電変換部2aを露出させるように取り付けられた撮像素子2と、撮像素子2に入射光を集光する光学部材1と、を有する撮像装置100である。光電変換部2aの周囲に設けられ、撮像素子2が基板PCに取り付けられた状態で基板PCの裏面と撮像素子2の表面とを離間させて電気的に接続するバンプ20を備える。バンプ20よりも光電変換部2a側に当該光電変換部2aを取り囲むように形成され、バンプ20により規制される基板PCの裏面と撮像素子2の表面の間隔を狭くする間隔変更部30を備える。撮像素子2の端部側から当該撮像素子2と基板PCの間を封止する接着剤Bが充填されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機やモバイルコンピュータなどの電子機器に搭載可能な撮像装置、撮像装置の製造方法、撮像素子の取付用基板及び撮像装置を内蔵した電子機器に関する。
従来、携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の電子機器に搭載可能な小型で高性能の撮像装置が開発されている。かかる撮像装置には、基板に設けられた撮像素子と、この撮像素子に集光させるためのレンズ等を有する光学部材とが一体化されて備えられたものがある。
近年、電子機器の更なる薄型化に伴い、撮像装置自体を薄型化するため、例えば、図9に示す撮像装置200のように、基板201に開口部201aを形成し、基板201の裏面側にその開口部201aから撮像領域202aを露出させるように撮像素子202を備え、更に、光学部材Rを有する外枠体Cを基板201の表面側からその開口部201aを通じて当接させるように備えることにより、基板201の厚み分、光学素子OPT(光学部材R、外枠体C)の突出を抑えるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1において、図9に示すように、基板201と撮像素子202とは、バンプ203により電気的に接続されている。バンプ接続において、基板201側の開口部201aの周囲に撮像素子202と接続されるボンディングパッドとしての回路パターン(図示省略)と、撮像素子202に設けられた接続端子(図示省略)とを、バンプ203を介して、接合する。
このバンプ接続の接合方法としては、例えば、超音波融着によって金属製端子同士を接合する方法の他、ACF(異方性導電フィルム)やACP(異方性導電ペースト)等を用いて、接触式の電気的接合を行う方法もある。
ここで、バンプ接続されている部分以外の部分は基板201と撮像素子202とが密着されておらず、空隙部(図示省略)が形成される。この空隙部から、埃や水分等が入り込むことを防止するために、所定の樹脂等の封止剤204を撮像素子202の端部から充填することで当該撮像素子202の全周にわたって配置して、これにより、基板201と撮像素子202との間を封止している。
特開2001−292354号公報
しかしながら、上記特許文献1等の場合、撮像素子と基板との間を封止する際に基板と撮像素子との間に充填された封止剤が、バンプ接続部分より撮像素子の中央側に流出して撮像領域に達すると、封止剤により撮像領域の一部が覆われて撮像できなくなり、さらに撮像可能な領域が減少してしまうといった問題も発生する。
本発明の課題は、撮像素子の撮像領域側に対しての封止剤の流出を防止することができる撮像装置、撮像装置の製造方法、撮像素子の取付用基板及び撮像装置を内蔵した電子機器を提供することである。
請求項1に記載の発明は、光の通過部を有する基板と、前記基板の裏面側に前記通過部の少なくとも一部と撮像領域とを対向させて取り付けられた撮像素子と、前記撮像素子に入射光を集光する光学部材と、を有する撮像装置であって、
前記撮像領域の周囲に設けられ、前記撮像素子が前記基板に取り付けられた状態で前記基板の裏面と前記撮像素子の表面とを離間させて電気的に接続する接続部材と、
前記接続部材よりも前記撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように形成され、前記接続部材により規制される前記基板の裏面と前記撮像素子の表面の間隔を狭くする間隔変更部と、を備え、
前記撮像素子の端部側から当該撮像素子と前記基板の間を封止する封止剤が充填されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、接続部材よりも撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように間隔変更部が形成され、この間隔変更部によって、接続部材により規制される基板の裏面と撮像素子の表面の間隔が狭くされているので、撮像素子と基板の間を封止するために撮像素子の端部側から封止剤が充填された場合に、封止剤が撮像素子の中央側に流出しにくくなって撮像領域に達することを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記基板には、前記通過部として開口部が形成され、
前記撮像素子は、前記開口部から前記撮像領域を露出させるように前記基板に取り付けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、基板には、光の通過部として開口部が形成され、撮像素子は、開口部から撮像領域を露出させるように基板に取り付けられている。このような構成であっても、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記間隔変更部は、前記基板の裏面に前記開口部の縁部に沿って設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、間隔変更部は基板の裏面に開口部の縁部に沿って設けられているので、この間隔変更部によって、封止剤が開口部側に流出することを適正に防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記基板は、セラミック基板であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、基板がセラミック基板であっても、請求項1〜3に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記基板は、光を透過させる基板であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、基板が光を透過させる基板であっても、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記間隔変更部は、セラミック又はガラスからなる被膜であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、間隔変更部は、セラミック又はガラスからなる被膜であるので、撮像素子の撮像領域側に対する封止剤の流出防止を適正に行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記接続部材は、バンプであり、前記撮像素子の表面に形成され、
前記基板の裏面の前記バンプと対向する部分には、当該基板に前記撮像素子が取り付けられる際に前記バンプと接合して前記撮像素子と前記基板とを電気的に接続するメッキバンプが形成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、基板の裏面のバンプと対向する部分には、当該基板に撮像素子が取り付けられる際にバンプと接合して撮像素子と基板とを電気的に接続するメッキバンプが形成されているので、このメッキバンプの分だけ基板の裏面と撮像素子の表面との離間距離を大きくすることができる。即ち、間隔変更部が、例えば製造誤差等により基板の裏面と撮像素子の表面との離間距離よりも大きい高さを有するように形成された場合であっても、メッキバンプの分だけ基板の裏面と撮像素子の表面との離間距離に余裕を持たせることができ、基板に撮像素子が取り付けられても、間隔変更部の先端部分が撮像素子の表面又は基板の裏面に接触して、撮像素子の表面や基板の裏面を傷つけてしまうといったことがなくなる。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置の製造方法であって、
前記基板の裏面及び前記撮像素子の表面の何れか一方の面に前記間隔変更部を形成する間隔変更部形成工程と、
前記基板の裏面側に前記撮像素子を取り付ける撮像素子取付工程と、
前記封止剤を充填する封止剤充填工程と、
を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、基板の裏面及び撮像素子の表面の何れか一方の面に間隔変更部を形成し、基板の裏面側に撮像素子を取り付けるので、その後、基板の裏面と撮像素子の表面の間に封止剤を充填しても、間隔変更部によって撮像素子の撮像領域側に対しての封止剤の流出を適正に防止することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の撮像装置の製造方法において、
前記間隔変更部は、セラミックからなる被膜であり、
前記基板の裏面側に設けられた配線を保護するために前記セラミックからなる保護被膜を形成する保護被膜形成工程を備え、
前記保護被膜形成工程は、前記間隔変更部形成工程として、前記基板の裏面に前記間隔変更部としての前記被膜を形成する工程を有することを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、基板の裏面側に設けられた配線を保護するために保護被膜を形成する保護被膜形成工程において、基板の裏面に間隔変更部としての被膜を形成する工程を行うことができる。即ち、保護被膜及び被膜は、ともに、セラミックからなるため、保護被膜の形成の際に被膜の形成も行うことができる。従って、間隔変更部の形成のための特別な工程を行う必要がなくなり、保護被膜形成工程にて間隔変更部を簡便に形成することができる。
請求項10に記載の発明は、光の通過部を有し、裏面側に前記通過部の少なくとも一部に撮像領域を対向させて撮像素子が取り付けられる撮像素子の取付用基板であって、
前記撮像素子が取り付けられる際に、前記撮像領域の周囲に設けられた接続部材により前記撮像素子と当該基板とが電気的に接続されるとともに当該基板の裏面と前記撮像素子の表面とが離間した状態とされ、
前記接続部材よりも前記撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように形成され、前記接続部材により規制される当該基板の裏面と前記撮像素子の表面の間隔を狭くする間隔変更部を備え、
前記撮像素子が取り付けられた後、前記撮像素子の端部側から前記撮像素子と当該基板の間に封止剤が充填されることを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、接続部材よりも撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように間隔変更部が形成され、この間隔変更部によって、接続部材により規制される基板の裏面と撮像素子の表面の間隔が狭くされているので、撮像素子と基板の間を封止するために撮像素子の端部側から封止剤が充填されても、封止剤が撮像素子の中央側に流出して撮像領域に達することを防止することができる。
請求項11に記載の発明の電子機器は、
請求項1〜7の何れか一項に記載の撮像装置を、機器本体内に備えることを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1〜7の何れか一項に記載の撮像装置を、機器本体内に備えた電子機器であっても、請求項1〜7に記載の発明と同様に、間隔変更部によって封止剤が撮像素子の中央側に流出して撮像領域に達することを防止することができる。
請求項1に記載の発明によれば、接続部材よりも撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように形成された間隔変更部によって、接続部材により規制される基板の裏面と撮像素子の表面の間隔が狭くされているので、撮像素子と基板の間を封止するために撮像素子の端部側から封止剤が充填された場合に、封止剤が撮像素子の中央側に流出しにくくなって撮像領域に達することを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、基板には、光の通過部として開口部が形成され、撮像素子は、開口部から撮像領域を露出させるように基板に取り付けられていても、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、間隔変更部は基板の裏面に開口部の縁部に沿って設けられているので、この間隔変更部によって、封止剤が開口部側に流出することを適正に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、間隔変更部は、セラミック又はガラスからなる被膜であるので、撮像素子の撮像領域側に対する封止剤の流出防止を適正に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、メッキバンプの分だけ基板の裏面と撮像素子の表面との離間距離を大きくすることができる。即ち、間隔変更部が、例えば製造誤差等により基板の裏面と撮像素子の表面との離間距離よりも大きい高さを有するように形成された場合であっても、メッキバンプの分だけ基板の裏面と撮像素子の表面との離間距離に余裕を持たせることができ、基板に撮像素子が取り付けられても、間隔変更部の先端部分が撮像素子の表面又は基板の裏面に接触して、撮像素子の表面や基板の裏面を傷つけてしまうといったことがなくなる。
請求項8に記載の発明によれば、基板の裏面と撮像素子の表面の間に封止剤を充填しても、間隔変更部によって撮像素子の撮像領域側に対しての封止剤の流出を適正に防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、保護被膜形成工程において、基板の裏面に間隔変更部としての被膜を形成する工程を行うことができる。即ち、保護被膜及び被膜は、ともに、セラミックからなるため、保護被膜の形成の際に被膜の形成も行うことができる。従って、間隔変更部の形成のための特別な工程を行う必要がなくなり、保護被膜形成工程にて間隔変更部を簡便に形成することができる。
請求項10に記載の発明によれば、接続部材よりも撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように間隔変更部が形成され、この間隔変更部によって、接続部材により規制される基板の裏面と撮像素子の表面の間隔が狭くされているので、撮像素子と基板の間を封止するために撮像素子の端部側から封止剤が充填されても、封止剤が撮像素子の中央側に流出して撮像領域に達することを防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1〜7に記載の発明と同様に、間隔変更部によって封止剤が撮像素子の中央側に流出して撮像領域に達することを防止することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
ここで、図1は、本発明を適用した一実施の形態として例示する撮像装置を示す斜視図であり、図2は、図1のII−II線における撮像装置の一部省略断面図である。
図1及び図2に示すように、撮像装置100は、開口部10が形成された基板PCと、その基板PCの裏面側から開口部10を塞ぐように備えられた撮像素子2と、基板PCの表面側から開口部10を通じて、その撮像素子2の表面である受光面に当接し、撮像素子2に集光させるための光学部材1と、この光学部材1に入射する光量を調節する絞り板3と、撮像素子2と開口部10とを覆い隠す外枠部材としての鏡枠4と、鏡枠4に備えられた遮光性を有する遮光板5と、遮光板5に支持されるフィルタ6と、遮光板5と光学部材1の間に備えられ、光学部材1を基板PC側へ押圧する押圧部材7と、光学部材1の位置決めを行うために基板PC上の所定位置に配置された位置決め電気部品8a、…等により構成されている。
撮像素子2は、例えば、CMOS型イメージセンサ、CCD型イメージセンサ等からなり、外形が略矩形薄板状に形成された部材である。また、撮像素子2の上面中央には、画素が2次元的に配列され、撮像領域としての矩形状の光電変換部2aが形成されている。
以下に、撮像素子2の基板PCに対する取り付け状態について、図3及び図4を参照して詳細に説明する。
ここで、図3(a)は、図1のIII−III線における撮像装置100の一部省略断面図であり、図3(b)は、図3(a)における基板PC及び撮像素子2を上方から見て示した一部省略平面図であり、図3(c)は、図3(a)における基板PC及び撮像素子2を下方から見て示した一部省略平面図である。また、図4は、図3(a)における一点鎖線Aで囲まれた部分を拡大して示した断面図である。なお、図3及び図4にあっては、光学部材1及び後述する接着剤B等の図示を省略している。
図3及び図4に示すように、撮像素子2は、基板PCの裏面側に、開口部10を介して基板PCの表面側から光電変換部2aが露出されるように取り付けられている。具体的には、基板PCの裏面側に、光電変換部2aの周囲に位置するように所定間隔を空けて複数設けられた接続部材としてのバンプ20を介して、基板PCの裏面と撮像素子2の表面とを離間させて撮像素子2が取り付けられている。
より詳細には、バンプ20は、撮像素子2の端部の接続端子(図示略)に対応させて設けられており、バンプ20の上面が基板PCの裏面側に形成された裏面側配線L1に接合されている。これにより、バンプ20を介して撮像素子2と基板PCとは電気的に接続されている。
ここで、バンプ20は、例えば、銅、ニッケル、金、パラジウムやこれらの合金、或いはこれらの金属から構成されている。また、バンプ20としては、例えば、スタッドバンプ、メッキバンプ、蒸着バンプ等が挙げられる。さらに、バンプ20と裏面側配線L1との接合方法としては、例えば、超音波融着の他、ACF(異方性導電フィルム)、ACP(異方性導電ペースト)等が挙げられる。
そして、基板PCに対する撮像素子2の取り付けに際し、基板PCの裏面と撮像素子2の表面との間に、例えば20μmの間隔を形成するように、バンプ20と裏面側配線L1とが接合される。即ち、基板PCに撮像素子2全面を当接させる構成とした場合に、接点だけを接続させるのが困難となり、接点以外の部分には、基板PCと撮像素子2との間に隙間が形成されることとなる。なお、隙間が狭くなりすぎると、基板PCと撮像素子2の線膨張係数の差による応力が大きくなり、信頼性が低下し、一方で、隙間が広くなりすぎると、基板PCと撮像素子2との接続性が悪化することとなる。
基板PCとしては、例えばセラミック基板を適用可能であり、外形が平面視において略矩形状に形成されている。そして、基板PCの裏面には、略矩形状に形成された開口部10の縁部に沿って当該裏面から撮像素子2の表面側に突出するように、バンプ20により規制された当該基板PCの裏面と撮像素子2の表面の間隔を狭くする間隔変更部30が設けられている。即ち、間隔変更部30は、基板PCの裏面のバンプ20よりも撮像素子2の光電変換部2a側にその光電変換部2aを取り囲むように形成されている。
間隔変更部30は、例えば、撮像素子2側に突出する長さが、基板PCの裏面と撮像素子2の表面の間隔よりも小さくされており、具体的には、20μm未満、好ましくは、5〜15μmとなっている。また、間隔変更部30の幅は、例えば150μmとされている。
また、間隔変更部30としては、例えば、酸化アルミニウムからなるアルミナコート(被膜)等のセラミックやガラスが挙げられる。ここで、セラミック或いはガラスの成膜は、所定の表面処理技術を用いて行われるようになっている。
なお、基板PCの表面側には、裏面側配線L1の一部と接続された表面側配線L2が設けられており、この表面側配線L2はフレキシブル基板Fの端部に接続されている。
また、基板PCの裏面と撮像素子2の表面との間には、図2に示すように、撮像素子2の端部側から所定の樹脂からなる接着剤(封止剤)Bが充填されてなり、撮像素子2と基板PCの間が封止されている。
この接着剤Bは、接着部位に充填後、接着部位の加熱や、接着部位への紫外線照射、その他の手段、又はこれらを複合的に行うことにより硬化させることが可能な樹脂等であって、一般的な熱硬化型接着剤、紫外線硬化型接着剤、熱・紫外線併用硬化型接着剤、複合硬化型接着剤等である。
より詳細には、例えば、熱及び紫外線の照射のいずれであっても硬化可能な熱・紫外線併用硬化型接着剤(樹脂)として、例えば、スリーボンド3012(登録商標)、ワールドロックNo.863(登録商標)、等が挙げられる。その他の手段としての硬化剤、硬化促進剤で硬化が促進されるとともに、紫外線照射でも硬化可能な複合硬化型接着剤としては、硬化促進剤としてスリーボンド3095(登録商標)を使用するスリーボンド3006(登録商標)等が挙げられる。
そして、接着剤Bが、基板PCの裏面と撮像素子2の表面の間に充填されていることにより、外部からの埃や水分の進入を防ぐことができる防塵、防湿の機能を果たす。これに加えて、基板PCと撮像素子2との光軸方向と、該光軸方向と垂直な方向(以下、垂直方向という。)との双方において、基板PCと撮像素子2との固着強度を大きくすることができる。
光学部材1は、透明なプラスチック材料を素材とし、図2に示すように、管状の脚部1cと、この脚部1cに支持される凸レンズ形状のレンズ部1aとが一体的に形成されている。脚部1cは、下端に形成された4つの当接部(なお、図2にあっては、2つのみを図示している)1dと、上端周囲に形成された上脚部1eと、当接部1dと上脚部1eとの間に形成された下脚部1fとを備えている。また、脚部1cの上端を塞ぐ板状の上面部1bの中央にレンズ部1aが形成されている。そして、当接部1dは、基板PCの開口部10を通じて撮像素子2上の所定位置に当接する。
下脚部1fは、例えば図示は省略するが、水平断面視において円の外周の2点を結ぶ線(弦)によって切り欠かれた略D字形状となっており、被嵌合部を形成している。
また、上面部1bの上面であって、レンズ部1aの周囲には、遮光性のある素材からなり、凸レンズ部1aのFナンバーを規定する第1の絞りとしての開口3aを有する絞り板3が接着剤Bにより固定されている。
光学部材1の外側には、遮光性のある素材からなり外枠部材を構成する鏡枠4が配置されている。鏡枠4には、図1に示すように、角柱状の下部4aと、円筒状の上部4bとが設けられている。鏡枠4の上部4bの上端には、遮光板5が接着剤Bにより取り付けられている。遮光板5は、その中央に第2の絞りとしての開口5aを有している。遮光板5の中央の開口5aの下方に、赤外線吸収特性を有する素材からなるフィルタ6が接着剤Bにより接合されている。そして、この遮光板5とフィルタ6とでカバー部材11が構成されている。
また、下部4aの下端部4aaは、基板PC上に鏡枠4が取り付けられる際の接着部位となる箇所であって、鏡枠4の下部4aが基板PC上に当接され取り付けられる際には、下部4aの下端部4aaと、基板PCとの間に接着剤Bが充填されて固着される。
このように、基板PCと鏡枠4とカバー部材11とが密着して接合されているので、基板PCと鏡枠4とカバー部材11等に覆われる光学部材1や撮像素子2の表面は、環境外乱である埃などのゴミや湿気等の付着や傷等の損傷から防がれて保護される。
つまり、鏡枠4とカバー部材11とで構成される外枠部材が、光学部材1や基板PCの開口部10、撮像素子2の表面を覆うことにより、撮像装置100は、防塵、防湿の構造、光学部材1等の保護構造を有する。
また、図示は省略するが、鏡枠4の下部4aと上部4bとの間の隔壁4cの内周面には、光学部材1の被嵌合部である下脚部1fに対応した嵌合部としてのD溝が形成されており、D溝に下脚部1fが密着的に嵌合している。このような下脚部1fとD溝との嵌合により、光学部材1は、例えば当該光学部材1のレンズ部1aの光軸を中心とした回転が防止されるように、鏡枠4に位置規制されている。
また、光学部材1は鏡枠4に位置規制されているので、基板PCの所定位置に、例えば、後述する位置決め電気部品8aに基づき、鏡枠4を位置決めして配置することにより、基板PCの所定位置に光学部材1を配置することができ、例えば、基板PCに備えられた撮像素子2の光電変換部2aの中心と、鏡枠4に嵌合された光学部材1のレンズ部1aの光軸の中心を一致させるように備えることができる。
また、光学部材1は鏡枠4に位置規制されているため、基板PCの所定位置に鏡枠4が配置され、固定された状態においては、光学部材1は所定の位置からずれにくく、例えば、光学部材1のレンズ部1aの光軸の中心と、撮像素子2の光電変換部2aの中心とが一致した状態を維持しやすい。
図2において、光学部材1と遮光板5との間には、例えば、コイルばねなどの弾性部材により構成された押圧部材7が配置されている。遮光板5が鏡枠4に取り付けられることで、遮光板5により押圧部材7が押圧されて、この押圧部材7が弾性変形する。この押圧部材7は、光学部材1を図2中において、下方に向かって所定の押圧力により押圧して、光学部材1を撮像素子2に付勢する。ここで、遮光板5から下方の撮像素子2に向かう力が加わった際に、押圧部材7が弾性変形することにより、その力を吸収する緩衝作用が働くので、その力は直接撮像素子2には伝達されず、撮像素子2が破損することを防ぐ効果がある。
位置決め電気部品8a、…は、例えば、コンデンサ、抵抗、ダイオード等であり、図2において、基板PC上の鏡枠4と開口部10との間であって、鏡枠4に近接してこの鏡枠4の4隅に対応して配置されている。この位置決め電気部品8a、…は、鏡枠4を基板PC上に固着する際の固定位置の近傍にあり、鏡枠4の位置決め指標となる。
なお、位置決め電気部品8aは、例えば、コンデンサ、抵抗、ダイオード等に限らず、撮像装置100に必要な電気部品であればよい。
また、基板PC上には、撮像装置100を動作させ、画像処理を行うために必要な電気部品(図示略)を設けても良く、これにより、撮像装置100を一つのユニットとして様々な電子機器に搭載しやすくなる。
次に、上記撮像装置100の製造方法のうち、特に基板PCに対する撮像素子2の取付処理について、図5を参照して説明する。
ここで、図5(a)〜(c)は、撮像装置100の製造工程を説明するための工程図である。なお、接着剤Bとして、熱硬化型接着剤を用いるものとする。
まず、基板PCの裏面側における開口部10の縁部に沿って、間隔変更部30としてのアルミナコートを施す(間隔変更部形成工程)。
次に、基板PCの開口部10と撮像素子2の光電変換部2aとを対向させるように、基板PCの裏面側配線L1と撮像素子2の接続端子上に形成されたバンプ(スタッドバンプ)20とを接合する(撮像素子取付工程;図5(a)及び図5(b)参照。)。具体的には、基板PCの裏面にバンプ20の先端部が当接することで、バンプ20が押し潰されることとなり、これによって、撮像素子2と基板PCとの離間距離が所定の大きさに規制された状態となる。
次いで、撮像素子2の端部側から撮像素子2と基板PCとの間に接着剤Bを充填し、例えば、電熱ヒータ等の加熱装置(図示略)にて加熱することにより、充填された接着剤Bを硬化させる(封止剤充填工程;図5(c)参照)。
これにより、基板PCと撮像素子2の取付処理が完了する。
なお、上記接着剤Bの硬化処理は、接着剤Bが熱硬化型接着剤以外でも、例えば、紫外線硬化型又は熱・紫外線併用硬化型でもよい。この場合、加熱装置に替えて、又は加熱装置と併用して紫外線照射装置(図示なし)を接着剤Bの充填位置に照射することにより、接着剤Bを硬化させる構成であってもよい。
次に、上記撮像装置100を一例として本発明の撮像装置を搭載した電子機器について説明する。
図6に示すように、電子機器は、例えば、折り畳み式携帯電話機T(以下、携帯電話機Tという)であり、表示画面Dを備えたケースとしての上筐体71と、操作ボタンPを備えた下筐体72とがヒンジ73を介して連結されている。撮像装置100は、上筐体71の内表面側(表示画面Dを有する側)の表示画面Dの下方に内蔵されており、撮像装置100が上筐体71の外表面から光を取り込めるものとされている。
このように、携帯電話機Tに薄型化された撮像装置100を内蔵することにより、携帯電話機Tをより薄型化することができ、撮像対象との距離や撮像環境に対応させて撮像装置100の機能を使い分けることにより、付加価値の高い携帯電話機Tとすることができる。
なお、携帯電話機Tのその他の構成要素は、公知であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、基板PCの裏面には、撮像素子2におけるバンプ20よりも光電変換部2a側に当該光電変換部2aを取り囲むように、即ち、基板PCの開口部10の縁部に沿うように間隔変更部30が形成され、この間隔変更部30によって、バンプ20により規制される基板PCの裏面と撮像素子2の表面の間隔が狭くされているので、撮像装置100の製造工程において、撮像素子2と基板PCの間を封止するための接着剤Bが撮像素子2の端部側から充填されても、間隔変更部30において液の流れが阻害されるため、接着剤Bが撮像素子2の中央側に流出しにくくなって光電変換部2aに達することを防止することができる。
また、基板PCはセラミック基板であるので、この基板PCに光の通過部として開口部10を形成しても、その開口端部から塵等が発生しにくくなり、塵等が撮像素子2の撮像領域2aに付着することに起因して発生する画素欠陥を防止することができる。加えて、間隔変更部30をアルミナコートとすることで、セラミック基板に対してアルミナコートを好適に形成することができる。
さらに、光学部材1や撮像素子2の表面は、鏡枠4とカバー部材11等の外枠部材により覆われているので、光学部材1や撮像素子2は、撮像装置100の外部からの埃などのゴミや湿気等の付着や傷等の損傷から防がれ、保護されるので、光学部材1や撮像素子2の状態に起因する撮像情報への影響を排除することができる。
<撮像装置の変形例>
次に、撮像装置100の変形例について、図7を参照して説明する。ここで、図7は、撮像装置の変形例における基板PCと撮像素子2の一部分を拡大して示した断面図である。
図7に示すように、本発明に係る撮像装置にあっては、基板PCの裏面側配線L1を保護するための保護被膜40を有するものであっても良い。即ち、保護被膜40としては、例えば、酸化アルミニウムからなるアルミナコートを適用可能であり、保護被膜40は、撮像装置の製造工程における保護被膜形成工程にて形成されるようになっている。この保護被膜形成工程において、保護被膜40と略等しい構成成分からなる間隔変更部30としてのアルミナコートを形成する間隔変更部形成工程を行うことにより、保護被膜40の形成の際に間隔変更部30の形成も行うことができる。従って、間隔変更部30の形成のための特別な工程を行う必要がなくなり、保護被膜形成工程にて間隔変更部30を簡便に形成することができる。
また、図7に示すように、基板PCの裏面側配線L1のバンプ20と対向する部分に、当該基板PCに撮像素子2が取り付けられる際にバンプ20と接合して撮像素子2と基板PCとを電気的に接続するメッキバンプMを形成しても良く、これにより、基板PCの裏面と撮像素子2の表面との離間距離に余裕を持たせることができる。即ち、間隔変更部30が、例えば製造誤差等により高く形成された場合であっても、メッキバンプMの分だけ基板PCの裏面と撮像素子2の表面との離間距離を大きくすることができ、基板PCに撮像素子2が取り付けられても、間隔変更部30の先端部分が撮像素子2の表面に接触して、その表面を傷つけてしまうことの防止を好適に図ることができる。
なお、メッキバンプMの形成方法は、如何なるものであっても良い。また、接続部材としてのバンプ30に接合するバンプは、上記のメッキバンプMに限られるものではない。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施の形態では、基板PCとして、開口部10が形成されたセラミック基板を例示して説明したが、これに限られるものではなく、例えば図8に示すように、光を透過させる基板PCであっても良い。この場合、基板PCの所定位置(光の通過部の少なくとも一部)と撮像素子2の光電変換部2aとを対向させるように、当該基板PCに撮像素子2が取り付けられることとなる。
また、上記において、間隔変更部30を基板PCの裏面の所定位置に設ける構成を例示したが、これに限られるものではなく、例えば、撮像素子2の表面の所定位置に設けても良い。
さらに、間隔変更部30は、アルミナコートに限られるものではなく、基板の製造工程の増加が許容される場合には、例えば、アルミナコートに替えて、電着ポリイミドやパリレン膜等であっても良い。即ち、接着剤Bの流出を防止する上では、接着剤に対する撥水性の高い方が効果的であり、電着ポリイミドが好ましく、パリレン膜がより好ましい。また、間隔変更部30が設計誤差等により撮像素子2に接触するような高さに形成された場合にあっては、間隔変更部30の硬度が低い方が好ましい。しかしながら、電着ポリイミドの形成は電極上に行われるため、その配設位置の精度が電極の位置に依存してしまう。また、パリレン膜の形成は、マスキング法にて行われるため、その配設位置の制御を適正に行うことが困難となっている。なお、電着ポリイミドに替えてアクリル系の電着塗料を適用しても良い。
このように、間隔変更部30として、電着ポリイミドやパリレン膜等を適用した場合、基板PCの製造工程が複雑となり、間隔変更部30の形成を簡便に行うことが困難となるが、アルミナコートは、通常、回路パターンの保護に利用されていることから、回路パターンの保護用のアルミナコートの形成と同じ工程にて間隔変更部30の形成を行うことができる。従って、間隔変更部30としては、基板の製造工程を増加させることがなく、形成を簡便に行うことができるアルミナコートが最適であると考えられる。
なお、
また、上記実施の形態では、電子機器として携帯電話機Tを例示したが、これに限られるものではなく、撮像装置100を内蔵可能な電子機器であれば如何なるものであっても良いのは、勿論である。
さらに、上記実施の形態では、封止剤として接着剤Bを例示したが、これに限られるものではなく、撮像素子2と基板PCの間を封止可能なものであれば如何なるものであっても良い。
本発明を適用した一実施の形態として例示する撮像装置を示す斜視図である。 図1のII−II線における撮像装置の一部省略断面図である。 図1の撮像装置の基板と撮像素子の取り付け状態を説明するための図である。 図3の基板と撮像素子の一部分を拡大して示した断面図である。 図1の撮像装置の製造工程を説明するための工程図である。 本発明に係る撮像装置を搭載した携帯電話機の一例を示す正面図及び背面図である。 本発明に係る撮像装置の変形例における基板と撮像素子の一部分を拡大して示した断面図である。 本発明に係る基板の変形例を示す断面図である。 従来の撮像装置を示す斜視図である。
符号の説明
100 撮像装置
2 撮像素子
2a 光電変換部(撮像領域)
PC 基板(撮像素子の取付用基板)
10 開口部(通過部)
20 バンプ(接続部材)
30 間隔変更部
40 保護被膜
B 接着剤(封止剤)
L1 裏面側配線
M メッキバンプ
T 携帯電話機(電子機器)

Claims (11)

  1. 光の通過部を有する基板と、前記基板の裏面側に前記通過部の少なくとも一部と撮像領域とを対向させて取り付けられた撮像素子と、前記撮像素子に入射光を集光する光学部材と、を有する撮像装置であって、
    前記撮像領域の周囲に設けられ、前記撮像素子が前記基板に取り付けられた状態で前記基板の裏面と前記撮像素子の表面とを離間させて電気的に接続する接続部材と、
    前記接続部材よりも前記撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように形成され、前記接続部材により規制される前記基板の裏面と前記撮像素子の表面の間隔を狭くする間隔変更部と、を備え、
    前記撮像素子の端部側から当該撮像素子と前記基板の間を封止する封止剤が充填されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記基板には、前記通過部として開口部が形成され、
    前記撮像素子は、前記開口部から前記撮像領域を露出させるように前記基板に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記間隔変更部は、前記基板の裏面に前記開口部の縁部に沿って設けられていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記基板は、セラミック基板であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記基板は、光を透過させる基板であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記間隔変更部は、セラミック又はガラスからなる被膜であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記接続部材は、バンプであり、前記撮像素子の表面に形成され、
    前記基板の裏面の前記バンプと対向する部分には、当該基板に前記撮像素子が取り付けられる際に前記バンプと接合して前記撮像素子と前記基板とを電気的に接続するメッキバンプが形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置。
  8. 請求項1に記載の撮像装置の製造方法であって、
    前記基板の裏面及び前記撮像素子の表面の何れか一方の面に前記間隔変更部を形成する間隔変更部形成工程と、
    前記基板の裏面側に前記撮像素子を取り付ける撮像素子取付工程と、
    前記封止剤を充填する封止剤充填工程と、
    を備えることを特徴とする撮像装置の製造方法。
  9. 前記間隔変更部は、セラミックからなる被膜であり、
    前記基板の裏面側に設けられた配線を保護するために前記セラミックからなる保護被膜を形成する保護被膜形成工程を備え、
    前記保護被膜形成工程は、前記間隔変更部形成工程として、前記基板の裏面に前記間隔変更部としての前記被膜を形成する工程を有することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の製造方法。
  10. 光の通過部を有し、裏面側に前記通過部の少なくとも一部に撮像領域を対向させて撮像素子が取り付けられる撮像素子の取付用基板であって、
    前記撮像素子が取り付けられる際に、前記撮像領域の周囲に設けられた接続部材により前記撮像素子と当該基板とが電気的に接続されるとともに当該基板の裏面と前記撮像素子の表面とが離間した状態とされ、
    前記接続部材よりも前記撮像領域側に当該撮像領域を取り囲むように形成され、前記接続部材により規制される当該基板の裏面と前記撮像素子の表面の間隔を狭くする間隔変更部を備え、
    前記撮像素子が取り付けられた後、前記撮像素子の端部側から前記撮像素子と当該基板の間に封止剤が充填されることを特徴とする撮像素子の取付用基板。
  11. 請求項1〜7の何れか一項に記載の撮像装置を、機器本体内に備えることを特徴とする電子機器。
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