JP2005217693A - 電圧制御発振器 - Google Patents

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千葉  裕
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Abstract

【課題】 制御電圧に対する発振周波数の変化の感度を変えられる電圧制御発振器を提供する。
【解決手段】 発振トランジスタ1と、互いに直列接続されたバラクタダイオード2a及びストリップ線路2bを有すると共にストリップ線路2bが接地され、バラクタダイオード2aが発振トランジスタ1のベースに結合された共振回路2とを備え、ストリップ線路2bを一端が接地された第1のストリップ線路2b1と第1のストリップ線路2b1に直列接続された第2のストリップ線路2b2とで構成し、第1のストリップ線路2b1の特性インピーダンスと第2のストリップ線路2b2の特性インピーダンスとを互いに異ならせた。
【選択図】 図1

Description

本発明は電圧制御発振器に関する。
図6は従来の電圧制御発振器の回路構成を示し、共振回路ブロック37bと発振回路ブロック38とから構成される。第1のバリキャップダイオード23と第2のバリキャップダイオード24のカソードを互いに接続し、互いに接続したカソードはチョークコイル21を介して電圧制御端子34に接続される。電圧制御端子34は第1のコンデンサ20を介して接地される。第1のバリキャップダイオード23のアノードは基板に構成されたストリップライン51に接続され、このストリップライン51の終端は接地される。
第2のバリキャップダイオード24のアノードにインダクタ52を接続し、その他端はチョークコイル53に接続され、チョークコイル53の他端は基板に形成されたストリップライン54の一端に接続され、ストリップライン54の他端は接地される。
コンデンサ26はインダクタ52とチョークコイル53との接続点に接続され、そのコンデンサ26の他端は発振回路ブロック38のトランジスタ31のベースに接続される。トランジスタ31のエミッタに接続された抵抗30の他端はストリップライン51の一部に接続されている。
以上の構成によれば、ストリップライン51の一部をトリミングすることで周波数調整を行うことができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−237642号公報(図2)
電圧制御発振器においては、発振周波数の調整は重要事項であり、上記従来の構成ではストリップラインのトリミングによってそれを可能としている。一方、電圧制御発振器においては、バリキャップダイオードに印加する制御電圧に対する周波数の変化特性、即ち周波数感度も重要事項であり、上記の従来の構成では周波数感度の調整が不可能であった。
本発明は、周波数感度を変えられる電圧制御発振器を提供することを目的とする。
上記目的のため、本発明の電圧制御発振器は、発振トランジスタと、互いに直列接続されたバラクタダイオード及びストリップ線路を有すると共に前記ストリップ線路が接地され、前記バラクタダイオードが前記発振トランジスタのベースに結合された共振回路とを備え、前記ストリップ線路を一端が接地された第1のストリップ線路と前記第1のストリップ線路に直列接続された第2のストリップ線路とで構成し、前記第1のストリップ線路の特性インピーダンスと前記第2のストリップ線路の特性インピーダンスとを互いに異ならせた。
また、前記ストリップラインは所定の長さと幅とを有して回路基板上に形成された導体から構成され、前記導体の1辺上の互いに離間した二つの位置又は前記1辺の両端近傍の二つの位置の一方を接地すると共に他方を前記バラクタダイオードに接続し、前記導体に前記二つの位置の間であって前記1辺から内方に切り込まれた切り溝を設ける共に前記切り溝を挟んで幅が互いに異なる前記第1のストリップ線路と前記第2のストリップ線路とを形成した。
請求項1の発明によれば、ストリップ線路を一端が接地された第1のストリップ線路と第1のストリップ線路に直列接続された第2のストリップ線路とで構成し、第1のストリップ線路の特性インピーダンスと第2のストリップ線路の特性インピーダンスとを互いに異ならせたので、第1のストリップ線路の特性インピーダンスを第2のストリップ線路の特性インピーダンスよりも低くすれば周波数感度を高くし、反対に、第1のストリップ線路の特性インピーダンスを第2のストリップ線路の特性インピーダンスよりも高くすれば周波数感度を低くすることができる。
また、請求項2の発明によれば、ストリップラインは所定の長さと幅とを有して回路基板上に形成された導体から構成され、導体の1辺上の互いに離間した二つの位置又は1辺の両端近傍の二つの位置の一方を接地すると共に他方をバラクタダイオードに接続し、導体に二つの位置の間であって1辺から内方に切り込まれた切り溝を設ける共に切り溝を挟んで幅が互いに異なる第1のストリップ線路と第2のストリップ線路とを形成したので、周波数感度の調整と同時に発振周波数の調整も可能となる。
図1に本発明の電圧制御発振器の構成を示す。発振トランジスタ1はそのコレクタが高周波的に接地され、ベースとグランドとの間に共振回路2が接続されることでコルピッツ発振器が構成される。共振回路2は、バラクタダイオード2aとそれに直列接続されたストリップ線路2bとからなり、ストリップ線路2bは第1のストリップ線路2b1と第2のストリップ線路2b2との直列接続回路で構成される。そして、第1のストリップ線路2b1の一端が接地され、第2のストリップ線路2b2がバラクタダイオード2aのアノードに接続される。バラクタダイオード2aのカソードはコンデンサ3を介して発振トランジスタ1のベースに結合されると共に、チョークインダクタ4を介して制御端子5に接続される。制御端子5はコンデンサ6によって高周波的に接地される。そして、制御端子5に印加された制御電圧によってバラクタダイオードの容量値が変えられ、発振周波数が変えられる。
第1のストリップ線路2b1と第2のストリップ線路2b2とは、回路基板に形成された導体によって構成され、例えば導体幅を異ならせることで特性インピーダンスが互いに異なるように構成される。
そして、第1のストリップ線路2b1の特性インピーダンスをZ01、第2のストリップ線路2b2の特性インピーダンスをZ02とし、それらの長さが発振信号の波長に対して十分短いとして、ストリップ線路2b全体のインピーダンス(バラクタダイオード2aとの接続点からグランド側を見たインピーダンス)を調べると誘導性となり、そのインダクタンスは図2に示すように周波数が高くなるに従って大きくなることが分かった。
そして、第1のストリップ線路2b1の特性インピーダンスZ01が第2のストリップ線路2b2よりも大きい場合(Z01>Z02)にはAに示すように傾斜が急峻となり、反対に第1のストリップ線路2b1の特性インピーダンスZ01が第2のストリップ線路2b2の特性インピーダンスZ02よりも小さい場合(Z01<Z02)にBに示すように傾斜が緩慢となる。よって、双方のインダクタンスは或る周波数f0で等しくなる。
次に、バラクタダイオード2aに印加する制御電圧を所定値だけ高くして(従って、バラクタダイオード2aの容量値を所定値だけ小さくして)発振周波数を高くした時の周波数の変化について考察すると、図2のAで示されるインダクタンス特性を有するストリップ線路(すなわち、第1のストリップ線路2b1の特性インピーダンスZ01が第2のストリップ線路2b2の特性インピーダンスZ02よりも大きい場合、Z01>Z02)を使用すると、インダクタンス値の増加が大きいので周波数はあまり高くはならず、周波数感度は低くなる。反対に、図2のBで示されるインダクタンス特性を有するストリップ線路(すなわち、第1のストリップ線路2b1の特性インピーダンスZ01が第2のストリップ線路2b2の特性インピーダンスZ02よりも小さい場合、Z01<Z02)を使用すると、インダクタンス値の増加が少ないので周波数はより高くなり、周波数感度は高くなる。
上記の二つのストリップ線路2b1及び2b2は図3、図4に示すように導体10をトリミングすることで形成することができる。導体10はストリップ線路2bに相当し、回路基板(図示せず)に形成され、所定の長さLと幅Wとを有し、その1辺1a上の離間した二つの位置P1、P2のうち、P1が接地され、P2はバラクタダイオード2aのアノードに接続される。そして、二つの位置P1、P2の間であって1辺10aから点線で示すように内方に切り込まれた切り溝10bを設けることで第1のストリップ線路2b1と第2のストリップ線路2b2とを形成している。図3は切り溝10bをP2寄りに設けて第1のストリップ線路2b1の幅を第2のストリップ線路2b2の幅よりも広くした例を示し、図4は、切り溝10bをP1寄りに設けて第1のストリップ線路2b1の幅を第2のストリップ線路2b2の幅よりも狭くした例を示す。
このようにすれば、導体10に切り溝10bを設けてトリミングすれば周波数の調整が可能となるだけでなく、周波数感度の調整も可能となる。
なお、図5に示すように、第1のストリップ線路2b1を接地する位置P1を導体10の1辺10aの一端に設け、第2のストリップ線路2b2をバラクタだオード2aに接続する位置P2を1辺10aの他端に設けてもよい。
本発明の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 本発明の電圧制御発振器におけるストリップ線路の周波数特性図である。 本発明の電圧制御発振器における第1及び第2のストリップ線路の構成図である。 本発明の電圧制御発振器における第1及び第2のストリップ線路の構成図である。 本発明の電圧制御発振器における第1及び第2のストリップ線路の構成図である。 従来の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。
符号の説明
1:発振トランジスタ
2:共振回路
2a:バラクタダイオード
2b:ストリップ線路
2b1:第1のストリップ線路
2b2:第2のストリップ線路
3:コンデンサ
4:チョークインダクタ
5:制御端子
6:コンデンサ
10:導体
10a:1辺
10b:切り溝

Claims (2)

  1. 発振トランジスタと、互いに直列接続されたバラクタダイオード及びストリップ線路を有すると共に前記ストリップ線路が接地され、前記バラクタダイオードが前記発振トランジスタのベースに結合された共振回路とを備え、前記ストリップ線路を一端が接地された第1のストリップ線路と前記第1のストリップ線路に直列接続された第2のストリップ線路とで構成し、前記第1のストリップ線路の特性インピーダンスと前記第2のストリップ線路の特性インピーダンスとを互いに異ならせたことを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 前記ストリップラインは所定の長さと幅とを有して回路基板上に形成された導体から構成され、前記導体の1辺上の互いに離間した二つの位置又は前記1辺の両端近傍の二つの位置の一方を接地すると共に他方を前記バラクタダイオードに接続し、前記導体に前記二つの位置の間であって前記1辺から内方に切り込まれた切り溝を設ける共に前記切り溝を挟んで幅が互いに異なる前記第1のストリップ線路と前記第2のストリップ線路とを形成したことを特徴とする請求項1に記載の電圧制御発振器。
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