JP2005217495A - 画像処理装置とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザがスタートキーの操作を誤っても、画像処理装置が誤動作せず、また、ユーザが行う印刷がカラーであるのか、モノクロであるのかを、ユーザに理解させることができ、したがって、誤動作を生じさせない画像処理装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 カラースタートキーやモノクロスタートキーを押下したときに、上記押下したスタートキーを使用できなければ、使用できない旨を表示部に表示し、また、明らかに別のスタートキーを押下すべきであると判断できる場合には、適切なスタートキーを押下するように表示する画像処理装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置に関する。
近年、プリンタ技術の発展に伴い、家庭用プリンタが発展し、上記発展の一例として、読取部を有する家庭用プリンタが登場している。つまり、複写機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能の他に、メモリカード等の挿入口を搭載し、この挿入口に、メモリカードを挿入すれば、メモリカードに格納されているデジタルカメラの画像を印刷することができ、このようにデジタルカメラを直接接続することによって、デジタルカメラダイレクト印刷の機能を発揮することができる。
また、上記発展の別の例として、カラー印刷することができる家庭用プリンタが登場し、家庭用プリンタにおいても、コピーはモノクロだけでなく、カラーも必須となりつつある。カラーコピーは、まだ比較的高価であり、家庭にはあまり普及していないが、家庭向け複合機などでは、カラーの複写機能を有するので、その普及の原動力となっている。このために、カラーの印刷の需要が増えている。
この場合、実際に印刷するに際して、カラー印刷するのか、モノクロ印刷するのかということが問題になる。特に、複数の原稿を読み取って印刷を行う際に、複数の原稿にはモノクロ原稿とカラー原稿とが混在している場合もあるので、印刷処理として、カラー印刷するのか、モノクロ印刷するのかが、わかりにくい状況が存在することがある。
そこで、読取時に、カラー印刷するのか、モノクロ印刷するのかを判断し、自動的に処理を設定する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−138608号公報
しかし、上記従来例では、読取時に原稿がカラーであるのか、モノクロであるかのを判断する判断手段を設ける必要があり、家庭向け複合機においては、コスト的には、上記判断手段を搭載することが困難であるという問題がある。
本発明は、ユーザがスタートキーの操作を誤っても、画像処理装置が誤動作せず、また、ユーザが行う印刷がカラーであるのか、モノクロであるのかを、ユーザに理解させることができ、したがって、誤動作を生じさせない画像処理装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、カラースタートキーやモノクロスタートキーを押下したときに、上記押下したスタートキーを使用できなければ、使用できない旨を表示部に表示し、また、明らかに別のスタートキーを押下すべきであると判断できる場合には、適切なスタートキーを押下するように表示する画像処理装置である。
本発明によれば、ユーザが誤ったスタートキーを押下すると、上記誤って押下したスタートキーによる入力を拒否し、正しいスタートキーを押下することを、ユーザに示唆するので、ユーザがスタートキーの操作を誤っても、画像処理装置が誤動作しないという効果を奏し、また、どのスタートキーを使用するのかをユーザに明確に表示するので、ユーザが行う印刷がカラーであるのか、モノクロであるのかを、ユーザに理解させることができ、したがって、誤動作を生じさせないという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像処理システムを構成する画像処理装置100の構成を示すブロック図である。
画像処理装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、画像メモリ104と、データ変換部105と、読取制御部106と、読取部107と、操作表示部108と、通信制御部109と、解像度変換処理部110と、符号復号化処理部111と、記録制御部112と、記録部113と、USBホスト制御部114と、USBファンクション制御部115と、データ蓄積部116と、デジタルカメラ117と、メモリカード118とを有する。
CPU101は、システム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。実施例1では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
RAM103は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
画像メモリ104は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。
データ変換部105は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開等、画像データの変換を行う。
読取制御部106は、読取部107が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、実施例1では、読取制御部106は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
操作表示部108は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、ユーザが画像送信相手先データの決定や登録値の設定データや省エネモードの設定の登録動作を行うための操作部と、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成され、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置100の動作状況、ステータス状況の表示等を行う表示部である。
通信制御部109は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成され、アナログの通信回線(PSTN)131に接続され、T30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行う。
解像度変換処理部110は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行い、画像データの拡大縮小処理を行うことができる。
符号復号化処理部111は、画像処理装置100で扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を、符号復号化処理し、また、拡大縮小処理を行う。
記録制御部112は、図示しない画像処理制御部を介して、印刷される画像データに、スムージング処理や、記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、USBホスト制御部114に出力する。また、USBホスト制御部114を制御することによって、記録部113の状態情報データを、定期的に取得する。
記録部113は、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等によって構成されている印刷装置であり、カラー画像データ、またはモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。USBホスト制御部114との間で、USB通信規格で定められたプロトコルで通信し、特に、ファンクションの機能を有する。
USBホスト制御部114は、USB通信規格で定められているプロトコルで通信する制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスタ)に、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBホスト制御部114は、USB通信におけるホストの機能を有する。
USBファンクション制御部115は、USBインタフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU101が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信を行ったり、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換し、CPU101に送信する。
データ蓄積部116は、データを蓄積する領域である。画像メモリ104でのDRAMでは、データバックアップ用の領域を用意していないので、実施例1ではデータ蓄積部としてデータ保存領域を用意している。また、データ蓄積部116は、画像メモリ104と共有する場合もある。データ蓄積部116に、データをバックアップすることができる。実施例1では、DRAMを用いているが、DRAMの代わりに、ハードディスクや揮発性メモリ等を使用するようにしてもよい。
デジタルカメラ117は、レンズを介して撮影した画像を、デジタルデータとして保存するカメラであり、USBファンクション制御部115と接続することができ、通信を行うことによって、画像処理装置100との間でデータのやり取りができる。
メモリカード118は、データ記憶媒体であり、画像処理装置100に接続することができる。メモリカード118をPCMCIAのインタフェースで接続するようにしてもよく、PCMCIAのインタフェース以外のインタフェースで接続するようにしてもよい。また、USBファンクション制御部115を通して、メモリカード118内のデータ(画像データやその他電子データ)にアクセスすることができる。
実施例1においては、記録機能のUSB通信は、1対1の接続形態を用いる。
上記構成要素101〜106、108〜114は、CPU101が管理するCPUバス121を介して、相互に接続されている。
次に、画像処理装置100における操作表示部108の具体例について説明する。
図2は、画像処理装置100における操作表示部108の具体例を示す図である。
操作表示部108は、LCD201と、電源キー202と、コピーモードキー203と、ファックスモードキー204と、スキャンモードキー205と、フォトモードキー206と、メニューキー207と、ユーザ設定キー208と、フォトインデックスシートキー209と、マイナスキー210と、プラスキー211と、セットキー212と、電話帳キー213と、リダイアルキー214と、テンキー215と、STOPキー216と、モノクロスタートキー217と、カラースタートキー218とを有する。
LCDディスプレイ201は、メッセージやオペレーションプロンプト、各種情報を表示するディスプレイである。
電源キー202は、画像処理装置100の電源をON/OFFするためのキーである。
コピーモードキー203は、画像処理装置100を、コピーできる状態にするキーであり、つまり、コピーモードキー203を押下することによって、画像処理装置100をコピーモードにすることができる。
ファックスモードキー204は、画像処理装置100を、ファックスできる状態にするキーであり、ファックスモードキー204を押下することによって、画像処理装置100をファックスモードにすることができる。
スキャンモードキー205は、画像処理装置100を、スキャンできる状態にするキーであり、スキャンモードキー205を押下することによって、画像処理装置100を、ファックスモードにすることができる。
フォトモードキー206は、画像処理装置100を、デジタル写真のカードやカメラからダイレクト印刷ができる状態にするキーであり、フォトモードキー206を押下することによって、画像処理装置100を、フォトモードにすることができる。
メニューキー207は、コピーやファックス、カードからのダイレクト印刷などを実行するときにおける設定値を、設定する項目を表示させるキーであり、メニューキー207を押下することによって、実行用の設定項目を、LCD201に表示させることができ、プラスキー211やマイナスキー210などで選択し、セットキー212によって、セットすることができる。
ユーザ設定キー208は、画像処理装置100に設定する設定値を、ユーザが登録するための画面を表示するキーであり、ユーザ設定キー208を押下することによって、ユーザ設定項目を、LCD201に表示することができ、プラスキー211やマイナスキー210などで選択し、セットキー212によって、セットすることができる。
フォトインデックスシートキー209は、フォトインデックスシートを印刷または読取するための画面に移行するキーであり、画像処理装置100にメモリカード118が挿入された状態で、フォトインデックスシートキー209が押下されると、フォトインデックスシートの印刷、または読取を指示する画面に移行する。プラスキー211やマイナスキー210などで読取か印刷かを選択し、セットキー212によって、セットすることができる。なお、フォトインデックスシートの詳細について、図3で説明する。
マイナスキー210、プラスキー211は、メニューやユーザ登録など、ユーザが複数の選択肢から選択を行う際に使用されるキーである。マイナス、プラスは、それぞれ逆順、正順である。
セットキー212は、選択された項目を、決定するキーである。
電話帳キー213は、電話帳に登録された電話番号を呼び出すためのキーである。
リダイアルキー214は、これを押すことによって、最後にダイヤルした相手先へ再発呼するキーである。
テンキー215は、電話番号、ファクシミリ番号や相手先名称等の登録や、コピー部数やダイヤルをするときに使用するキー群である。
STOPキー216は、ファクシミリ送受信、コピーやその他のオペレーション操作を停止させるキーである。
モノクロスタートキー217は、白黒ファクシミリ送信、白黒コピーなどを開始するキーである。
カラースタートキー218は、カラーファクシミリ送信、カラーコピー、カラー写真印刷などを開始するキーである。
次に、実施例1の動作について説明する。
図3は、実施例1におけるユーザの操作を示すフローチャートである。
ユーザが画像処理装置100(複合機)を操作すると、画像処理装置100は、それぞれの動作を行う。特に、画像処理装置100が複数の機能を備えているので、それらの機能を切り替える必要がある。
まず、S301では、各動作モード(各機能)における初期設定を行う。この初期設定によって、各モードの初期設定値が入る。実施例1では、動作の度に初期化を行う。S302では、現在のモードを設定する。もし、現在のモードがコピーであれば、S303で、操作表示部108にコピーモードの待機画面を表示させる。次に、S304では、キー入力されたかどうかを判断する。キー入力がされなければ、再びS303に戻る。キー入力がされていれば、S305で、そのキーがモード変換キーであるかどうかを判断する。
モード変換キーであれば、押下されたモードに変更し、S301に戻る。モード変換キーでなければ、S306で、キーに応じた操作を行う。この詳細については、図4で述べる。そして、上記キーに応じた操作を終了すると、S303へ戻る。
次に、S302において、現在のモードがファクシミリモードであれば、S307で、操作表示部108に、ファクシミリモードの待機画面を表示させる。次に、S308では、キー入力されたかどうかを判断し、キー入力されなければ、再びS307に戻る。キー入力されれば、S309で、そのキーがモード変換キーであるかどうかを判断し、モード変換キーであれば、押下されたモードに変更し、S301に戻る。モード変換キーでなければ、S310で、キーに応じた操作を行う。このキーに応じた操作の詳細については、図6で説明する。そして、キーに応じた操作を実行したら(S310)、S307へ戻る。
次に、現在のモードがスキャンモードであれば(S302)、S311で、操作表示部108にスキャンモードの待機画面を表示させる。次に、S312では、モードキーが入力されたかどうかを判断し、モードキーが入力されなければ、再びS311に戻る。モードキー入力がされたら(S312)、押下されたモードに変更し、S301に戻る。実施例1では、スキャンする場合、操作表示部108において、モードキー以外で操作することができないので、通常のキー入力は受け付けていないが、通常のキー入力によってスキャンするようにしてもよい。
次に、現在のモードが写真印刷モードであれば(S302)、S313で、操作表示部108に、写真印刷モードの待機画面を表示させる。次に、S314では、キー入力されたかどうかを判断し、キー入力がされなければ、再びS313に戻る。キー入力がされたら、S315で、そのキーがモード変換キーであるかどうかを判断し、モード変換キーであれば、押下されたモードに変更し、S301に戻る。モード変換キーでなければ、S316で、キーに応じた操作を行う。この詳細については、図7で述べる。そして、上記キーに応じた操作を終了すれば(S316)、S313へ移行する。
以上の方法によって、ユーザは、操作表示部108を操作し、画像処理装置100を動作させることができる。
次に、実施例1におけるコピーの動作について説明する。
図4は、実施例1におけるコピーの動作を示すフローチャートである。
実施例1では、読取原稿2部を1部にコピーするコピー機能(2in1コピー機能)を持っている。
まず、S401で、2in1コピーが設定されているかどうかを判別する。2in1設定がされていれば、S402で、2in1のコピーを行う。2in1のコピー(S402)については、図5で詳細に説明する。2in1設定がされていなければ(S401)、S403で、キーの入力が何であるかを判別する。入力されたキーが、コピーのキーであれば、S404でコピーする。入力されたキーが、コピー設定のキーであれば、S405で、コピーの設定を行う。コピーの動作(S404)については、図8で、詳細に説明する。
以上のように実施例1においては、コピー動作を行うことができる。
なお、2in1コピー機能の代わりに、読取原稿N部を1部にコピーするコピー機能(Nin1コピー機能)を持つようにしてもよい。
次に、実施例1における2in1コピーする動作について説明する。
図5は、実施例1における2in1コピーする動作を示すフローチャートである。
まず、S501において、2in1の待機画面を表示する。S502では、スタートキーとして何が押下されたかを判別する。実施例1では、スタートキーとして、図2に示すように、モノクロスタートキー217とカラースタートキー218とがある。これらのうちのどちらが押下されたかを、S502で判別する。カラースタートキーが押下されたと判断されたら(S502)、S503で、読取制御部106が、読取部107にカラーで読み取りさせるように制御する。
次に、S504では、読み取りが終わっているかどうかを判別し、読み取りが終わらなければ、引き続き、読み取りする(S503)。読み取りが終了していれば(S504)、S507で、次ページの読取について判断するための画面を表示する。
一方、S502において、モノクロスタートキーが押下されれば、S505で、読取部107がモノクロで読み取りするように、読取制御部106が制御する。次に、S506では、読み取りが終わっているかどうかを判別する。読み取りが終わらなければ(S506)、引き続き、S505で、読み取りする。読み取りが終了していたら(S506)、次に、S507で、次ページの読取について判断するための画面を表示する。
S507では、2in1のために、もう1枚原稿を読み取るか、それとも読取を終了するかを判別する。
次のページを読み取る際は、スタートキー217または218を押下し、印刷を始めるのであれば、SETキー211を押下するように、操作表示部108に表示する。
表示を行ったら、次にS508において、表示に応じたキー押下を待つ。カラースタートキーが押下されたら、S509に進み、モノクロスターキーが押下されたら、S512に進み、SETキーが押下されたら、S515に進み。
まず、S509では、1枚目の原稿、つまりS503またはS505において、カラーで読み取られたかどうかを判別する。1枚目原稿がカラーでなければ、カラースタートキーが無効になるので、S510において、モノクロスタートキーしか使用できないという表示を、操作表示部108が行い、S507に戻る。S509で、1枚目の原稿がカラーで読み取られていたら、S511において、カラーで読み取りする。そして、読み取りが終わったら、S515に進む。
一方、S508において、モノクロスタートキーが押下されていたら、S512で、1枚目の原稿が、モノクロで読み取られたかどうかを判別する。1枚目原稿がモノクロでなければ、モノクロスタートキーが無効であるので、S513では、「カラースタートキーしか使用できない」旨を、操作表示部108が表示し、S507に戻る。S512で、1枚目の原稿がモノクロで読み取られていれば、S514では、モノクロで読み取り、読み取りが終われば、S515で、画像処理する。
また、SETキーが押下されたら(S508)、S515で、読み取った原稿に画像処理を行う。ここで、画像処理を行い、読取原稿を正しく印刷範囲に入るように、縮小、回転する。次に、画像処理したデータを、S516で印刷する。以上のようにして2in1コピーが実現される。
上記のようにすることによって、2in1時に、1枚目の読取原稿を、読取方法と違うスタートキーが押下されると、「そのスタートキーを使用できない」旨を表示し、別のキーを押下するように示唆することができる。これによって、ユーザは、正しいキーを押下することができるので、読取時に、読取方法が何であるかを、ユーザに明確にすることができる。
次に、実施例1におけるファクシミリ動作について説明する。
図6は、実施例1におけるファクシミリ動作を示すフローチャートである。
まず、S601において、ファクシミリの待機画面を表示し、S602では、スタートキーが何を押下されたかを判別する。実施例1では、スタートキーとして、図2に示すように、モノクロスタートキー217とカラースタートキー218とが存在している。このどちらが押下されたのかを、S602で判別する。カラースタートキーが押下されたと判断されたら(S602)、603では、読取部107がカラーで読み取るように、読取制御部106が制御する。
次に、S604において、読み取りが終わっているかどうかを判別する。読み取りが終わらなければ、引き続きS603において読み取りする。S604において、読み取りが終了していれば、S607で、次ページの読取について判断するための画面を表示する。
一方、S602において、モノクロスタートキーが押下されると、S605で、読取制御部106が制御し、読取部607が、モノクロで読み取る。次に、S606では、読み取りが終わっているかどうかを判別する。読み取りが終わらなければ、引き続きS605において、読み取る。S606において読み取りが終了していれば、S607で、次ページの読取に対して判断するための画面を表示する。
S607では、操作表示部108において次ページを読み取るか、または送信を開始するかを判別するために表示する。次ページを読み取るならば、スタートキーを押下し、送信するならば、SETキーを押下することを促すように、表示する。
次に、S608において、ユーザがどのキーを押下したかを判断する。カラースタートキーが押下されたら、S609で、1枚目の原稿がカラー読取だったかどうかを判断する。カラーで読取ならば、S603で、カラー読み取りする。S609で、カラー読取でないと判断すれば、次に、S610で、「カラースタートキーしか使用できない」旨を表示し、S607に戻る。
モノクロスタートキーが押下されたら(S608)、S612で、1枚目の原稿がモノクロ読取だったかどうかを判断する。モノクロで読取ならば、S605で、モノクロで読み取る。S612で、モノクロ読取でないと判断すれば、次に、S613で、「モノクロスタートキーしか使用できない」旨を、表示し、S607に戻る。
また、S608で、SETキーを押下したと判断したら、送信が選ばれたことになるので、S611で送信する。
上記のようにして、カラー送信、モノクロ送信であることを切り分け、カラー送信時にモノクロスタートキーが押下されたら、また、モノクロ送信時にカラースタートキーが押下されたら、「その押下されたキーが間違いであり、正しいキーを押下すること」を、表示する。
次に、実施例1における写真印刷動作について説明する。
図7は、実施例1における写真印刷動作を示すフローチャートである。
まず、S701において、カード内の画像情報を取得する。つまり、メモリカード内の画像の名前、サイズ等の情報を予め取得することによって、その後の処理を簡単にする。
次に、S702では、画像の情報をカードから全て取得したかどうかを判別する。情報をまだ取得しきれていなければ、S701で、情報を取得する。画像情報を全て取得したら(S702)、S703で、何キーが押下されているかを判別する。モノクロスタートキーが押下されていれば、S704で、「モノクロスタートキーは使用できない」旨を表示する。次に、S705で、「カラースタートキーを押下する」ことを促す旨を表示する。S703で、カラースタートキーが押下されたら、S706で、写真印刷する。またS703において、設定のキーが押下されたら、S707で、写真印刷を設定する。
以上のようにして写真印刷を行うことができる。そして、写真印刷するときに、モノクロスタートキーが押下された場合、カラーキーを押下するように、ユーザに示唆することができる。
次に、実施例1におけるスタンダードコピー動作について説明する。
図8は、実施例1におけるスタンダードコピー動作を示すフローチャートである。
S801で、コピー動作中の表示を行い、つまり、操作表示部108が、「コピー動作中」を表示する。次に、S802でコピー動作する。ここでは、コピー動作の詳細については触れないが、読取部107が原稿を読取り、読み取った原稿データをデータ変換部105を介して、記録部114が印刷する。コピー動作の次に、S803で、エラーがあるかどうかを判別する。
コピー中にインクが切れたり、紙がなくなったり、詰まったりするエラー等が、コピー中に発生することがあるので、エラーが無いかどうかを判別する。エラーが無ければ、S804で、コピー終了を判別する。ここで、コピーが終了でなければ、S802に戻り、引き続きコピー動作する。コピーが終了ならば、S805で、コピー終了処理を行い、コピー動作を終了する。
一方、S803で、エラーがあれば、S806で、コピーを中断し、S807で、発生しているエラーがリカバリ可能なエラーであるかどうかを判別する。ここで、「リカバリ可能なエラー」は、エラー内容を復帰することによって、中断したコピージョブを再開することができるエラーである。この対象となるエラーは、給紙無しエラーや、インク切れエラー等である。なお、給紙無しエラーや、インク切れエラー以外のエラーを、上記対象となるエラーと考えてもよい。
S807で、リカバリ可能でないと判別されると、S805に移行し、コピー終了する。一方、リカバリ可能なエラーであると判別されれば、S808で、リカバリ操作を実行する。リカバリ操作については、図9で詳細に説明する。そして、S808でリカバリ操作をしたら、S802で、再びコピー動作をし、先程中断したコピー動作を再開する。
以上の方法でコピーの動作を行う。
次に、実施例1におけるコピーのリカバリ動作について説明する。
図9は、実施例1におけるコピーのリカバリ動作を示すフローチャートである。
まず、S901において、「エラーを取り除き、スタートキーを押下する」ことを促す旨を表示する。次に、S902では、スタートキーを押下されたかどうかを判別する。モノクロスタートキーが押下されていれば、S903で、現在モノクロコピーであるかどうかを判別する。現在モノクロコピーでなければ、S904で、「カラースタートキーを押下する」ように操作表示部108が表示し、再びS901に戻る。S903で、現在モノクロコピーであると判断されたら、S907で、コピーを中断した部数から、コピーを再開する。
一方、S902で、カラースタートキーが押下されたら、S905で、現在カラーコピーであるかどうかを判断する。現在カラーコピーであれば、S907で、コピーを中断した部数からコピーを再開する。S905で、現在カラーコピーでないと判断されたら、S906で、「モノクロスタートキーを押下することを促す」ように、操作表示部108が表示する。そして、再びS901に戻る。
以上の方法によって、実施例1では、リカバリコピー時のリカバリのキーとしてスタートキーを使われる際に、違う画像処理のスタートキーが押下されたら、上記違う画像処理のスタートキーを使用できず、正しいスタートキーを、ユーザに示唆することができる。
上記実施例によれば、スタートキーに関して、間違った使用をユーザがした場合、操作表示部108が、「そのキーが使えないこと」を表示し、「正しいキーがなんであるか」を表示するので、低コストの画像処理装置においても、ユーザが、カラーとモノクロとの判別のユーザビリティを高めることができる。そして、複数のスタートキーを、ユーザが正しく操作し、正しい印刷を実行することができる。
なお、上記実施例において、モノクロスタートキー217、カラースタートキー218は、画像処理と関連付けられている印刷開始手段の例である。また、上記実施例において、印刷開始手段を1つまたは3つ以上、設けるようにしてもよい。
つまり、上記実施例は、原稿を読み取る読取手段と、印刷する印刷手段と、操作する操作手段と、画像処理と関連付けられている印刷開始手段と、上記印刷開始手段が有効でないときに、上記印刷開始手段をユーザが押下すると、上記印刷開始手段を使用することができないことを表示する表示手段とを有する画像処理装置の例である。
100…画像処理装置、
101…CPU、
102…ROM、
103…RAM、
104…画像メモリ、
105…データ変換部、
106…読取制御部、
107…読取部、
108…操作表示部、
109…通信制御部、
110…解像度変換処理部、
111…符号復号化処理部、
112…記録制御部、
113…記録部、
114…USBホスト制御部、
115…USBファンクション制御部、
116…データ蓄積部、
117…デジタルカメラ、
118…メモリカード。
101…CPU、
102…ROM、
103…RAM、
104…画像メモリ、
105…データ変換部、
106…読取制御部、
107…読取部、
108…操作表示部、
109…通信制御部、
110…解像度変換処理部、
111…符号復号化処理部、
112…記録制御部、
113…記録部、
114…USBホスト制御部、
115…USBファンクション制御部、
116…データ蓄積部、
117…デジタルカメラ、
118…メモリカード。
Claims (6)
- 原稿を読み取る読取手段と;
印刷する印刷手段と;
操作する操作手段と;
画像処理と関連付けられている印刷開始手段と;
上記印刷開始手段が有効でないときに、上記印刷開始手段をユーザが押下すると、上記印刷開始手段を使用することができないことを表示する表示手段と;
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記印刷開始手段が押下されていないときは、写真印刷モードであることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記印刷開始手段は、第1の印刷開始手段と第2の印刷開始手段とであり、
印刷がエラーによって中断され、ユーザの操作によって復帰することができる復帰手段を持ち、上記第1の印刷開始手段によって開始された印刷が中断し、復帰する際に、上記第1の印刷開始手段によって復帰操作し、上記第1の印刷開始手段以外の印刷開始手段を、ユーザが操作した際に、ユーザが行った手段は無効であることを、上記表示手段に表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
複数の原稿を1つの原稿にレイアウトして印刷する場合、上記読取部が上記複数の原稿を読み取る際に、上記印刷開始手段によって次原稿の読取を開始し、
印刷開始時にユーザが行った印刷開始手段以外の印刷開始手段が、次原稿の読取開始で使用されたら、上記印刷開始時にユーザが行った印刷開始手段以外の印刷開始手段を使用できないことを、上記表示手段に表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記読取部が複数の原稿を読み取る際に、上記印刷開始手段によって、次原稿の読取を開始し、
印刷開始時にユーザが行った印刷開始手段以外の印刷開始手段が、次原稿の読取開始で使用されたら、上記印刷開始時にユーザが行った印刷開始手段以外の印刷開始手段を使用できないことを、上記表示手段に表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、
正しい印刷開始手段を押下することを促す旨を、上記表示部に表示することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004018371A JP2005217495A (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 画像処理装置とその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004018371A JP2005217495A (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 画像処理装置とその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005217495A true JP2005217495A (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=34902917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004018371A Pending JP2005217495A (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 画像処理装置とその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005217495A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111182168A (zh) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 夏普株式会社 | 图像形成装置、存储介质以及控制方法 |
-
2004
- 2004-01-27 JP JP2004018371A patent/JP2005217495A/ja active Pending
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