JP2005216968A - 回路基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができる回路基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 導電性部材1を成形型2に配置する導電性部材配置工程。前記導電性部材1の一部を覆うように樹脂成形体3を成形する成形工程。前記導電性部材1に導通する回路パターン4を樹脂成形体3の表面に形成する回路パターン形成工程。前記導電性部材1を介して回路パターン4に通電することにより樹脂成形体3の表面に電気めっきによる回路5を形成する回路形成工程とを備える回路基板の製造方法に関する。成形工程時の樹脂成形体3の硬化収縮方向に伸縮可能なバネ部6を導電性部材1に備える。樹脂成形体3の膨張・収縮に応じて導電性部材1のバネ部6を伸縮させることができる。樹脂成形体3と導電性部材1との界面において回路パターン4の形成不良や断絶の発生を抑制することできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回路基板及びその製造方法に関するものであり、特に、小型・軽量化が要求される電子・オプトデバイスなどに使用される回路基板を好適に製造することができるものである。
立体回路基板(MID:Molded Interconnect Device)は、小型・軽量化が要求される電子・オプトデバイスなどに適用されているが、このような回路基板としては、2ショット法により成形体表面に配線パターンが形成された射出成形回路基板において、成形体に金属片を成形するとともにインサートしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、MIDの成形品に外部接続端子を設けるにあたって、成形体によって外部接続端子となる突出部を形成すると機械的強度において不十分となるために、これに置き換わる手段として成形体に金属片をインサートしたものである。
また、図16(a)に示すように、1ショット法により成形体40と金属製のリード41を一体化させ、成形体表面に形成した配線パターン42とリード41とをめっき層などにより電気的に接続する構成のものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。これは、めっきを施す配線パターン42とリード41との接合対応部の接触量を増大させる構造とすることにより、耐熱応力性を向上させるようにしたものである。
尚、上記のような回路基板においては、リードフレームを回路基板内にインサート成形したものがあり、この利点としては、リードフレームによる配線パターン形成における位置決め精度が向上すること、内層回路形成が可能であること、シート状に成形後に個片に分割するときの切断加工性がよいことなどが挙げられる。
しかし、樹脂製の成形体と金属片あるいはリードフレームとをインサート成形した場合に、樹脂と金属の線膨張率の違い及び成形体の硬化収縮(所謂ひけマーク)などが原因で、図16(b)に示すように、成形体40と金属片あるいはリード41との界面に剥離44が生じる。従って、電気めっきにより金属片と配線パターンとを接続したり配線パターン42を形成したりする際に、給電接続が途切れて図16(c)に示すような配線パターン42の断線不良が生じたり配線パターン42を形成することができなくなったりする恐れがあった。
特開平11−243270号公報 特開2003−68925号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができる回路基板及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の回路基板の製造方法は、導電性部材1を成形型2に配置する導電性部材配置工程と、前記導電性部材1の一部を覆うように樹脂成形体3を成形する成形工程と、前記導電性部材1に導通する回路パターン4を樹脂成形体3の表面に形成する回路パターン形成工程と、前記導電性部材1を介して回路パターン4に通電することにより樹脂成形体3の表面に電気めっきによる回路5を形成する回路形成工程とを備える回路基板の製造方法において、成形工程時の樹脂成形体3の硬化収縮方向に伸縮可能なバネ部6を導電性部材1に備えることを特徴とするものである。
この発明では、樹脂成形体3の膨張・収縮に応じて導電性部材1のバネ部6を伸縮させることができ、樹脂成形体3と導電性部材1との界面において回路パターン4の形成不良や断絶の発生を抑制することでき、よって、回路5で形成される配線パターンの断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができるものである。
本発明において、バネ部6を板状の樹脂成形体3の厚み方向に伸縮可能に形成するのが好ましい。
この発明では、チップ実装等の電子部品実装時の衝撃吸収用として導電性部材1のバネ部6を用いることができ、電子部品実装時の電子部品や回路基板の破壊を防止することができるものである。
また、本発明において、導電性部材1にコイル形状のバネ部6を形成し、バネ部6の周側面の一部を覆うように樹脂成形体3を成形し、回路形成工程においてコイル形状のバネ部6の内側を貫通するように給電用棒材7を配置するのが好ましい。
この発明では、樹脂成形体3の膨張・収縮をコイル形状のバネ部6で吸収することができ、樹脂成形体3と導電性部材1とを密着性を保ってそれらの界面において回路パターン4の形成不良や断絶の発生を抑制することでき、よって、回路5で形成される配線パターンの断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができるものである。しかも、コイル形状のバネ部6を有する導電性部材1は線材を巻くことにより形成することができ、金型やエッチングが不要となって安価に導電性部材1を形成することができるものである。
また、本発明において、給電用棒材7の外周面にバネ部6と略同ピッチのネジ溝8を形成することが好ましい。
この発明では、ネジ溝8にバネ部6を嵌め込むことができ、給電用棒材7を回転させることにより、給電用棒材7の長手方向に沿って導電性部材1を進行させることができ、導電性部材1と一体化された樹脂成形体3の搬送や位置決めを容易に行うことができるものである。
また、本発明において、フレーム部9にその内側に向かって突出する四本以上の連結部10を設けると共に二本の連結部10を残して他の連結部10にバネ部6を形成することによって導電性部材1を形成し、連結部10を樹脂成形体3の側端部に連結するように樹脂成形体3を成形するのが好ましい。
この発明では、成形工程時に、バネ部6を有する連結部10に連結された樹脂成形体3の側端部から、バネ部6を有さない連結部10に連結された樹脂成形体3の側端部の方に向かって、樹脂成形体3を硬化収縮させることができ、バネ部6を有さない連結部10に連結された樹脂成形体3の二つの側端部を基準として樹脂成形体3の位置決めを精度良く確保することができるものである。
また、本発明は、導電性部材配置工程において、バネ部6に圧縮応力を付加した状態で導電性部材1を成形型2に配置するのが好ましい。
この発明では、成形工程前に予めバネ部6に圧縮応力を付加することができ、樹脂成形体3が硬化収縮した後に、導電性部材1と樹脂成形体3との連結部分に働くバネ部6による引張り応力を減少することができるものである。
また、本発明の回路板は、請求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法により製造して成ることを特徴とするものである。
この発明では、回路5で形成される配線パターンの断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができるものである。
本発明では、樹脂成形体の膨張・収縮に応じて導電性部材をバネ部において伸縮させることができ、樹脂成形体と導電性部材との界面において回路パターンの形成不良や断絶の発生を抑制することでき、よって、回路で形成される配線パターンの断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明において導電性部材1としては、黄銅あるいはりん青銅のような導電性のある金属材料で形成されるものを用いることができ、例えば、厚み0.2mm程度の帯状の金属板に打ち抜き加工などを施すことによって形成することができる。このような導電性部材1としては、従来から半導体装置などの電子部品のリードフレームとして用いられているものあるいはこれと同等のものを用いることができる。そして、導電性部材1の両側部をその厚み方向に複数回折り曲げることによって、ジグザク形状のバネ部6を形成することができる。バネ部6以外の部分は平板状に形成されている。
本発明において成形型2としては、例えば、分離可能な可動型2aと固定型2bとからなるものを用いることができ、樹脂成形体3の成形方法に応じて射出成形用金型やトランスファ成形用金型を用いることができる。この成形型2にはキャビティ20とバネ収納部21が形成されている。
本発明において樹脂成形体3を形成するための樹脂としては、公知のポリフタルアミド(PPA)や液晶ポリマー(LCP)などの射出成形できる樹脂や、エポキシ樹脂などのトランスファ成形できる樹脂などを用いることができる。
そして、本発明は以下のようにして回路基板を製造する。まず、図1(a)に示すように、導電性部材配置工程により導電性部材1を成形型2に配置(セット)する。この時、導電性部材1のバネ部6以外の部分をキャビティ20に収納し、バネ部6はバネ収納部21に収納する。次に、図1(b)に示すように、成形工程によりキャビティ20に上記の樹脂を注入・充填して導電性部材1のバネ部6以外の部分を覆うようにインサート成形することによって、樹脂成形体3を成形する。ここで成形方法としては射出成形やトランスファ成形などを既知の成形条件で行うことができる。次に、図1(c)に示すように、導電性部材1をインサートした樹脂成形体3を脱型した後、樹脂成形体3の表面に真空蒸着、スパッタリング、無電解めっきなどの既知の方法及び条件によりめっき下地層(導電層)を形成する。ここで、めっき下地層は銅などで厚み0.05〜1μmに形成することができるが、これに限定されるものではない。次に、回路パターン形成工程において、必要な回路をなす部分の輪郭に沿ってレーザ照射などすることによって、レーザ照射部分のめっき下地層を除去し、図1(d)に示すように樹脂成形体3の表面に回路パターン4を形成する。この回路パターン4は樹脂成形体3の側面から突出する導電性部材1のバネ部6と電気的及び物理的に接続している。次に、回路形成工程において導電性部材1を介して回路パターン4に電圧を付加して通電して電気めっきすることにより回路パターン4の厚膜化を図り、これにより、図1(e)に示すように、樹脂成形体3の表面に厚み3〜30μmの回路5を形成する。ここで行なう電気めっきは電解銅めっきなどの既知の方法及び条件を用いることができる。次に、ソフトエッチング等により不要なめっき下地層を除去して必要な回路5からなる配線パターンのみを樹脂成形体3の表面に得る。また、必要に応じてNiめっきやAuめっきなどを回路5の表面に施すことができる。この後、図2に示すように、導電性部材1がシート状に形成されている場合、回路単位に分割するために導電性部材1を打ち抜くなどの分割加工を行なう。このようにして、バネ部6がリードとして樹脂成形体3の側面から突出した回路基板を形成することができる。
上記のような回路基板の製造方法において、例えば、樹脂成形体3の線膨張率が50〜100ppm/℃となるような樹脂(成形材料)と、線膨張率が20ppm/℃の金属製の導電性部材1とを組み合わせて使用した場合、導電性部材1にバネ部6が無ければ、線膨張率の差によって、成形時あるいは成形後の乾燥処理時などで樹脂成形体3の側面と導電性部材1との界面に剥離が生じ、樹脂成形体3にクラックが発生することもある。そこで、本発明では導電性部材1にバネ部6を形成しているものであり、図1(c)の矢印で示すように、樹脂成形体3と導電性部材1との間に線膨張率の差による応力が発生しても、樹脂成形体3の成形時の硬化収縮あるいはその他の樹脂成形体3の膨張・収縮に追随させてバネ部6を収縮させることができて応力を緩和することができ、これにより、樹脂成形体3と導電性部材1との界面に剥離が生じないように両者を密着させることができる。従って、成形工程後の回路パターン形成工程で形成される回路パターン4が樹脂成形体3と導電性部材1との間で断線することを防止して接続信頼性を向上することができ、その後の回路形成工程で回路パターン4に導電性部材1を通じて確実に通電することができるものであり、この結果、回路基板に断線不良が発生するのを抑制することができると共に電気めっきにより配線パターン(回路5)を確実に形成することができ、生産歩留まりを向上させることができるものである。
図3に他の実施の形態を示す。この回路基板に用いられている導電性部材1としては、四角枠状のフレーム部9に複数本の連結部10を突設して形成されるものである。図3(b)(c)に示すように、連結部10はフレーム部9の各辺から内側に突出するように設けられている。また、連結部10の先部はインサート部22として形成されており、このインサート部22には厚み方向に貫通する抜き孔部23が設けられている。また、連結部10の基部(フレーム部9側の端部)からインサート部22までの間はバネ部6として形成されている。このバネ部6は連結部10の一方の側部と他方の側部とに切り込み24を交互に形成することによって、平面視でジグザグ形状に形成されている。尚、抜き孔部23は複数個設けても良い。また、切り込み24の幅寸法は0.2mm、切り込み24の間隔は0.5mm、抜き孔部23の直径は0.25mmなどとすることができるが、これに限定されるものではない。
そして、このような導電性部材1を用いて上記と同様にして、導電性部材配置工程から回路形成工程を経て、連結部10がリードとなった回路基板を形成することができるが、図3(a)に示すように、成形工程においてインサート部22が樹脂成形体3に埋め込まれて成形される。この時、図3(d)に示すように、抜き孔部23に樹脂が充填されるものであり、また、樹脂が収縮する際に樹脂の収縮力により導電性部材1及び連結部10を保持することが可能である。従って、樹脂成形体3の成形時に抜け孔部23に樹脂が充填されることによって、アンカー効果を発揮することができ、連結部10の樹脂成形体3からの抜けや剥離を防止することができるものである。
図3に示すものにおいて、樹脂成形体3にインサート部22を埋め込んで成形する際に、図4に示すように、インサート部22の近傍のバネ部6の一部も樹脂成形体3の内部に埋め込まれて包含されるように成形するのが好ましい。これにより、樹脂成形体3の内部の収縮と外部の収縮とを共に吸収することが可能となる。また、樹脂成形体3の内部に回路を形成した場合にも給電が可能と成るものである。尚、連結部10はインサート部22の先端から3.0mm程度まで樹脂成形体3に埋め込むのが好ましいが、これに限定されるものではない。
図5に他の実施の形態を示す。この回路基板に用いられている導電性部材1としては、図5(a)に示すように、一対の矩形状のフレーム部9に複数本の連結部10を突設して形成されるものである。連結部10は各フレーム部9の対向する側端部から突出するように設けられている。また、連結部10の先部はインサート部22として形成されており、このインサート部22には厚み方向に貫通する抜き孔部23が設けられている。また、図5(b)に示すように、連結部10の途中には幅寸法が狭くなった狭小部25が形成されており、この狭小部25からインサート部22までの間はバネ部6として形成されている。このバネ部6は連結部10の一方の側部と他方の側部とに切り込み24を交互に形成することによって、平面視でジグザグ形状に形成されている。
そして、このような導電性部材1を用いて上記と同様にして、導電性部材配置工程から回路形成工程を経て、次に、狭小部25で連結部10を切断してフレーム部9を除去することによって回路基板を形成することができるが、図5(b)に示すように、成形工程において、狭小部25よりも先端側が樹脂成形体3に埋め込まれて成形される。従って、インサート部22及びバネ部6が樹脂成形体3に埋め込まれて成形されるものであり、これにより、抜き孔部23に樹脂が充填されるものであり、また、樹脂が収縮する際に樹脂の収縮力により導電性部材1及び連結部10を保持することが可能である。従って、樹脂成形体3の成形時に抜き孔部23に樹脂が充填されることによって、アンカー効果を発揮することができ、連結部10の樹脂成形体3からの抜けや剥離を防止することができるものである。また、樹脂成形体3の内部の収縮を吸収することが可能となる。また、樹脂成形体3の内部に回路を形成した場合にも給電が可能と成るものである。さらに、狭小部25を設けて連結部10の切断部分を細くしておくことによって、小さい力で連結部10が切断可能であり、フレーム部9の除去を容易に行うことができるものである。また、樹脂成形体3内にバネ部6が埋め込まれるために、狭小部25を切断する際に連結部10がバネ部6の箇所で変形しないものであり、切断位置のズレが起こりにくくなって精度良く連結部10の切断が可能である。
図6には本発明の製造方法で製造される回路基板の一例を示す。この回路基板はバネ部6を板状の樹脂成形体3の厚み方向に伸縮可能に形成するものである。このような回路基板は上記と同様の導電性部材配置工程と成形工程とを経て、図6(a)のように樹脂成形体3とその下面から側方に向かって、バネ部6を有する導電性部材1を突出して成形した後、図6(b)に示すように導電性部材1をその基部から下方に向かって折り曲げるようにする。この後、上記と同様の回路パターン形成工程と回路形成工程などを経て回路基板を形成することができる。
図7に示すように、この種の回路基板に半導体チップ等の実装部品31を実装するにあたっては、実装用ヘッド30の下端に保持した実装部品31を上側から回路基板に近づけ、樹脂成形体3の上面に設けた実装凹部32に実装部品31を収納するものであるが、図7(a)(b)に示すように、樹脂成形体3が傾いている状態で実装を行なうと、実装部品31が割れて破損するなどの問題がある。
そこで、図8(a)のように上記の回路基板には樹脂成形体3の下面に突出するように少なくとも2箇所のバネ部6を設けたものであり、これにより、図8(b)に示すように、樹脂成形体3が傾いていても、実装部品31を保持した実装用ヘッド30が上から押圧することによって、バネ部6が収縮して押し込まれて実装用ヘッド30からの圧力を吸収することができ、図8(c)に示すように、樹脂成形体3が略水平な状態になる(倣う)ものであり、これにより、実装部品31を正常に実装可能となるものである。このようにチップ実装等の電子部品(実装部品31)の実装時の衝撃吸収用としてリードとなる連結部10を機能させることができ、実装時の電子部品の破壊を防止することができるものである。
図9に他の実施の形態を示す。この実施の形態では導電性部材1としてコイル形状のものを用いる。この導電性部材1は上記と同様の金属材料で形成される線材を巻いて形成することができ、その全体がバネ部6として形成されている。
このような導電性部材1を用いて回路基板を製造するにあたっては上記と同様に、まず、図9(a)に示すように、導電性部材配置工程により導電性部材1を成形型2に配置(セット)する。この時、導電性部材1の周側面(横側)がキャビティ20に僅かに入り込んだ状態にし、導電性部材1をバネ収納部21に収納する。次に、上記と同様に、図9(b)に示すようにして、成形工程によりキャビティ20に上記の樹脂を注入・充填して導電性部材1の周側面の周方向の一部分を覆うようにインサート成形することによって、樹脂成形体3を成形する。これにより、樹脂成形体3の側端部に導電性部材1の周側部を僅かに入り込んだ状態とする。次に、導電性部材1をインサートした樹脂成形体3を脱型した後、上記と同様にして樹脂成形体3の表面全面に真空蒸着、スパッタリング、無電解めっきなどの既知の方法及び条件によりめっき下地層(導電層)を形成する。次に、上記と同様にして回路パターン形成工程において、必要な回路をなす部分の輪郭に沿ってレーザ照射などすることによって、レーザ照射部分のめっき下地層を除去し、樹脂成形体3の表面に回路パターン4を形成する。この回路パターン4は樹脂成形体3の側面に食い込んだ導電性部材1の周囲を縁切りし、導電性部材1から回路5が形成できるようにパターニングする。次に、上記と同様にして回路形成工程において導電性部材1を介して回路パターン4に電圧を付加して通電して電気めっきすることにより回路パターン4の厚膜化を図り、これにより、樹脂成形体3の表面に回路5を形成するが、この時、導電性部材1の内側に給電用棒材7を貫通するように配置し、この給電用棒材7を通じて導電性部材1に給電し、導電性部材1の樹脂成形体3に食い込んだ部分から回路パターン4に電気を流すようにする。給電用棒材7としては導電性部材1と同様の金属材料などで形成することができ、また、給電用棒材7と導電性部材1とは任意の数カ所で接合して電気的に接続した状態とする。給電用棒材7と導電性部材1との接合は抵抗溶接などを好適に用いることができる。このようにして図9(c)(d)に示すように、導電性部材1がリードとして樹脂成形体3の側面から突出した回路基板を形成することができる。尚、導電性部材1を樹脂成形体3から切除して回路基板としても良く、この場合、当然、給電用棒材7も除去される。
そして、この実施の形態では他の実施の形態と同様に、樹脂成形体3の膨張・収縮に応じて導電性部材1(バネ部6)を伸縮させることができ、樹脂成形体3と導電性部材1との界面において回路パターン4の形成不良や断絶の発生を抑制することでき、よって、回路5で形成される配線パターンの断線不良の発生を抑制すると共に電気めっきにより配線パターンを確実に形成することができるものである。しかも、上記他の実施の形態で用いたリードフレームのような導電性部材1ではそれを形成するのに金型やエッチングが必要であるが、コイル形状の導電性部材1を用いた場合は金型やエッチングが不要となり、安価に形成することができるものである。
図10に他の実施の形態を示す。この実施の形態では図10(a)のように上記と同様にコイル形状の導電性部材1と給電用棒材7を用いたものであるが、図10(b)に示すように給電用棒材7の外周面にはバネ部6と略同ピッチのネジ溝8が全長に亘って形成されている。つまり、ネジ溝8のピッチ(溝幅)はバネ部6における線材の直径と同じか若干大きめに形成されている。また、給電用棒材7と導電性部材1は接合されておらず、ネジ溝8に導電性部材1の線材が嵌り込むようにして保持されている。その他の構成は上記の実施の形態と同様である。
そして、この実施の形態においても上記と同様にして、給電用棒材7を通じて導電性部材1に給電し、回路形成工程が行なわれるが、給電用棒材7を回転させることにより、給電用棒材7の長手方向に沿って導電性部材1を連続的に進行させることができ、導電性部材1と一体化された樹脂成形体3の搬送や位置決めを容易に行うことができるものである。
また、この実施の形態において、回路形成工程の間は導電性部材1に給電用棒材7を差し込んで電気めっき加工処理をし、この後、図11に示すように、電子部品の実装時には給電用棒材7を抜いて導電性部材1の両端に電極30、30を取り付けて電圧を付加して通電し、導電性部材1を発熱させてヒータとして使用することにより、導電性部材1を実装時の個片加熱に用いことができる。電極30はクリップ状のものを使用して着脱を容易にすることができる。また、導電性部材1の材質としてはステンレス鋼などの電気抵抗が高いものを使用することにより、実装時に通電することでヒータとなるが、回路形成工程では給電用棒材7を介して導電性部材1に通電するために樹脂成形体3との距離が短くなり、これにより、回路形成工程の電気めっき時における通電距離dが電極30を使う場合の通電距離Dよりも短くなって、導電性部材1に電気抵抗が低い状態で通電することができて発熱が起こらないものである。そして、導電性部材1での給電位置を使い分けることで回路形成時の通電と実装時のヒータ加熱との両方で使用可能となるものである。
図12に他の実施の形態を示す。この実施の形態では導電性部材1として、四角枠状のフレーム部9にその各辺から内側に向かって突出する四本の連結部10を設けたものである。四本の連結部10のうち、隣り合う二つの連結部10b、10bにはバネ部6が形成されており、残りの二つの隣り合う連結部10a、10aにはバネ部6は形成されていない。
そして、このような導電性部材1を用いて上記と同様にして、導電性部材配置工程から回路形成工程を経て、連結部10がリードとなった回路基板あるいは連結部10とフレーム部9を除去した回路基板を形成することができるが、図12(a)に示すように、成形工程において連結部10の先端が樹脂成形体3に埋め込まれて成形される。この時、樹脂成形体3が平面視で四角形に形成されているために、樹脂成形体3の一つの側端部に一本の連結部10が連結されていることになる。そして、成形工程における樹脂成形体3の硬化収縮は、バネ部6が形成されていない連結部10a、10aに連結して固定されている樹脂成形体3の二つの側端部3aを基準とし、矢印で示すようにこの基準に向かって、バネ部6が形成された連結部10b、10bに連結された樹脂成形体3の二つの側端部3bの方から収縮していくことになり、図12(b)に示すように、成形後の樹脂成形体3のフレーム部9に対する位置決めを上記の固定されていた二つの側端部3aを基準として正確に行うことができる。もちろん、矢印で示すように、樹脂成形体3の硬化収縮ではバネ部6を有する連結部10b、10bが伸延するために、樹脂成形体3と連結部10との界面での剥離を抑制することができる。尚、バネ部6が形成された連結部10bは三本以上設けても良い。
この実施の形態において、連結部10bが樹脂成形体3の硬化時の収縮量と同程度の伸びを有するバネ部6を備えていることが好ましい。この場合は、図13(b)に示すような樹脂成形体3の樹脂(成形体材料Aや成形体材料B)の種類毎の収縮量をデータベース化して予め備えておき、回路基板に使用する樹脂成形体3の大きさによりその収縮量分(図13(a)にδで示す)伸びることが可能なバネ部6を有する連結部10bを設計する。例えば、PPAの場合、熱処理(アニール)後の収縮率は0.8%であるために、樹脂成形体3が10mm角の場合であれば、0.08mmだけ伸びるバネ部6を設計する。これにより、樹脂成形体3が硬化収縮して成形された際に、樹脂成形体3の位置を確実に決めることが可能となるものである。
図14(a)(b)に他の実施の形態を示す。この実施の形態では導電性部材1として、四角枠状のフレーム部9にその各辺から内側に向かって突出する四本の連結部10を設けたものである。四本の連結部10にはバネ部6が形成されている。
そして、このような導電性部材1を用いて上記と同様にして、導電性部材配置工程から回路形成工程を経て、連結部10がリードとなった回路基板あるいは連結部10とフレーム部9を除去した回路基板を形成することができるが、導電性部材配置工程時にバネ部6に圧縮応力を付加した状態で導電性部材1を成形型2に配置する。ここでバネ部6に圧縮応力を付加した状態で保持するにあたっては、成形型2に挿入されたピン31を用いる。つまり、図14(c)の矢印の方にバネ部6を圧縮した状態で連結部10の先端をキャビティ20内に挿入したピン31に当接させて、バネ部6に圧縮応力を付加した状態で保持する。次に、成形工程のインサート成形後において、樹脂成形体3が硬化収縮して成形されるときに合わせてピン31をキャビティ20から引き出すことによって、バネ部6への圧縮力を解除するものであり、これにより、図14(d)に示す矢印の方に、圧縮されていたバネ部6が伸びる。そして、バネ部6の伸長により連結部10が樹脂成形体3をその収縮する方向(図14(a)に矢印で示す)に追随することになるため、樹脂成形体3にも連結部10にも余計な応力がかかることがなく、破損・剥離などの発生を抑えることができるものである。例えば、PPAの場合、熱処理(アニール)後の収縮率は0.8%であるために、樹脂成形体3が10mm角の場合であれば、バネ部6を0.08mm分圧縮した状態で成形型2にセットする。これにより、バネ部6の伸び量=樹脂成形体3の収縮量に設定することができる。このように樹脂成形体3が硬化収縮する前に予めバネ部6に圧縮応力を付加しているので、樹脂成形体3が硬化収縮した後に連結部10に働く引張応力を減少することができ、破損・剥離などの発生を抑えることができるものである。
図15には上記の成形工程から電子部品などの実装部品31の実装工程までの一例を示す。すなわち、まず、図15(a)で示す成形工程で樹脂成形体3に導電性部材1をインサート成形した後、図15(b)で示すようにめっき下地層33を樹脂成形体3の表面に形成し、さらに、レーザ50を照射して回路パターン4の形成工程を行う。ここで、樹脂成形体3の実装凹部32の底面には導電性部材1にまで達する孔部34が形成されており、この孔部34にまでめっき下地層33を形成して回路パターン4と導電性部材1とを電気的に接続する。次に、図15(c)に示すように導電性部材1を通じて回路パターン4に給電することにより回路形成工程を行う。この後、図15(d)に示すように実装凹部32内において回路5の表面に実装部品31を導電性接着剤36などで接着すると共にワイヤー37のボンディングで回路5と実装部品31とを接続する。そして、切断工程を簡略化しているのでコストダウンが可能であると共に上記と同様のバネ部6を導電性部材1に形成することによって、樹脂成形体3と導電性部材1との剥離を防止することができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示し、(a)乃至(e)は断面図である。 同上の他例を示す平面図である。 同上の他の実施の形態の一例を示し、(a)は平面図、(b)は一部の拡大した平面図、(c)はA−A断面図、(d)は一部の拡大した断面図である。 同上の一部の拡大した断面図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)は平面図、(b)は一部の拡大した断面図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)(b)は側面図である。 (a)(b)は従来の問題点を示す概略図である。 (a)乃至(c)は同上の動作を示す概略図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)(b)は断面図、(c)は平面図、(d)は断面図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)は平面図、(b)は一部の拡大した平面図である。 同上の他の実施の一例を示す平面図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)(b)は平面図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)は平面図、(b)は樹脂成形体長さと収縮量の関係を示すグラフである。 同上の他の実施の一例を示し、(a)(b)は平面図、(c)(d)は一部の拡大した断面図である。 同上の他の実施の一例を示し、(a)乃至(d)は断面図である。 従来例を示し、(a)は一部の斜視図、(b)(c)は一部の断面図である。
符号の説明
1 導電性部材
2 成形型
3 樹脂成形体
4 回路パターン
5 回路
6 バネ部
7 給電用棒材
8 ネジ溝
9 フレーム部
10 連結部

Claims (7)

  1. 導電性部材を成形型に配置する導電性部材配置工程と、前記導電性部材の一部を覆うように樹脂成形体を成形する成形工程と、前記導電性部材に導通する回路パターンを樹脂成形体の表面に形成する回路パターン形成工程と、前記導電性部材を介して回路パターンに通電することにより樹脂成形体の表面に電気めっきによる回路を形成する回路形成工程とを備える回路基板の製造方法において、成形工程の樹脂成形体の成形時に樹脂成形体の硬化収縮方向に伸縮可能なバネ部を導電性部材に備えることを特徴とする回路基板の製造方法。
  2. バネ部を板状の樹脂成形体の厚み方向に伸縮可能に形成することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  3. 導電性部材にコイル形状のバネ部を形成し、バネ部の周側面の一部を覆うように樹脂成形体を成形し、回路形成工程においてコイル形状のバネ部の内側を貫通するように給電用棒材を配置することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  4. 給電用棒材の外周面にバネ部と略同ピッチのネジ溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  5. フレーム部にその内側に向かって突出する四本以上の連結部を設けると共に二本の連結部を残して他の連結部にバネ部を形成することによって導電性部材を形成し、連結部を樹脂成形体の側端部に連結するように樹脂成形体を成形することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  6. 導電性部材配置工程において、バネ部に圧縮応力を付加した状態で導電性部材を成形型に配置することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の製造方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法により製造して成ることを特徴とする回路基板。
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