JP2005215551A - 現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 - Google Patents
現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005215551A JP2005215551A JP2004024795A JP2004024795A JP2005215551A JP 2005215551 A JP2005215551 A JP 2005215551A JP 2004024795 A JP2004024795 A JP 2004024795A JP 2004024795 A JP2004024795 A JP 2004024795A JP 2005215551 A JP2005215551 A JP 2005215551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing device
- control sheet
- toner
- sheet material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】現像装置の現像ローラ3とドクターローラ5の当接部P1の下流において、現像ローラ3の画像形成領域外に接触し現像剤の更なる下流側への飛散を抑制する現像剤飛散制御シート材28が設けられている。現像剤飛散制御シート材28は、現像ローラ3上の現像剤を掻き取ることによる接触部P2の下流への現像剤漏れを来たさない程度の腰の弱い材料で形成されている。
【選択図】図1
Description
現像容器1の下方側には、トナー受け部1aが形成されており、該トナー受け部1aの感光体2寄り側はトナー飛散によるトナーチリ等を抑制すべく、換言すれば開口側のシール性を向上すべく、段差を設けて現像ローラ3との空隙が狭く設定されている。具体的に説明すると、トナー受け部1aは、トナー溜め部1a―1と、開口側のトナー止め部1a―2を有している。
図9において符号6は現像剤遮蔽板を示す。感光体2は実際にはドラム状をなしているが、図9では直線状に展開して表示している。
そのため、同じ現像剤が現像ローラ3とドクターローラ5の当接部P1を繰り返し通過する現象が生じる。同一現像剤による通過が繰り返されると、通過に伴うハザードから、外添剤が埋没して現像剤の帯電量低下を引き起こし、現像ローラ3との付着力が低下してしまう。
帯電量が低下した現像剤は現像ローラ3とドクターローラ5の当接部P1を通過後、現像ローラ3から離脱する。離脱したトナー7は、図9に示すように、破線矢印の如く移動し、トナー止め部1a―2の感光体2側に堆積してトナー吹き溜まりとなるが、一定量を超えると開口部から飛散する。図9において、トナー吹き溜まりと飛散トナーの大きさは粒径を意図的に変えているが、実際には同一である。
まず、図3に基づいて、本実施形態における画像形成装置としてのプリンタの構成の概要を説明する。プリンタ8は、図示しない画像形成装置本体の左側に配置された給紙装置9と、該給紙装置9の給紙方向下流側に設けられたレジストローラ対10と、画像形成装置本体の下部に配置されたプロセスカートリッジ11と、該プロセスカートリッジ11の上面に配置された転写装置としての転写ローラ12と、レジストローラ対10の右上方に配置された定着装置13と、該定着装置13の下流側上方に配置された排紙ローラ対14と、画像形成装置本体の上面に形成された排紙トレイ15を有している。
給紙装置9から給紙された用紙16は、レジストローラ対10で一旦停止され、スキューを修正された後、感光体2上のトナー像の先端と用紙搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイミングで再びレジストローラ対10により転写部位へ搬送される。
感光体2上のトナー像は転写ローラ12に印加される転写バイアスにより用紙16上に静電的に転写される。
プロセスカートリッジ11は、感光体2と、該感光体2の表面を一様に帯電する帯電装置としての帯電ローラ19と、図示しない露光装置により感光体2上に形成された潜像を可視像化する現像装置20と、転写後感光体2上に残留したトナーを清掃するクリーニング手段21を一体に有している。プロセスカートリッジ11は上記画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられている。
定着を終えた用紙16は排紙ローラ対14により排紙トレイ15に排出されてスタックされる。
現像装置20の、現像ローラ3の軸方向における両端部には、図4及び図5に示すように、現像ローラ3、供給ローラ4及びドクターローラ5の支持隙間を塞ぐようにシール部材24が設けられており、現像容器1外へのトナー漏れが防止されている。図5において符号25は現像ローラ3の回転軸の支持穴を、26はドクターローラ5の回転軸の支持穴をそれぞれ示す。
現像剤飛散制御シート材28は、現像ローラ3上の現像剤を掻き取ることによる接触部P2の下流への現像剤漏れを来たさないあるいは来たしにくい腰の弱い材料で形成されている。この条件を満たす材料として、本実施形態では熱硬化性樹脂としてのポリウレタン樹脂を選定している。
従って、現像ローラ3に対する現像剤飛散制御シート材28の接触圧は現像剤飛散制御シート材28の腰力により依存する。
当接部P1を通過してトナー止め部1a―2の先端へ向かって拡散していたトナーは現像剤飛散制御シート材28に受け止められて拡散を阻止され、トナー溜め部1a―1へ落とされる。これにより、現像剤汚れのない良好な画像品質を維持できる。
現像剤飛散制御シート材28を台形状としたことにより、現像容器1における現像剤飛散制御シート材28の支持状態が長期に亘って安定する。
また、現像ローラ3から離脱した飛散トナーを効率的にトナー溜め部1a―1へ集めることができる。基端部28aは画像形成領域側へ幅広く設定されているので、飛散トナーのトナー溜め部1a―1への移動に方向性を持たせることができ、端部シール部位への移動を抑制することができる。換言すれば、飛散トナーは矢印d2で示すように、全体的にシール部材24側とは逆となる画像形成領域側へ誘導される。これにより、現像装置20の端部シールへの入り込みを抑制でき、端部シール性の劣化防止(現像装置の長寿命化)を実現できる。
現像剤飛散制御シート材28の台形状の面積を調整して現像剤飛散制御シート材28の腰力(接触圧)を調整することもできる。
タイプAは、厚みが0.1mmのPETシート(ポリエチレンテレフタレートシート)をトナー止め部1a―2に固定して当接部P1側を起こして現像ローラ3との隙間を約1mmに設定した例である。
この場合、ニップ部(当接部P1)からの吹き出しトナーを押えることができず、トナーは矢印で示すように移動し、結局図9で示したのと同様のトナー飛散が生じた。
タイプBは、PURシート(ポリウレタンシート)を図1で示したのと同様に固定するとともに、該PURシートを発泡PUR(発泡ポリウレタン)の弾性力で強制的に当接(接触)させた例である。
この場合、現像ローラ3に対するPURシートの当接圧(接触圧)が強すぎるため、現像ローラ3上のトナーを掻き取ってしまい、掻き取られたトナーがトナー止め部1a―2に滞留することが判った。
現像剤飛散制御シート材28の材質及び取り付け態様は上記実施形態と同様であるが、本実施形態では、現像剤飛散制御シート材28の現像ローラ3に対する接触部P2の接触面側に、現像剤飛散制御シート材28よりも表面性に優れた低摩擦材30を積層したことを特徴としている。ここで、低摩擦材とは、摩擦係数の小さい材料を指す。
本実施形態における低摩擦材30は、ポリエチレンテレフタレート樹脂でシート状に形成されている。
図6に示すように、第1の実施形態における構成(タイプC)では、トナーの拡散を防止してトナー溜め部1a―1にトナーを回収できるが、現像ローラ3上のトナーを若干ではあるが掻き落としてしまうことがあった。
トナー受け部1aは本来帯電量の低下した離脱トナー(飛散トナー)の回収を目的に設計されており、現像剤飛散制御シート材28による掻き落とし機能が加わると、トナー受け部1aに蓄積される現像剤の量が短時間で飽和(満杯)し、端部のシール機能へも悪影響を及ぼす。
現像ローラ3からのトナーの掻き落としが起きないので、トナー溜め部1a―1に溜まったトナーが飽和する時間を第1の実施形態における構成よりも長くでき、より小さなスペースにて現像装置を構成できるとともに、同スペースの場合には長寿命化を達成できる。
また、プロセスカートリッジ11において、現像装置20、感光体2、帯電ローラ19、クリーニング手段21を一体に有する構成としたが、現像装置20とその他の何れか1つを一体に有する構成としてもよい。
3 現像剤担持体としての現像ローラ
5 現像剤規制部材としてのドクターローラ
7 現像剤としてのトナー
11 プロセスカートリッジ
20 現像装置
28 現像剤飛散制御シート材
30 低摩擦材
E 画像形成領域外
P1 当接部
P2 接触部
Claims (7)
- 潜像担持体上の潜像を現像するための現像剤を供給する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材を有する現像装置において、
上記現像剤担持体と上記現像剤規制部材との当接部の上記現像剤担持体の回転方向下流において、上記現像剤担持体の画像形成領域外に接触し現像剤の下流側への飛散を抑制する現像剤飛散制御シート材を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
上記現像剤飛散制御シート材が、上記現像剤担持体上の現像剤を掻き取ることによる接触部下流への現像剤漏れを来たさない腰の弱い材料で形成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項2記載の現像装置において、
上記現像剤飛散制御シート材が、ポリウレタン樹脂で形成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の現像装置において、
上記現像剤飛散制御シート材の上記現像剤担持体に対する接触部の接触面側に、上記現像剤飛散制御シート材よりも表面性に優れた低摩擦材が積層されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項4記載の現像装置において、
上記低摩擦材が、ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成されていることを特徴とする現像装置。 - 現像装置を一体に有し、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、
上記現像装置が、請求項1乃至5のうちの何れか1つに記載の現像装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 潜像担持体上に形成された潜像を現像装置により可視像化し、該可視像を記録媒体に転写し、定着する画像形成装置において、
上記現像装置が、請求項1乃至5のうちの何れか1つに記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024795A JP2005215551A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024795A JP2005215551A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005215551A true JP2005215551A (ja) | 2005-08-11 |
JP2005215551A5 JP2005215551A5 (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=34907376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004024795A Pending JP2005215551A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005215551A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121989A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Oki Data Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004024795A patent/JP2005215551A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121989A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Oki Data Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9983513B2 (en) | Developing device and image forming apparatus including the same | |
US9014593B2 (en) | Sealing assembly, developing device, process unit, and image forming apparatus incorporating same | |
JP2005215049A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2004157374A (ja) | 現像ブレード部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4315135B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2005215551A (ja) | 現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 | |
EP1582937A1 (en) | Developing device with a developer regulating member and its manufacturing method | |
JP7087657B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4785554B2 (ja) | 現像装置,画像形成装置 | |
JP2015036759A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2006259525A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4726530B2 (ja) | 磁気シールを有する現像装置、および前記現像装置を備えた画像形成装置 | |
JP2005249883A (ja) | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2013190643A (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2002341646A (ja) | 現像装置 | |
JP4377441B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2002278287A (ja) | 現像装置 | |
JP2008216635A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2007128008A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4574284B2 (ja) | 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5332385B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2008216636A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
US9235187B2 (en) | Removal device and image forming apparatus | |
JP5998108B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP6089684B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080515 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20080515 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20080602 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080909 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090206 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090220 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20090424 |