JP2005212357A - スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法 - Google Patents

スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005212357A
JP2005212357A JP2004023552A JP2004023552A JP2005212357A JP 2005212357 A JP2005212357 A JP 2005212357A JP 2004023552 A JP2004023552 A JP 2004023552A JP 2004023552 A JP2004023552 A JP 2004023552A JP 2005212357 A JP2005212357 A JP 2005212357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
sheet
adhesive
resin sheet
thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004023552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4318556B2 (ja
Inventor
Mitsugi Saito
貢 齋藤
Takayuki Hayashi
孝之 林
Hidenori Ishibashi
秀則 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2004023552A priority Critical patent/JP4318556B2/ja
Publication of JP2005212357A publication Critical patent/JP2005212357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4318556B2 publication Critical patent/JP4318556B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ICチップをシート基材上に搭載、接着する作業の高速化を図る。
【解決手段】 断裁されることにより帯状の樹脂層となる樹脂シート2上のICチップ10が搭載される領域に接着剤30を塗布しておき、樹脂シート2上にICチップ10を散布し、このシート部材10に振動を与えてICチップ10を接着剤30によって樹脂シート2に接着し、その後、ICチップ10が接着された樹脂シート2を樹脂層毎に断裁する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート基材上にICチップが搭載されてなるスレッド及びICチップ入りシートの製造方法に関する。
従来より、プリペイドカードや各種入場券、商品券や株券等の有価証券においては、広く流通しており比較的容易に換金可能である等の理由から、偽造犯罪が頻発している。特に、近年ではカラーコピー機等の複写機の性能向上と普及に伴い、簡単には真正品と見分けられない偽造品が比較的容易に製造可能になってきており、偽造に対する対策が求められている。また、上述したような有価証券に限らず、紙幣においても偽造に対する対策が求められている。
このような偽造に対する対策の1つとして、スレッドと呼ばれる部材を有価証券や紙幣に貼付したり漉き込んだりし、それにより、有価証券や紙幣の偽造防止を図る技術が考えられている。この技術においては、プラスチックフィルムや薄葉紙等が数mm程度の細幅に断裁されてなるスレッドを、有価証券や紙幣の表面から露出しないように、あるいは一部が表面から露出するように有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、このスレッドの有無によって、有価証券や紙幣の真贋判定が行われることになる。
さらに、近年においては、ICチップが搭載されたスレッドを用いて有価証券や紙幣の真贋判定を行う技術が考えられている。この技術においては、数mm程度の細幅に断裁されたフィルムの片面に接着剤によってICチップが接着されてなるスレッドを有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、有価証券や紙幣の使用時に、ICチップに書き込まれた情報を読み出すことによって、有価証券や紙幣の真贋判定を行うことになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−319006号公報
しかしながら、上述したスレッドやこのスレッドのようにICチップがシート基材上に搭載されてなるICチップ入りシートにおいては、フィルム等のシート基材上に接着剤によってICチップが接着されている構成であるため、シート基材上にICチップを1つずつ搭載、接着することになる。そのため、ICチップをシート基材上に搭載、接着する作業の高速化を図ることが困難であるという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ICチップをシート基材上に搭載、接着する作業の高速化を図ることができるスレッド及びICチップ入りシートの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載、接着されてなるスレッドの製造方法であって、
断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記シート部材上に前記ICチップを散布する工程と、
前記ICチップが散布された前記シート部材に振動を与える工程と、
前記シート部材を前記シート基材毎に断裁する工程とを有する。
また、帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載、接着されてなるスレッドの製造方法であって、
断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記シート部材に振動を与えながら、当該シート部材上に前記ICチップを散布する工程と、
前記シート部材を前記シート基材毎に断裁する工程とを有する。
また、シート基材上に、ICチップが搭載、接着されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記シート部材上に前記ICチップを散布する工程と、
前記ICチップが散布された前記シート部材に振動を与える工程とを有する。
また、シート基材上に、ICチップが搭載、接着されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記シート部材に振動を与えながら、当該シート部材上に前記ICチップを散布する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、断裁されることによりシート基材となるシート部材上のICチップが搭載される領域に接着剤を塗布しておき、その後、シート部材上にICチップを散布し、このシート部材に振動を与えると、シート部材上に散布されたICチップが振動に伴ってシート部材上を移動し、接着剤が塗布された領域にてその接着剤によってシート部材に接着される。その後、ICチップが接着されたシート部材をシート基材毎に断裁することにより、帯状のシート基材上にICチップが搭載、接着されてなるスレッドが製造される。
このように、断裁されることによりシート基材となるシート部材上に散布されたICチップが、シート部材の振動に伴って、シート部材上に塗布された接着剤によってシート部材と接着されるので、シート基材上にICチップを1つずつ搭載、接着することがなくなり、ICチップをシート基材上に搭載、接着する作業の高速化が図られる。
また、断裁されることによりシート基材となるシート部材上のICチップが搭載される領域に接着剤を塗布しておき、その後、シート部材に振動を与えながらシート部材上にICチップを散布する場合においても、シート部材上に散布されたICチップが振動に伴ってシート部材上を移動し、接着剤が塗布された領域にてその接着剤によってシート部材に接着されることになる。
本発明は、以上説明したように構成されているので、シート基材上にICチップを1つずつ搭載、接着することがなくなり、ICチップをシート基材上に搭載、接着する作業の高速化を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のスレッドの製造方法によって製造されたスレッドの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本例は図1に示すように、帯状のシート基材である樹脂層20の一方の面上に、非接触状態にて情報の読み出しが可能なICチップ10が接着剤30によって接着されて構成されている。なお、樹脂層20の材質としては、PETやPET−GやPVC等が考えられる。また、ICチップ10においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ10においては、上述したようにICチップ10に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ10に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込みが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図1に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図1に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図1に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
(第1の実施の形態)
図2は、図1に示したスレッドの製造方法の第1の実施の形態を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層20となるシート部材である樹脂シート2上のICチップ10が搭載される領域に接着剤30を塗布する(図2(a))。なお、本形態においては、樹脂シート2上にマトリックス状に接着剤30を塗布する。また、この接着剤30としては、ぬれ性が高く、樹脂シート2になじむもの、すなわち、樹脂シート2上に塗布された際、樹脂シート2の表面と接着剤30による水滴との接触角が小さくなるものを用いる。
次に、接着剤30が塗布された樹脂シート2上にICチップ10を散布する(図2(b))。このICチップ10の散布は、樹脂シート2上の1つの領域に対して行なってもよいが、樹脂シート2全体に対して略均一となるように行なうことが好ましい。
次に、ICチップ10が散布された樹脂シート2に対して、樹脂シート2の表面と略平行な方向に振動を与える。すると、樹脂シート2上に散布されたICチップ10が、樹脂シート2に与えられた振動に伴って移動する(図2(c))。なお、樹脂シート2の表面に対して略垂直方向に振動を与えた場合は、樹脂シート2上に散布されたICチップ10が樹脂シート2上にて跳ねるように作用してしまい、樹脂シート2上を移動するようにはならないため、樹脂シート2に与える振動は、樹脂シート2の表面に対して略平行な方向とすることが好ましい。
樹脂シート2上には、ICチップ10が搭載される領域に接着剤30が塗布されているため、接着剤30が塗布された領域に移動したICチップ10は、その領域にて接着剤30によって樹脂シート2と接着される。これにより、樹脂シート2上にICチップがマトリックス状に搭載、接着されることになる(図2(d))。
ここで、樹脂シート2上に搭載、接着されるICチップ10は、例えば、500μm□の大きさ及び70μmの厚さを有するものが用いられることが考えられ、その場合、樹脂シート2に対して500μm□の面が対向するように搭載されることが好ましいが、樹脂シート2上に散布された際に500μm□の面が樹脂シート2に対して垂直となるようにICチップ10が樹脂シート2上に搭載されてしまう虞れがある。しかし、その場合においても、その後、樹脂シート2に振動を与えることによりICチップ10が倒れ、500μm□の面が樹脂シート2に対向するようになる。また、上述したように、本形態においては、樹脂シート2上に塗布された接着剤30としてぬれ性が高いものを用いているが、ぬれ性が低いものを用いた場合、樹脂シート2の表面と接着剤30による水滴との接触角が大きくなり、ICチップ10が樹脂シート2上に散布された際に、500μm□の面が樹脂シート2に対して垂直となるように、かつ、接着剤30が塗布された領域の外周部分にICチップ10が搭載されてしまうと、その後、樹脂シート2に対して振動を与えても、ICチップ10が接着剤30に寄りかかるような状態で接着剤30によって樹脂シート2と接着されてしまうことになり、ICチップ10が樹脂シート2に対して500μm□の面が対向するように搭載されなくなってしまう。
また、樹脂シート2上に散布されたICチップ10のうち、接着剤30によって樹脂シート2上に接着されなかったものは、その後、回収されることになる。このため、樹脂シート2上に接着剤30が塗布された領域の数と、樹脂シート2上に散布されたICチップ10の数とは必ずしも一致させることはなく、樹脂シート2上に接着剤30が塗布された領域の数以上のICチップ10を樹脂シート2上に散布すればよい。
その後、ICチップ10が接着剤30によって接着された樹脂シート2を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図3は、図1に示したスレッドの製造工程において、ICチップ10が接着された樹脂シート2が帯状に断裁された状態を示す図である。
図3に示すように、ICチップ10が接着された樹脂シート2が帯状に断裁されると、樹脂シート2上にICチップ10が直線状に接着されて搭載されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ10が1つずつ含まれるように)断裁され、図1に示したようなスレッドが形成されることになる。
(第2の実施の形態)
図4は、図1に示したスレッドの製造方法の第2の実施の形態を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層20となるシート部材である樹脂シート2上のICチップ10が搭載される領域に接着剤30を塗布する(図4(a))。なお、本形態においても、樹脂シート2上にマトリックス状に接着剤30を塗布する。また、この接着剤30としては、ぬれ性が高く、樹脂シート2になじむもの、すなわち、樹脂シート2上に塗布された際、樹脂シート2の表面と接着剤30による水滴との接触角が小さくなるものを用いる。
次に、接着剤30が塗布された樹脂シート2に対して、樹脂シート2の表面と略平行な方向に振動を与えながら、樹脂シート2上にICチップ10を散布する。このICチップ10の散布は、樹脂シート2上の1つの領域に対して行なってもよいが、樹脂シート2全体に対して略均一となるように行なうことが好ましい。すると、樹脂シート2上に散布されたICチップ10が、樹脂シート2に与えられている振動に伴って移動する(図4(b))。なお、樹脂シート2の表面に対して略垂直方向に振動を与えた場合は、樹脂シート2上に散布されたICチップ10が樹脂シート2上にて跳ねるように作用してしまい、樹脂シート2上を移動するようにはならないため、樹脂シート2に与える振動は、樹脂シート2の表面に対して略平行な方向とすることが好ましい。
樹脂シート2上には、ICチップ10が搭載される領域に接着剤30が塗布されているため、接着剤30が塗布された領域に移動したICチップ10は、その領域にて接着剤30によって樹脂シート2と接着される。これにより、樹脂シート2上にICチップがマトリックス状に搭載、接着されることになる(図4(c))。
ここで、本形態においても、樹脂シート2上に搭載、接着されるICチップ10は、例えば、500μm□の大きさ及び70μmの厚さを有するものが用いられることが考えられ、その場合、樹脂シート2に対して500μm□の面が対向するように搭載されることが好ましいが、樹脂シート2上に散布された際に500μm□の面が樹脂シート2に対して垂直となるようにICチップ10が樹脂シート2上に搭載されてしまう虞れがある。しかし、その場合においても、樹脂シート2に与えられた振動によりICチップ10が倒れ、500μm□の面が樹脂シート2に対向するようになる。また、上述したように、本形態においては、樹脂シート2上に塗布された接着剤30としてぬれ性が高いものを用いているが、ぬれ性が低いものを用いた場合、樹脂シート2の表面と接着剤30による水滴との接触角が大きくなり、ICチップ10が樹脂シート2上に散布された際に、500μm□の面が樹脂シート2に対して垂直となるように、かつ、接着剤30が塗布された領域の外周部分にICチップ10が搭載されてしまうと、樹脂シート2に与えられた振動によっても、ICチップ10が接着剤30に寄りかかったような状態で接着剤30によって樹脂シート2と接着されてしまうことになり、ICチップ10が樹脂シート2に対して500μm□の面が対向するように搭載されなくなってしまう。
また、樹脂シート2上に散布されたICチップ10のうち、接着剤30によって樹脂シート2上に接着されなかったものは、その後、回収されることになる。このため、樹脂シート2上に接着剤30が塗布された領域の数と、樹脂シート2上に散布されたICチップ10の数とは必ずしも一致させることはなく、樹脂シート2上に接着剤30が塗布された領域の数以上のICチップ10を樹脂シート2上に散布すればよい。
その後、ICチップ10が接着剤30によって接着された樹脂シート2を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ10が1つずつ含まれるように)断裁され、図1に示したようなスレッドが形成されることになる。
なお、上述した実施の形態においては、シート基材として、PETやPET−G、PVC等からなる樹脂層20を用いているが、本発明はシート基材として樹脂層20を用いるものに限らず、例えば、紙からなる紙層を用いることも考えられ、その場合、スレッド全体としての機械的強度は弱くなるものの、有価証券や紙幣等のシートにこのスレッドを貼付する際、シートとの接着性を向上させることができる。
また、ICチップ10が接着剤30によって接着された樹脂シート2のICチップ10が接着された面に、紙からなるシートを積層し、これらを帯状に断裁することによりスレッドを製造すれば、ICチップ10を外力から保護することができるとともに、紙からなるシートが断裁されてなる紙層側を貼付面として有価証券や紙幣等のシートに貼付すれば、スレッド全体の機械的強度を維持しながらも、有価証券や紙幣等のシートとの接着性を向上させることができる。
また、上述した実施の形態においては、帯状の樹脂層20上にICチップ10が搭載、固定されてなるスレッドについて説明したが、シート基材上にICチップが搭載、固定されてなるICチップ入りシートについても、上述したものと同様の製造方法によって製造することができる。なお、ICチップ入りシートは、シート面に粘着剤や印刷層を形成して、シート単体で使用することもでき、また、他のシートを積層させて使用することもできる。
本発明のスレッドの製造方法によって製造されたスレッドの一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示したスレッドの製造方法の第1の実施の形態を説明するための図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、ICチップが接着された樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。 図1に示したスレッドの製造方法の第2の実施の形態を説明するための図である。
符号の説明
2 樹脂シート
10 ICチップ
20 樹脂層
30 接着剤

Claims (4)

  1. 帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載、接着されてなるスレッドの製造方法であって、
    断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤が塗布された前記シート部材上に前記ICチップを散布する工程と、
    前記ICチップが散布された前記シート部材に振動を与える工程と、
    前記シート部材を前記シート基材毎に断裁する工程とを有するスレッドの製造方法。
  2. 帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載、接着されてなるスレッドの製造方法であって、
    断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤が塗布された前記シート部材に振動を与えながら、当該シート部材上に前記ICチップを散布する工程と、
    前記シート部材を前記シート基材毎に断裁する工程とを有するスレッドの製造方法。
  3. シート基材上に、ICチップが搭載、接着されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
    断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤が塗布された前記シート部材上に前記ICチップを散布する工程と、
    前記ICチップが散布された前記シート部材に振動を与える工程とを有するICチップ入りシートの製造方法。
  4. シート基材上に、ICチップが搭載、接着されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
    断裁されることにより前記シート基材となるシート部材上の前記ICチップが搭載される領域に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤が塗布された前記シート部材に振動を与えながら、当該シート部材上に前記ICチップを散布する工程とを有するICチップ入りシートの製造方法。
JP2004023552A 2004-01-30 2004-01-30 スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法 Expired - Fee Related JP4318556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023552A JP4318556B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023552A JP4318556B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005212357A true JP2005212357A (ja) 2005-08-11
JP4318556B2 JP4318556B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=34906532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004023552A Expired - Fee Related JP4318556B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4318556B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212356A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Toppan Forms Co Ltd スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212356A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Toppan Forms Co Ltd スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法
JP4504694B2 (ja) * 2004-01-30 2010-07-14 トッパン・フォームズ株式会社 スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法、並びにこれらによって製造されたスレッド及びicチップ入りシート

Also Published As

Publication number Publication date
JP4318556B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007011534A (ja) Icチップ内蔵シート
JP4318556B2 (ja) スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法
JP2006277641A (ja) Icチップ内装シート
JP2005216099A (ja) スレッド及びicチップ入りシート、並びにそれらの製造方法、シート
JP4504694B2 (ja) スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法、並びにこれらによって製造されたスレッド及びicチップ入りシート
JP2005209104A (ja) スレッド及びそれが組み込まれたシート
JP5708137B2 (ja) 非接触型情報媒体および非接触型情報媒体付属冊子
JP4541793B2 (ja) スレッド及びこれが組み込まれたシート
JP4579608B2 (ja) スレッド及びその製造方法、シート
JP4504693B2 (ja) スレッド、icチップ入りシート及びその製造方法
JP5919741B2 (ja) 非接触型情報媒体付冊子
JP4454585B2 (ja) Icチップ内蔵テープを用いたicチップ内蔵シート
JP2005242971A (ja) スレッド及びその製造方法、シート
JP4500060B2 (ja) スレッド及びその製造方法、シート
JP4500158B2 (ja) スレッド
JP4585297B2 (ja) スレッド
JP2005209103A (ja) スレッド及びそれが組み込まれたシート
JP4469621B2 (ja) スレッド及びそれが組み込まれたシート
JP2005148516A (ja) 非接触ic記憶媒体を有するicラベル及びic冊子
JP2005209102A (ja) スレッド、スレッドの連続体及びシート
JP4504692B2 (ja) スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法、並びにこれらによって製造されたスレッド及びicチップ入りシート
JP2013089015A (ja) 非接触型情報媒体および非接触型情報媒体付属冊子
JP4593195B2 (ja) スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法
JP4288487B2 (ja) Icユニット付き冊子
JP2005209067A (ja) スレッド及びその製造方法、シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees