JP2005211851A - 水殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水道水を紫外線で殺菌する装置であって、家庭用等として使用する際にも、広い設置場所を必要とされず、経済的な水殺菌装置を提供することである。
【解決手段】 少なくとも、下底部に水が流入する流入口11を有し側面部の上方に水の流出口12を有する略円筒状の筐体1と、前記筐体上底部を閉じる蓋部2であって当該蓋部中央に、筐体軸の下方向に延びて下底が閉じられた紫外線透過物質からなる円柱管21を備えた蓋部2と、前記蓋部2の円柱管内に設置された紫外線殺菌灯3とから構成され、前記筐体の流入口11に、水流を旋回させる旋回板4を有する水殺菌装置とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、飲料水等の水を紫外線にて殺菌する水殺菌装置に関するものであり、より詳細には、水道管等の流水する管に直接連結させて殺菌を行う水殺菌装置に関するものである。
水道水は塩素により殺菌されているが、使用状況によっては、水道水の細菌汚染が問題になる場合がある。例えば、特別養護老人ホーム等では、異食患者等が水道蛇口に異物を投入し、細菌汚染してしまった水道管において、緑膿菌等が繁殖しバイオフィルムを形成した場合、通常の水道水塩素濃度では殺菌できず、水道水から細菌が検出される場合がある。また歯科医院では、歯科用タービンの冷却水からの細菌逆汚染が問題になっていた。更に別荘地などでは、使用される期間が短く滞留している水道水の塩素がなくなり、水道管中にバクテリアが多数増殖してしまい、別荘使用時に水道水を流しても、水道管のエルボ部分や鉄管サビこぶ部分に生息している細菌は駆逐することができなかった。同様の問題は、長期間水道水を使用しない場合がある他の施設でも生じている。
上記のような場合の水道水の殺菌には、紫外線殺菌灯を用いた殺菌装置が一般的に用いられる。ところが紫外線殺菌灯を用いた殺菌装置の場合、一般に装置が大掛かりになり、家庭や事業所等特別のスペースのない場所での使用が困難であった。そこで、上記装置を小型化し、例えば水道の蛇口、ポンプの吐出管等に設置する流水型、設置型の水殺菌装置が検討されている。このような小型の水殺菌装置の場合、単に紫外線に平行に水を流したのでは、流水が紫外線照射される時間が短く、十分な殺菌が行われない。そこで、紫外線照射時間を稼ぐための工夫がなされている。例えば、特許文献1には、紫外線殺菌灯が内蔵された円筒状の殺菌容器に、吸入管と排出管を殺菌容器の軸に直交する断面に対する投影線が共に前記軸を中心とする円の切線となり、かつそれぞれの中心線と前記軸に平行な線とが共に鈍角を成して交差するように取付けるか、若しくは殺菌容器の内側面に螺旋状のガイド板を取付けて、紫外線殺菌灯の周りを流水が螺旋状に流れることにより、流水の紫外線照射時間を稼ぐ技術が開示されている。
特開平10−272460号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術のうち、吸入管と排出管を殺菌容器の軸に直交する断面に対する投影線が共に前記軸を中心とする円の切線となり、かつそれぞれの中心線と前記軸に平行な線とが共に鈍角を成して交差するように取付ける技術では、流入管や排出管の取り付け位置が、殺菌容器の所定位置でなければならず、設置場所が制限される。一方同文献に開示されている、殺菌容器の内側面に螺旋状のガイド板を取付ける技術では、容器内側全体に複雑な加工が必要となり、技術的、経済的な問題がある。更に上記技術では、特に井戸水配管や2階以上の直圧配管にしている場合等、水流衝撃によるいわゆるウオーターハンマー現象により、殺菌装置に水道圧の2倍から3倍の水圧がかかることがあり、紫外線灯取り付け部の破損や水漏れが生じる問題があった。
また従来の紫外線殺菌灯の殺菌装置では、上記の技術を含め、家庭用の殺菌装置としては、水道の蛇口等から出た水を殺菌装置内に流入させる設置型の殺菌装置を前提としている。このため、従来の殺菌装置をそのまま水道管に直結させて使用することは困難であった。具体的に例示すると、従来のタイプをそのまま水道管直結型した場合、紫外線殺菌灯を交換するには、水道の元栓を止めた上で交換する必要が生じるため、玉切れの際に容易に紫外線殺菌灯を交換することができないこと等の問題があった。また、特に殺菌装置が横向きの設置型の場合には、紫外線照射により生じる気泡が内部に残留し、当該気泡が殺菌効率を低下させてしまう問題もあった。
本発明の課題は、上記問題点を解決する為に、家庭用等として使用する際にも、広い設置場所を必要とせず、経済的な紫外線による水殺菌装置を提供することである。
本発明者らは鋭意検討した結果、下記手段を用いて、上述の課題を解決した。
すなわち本発明は、少なくとも、下底部に水が流入する流入口を有し側面部の上方に水の流出口を有する略円筒状の筐体と、前記筐体上底部を閉じる蓋部であって当該蓋部中央に、筐体軸の下方向に延びて下底が閉じられた紫外線透過物質からなる円柱管を備えた蓋部と、前記蓋部の円柱管内に設置された紫外線殺菌灯とから構成され、前記筐体の流入口に、水流を旋回させる旋回板を有する水殺菌装置の発明である。
また、前記水殺菌装置の前記旋回板は、具体的には略円形状または略楕円形上の流入孔を複数有し、当該流入孔が前記筐体軸斜め方向に傾斜し、当該各流出孔の傾斜が全て同角度であるものが好ましい。また各流入孔の傾斜角θが前記筐体軸方向から15〜80度であり、前記旋回板の、筐体軸垂直方向で、流入する液体と接触する側の面において、当該面の流出孔の合計面積が、当該面の総面積の5〜60%であり、前記旋回板の各流入孔が前記筐体軸の中心から等距離の位置に存在し、前記旋回板を構成する成分がナイロンであることが好ましい。
また、前記水殺菌装置の前記紫外線殺菌灯の消費電力が3〜20Wであることが好ましい。
また、前記水殺菌装置の前記筐体を構成する成分が金属であり、当該金属製筐体の側面部の外側表面の一部または全部が粗面であることが好ましく、また筐体の内側表面は、酸化チタンでコーティングされていることが好ましく、また前記筐体の内部に、銀製若しくは表面に銀がコーティングされているフィルターを有し、特に当該フィルターが筐体の前記流入部に設置されていることが好ましい。
また、前記水殺菌装置の前記蓋部は、透明若しくは半透明とすることが好ましい。
また本発明は、前記水殺菌装置前記水殺菌装置を、前記前記筐体の前記流入口及び前記流出口のいずれもと水道管と連結させて水道水の殺菌を行う水殺菌装置の使用方法でもある。
また本発明は、前記水殺菌装置を水殺菌装置に設置されている前記紫外線殺菌灯を常時点灯させて水の殺菌を行う水殺菌装置の使用方法の発明でもある。
本発明の水殺菌装置によれば、紫外線照射量増加のために水を旋回させる方法として、旋回板を設けることにより、筐体の下底部に流入口を設けることができる。このため広い設置場所を必要としない水道管直結型の水殺菌装置として使用することができる。また、水道管直結型とすることで、紫外線照射により気泡が発生した場合でも、流出口から容易に排出することができ、安定した紫外線殺菌効果を維持することができる。
また、旋回板に設ける流入孔を複数設け、その形状を略円形状または略楕円形状とし、各流入孔の傾斜を全て同じ傾斜角度として、好ましくはその傾斜角度θを15〜80度とし、好ましくは、流出孔の合計面積比を総面積の5〜60%とすることで、3〜20Wという消費電力の小さい冷陰極ミニ紫外線灯を紫外線殺菌灯に用いた場合でも、処理する水に対する紫外線殺菌効果が十分発揮できる。
また、筐体に蓋をする蓋部に、紫外線殺菌灯を設置するための紫外線透過物質からなる円柱管を備えたことにより、本発明の水殺菌装置を水道管に直結して使用した場合、紫外線殺菌灯が玉切れした場合でも、水道の元栓を止めることなく、交換することができるようになった。
また、旋回板の各流入孔を筐体軸の中心から等距離の位置に設け、また前記旋回板を構成する成分をナイロンとした場合には、紫外線に対する耐光性を有するので、旋回板としての耐久性に優れ、かつ筐体中心部に設置されている円柱管に対するウオーターハンマー現象による衝撃を緩和することができる。
また、筐体の内側表面を酸化チタンでコーティングすることで、処理する水に含有する有機物の分解を促進するので、SUSを筐体とした従来の水殺菌装置では不可避であったコスト高の要因であった筐体内部の鏡面加工を不要とすることができる。
また、前記筐体の内部に、銀製若しくは表面に銀がコーティングされているフィルターを有することで、紫外線照射により水道水中の含有塩素量が減少した場合でも、処理後の水にバクテリアが繁殖することがない。また、当該フィルターを筐体の前記流入部に設けることで、前記ウオーターハンマー現象による衝撃緩和にも資する。
また、前記蓋部を透明若しくは半透明とした場合は、透明若しくは半透明の部位から紫外線殺菌灯が発する光を観察することができるので、当該紫外線殺菌灯の玉切れを簡単に発見することができる。
また、本発明の水殺菌装置の紫外線殺菌灯を常時点灯させて水の殺菌を行うことにより、点灯初期に殺菌能力が十分に発揮されないという問題を解決することができる。
以下、本発明の水殺菌装置を、図面を用いて更に詳しく説明する。ただし、本発明の態様は、これら図面の態様に限られるものではない。図1は本発明の水殺菌装置の外観を表す斜視図であり、図2は本発明の水殺菌装置の内部を表す垂直断面図である。
本発明の水殺菌装置は、略円筒形状の筐体1を有しており、当該筐体内部を水が流れ、殺菌処理が行われる。筐体1の下底部には水が流入する流入口11を有し、筐体1の上面側部には、殺菌処理された水が流れ出る流出口12を有する。筐体1の上底部は、蓋部2により蓋で閉じられているので、装置外部に水が漏れることはない。蓋部2には、蓋部中央に筐体軸の下方向に延びて下底部が閉じられた円柱管21が取り付けられている。円柱管21の内部には、蓋部2の上部から紫外線殺菌灯3を設置することができる。すなわち、処理される水は流入口11から流入し、筐体1の内部壁面と円柱管21の外部壁面に接して流れ、殺菌されて流出口12から流出するため、紫外線殺菌灯3と水が直接接触することはない。本発明の水殺菌装置では、紫外線は、紫外線殺菌灯3から円柱管21を通して処理を行う水に照射されるので、当該円柱管21の成分が、紫外線透過物質であることを必要とする。紫外線透過物質の例としては、石英を挙げることができる。
(旋回板)
本発明の水殺菌装置は、前記筐体の流入口11に水流を旋回させるための旋回板4を有する。旋回板4は、流入する水に旋回流を与える形状のものであれば制限なく用いることができる。図3には、旋回板4を通過して流入口11から筐体1内部に流入した水の水流方向Aを示した。
図4には、旋回板4の好ましい具体例を示した。図4(A)は、旋回板4の平面図であり、図4(B)は旋回部4の垂直断面図の一部である。この具体例では、旋回板4は円盤形状であって、円の中心から等距離の位置に円形状の流入孔41を6つ有している。本様態であれば、旋回板4の中心には流入孔が存在しないことから、例えばウオーターハンマー現象が生じたときでも、前記蓋部2の円柱管22にその衝撃が直接伝わることがない。また流入孔41の形状は必ずしも円形でなくてもよいが、水の均一な流入という観点から、略円形状若しくは略楕円形状であることが好ましい。また流入孔41の個数は、必ずしも6つである必要はないが、同様に水の均一な流入という観点から、複数個あることが好ましい。
また、図4(A)では、流入孔41は、実線が手前側の流入孔41の位置を示し、点線が奥側の流入孔41の位置を示している。すなわち、当該流入孔41は、図4(B)の垂直断面図で示したように、筐体軸の斜め方向へ傾斜している。図4(B)に示したように、流入孔41の筐体軸からの傾斜角度をθとする。また各流出孔41は全て同角度θに傾斜している。このため、処理される水は筐体1内部に流入する際に旋回流を発生させて流入させることができるので、処理される水に対する紫外線照射時間を稼ぐことができる。この傾斜角度θと水流の速さにより、処理する水への紫外線照射時間が決まる。この場合、各流入孔41がそれぞれ異なった角度で傾斜していれば、流水全体では旋回効果が打ち消されてしまうので、効果的ではない。水流が最大の場合においても、処理する水に十分な紫外線照射時間を確保するためには、前記旋回板の各流入孔41の傾斜角度θが前記筐体軸方向から5〜80度であることが好ましく、15度から80度であることが更に好ましく、30度から60度であることが最も好ましい。角度θがあまりに小さいと紫外線照射時間を稼ぐことができない。一方角度θが大きいと紫外線照射時間が長くなり好ましいが、強度面から旋回板4の厚みを厚くせざるを得なくなり、加工が容易でないため経済的でない。また所定量以上の紫外線照射されたのであれば、それ以上照射しても殺菌効果はあまり変わらない。
また、旋回流を発生させるために、水流の速度が遅い場合には一定の水流速度を与える必要がある。このため、旋回板4の、筐体軸垂直方向で、流入する液体と接触する側の面において、当該面の流出孔41の合計面積を、当該面の総面積の5〜60%、なかでも10〜30%とすることで、筐体内部1に流入する水量を絞ることができるので好ましい。旋回板4を通過する水量を絞ることにより、速度の速い水流とすることができるからである。
旋回板4は紫外線殺菌灯3から紫外線照射を受けるので、旋回板4の材料としては、紫外線領域の光線を吸収しない、紫外線耐光性を有する高分子材料が好ましい。このような高分子材料の具体例としては、ナイロン、テフロン(登録商標)、フッ素樹脂、ポリプロピレン樹脂、メチルペンテン樹脂、メタクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレン・アクリロニトリルコポリマーを挙げることができる。
更に、旋回板4は、流入する液体を旋回させる役割とともに、急激な水流衝撃を弱め、ウオーターハンマー現象による水漏れや円柱管21や紫外線殺菌灯3の取り付け部の破損を防止する役割も有する。このため旋回板4は、上記高分子材料のうちでも、水流衝撃を和らげることのできる粘性に優れたものが特に好ましい。このような高分子材料の好ましい具体例として、ナイロンやテフロン(登録商標)を挙げることができる。なお、ナイロンには、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン55等公知のナイロンを用いることができる。
(紫外線殺菌灯)
本発明の水殺菌装置に用いる紫外線殺菌灯3は公知の殺菌灯を使用できる。しかし、本発明の水殺菌装置は、紫外線殺菌等を連続点灯させて使用することも視野に入れている。そこで、用いる紫外線殺菌灯は、連続点灯時においても水温の上昇を抑えることができ、また電力のランニングコストも抑えることができるものであることが好ましい。このため、本発明の水殺菌装置では、紫外線殺菌灯に消費電力が小さい冷陰極ミニ紫外線灯を用いることが好ましい。かかる冷陰極ミニ紫外線灯の消費電力は3〜20Wであることが好ましく、3〜8Wであることが更に好ましい。本発明の水殺菌装置の構造であれば、この範囲の程度の紫外線灯を用いた場合でも、旋回板4の構造を最適化することで、十分な殺菌効果が期待できるからである。
(筐体)
本発明の水殺菌装置に用いる筐体1は、ステンレス(SUS)など水道管として用いられる成分であれば制限無く用いることができる。ただし、本発明の水殺菌装置では、上述のように紫外線殺菌灯を連続点灯させて使用することを視野に入れているので、点灯による水温上昇を外部に効率的に放散させるために、金属を成分とすることが好ましい。また、筐体の側面部の外側表面の一部または全部を粗面とすることで、外気との接触面積が増大し、更に熱の放散が容易となるため好ましい。金属の表面を粗面化するには、サンドブラスト法等公知の方法を用いて金属表面を削ることにより行うことができる。
また、筐体内部は鏡面加工をすることが好ましい。鏡面加工を行うことで、有機物の付着が防止され、紫外線が当該鏡面で反射し、処理する水に対する殺菌効率を向上させることができるからである。
若しくは、筐体1の内側表面を、酸化チタンでコーティングしてもよい。上記鏡面加工は、殺菌効率向上には効果的であるが、加工費が高くコスト高の要因であった。この点、酸化チタンで筐体1内側表面をコーティングすると、水の中に含まれている有機物の分解を促進して、筐体内側表面への付着を防止することができる。このため、コスト高の要因であった内側表面の鏡面加工が不要となる。酸化チタンを筐体にコーティングする方法の例としては、アルキルシリケートをバインダーに用いた酸化チタンの混合液を、ゾル−ゲル法により塗布し、オーブン等の過熱器で150〜600℃、望ましくは、350〜450℃で筐体1の内側表面に焼き付ける方法や、水酸化チタンとケイ酸の混合物をゾル−ゲル法により塗布し、70〜200℃で筐体1の内側に焼き付ける方法を挙げることができる。但し、本発明の酸化チタンのコーティング法は、これら方法に限られるものではない。
(流入口、流出口)
本発明の水殺菌装置は、水道管等に直結することを視野に入れているため、水道管等と接続される筐体1の流入口11及び流出口12は、一般家庭のガス湯沸し器の水道管接続と同様に、13ミリの一般普及型フレキ配管での取り付けが可能なネジ切り部を設けることができる。図1には、流入口11及び流出口12と水道管が接続される場合の水道管接続部61、62を示した。また、かかる接続方法の他に、一般に流通している4分の1ポロエチレンチューブや8分の3ポリエチレンチューブ等も差し込みができるように、pt8分の1ネジや4分の1ネジやpt2分の1ネジ等一般の簡易取り付けコネクタが取り付け可能な構造にすることもできる。かかる取り付けのみでも耐圧が30kg以上あるので、水殺菌装置として使用することができる。コネクタには、当該コネクタをねじ込むためのレンチ掴み用の切り欠き部を設けることもできる。
(蓋部)
本発明の水殺菌装置の蓋部2は、透明若しくは半透明とすることが好ましい。このような構成にすることで、紫外線殺菌灯3の発する青みがかった薄明るい光を外部から観察することができ、紫外線殺菌灯3の玉切れを確認できる。流し台の下等薄暗い場所に本発明の水殺菌装置を設置した場合であれば、紫外線殺菌灯3の発する薄明るい光でも、十分に目視可能である。透明若しくは半透明の蓋部2に使用するできる成分は、水中に有害な成分を溶出しないものであれば制限無く用いることができる。具体的に例示するとABS樹脂、AS樹脂、ポリプロピレン樹脂等を挙げるとことができる。また、蓋部2を通して外部に照射される紫外線は微弱量であるので、そのままでも特段の支障はないが、特に紫外線を外部に照射させないようにしたい場合には、蓋部2の外部を紫外線吸収フィルム等で覆って、可視光のみ外部に照射させることもできる。
蓋部2の上部には、円柱管21を閉じるための栓22を設けることもできる。栓22を取り付けることで、本発明の水殺菌装置を流し台の下部などの水周りに設置しても外部から水が浸入せず、紫外線殺菌灯3に水がかかることがない。栓22には、紫外線殺菌灯3に電力を供給する導電線7が突き通される。このため、栓22は加工が容易なゴム栓とすることが好ましい。
蓋部2と筐体1の連結は、当該連結部位から水漏れが生じない連結方法であれば制限無く用いることができるが、ねじ込みによる連結が簡便かつ確実である。ねじ込みによる連結の場合、蓋部2の外側に、ねじ込みのためのレンチ掴み用の切り欠き部を設けても良い。
蓋部2を透明若しくは半透明にしないときや、透明であっても紫外線殺菌灯3の発する薄明るい光が外部から観察するには不十分な場合等には、紫外線のインバーター点灯部に断線リレーを設け断線時には警報ランプが差動する玉切れ警報システム8を設けることもできる。更に、当該警報システム8にそれまでの点灯時間を判別可能な様に紫外線ランプ点灯時間積算計を設けることや、病院等での使用に適するように、警報音を停止させる機能を設けることもできる。
(フィルター)
本発明の水殺菌装置には、筐体1の内部に、銀製若しくは表面に銀がコーティングされているフィルター5を設けることが好ましい。紫外線殺菌灯による殺菌では、光線の強度を強くすると水道水中の塩素を分解してしまうことがあり、大型施設では、紫外線殺菌灯による処理の後、更に塩素を追加添加して使用している。しかし、家庭用の水道水の殺菌灯として使用する場合は、かかる作業は困難であるため、紫外線殺菌を行うことにより、含有している塩素が消失し、かえって紫外線殺菌処理後の水のほうが、バクテリアの繁殖しやすい状態となっている可能性があった。そこでこれを補うべく、銀イオンによる殺菌を加えることが好ましい。銀製若しくは表面に銀がコーティングされているフィルター5を用いることで、処理する水の中に微量の銀が溶出し、銀イオンとなって、水の殺菌を行うことができる。フィルター5の例を具体的に挙げると、ステンレス網やポリエチレン等の不織繊維に銀をコーティングしたフィルターや、銀細線を圧縮させたフィルターを挙げることができる。これらのフィルター5は処理する水との接触面積を増加させるために不織構造や網目構造とすることができる。フィルター5により、紫外線殺菌処理後の水の抗菌効果を持続させることを可能とした。更に不織構造や網目構造のフィルター5を筐体1の流入部11に設けることにより、衝撃緩和効果を旋回板3と相乗的に奏することができ、ウオーターハンマー現象によるショック吸収にも資することができる。
(使用方法)
本発明の水殺菌装置は、水道管に直結させて使用することが好ましい。図5は、洗面台8に水殺菌装置を取り付けた場合を例にした、本発明の水殺菌装置の使用方法説明図である。図5から分かるように、本発明の水殺菌装置は、従来の設置型のように水道蛇口から出る水を殺菌装置で処理するのではなく、筐体1の流入口11及び流出口12のいずれもが、水道管と連結している状態で使用することができる。このため、水殺菌装置の設置する場所が広く取れない場合でも、本発明の水殺菌装置を使用することができる。このような使用方法を可能にするため、設置型では流入口を筐体側面部に設けることが多いのに対し、発明の水殺菌装置では、上述のように水の流入口11を略円筒状の筐体1の下底部に設け、旋回板4にて水を旋回させるとことにした。また、水道管に直結させても紫外線殺菌灯の交換を簡便に行えるようにすべく、紫外線殺菌灯を直接処理する水中に浸すのではなく、蓋部2に備えられた円柱管21の内部に設置することとしたので、水道の元栓を閉じることなく、紫外線殺菌灯3の取替えが可能となった。
また、本発明の水殺菌装置は、紫外線殺菌灯3を連続点灯させて水の殺菌を行うことが好ましい。紫外線殺菌灯の発光原理は水銀灯と同様であり、最大限の殺菌効果を得るためには、点灯後15分程度の時間が必要である。従って、殺菌する水が流動してから殺菌灯が点灯していたのでは、殺菌力が十分ではない。殺菌灯の連続点灯を可能にすべく、本発明に用いる紫外線殺菌灯3では、上述のように冷陰極ミニ紫外線灯を用いて、殺菌灯からの発熱を抑え、また筐体1の構成成分を金属とし、さらにその金属製筐体の側面部の外側表面を粗面化することで、熱の放散性を高めることができる。また、筐体1の内側表面に酸化チタンをコーティングすることにより、処理する水に含有している有機物を分解し、筐体内側表面への付着を防止できるので、陰極ミニ紫外線灯のような消費電力の小さい紫外線殺菌灯3でも、十分な殺菌力を発揮できる。
本発明の水殺菌装置は上記のとおりであるから、水の殺菌を行うあらゆる用途に利用することができる。特に、老人ホームの水道水の殺菌、歯科用タービンの冷却水からの殺菌、更には大型ビル、公民館、区民館、空きマンション、病院、学校、幼稚園、保育所等の中で、水道水が長期間使用されず、バクテリアが増殖しているまたはそのおそれのある施設における水道水の殺菌を行う装置としての利用可能性を有する。
本発明の水殺菌装置の外観斜視図である。 本発明の水殺菌装置の垂直断面図である。 図2において、筐体内部の水流方向を示した垂直断面図である。 旋回板4の平面図である。 旋回部4の垂直断面図の一部である。 本発明の水殺菌装置使用方法の一例を示す使用状態説明図である。
符号の説明
1 筐体
11 流入口
12 流出口
2 蓋部
21 円柱管
22 栓
3 紫外線殺菌灯
4 旋回板
41 流入孔
5 フィルター
61 流入口側水道管接続部
62 流出口側水道管接続部
7 導電線
8 警報システム
9 本発明の水殺菌装置を取り付けた洗面台
A 筐体中の水流方向

Claims (14)

  1. 少なくとも
    下底部に水が流入する流入口を有し、側面部の上方に水の流出口を有する略円筒状の筐体と
    前記筐体上底部を閉じる蓋部であって、当該蓋部中央に、筐体軸の下方向に延びて下底が閉じられた紫外線透過物質からなる円柱管を備えた蓋部と
    前記蓋部の円柱管内に設置された紫外線殺菌灯とから構成され、
    前記筐体の流入口に、水流を旋回させる旋回板を有する水殺菌装置。
  2. 前記旋回板は、略円形状または略楕円形上の流入孔を複数有し、当該流入孔は、前記筐体軸斜め方向に傾斜しており、当該各流出孔の傾斜が全て同角度である請求項1記載の水殺菌装置。
  3. 前記旋回板の各流入孔の傾斜角θが前記筐体軸方向から15〜80度である請求項2記載の水殺菌装置。
  4. 前記旋回板の、筐体軸垂直方向で、流入する液体と接触する側の面において、当該面の流出孔の合計面積が、当該面の総面積の5〜60%である請求項2または3記載の水殺菌装置。
  5. 前記旋回板の各流入孔が前記筐体軸の中心から等距離の位置に存在する請求項2〜4のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  6. 前記旋回板を構成する成分がナイロンである請求項1〜5のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  7. 前記紫外線殺菌灯の消費電力が3〜20Wである請求項1〜6のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  8. 前記筐体を構成する成分が金属であり、当該金属製筐体の側面部の外側表面の一部または全部が粗面である請求項1〜7のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  9. 前記筐体の内側表面が、酸化チタンでコーティングされている請求項1〜8のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  10. 前記筐体の内部に、銀製若しくは表面に銀がコーティングされているフィルターを有する請求項1〜9のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  11. 前記筐体の前記流入部に、前記フィルターを有している請求項10記載の水殺菌装置。
  12. 前記蓋部が透明若しくは半透明である請求項1〜11のいずれかの項に記載された水殺菌装置。
  13. 前記水殺菌装置を、前記前記筐体の前記流入口及び前記流出口のいずれもと水道管と連結させて水道水の殺菌を行う請求項1〜12のいずれかの項に記載された水殺菌装置の使用方法。
  14. 前記水殺菌装置に設置されている前記紫外線殺菌灯を常時点灯させて水の殺菌を行う請求項1〜13のいずれかの項に記載された水殺菌装置の使用方法。
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