JP2001225065A - 水殺菌装置 - Google Patents

水殺菌装置

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JP2001225065A
JP2001225065A JP2000040579A JP2000040579A JP2001225065A JP 2001225065 A JP2001225065 A JP 2001225065A JP 2000040579 A JP2000040579 A JP 2000040579A JP 2000040579 A JP2000040579 A JP 2000040579A JP 2001225065 A JP2001225065 A JP 2001225065A
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JP
Japan
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water
tube
sensor
ultraviolet lamp
cap
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JP2000040579A
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English (en)
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Kenichi Nemoto
健一 根本
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水への漏電を防止するとともに、効率よく組
み立てることができる水殺菌装置を提供すること。 【解決手段】 管体300内に設けられた紫外線ランプ
400が発する紫外線により、水路200に流れる水を
殺菌し、また、管体内のセンサ500が水を検知する
と、紫外線ランプへの送電を停止する水殺菌装置におい
て、管体内には、センサを支持する絶縁性の支持部材6
00を設けた。更に、水路を構成する容器700は、容
器本体部710と蓋部720とを備え、管体は、長手方
向の一方の端部に設けられた端部開口310と、端部開
口を閉鎖するキャップ320とを備え、一方の端部を蓋
部に支持し、且つ他方の端部を水路内に下垂して設け、
紫外線ランプは、キャップに両端子420を支持したU
字状のものであり、紫外線ランプ及びセンサの配線41
0,510は、キャップ及び容器の蓋部に貫通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を殺菌する装置
であって、水を流す水路と、水路内に設けられた紫外線
を透過する管体と、管体内に設けられた紫外線ランプ
と、管体内に設けられた水を検知するセンサとを備え、
紫外線ランプが発する紫外線により、水路に流れる水を
殺菌し、また、センサが水を検知すると、紫外線ランプ
への送電を停止する水殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料水や風呂水等を殺菌する装
置としては、例えば特公平6−94031号に記載され
た水殺菌装置のように、紫外線ランプが発する紫外線に
より殺菌を行うものが知られている。
【0003】また、同号にも記載されているように、紫
外線ランプは、水路内に設けられた管体の内部に配置さ
れるとともに、この管体の内部には、水を検知するセン
サが設けられている。そして、センサが水を検知した場
合には、紫外線ランプへの送電を停止するように構成さ
れている。
【0004】すなわち、このような構成によると、管体
内に水が侵入する異常時においても、水への漏電が防止
され、安全は確保される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
水殺菌装置については、紫外線ランプの交換や、水路内
の掃除や、装置の内部点検等、使用に伴うメンテナンス
を容易に行えるものが望ましい。
【0006】また、前述したように水を検出するセンサ
は、不要な短絡を防止しつつ、管体内の要所に確実に支
持する必要がある。特に、こうしたセンサは、水の進入
を直ちに検知するべく、管体内の底方に設けるのがよい
とされている。
【0007】そこで本発明は、水殺菌装置におけるこれ
らの機能を考慮し、水への漏電を防止するとともに、効
率よく組み立てることができる水殺菌装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、水を流す水路と、前記水路内に設けられた紫
外線を透過する管体と、前記管体内に設けられた紫外線
ランプと、前記管体内に設けられた水を検知するセンサ
とを備え、前記紫外線ランプが発する紫外線により、前
記水路に流れる水を殺菌し、また、前記センサが水を検
知すると、前記紫外線ランプへの送電を停止する水殺菌
装置において、前記管体内には、前記センサを支持する
絶縁性の支持部材を設けた構成の水殺菌装置であり、こ
のような構成によると、当該水殺菌装置は、水への漏電
を防止するとともに、効率よく組み立てることが可能で
ある。
【0009】すなわち、本発明では、絶縁性の支持部材
により、センサの不要な短絡を防止しつつ、センサを管
体内の要所に確実に支持することが可能であり、延いて
は、漏電に対する安全性が一層向上される。
【0010】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記支持部材は、前記紫外線ランプを挿通
する第1孔部と、前記センサを挿通する第2孔部と、前
記管体の内周に合致する縁部とを備えた構成の水殺菌装
置であり、このような構成によると、管体内には、紫外
線ランプ、センサ、及び支持部材が効率よく設けられ
る。
【0011】特に、このような支持部材は、紫外線ラン
プを保護する緩衝材にもなるので、管体と紫外線ランプ
とが、外部からの振動や衝撃で互いに接触して破損する
ような事態が、未然に回避される。
【0012】また、長身の管体を使用する場合には、こ
のような支持部材を適宜間隔で複数設けるとよい。
【0013】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
2において、前記センサは、前記管体の長手方向に平行
に配置した一対の電極であり、前記支持部材には、前記
第2孔部を複数設けるとともに、前記一対の電極は、前
記複数の第2孔部にそれぞれ挿通した構成の水殺菌装置
であり、このような構成によると、かかる一対の電極が
互いに接触するのを確実に防止することが可能である。
【0014】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1乃至3のいずれかにおいて、前記管体は、長手方向の
一方の端部に設けられた端部開口と、前記端部開口を閉
鎖するキャップとを備え、前記紫外線ランプは、前記キ
ャップに両端子を支持したU字状のものであり、前記紫
外線ランプ及び前記センサの配線は、前記キャップに貫
通した構成の水殺菌装置であり、このような構成による
と、管体内には、紫外線ランプ及びセンサが効率よく設
けられる。
【0015】特に、紫外線ランプ及びセンサは、管体の
両端部に端部開口を設けずとも、管体内に設けられる。
従って、管体の水密は、容易に確保される。
【0016】本願第5請求項に記載した発明は、水を流
す水路と、前記水路内に設けられた紫外線を透過する管
体と、前記管体内に設けられた紫外線ランプと、前記管
体内に設けられた水を検知するセンサとを備え、前記紫
外線ランプが発する紫外線により、前記水路に流れる水
を殺菌し、また、前記センサが水を検知すると、前記紫
外線ランプへの送電を停止する水殺菌装置において、前
記水路を構成する容器を備え、前記容器は、前記水の流
入口、流出口、及び上部開口を設けた容器本体部と、前
記上部開口を閉鎖する蓋部とを備え、前記管体は、長手
方向の一方の端部に設けられた端部開口と、前記端部開
口を閉鎖するキャップとを備え、前記一方の端部を前記
蓋部に支持し、且つ他方の端部を前記水路内に下垂して
設け、前記紫外線ランプは、前記キャップに両端子を支
持したU字状のものであり、前記紫外線ランプ及び前記
センサの配線は、前記キャップ及び前記容器の蓋部に貫
通した構成の水殺菌装置であり、このような構成による
と、当該水殺菌装置は、水への漏電を防止するととも
に、効率よく組み立てることが可能である。
【0017】特に、本発明の水殺菌装置にあっては、容
器の蓋部を開けることにより、水路から管体を簡単に取
り出すことが可能である。故に、紫外線ランプの交換
や、水路内の掃除や、装置の内部点検等、使用に伴うの
メンテナンスを容易に行うことが可能である。
【0018】また、紫外線ランプ及びセンサは、管体の
両端部に端部開口を設けずとも、管体内に設けられる。
従って、管体の水密は、容易に確保される。
【0019】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
5において、前記容器の蓋部には、前記管体の端部開口
とキャップとの水密を確保するパッキングを設けた構成
の水殺菌装置であり、このような構成によると、端部開
口とキャップとの水密が満足に確保され、これらの隙間
から管体内に水が進入するのを確実に防止することが可
能である。
【0020】本願第7請求項に記載した発明は、請求項
5又は6において、前記容器の蓋部は、前記容器本体部
にねじ止めした構成の水殺菌装置であり、このような構
成によると、容器本体部と蓋部とが正確に且つ堅固に支
持される。
【0021】本願第8請求項に記載した発明は、請求項
5乃至7のいずれかにおいて、前記管体内には、前記セ
ンサを支持する絶縁性の支持部材を設けた構成の水殺菌
装置であり、このような構成によると、当該水殺菌装置
は、効率よく組み立てることが可能である。
【0022】すなわち、本発明では、絶縁性の支持部材
により、センサの不要な短絡を防止しつつ、センサを管
体内の要所に確実に支持することが可能であり、延いて
は、漏電に対する安全性が一層向上される。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0023】図1乃至図4に示すように、本例の水殺菌
装置1は、水を流す水路200と、水路200内に設け
られた紫外線を透過する管体300と、管体300内に
設けられた紫外線ランプ400と、管体300内に設け
られた水を検知するセンサ500とを備え、紫外線ラン
プ400が発する紫外線により、水路200に流れる水
を殺菌し、また、センサ500が水を検知すると、紫外
線ランプ400への送電を停止するように構成されてい
る。
【0024】すなわち、紫外線ランプ400は、操作ス
イッチ401及び点灯用インバータ402を介して電源
部800に接続されており、操作スイッチ402を操作
することにより、点灯及び消灯する。一方、センサ50
0は、電源部800に増幅波形成形器501及びコンパ
レータ502を介して接続された一対の電極からなり、
これらの電極が水によって短絡すると、コンパレータ5
02が継電器503を作動し、電源部800と紫外線ラ
ンプ400との接続を断電するように構成している(図
2参照)。
【0025】本例の管体300は、紫外線を透過する例
えば石英やフッ素樹脂等の素材からなり、長手方向の一
方の端部に設けられた端部開口310と、端部開口31
0を閉鎖するキャップ320とを備えた丸底の円管であ
るとともに、紫外線ランプ400は、キャップ320に
両端子420を支持したU字状のものである。
【0026】センサ500を構成する一対の電極は、剥
き出しの状態で管体300の長手方向に平行に配置さ
れ、その先端は、管体300の底方にもたらされてい
る。
【0027】管体300内には、センサ500を支持す
る絶縁性の支持部材600を設けている。また、このよ
うな支持部材600は、管体300の長手方向に亘り、
適宜間隔で複数設けている。
【0028】本例の支持部材600は、紫外線ランプ4
00を挿通する第1孔部610と、センサ500を挿通
する第2孔部620と、管体300の内周に合致する縁
部630とを備えたプレート状のものであり、紫外線ラ
ンプ400及びセンサ500は、支持部材600に挿通
することにより、安定した支持が得られる。
【0029】特に、支持部材600には、第2孔部62
0を複数設けるとともに、センサ500を構成する一対
の電極は、これらの複数の第2孔部620にそれぞれ挿
通している。
【0030】尚、管体300と支持部材600の縁部6
30との間には、若干のクリアランスを設定しており、
管体300の長手方向に対する支持部材600の位置決
めは、支持部材600をセンサ500に吊るすことによ
ってなされている。支持部材600は、第2孔部620
とセンサ500との摩擦によって吊るされている。或い
は、それらを接着剤で固定したり、センサ500に支持
部材600を係止する結び目等を設けたりしてしてもよ
い。
【0031】又は、支持部材600の縁部630を管体
300の内周よりも僅かに大きく形成し、支持部材60
0を管体300に圧入して位置決めするように構成して
もよい。この場合、支持部材600には適度の弾性を設
定する。
【0032】また、支持部材600の素材としては、フ
ッ素樹脂を用いており、このようなフッ素樹脂製の支持
部材600によれば、絶縁性、及び紫外線に対する耐久
性を満足に確保することができる。
【0033】本例において、水路200を構成する容器
700は、水の流入口711、流出口712、及び上部
開口713を設けた容器本体部710と、上部開口71
3を閉鎖する蓋部720とを備え、蓋部720を容器本
体部710にねじ止めして構成している。
【0034】また、紫外線による殺菌効率を向上するべ
く、容器700の内面は鏡面加工されている。
【0035】蓋部720は、容器本体部710にねじ止
めされる第1部材721と、第1部材721の内側に配
置される第2部材722、第3部材723とを備えたも
のである。
【0036】第2部材722と第3部材723とは、管
体300の一方の端部を保持しつつ互いにねじ止めされ
ており、更に、管体300との間には、管体300の端
部開口310とキャップ320との水密を確保するパッ
キング724を設けている。
【0037】また、これらの第2部材722及び第3部
材723は、容器本体部710の内周に設けられたリン
グ状の突部714に、緩衝用のシート725を挟んで載
置されている。
【0038】尚、図中の726は、容器本体部710と
蓋部720との水密を確保するOリングである。
【0039】すなわち、管体300は、一方の端部を蓋
部720に支持し、且つ他方の端部を水路200内に下
垂して設けている。
【0040】そして、紫外線ランプ400の配線410
及びセンサ500の配線510は、管体300のキャッ
プ320及び容器700の蓋部720に貫通している。
【0041】従って、管体300は、蓋部720の第1
部材のねじ止めを外して、蓋部720の第2部材722
及び第3部材723を持ち上げることにより、水路20
0から簡単に取り出すことができる。
【0042】尚、本例のセンサ500は、一対の電極か
らなるものであるが、或いは図5に示すように、電極の
先端に自己加熱型サーミスタ520等を配置してなるも
のであってもよい。
【0043】このように本例の水殺菌装置1は、安全性
に優れるとともに、その取り扱いが容易なものであり、
風呂水や飲み水の殺菌に好適に使用することができる。
【0044】また近年では、ビーズ等の粒体を水に混ぜ
て、これを顔や足の裏に噴射する身体洗浄装置等も開発
されており、本水殺菌装置1は、このような身体洗浄装
置にも利用することができる。
【0045】以上説明したように本例の水殺菌装置によ
ると、水を流す水路と、水路内に設けられた紫外線を透
過する管体と、管体内に設けられた紫外線ランプと、管
体内に設けられた水を検知するセンサとを備え、紫外線
ランプが発する紫外線により、水路に流れる水を殺菌
し、また、センサが水を検知すると、紫外線ランプへの
送電を停止する水殺菌装置において、管体内には、セン
サを支持する絶縁性の支持部材を設けたので、当該水殺
菌装置は、水への漏電を防止するとともに、効率よく組
み立てることができる。
【0046】すなわち、本例では、絶縁性の支持部材に
より、センサの不要な短絡を防止しつつ、センサを管体
内の要所に確実に支持することができ、延いては、漏電
に対する安全性を一層向上することができる。
【0047】更に、本例の水殺菌装置によると、支持部
材は、紫外線ランプを挿通する第1孔部と、センサを挿
通する第2孔部と、管体の内周に合致する縁部とを備え
たので、管体内には、紫外線ランプ、センサ、及び支持
部材を効率よく設けることができる。
【0048】特に、このような支持部材は、紫外線ラン
プを保護する緩衝材にもなるので、管体と紫外線ランプ
とが、外部からの振動や衝撃で互いに接触して破損する
ような事態を、未然に回避することができる。
【0049】また、長身の管体を使用する場合には、こ
のような支持部材を適宜間隔で複数設けるとよい。
【0050】更に、本例の水殺菌装置によると、センサ
は、管体の長手方向に平行に配置した一対の電極であ
り、支持部材には、第2孔部を複数設けるとともに、一
対の電極は、複数の第2孔部にそれぞれ挿通したので、
かかる一対の電極が互いに接触するのを確実に防止する
ことができる。
【0051】更に、本例の水殺菌装置によると、管体
は、長手方向の一方の端部に設けられた端部開口と、端
部開口を閉鎖するキャップとを備え、紫外線ランプは、
キャップに両端子を支持したU字状のものであり、紫外
線ランプ及びセンサの配線は、キャップに貫通したの
で、管体内には、紫外線ランプ及びセンサを効率よく設
けることができる。
【0052】特に、紫外線ランプ及びセンサは、管体の
両端部に端部開口を設けずとも、管体内に設けることが
できる。従って、管体の水密は、容易に確保することが
できる。
【0053】更に、本例の水殺菌装置によると、水路を
構成する容器を備え、容器は、水の流入口、流出口、及
び上部開口を設けた容器本体部と、上部開口を閉鎖する
蓋部とを備え、管体は、長手方向の一方の端部に設けら
れた端部開口と、端部開口を閉鎖するキャップとを備
え、一方の端部を蓋部に支持し、且つ他方の端部を水路
内に下垂して設け、紫外線ランプは、キャップに両端子
を支持したU字状のものであり、紫外線ランプ及びセン
サの配線は、キャップ及び容器の蓋部に貫通したので、
当該水殺菌装置は、水への漏電を防止するとともに、効
率よく組み立てることができる。
【0054】特に、本例の水殺菌装置にあっては、容器
の蓋部を開けることにより、水路から管体を簡単に取り
出すことができる。故に、紫外線ランプの交換や、水路
内の掃除や、装置の内部点検等、使用に伴うのメンテナ
ンスを容易に行うことができる。
【0055】更に、本例の水殺菌装置によると、容器の
蓋部には、管体の端部開口とキャップとの水密を確保す
るパッキングを設けたので、端部開口とキャップとの水
密を満足に確保し、これらの隙間から管体内に水が進入
するのを確実に防止することができる。
【0056】更に、本例の水殺菌装置によると、容器の
蓋部は、容器本体部にねじ止めしたので、容器本体部と
蓋部とを正確に且つ堅固に支持することができる。
【0057】
【発明の効果】本願第1請求項に記載した発明は、水を
流す水路と、前記水路内に設けられた紫外線を透過する
管体と、前記管体内に設けられた紫外線ランプと、前記
管体内に設けられた水を検知するセンサとを備え、前記
紫外線ランプが発する紫外線により、前記水路に流れる
水を殺菌し、また、前記センサが水を検知すると、前記
紫外線ランプへの送電を停止する水殺菌装置において、
前記管体内には、前記センサを支持する絶縁性の支持部
材を設けた構成の水殺菌装置であり、このような構成に
よると、当該水殺菌装置は、水への漏電を防止するとと
もに、効率よく組み立てることができる。
【0058】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記支持部材は、前記紫外線ランプを挿通
する第1孔部と、前記センサを挿通する第2孔部と、前
記管体の内周に合致する縁部とを備えた構成の水殺菌装
置であり、このような構成によると、管体内には、紫外
線ランプ、センサ、及び支持部材を効率よく設けること
ができる本願第3請求項に記載した発明は、請求項2に
おいて、前記センサは、前記管体の長手方向に平行に配
置した一対の電極であり、前記支持部材には、前記第2
孔部を複数設けるとともに、前記一対の電極は、前記複
数の第2孔部にそれぞれ挿通した構成の水殺菌装置であ
り、このような構成によると、平行に配置した一対の電
極が互いに接触するのを確実に防止することができる。
【0059】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1乃至3のいずれかにおいて、前記管体は、長手方向の
一方の端部に設けられた端部開口と、前記端部開口を閉
鎖するキャップとを備え、前記紫外線ランプは、前記キ
ャップに両端子を支持したU字状のものであり、前記紫
外線ランプ及び前記センサの配線は、前記キャップに貫
通した構成の水殺菌装置であり、このような構成による
と、管体内には、紫外線ランプ及びセンサを効率よく設
けることができる。
【0060】本願第5請求項に記載した発明は、水を流
す水路と、前記水路内に設けられた紫外線を透過する管
体と、前記管体内に設けられた紫外線ランプと、前記管
体内に設けられた水を検知するセンサとを備え、前記紫
外線ランプが発する紫外線により、前記水路に流れる水
を殺菌し、また、前記センサが水を検知すると、前記紫
外線ランプへの送電を停止する水殺菌装置において、前
記水路を構成する容器を備え、前記容器は、前記水の流
入口、流出口、及び上部開口を設けた容器本体部と、前
記上部開口を閉鎖する蓋部とを備え、前記管体は、長手
方向の一方の端部に設けられた端部開口と、前記端部開
口を閉鎖するキャップとを備え、前記一方の端部を前記
蓋部に支持し、且つ他方の端部を前記水路内に下垂して
設け、前記紫外線ランプは、前記キャップに両端子を支
持したU字状のものであり、前記紫外線ランプ及び前記
センサの配線は、前記キャップ及び前記容器の蓋部に貫
通した構成の水殺菌装置であり、このような構成による
と、当該水殺菌装置は、水への漏電を防止するととも
に、効率よく組み立てることができる。
【0061】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
5において、前記容器の蓋部には、前記管体の端部開口
とキャップとの水密を確保するパッキングを設けた構成
の水殺菌装置であり、このような構成によると、端部開
口とキャップとの水密を満足に確保し、これらの隙間か
ら管体内に水が進入するのを確実に防止することができ
る。
【0062】本願第7請求項に記載した発明は、請求項
5又は6において、前記容器の蓋部は、前記容器本体部
にねじ止めした構成の水殺菌装置であり、このような構
成によると、容器本体部と蓋部とを正確に且つ堅固に支
持することができる。
【0063】本願第8請求項に記載した発明は、請求項
5乃至7のいずれかにおいて、前記管体内には、前記セ
ンサを支持する絶縁性の支持部材を設けた構成の水殺菌
装置であり、このような構成によると、当該水殺菌装置
は、効率よく組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、水殺菌装置を示す断
面図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、水殺菌装置の制御を
示す説明図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、管体及び紫外線ラン
プを示す外観図である。
【図4】 本発明の具体例に係り、支持部材を示す外観
図である。
【図5】 本発明の具体例に係り、要部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 水殺菌装置 200 水路 300 管体 310 端部開口 320 キャップ 400 紫外線ランプ 401 操作スイッチ 402 点灯用インバータ 410 配線 420 端子 500 センサ 501 増幅波形成形器 502 コンパレータ 503 継電器 510 配線 520 自己加熱型サーミスタ 600 支持部材 610 第1孔部 620 第2孔部 630 縁部 700 容器 710 容器本体部 711 流入口 712 流出口 713 上部開口 714 突部 720 蓋部 721 第1部材 722 第2部材 723 第3部材 724 パッキング 725 シート 726 Oリング 800 電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を流す水路と、前記水路内に設けられ
    た紫外線を透過する管体と、前記管体内に設けられた紫
    外線ランプと、前記管体内に設けられた水を検知するセ
    ンサとを備え、前記紫外線ランプが発する紫外線によ
    り、前記水路に流れる水を殺菌し、また、前記センサが
    水を検知すると、前記紫外線ランプへの送電を停止する
    水殺菌装置において、 前記管体内には、前記センサを支持する絶縁性の支持部
    材を設けたことを特徴とする水殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記紫外線ランプを挿
    通する第1孔部と、前記センサを挿通する第2孔部と、
    前記管体の内周に合致する縁部とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の水殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記センサは、前記管体の長手方向に平
    行に配置した一対の電極であり、前記支持部材には、前
    記第2孔部を複数設けるとともに、前記一対の電極は、
    前記複数の第2孔部にそれぞれ挿通したことを特徴とす
    る請求項2記載の水殺菌装置。
  4. 【請求項4】 前記管体は、長手方向の一方の端部に設
    けられた端部開口と、前記端部開口を閉鎖するキャップ
    とを備え、前記紫外線ランプは、前記キャップに両端子
    を支持したU字状のものであり、前記紫外線ランプ及び
    前記センサの配線は、前記キャップに貫通したことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の水殺菌装置。
  5. 【請求項5】 水を流す水路と、前記水路内に設けられ
    た紫外線を透過する管体と、前記管体内に設けられた紫
    外線ランプと、前記管体内に設けられた水を検知するセ
    ンサとを備え、前記紫外線ランプが発する紫外線によ
    り、前記水路に流れる水を殺菌し、また、前記センサが
    水を検知すると、前記紫外線ランプへの送電を停止する
    水殺菌装置において、 前記水路を構成する容器を備え、 前記容器は、前記水の流入口、流出口、及び上部開口を
    設けた容器本体部と、前記上部開口を閉鎖する蓋部とを
    備え、 前記管体は、長手方向の一方の端部に設けられた端部開
    口と、前記端部開口を閉鎖するキャップとを備え、前記
    一方の端部を前記蓋部に支持し、且つ他方の端部を前記
    水路内に下垂して設け、 前記紫外線ランプは、前記キャップに両端子を支持した
    U字状のものであり、 前記紫外線ランプ及び前記センサの配線は、前記キャッ
    プ及び前記容器の蓋部に貫通したことを特徴とする水殺
    菌装置。
  6. 【請求項6】 前記容器の蓋部には、前記管体の端部開
    口とキャップとの水密を確保するパッキングを設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の水殺菌装置。
  7. 【請求項7】 前記容器の蓋部は、前記容器本体部にね
    じ止めしたことを特徴とする請求項5又は6記載の水殺
    菌装置。
  8. 【請求項8】 前記管体内には、前記センサを支持する
    絶縁性の支持部材を設けたことを特徴とする請求項5乃
    至7のいずれか記載の水殺菌装置。
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