JP2005211417A - 遊技機用外枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者の怪我を防止し、把持部の着脱を容易にし、遊技機の運搬作業の簡素化を図る。
【解決手段】 本発明は、遊技盤5を収容可能な前枠2を保持する遊技機用外枠1であって、上下左右の枠杆21,22,23,24により方形枠状に形成され、枠杆21,22,23,24にハンドルケース取付部30が形成され、ハンドルケース取付部30にハンドルケース35が装着可能となっており、ハンドルケース取付部30はハンドルケース収容部31とハンドルケース固定部33とを備え、ハンドルケース35は、把持可能且つハンドルケース収容部31に嵌設可能に形成された本体部36と、ハンドルケース固定部33に係止可能に形成された爪部40とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機において、遊技盤を収容可能な前枠を保持する遊技機用外枠に関し、特に、運搬等のための把持部を備えた遊技機用外枠に関する。
従来、パチンコ遊技機に代表される弾球遊技機等の遊技機では、遊技機全体の固定保持枠として外枠が使用され、外枠は上下左右に設けられた木製の枠扞により方形枠状に形成されている。そして、その外枠には各種の遊技構成部品を装備した前枠が、外枠の正面左側上下に設けられたヒンジ金具により開閉可能に支持されると共に、外枠の正面右側に設けられた施錠装置により閉鎖状態に保持されるようになっている。
このような遊技機を遊技島と呼ばれる枠台に設置する場合には、先ず、遊技機を外枠に装着した状態で遊技島まで運搬する。そして、外枠から遊技機を取り外し、その外枠を枠台に釘打ちにより固定した後、この固定された外枠に再度、遊技機を取り付けている。この場合、遊技機はかなりの重量物であるため、遊技機の運搬作業は特に重労働となる。そこで、従来、外枠の左右の枠杆に把持部を形成し、遊技機の運搬時にその把持部を使用することにより、運搬作業の容易化を図るようにした遊技機用外枠が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−292059号公報
しかしながら、上記した従来の遊技機用外枠では、木製の左右の枠扞自体に把持部が形成されており、その把持部に木の切断面が剥き出しになっているため、把持部を把持した時に手に棘が刺さり、作業者が怪我をするおそれがあった。
また、このようなおそれを回避するため、把持部にカバーをつけることも考えられるが、カバーを把持部にしっかり固定しようとした場合には、カバーの装着又は取外し作業に手間が掛かったり、或いは反対に、カバーの着脱作業を容易にしようとした場合には、カバーが把持部にしっかり固定されず、遊技機の運搬中にカバーがずれたり、脱落したりするといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、作業者の怪我を防止し、把持部の着脱を容易にし、遊技機の運搬作業の簡素化を図ることのできる遊技機用外枠を提供しようとするものである。
本発明は、遊技盤5を収容可能な前枠2を保持する遊技機用外枠1であって、上下左右の枠杆21,22,23,24により方形枠状に形成され、枠杆21,22,23,24にハンドルケース取付部30が形成され、ハンドルケース取付部30にハンドルケース35が装着可能となっており、ハンドルケース取付部30はハンドルケース収容部31とハンドルケース固定部33とを備え、ハンドルケース35は、把持可能且つハンドルケース収容部31に嵌設可能に形成された本体部36と、ハンドルケース固定部33に係止可能に形成された爪部40とを備えていることを特徴とする。
そして、好ましくは、左右の枠杆23,24にハンドルケース取付部30が形成されており、ハンドルケース固定部33に爪部40が係脱することによりハンドルケース35がハンドルケース取付部30に対して着脱可能となっている。
本発明によれば、枠扞にハンドルケースを装着可能なため、ハンドルケースを把持することにより、運搬等の作業を容易に行うことができる。また、作業者は外枠に手を触れることなく、運搬等の作業を行うことができるため、作業中に作業者が手等を怪我するおそれがない。さらに、ハンドルケースは爪部を介してハンドルケース固定部に係止されるようになっているため、作業中に外枠から脱落するおそれがなく、作業の安全性、効率性を高めることができる。
さらにまた、ハンドルケース固定部に爪部を係脱させることによりハンドルケースを外枠に対して着脱させるようにした場合には、その着脱作業に手間が掛からず、作業の簡素化が図れる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明をパチンコ遊技機に使用した場合について説明する。
先ず、図1を参照しつつ、パチンコ遊技機の概略構成について説明する。ここで、図1はパチンコ遊技機を示す正面図である。
パチンコ遊技機は、方形枠状に形成され、遊技機全体の固定保持枠となる外枠1と、遊技機の機体となる前枠2とを備えており、前枠2は、外枠1の正面左側(以降、左右方向は正面側から見た方向を言うものとする。)上下に設けられたヒンジ金具3a,3bにより外枠2に対して開閉可能に取り付けられていると共に、外枠1の右側に設けられた施錠装置4により閉鎖状態に保持されるようになっている。前枠2内には、遊技盤5が収容され、遊技盤5の前面側には、図柄表示装置6、中央飾り7、始動入賞口8、大入賞口9、入賞口10等の各種遊技部品がそれぞれ配設され、遊技領域11が形成されている。さらに、遊技領域11の最下部には、上記各入賞口8,9,10に入賞せずに落下したアウト球を排出させるアウト口12が設けられており、アウト口12に集められたアウト球は遊技盤5の裏面側を通って機外に排出されるようになっている。
前枠2の正面側には、前枠2に対して開閉可能且つ着脱可能にガラス扉13が設けられ、ガラス扉13により遊技領域11の前面側が閉鎖された状態に保持されるようになっている。また、前枠2のガラス扉13の下方には上球皿14が、さらにその上球皿14の下方には下球皿15がそれぞれ前方に突出して設けられ、上球皿14には上球皿14内の遊技球を下球皿15に排出させるための球抜きレバー16が設けられている。そして、下球皿15の右側には発射ハンドル17が前方に突出して設けられ、発射ハンドル17を時計回り方向に回動させると、上球皿14から供給された遊技球が遊技領域11に送出されるようになっている。さらにまた、遊技盤5上部の左側には球抜き操作孔18が穿設されている。
次に、図2〜図5を参照しつつ、本発明の第1の実施の形態に係る遊技機用外枠について説明する。ここで、図2(a)は本実施の形態に係る遊技機用外枠を示す正面図、図2(b)はその平面図、図2(c)はその側面図、図3は簡略化のため要部のみを示した遊技機用外枠の斜視図、図4はその要部を部分的に示す斜視図、図5(a)はその外枠の右側枠扞にハンドルケースを装着する前の状態(外枠からハンドルケースを取り外した状態)を示す断面図、図5(b)はその外枠の左側枠扞にハンドルケースを装着した状態を示す断面図である。
外枠1は、上下左右に方形枠状にそれぞれ連結されたいずれも木製の上側枠杆21、下側枠杆22、左側枠杆23、右側枠杆24と、左側枠杆23と右側枠杆24の各前面側の下端部同士を連結する幕板25とを主体に構成されており、各枠扞21,22,23,24の両端部にはそれぞれ隣接する枠扞21,22,23,24と連結するための係合部26が形成されている。
上側枠杆21の左端部上面には、ヒンジ金具4aを構成するヒンジ部27が前方突出するように固定され、左側枠杆23の下部内側面には、ヒンジ金具4bを構成するヒンジ部28が幕板25の上面に沿って前方に突出するように固定されている。また、上側枠杆21と右側枠杆24との連結部の後面にはL字状の補強金具29が固定され、さらに、図示されていないが、上側枠杆21及び下側枠杆22には、それぞれ外枠2を遊技島に取り付けるための孔が穿設されている。
また、左側枠杆23には、中央部よりやや上方にハンドルケース取付部30が形成されている。ハンドルケース取付部30は、直方体形状の孔から成るハンドルケース収容部31と、ハンドルケース収容部31の上下にそれぞれ穿設され、ハンドルケース収容部31より小さい扁平な直方体形状の係止片挿入孔32と、左側枠扞23の内側面に形成されたハンドルケース固定部33とから構成されており、ハンドルケース取付部30の外面側は僅かに内方に凹んで形成されている。
一方、右側枠扞24にも、左側枠扞23の場合と同様に、ハンドルケース取付部30が形成され、ハンドルケース取付部30には、ハンドルケース収容部31と係止片挿入孔32とハンドルケース固定部33とが形成されている。また、右側枠扞24の内側面には、施錠装置4を構成する係合片34が上下2箇所に突設されている。
そして、このように左右の枠扞23,24に形成されたハンドルケース取付部30には、それぞれ、ハンドルケース35が着脱可能となっている。このハンドルケース35は、例えば、ABS等の樹脂材料製であり、外側から把持し易いように内側に凹状に曲成されていると共にハンドルケース収容部31に嵌設可能な本体部36と、本体部36の上下に形成された外鍔部37と、外鍔部37から内方に片持ち梁状に形成された上下一対の係止片38とから構成されている。係止片38は係止片挿入孔32に遊挿可能なように形成されており、係止片挿入孔32に挿入された状態において係止片挿入孔32内に隙間39が形成されるようになっている。また、係止片38の先端には鏃状の爪部40が突出して形成されており、爪部40はハンドルケース固定部33に係止可能となっている。
次に、主に図5(a)及び図5(b)を参照しつつ、本実施の形態に係る外枠1のハンドルケース取付部30にハンドルケース35を着脱する手順について説明する。
ハンドルケース取付部30にハンドルケース35を装着する場合、先ず、左右いずれか一方の枠扞23又は24のハンドルケース取付部30に本体部36を嵌設させると共に上下の係止片38を係止片挿入孔32に挿入させる。上記したように、係止片38の先端に爪部40が突設されており、さらに、係止片挿入孔32内に隙間39が形成されているため、各係止片38は本体部36側に弾性変形した状態で係止片挿入孔32内を進み、爪部40が一方の枠扞23又は24の内面側に到達すると、図5(b)に示されているように、係止片38はその弾性力により元に戻り、爪部40がハンドルケース固定部33に係止する。これにより、ハンドルケース35はハンドルケース取付部30に装着された状態となる。また、他方の枠扞23又は24についても同様にハンドルケース35をハンドルケース取付部30に装着することができる。
そして、外枠1及び外枠1に装着された遊技機の運搬或いは据付作業は、このようにハンドルケース35を左右のハンドルケース取付部30に装着させた状態で、このハンドルケース35の本体部36を把持することにより、容易に行うことができるようになる。また、この作業時に作業者は外枠1に直接、手を触れる必要がないため、木の切断面で作業者が手等を怪我するおそれはない。さらに、ハンドルケース取付部30の外面側が僅かに内方に凹んで形成されているため、ハンドルケース35は左右の枠扞23,24の外面から突出することなくハンドルケース取付部30に収容されるので、運搬作業時や遊技島への据付作業時にハンドルケース35が邪魔になることもない。さらにまた、ハンドルケース35は、爪部40がハンドルケース固定部33に係止することにより、ハンドルケース取付部30に確実に固定されるので、運搬等の作業中にハンドルケース35が外枠1からずれたり、脱落したりするおそれもない。
一方、ハンドル取付部30からハンドルケース35を取り外す場合には、上下の係止片38の各爪部40に対してお互いに近接する方向に力を加える。そうすると、係止片38が弾性変形し、各爪部40とハンドルケース固定部33との係止状態が解除される。そこで、この状態において、ハンドルケース35を外側に押圧すれば、ハンドルケース35をハンドルケース取付部30から容易に取り外すことができる。このように、ハンドルケース35は、不要な時には、簡単に取り外すことができるので、ハンドルケース35の材質が外枠1と異なる場合であっても、外枠1のリサイクルを容易に行うことができる。
次に、図6〜図9を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係る遊技機用外枠について説明する。なお、上記した第1の実施の形態に係る遊技機用外枠と同様の構成については、説明の簡略化のため、図6中、図1〜図5と同一の符号を付し、その構成及び作用に関する詳細な説明は省略する。ここで、図6(a)は本実施の形態に係る遊技機用外枠を示す側面図、図6(b)はスペーサ部材を示す内側面図、図7(a)は外枠にスペーサ部材を装着する前の状態のハンドルケース取付部と把持部付係合突部を示す断面図、図7(b)は外枠にスペーサ部材を装着した状態のハンドルケース取付部と把持部付係合突部を示す断面図、図8(a)は外枠にスペーサ部材を装着する前の状態の係合凹部と係合突部を示す断面図、図8(b)は外枠にスペーサ部材を装着した状態の係合凹部と係合突部を示す断面図、図9はスペーサ部材の把持部付係合突部を示す外側面図である。
一般に、遊技島の設置枠台には、東日本地域で多く採用されている、所謂「関東枠」と、西日本地域で多く採用されている、所謂「関西枠」の2種類があり、その外枠収容部のサイズは、上下方向及び左右方向共に関東枠より関西枠の方が10mmずつ大きくなっている。そのため、関西枠の設置枠台に外枠1を設置する場合には、外枠1を構成する上下左右の各枠杆21,22,23,24のうち、上側枠扞21又は下側枠杆22、及び左側枠杆23又は右側枠杆24にそれぞれスペーサ部材を取り付けることにより、外枠1の外形サイズを大きくするようにしている。
本実施の形態に係る遊技用外枠1では、関東枠と関西枠の両方の設置枠台に対応可能なように、右側枠杆24の外側面にスペーサ部材41が着脱可能となっている。そして、右側枠杆24には、中央部よりやや上方にハンドルケース取付部30が形成されていると共に中央部よりやや下方に係合凹部42が形成されている。係合凹部42には、上記したハンドルケース取付部30における係止片挿入孔32及びハンドルケース固定部33と同様に、それぞれ係止片挿入孔43、スペーサ部材固定部44が形成され、外面側は僅かに内方に凹んで形成されているが、ハンドルケース取付部30とは異なり、ハンドルケース収容部31は形成されていない。
スペーサ部材41には、ハンドルケース取付部30に対応した位置に取付孔47が穿設され、取付孔47に把持部付係合突部45が取り付けられている。把持部付係合突部45は、例えば、樹脂材料製であり、外側から把持し易いように円筒凹状を成してスペーサ部材41の内面から突出して形成されている把持部48と、把持部48の外側端部において互いに対向する位置に一対で形成された係止鍔部58と、把持部48からスペーサ部材41の内面に沿って上下に形成された外鍔部49と、外鍔部49から内方に片持ち梁状に形成された上下一対の係止片50とから構成されている。そして、把持部付係合突部45は、係止鍔部58が係止凹部に係脱することにより、取付孔47に着脱可能となっており、係止鍔部58の外側面はスペーサ部材41の外側面と同一面を形成するようになっている。また、係止片50は係止片挿入孔32に遊挿可能なように形成されており、係止片挿入孔32に挿入された状態において係止片挿入孔32内に隙間51が形成されるようになっている。さらに、係止片50の先端には鏃状に爪部52が突出して形成されており、爪部52はハンドルケース固定部33に係止可能となっている。
また、スペーサ部材41の係合凹部42に対応した位置には、係合突部46が取り付けられており、係合突部46は、スペーサ部材41の内面に沿って形成された取付部53と、取付部53の上下端部から内方に片持ち梁状に形成された上下一対の係止片54とから構成され、取付部53を介してスペーサ部材41の内面側にネジ止めされている。そして、係止片54は係止片挿入孔43に遊挿可能なように形成されており、係止片挿入孔43に挿入された状態において係止片挿入孔43内に隙間55が形成されるようになっている。さらに、係止片54の先端には鏃状に爪部56が突出して形成されており、爪部56はスペーサ部材固定部44に係止可能となっている。
次に、主に図7〜図9を参照しつつ、本実施の形態に係る外枠1の右側枠杆24にスペーサ部材41を着脱する手順について説明する。
右側枠杆24にスペーサ部材41を装着する場合、先ず、図9に示すように、係止鍔部58を横向きにした状態で把持部付係合突部45をスペーサ部材41の内面側から取付孔47内に挿入させた後、回転させ、係止鍔部58を係止凹部57に係止させ、把持部付係合突部45をスペーサ部材41に仮に固定する。
次に、把持部付係合突起部45の上下の係止片50をハンドルケース取付部30の係止片挿入孔32に挿入させると共に係合突部46の上下の係止片54を係合凹部42の係止片挿入孔43に挿入させる。上記したように、各係止片50,54の先端にそれぞれ爪部52,56が突設されており、さらに、係止片挿入孔32,43内に隙間51,55が形成されているため、各係止片50,54は弾性変形した状態で係止片挿入孔32,43内を進み、爪部52,56が右側枠扞24の内面側に到達すると、図7(b)及び図8(b)に示されているように、係止片50,54はその弾性力により元に戻り、爪部52,56がそれぞれハンドルケース固定部33、スペーサ部材固定部44に係止する。これにより、スペーサ部材41は外側面に把持部48を備えた状態で右側枠杆24に装着されると共に、把持部付係合突部45は回転不能となり、スペーサ部材41に確実に固定された状態となる。また、左側枠扞23についても、上記した第1の実施の形態の場合と同様にハンドルケース35をハンドルケース取付部30に装着することができる。
したがって、外枠1及び外枠1に装着された遊技機の運搬或いは据付作業は、把持部48を把持することにより、容易に行うことができる。また、この作業時に作業者は外枠1に直接、手を触れる必要がないため、木の切断面で作業者が手等を怪我するおそれはない。さらに、把持部48の外面はスペーサ部材41の外面と同一面を形成するようになっているため、運搬作業時や遊技島への据付作業時に把持部付係合突部45や係合突部46が邪魔になることもない。さらにまた、把持部48は、爪部52がハンドルケース固定部33に係止することにより、スペーサ部材41を介して右側枠杆24に確実に固定されるので、運搬等の作業中に把持部48が外枠1からずれたり、脱落したりするおそれもない。さらに、把持部48はスペーサ部材41の内面側から突出して形成されているため、右側枠杆24にスペーサ部材41を装着した状態では、図7(b)に良く示されているように、把持部48の突出部分59が右側枠杆24のハンドルケース収容部31内に入り込むようになる。したがって、把持部48を把持した時に、外枠1又は外枠1及び遊技機の荷重が係止片50に集中せず、突出部分59にも分散するため、把持部付係合突部45が破損したり、折曲したりすることはない。
一方、右側枠杆24からスペーサ部材41を取り外す場合には、上下の係止片50,54の各爪部52,56に対してお互いに近接する方向に力を加える。上記したように係止片挿入孔32,43内に隙間51,55が形成されているため、係止片50,54は弾性変形し、各爪部52,56とハンドルケース固定部33、スペーサ部材固定部44との各係止状態が解除される。そこで、この状態において、把持部付係合突部45及び係合突部46を外側に押圧すれば、スペーサ部材41を右側枠杆24から容易に取り外すことができる。このように、スペーサ部材41は、不要な時には、簡単に取り外すことができるので、スペーサ部材41や把持部付係合突部45、係合突部46の材質が外枠1と異なる場合であっても、外枠1のリサイクルを容易に行うことができる。
このように、上記した第2の実施の形態によれば、ハンドルケース収容部30には、ハンドルケース35が着脱可能であると共に、スペーサ部材41の把持部付係合突部45が着脱可能となっているため、外枠1を関西枠に設置する場合には、ハンドルケース35を別個に取り付ける必要がない、したがって、部品点数や製造工数を削減することができ、コストの低減化を図ることができる。
なお、上記した第1及び第2の実施の形態におけるハンドルケース35、把持部付係合突部45、係合突部46の材質、形状、設置位置等は、単なる例示に過ぎず、材質を金属製又は木製としたり、或いは、係止片38,50,54を左右に設けたり、或いは、ハンドルケース35を上側枠扞21に着脱可能に設けたりする等、各種変更が可能である。
また、上記した第1及び第2の実施の形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、アレンジボール等の他の弾球遊技機やスロットマシン等の回動遊技機にも適用可能である。
本発明の実施の形態におけるパチンコ遊技機を示す正面図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態に係る遊技機用外枠を示す正面図、(b)はその平面図、(c)はその側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技機用外枠を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技機用外枠の要部を示す斜視図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態において右側枠扞にハンドルケースを装着する前の状態を示す断面図、(b)は左側枠扞にハンドルケースを装着した状態を示す断面図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態に係る遊技機用外枠を示す側面図、(b)はスペーサ部材を示す側面図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態に係る遊技機用外枠にスペーサ部材を装着する前の状態を示す断面図、図7(b)はその外枠にスペーサ部材を装着した状態を示す断面図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態に係る遊技機用外枠にスペーサ部材を装着する前の状態を示す断面図、(b)はその外枠にスペーサ部材を装着した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるスペーサ部材の把持部付係合突部を示す側面図である。
符号の説明
1 外枠
2 前枠
5 遊技盤
21 上側枠杆
22 下側枠杆
23 左側枠杆
24 右側枠杆
30 ハンドルケース取付部
31 ハンドルケース収容部
33 ハンドルケース固定部
35 ハンドルケース
36 本体部
40 爪部

Claims (2)

  1. 遊技盤を収容可能な前枠を保持する遊技機用外枠であって、
    上下左右の枠杆により方形枠状に形成され、該枠杆にハンドルケース取付部が形成され、該ハンドルケース取付部にハンドルケースが装着可能となっており、
    前記ハンドルケース取付部はハンドルケース収容部とハンドルケース固定部とを備え、
    前記ハンドルケースは、把持可能且つ前記ハンドルケース収容部に嵌設可能に形成された本体部と、前記ハンドルケース固定部に係止可能に形成された爪部とを備えていることを特徴とする遊技機用外枠。
  2. 前記左右の枠杆に前記ハンドルケース取付部が形成されており、前記ハンドルケース固定部に前記爪部が係脱することにより前記ハンドルケースが前記ハンドルケース取付部に対して着脱可能となっている請求項1に記載の遊技機用外枠。
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