JP2005211211A - 理美容用の鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋏に人差し指を宛って、指環に通した指と共に鋏を支える持ち方をする場合に支えやすい鋏を提供する。
【解決手段】刃部10とハマチ20と柄部30とを有する静刃2と動刃3とを枢着させた理美容用の鋏1であって、鋏1を握る手の人差し指を宛って係止させる係止部22を前記静刃2の前記ハマチ20又は前記柄部30の刃表側に設けたことを特徴とする。また係止部22が、ハマチ20又は柄部30に設けられた人差し指の指先を収納する凹部22であることを特徴としてもよい。
【選択図】図1

Description

この発明は、理美容用の鋏に関し、詳しくは鋏をストロークカットなどの行うときに適した持ち方のできる鋏の改良に関する。
カット鋏などの理美容鋏は、静刃と動刃を枢着させ、開閉操作する様になっており、又これら静刃や動刃は、共に刃部とハマチと柄部とを有している。例えばカット鋏は髪を切ることが基本的な機能であり、静刃と動刃を開閉操作して髪のカットを行っている。開閉操作は鋏の柄部に設けられている2つの指環に指を通して行うのであり、動刃の指環に親指を通し、静刃の指環には薬指を通して開閉操作している。鋏を持つときには、図10に示す様に腕や指の向きPは、鋏の長手Qと直角気味な持ち方となる。
ただ最近は理美容技術の向上に伴い、様々なカット技術が用いられる様になってきている。例えば単に切るだけの機能ではなく、髪を梳きながら切る様な手法も用いられる様になってきている。例えばスライディングカットと呼ばれる技術は、図11〜12に示す様に髪を梳き切るものであり、髪は開いた鋏に噛ませた状態にして、髪の根本側から先端側に向けて動かすことにより髪を梳き切っている。こうすると自然な仕上がりになるからである。この様なスライディングカットをする場合、鋏の持ち方は図10に示した持ち方に限らず、図13に示す様に、鋏の長手方向Qを手や指の長手方向Pと揃えて、鋏を手先に突き出した様な持ち方にする場合もある。スライドカットをする髪が頭のどの箇所かにより、適宜、持ち易い持ち方を替えて作業をするからである。またこの様なスライドカットのし易い鋏も提供されている(特許文献1参照)。
カット技術はこの他にも工夫されており、たとえずスクロールカットと呼ばれる技術がある。これは、図14〜15に示す様に、髪を摘み出し、摘み出したこの髪を鋏に噛ませた状態で梳き切るものである。ただスライディングカットとの違いは、鋏を摘み出した髪に直角気味な姿勢にして、図14〜15中の矢印で示した様に、鋏を髪の先の方に動かすことである。つまりスライディングカットは図11〜12からも分かる様に鋏を髪と比較的同じ向きにしてスライドさせるのに対し、このストロークカットは、鋏の刃を髪に立てた状態で、髪の先端方向への動きを素早く数回行うものである。
その場合、開いたままの鋏は鋏長手の直角な方向に動かすのであり、つまり図14〜15に示した様に、持つ手の甲の方向に鋏を動かし、換言すれば静刃の刃表方向に動かすのである。
この様に動かすときの問題は、鋏がぐらつき易くなることである。これは、鋏の支えが指を通した2つの指環だけであるのに対して、ストロークカットは上述した刃表面に直交する力が鋏の先端側を加わるからであり、よって指環に指を通しただけでは支えが弱いからぐらつくのである。その為に、このストロークカットをする場合には、図14〜15に示した様に、人差し指を静刃のハマチ付近に宛うことにより支えている。こうすることにより鋏は、2つの指環と人差し指を宛ったハマチ付近との3点で支えることとなり、これによればストロークカットの動きに対しても鋏がぐらつくことはなくなるからである。
なお、スライディングカットは鋏を刃先方向に動かし、ストロークカットは刃先方向に直角に動かすのであるが、実際にはその中間的な動きも多い。従って、上述した人差し指を宛う持ち方は、ストロークカットの持ち方と限る訳ではなく、スライディングカットその他のカットであっても、状況に合わせて用いられる持ち方である。
特開2001−233262号公報
ただ人差し指を宛うときには、その指の宛う位置が定まらなかったり、宛ってもカットの途中で滑ったりズレたりして、何らかのやり難さが伴っている。
よって本願発明の課題は、鋏に人差し指を宛って指環に通した指と共に鋏を支える持ち方をする場合に支えやすい鋏を提供することである。
以上の課題を解決するために本願請求項1の鋏の発明は、刃部とハマチと柄部とを有する静刃と動刃とを枢着させた理美容用の鋏であって、鋏を握る手の人差し指を宛って係止させる係止部を前記静刃の前記ハマチ又は前記柄部の刃表側に設けたことを特徴とする。
ハマチとは、刃体の長手中央に位置した枢着される箇所付近の、刃部と柄部とに挟まれた部分である。
これにより、宛った人差し指の位置決めが容易であり、またカット中に鋏に宛った人差し指がずれることも無くなるので、ストロークカットやスライディングカットなどが行い易くなる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、係止部が、ハマチ又は柄部に設けられた人差し指の指先を収納する凹部であることを特徴とする。
凹部はハマチや柄部に凹設したものであってもよいし、別体として取り付けたものであってもよい。これにより指先が凹部に収まり、作業中も安定する。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、係止部が、ハマチ又は柄部に形成された人差し指の指先を滑り止めする為の粗面部であることを特徴とする。
粗面部は、ハマチや柄部に刻印した凹凸状のものであってもよく、その他、宛った指先の滑りを阻止するのであれば何でもよい。これにより、指先が滑ることなく、作業中も安定する。
以上の発明により指先が安定するので、2つの指環に通した指と係止部に宛った指との3点支持により手に持った鋏の姿勢が安定し、ストロークカットなどの作業が行いやすくなる。
次に本願発明の実施例を、図を持って説明する。
図1に示すカット鋏1は、静刃2と動刃3とを枢着させた理美容用の鋏であって、動刃と静刃は、共に刃部10とハマチ20と柄部30とが一体的に形成されている。
静刃2のハマチ20には枢着ネジ21よりも柄部30寄りの箇所に、図2に示す様に人差し指の指先程度の大きさに形成された円形の凹部を第一の係止部22として凹設してある。
また静刃2の柄部30は指環31が設けられ、指環31の端には小指を掛ける第一の指掛け部32が延設してある。またこの静刃2の柄部30は竹の節の様に太くなった節部33が形成してあり、この節部33と指環31との間は、図1に示されている様に、その平面視した外形が凹曲していて、鋏を持ったときに中指をかける第二の指掛け部34に成っている。
更に静刃2は、柄部30の基端が刃表側に突き出て突起部35をなしているが、この突起部35と節部34との間の刃表側が、図3に示す様に凹部となって第二の係止部36を形成している。
この鋏を使い時には、親指と薬指を2つの指環31,31に通し、図4に示す様に人差し指を第一の係止部22に宛う様に持つか、或いは図5に示す様に第二の係止部36に宛うて持つのである。これにより鋏は指環31,31との第一の係止部22又は第二の係止部36の3点で支持されるので、ストロークカットのようなカット操作であっても鋏の姿勢は安定し、良好な作業が行える。また係止部22,36が2つ準備されているので、手の大きな人や小さな人であっても、第一の係止部22と第二の係止部36の中から人差し指の宛い易い方を選ぶことができる。
なお本願発明は、上記実施例に限るものではなく本願発明の趣旨から逸脱しない範囲でどの様に実施してもよい。
係止部を形成する凹部はどのような形状であってもよく、ハマチに形成する係止部は上記実施例よりも少し大きめの図6〜7に示す様な凹部、或いは図8〜9に示す様な更に大きな凹部であってもよい。また係止部は凹部でなくてもよく、宛った指が係止されて、ストロークカットなどが行いやすくなるのであればよい。
また凹部による係止部はハマチ又は柄部のどの部分であってもよく、上記実施例の円形の凹部を図1中で上方に移動させ、ハマチの上方の半円状の凹部としたものであってもよい。ハマチと柄部間にまたがったものであってもよい。凹部の形状はどのようであってもよい。また凹部を滑り止めの為の粗面にしたものであってもよい。
この図は、実施例に示す鋏の図である。 この図は、A−A端面図である。 この図は、B−B部分におけるC−C断面図である。 この図は、第一の係止部に人差し指を宛てたストロークカットの握りの図である。 この図は、第二の係止部に人差し指を宛てたストロークカットの握りの図である。 この図は、図1よりも凹部を大きくした鋏の図である。 この図は、D−D端面図である。 この図は、図6よりも凹部を大きくした鋏の図である。 この図は、E−E端面図である。 この図は、理美容用の鋏の一般的な持ち方を示す図である。 この図は、スライディングカットを説明する図である。 この図も、スライディングカットを説明する図である。 この図は、スライディングカットの時の持ち方を示す図である。 この図は、ストロークカットを説明する図である。 この図も、ストロークカットを説明する図である。
符号の説明
1 鋏
2 静刃
3 動刃
10 刃部
20 ハマチ
21 枢着ネジ
22 第一の係止部
30 柄部
31 指環
32 第一の指掛け部
33 節部
34 第二の指掛け部
35 突起部
36 第二の係止部

Claims (3)

  1. 刃部とハマチと柄部とを有する静刃と動刃とを枢着させた理美容用の鋏であって、鋏を握る手の人差し指を宛って係止させる係止部を前記静刃の前記ハマチ又は前記柄部の刃表側に設けたことを特徴とする鋏。
  2. 係止部が、ハマチ又は柄部に設けられた人差し指の指先を収納する凹部であることを特徴とする請求項1記載の鋏。
  3. 係止部が、ハマチ又は柄部に形成された人差し指の指先を滑り止めする為の粗面部であることを特徴とする請求項1記載の鋏。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001129271A (ja) * 1999-10-29 2001-05-15 Hirofumi Hamasuna ハサミ
WO2002030632A1 (fr) * 2000-10-06 2002-04-18 Adachi Kogyo, Inc. Ciseaux dotes de parties munies de trous

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