JP2005210930A - 猪の捕獲方法 - Google Patents

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JP2005210930A
JP2005210930A JP2004019388A JP2004019388A JP2005210930A JP 2005210930 A JP2005210930 A JP 2005210930A JP 2004019388 A JP2004019388 A JP 2004019388A JP 2004019388 A JP2004019388 A JP 2004019388A JP 2005210930 A JP2005210930 A JP 2005210930A
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JP2004019388A
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Kazuaki Miyata
和昭 宮田
Masahiro Matsuura
正弘 松浦
Kiyokane Nakamura
清務 中村
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Bab Hitachi Machinery Co Ltd
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Bab Hitachi Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】猪を檻の中に誘い込んで確実に捕獲することができる捕獲方法を提供する。
【解決手段】一側に開口するゲート2を備えた檻本体3と、ゲート2に昇降可能に支持され、開口を開閉する閉じ蓋4と、該閉じ蓋4に連結され、閉じ蓋4を吊持するワイヤー等5と、檻本体3に取付けられ、ワイヤー等5の自由端を係脱可能にロックするロック装置6と、檻本体3に取付けられ、猪が檻本体3の中に入ったとき、これを検出してロック装置6に出力し、ロックしたワイヤー等5の自由端を解放するセンサー7からなり、センサー7が檻本体3の中に猪が入ったのを検出すると、ロック装置6がワイヤー等5の自由端を解放し、これにより閉じ蓋4が降下して開口を閉じる捕獲檻1を用い、該捕獲檻1が設置される箇所と該箇所に至る誘導路の地面にオキアミ等の餌9を埋めておく。その後、捕獲檻1をセットし、閉じ蓋4を持上げてセットする。
【選択図】図1

Description

本発明は、猪の捕獲方法に関する。
近年、猪による農林業の被害が急増し、山間地では猪による被害を避けるため田畑に防護柵を巡らせているが、防護柵の設置には労力と費用が嵩むうえ、万全とはいえず、山間地では耕作放棄にまで追い込まれている農家があるのが現状である。
猪の駆除対策としては、銃による狩猟、捕獲柵や括り罠等による捕獲が行われているが、猪が人家近くに出没することが多くなって、人家近くで銃を使用したり、括り罠を設置することは安全面で問題がある。この点、捕獲檻は安全上の問題が比較的少ないことから近年多用され始めている。この捕獲檻は、その多くが下記特許文献1及び2に示されるように、前後側の一方又は双方を開口した檻本体と、該檻本体に昇降可能に支持され、開口を開閉する閉じ蓋と、閉じ蓋に連結されるワイヤー、ロープ等(以下、単に「ワイヤー等」という)よりなり、閉じ蓋を開口上に持上げた状態で閉じ蓋を吊り上げるワイヤー等をシーブを経て檻本体内部の下部に左右に張設し、その端部を檻本体に連結するか、或いはワイヤー等の端部に形成されるループを掛止具に嵌合して連結し、猪が開口より檻内に入って張設されたワイヤー等を切断するか、或いはワイヤー等に脚を引っ掛けてループが掛止具より外れると、閉じ蓋が自重により落下して開口を閉じるようになっている。
特開2000−316456号 特開2000−333586号
捕獲檻を設置して猪を捕獲しようとするときには、閉じ蓋を持ち上げた状態にセットして檻の中に餌を置いたり、檻の外から中に至るまで餌を置いて猪を檻の中に誘い込むことが行われているが、猪は警戒心が強く、餌のある檻の中まで入らないことが多い。
本発明は、猪を檻の中に誘い込んで確実に捕獲できるような捕獲方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、開口部を少なくとも一か所備えた檻本体と、上記開口部を開閉する閉じ蓋と、該閉じ蓋を開口上に持ち上げた状態で猪が檻本体の中に入ったとき、それを検知して閉じ蓋を閉じる検出手段とを有する捕獲柵を用いて猪を捕獲する方法において、捕獲檻下の地面に餌、好ましくは猪が好み、かつ猪が容易に嗅ぎ分けることができる餌を埋設することを特徴とする。
ここで猪を検知する検知手段は、例えば赤外線センサー、レーザセンサー、超音波センサー等のセンサーであってもよいし、檻本体内部の下部に張設されるワイヤー等で、破断 または張力の増大によって閉じ蓋を閉じるタイプのものであってもよい。
請求項2に係る発明は、上記餌を檻本体外から開口まで地面に埋設して撒き餌とし、猪を檻本体内に誘い込むことを特徴とする。
上記各発明で用いる餌は、猪が最も好むとされミミズが望ましいが、ミミズは高価であるため、猪が好むとされる例えば酒かす、オキアミ等を用いることもできる。
猪は、地面を掘り進みながら、地中のミミズ等を食べ、餌を見付けだすと我を忘れて猛進する習性がある。したがって餌が自然の状態で地中にあると、警戒心が薄れ、地中の餌におびき寄せられて檻本体内に入り込む。とくに檻本体内から檻本体外の地中まで撒き餌をしておくと、それを見つけ出した猪は掘り進んで餌を啄みながら我を忘れて一気に檻本体内に入り込むようになる。
図1は、捕獲檻1の設置状態を示すもので、捕獲檻1は、本出願人が先に特願2003−330823号で提案したように、一側に開口するゲート2を備えた檻本体3と、ゲート2に昇降可能に支持され、開口を開閉する閉じ蓋4と、該閉じ蓋4に連結され、閉じ蓋4を吊持するワイヤー等5と、檻本体3に取付けられ、ワイヤー等5の自由端を係脱可能にロックするロック装置6と、檻本体3に取付けられ、猪が檻本体3の中に入ったとき、これを検出してロック装置6に出力し、ロックしたワイヤー等5の自由端を解放するセンサー7、例えば赤外線センサー、レーザセンサー、超音波センサー等からなり、センサー7が檻本体3の中に猪が入ったのを検出すると、ロック装置6がワイヤー等5の自由端を解放し、これにより閉じ蓋4が降下して開口を閉じるようになっている。
捕獲檻としては、センサー7の代わりに従前のものと同様、檻本体内にワイヤー等を張設し、猪が檻本体の中に入ってワイヤー等を引っ掛けたとき、ワイヤー等が切断されたり、増大するワイヤー等の張力によりワイヤー等が解放され、これにより閉じ蓋が閉じるタイプのものを採用することもできる。
上述の捕獲檻を用いて行う猪の捕獲方法は次のようにして行う。
捕獲檻1は、例えば木立の中で目立ち難い箇所に設置されるが、捕獲檻1が設置される箇所と、該箇所に至る誘導路の地面には餌9、例えばオキアミや酒かすを埋めておく。その後、捕獲檻1を設置し、閉じ蓋4を持上げてセットする。この状態で檻本体外の地面に埋められる餌は檻本体内におびき寄せるための撒き餌となる。
本発明は、猪の捕獲に好適に使用することができる。
捕獲檻を設置した状態を示す図。
符号の説明
1・・捕獲檻
2・・ゲート
3・・檻本体
4・・閉じ蓋
5・・ワイヤー等
6・・ロック装置
7・・センサー
9・・餌

Claims (2)

  1. 開口部を少なくとも一か所備えた檻本体と、上記開口部を開閉する閉じ蓋と、該閉じ蓋を開口上に持ち上げた状態で猪が檻本体の中に入ったとき、それを検知して閉じ蓋を閉じる検出手段とを有する捕獲柵を用いて猪を捕獲する方法において、捕獲檻下の地面に餌、好ましくは猪が好み、かつ猪が容易に嗅ぎ分けることができる餌を埋設することを特徴とする猪の捕獲方法。
  2. 上記餌を檻本体外から開口まで地面に埋設して撒き餌とし、猪を檻本体内に誘い込むことを特徴とする請求項1記載の猪の捕獲方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104735979A (zh) * 2012-09-20 2015-06-24 波涛宫胁株式会社 浣熊捕获用模块及浣熊捕获装置
JP2017085915A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 独立行政法人国立高等専門学校機構 クラウド型の有害動物捕獲支援システム

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