JP2005210880A - 受配電設備 - Google Patents

受配電設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2005210880A
JP2005210880A JP2004231878A JP2004231878A JP2005210880A JP 2005210880 A JP2005210880 A JP 2005210880A JP 2004231878 A JP2004231878 A JP 2004231878A JP 2004231878 A JP2004231878 A JP 2004231878A JP 2005210880 A JP2005210880 A JP 2005210880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
current transformer
circuit
power distribution
circuit breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004231878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4543421B2 (ja
Inventor
Takio Kokubu
多喜雄 國分
Toshikazu Takashima
敏和 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority to JP2004231878A priority Critical patent/JP4543421B2/ja
Publication of JP2005210880A publication Critical patent/JP2005210880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4543421B2 publication Critical patent/JP4543421B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Trip Switchboards (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Abstract

【課題】遮断器と変流器と継電器とがそれぞれ別々に取付けて固定されるのに伴って機器の選定および取付けに多大な労力がかかってしまうのを回避すると共に、遮断器と変流器と継電器とが一体化されて受配電設備の内部に配置されるのに伴って受配電設備の操作性が低下してしまうのを回避する。
【解決手段】受配電設備5の変流器2を遮断器1に搭載し、遮断器1および変流器2とは別個に継電器3を配置し、遮断器1と継電器3とを接続回路によって接続する。好ましくは、変流比の異なる複数の巻線を変流器2に内蔵し、複数のタップを設け、タップ切換えスイッチ1−2を遮断器1に配置する。更に好ましくは、接続回路を切断するための回路切換えスイッチ1−3を遮断器1に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遮断器と、変流器と、継電器とを具備する受配電設備に関し、特には、遮断器と変流器と継電器とがそれぞれ別々に取付けて固定されるのに伴って機器の選定および取付けに多大な労力がかかってしまうのを回避すると共に、遮断器と変流器と継電器とが一体化されて受配電設備の内部に配置されるのに伴って受配電設備の操作性が低下してしまうのを回避することができる受配電設備に関する。
詳細には、本発明は、高圧受配電設備に使用される高圧遮断器、変流器、および、保護継電器の組み合わせの構成および構造に関する。
従来の一般的な方式では、高圧遮断器、変流器、および、保護継電器の組み合わせの構成が、個々に選定され、それぞれ別々に受配電設備に取付けられて固定されていた。特に、変流器は、受配電設備の保護する回路の通電電流毎に選定しなければならず、変流器の種類が多くなっている。
また、別の従来方式(特開昭58−220322号公報参照)では、遮断器、変流器、過電流保護継電器が一体形となっている。
特開昭58−220322号公報
従来の一般的な方式では、高圧遮断器、変流器、および、保護継電器の組み合わせの構成が、個々に選定され、それぞれ別々に受配電設備に取付けられて固定されていたので、機器の選定、取付けに多大な労力がかかってしまう。特に、変流器は受配電設備の保護する回路の通電電流毎に選定しなければならず、変流器の種類が多くなっているため、選定間違いのおそれがあり、取付け後の仕様変更に伴う変流器の交換が大変であるという問題があった。
また、別の従来方式(特開昭58−220322号公報参照)では、遮断器、変流器、過電流保護継電器が一体形となっているため、遮断器が受配電設備の内部に配置されてしまう。つまり、受配電設備の扉が閉じられて、外側から受配電設備の内部が見えない状態においては、保護継電器の表面を見たり、操作したりする時に、受配電設備の扉を開けなければならないという問題があった。
更に別の従来方式(特開昭58−220322号公報参照)では、保護継電器の動作確認試験において、保護継電器が動作した場合に、引外し指令が出て、遮断器が開路動作してしまう構成となっていた。つまり、受配電設備を運転状態で停電せずに保護継電器だけの動作確認をしようとしても、引外し指令が出て、遮断器が開路動作してしまうという問題があった。
また、従来の方式では、保護継電器の動作確認用試験端子が端子台となっており、試験対象器が複数あると、端子台接続の着脱に時間がかかってしまい、試験時間の時間短縮の妨げとなっていた。
前記問題点に鑑み、本発明は、遮断器と変流器と継電器とがそれぞれ別々に取付けて固定されるのに伴って機器の選定および取付けに多大な労力がかかってしまうのを回避すると共に、遮断器と変流器と継電器とが一体化されて受配電設備の内部に配置されるのに伴って受配電設備の操作性が低下してしまうのを回避することができる受配電設備を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、遮断器と、変流器と、継電器とを具備する受配電設備において、前記変流器を前記遮断器に搭載し、前記遮断器および前記変流器とは別個に前記継電器を配置したことを特徴とする受配電設備が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、変流比の異なる複数の巻線を前記変流器に内蔵し、複数のタップを設け、タップ切換えスイッチを前記遮断器に配置したことを特徴とする請求項1に記載の受配電設備が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、前記遮断器と前記継電器とを接続回路によって接続し、前記接続回路を切断するための回路切換えスイッチを前記遮断器に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の受配電設備が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、前記タップ切換えスイッチによって前記変流器の設定が変更された場合には、前記変流器の設定の変更を前記継電器において検知し、前記変流器の設定の変更に連動して前記継電器の設定を変更することを特徴とする請求項2に記載の受配電設備が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、前記継電器の動作確認を行うための試験端子の端子台を設け、前記端子台を複数端子一体形のコネクタにより構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の受配電設備が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、前記タップ切換えスイッチ、前記回路切換えスイッチ、および、前記試験端子を覆うためのカバーを設け、前記カバーを施錠するための錠を設けたことを特徴とする請求項5に記載の受配電設備が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、前記回路切換えスイッチが回路切断状態になっている時には前記カバーを閉めることができないように前記回路切換えスイッチおよび前記カバーを構成したことを特徴とする請求項6に記載の受配電設備が提供される。
請求項8に記載の発明によれば、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、前記試験端子、前記カバー、および、前記錠を前記継電器に配置したことを特徴とする請求項6又は7に記載の受配電設備が提供される。
請求項9に記載の発明によれば、前記遮断器の通電方向の設定するための設定手段を前記継電器に設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の受配電設備が提供される。
請求項10に記載の発明によれば、前記遮断器の通電方向に対して前記変流器の極性が反対になっている場合には、前記継電器の内部において、前記変流器からの電流信号の極性を反転させることを特徴とする請求項9に記載の受配電設備が提供される。
請求項11に記載の発明によれば、前記継電器が、前記変流器からの電流信号の極性を反転させるための選択回路を有することを特徴とする請求項10に記載の受配電設備が提供される。
請求項12に記載の発明によれば、前記遮断器の通電方向と前記変流器の極性が同一の場合には、スイッチによって第1回路を選択して、前記変流器からの信号をそのまま維持し、前記遮断器の通電方向に対して前記変流器の極性が反対になっている場合には、前記スイッチによって第2回路を選択し、オペアンプによって前記変流器からの信号を反転させることを特徴とする請求項11に記載の受配電設備が提供される。
請求項13に記載の発明によれば、前記継電器が、前記変流器からの電流信号の極性を反転させるための演算手段を有することを特徴とする請求項10に記載の受配電設備が提供される。
請求項1に記載の受配電設備では、変流器が遮断器に搭載され、遮断器および変流器とは別個に継電器が配置されている。そのため、遮断器と変流器と継電器とがそれぞれ別々に取付けて固定されるのに伴って機器の選定および取付けに多大な労力がかかってしまうのを回避すると共に、遮断器と変流器と継電器とが一体化されて受配電設備の内部に配置されるのに伴って受配電設備の操作性が低下してしまうのを回避することができる。好ましくは、高圧遮断器に異常電流検出用変流器が搭載され、保護用の過電流継電器または過電流継電器、地絡継電器等と表示用計器、伝送機能などの高圧系統の保護機能として必要な機能を複合化した多機能継電器が別置として組み合わせて使用される。
請求項2に記載の受配電設備では、変流比の異なる複数の巻線が変流器に内蔵され、複数のタップが設けられている。そのため、単一の変流器によって広範囲にわたって異常電流を検出することができる。また、タップ切換えスイッチが設けられているため、変流比を容易に変更することができる。つまり、仕様の異なる複数の変流器の中から最適な仕様の変流器を選定する煩わしさを排除することができる。好ましくは、異常電流の検出範囲が異なる複数の巻線が変流器に内蔵され、単一の変流器によって広範囲にわたって異常電流を検出することができるように複数のタップが設けられ、タップ切換えスイッチが遮断器の正面に配置されている。
請求項3に記載の受配電設備では、遮断器と継電器とを接続する接続回路を切断するための回路切換えスイッチが設けられている。そのため、接続回路を切断することにより、遮断器を動作させることなく継電器の動作確認試験を行うことができる。好ましくは、保護継電器の動作確認試験時に遮断器を動作させたくない場合、遮断器と保護継電器とを接続する接続回路が回路切換えスイッチによって切断される。
請求項4に記載の受配電設備では、変流器の設定が変更された場合には、変流器の設定の変更に連動して継電器の設定が変更される。そのため、変流器の設定と継電器の設定とを別個に変更しなければならない煩わしさを排除することができる。好ましくは、タップ切換えスイッチの操作によって変流器の設定が変更された場合には、変流器の設定の変更が電気信号により保護継電器の内部において検知され、変流器の設定の変更に連動して保護継電器の内部の設定が変更される。
請求項5に記載の受配電設備では、継電器の動作確認を行うための試験端子の端子台が、複数端子一体形のコネクタにより構成されている。そのため、1回の操作で全ての端子を容易に着脱することができ、それにより、試験時の配線作業の時間短縮を図ることができる。
請求項6に記載の受配電設備では、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、および、試験端子を覆うためのカバーが設けられている。そのため、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、および、試験端子が誤って操作されてしまうおそれを低減することができる。更に、そのカバーを施錠するための錠が設けられている。そのため、錠を開錠するための鍵を有する特定の者のみがタップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、および、試験端子を操作できるようにすることができる。好ましくは、カバーは着脱式または開閉式に構成され、錠として例えば南京錠が用いられる。
回路切換えスイッチが回路切断状態になっている時にカバーが閉められて受配電設備の運転が行われると、受配電設備の運転中に例えば事故が起きた場合に、継電器の引外し指令を遮断器に伝達することができず、その結果、遮断器が動作できない事態が生じてしまう点に鑑み、請求項7に記載の受配電設備では、回路切換えスイッチが回路切断状態になっている時にはカバーを閉めることができないように回路切換えスイッチおよびカバーが構成されている。そのため、受配電設備の運転中に継電器の引外し指令を遮断器に伝達することができず、遮断器が動作できない事態が生じてしまうのを回避することができる。好ましくは、回路切換えスイッチが回路切断状態になっている時には、回路切換えスイッチとカバーとが干渉することによりカバーを閉めることができず、受配電設備を運転することができないように回路切換えスイッチおよびカバーが構成されている。
請求項8に記載の受配電設備では、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、試験端子、カバー、および、錠が継電器に配置されている。好ましくは、受配電設備の扉が閉められた状態においてもタップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、試験端子、カバー、および、錠を確認・操作することができるように、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、試験端子、カバー、および、錠が継電器に配置されている。そのため、受配電設備の扉を開けることなく変流器の設定変更、継電器の確認試験を行うことができる。
位相が関係する有効電力、無効電力等を計測指示する場合には、遮断器の通電方向に対して変流器の極性を合わせる必要がある。一方で、CTが遮断器に内蔵されている場合には、変流器の極性を容易に変更できない。また、遮断器の通電方向を固定すると、使用者の配線を複雑化してしまう。これらの点に鑑み、請求項9に記載の受配電設備では、遮断器の通電方向の設定するための設定手段が継電器に設けられている。好ましくは、複合化した多機能継電器が有する指示電気計器機能に、遮断器の通電方向を設定するための機能が追加されている。そのため、遮断器の通電方向に対して変流器の極性を容易に合わせることができる。詳細には、遮断器の構造を複雑化することなく、また、遮断器の通電方向を限定することなく、有効電力、力率、積算有効電力量、積算無効電力量の計測表示を多機能保護継電器により行うことができる。
請求項10〜13に記載の受配電設備では、遮断器の通電方向に対して変流器の極性が反対になっている場合には、継電器の内部において、変流器からの電流信号の極性が反転せしめられる。そのため、継電器の外部において変流器からの電流信号の極性が反転せしめられる場合よりも容易に、遮断器の通電方向に対して変流器の極性を合わせることができる。
請求項10〜13に記載の受配電設備では、好ましくは、変流器からの電流信号の極性を反転させるための選択回路が継電器に設けられており、遮断器の通電方向と変流器の極性が同一の場合には、スイッチによって第1回路が選択され、変流器からの信号がそのまま維持され、遮断器の通電方向に対して変流器の極性が反対になっている場合には、スイッチによって第2回路が選択され、オペアンプによって変流器からの信号が反転せしめられる。
請求項10〜13に記載の受配電設備では、好ましくは、変流器からの電流信号の極性を反転させるための演算手段が継電器に設けられており、例えば遮断器の通電方向と変流器の極性が同一の場合には、式1によって電力が計算され、遮断器の通電方向に対して変流器の極性が反対になっている場合には、変流器からの電流信号を反転させる(180°位相進ませる)ための式2によって電力が計算される。式1および式2において、Eは電力、Vは電圧、Iは電流を示している。
E=V×I×cosθ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式1
E=V×I×cos(θ+180°)=−V×I×cosθ・・・式2
図1は本発明の受配電設備の第1の実施形態を示した左側面図、図2は図1に示した第1の実施形態の受配電設備の扉の内部を示した正面図、図3は図1に示した第1の実施形態の受配電設備の電気回路図である。図1〜図3において、1は遮断器、2は遮断器1に搭載された変流器、3は遮断器1および変流器2とは別個に配置された例えば保護継電器、多機能保護継電器のような継電器である。4は遮断器1と継電器3とを接続するための接続用電線、5は受配電設備、5−1は受配電設備5の扉である。
1−1は遮断器1と継電器3とを接続するために遮断器1の正面に配置された接続用コネクタ、1−2は遮断器1に配置されたタップ切換えスイッチである。1−3は遮断器1と継電器3とを接続する接続回路を切断するために遮断器1に配置された回路切換えスイッチである。1−5は継電器3の動作確認を行うための試験端子の端子台を構成する複数端子一体形の試験用コネクタである。1−6はタップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、および、試験用コネクタ1−5を覆うための開閉式または着脱式のカバーである。1−4はカバー1−6を施錠する南京錠を取付けるための南京錠取付け金具である。1−7は制御用コネクタ、1−8はカバー1−6が遮断器1から外れないようにカバー1−6を固定するための固定ねじである。
1−9は遮断部、1−10は引外しコイル、6は零相変流器、7は零相電圧入力装置、8は変圧器、9は断路器である。
図1に示すように、第1の実施形態の受配電設備5では、変流器2が遮断器1の主回路端子部に固定されている。また、継電器3は、その表面が受配電設備5の扉5−1の外側に露出するように、受配電設備5の扉5−1に取付けて固定されている。そのため、受配電設備5の扉5−1が閉まった状態においても、継電器3の表示部を確認することができ、継電器3の操作部を操作することができる。
図2に示すように、第1の実施形態の受配電設備5では、遮断器1と継電器3とを接続するための接続用コネクタ1−1が、遮断器1の正面に配置されている。また、タップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、南京錠取付け金具1−4、および、試験用コネクタ1−5も遮断器1の正面に配置されており、これらを覆うカバー1−6が遮断器1から外れないように、固定ねじ1−8によってカバー1−6が固定されている。詳細には、南京錠取付け金具1−4のうち、南京錠を取付けるための穴の部分がカバー1−6の外側に突出するように、南京錠取付け金具1−4は構成されている。
図3に示すように、第1の実施形態の受配電設備5では、例えば多機能保護継電器のような継電器3と遮断器1とが電気的に接続され、タップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、試験用コネクタ1−5等が遮断器1に内蔵されている。
上述したように、第1の実施形態の受配電設備5では、変流器2が遮断器1に搭載され、遮断器1および変流器2とは別個に継電器3が配置されている。好ましくは、例えば高圧遮断器のような遮断器1に例えば異常電流検出用変流器のような変流器2が搭載され、保護用の過電流継電器または過電流継電器、地絡継電器等と表示用計器、伝送機能などの高圧系統の保護機能として必要な機能を複合化した多機能継電器が別置として組み合わせて使用される。そのため、従来の方式のように遮断器と変流器と継電器とがそれぞれ別々に取付けて固定されるのに伴って機器の選定および取付けに多大な労力がかかってしまうのを回避すると共に、従来の方式のように遮断器と変流器と継電器とが一体化されて受配電設備の内部に配置されるのに伴って受配電設備の操作性が低下してしまうのを回避することができる。
更に、第1の実施形態の受配電設備5では、変流比の異なる複数の巻線(図示せず)が変流器2に内蔵され、複数のタップが設けられている。そのため、単一の変流器2によって広範囲にわたって異常電流を検出することができる。また、タップ切換えスイッチ1−2が設けられているため、変流比を容易に変更することができる。つまり、従来の方式のように仕様の異なる複数の変流器の中から最適な仕様の変流器を選定する煩わしさを排除することができる。更に、図2に示すように、変流器2のタップ切換えスイッチ1−2が遮断器1の正面に配置されているため、変流比の変更を容易に行うことができる。詳細には、異常電流の検出範囲が異なる複数の巻線が変流器2に内蔵され、単一の変流器2によって広範囲にわたって異常電流を検出することができるように複数のタップが設けられ、図1に示すように、タップ切換えスイッチ1−2が遮断器1の正面に配置されている。
また、第1の実施形態の受配電設備5では、図1に示すように、変流器2を搭載した遮断器1が受配電設備5の扉5−1の内部に配置されているが、扉5−1を閉めた状態においても、表示器(図示せず)を確認することができ、設定ツマミ(図示せず)を操作することができるように、例えば保護継電器のような継電器3が受配電設備5の扉5−1に取付けられている。そのため、操作性が向上せしめられている。
更に、第1の実施形態の受配電設備5では、遮断器1と例えば保護継電器のような継電器3とを接続する接続回路を切断するための回路切換えスイッチ1−3が、遮断器1に設けられている。詳細には、継電器3と遮断器1の操作機構との間に設けられている。好ましくは、例えば保護継電器のような継電器3の動作確認試験時に遮断器1を動作させたくない場合、遮断器1と継電器3とを接続する接続回路が回路切換えスイッチ1−3によって切断される。そのため、接続回路を切断することにより、遮断器1を動作させることなく継電器3の動作確認試験を行うことができる。つまり、継電器3からの動作指令が遮断器1に伝達されないようにすることができる。
また、第1の実施形態の受配電設備5では、変流器2の設定が変更された場合には、変流器2の設定の変更に連動して継電器3の設定が変更される。そのため、従来の方式のように変流器の設定と継電器の設定とを別個に変更しなければならない煩わしさを排除することができる。詳細には、タップ切換えスイッチ1−2の操作によって変流器2の設定が変更された場合には、変流器2の設定の変更が電気信号により例えば保護継電器のような継電器3の内部において検知され、変流器2の設定の変更に連動して継電器3の内部の設定が変更される。
更に、第1の実施形態の受配電設備5では、例えば保護継電器のような継電器3の動作確認を行うための試験端子の端子台が、複数端子一体形の試験用コネクタ1−5により構成されている。そのため、1回の操作で全ての端子を容易に着脱することができ、それにより、試験時の配線作業の時間短縮を図ることができる。
また、第1の実施形態の受配電設備5では、タップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、および、試験用コネクタ1−5を覆うための着脱式または開閉式のカバー1−6が設けられている。そのため、タップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、および、試験用コネクタ1−5が誤って操作されてしまうおそれを低減することができる。更に、そのカバー1−6を施錠するための南京錠(図示せず)が設けられている。そのため、南京錠を開錠するための鍵を有する特定の者のみがタップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、および、試験用コネクタ1−5を操作できるようにすることができる。
更に、第1の実施形態の受配電設備5では、回路切換えスイッチ1−3が回路切断状態になっている時にはカバー1−6を閉めることができないように回路切換えスイッチ1−3およびカバー1−6が構成されている。好ましくは、回路切換えスイッチ1−3が回路切断状態になっている時には、回路切換えスイッチ1−3とカバー1−6とが干渉することによりカバー1−6を閉めることができず、受配電設備5を運転することができないように回路切換えスイッチ1−3およびカバー1−6が構成されている。そのため、受配電設備の運転中に継電器の引外し指令を遮断器に伝達することができず、遮断器が動作できない事態が生じてしまうのを回避することができる。
以下、本発明の受配電設備の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の受配電設備は、後述する点でのみ、上述した第1の実施形態の受配電設備5と異なる。従って、上述した第1の実施形態の受配電設備5とほぼ同様の効果を奏することができる。
上述した第1の実施形態の受配電設備5では、タップ切換えスイッチ1−2、回路切換えスイッチ1−3、試験端子、カバー1−6、および、南京錠が遮断器1に配置されているが、第2の実施形態の受配電設備では、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、試験端子、カバー、および、錠が、代わりに、継電器に配置されている。好ましくは、受配電設備の扉が閉められた状態においてもタップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、試験端子、カバー、および、錠を確認・操作することができるように、タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、試験端子、カバー、および、錠が継電器に配置されている。そのため、受配電設備の扉を開けることなく変流器の設定変更、継電器の確認試験を行うことができる。
以下、本発明の受配電設備の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の受配電設備は、後述する点でのみ、上述した第1の実施形態の受配電設備5と異なる。従って、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の受配電設備5とほぼ同様の効果を奏することができる。
図4および図5は第3の実施形態の受配電設備の電気回路図である。詳細には、図4は遮断器の通電方向と変流器の極性が合っている場合における接続図を示しており、図5は遮断器の通電方向と変流器の極性が合っていない場合における接続図を示している。図4および図5において、図1〜図3に示した参照番号と同一の参照番号は、図1〜図3に示した部品または部分と同一の部品または部分を示しており、10は主回路を示している。
第3の実施形態の受配電設備では、遮断器1の通電方向を設定するための設定手段が継電器3に設けられており、図5に示したように遮断器1の通電方向に対して変流器2の極性が反対になっている場合には、継電器3の内部において、変流器2からの電流信号の極性が反転せしめられる。
詳細には、第3の実施形態の受配電設備では、遮断器1の通電方向を設定するための設定手段として、変流器2からの電流信号の極性を反転させるための選択回路が、継電器3に設けられている。
図6は変流器からの電流信号の極性を反転させるための選択回路を示した図である。第3の実施形態の受配電設備では、図6に示すように、遮断器1の通電方向と変流器2の極性が同一の場合には、スイッチSW1によって第1回路11が選択され、変流器2からの信号がそのまま維持される。一方、遮断器1の通電方向に対して変流器2の極性が反対になっている場合には、スイッチSW1によって第2回路12が選択され、オペアンプOP1によって変流器2からの信号が反転せしめられる。
第3の実施形態の受配電設備では、上述したように、遮断器1の通電方向の設定するための設定手段が継電器3に設けられており、複合化した多機能継電器3が有する指示電気計器機能に、遮断器1の通電方向を設定するための機能が追加されている。そのため、遮断器1の通電方向に対して変流器2の極性を容易に合わせることができる。詳細には、遮断器1の構造を複雑化することなく、また、遮断器1の通電方向を限定することなく、有効電力、力率、積算有効電力量、積算無効電力量の計測表示を多機能保護継電器3により行うことができる。
更に、第3の実施形態の受配電設備では、上述したように、図5に示したように遮断器1の通電方向に対して変流器2の極性が反対になっている場合には、図6に示したように、継電器3の内部において、変流器2からの電流信号の極性が反転せしめられる。そのため、継電器の外部において変流器からの電流信号の極性が反転せしめられる場合よりも容易に、遮断器1の通電方向に対して変流器2の極性を合わせることができる。
以下、本発明の受配電設備の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態の受配電設備は、後述する点でのみ、上述した第3の実施形態の受配電設備と異なる。従って、上述した第3の実施形態の受配電設備とほぼ同様の効果を奏することができる。
第3の実施形態の受配電設備では、変流器からの電流信号の極性を反転させるために図6に示したような選択回路が設けられているが、第4の実施形態の受配電設備では、代わりに、変流器からの電流信号の極性を反転させるために下記の演算が行われる。
詳細には、第4の実施形態の受配電設備では、図4に示したように遮断器1の通電方向と変流器2の極性が同一の場合に、式(E=V×I×cosθ)によって電力が計算される。一方、図5に示したように遮断器1の通電方向に対して変流器2の極性が反対になっている場合には、変流器2からの電流信号を反転させる(180°位相進ませる)ための式(E=V×I×cos(θ+180°)=−V×I×cosθ)によって電力が計算される。これらの式において、Eは電力、Vは電圧、Iは電流を示している。
本発明の受配電設備の第1の実施形態を示した左側面図である。 図1に示した第1の実施形態の受配電設備の扉の内部を示した正面図である。 図1に示した第1の実施形態の受配電設備の電気回路図である。 第3の実施形態の受配電設備の電気回路図である。 第3の実施形態の受配電設備の電気回路図である。 変流器からの電流信号の極性を反転させるための選択回路を示した図である。
符号の説明
1 遮断器
1−1 接続用コネクタ
1−2 タップ切換えスイッチ
1−3 回路切換えスイッチ
1−4 南京錠取付け金具
1−5 試験用コネクタ
1−6 カバー
1−7 制御用コネクタ
1−8 固定ねじ
1−9 遮断部
1−10 引外しコイル
2 変流器
3 継電器
4 接続用電線
5 受配電設備
5−1 扉
6 零相変流器
7 零相電圧入力装置
8 変圧器
9 断路器

Claims (13)

  1. 遮断器と、変流器と、継電器とを具備する受配電設備において、前記変流器を前記遮断器に搭載し、前記遮断器および前記変流器とは別個に前記継電器を配置したことを特徴とする受配電設備。
  2. 変流比の異なる複数の巻線を前記変流器に内蔵し、複数のタップを設け、タップ切換えスイッチを前記遮断器に配置したことを特徴とする請求項1に記載の受配電設備。
  3. 前記遮断器と前記継電器とを接続回路によって接続し、前記接続回路を切断するための回路切換えスイッチを前記遮断器に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の受配電設備。
  4. 前記タップ切換えスイッチによって前記変流器の設定が変更された場合には、前記変流器の設定の変更を前記継電器において検知し、前記変流器の設定の変更に連動して前記継電器の設定を変更することを特徴とする請求項2に記載の受配電設備。
  5. 前記継電器の動作確認を行うための試験端子の端子台を設け、前記端子台を複数端子一体形のコネクタにより構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の受配電設備。
  6. 前記タップ切換えスイッチ、前記回路切換えスイッチ、および、前記試験端子を覆うためのカバーを設け、前記カバーを施錠するための錠を設けたことを特徴とする請求項5に記載の受配電設備。
  7. 前記回路切換えスイッチが回路切断状態になっている時には前記カバーを閉めることができないように前記回路切換えスイッチおよび前記カバーを構成したことを特徴とする請求項6に記載の受配電設備。
  8. タップ切換えスイッチ、回路切換えスイッチ、前記試験端子、前記カバー、および、前記錠を前記継電器に配置したことを特徴とする請求項6又は7に記載の受配電設備。
  9. 前記遮断器の通電方向の設定するための設定手段を前記継電器に設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の受配電設備。
  10. 前記遮断器の通電方向に対して前記変流器の極性が反対になっている場合には、前記継電器の内部において、前記変流器からの電流信号の極性を反転させることを特徴とする請求項9に記載の受配電設備。
  11. 前記継電器が、前記変流器からの電流信号の極性を反転させるための選択回路を有することを特徴とする請求項10に記載の受配電設備。
  12. 前記遮断器の通電方向と前記変流器の極性が同一の場合には、スイッチによって第1回路を選択して、前記変流器からの信号をそのまま維持し、前記遮断器の通電方向に対して前記変流器の極性が反対になっている場合には、前記スイッチによって第2回路を選択し、オペアンプによって前記変流器からの信号を反転させることを特徴とする請求項11に記載の受配電設備。
  13. 前記継電器が、前記変流器からの電流信号の極性を反転させるための演算手段を有することを特徴とする請求項10に記載の受配電設備。
JP2004231878A 2003-12-25 2004-08-09 受配電設備 Active JP4543421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004231878A JP4543421B2 (ja) 2003-12-25 2004-08-09 受配電設備

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429886 2003-12-25
JP2004231878A JP4543421B2 (ja) 2003-12-25 2004-08-09 受配電設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005210880A true JP2005210880A (ja) 2005-08-04
JP4543421B2 JP4543421B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=34914120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004231878A Active JP4543421B2 (ja) 2003-12-25 2004-08-09 受配電設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4543421B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101001004B (zh) * 2006-01-11 2010-12-15 上海大佳电器有限公司 用于电压控制柜的操作电源小车
JP2019183628A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 文化シヤッター株式会社 開閉装置の電源切替装置
JP2021071412A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 日新電機株式会社 試験器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210721A (ja) * 1990-01-13 1991-09-13 Fuji Electric Co Ltd 真空しゃ断装置
JPH0581998A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fuji Electric Co Ltd 遮断器装置
JPH0711813U (ja) * 1993-07-14 1995-02-21 株式会社高岳製作所 金属閉鎖形スイッチギヤ
JPH07193921A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2001177927A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Nishishiba Electric Co Ltd 配電盤
JP2003189422A (ja) * 2001-12-21 2003-07-04 Mitsubishi Electric Corp 配電盤用開閉器ユニット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210721A (ja) * 1990-01-13 1991-09-13 Fuji Electric Co Ltd 真空しゃ断装置
JPH0581998A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fuji Electric Co Ltd 遮断器装置
JPH0711813U (ja) * 1993-07-14 1995-02-21 株式会社高岳製作所 金属閉鎖形スイッチギヤ
JPH07193921A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2001177927A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Nishishiba Electric Co Ltd 配電盤
JP2003189422A (ja) * 2001-12-21 2003-07-04 Mitsubishi Electric Corp 配電盤用開閉器ユニット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101001004B (zh) * 2006-01-11 2010-12-15 上海大佳电器有限公司 用于电压控制柜的操作电源小车
JP2019183628A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 文化シヤッター株式会社 開閉装置の電源切替装置
JP7303000B2 (ja) 2018-04-03 2023-07-04 文化シヤッター株式会社 開閉装置の電源切替装置
JP2021071412A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 日新電機株式会社 試験器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4543421B2 (ja) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI435355B (zh) Vacuum insulated switch drive
JP4268991B2 (ja) 真空絶縁スイッチギヤ
KR101449706B1 (ko) 실시간 구간별 선로이상 및 고조파, 접지저항값을 측정 감지하여 이상 발생에 따른 차단, 복구기능을 갖는 수배전반
US10027204B2 (en) Method of connecting and disconnecting power to loads and a switching apparatus employing same
JP4543421B2 (ja) 受配電設備
KR20040053755A (ko) 누전 차단기
US7302752B2 (en) Method of manufacturing an extended test switch
AU712637B2 (en) Connector for consumer networks
GB2466941A (en) Consumer unit for housing residual current devices and miniature circuit breakers
KR101168257B1 (ko) 전자석 엑츄레이터를 탑재한 전자식 배선용 차단기
JP2003100193A (ja) 回路遮断装置
JP2021048771A (ja) 分電盤
JP2008253138A (ja) スイッチギヤ接続回路及びこれを用いたスイッチギヤ
KR100365653B1 (ko) 저압 기중차단기
JP6986783B2 (ja) 分電盤
JP7306041B2 (ja) 制御盤
JP6792887B2 (ja) 分電盤
JP6792886B2 (ja) 分電盤
RU2189680C2 (ru) Комплектное распределительное устройство
JP6924505B2 (ja) 分電盤
JP2005086961A (ja) 分電盤に用いる接続バーユニットと該接続バーユニットを備えた分電盤
JP2011193558A (ja) スイッチギヤ及びスイッチギヤの連動試験方法
JP2000149758A (ja) 漏電検出装置
JP2002354617A (ja) 複合型ガス絶縁開閉装置
JPH10261358A (ja) 漏電遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070515

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081117

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081118

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4543421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250