JPH0581998A - 遮断器装置 - Google Patents
遮断器装置Info
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- JPH0581998A JPH0581998A JP23845091A JP23845091A JPH0581998A JP H0581998 A JPH0581998 A JP H0581998A JP 23845091 A JP23845091 A JP 23845091A JP 23845091 A JP23845091 A JP 23845091A JP H0581998 A JPH0581998 A JP H0581998A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】主電気回路に直列に接続される遮断器と、前記
主電気回路の電流を検出する電流検出手段と、過電流継
電器と、装置前面に設けられた操作パネルとからなる遮
断器装置において、動作電流測定の場合に、遮断器開極
時刻測定のために必要とされた、例えばキュービクルの
裏側に回り込んでの遮断器の主接点あるいは補助接点へ
の配線作業を不要とする。 【構成】操作パネルに、電流検出手段の出力側切り離し
用の切換スイッチの操作用ダイアル (一次電流整定用ダ
イアルのテスト位置) と、過電流継電器に等価な試験電
流を流すことのできる試験用端子と、遮断器の補助接点
に接続された補助接点端子とを設ける。
主電気回路の電流を検出する電流検出手段と、過電流継
電器と、装置前面に設けられた操作パネルとからなる遮
断器装置において、動作電流測定の場合に、遮断器開極
時刻測定のために必要とされた、例えばキュービクルの
裏側に回り込んでの遮断器の主接点あるいは補助接点へ
の配線作業を不要とする。 【構成】操作パネルに、電流検出手段の出力側切り離し
用の切換スイッチの操作用ダイアル (一次電流整定用ダ
イアルのテスト位置) と、過電流継電器に等価な試験電
流を流すことのできる試験用端子と、遮断器の補助接点
に接続された補助接点端子とを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主電気回路に直列に接続
される遮断器と、前記主電気回路の電流を検出する電流
検出手段と、前記電流検出手段の出力側に接続され前記
主電気回路の電流が設定値を越えると信号を出力し前記
遮断器をトリップさせる過電流継電器とからなる遮断器
装置に関する。
される遮断器と、前記主電気回路の電流を検出する電流
検出手段と、前記電流検出手段の出力側に接続され前記
主電気回路の電流が設定値を越えると信号を出力し前記
遮断器をトリップさせる過電流継電器とからなる遮断器
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の遮断器装置の一例を示す操
作パネルの正面図を含む回路図であり、３相の主電気回
路１に直列に接続される遮断器、例えば真空遮断器５２
と、前記３相の主電気回路１の電流を検出する電流検出
手段、例えばこの主電気回路１にＶ接続された二次タッ
プ付の変流器ＣＴ１, ＣＴ２とを備え、これら変流器Ｃ
Ｔ１, ＣＴ２の二次側に、切換スイッチ２および過電流
継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２を介して前記真空遮断器５２
の引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２がそれぞれ接続さ
れ、かつこれら引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２に並列
に前記過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２のｂ接点 (過電
流継電器が動作で開, 不動作で閉の接点) ＯＣＲｂ１,
ＯＣＲｂ２がそれぞれ接続される。
作パネルの正面図を含む回路図であり、３相の主電気回
路１に直列に接続される遮断器、例えば真空遮断器５２
と、前記３相の主電気回路１の電流を検出する電流検出
手段、例えばこの主電気回路１にＶ接続された二次タッ
プ付の変流器ＣＴ１, ＣＴ２とを備え、これら変流器Ｃ
Ｔ１, ＣＴ２の二次側に、切換スイッチ２および過電流
継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２を介して前記真空遮断器５２
の引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２がそれぞれ接続さ
れ、かつこれら引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２に並列
に前記過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２のｂ接点 (過電
流継電器が動作で開, 不動作で閉の接点) ＯＣＲｂ１,
ＯＣＲｂ２がそれぞれ接続される。
【０００３】真空遮断器５２が図示しない投入機構によ
り投入されると、変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次側には主
電気回路１の電流に比例した電流が流れ、これら変流器
ＣＴ１, ＣＴ２の二次電流は過電流継電器ＯＣＲ１,Ｏ
ＣＲ２を通して遮断器５２の引外しコイル５２Ｔ１, ５
２Ｔ２にそれぞれ加えられる。主電気回路１の電流値が
設定値以下の場合これら過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ
２は不動作の状態にあり、これらのｂ接点ＯＣＲｂ１,
ＯＣＲｂ２は閉じられているので引外しコイル５２Ｔ
１, ５２Ｔ２は短絡され、変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次
電流は過電流継電器のｂ接点ＯＣＲｂ１, ＯＣＲｂ２に
バイパスして流れ、遮断器５２は動作せず投入状態が継
続される。
り投入されると、変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次側には主
電気回路１の電流に比例した電流が流れ、これら変流器
ＣＴ１, ＣＴ２の二次電流は過電流継電器ＯＣＲ１,Ｏ
ＣＲ２を通して遮断器５２の引外しコイル５２Ｔ１, ５
２Ｔ２にそれぞれ加えられる。主電気回路１の電流値が
設定値以下の場合これら過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ
２は不動作の状態にあり、これらのｂ接点ＯＣＲｂ１,
ＯＣＲｂ２は閉じられているので引外しコイル５２Ｔ
１, ５２Ｔ２は短絡され、変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次
電流は過電流継電器のｂ接点ＯＣＲｂ１, ＯＣＲｂ２に
バイパスして流れ、遮断器５２は動作せず投入状態が継
続される。
【０００４】ここで、主電気回路１の電流が増加すると
変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次電流は増加し、主電気回路
１の電流値が設定値を越えると過電流継電器ＯＣＲ１,
ＯＣＲ２が動作して、これらｂ接点ＯＣＲｂ１, ＯＣＲ
ｂ２が開く。これらｂ接点ＯＣＲｂ１, ＯＣＲｂ２が開
くと引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２の短絡は解除され
て、これら引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２に変流器Ｃ
Ｔ１, ＣＴ２の二次電流が流れ、遮断器５２はトリップ
する。
変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次電流は増加し、主電気回路
１の電流値が設定値を越えると過電流継電器ＯＣＲ１,
ＯＣＲ２が動作して、これらｂ接点ＯＣＲｂ１, ＯＣＲ
ｂ２が開く。これらｂ接点ＯＣＲｂ１, ＯＣＲｂ２が開
くと引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２の短絡は解除され
て、これら引外しコイル５２Ｔ１, ５２Ｔ２に変流器Ｃ
Ｔ１, ＣＴ２の二次電流が流れ、遮断器５２はトリップ
する。
【０００５】真空遮断器を用いた遮断器装置では、真空
遮断器, 変流器, 保護継電器が絶縁フレームに一体に組
み立てられ、装置の前面に操作パネルが設けられること
が多い。３は装置の前面に設けられた操作パネルで、一
次電流整定用ダイアル４, 限時整定用ダイアル５, 瞬時
整定用ダイアル６, 動作整定用ダイアル７, 始動表示用
ＬＥＤ (発光ダイオード) ８, および試験用端子９が設
けられている。一次電流整定用ダイアル４は切換スイッ
チ２に連結され、このダイアルを動かすことにより変流
器ＣＴ１, ＣＴ２の二次タップを切換え、これら変流器
ＣＴ１, ＣＴ２の一次電流の整定を行うもので、例えば
変流器の一次電流を２０Ａ,５０Ａ, １００Ａに整定す
ることができる。また、このダイアルにはテストの位置
が設けられており、ダイアルをこの位置におくと、変流
器ＣＴ１,ＣＴ２の二次側は切り離され、試験用端子９
からこれら変流器ＣＴ１, ＣＴ２に等価な試験用電流を
流すことができる。前記試験用端子９は端子Ｃ１, Ｃ
２, ＣＯＭから構成され、端子Ｃ１はＶ接続された変流
器ＣＴ１の例えば正極端子に，端子Ｃ２は変流器ＣＴ２
の正極端子に，端子ＣＯＭは共通に接続された変流器Ｃ
Ｔ１, ＣＴ２の負極端子にそれぞれ接続されている。限
時整定ダイアル５は過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２に
連結され、限時動作における動作電流を整定するもの
で、例えば0.８,1.０, 1.２, 1.４, 1.６の倍率値が設
けられており、この限時整定ダイアル５の各倍率値と前
記一次電流整定ダイアル４の各一次電流値との積によっ
て幾つかの動作電流値が整定できる。瞬時整定ダイアル
６は過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２に連結され、瞬時
動作における動作電流を整定するもので、例えば５, 7.
５,１０, １５, ２０の倍率値が設けられており、この
瞬時整定ダイアル６の各倍率値と前記一次電流整定ダイ
アル４の各一次電流値との積によって幾つかの動作電流
値が整定できる。動作時間整定ダイアル７は過電流継電
器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２に連結され、限時動作における動
作時間を整定するもので、真空遮断器５２に接続される
負荷の特性に対応する幾つかの動作モードが設けられて
おり、これらの中から適当な動作モードを選択すること
によって、例えば0.０５〜0.９秒の動作時間が整定でき
る。始動表示用ＬＥＤ８は過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣ
Ｒ２に連結され、これら過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ
２が動作すると点灯する。
遮断器, 変流器, 保護継電器が絶縁フレームに一体に組
み立てられ、装置の前面に操作パネルが設けられること
が多い。３は装置の前面に設けられた操作パネルで、一
次電流整定用ダイアル４, 限時整定用ダイアル５, 瞬時
整定用ダイアル６, 動作整定用ダイアル７, 始動表示用
ＬＥＤ (発光ダイオード) ８, および試験用端子９が設
けられている。一次電流整定用ダイアル４は切換スイッ
チ２に連結され、このダイアルを動かすことにより変流
器ＣＴ１, ＣＴ２の二次タップを切換え、これら変流器
ＣＴ１, ＣＴ２の一次電流の整定を行うもので、例えば
変流器の一次電流を２０Ａ,５０Ａ, １００Ａに整定す
ることができる。また、このダイアルにはテストの位置
が設けられており、ダイアルをこの位置におくと、変流
器ＣＴ１,ＣＴ２の二次側は切り離され、試験用端子９
からこれら変流器ＣＴ１, ＣＴ２に等価な試験用電流を
流すことができる。前記試験用端子９は端子Ｃ１, Ｃ
２, ＣＯＭから構成され、端子Ｃ１はＶ接続された変流
器ＣＴ１の例えば正極端子に，端子Ｃ２は変流器ＣＴ２
の正極端子に，端子ＣＯＭは共通に接続された変流器Ｃ
Ｔ１, ＣＴ２の負極端子にそれぞれ接続されている。限
時整定ダイアル５は過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２に
連結され、限時動作における動作電流を整定するもの
で、例えば0.８,1.０, 1.２, 1.４, 1.６の倍率値が設
けられており、この限時整定ダイアル５の各倍率値と前
記一次電流整定ダイアル４の各一次電流値との積によっ
て幾つかの動作電流値が整定できる。瞬時整定ダイアル
６は過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２に連結され、瞬時
動作における動作電流を整定するもので、例えば５, 7.
５,１０, １５, ２０の倍率値が設けられており、この
瞬時整定ダイアル６の各倍率値と前記一次電流整定ダイ
アル４の各一次電流値との積によって幾つかの動作電流
値が整定できる。動作時間整定ダイアル７は過電流継電
器ＯＣＲ１, ＯＣＲ２に連結され、限時動作における動
作時間を整定するもので、真空遮断器５２に接続される
負荷の特性に対応する幾つかの動作モードが設けられて
おり、これらの中から適当な動作モードを選択すること
によって、例えば0.０５〜0.９秒の動作時間が整定でき
る。始動表示用ＬＥＤ８は過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣ
Ｒ２に連結され、これら過電流継電器ＯＣＲ１, ＯＣＲ
２が動作すると点灯する。
【０００６】この遮断器装置で、始動電流の測定および
動作時間の測定を行う場合には、次のようにして行う。
まず、始動電流の測定は一次電流整定用ダイアル４をテ
ストの位置に合わせて変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次側を
切り離し、試験用端子９から試験電流を流し、この試験
電流を序々に大きくして始動表示用ＬＥＤ８が点灯した
ときの電流値を読み取るようにする。また動作時間の測
定は試験用端子９に所定電流値の試験電流を流し、この
試験電流を流してから真空遮断器５２が開極するまでの
時間を測定してこの測定値から真空遮断器５２の開極時
間を差し引いて求める。この場合、真空遮断器５２の開
極時刻は真空遮断器５２の主接点か、あるいは補助接点
５２ａの開閉時刻から求めるようにする。
動作時間の測定を行う場合には、次のようにして行う。
まず、始動電流の測定は一次電流整定用ダイアル４をテ
ストの位置に合わせて変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次側を
切り離し、試験用端子９から試験電流を流し、この試験
電流を序々に大きくして始動表示用ＬＥＤ８が点灯した
ときの電流値を読み取るようにする。また動作時間の測
定は試験用端子９に所定電流値の試験電流を流し、この
試験電流を流してから真空遮断器５２が開極するまでの
時間を測定してこの測定値から真空遮断器５２の開極時
間を差し引いて求める。この場合、真空遮断器５２の開
極時刻は真空遮断器５２の主接点か、あるいは補助接点
５２ａの開閉時刻から求めるようにする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前述の遮断器装置で
は、動作時間の測定を行う場合、真空遮断器の開極時刻
を測定するために真空遮断器の主接点あるいは補助接点
に配線を行うことが必要とされる。通常真空遮断器を用
いた遮断器装置は絶縁フレームに一体に組み立てられて
おり、動作電流の測定はこの一体に組み立てられた遮断
器装置がキュービクルのパネル面に取り付けられた状態
で行われることが多い。このため前記の配線作業はキュ
ービクルのパネルの裏に回り込んで行う必要があり測定
工数がかかる問題がある。
は、動作時間の測定を行う場合、真空遮断器の開極時刻
を測定するために真空遮断器の主接点あるいは補助接点
に配線を行うことが必要とされる。通常真空遮断器を用
いた遮断器装置は絶縁フレームに一体に組み立てられて
おり、動作電流の測定はこの一体に組み立てられた遮断
器装置がキュービクルのパネル面に取り付けられた状態
で行われることが多い。このため前記の配線作業はキュ
ービクルのパネルの裏に回り込んで行う必要があり測定
工数がかかる問題がある。
【０００８】本発明の目的は、遮断器装置の動作時間の
測定の場合に遮断器の主接点あるいは補助接点への配線
作業を不要とした遮断器装置を提供することにある。
測定の場合に遮断器の主接点あるいは補助接点への配線
作業を不要とした遮断器装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明の遮断器装置は主電気回路に直列に接続さ
れる遮断器と、前記主電気回路の電流を検出する電流検
出手段と、この電流検出手段の出力側に接続され前記主
電気回路の電流が設定値を越えると信号を前記遮断器の
引外しコイルに出力しこの遮断器をトリップさせる過電
流継電器と、この過電流継電器と前記電流検出手段の間
に設けられた前記電流検出手段の出力側切り離し用の切
換スイッチと、この切換スイッチの操作用ダイアルと前
記電流検出手段の出力側が切り離された状態でこの電流
検出手段の出力と等価な試験電流を過電流継電器に流す
ことのできる試験用端子と前記遮断器の補助接点に接続
された補助接点端子とが設けられた操作パネルとからな
るようにする。
めに、本発明の遮断器装置は主電気回路に直列に接続さ
れる遮断器と、前記主電気回路の電流を検出する電流検
出手段と、この電流検出手段の出力側に接続され前記主
電気回路の電流が設定値を越えると信号を前記遮断器の
引外しコイルに出力しこの遮断器をトリップさせる過電
流継電器と、この過電流継電器と前記電流検出手段の間
に設けられた前記電流検出手段の出力側切り離し用の切
換スイッチと、この切換スイッチの操作用ダイアルと前
記電流検出手段の出力側が切り離された状態でこの電流
検出手段の出力と等価な試験電流を過電流継電器に流す
ことのできる試験用端子と前記遮断器の補助接点に接続
された補助接点端子とが設けられた操作パネルとからな
るようにする。
【００１０】
【作用】本発明の遮断器装置では、装置前面の操作パネ
ルに、変流器ＣＴ１,ＣＴ２を切り離す操作用ダイアル
と、変流器が切り離された状態で変流器と等価な試験電
流を流すことのできる試験用端子と、遮断器の補助接点
に接続された補助接点端子を設けたので、動作電流の測
定の場合、この補助接点端子を遮断器の開極時刻の測定
に用いることにより、例えばキュービクルのパネルの裏
に回り込んでの主接点あるいは補助接点への配線作業は
不要となる。
ルに、変流器ＣＴ１,ＣＴ２を切り離す操作用ダイアル
と、変流器が切り離された状態で変流器と等価な試験電
流を流すことのできる試験用端子と、遮断器の補助接点
に接続された補助接点端子を設けたので、動作電流の測
定の場合、この補助接点端子を遮断器の開極時刻の測定
に用いることにより、例えばキュービクルのパネルの裏
に回り込んでの主接点あるいは補助接点への配線作業は
不要となる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の遮断器装置の一実施例を示す
操作パネルの正面図を含む回路図であり、図１に示す本
発明の遮断器装置が、図２に示す従来の遮断器装置と異
なる点は、操作パネル３に真空遮断器５２の補助接点５
２ａに接続された補助接点端子１０が設けられた点にあ
る。
操作パネルの正面図を含む回路図であり、図１に示す本
発明の遮断器装置が、図２に示す従来の遮断器装置と異
なる点は、操作パネル３に真空遮断器５２の補助接点５
２ａに接続された補助接点端子１０が設けられた点にあ
る。
【００１２】本遮断器装置では、動作電流の測定を行う
場合は、一次電流整定用ダイアル４をテストの位置に合
わせて変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次側を切り離し、試験
用端子９から所定電流値の試験電流を流し、試験電流を
流してから真空遮断器５２が開極するまでの時間を操作
パネル３に設けられた補助接点端子１０から得られる真
空遮断器５２の補助接点５２ａの開閉時刻によって測定
し、この測定値から真空遮断器５２の開極時間を差し引
いて求める。
場合は、一次電流整定用ダイアル４をテストの位置に合
わせて変流器ＣＴ１, ＣＴ２の二次側を切り離し、試験
用端子９から所定電流値の試験電流を流し、試験電流を
流してから真空遮断器５２が開極するまでの時間を操作
パネル３に設けられた補助接点端子１０から得られる真
空遮断器５２の補助接点５２ａの開閉時刻によって測定
し、この測定値から真空遮断器５２の開極時間を差し引
いて求める。
【００１３】真空遮断器を用いた遮断器装置では、通常
真空遮断器，変流器，保護継電器が絶縁フレームに一体
に組み立てられており、動作電流の測定はこの一体に組
み立てられた遮断器装置がキュービクルのパネル面に取
り付けられた状態で行われることが多い。このため従来
は真空遮断器５２の開極時間測定のためにキュービクル
の裏側に回り込んで真空遮断器５２の主接点あるいは補
助接点への配線作業が必要とされたが、本発明によりこ
の配線作業は不要となり動作時間の測定が著しく簡素化
される。
真空遮断器，変流器，保護継電器が絶縁フレームに一体
に組み立てられており、動作電流の測定はこの一体に組
み立てられた遮断器装置がキュービクルのパネル面に取
り付けられた状態で行われることが多い。このため従来
は真空遮断器５２の開極時間測定のためにキュービクル
の裏側に回り込んで真空遮断器５２の主接点あるいは補
助接点への配線作業が必要とされたが、本発明によりこ
の配線作業は不要となり動作時間の測定が著しく簡素化
される。
【００１４】
【発明の効果】本発明の遮断器装置では、装置前面の操
作パネルに、変流器ＣＴ１, ＣＴ２を切り離す操作用ダ
イアルと、変流器が切り離された状態で変流器と等価な
試験電流をながすことのできる試験用端子と、遮断器の
補助接点に接続された補助接点端子を設けたので、動作
電流の測定の場合、この補助接点端子を遮断器の開極時
刻の測定に用いることにより、例えばキュービクルのパ
ネルの裏に回り込んでの主接点あるいは補助接点への配
線作業は不要となり、動作時間の測定が著しく簡素化さ
れ測定工数が低減する。
作パネルに、変流器ＣＴ１, ＣＴ２を切り離す操作用ダ
イアルと、変流器が切り離された状態で変流器と等価な
試験電流をながすことのできる試験用端子と、遮断器の
補助接点に接続された補助接点端子を設けたので、動作
電流の測定の場合、この補助接点端子を遮断器の開極時
刻の測定に用いることにより、例えばキュービクルのパ
ネルの裏に回り込んでの主接点あるいは補助接点への配
線作業は不要となり、動作時間の測定が著しく簡素化さ
れ測定工数が低減する。
【図１】本発明の遮断器装置の一実施例を示す操作パネ
ルの正面図を含む回路図
ルの正面図を含む回路図
【図２】従来の遮断器装置の一例を示す操作パネルの正
面図を含む回路図
面図を含む回路図
１ 主電気回路 ２ 切換スイッチ ３ 操作パネル ４ 一次電流整定用ダイアル（切換スイッチ２の操作
用ダイアル） ９ 試験用端子 １０ 補助接点端子 ５２ 真空遮断器（遮断器） ５２Ｔ１ 引外しコイル（真空遮断器５２の） ５２Ｔ２ 引外しコイル（真空遮断器５２の） ５２ａ 補助接点（真空遮断器５２の） ＣＴ１ 変流器（電流検出手段） ＣＴ２ 変流器（電流検出手段） ＯＣＲ１ 過電流継電器 ＯＣＲ２ 過電流継電器
用ダイアル） ９ 試験用端子 １０ 補助接点端子 ５２ 真空遮断器（遮断器） ５２Ｔ１ 引外しコイル（真空遮断器５２の） ５２Ｔ２ 引外しコイル（真空遮断器５２の） ５２ａ 補助接点（真空遮断器５２の） ＣＴ１ 変流器（電流検出手段） ＣＴ２ 変流器（電流検出手段） ＯＣＲ１ 過電流継電器 ＯＣＲ２ 過電流継電器
Claims (3)
- 【請求項１】主電気回路に直列に接続される遮断器と、
前記主電気回路の電流を検出する電流検出手段と、この
電流検出手段の出力側に接続され前記主電気回路の電流
が設定値を越えると信号を前記遮断器の引外しコイルに
出力しこの遮断器をトリップさせる過電流継電器と、こ
の過電流継電器と前記電流検出手段の間に設けられた前
記電流検出手段の出力側切り離し用の切換スイッチと、
この切換スイッチの操作用ダイアルと前記電流検出手段
の出力側が切り離された状態でこの電流検出手段の出力
と等価な試験電流を過電流継電器に流すことのできる試
験用端子と前記遮断器の補助接点に接続された補助接点
端子とが設けられた操作パネルとからなることを特徴と
する遮断器装置。 - 【請求項２】請求項１記載の遮断器装置において、遮断
器と電流検出手段と過電流継電器とが一体として組み立
てられ、その前面に操作パネルが設けられていることを
特徴とする遮断器装置。 - 【請求項３】請求項１あるいは２記載の遮断器装置にお
いて、遮断器は真空遮断器からなることを特徴とする遮
断器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23845091A JPH0581998A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 遮断器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23845091A JPH0581998A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 遮断器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581998A true JPH0581998A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17030403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23845091A Pending JPH0581998A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 遮断器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0581998A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005210880A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-08-04 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 受配電設備 |
| JP2014023202A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 直流電源装置 |
| JP2021071412A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 日新電機株式会社 | 試験器 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23845091A patent/JPH0581998A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005210880A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-08-04 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 受配電設備 |
| JP4543421B2 (ja) * | 2003-12-25 | 2010-09-15 | 富士電機機器制御株式会社 | 受配電設備 |
| JP2014023202A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 直流電源装置 |
| JP2021071412A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 日新電機株式会社 | 試験器 |
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