JP2005210731A - 複数の画素からハーフトーンを生成する方法ハーフトーン処理方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハーフトーン処理方法であるAM方法及びFM方法の両方を利用することができるプリント方法及びシステムを提供する。
【解決手段】 複数の画素からハーフトーンを生成する方法において、画素強度に従ってドット密度を変えるステップ(54)と、画素強度に従ってドットクラスタのサイズを制御するステップ(56)と、画素強度に従ってドットサイズを変えるステップ(58)とを含む。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ハーフトーン処理方法及びシステムに関し、さらに詳しくは、複数の画素からハーフトーンを生成する方法ハーフトーン処理方法及びシステムに関する。
デジタル画像は、一般に、画素(ピクセル;pixel)と呼ばれる画像要素(picture element)のマトリクスとして表すことができる。各画素は、対応する強度値(intensity value)を有する。8ビットの「連続階調」グレースケール画像の場合、その値は、0から255まで変化することができる。ここで、0は白を表し、255は黒を表し、中間の値は種々のレベルのグレーを表す。
デジタル画像は、プリントすることができるようになる前に処理しなければならない。従来の白黒レーザプリンタは、ドットのクラスタを紙又は他の媒体のシート上の選択された位置に配置することによって、そのシート上に画像を形成する。プリンタは、連続階調をプリントすることができないため(それがグレースケール画像における多くのグレーの色調であるか、或いはカラー写真における多数の色であるかに係らず)、デジタル画像をハーフトーンに変換しなければならない。このプロセスをハーフトーン処理又はディザ処理と呼ぶ。
従来のハーフトーン処理方法は、プリントされたドットのサイズ又はページ上のドットの相対密度を変化させる。これらの2つの手法は、通信で使用される振幅変調(AM)又は周波数変調(FM)に類似している。例えば、白黒の連続階調写真は、多数のグレーの色調を含む可能性がある。プリントされる時には、これらのグレーの色調は、元の画像の連続階調をシミュレートする黒のドットのパターンに変換される。簡単に言えば、明るいグレーの色調ほど、より間隔が空けられたより少ない又は小さい黒のドットから構成される。暗いグレーの色調ほど、間隔が密なより多い又は大きい黒のドットを含む。
AMハーフトーン処理では、単位面積当りのドットのクラスタの数として定義されるドットクラスタの密度は、固定である。各ドットのサイズを変化させることにより、階調レンダリングを行う。最も一般的に使用されるAMハーフトーン処理アルゴリズムは、クラスタ化ドットスクリーニングである。クラスタドットスクリーニングには、低計算負荷,安定したドット形成,並びにドットゲイン及びバンディング等のプリンタアーティファクトに対する優れた耐性という利点がある。このため、1つの単独のドットが安定して現像されない可能性のあるレーザプリンタで広く使用されている。しかしながら、AMハーフトーン処理には、いくつかの欠点がある。第1に、レンダリングすることができるグレーレベルの数と画面期間のサイズとの間に既知のトレードオフがある。第2に、ハイライト領域における規則的なドット配置が非常に目立つ可能性があり、画像の周期的なパターンがクラスタ化ドット周波数に類似する場合には、それがモアレアーティファクトをもたらす可能性がある。これは、プリントされた素材からスキャンされた画像をレンダリングする場合に問題となることがある。
FMハーフトーン処理では、ドットサイズが固定であり、ドット密度を変化させることにより階調レンダリングを行う。一般に使用されるFMハーフトーン処理アルゴリズムには、分散ドットスクリーニングと、誤差拡散と、直接二分探索(ダイレクト・バイナリ・サーチ;direct binary search)(DBS)等の探索ベースのハーフトーン処理方法と、がある。誤差拡散は、たぶん最も広く用いられているFMハーフトーン処理アルゴリズムである。それは、スクリーニングと比較してより多くの計算が必要であるが、それでも依然として非常に効率的である。一般に、FMハーフトーン処理は、AMハーフトーン処理より高い空間解像度を達成し、モアレアーティファクトがない。しかしながら、電子写真プリントに必要なプリント安定性が不十分である可能性がある。
AM方法及びFM方法の特性は、互いに相補的である。しかしながら、従来のハーフトーン処理方法は、二者択一手法をとる。両方の方法の欠点を回避しながら両方を利用することができるプリント方法及びシステムが必要である。
本発明の目的は、ハーフトーン処理方法であるAM方法及びFM方法の両方を利用することができるプリント方法及びシステムを提供することにある。この目的を達成するために、本発明に係る複数の画素からハーフトーンを生成する方法においては、画素強度に従ってドット密度を変えるステップと、画素強度に従ってドットクラスタのサイズを制御するステップと、画素強度に従ってドットサイズを変えるステップとを含むようにしている。また、本発明に係るハーフトーン処理システムでは、画素強度に従ってドット密度を変えさせ、かつ、画素強度に従ってドットクラスタのサイズを制御するように動作可能な配置制御部と、画素強度に従ってドットサイズを変えるように動作可能なサイズ制御部とを具備するようにしている。
本発明によるハーフトーン処理方法の様々な実施形態は、ドットサイズ(AM変調)とドット密度(FM変調)とを共に変化させる。ドットサイズ及び密度を変化させることに加えて、本ハーフトーン処理方法は、また、種々の強度レベルでドットクラスタのサイズを明白に制御することができる。実験により、「クラスタ化された」AM/FMハーフトーン処理が、高空間解像度,平滑なハーフトーンテクスチャ,優れたプリント安定性,及びモアレ耐性を達成することができるということが論証された。
以下の説明を通して、デジタル画像及びハーフトーンという用語を使用する。デジタル画像は、テキスト及び/又はグラフィックスの任意の組合せを示すように選択され配置された電子的な画素のマトリクスである。各画素は、強度値を有する。例えば、8ビットグレースケール画像では、各画素の強度値は、0から255までの範囲をとることができる。人間の目には、1つのグレーの色調と次のグレーの色調との相違を知覚することはできないため、8ビットグレースケール画像を連続階調画像とみなすことができる。プリントするためには、デジタル画像に対してハーフトーン処理(ディザ処理)プロセスをまず行わなければならない。処理されたデジタル画像をハーフトーンと呼ぶ。プリントされたデジタル画像もまたフトーンと呼ぶことができる。
以下の説明を、複数の節に分ける。「環境」と題された第1節では、本発明の実施形態を実施してもよい例示的なコンピューティング環境について説明する。「コンポーネント」と題された第2節では、本発明の様々な実施形態を実施するために使用される例示的な論理的及び物理的要素について説明する。「動作」と題された次の節では、本発明の様々な実施形態を実施するために行う例示的なステップについて説明する。「ルックアップテーブル」と題された最後の節では、本発明のハーフトーン処理方法及びシステムの実施形態によって使用することができるルックアップテーブルを設計する方法について説明する。
環境
図1は、本発明の実施形態を実施するために有利であるプリント環境10を示す。プリント環境10は、コンピュータ12,14と、画像形成装置16と、コンピュータ読取可能媒体17とを有する。コンピュータ12,14は、一般的には、プリントジョブを画像形成装置16に送信することができる、デスクトップコンピュータ,ラップトップコンピュータ,又はPDA(携帯情報端末)等のような任意のコンピューティングデバイスを表す。画像形成装置16は、一般的には、プリントジョブを処理して紙又は透過原稿等の媒体シート上にテキスト及びグラフィックス等の画像を形成することができるハードウェア及びプログラミングの任意の組合せを表す。例としては、プリンタ,コピー機,及びファクシミリ装置と、3つの機能すべてを提供する複合機と、がある。なお、画像形成装置は、コピー機として機能する場合には、コンピュータ12,14を必要とすることなくプリントジョブを作成することができる。
コンピュータ読取可能媒体17は、一般的には、コンピュータ/プロセッサベースのシステム又はASIC(特定用途向け集積回路)若しくはコンピュータ読取可能媒体17からロジックをフェッチし又は取得しそこに含まれる命令を実行することができる他のシステム等の命令実行システムにより、又はそれに関連して使用することができる任意の媒体を表す。コンピュータ読取可能媒体17は、ディスケットとして示されているが、命令実行システムにより又はそれに関連して使用されるプログラム及びデータを含み、格納し、又は維持することができる任意の媒体であってもよい。コンピュータ読取可能媒体17は、例えば、電子,磁気,光,電磁気,赤外線,又は半導体の媒体等のような多くの物理媒体のうちの任意のものからなってもよい。適当なコンピュータ読取可能媒体17のより特定の例としては、限定されないが、フロッピー(登録商標)ディスケット又はハードドライブ等のポータブル磁気コンピュータディスケット,ランダムアクセスメモリ(RAM),リードオンリメモリ(ROM),消去可能プログラマブルリードオンリメモリ,又はポータブルコンパクトディスクがある。
コンピュータ12,14と画像形成装置16とは、リンク18によって相互接続される。リンク18は、概して、通信リンク,赤外線リンク,無線周波数リンク,及び/又はデバイス12〜16間の電子通信を提供する他の任意のコネクタ又はシステムを介するケーブル,無線,又はリモート接続を表す。リンク18は、イントラネット,インターネット,又はそれら両方の組合せであってもよい。
プリントジョブという用語は、画像形成装置16に対して1つ又は複数の媒体シート上に画像を形成するように指示する一連の命令を指す。それら命令には、テキスト,グラフィクス,又はそれら両方の組合せを形成する命令(指示)が含まれてもよい。プリントジョブを、コンピュータ12又は14によって生成してもよく、或いは画像形成装置16がコピー機として機能する場合は画像形成装置16によって直接生成してもよい。命令には、複数の丁合コピー(照合コピー;collated copy)をプリントする指示等のような仕上げの指示が含まれてもよい。
コンポーネント
ここで、図2〜図4のブロック図を参照して、本発明の一実施形態の論理コンポーネントについて説明する。図2から始めると、画像形成装置16は、図示しない他のコンポーネントもあるが、特に、プリントエンジン24と、メモリ26と、制御ロジック28とを有する。
プリントエンジン24は、プリントジョブデータを利用して媒体シートに画像をプリントすることができるハードウェア及びプログラミングを表す。例えば、画像形成装置16がレーザプリンタである場合には、プリントエンジン24は、光学スキャナ,感光ドラム,トナー及び定着器を有する。光学スキャナは、制御ロジック28によって生成されるハーフトーンプリントコードに従って、ドラムにわたってレーザビームを調整する。ドラムの被スキャン部分は、トナーを引き寄せる。トナーは、ドラムから所望の画像を形成する媒体シートに転写される。定着器は、トナーを媒体シートに永久的に付着させる。
メモリ26は、一般的には、電子データを書き込みかつ取り出すことができる任意のメモリを表す。例えば、メモリ26は、ランダムアクセスメモリ,フラッシュメモリ,ハードディスク,又はそれらの任意の組合せであってもよい。制御ロジック28は、一般的には、プリントジョブを処理してハーフトーンプリントコードをプリントエンジン24に送出することができる任意のプログラムを表す。本明細書で使用するハーフトーンプリントコードとは、プリントエンジン24がデジタル画像の複製を形成するために処理することができる電子命令を指す。
プリントジョブは、画像形成装置16によって受け取られる際、通常はPDL(ページ記述言語)フォーマットである。PDLフォーマットは、プリントされた1つ又は複数のページのレイアウト及び内容を記述する。PDLフォーマットの最新バージョンは、オブジェクト指向であり、それは、それらが線,弧,及び円等の幾何学的オブジェクトに関してページを記述することを意味する。制御ロジック28は、プリントジョブを、プリントエンジン24が使用することができるハーフトーンプリントコードに変換することができる。処理には、プリントジョブをハーフトーンにレンダリングすることが含まれる。
ここで、図3を参照すると、制御ロジック28は、ラスタライザ30と、コンプレッサ32と、ハーフトーンモジュール34と、マネージャ36とを有する。ラスタライザ30は、一般的には、プリントジョブを、各々がプリントされるページ又はページの一部を表す1つ又は複数のデジタル画像にレンダリングすることができる任意のプログラムを表す。各画素の位置及び特性を定義するデジタル画像は、極めて大きい場合があり、急速にメモリ26を消耗する可能性がある。コンプレッサ32は、デジタル画像をより管理し易いサイズに圧縮することができる任意のプログラムを表す。コンプレッサ32は、また、解凍することができる。
ハーフトーンモジュール34は、デジタル画像を、プリントエンジン24がプリントすることができるハーフトーン、すなわちプリントエンジン24によってプリントされる各ドットの特性を定義するハーフトーンに変換することができるプログラムを表す。マネージャ36は、圧縮されたデジタル画像をメモリ26に書き込みかつメモリ26から圧縮されたデジタル画像を取り出すことができ、それにより圧縮されたデジタル画像をコンプレッサ32が解凍してハーフトーンモジュール34に転送することができるようにする、任意のプログラムを表す。
図4は、ハーフトーンモジュール34の論理コンポーネントを示す例示的な図である。図示するように、ハーフトーンモジュール34は、配置制御部38と、サイズ制御部40とを有する。ハーフトーンを、行及び列に編成されたセルの2次元マトリクスとしてみなすことができる。各セルは、ドットを含んでも含まなくてもよい。配置制御部38は、ハーフトーンのいずれのセルがドットを含むかを判断することができるプログラムを表す。言い換えれば、配置制御部38は、FM変調に関与する。配置制御部38は、また、ドットクラスタのサイズを制御することができる。サイズ制御部40は、ドットを含むものと判断されたハーフトーンセルに対し、各ドットのサイズ及びその所与のセル内における配置を指定することができるプログラムを表す。これを、AM変調と呼ぶことができる。配置制御部38及びサイズ制御部40によって使用される特定の技法の例については後述する。
ハーフトーンモジュール34は、また、ドットクラスタルックアップテーブル(LUT)42と、ドット密度LUT44と、ドットサイズLUT46と、ルックアップテーブル制御部48とを有する。LUT42〜46の各々は、各々が画素強度値に対応する複数のエントリを含む。各エントリは、デジタル画像をハーフトーンに変換する場合に使用することができるデータを含む。クラスタLUT42における各エントリは、所与の画素強度値又は画素強度値の範囲に対応するクラスタ係数を表すデータを含む。ドット密度LUT44における各エントリは、所与の画素強度値又は画素強度値の範囲に対応するドット密度係数を表すデータを含む。クラスタ係数及びドット密度係数は、配置制御部38が、ハーフトーンにおける所与のセルがドットを含むか否かと、特定のドットクラスタのサイズとを確定するのに役立てるように使用する。ドットサイズLUT46における各エントリは、所与の画素強度値又は強度値の範囲に対応するドットサイズ係数を表すデータを含む。
サイズ係数は、サイズ制御部40が、所与のハーフトーンセルに含まれるドットのサイズを指定するために使用する。ルックアップ制御部48は、一般的には、各LUT42〜46における、所与の画素の強度値に対応するエントリの位置を特定することができる任意のプログラムを表す。ルックアップ制御部48は、また、位置が特定されたエントリの各々からデータを取り出すことができる。図5を参照すると、LUT42〜46は、ハーフトーンモジュール34の一部でなくてもよく、その代わりにメモリ26又はLUT制御部48がアクセス可能な別の適当な場所に格納されてもよい、ということに留意されたい。
なお、LUT42〜46を、単一の結合されたLUT(図示せず)に置き換えてもよい。結合されたLUTの各エントリは、画素強度又は画素強度の範囲に対応し、クラスタ係数,ドット密度係数,及びドットサイズ係数を含む。
ここで、図6を参照して、列及び行に配置された画素のマトリクスから構成されるデジタル画像を想定する。各画素を、P(m,n)と表すことができる。ここで、m及びnは、その画素を含むそれぞれの列及び行を表す。画素の強度値をI(m,n)として特定することができる。デジタル画像を処理してハーフトーンを生成する際に、デジタル画像を構成する画素を逐次検査する。各画素P(m,n)に対し、ルックアップ制御部48は、ドットクラスタLUT42においてその画素の強度値I(m,n)に対応するエントリの位置を特定し、そのエントリからクラスタ係数C(m,n)を取り出す(検索する)。同様に、ルックアップ制御部48は、ドット密度LUT44からドット密度係数D(m,n)を取り出し、ドットサイズLUT46からドットサイズ係数S(m,n)を取り出す。
なお、LUT42〜46から係数C(m,n)、D(m,n)及びS(m,n)を取得する代わりに、配置制御部が、画素P(m,n)の強度の関数としてC(m,n)及びD(m,n)を計算してもよい。同様に、サイズ制御部40が、画素強度の関数としてS(m,n)を計算してもよい。
取り出された係数C(m,n)及びD(m,n)を使用して、配置制御部38は、ドットが所与の画素P(m,n)に対応するハーフトーンセルに配置されるか否かを判断する。この判断を、ドット配置指示子B(m,n)によって表す。B(m,n)は、0又は1の値を有することができる。1の値は、ドットが配置されることを示す。0の値は、ドットが配置されないことを示す。取り出された係数S(m,n)と変数B(m,n)とを使用して、サイズ制御部40は、配置されるドットのサイズを確定する。上記においてハーフトーンプリントコードと呼ぶこの出力を、変数HPC(m,n)によって表し、プリントエンジン24に送出する。HPC(m,n)は、例えば、ヒューレット・パッカード・カンパニー製のレーザプリンタのプリントエンジンによって使用されるパルス幅変調(PWM)コードであってもよい。
ドット配置指示子B(m,n)を、誤差拡散アルゴリズムを使用して計算することができる。図7及び図8は、誤差拡散に対する従来の手法を説明するのに役立つものであり、配置制御部38によって使用される特定の技法の例については、図9及び図10を参照して後の節において説明する。
図7は、中心にセル(m,n)が配置されたセル50の5×3マトリクスを示す。セル(m,n)は、所与のデジタル画像の画素P(m,n)に対応する。上述したように、B(m,n)の値により、セル(m,n)にドットが配置されるか否かが確定される。P(m,n)の調整された強度値(後述する)が閾値を満たすか又はそれを越える場合には、B(m,n)は、1に設定される。そうでない場合には、B(m,n)は、0に設定される。
例えば、P(m,n)が8ビットグレースケール画像の画素であると想定する。その強度値は、0から255までの範囲をとることができる。閾値を、127に設定するものとする。P(m,n)に対する調整された強度値が少なくとも127である場合にのみ、セル(m,n)にドットが配置される。8ビットスケールにおいて、ドットがあるセルの強度値は、255である。ドットのないセルの強度値は、0である。P(m,n)に対する調整された強度値は145であり、閾値を越えるものとする。従って、ドットが配置されると共に、セル(m,n)の強度値は255となり、すなわち、P(m,n)の強度レベルより実質的に大きくなる。この強度値の差を、誤差e(m,n)と呼ぶ。この誤差を、
式;
e(m,n)=画素強度−ドット強度
によって計算することができる。一例では、e(m,n)=145−255=−110である。
この誤差を、誤差の部分をセル(m,n)に隣接するセルにシフトさせることによって拡散することができる。図7の例で分かるように、誤差の様々な部分を以下の4つのセル(m+1,n),(m−1,n+1),(m,n+1),及び(m+1,n+1)にシフトさせる。所与のセルにシフトする部分は、重み係数Wによって決まる。重み係数の数は、誤差がシフトされるセルの数に等しい。図7では、4つの重み係数、すなわちW(1),W(2),W(3),及びW(4)があり、誤差e(m,n)は、以下のように拡散される。
・(m+1,n)の強度値にW(1)×e(m,n)を加算する。
・(m−1,n+1)の強度値にW(2)×e(m,n)を加算する。
・(m,n+1)の強度値にW(3)×e(m,n)を加算する。
・(m+1,n+1)の強度値にW(4)×e(m,n)を加算する。
重み係数の合計は、1に等しくなければならない。例えば、W1+W2+W3+W4=1であるように、W(1)は7/16に等しく、W(2)は1/16に等しく、W(3)は5/16に等しく、W(4)は3/16に等しくてもよい。
誤差e(m,n)を拡散すると、(m,n)に隣接するいくつかのセルの強度値を調整する。ここで、図8を参照すると、セル(m,n)にドットが配置されるか否かを判断する前に、P(m,n)の強度値を、セル(m−1,n),(m−1,n−1),(m,n−1),及び(m+1,n−1)からの重み付き誤差を加算することによって調整する。P(m,n)の調整された強度値を変数IA(m,n)によって表すことができる。ここで、IA(m,n)=I(m,n)+W1×e(m−1,n)+W2×e(m+1,n−1)+W3×e(m,n−1)+W4×e(m−1,n−1)である。B(m,n)の値、並びに、ドットがセル(m,n)に配置されるか否かを決定(確定)するために使用するのは、この調整された強度値である。
動作
ここで、図9〜図11を参照して本発明の実施形態の動作について説明する。図9は、本発明の一実施形態によるハーフトーンを生成するために行うステップを示す例示的なフローチャートである。図10及び図11は、本発明の一実施形態によるハーフトーンを生成しプリントするために行うステップの例示に役立つ例示的なフローチャートである。
図9から始めると、デジタル画像の各画素について、画素強度を取得する(ステップ52参照)。グレースケールデジタル画像の場合、強度は、グレーレベルと同義である。画素強度に従ってドット密度を変える(ステップ54参照)。画素強度に従ってドットクラスタサイズを制御する(ステップ56参照)。また、画素強度に従ってドットサイズを変える(ステップ58参照)。上記の例に関し、ステップ54,56は、配置制御部38(図4〜図6参照)によって達成することができる。ステップ58は、配置制御部38によって生成された出力を使用してサイズ制御部40により達成することができる。
図10は、本発明の一実施形態による、ハーフトーンを生成してプリントするために行うステップを示す。最初に、プリントジョブを生成する(ステップ60参照)。再び図1を参照すると、このステップは、プリントジョブを生成して画像形成装置16に送出するためにコンピュータ12で実行しているソフトウェアを使用して達成することができる。別法として、画像形成装置16がコピー機である場合には、ステップ60を、画像形成装置16のみを使用して達成してもよい。そして、プリントジョブをラスタライズして1つ又は複数のデジタル画像を形成する(ステップ62参照)。各デジタル画像に対して、変数Xを、デジタル画像の画素列の数に等しくなるように設定し、変数Yを、画素行の数に等しくなるように設定する(ステップ64参照)。変数m及びnを各々1に等しくなるように設定する(ステップ66参照)。変数mは、分析されている特定の画素の列を表し、変数nは、分析されている特定の画素の行を表す。
画素P(m,n)についての強度値I(m,n)を取得し(ステップ68参照)、クラスタ係数C(m,n),密度係数D(m,n),及びサイズ係数S(m,n)を取り出す(検索する)(ステップ70参照)。再び図4及び図5を参照すると、ステップ60及び62は、LUT制御部48によって実行することができる。ドット配置指示子B(m,n)を、C(m,n)及びD(m,n)の関数として計算する(ステップ72参照)。ドットが配置される場合にはB(m,n)の値を1に設定し、配置されない場合にはB(m,n)の値を0に設定する配置制御部38によって、ステップ72を実行することができる。次に、B(m,n)及びS(m,n)の関数としてハーフトーンプリントコードHPC(出力コード)(m,n)を生成する(ステップ74参照)。ステップ72,74については、後においてより詳細に説明する。
次いで、ハーフトーンプリントコードHPC(m,n)をプリントエンジン24に送る(ステップ76参照)。このコードは、ドットが配置されるか否かについて、並びに、ドットが配置される場合にはそのドットのサイズ、を示す。変数mを1だけ増大させる(ステップ78参照)。変数mがXを越えるか否かを判断する(ステップ80参照)。越えない場合には、プロセスはステップ68に戻り、行nの残りに対して処理することができる。越える場合には、変数mを1に設定し、変数nを1だけ増大させる(ステップ82参照)。変数nがYを越えるか否かを判断する(ステップ84参照)。越えない場合には、プロセスはステップ68に戻り、行nに対して処理することができる。越える場合には、すべての列及び行は処理されたことになる。
図11は、図10のステップ72を展開している。上述したように、誤差拡散アルゴリズムを使用してドット配置指示子B(m,n)を計算することができる。図11は、本発明の一実施形態によって変更された誤差拡散アルゴリズムの例を例示するのに役立つ。クラスタ化ドットスクリーンを提供する(ステップ86参照)。このドットスクリーンは、画素がX列及びY行に配置されたデジタル画像に類似する。ステップ88において、式;
T(m,n)=TO+C(m,n)×DS(m,n)
に従って、(P(m,n)と比較するために)閾値を計算する。TOは、デフォルト閾値を表し、DS(m,n)は、ドットスクリーン画素(m,n)に対する密度係数を表す。TOは、例えば、固定値であってもよく、或いはD(m,n)の関数であってもよい。
閾値としてT(m,n)を使用して、誤差拡散アルゴリズムに従ってドット配置指示子B(m,n)を計算する(ステップ90参照)。上述したように、B(m,n)の値(1又は0)により、セル(m,n)にドットが配置されるか否かが決定(判断)される。密度係数D(m,n)の調整された値が閾値T(m,n)に等しいか又はそれを越える場合には、B(m,n)は、1に設定される。そうでない場合には、B(m,n)は、0に設定される。
D(m,n)にデジタル画像の先の画素の処理からもたらされる重み付き誤差を加算することによって、D(m,n)を調整する。例として、画素(1,1)を処理する場合には、他の画素は、処理されていない。P(1,1)の強度値に従って、C(1,1)及びD(1,1)を取得する。先の画素はいずれも処理されていないため、D(1,1)は、調整しない。T(1,1)を計算し、D(1,1)がT(1,1)に等しいか又はそれを越えるか否かを判断する。等しいか又は越える場合には、B(1,1)を1に設定する。そうでない場合には、B(1,1)を0に設定する。そして、式;
e(1,1)=D(1,1)−B(1,1)
により、誤差e(1,1)を計算することができる。そして、誤差e(1,1)を、まだ処理されていない1つ又は複数の他の画素に拡散することができる。
図8を参照して説明した従来の誤差拡散例を再び参照すると、以下に記載の式、すなわち、
adjusted(m,n)=D(m,n)+W1×e(m−1,n)+W2×e(m+1,n−1)+W3×e(m,n−1)+W4×e(m−1,n−1)
に従って、デジタル画像の4つの先の画素の処理からもたらされる重み誤差を加算することにより、D(m,n)を調整してもよい。各重み係数の値は、例えば、固定であってもよく、又はD(m,n)の値によって決まるようにしてもよい。
B(m,n)の値が設定されると、誤差e(m,n)を計算して記録することができる(ステップ92)。そして、後続する画素を処理する場合に、記録された誤差(e(m,n)=Dadjusted(m,n)−B(m,n))を使用することができる。なお、ドット配置指示子B(m,n)の値の選択肢が0と1とである場合には、ドット密度係数D(m,n)の値は、0から1までの値のセットの範囲内になる。
ドット配置指示子B(m,n)が設定されると、ステップ74(図10参照)において、式;
PC(m,n)=S(m,n)×B(m,n)
に従ってハーフトーンプリントコードHPC(m,n)を計算することができる。ステップ76においてHPC(m,n)をプリントエンジン24に送り、図10のステップ68〜74を繰り返すことにより次の画素を処理する。
ルックアップテーブル
上述したプロセスを使用することにより、画素の強度値I(m,n)を用いて、クラスタ係数C(m,n)と、ドット密度係数D(m,n)と、ドットサイズ係数S(m,n)とを取得する。そして、ルックアップテーブル(図4及び図5に示すLUT42〜46)から取得されたこれらの係数を使用して、その画素に対するハーフトーンプリントコードHPC(m,n)を生成する。これらのルックアップテーブル、すなわちドットクラスタLUT42,ドット密度LUT44,ドットサイズLUT46を、あり得る画素強度値I(m,n)の各々に対して所望のレベルの吸収率を取得することができるように設計しなければならない。また、テーブルを、プリント品質及びプリント安定性を含む種々のプリント属性を最適化するのに役立つように設計することも可能である。従って、3つのLUT42〜46内の様々な係数C,D,Sを変化させることにより、所望の吸収率の品質が向上したレンダリングを達成することができる。
LUT42〜46を設計する場合に考慮することができる2つの重要な量がある。第1の量は、クラスタ係数C,ドット密度D,及びドットサイズSにおける出力階調レベルT(C,D,S)である。ここで、T(C,D,S)=1が完全な黒であり、かつ、T(C,D,S)=0が白であるように、T(C,D,S)の吸収率が線形であると想定する。T(C,D,S)の中間値は、輝度Yにより線形的に変化する。もう一方の量は、プリント歪みU(C,D,S)であり、それは、3つの値(C,D,S)を用いてレンダリングされる強度レベルI(C,D,S)のプリント品質を指定する。U(C,D,S)の特定の定義は、特定のプリント適用と、バンディング及びモアレアーティファクト等の回避すべきプリントアーティファクトとによって決まる。最も重要な目標は、各入力強度レベルに対し、階調T(C,D,S)が正しいという制約に従って、最良のプリント品質を与える3つの値(C,D,S)を選択することである。
パラメータC及びSの各セットに対し、ドット密度Dの関数として階調曲線を測定することができる。これを、0から1までの範囲のDの値とパラメータ対(C,S)の定数とを用いて、ランダム化された空間位置にグレーパッチのテストパターンをプリントすることによって行う。そして、各パッチの階調を測定することにより関数T(C,.,S)を取得する。Iが0と255との間の強度レベルである場合には、A(I)が所望の階調曲線であるとする。そして、各パラメータ対(C,S)に対し、階調補正曲線RCS(I)を、
T(C,RCS(I),S)=A(I)
という特性を用いて計算する。なお、各固定ドットサイズS及びクラスタ係数Cに対し、T(C,D,S)は、ドット密度Dの単調増加関数である。従って、T(C,D,S)を、Dに関して逆転させることができる。ここでは、この逆関数をTC,S -1(.)と示す。ドット密度曲線を、式;
C,S(I)=TC,S -1(A(I))
に従って計算することができる。このドット密度曲線を、ドットサイズS及びクラスタ係数Cに対する階調補償曲線と呼ぶ。実際には、ドット密度がその最大値Dmaxであるように選択される場合であっても、ドットサイズ値Sによっては、何らかの吸収レベルに達成し得ない場合がある。この場合、A(I)はT(C,Dmax,S)を越え、RCSはDmaxに等しく設定される。
CS(I)を確定した後、3つの値(C,RCS(I),S)を用いてレンダリングする強度レベルIのプリント歪みを観察することができる。j及びiの各々が0からNまでの値の範囲にある場合には、(C(j),S(j))が、選択することができるあり得るクラスタ及びサイズ係数値のセットを表すものとする。各対(C(j),S(j))に対し、グレーランプ(gray ramp)を、パラメータの3つの値(C(j),RC(j),S(j),S(j))を使用してプリントする。このグレーランプを、所望の階調曲線A(I)を達成するように設計する。各強度値Iに対し、その強度レベルで最良のプリント品質をもたらすj及びiの値を選択する。この最良品質の出力に対応する指標j及びiを、(I)及び(I)と示す。これら2つの指標は、強度レベルIの関数である。それは、一般に、C及びSの最良の選択は、強度レベルIの各値に対して異なるためである。
C及びSの最良の値を選択する1つの手法は、プリントサンプルを視覚的に検査して最良の外観を有するランプを選択することである。この主観的な評価は、以下の客観的な考察に基づくことができる。第1に、プリントされたパッチは優れたプリント安定性を有していなければならない。より詳細には、これは、バンディングアーティファクトと強度レベル不連続性とに対して耐性がなければならないことを意味する。第2に、プリントされたパッチは、粒がなく平滑でなければならない。第3に、各グレーレベルでのハーフトーン処理アルゴリズムは、モアレアーティファクトに対して耐性がなければならない。
これらの目標を達成するC及びSの値を選択する際に、以下のガイドラインを使用することができる。ハイライト領域において、優勢なアーティファクトは、目に見える孤立したドットである。従って、一般に、これらの領域ではより小さいドットサイズを使用することが望ましい。さらに、「ブルーノイズ」分散ドット分布を保持するために、ハイライト領域に対してC=0が好ましい。中間調及び陰影領域の場合、バンディング等のプリント安定性アーティファクトがより優勢となる。このため、電子写真プリントに対してより安定しているより大きいドットクラスタを生成するためにより大きいCの値が好ましい。しかしながら、Cの値が大きすぎると、モアレ耐性が危うくなる可能性がある。従って、プリント安定性とモアレ耐性との間のトレードオフを行わなければならない。ドットクラスタの安定した形成をさらに強化するために、ドットサイズ選択に対し以下の規則を適用することができる。すなわち、クラスタ係数C>0である場合には、ドットサイズ係数Sはその最大値でなければならない。
(I)及び(I)の値が選択されると、0から255までの範囲の強度値に対しドットサイズ曲線SI及びクラスタ曲線CIを生成するために、3次スプライン補間を使用する。ドット密度曲線を、DI=RCI,SI(I)として計算する。ゆっくりと変化する画像領域をレンダリングする場合に輪郭アーティファクトを回避するために、クラスタ,ドット密度,及びドットサイズ曲線(CI,DI,及びSI)の各々が非常にゆっくりと変化することが有益である場合がある。
結論
図2〜図6の図は、本発明の様々な実施形態の構造、機能及び動作を示す。複数のブロックはプログラムとして定義される。それらブロックの各々は、全体として又は部分的に、指定された論理機能(複数も可)を実施する1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、セグメント又はコードの一部を表してもよい。各ブロックは、指定された論理機能(複数も可)を実施する回路又は複数の相互接続された回路を表してもよい。
また、本発明を、コンピュータ/プロセッサベースのシステム又はASIC(特定用途向け集積回路)若しくは、コンピュータ読取可能媒体からロジックをフェッチし又は取得しそこに含まれる命令を実行することができる他のシステム等の命令実行システムにより、又はそれに関連して使用される任意のコンピュータ読取可能媒体において具体化してもよい。「コンピュータ読取可能媒体」は、命令実行システムにより又はそれに関連して使用されるプログラム及びデータを含み、格納し又は維持することができる任意の媒体であってもよい。コンピュータ読取可能媒体は、例えば、電子、磁気,光,電磁気,赤外線,又は半導体の媒体等の多くの物理媒体のうちの任意のものからなってもよい。適当なコンピュータ読取可能媒体のより特定の例としては、限定されないが、フロッピー(登録商標)ディスケット又はハードドライブ等のポータブル磁気コンピュータディスケット,ランダムアクセスメモリ(RAM),リードオンリメモリ(ROM),消去可能プログラマブルリードオンリメモリ,又はポータブルコンパクトディスクがある。
図9,図10,及び図11のフローチャートは、実行の特定の順序を示すが、実行の順序は、描かれているものと異なってもよい。例えば、2つ以上のブロックの実行の順序を図示されている順序に対して入れ替えてもよい。また、連続して示されている2つ以上のブロックを、同時に又は部分的に同時に実行してもよい。かかる変形のすべてが本発明の範囲内にある。
以上を要約すると、複合ドット密度(FM)及びドットサイズ(AM)変調ハーフトーン処理方法及びシステムは、ドットの密度及びサイズの両方が変更(変調)されるハーフトーンを作成する。ドットサイズ及びドット密度の変更に加えてハーフトーン方法は、また、異なる強度レベルにおけるドットクラスタのサイズを明白に制御する。
本発明を、上述した例示的な実施形態に関して示し説明した。しかしながら、以下の特許請求の範囲において規定される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の形態、詳細及び実施形態を作成してもよい、ということを理解しなければならない。
本発明の実施形態を組み込んでもよいコンピューティング環境の概略図である。 本発明の実施形態を組み込んでもよい画像形成装置のコンポーネントを示すブロック図である。 本発明の実施形態を組み込んでもよい制御ロジックコンポーネントを示すブロック図である。 本発明の実施形態によるハーフトーンモジュール及びルックアップテーブルを示すブロック図である。 本発明の実施形態によるハーフトーンモジュール及びルックアップテーブルを示すブロック図である。 本発明の実施形態による動作中のハーフトーンモジュールの論理コンポーネントを示すブロック図である。 従来の誤差拡散プロセスの例示に役立つ図である。 従来の誤差拡散プロセスの例示に役立つ図である。 本発明の一実施形態によるハーフトーンを生成するために行うステップを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるハーフトーンを生成しプリントするために行うステップを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるドット配置指示子を計算するために行うステップをさらに示すフローチャートである。
符号の説明
10 プリント環境
12,14 コンピュータ
16 画像形成装置
17 コンピュータ読取可能媒体
18 リンク
26 メモリ
28 制御ロジック
34 ハーフトーンモジュール
38 配置制御部
40 サイズ制御部
42 ドットクラスタLUT
44 ドット密度LUT
45 ドットサイズLUT
48 UTL制御部

Claims (10)

  1. 複数の画素からハーフトーンを生成する方法であって、
    画素強度に従ってドット密度を変えるステップと、
    画素強度に従ってドットクラスタのサイズを制御するステップと、
    画素強度に従ってドットサイズを変えるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. ドット密度を変えるステップは、少なくとも間接的に画素強度の関数である誤差拡散アルゴリズムを実施するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つの画素に対し、該画素の強度に対応するドット密度係数を取得するステップをさらに含み、
    前記誤差拡散アルゴリズムを実施するステップは、少なくとも部分的に前記ドット密度係数の関数である誤差拡散アルゴリズムを実施するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 少なくとも1つの画素に対し、該画素の強度に対応するクラスタ係数を取得するステップをさらに含み、
    前記ドットクラスタのサイズを制御するステップは、少なくとも部分的にドットスクリーン及び前記クラスタ係数の関数としての閾値を計算するステップを含み、
    前記ドット密度を変えるステップは、少なくとも間接的に前記画素の強度と前記閾値との関数である誤差拡散アルゴリズムを実施するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記画素の強度に対応するドット密度係数を取得するステップをさらに含み、
    前記誤差拡散アルゴリズムを実施するステップは、少なくとも部分的に前記ドット密度係数と前記閾値との関数である誤差拡散アルゴリズムを実施すること、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記画素の強度に対応するドットサイズ係数を取得するステップをさらに含み、
    前記誤差拡散アルゴリズムを実施するステップでは、ドット配置指示子を生成し、
    前記ドットサイズを変えるステップでは、前記ドットサイズ係数と前記ドット配置指示子との関数としてハーフトーンプリントコードを生成すること、
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 画素強度に従ってドット密度を変えさせ、かつ、画素強度に従ってドットクラスタのサイズを制御するように動作可能な配置制御部と、
    画素強度に従ってドットサイズを変えるように動作可能なサイズ制御部と、
    を具備することを特徴とするハーフトーン処理システム。
  8. 前記配置制御部は、少なくとも間接的に画素強度の関数である誤差拡散アルゴリズムを実施することによりドット密度を変えるように動作可能であることを特徴とする請求項7に記載のハーフトーン処理システム。
  9. ドット密度係数のルックアップテーブルと、該ルックアップテーブルからドット密度係数を取得するように動作可能なルックアップテーブル制御部とをさらに具備し、取得された前記ドット密度係数は、所与の画素の強度に対応し、前記配置制御部は、少なくとも部分的に前記ドット密度係数の関数である誤差拡散アルゴリズムを実施するように動作可能であることを特徴とする請求項8に記載のハーフトーン処理システム。
  10. クラスタ係数のルックアップテーブルと、該ルックアップテーブルからクラスタ係数を取得するように動作可能なルックアップテーブル制御部とをさらに具備し、取得された前記クラスタ係数は、所与の画素の強度に対応し、前記配置制御部は、少なくとも部分的にドットスクリーンと前記クラスタ係数との関数としての閾値を計算し、かつ、少なくとも間接的に前記画素の強度と前記閾値との関数である前記誤差拡散アルゴリズムを実施するように動作可能であることを特徴とする請求項7に記載のハーフトーン処理システム。
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