JP4134909B2 - ディザパターン生成装置、ディザパターン生成方法、およびディザパターン生成プログラム - Google Patents

ディザパターン生成装置、ディザパターン生成方法、およびディザパターン生成プログラム Download PDF

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Description

この発明はディザパターン生成装置、ディザパターン生成方法、およびディザパターン生成プログラムに関し、特に、良好に画像を再現することができるディザパターンを作成するディザパターン生成装置、ディザパターン生成方法、およびディザパターン生成プログラムに関する。
従来よりレーザプリンタなどの画像形成装置の技術分野において、中間調の画像を表示するためにディザ法などを用い、濃度レベルに対応する描画ドットの数を制御する技術が知られている。
ディザ法において用いられるディザパターンはプリンタの初期状態で作成されるものであるため、プリンタが使われて行くにつれ感光体に経時変化が起こり、次のような問題が発生する。
・グラデーションのバンディング(特に明るい部分において、初期状態ではなめらかであったグラデーションに段状の模様が生じること)
・γ特性の変化
・黒つぶれや、白飛びなどの不具合
ディザ処理により画像を2値出力する際に、出力機器の経時劣化に伴う濃度変化を補正するための手法が、これまで多く提案されてきている。代表的なものとして、出力機器内部で特定の複数個のパターンを印字してその濃度をセンサにより測定し、ディザ処理の前に濃度補正(γ補正)を行うという手法がある。
しかしながらそのような手法では、濃度補正処理によって階調に飛びが生じてしまい、結果として出力階調数が減少することがあるという問題がある。
一方、以下の特許文献1においては、出力機器の濃度変化に応じて、それを補正してリニアな特性になるようなディザパターンを作成するという技術が開示されている。その手法を以下に示す。
図21は、従来のディザパターン作成手法を説明するための図である。
図を参照して、ディザパターンは以下のようにして作成される。
(A) 前処理のステップとして、下記(1)および(2)を行なう。
(1) M×Nサイズのディザマトリクス内のそれぞれの画素に、1〜M×Nの番号を割振る(図中の1を参照)。
(2) M×Nサイズのディザマトリクスの全パターン(1〜M×N)に対する濃度値を、予め求めておく(図中の2を参照)。
(B) 実際の濃度補正を行なうステップとして、下記(3)〜(5)を行なう。
(3) 複数個の測定パターンを選択し(図中の3−a参照)、それらの測定パターンをプリント出力する。それぞれの測定パターンの濃度値をセンサにより測定し、(2)で求めた元の全パターンの濃度値と併せて補間処理を行い(図中の3−b参照)、現在の全パターンに対する濃度値を推定する(図中の3−c参照)。
(4) 濃度値の変化がリニア(等間隔)になるように、出力階調レベルに対応するパターンの番号を選択し(図中の4−a参照)、パターンテーブルに格納する(図中の4−a参照)。
(5) ディザマトリクスとパターンテーブルを基に、ディザパターンを生成する(図中の5参照)。
この手法では、濃度変化に応じて、その都度ディザパターンを変化させているので、階調飛びなどの問題が軽減される。
また、以下の特許文献2においては、パターン数の少ない簡易補正とパターン数の多い詳細補正とを用い、簡易補正を行って、変化状態に基づいて詳細修正を行うかどうか決定する技術が開示されている。
特開2001−111830号公報 特開2001−309178号公報
上述した特許文献1の手法では、複数個の測定パターンの濃度値と元の全濃度値とを用いて、現在の全パターンの濃度値を補間によって求めて(推定して)いる。
しかし、測定パターンに対する濃度値はノイズの影響を受けることがあるため、近似した濃度特性カーブは正確さに欠けるという課題があった
図22は、推定された各パターンの濃度値と元の濃度値との関係を示す図である。
図を参照して、点線で囲まれる部分において、センサによる測定値にノイズがあったために、測定データが実際のものと異なってしまった場合を想定する。
このとき、推定された濃度値(近似曲線)もノイズの影響を受けてしまい、実際の濃度変化に忠実なディザパターンが生成されず、良好な画像の再現ができないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、良好に画像を再現することができるディザパターンを作成するディザパターン生成装置、ディザパターン生成方法、およびディザパターン生成プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、ディザパターン生成装置は、第1の数の種類の測定パターンからなる第1測定パターンを出力する第1の出力手段と、第1の出力手段により出力された測定パターンの濃度値を測定する測定手段と、測定手段の測定結果に基づいて、元の濃度値からの濃度の変化量を算出する算出手段と、算出手段の算出結果に基づいて、変化量が大きい領域についてより多くの種類のパターンが配分された、第1の数より大きい第2の数の種類の測定パターンからなる第2測定パターンを作成する第2測定パターン作成手段と、第2測定パターンを出力する第2の出力手段と、第2の出力手段により出力された測定パターンの濃度値を測定し、測定した濃度値を基に現在の濃度特性を判定する判定手段と、判定手段により判定された現在の濃度特性に基づいて、ディザパターンを作成するディザパターン作成手段とを備える。
好ましくは判定手段は、測定した濃度値を基に濃度特性カーブの近似を行ない、ディザパターン作成手段は、近似した濃度特性カーブから濃度特性がリニアになるパターンを選択する。
好ましくはディザパターン作成手段は、第1の階調数をもつ基本ディザパターンを用い、第1の階調数より低い第2の階調数の階調のそれぞれと、その階調に対応する第1の階調とを対応付けたテーブルに基づいて、基本ディザパターンを修正することにより作成を行なう。
好ましくは第2測定パターン作成手段は、パターンの種類を複数の領域に分割し、各領域に割振るパターンの数を、算出手段の算出結果に基づいて重み付けすることにより、変化量が大きい領域についてより多くの種類のパターンが配分されるように第2測定パターンを作成する。
好ましくは第2測定パターン作成手段は、各領域に応じてパターンの配分の重み付けを変えることを特徴とする。
好ましくは第1測定パターンは複数用意され、いずれか1つのパターンが選択されて用いられることを特徴とする。
好ましくは第1測定パターンの選択においては、前回の第2測定パターン作成時に計算した濃度値の変化量の大きい領域のパターン数を多くしたものが、自動的に選択されることを特徴とする。
この発明の他の局面に従うと、画像形成装置は、上述のいずれかに記載のディザパターン生成装置を備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、ディザパターン作成方法は、第1の数の種類の測定パターンからなる第1測定パターンを出力する第1の出力ステップと、第1の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定する測定ステップと、測定ステップの測定結果に基づいて、元の濃度値からの濃度の変化量を算出する算出ステップと、算出ステップの算出結果に基づいて、変化量が大きい領域についてより多くの種類のパターンが配分された、第1の数より大きい第2の数の種類の測定パターンからなる第2測定パターンを作成する作成ステップと、第2測定パターンを出力する第2の出力ステップと、第2の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定し、測定した濃度値を基に現在の濃度特性を判定する判定ステップと、判定ステップにより判定された現在の濃度特性に基づいて、ディザパターンを作成する作成ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、ディザパターン作成プログラムは、第1の数の種類の測定パターンからなる第1測定パターンを出力する第1の出力ステップと、第1の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定する測定ステップと、測定ステップの測定結果に基づいて、元の濃度値からの濃度の変化量を算出する算出ステップと、算出ステップの算出結果に基づいて、変化量が大きい領域についてより多くの種類のパターンが配分された、第1の数より大きい第2の数の種類の測定パターンからなる第2測定パターンを作成する作成ステップと、第2測定パターンを出力する第2の出力ステップと、第2の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定し、測定した濃度値を基に現在の濃度特性を判定する判定ステップと、判定ステップにより判定された現在の濃度特性に基づいて、ディザパターンを作成する作成ステップとをコンピュータに実行させる。
以下、本発明の好ましい実施の形態における画像処理システムについて説明する。
本実施の形態における画像処理システムが行なうディザパターン生成方法は、出力機器の濃度変化にかかわらず、常に望ましい(γ特性がリニアな)ディザパターンを生成するためのものである。
具体的には、まず第1測定パターンを用いて濃度値を測定し、予め測定しておいた元の濃度値からの変化量が大きい領域を検出する。そして、その領域に対して測定パターン数を多くした第2測定パターンを用いて再度濃度値を測定し、γ特性カーブを推定する。最後に、推定したγ特性カーブに基づいて、γ特性がリニアになるようなディザパターンを生成する。
上記のような動作により、濃度変化が大きい領域に対して、測定パターン数を多くして再度濃度値を測定することができるため、その濃度変化がノイズによるものか実際に変化しているかを判別し、ディザパターンの濃度特性カーブを精度良く推定することができる。
これにより、ノイズ等の影響を軽減させ、良好な画像の再現ができる画像処理システムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおける画像処理システムの構成を示す図である。
図を参照して、画像処理システムはスキャナなどに代表される画像入力装置100と、コンピュータにより構成される画像処理装置101と、プリンタなどに代表される画像出力装置102とから構成される。
画像入力装置100で読み取られた画像データは、画像処理装置101に送られ、そこで画像データに対して適切な処理が施された後、画像出力装置102に送られ、紙などの印刷媒体に出力される。
なお、画像入力装置100として、スキャナ以外に、デジタルカメラ、記憶装置などの記録媒体、通信回線などを用いるようにしてもよい。
図2は、図1のシステムの構成をより詳細に表したブロック図である。
図を参照して、画像入力装置100は、画像入力部201を含む。
画像処理装置101は、画像処理部202と、ディザ処理部203と、基本ディザパターン格納部204と、測定用ディザパターン作成部205と、第1測定用パターンテーブル格納部206と、第2測定用パターンテーブル計算部207と、出力用ディザパターン作成部208と、出力用パターンテーブル修正部209と、出力用パターンテーブル格納部210とを備えている。
画像出力装置102は、プリンタエンジン211と、濃度測定部(濃度センサ)212とを備えている。
画像入力部201から入力された画像データは、画像処理部202に送られ、適切な画像処理が施された後、多値のCMYKデータに変換される。
変換後のCMYKデータは、ディザ処理部203に送られ、測定用ディザパターン作成部205もしくは出力用ディザパターン作成部208で作成されたディザパターンによって2値化の処理が施され、2値のCMYKデータに変換される。
CMYKデータは、プリンタエンジン211に送られ、プリントアウトされる。
基本ディザパターン格納部204は、画像処理装置101が再現する階調数a以上の階調数b(ただしb≧a)を再現可能な基本ディザパターンを格納する。
出力用パターンテーブル格納部210は、再現する階調aのそれぞれを、基本ディザパターンにより表現可能なb階調のいずれかと対応付けるためのテーブルである出力用パターンテーブルを格納する。
出力用パターンテーブル修正部209は、濃度測定部212により測定された濃度変化に基づいて、出力用パターンテーブルを修正する。
第1測定用パターンテーブル格納部206は、m個の測定パターンを用いて濃度値を測定するためのテーブルである第1測定用パターンテーブルを格納する。第2測定用パターンテーブル計算部207は、第1測定用パターンテーブルによって測定された濃度値に基づいて、元の濃度値から変化量が大きい濃度領域についてより詳細に濃度変化を調べるためのn個(n>m)の測定パターンを用いて濃度値を測定するためのテーブルである第2測定用パターンテーブルを作成する。
測定用ディザパターン作成部205は、第1測定用パターンテーブルまたは第2測定用パターンテーブルに基づいて、測定用ディザパターン(第1測定パターン、第2測定パターン)を作成する。
図3は、図1の画像処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像処理装置101は、装置全体の制御を行なうCPU601と、ディスプレイ605と、ネットワークに接続したり外部と通信を行なうためのLAN(ローカルエリアネットワーク)カード607(またはモデムカード)と、キーボードやマウスなどにより構成される入力装置609と、フレキシブルディスクドライブ611と、CD−ROMドライブ613と、ハードディスクドライブ615と、RAM617と、ROM619とを備えている。
CPU(コンピュータ)601を駆動させるためのプログラムは、フレキシブルディスクFやCD−ROM613aなどの記録媒体に記録することができる。このプログラムは、記録媒体からRAMその他の記録媒体に送られ、記録される。なお、プログラムはハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供するようにしてもよい。また、インターネットを介して外部のサイトなどよりそのようなプログラムをダウンロードして実行させるようにしてもよい。
図4は、図2のプリンタエンジン211の概略構成を示す図である。
図を参照して、プリンタエンジン211は、現像部により中間転写体502上に画像を形成する。出力用パターンテーブルの修正を行なう際には、中間転写体502上に濃度検知パターンが形成される。センサ501を用いることで、濃度測定部212は、濃度検知パターンの実際の濃度を測定する。
図5および図6は、基本ディザパターンの具体例を示す図である。図5と図6とは、図中の(A)の部分において繋がっている。
基本ディザパターンは、横48×縦24の画素サイズから構成される。また、図においてはわかりやすくするため、基本ディザパターンを実線により、横12×縦3の画素サイズのブロック(この1つのブロックを「基本パターン」という。)に分けている。なお、上下方向に接する「基本パターン」同士は横にずらされている。これにより、例えば上から2列目の最も左右に位置する基本パターンは、横6×縦3の画素サイズからなるが、この2つのパターンは横で繋がっているものと考え、他の基本パターンと同様、1つの横12×縦3の画素サイズの基本パターンを構成するものとする。基本パターンは、横4×縦8個存在している。
基本ディザパターンの横48×縦24の画素のそれぞれには1〜1152の値(番号)がふられている。この値は、点灯するドットの順序を示す。ドットの点灯なしの場合を0、基本ディザパターンの全てを点灯した場合を階調1152とした場合、全部で1153階調表現できることになる。
図7は、図5および図6に示す基本ディザパターンの濃度特性を示した図である。
図を参照して、パターンを階調1(このパターンをパターンNo.1のパターンと呼ぶ。)から印字したときの濃度値を縦軸に示してある。縦軸は階調1152時(このパターンをパターンNo.1152のパターンと呼ぶ。)の濃度値を1として正規化してある。図に示されるように、通常、階調が低い部分では濃度の立ち上がりは急であるが、ある一定を超えると飽和し、濃度の増加は小さくなるという傾向が見られる。
図8〜図10は、出力用パターンテーブル格納部210に記録されるパターンテーブルの具体例を示す図である。
ここでは、256階調の画像を処理することとし、256階調の各階調が基本ディザパターンの1153階調のどの階調に相当するかが対応付けられて記録されている。
図11は、センサ501の出力と、画像の濃度との関係を示す図である。
図を参照して、センサ501の出力値(A0,A1)と濃度(C0,C1)とは1対1で対応するため、センサ出力値から形成された画像の濃度を知ることができる。
図12は、第1測定用パターンテーブルの内容を示す図である。
図12を参照して、第1測定用パターンテーブルは、1〜8の合計8種類のパターンを印字するためのテーブルである(なお、パターンの印字を行わない、パターンNo.0は、ここではパターンの種類に含めていない)。ここでは、測定用ディザパターンとして、基本ディザパターンのパターンNo.(ナンバー)を8等分した上での、各中央位置に相当する、8つのパターンを使用している(基本ディザパターンのパターンNo.の総数が1152の時、パターンNo.は、72,216,360,504,648,792,936,1080となる)。
但し、第1測定用パターンテーブルに含まれるパターンの数は第2測定用パターンテーブルのパターン数より少ないのであれば、特に制限されるものではない。
図13は、第2測定用パターンテーブルの内容を示す図である。
第2測定用パターンテーブルは、第1測定用パターンテーブルでの測定の結果、濃度変化が大きかった部分を詳細に調べるためのパターンテーブルであり、第1測定用パターンテーブルのパターン数よりも保有するパターン数が多い。ここでは、1〜32の32種類のパターンを用いるものとするが、パターンの数は第1測定用パターンテーブルのパターン数より多いのであれば、特に制限されるものではない。
第2測定用パターンテーブルは、濃度測定部212の測定結果に基づき作成されるが、その詳細な処理については後述する。
図14は、本実施の形態における画像処理システムが実行するディザ処理を示すフローチャートである。
ステップS101で、まず、第1測定用ディザパターンテーブルに基づき、第1測定用ディザパターンを出力し、プリンタ内部に組み込まれたセンサ501を用いて濃度値を測定する。これを、ステップS103で、予め測定しておいた基準の濃度値と比較し、変化の大きい領域が存在するかどうかを検出する。
図15は、基準濃度値と測定濃度値との関係の具体例を示す図である。
これは、測定用ディザパターンとして、基本ディザパターンのパターンNo.を8等分した各中央位置に相当する、8つのパターン(図12の1〜8の8つのパターン)を使用したものである。
図15において、基準濃度値と測定濃度値との間の変化量を計算する。ここでは、単純に濃度値の差分を変化量とする。そして、その変化量が、予め設定しておいた閾値を超えるかどうかを判定する。もし、いずれの測定用ディザパターンに対する変化量も閾値以下であるなら、濃度変化は発生していないものとみなして、濃度補正処理は行わない(図14のステップS105でNO)。そして、デフォルトの出力用パターンテーブルを読出す(図14のステップS121)。
一方、1つ以上のパターンにおいて変化量が閾値を超える場合(図14のステップS105でYES)、変化量に応じて測定パターン数を増減させた、第2測定用パターンテーブルを作成する(図14のステップS107)。
ここでは、図15の例を基に説明する。
図16は、基準濃度値と測定濃度値との変化量の具体例を示す図である。
まず、8つの測定用パターンそれぞれに対応する基準濃度値と測定濃度値の変化量を計算すると、図16のようになったものとする。
図15および図16を参照して、(1)および(2)の部分(パターンNo.72と216の部分)で特に濃度変化が大きく、閾値を超えており、(5)の部分(パターンNo.648の部分)では、変化が検出されなかったものとする。
ここで、第2測定用ディザパターンとして32個のパターンを使用する場合を考える。
図17は、第2測定用パターンテーブルの作成方法を説明するための第1の図である。
まず、32個のパターンのうち半分の16個を8等分し、8つの領域((1)〜(8))にそれぞれ均等に割り当てる(図中の「配分1」)。
次に、残りの16個を、各領域の変化量の割合に応じて重み付けを行なって配分する(図中の「配分2」)。そして、その2つの配分数を加算したものを、最終的な測定用パターンの配分数とする(図中の「計」)。
図17の処理により、パターンNo.1〜144の領域の中から8個、No.145〜288の中から6個、…、No.1009〜1152の中から3個、というように測定パターンを選択することとなる。このときの選択方法は、各パターンNo.の範囲(領域)を単純に等分割し、その分割された位置の部分のパターンNo.を得るものとする。すなわち、図17の例からパターンを選ぶと、具体的な測定パターンNo.は図18のようになる。
すなわち、領域(1)では、パターンNo.1〜144の中から、18、36、54、72、90、108、126、144の8つのパターンが選択される。他の領域においても同様に、図17により求められたパターン数のパターンが選択される。
そして、第2測定用パターンテーブルに基づいて、第2の測定用ディザパターンが出力される(図14のステップS109)。それに対する濃度値が再度測定され(図14のステップS111)、現在の濃度を示す濃度特性カーブの推定が行われる(図14のステップS113)。濃度特性カーブの推定は、最小二乗近似法などを用いて、5次などの多次曲線でカーブを近似することによって行う。
図19は、濃度特性カーブの推定方法を示す図である。
図中、測定値を四角の点で示し、実線で推定カーブを示している。
推定された濃度特性カーブに基づいて、濃度変化がリニアになるような256個のパターンNo.を選択することにより、出力用パターンテーブルを修正(変更)する(図14のステップS115)。そして、基本ディザパターンと出力用パターンテーブルを用いることにより、出力用ディザパターンを作成する(図14のステップS117)。
その出力用ディザパターンが用いられ、画像のディザ処理が行なわれ、プリントが行なわれる(図14のステップS119)。
図20は、パターンNo.の選択方法を説明するための図である。
なお、ここでは、濃度変化が一定となるように、濃度値を等間隔に選択し、パターンを選択することとしたが、濃度特性カーブが変化する前の元の濃度値が再現できるようにパターンを選択するようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態においては、第1の測定用ディザパターンとして、基本ディザパターンの全パターンNo.を8等分した8個のパターンを使用したが、これに限定するものではない。例えば、ハイライト領域の濃度特性の変化が大きいと予め分かっているような場合は、ハイライト領域のパターン数を多くしても良い。また、個数も8個に限定せず、16個、32個など任意のものを選択しても構わない。
上述の実施の形態においては、第1の測定用ディザパターンは、予め設定しておいた既存のものを使用するようにしている。しかし、これに限定するものではなく、例えば、ハイライト領域のパターン数を多くしたもの、シャドー領域のパターン数を多くしたもの、など複数個の測定用ディザパターンを用意しておき、使用時にユーザーが選択できるようにしても良い。
あるいは、第2の測定用ディザパターンを作成する際に、どの領域の変化量が最も大きくなったかを計算し、その領域のパターン数を多くしたものを、次回の濃度補正処理の第1の測定用ディザパターンとして自動的に使用するようにしても良い。
上述の実施の形態においては、基準濃度値と測定濃度値との変化量を、単純に差分により計算したが、これに限定するものではない。例えば、シャドー領域ではノイズの影響が大きいことが予め分かっているような場合は、シャドー領域の重み付けを小さくする、すなわち変化量に対して係数α(<1)を乗ずるようにしても良い。
また、上述の実施の形態においては、第2の測定用ディザパターン数を32個に設定したが、これに限定するものではない。すなわち、第1の測定用ディザパターン以上の個数であれば、どのような個数であっても構わない。
さらに、上述の実施の形態においては、第2の測定用ディザパターン数の半分の16個を8つの領域に等配分し、残りの16個を重み付け配分したが、これに限定するものではない。ディザパターン数の全て(上述の実施例では32個)を重み付け配分しても構わない。あるいは、予めハイライト領域の精度を高めたいような場合は、最初の16個を3,3,2,2,2,1,1,1,1のように分配し、残りの16個を重み付け配分するようにしても良い。すなわち、第1の測定用パターンの濃度値の変化量に応じて、第2の測定用パターンの配分を変更するような手法であれば、どのようなものを採用してもよい。
また、上述の実施の形態においては、第2の測定用ディザパターンを決定する際に、測定パターン数に対応した8つの領域に分割してパターン数の配分を行ったが、これは4個、16個など任意の分割数にしても構わない。また、各領域に配分されたパターン数から実際のパターンNo.を単純間引きによって選択したが、これに限定するものではない。すなわち、分割された各領域の中から所定の計算によって求められた個数分だけ選択するような方法であれば、どのような方法を採用してもよい。
また、図1のシステム(またはその一部)は、1台のMFP(multi function peripheral)、ファクシミリ装置、プリンタ装置、複写機に組み込まれていてもよい。
以上のように、本実施の形態によると、ノイズ等の存在にかかわらず、濃度特性カーブを精度良く推定することができるため、常に適切なリニア特性を保持するディザパターンを作成することができるという効果がある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の一つにおける画像処理システムの構成を示す図である。 図1のシステムの構成をより詳細に表したブロック図である。 図1の画像処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2のプリンタエンジン211の概略構成を示す図である。 基本ディザパターンの具体例を示す図である。 図5に続く図である。 図5および図6に示す基本ディザパターンの濃度特性を示した図である。 出力用パターンテーブル格納部210に記録されるパターンテーブルの具体例を示す図である。 図8に続く図である。 図9に続く図である。 センサ501の出力と、画像の濃度との関係を示す図である。 第1測定用パターンテーブルの内容を示す図である。 第2測定用パターンテーブルの内容を示す図である。 本実施の形態における画像処理システムが実行するディザ処理を示すフローチャートである。 基準濃度値と測定濃度値との関係の具体例を示す図である。 基準濃度値と測定濃度値との変化量の具体例を示す図である。 第2測定用パターンテーブルの作成方法を説明するための第1の図である。 第2測定用パターンテーブルの作成方法を説明するための第2の図である。 濃度特性カーブの推定方法を示す図である。 パターンNo.の選択方法を説明するための図である。 従来のディザパターン作成手法を説明するための図である。 推定された各パターンの濃度値と元の濃度値との関係を示す図である。
符号の説明
100 画像入力装置、101 画像処理装置、102 画像出力装置、201 画像入力部、202 画像処理部、203 ディザ処理部、204 基本ディザパターン格納部、205 測定用ディザパターン作成部、206 第1測定用パターンテーブル格納部、207 第2測定用パターンテーブル計算部、208 出力用ディザパターン作成部、209 出力用パターンテーブル修正部、210 出力用パターンテーブル格納部、211 プリンタエンジン、212 濃度測定部、501 センサ、502 中間転写体。

Claims (9)

  1. 第1の数の種類の測定パターンからなる第1測定パターンを出力する第1の出力手段と、
    前記第1の出力手段により出力された測定パターンの濃度値を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された濃度値の、予め測定しておいた前記第1測定パターンの濃度値からの濃度の変化量を算出する算出手段と、
    前記算出手段の算出結果に基づいて、前記変化量が大きい領域について、前記変化量が小さい領域より多くの種類の測定パターンが配分された、前記第1の数より大きい第2の数の種類の測定パターンからなる第2測定パターンを作成する第2測定パターン作成手段と、
    前記第2測定パターンを出力する第2の出力手段と、
    前記第2の出力手段により出力された測定パターンの濃度値を測定し、測定した濃度値を基に現在の濃度特性を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された現在の濃度特性に基づいて、ディザパターンを作成するディザパターン作成手段とを備え
    前記ディザパターン作成手段は、第1の階調数をもつ基本ディザパターンと、前記第1の階調数より低い第2の階調数の各階調と前記基本ディザパターンの階調とを対応付けた出力パターンテーブルとを用いて、前記ディザパターンを作成するものであって、
    前記出力パターンテーブルを、前記判定された現在の濃度特性に基づいて修正して、前記ディザパターン作成を行なう、ディザパターン生成装置。
  2. 前記判定手段は、前記測定した濃度値を基に濃度特性カーブの近似を行ない、
    前記ディザパターン作成手段は、前記近似した濃度特性カーブから濃度特性がリニアになるパターンを選択する、請求項1に記載のディザパターン生成装置。
  3. 前記第1測定パターンは、測定パターンの種類が複数の濃度値の領域に分割されており、
    前記第2測定パターン作成手段は、前記第1測定パターンの領域の各々に対応する前記領域に割振る測定パターンの数を、前記算出手段の算出結果に基づいて重み付けすることにより、前記変化量が大きい前記領域についてより多くの種類の測定パターンが配分されるように前記第2測定パターンを作成する、請求項1または2に記載のディザパターン生成装置。
  4. 前記第2測定パターン作成手段は、各前記領域に応じてパターンの配分の重み付けを変えることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のディザパターン生成装置。
  5. 前記第1測定パターンは複数用意され、いずれか1つのパターンが選択されて用いられることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のディザパターン生成装置。
  6. 前記第1測定パターンの選択においては、前回の第2測定パターン作成時に計算した濃度値の変化量の大きい領域の測定パターン数を多くしたものが、自動的に選択されることを特徴とする、請求項に記載のディザパターン生成装置。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のディザパターン生成装置を備えた、画像形成装置。
  8. 第1の数の種類の測定パターンからなる第1測定パターンを出力する第1の出力ステップと、
    前記第1の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにおいて測定された濃度値の、予め測定しておいた前記第1測定パターンの濃度値からの濃度の変化量を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップの算出結果に基づいて、前記変化量が大きい領域について、前記変化量が小さい領域より多くの種類の測定パターンが配分された、前記第1の数より大きい第2の数の種類の測定パターンからなる第2測定パターンを作成する第2測定パターン作成ステップと、
    前記第2測定パターンを出力する第2の出力ステップと、
    前記第2の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定し、測定した濃度値を基に現在の濃度特性を判定する判定ステップと、
    第1の階調数より低い第2の階調数をもつ各階調と前記第1の階調数をもつ階調とを対応付けた出力パターンテーブルを、前記判定された現在の濃度特性に基づいて修正するステップと、
    前記修正されたテーブルと前記第1の階調数をもつ基本ディザパターンとを用いることによりディザパターンを作成するステップとを備える、ディザパターン生成方法。
  9. 第1の数の種類の測定パターンからなる第1測定パターンを出力する第1の出力ステップと、
    前記第1の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにおいて測定された濃度値の、予め測定しておいた前記第1測定パターンの濃度値からの濃度の変化量を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップの算出結果に基づいて、前記変化量が大きい領域について、前記変化量が小さい領域より多くの種類の測定パターンが配分された、前記第1の数より大きい第2の数の種類の測定パターンからなる第2測定パターンを作成する第2測定パターン作成ステップと、
    前記第2測定パターンを出力する第2の出力ステップと、
    前記第2の出力ステップにより出力された測定パターンの濃度値を測定し、測定した濃度値を基に現在の濃度特性を判定する判定ステップと、
    第1の階調数より低い第2の階調数をもつ階調と前記第1の階調数をもつ階調とを対応付けた出力パターンテーブルを、前記判定された現在の濃度特性に基づいて修正するステップと、
    前記修正されたテーブルと前記第1の階調数をもつ基本ディザパターンとを用いることによりディザパターンを作成するステップとをコンピュータに実行させる、ディザパターン生成プログラム。
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