JP2005210466A - 医用画像輝度調整装置およびそれを用いた放射線透視撮影装置 - Google Patents

医用画像輝度調整装置およびそれを用いた放射線透視撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データの輝度調整の際の欠損画像データによる調整不良を回避する。
【解決手段】 この発明に係る輝度調整部15は、FPD2から時系列的に送られてくる画像データがデータ保持処理部16で7個ずつ一時的に保持される毎に、保持中の7個の画像データのデータ値の中の大きさが第4順位のデータ値を所定順位データ値として所定順位データ値検出部17が検出し、1フレーム分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた所定順位データ値から最大・最小値抽出部18が抽出した最大値と最小値とに基づいて1フレーム分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理をデータ値変換処理部19が行う構成を備え、所定順位データ値の検出の際に欠損画像データの可能性の高い最高順位と最低順位とのデータ値が除かれ、輝度調整用のデータ値変換処理を行う際の所定順位データ値の最大値と最小値とは非欠損画素データのデータ値の可能性が高くなり、画像データの輝度調整不良が回避できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、時系列的に送られてくる医用画像1枚分の量の医用画像作成用の画像データから抽出したデータ値の最大値および最小値に基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整(濃淡調整)用のデータ値変換処理を行う医用画像輝度調整装置およびそれを用いた放射線透視撮影装置に係り、特に、医用画像作成用の画像データの輝度調整の際に欠損画像データに起因した調整不良を回避する技術に関する。
被検体の透過X線像検出用の2次元状X線検出器としてフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」と記す)を備えた医用のX線透視撮影装置は、被検体の透過X線像が投影されるFPDのX線検出面に多数のX線検出素子が縦と横の配列ラインに沿って2次元状マトリックス配置されている。X線撮影中はFPDから時系列的に送られてくるX線画像作成用の画像データに基づいて、X線検出面に投影される透過X線像に対応したX線画像が作成され、画像表示装置に表示される。
そして、X線画像を作成する場合、時系列的に送られてくるX線画像作成用の全画像データのデータ値の中から最大値と最小値とを抽出して、それら最大値および最小値に基づいてX線画像1枚分の各画像データについて(階調処理とも称される)輝度調整用のデータ値変換処理を行う。この輝度調整用のデータ値変換処理では、データ値の最大値および最小値の範囲を、画像表示装置の適切な輝度変化範囲(濃度変化範囲)に対応させて、X線画像用の全画像データから抽出したデータ値を変換し、これによりX線画像を画像表示装置に最適なコントラストで表示する。
しかしながら、上記の従来装置におけるX線画像作成用の画像データの輝度調整の場合には、欠損画像データに起因する調整不良を伴うという問題がある。
FPDはイメージインテンシファイアと比べて軽量で薄型であるが、X線検出素子に欠陥があり、欠陥のあるX線検出素子に対応する画像データは、データ値がX線強度に正確に対応しない欠損画素データとなる。欠損画素データとしては、例えば、X線が入射していない状態でも暗電流が発生してデータ値が大きくなるものや、X線検出素子の感度が低い、あるいはX線検出素子にゴミなどが付着した場合には、データ値が小さくなるものなどがある。もし欠損画素データがデータ値の中の最大値あるいは最小値として抽出された場合、検出X線強度に正確に対応しないデータ値に基づいて輝度調整用のデータ値変換処理が行われることになる。その結果、画像データの輝度調整用のデータ値変換処理が適切に行えず調整不良となりX線画像を画像表示装置に最適なコントラストで表示することができなくなる。
そして、欠損画素データは非欠損データに比べ、データ値が極端に高くなったり、逆に極端に低くなったりする傾向が強く、欠損画素データのデータ値がデータ値の中の最大値や最小値として抽出される可能性が高い。その結果、欠損画像データに起因する輝度調整の調整不良が起こり易い。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、医用画像用の画像データの輝度調整の際に欠損画像データに起因した調整不良を回避することができる医用画像輝度調整装置およびそれを用いた放射線透視撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データを予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持するデータ保持処理を行うデータ保持処理手段と、データ保持処理手段で複数個の画像データが一時的に保持される毎に複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位に該当するデータ値を所定順位データ値として検出する所定順位データ値検出手段と、所定順位データ値検出手段によって医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた複数個の所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する最大・最小値抽出手段と、最大・最小値抽出手段によって抽出された最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行うデータ値変換処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1記載の医用画像輝度調整装置(以下、適宜「輝度調整装置」と略記)では次のように画像データの輝度調整プロセスが進行する。先ず、データ保持処理手段が、時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データを予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持するデータ保持処理を続ける。それに並行して、所定順位データ値検出手段が、複数個の画像データが一時的に保持される毎に、データ保持処理手段で保持中の複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位のデータ値を所定順位データ値として検出する。そして、最大・最小値抽出手段が、医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた複数個の所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する処理を行い、データ値変換処理手段が、最大・最小値抽出手段によって抽出されたデータ値の中の最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行う。
すなわち、請求項1の発明の輝度調整装置の場合、時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データが、予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持される毎に、保持中の複数個の画像データのデータ値のうちの最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位のデータ値を所定順位データ値として検出し、医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた複数個の所定順位データ値から抽出された最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行う構成を備えている。所定順位データ値の検出の際に、欠損画像データの可能性の高い最高順位と最低順位とのデータ値が除かれるので、輝度調整用のデータ値変換処理を行う際の所定順位データ値の最大値と最小値とは欠損画素データのデータ値ではない可能性が高くなる。その結果、医用画像用の画像データについての輝度調整は適切なものとなる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像輝度調整装置において、所定順位データ値検出手段は、複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、画像データのデータ値を大きさの順に並び変え、データ値の大きさが中央の順位にある中央値を所定順位データ値として検出することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2の発明の輝度調整装置の場合、最高順位のデータ値と最低順位のデータ値との両方から順位の隔たりのある中央の順位にある中央値を所定順位データ値とするので、データ値が高くなる欠損画素データの場合も、データ値が低くなる欠損画素データの場合も、欠損画素データのデータ値が所定順位データ値となることを避けることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の医用画像輝度調整装置において、データ保持処理手段の前段に、外部装置として画像データ収集手段が接続可能に構成されており、画像データ収集手段から送られてくる医用画像作成用の画像データに対してデータ保持処理手段によるデータ保持処理が逐次に行われることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3の発明の輝度調整装置の場合、データ保持処理手段の前段に接続された外部装置である画像データ収集手段から送られてくる医用画像作成用の画像データに対してデータ保持処理手段がデータ保持処理を逐次に行うので、医用画像作成用の画像データの輝度調整をリアルタイムで行うことができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の医用画像輝度調整装置において、データ保持処理手段によるデータ保持処理は、データ保持処理手段へ未保持の画像データが1個送られてくる毎に、保持している画像データの中で保持時点が最も古い画像データを1個だけ外して代わりに新たに送られてきた未保持の画像データを保持して行われることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4の発明の輝度調整装置の場合、データ保持処理手段へ未保持の画像データが1個送られてくる毎に、保持している画像データの中で保持時点が最も古い画像データを1個だけ外して代わりに新たに送られてきた未保持の画像データを保持してデータ保持処理が行われるので、1個の画像データについて保持個数に相当する回数だけ一緒に保持される画像データの組み合わせを変えながら所定順位データ値検出手段による所定順位データ値の検出処理が繰り返し行われる。その結果、所定順位データ値となるべき非欠損画像データのデータ値が所定順位データ値として検出されずに見過ごされてしまう事態を回避することができる。
また、請求項5に記載の発明に係る放射線透視撮影装置は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の医用画像輝度調整装置を用いた放射線透視撮影装置であって、被検体を透過した放射線を検出して、その検出された放射線を医用画像作成用の画像データとして収集する画像データ収集手段を備えるとともに、時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データを予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持するデータ保持処理を行うデータ保持処理手段と、データ保持処理手段で複数個の画像データが一時的に保持される毎に複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位に該当するデータ値を所定順位データ値として検出する所定順位データ値検出手段と、所定順位データ値検出手段によって医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた複数個の所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する最大・最小値抽出手段と、最大・最小値抽出手段によって抽出された最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行うデータ値変換処理手段とを備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項5に記載の放射線透視撮影装置によれば、請求項1から請求項4のいずれかに記載の医用画像輝度調整装置を用いることで、放射線透視撮影装置で得られた医用画像用の画像データについての輝度調整は適切なものとなる。
請求項1の発明の医用画像輝度調整装置およびそれを用いた放射線透視撮影装置、時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データが予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持される毎に、保持中の複数個の画像データのデータ値のうちの最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位のデータ値を所定順位データ値として検出し、医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に順に送られてきた複数個の所定順位データ値から抽出された最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行う構成を備えている。所定順位データ値の検出の際に、欠損画像データの可能性の高い最高順位と最低順位とのデータ値が除かれるので、輝度調整用のデータ値変換処理を行う際の所定順位データ値の最大値と最小値とは欠損画素データのデータ値ではない可能性が高くなる。その結果、医用画像用の画像データについての輝度調整は適切なものとなる。
よって、この発明の医用画像輝度調整装置およびそれを用いた放射線透視撮影装置によれば、画像データの輝度調整の際に欠損画像データに起因した調整不良を回避することができる。
この発明の実施例を図面を参照して説明する。図1はこの発明の医用画像輝度調整装置の実施例が組み込まれたX線透視撮影装置の構成を示すブロック図、図2はFPDのX線検出面におけるX線検出素子の配置状況を示す模式的平面図である。
実施例のX線透視撮影装置は、図1に示すように、被検体MにX線を照射するX線管1およびX線検出用のFPD2を画像データ収集手段として備え、図2に示すように、被検体Mの透過X線像が投影されるFPD2のX線検出面2Aに多数のX線検出素子2aが縦と横の配列ラインに沿って2次元状マトリックス配置されている。FPD2から出力される画像データ(X線検出信号)に基づいて、X線検出面2Aに投影される被検体Mの透過X線像に対応したX線画像が作成される。
X線管1とFPD2は撮影対象の被検体Mを挟んで対向配置されていて、X線撮影中は、X線管1が照射制御部1Aの制御を受けながら被検体MにX線を照射するのに伴って、X線管1からのX線照射に伴って生じる被検体Mの透過X線像がFPD2のX線検出面2Aに投影される配置関係となっている。
FPD2は、例えば、縦30cm×横30cm程の広さのX線検出面2AにX線検出素子2aが例えば縦1024×横1024のマトリックスで縦横にX方向とY方向に沿って配列されている直接変換タイプのX線検出器である。
FPD2の場合、図3に示すように、例えばa−Se系半導体膜などのX線に有感な半導体膜3と、半導体膜3の表面へ面状に積層形成されているバイアス電圧印加用の共通電極4とを備えている。さらに、図4に示すように、多数の収集電極5がX線検出素子2aの2次元状マトリックス配置で形成されており各収集電極5で収集される電荷の蓄積・読み出し用電気回路6が配設されているアクティブマトリックス基板7とを備えていて、半導体膜3がアクティブマトリックス基板7の収集電極5を形成した側に積層されている。
蓄積・読み出し用電気回路6はコンデンサ6Aやスイッチング素子としてのTFT(薄膜電界効果トランジスタ)6Bおよびゲート線6a,データ線6bなどからなり、各収集電極5ごとに1個のコンデンサ6Aと1個のTFT6Bが割り当てられている。
また、蓄積・読み出し用電気回路6の周りにはゲートドライバ8と電荷電圧変換型増幅器9とマルチプレクサ10とA/D変換器11とが別デバイスで配備接続されている。
FPD2によりX線を検出する場合、数キロボルト〜数十キロボルト程度のバイアス電圧が共通電極4から半導体膜3に印加され、検出対象のX線の入射に伴って半導体膜3で電荷が生成される。半導体膜3で生じた電荷が(詳しくは各収集電極5へ移動することで収集電極5に電荷が誘起生成して)各収集電極5ごとに収集され、各収集電極5で収集された電荷は、アクティブマトリックス基板7の蓄積・読み出し用電気回路6などにより収集電極5毎に取り出される。
具体的には、ゲートドライバ8からゲート線6a経由で読み出し信号が各TFT6Bのゲートに順に与えられ、読み出し信号が与えられている各TFT6Bのソースに接続されたデータ線6bが電荷電圧変換型増幅器9を介してマルチプレクサ10に順に切り換え接続される。それに伴って、コンデンサ6Aに蓄積された電荷が、TFT6Bからデータ線6bを経て、さらに電荷電圧変換型増幅器9で増幅されて、マルチプレクサ10により各収集電極5毎にA/D変換器11へ送り出されてディジタル化されてからX線検出素子2a毎の画像データとして出力される。
つまり、FPD2では、1つの収集電極5と収集電極5の広さ相当の半導体膜3および共通電極4に加えて1個のコンデンサ6Aおよび1個のTFT6Bとで一つのX線検出素子2aが構成されている。そして、2次元状マトリックス配置の各収集電極5がそれぞれX線画像の各画素に対応する電極(画素電極)となっていて、各収集電極5毎の画像データがX線画像の各画素信号に対応している。
したがって、FPD2における画像データの出力は、図2に示すように、最上段左端のX線検出素子2aから始まってX方向ラインに沿って左側の素子に順に行われ、最上段右端のX線検出素子2aに達すると、一段下の段に移り同様に画像データの出力が、最上段右端のX線検出素子2aに達するまで、繰り返し行われ、X線画像1枚分(1フレーム分)の画像データが時系列的に出力される。
さらに、FPD2の後段には、FPD2から時系列的に送られてくる画像データに基づいてX線画像を作成する信号処理部12と、信号処理部12で作成されたX線画像を記憶する画像メモリ13と、X線画像を表示する画像表示装置14とが配設されている。X線管1による被検体MへのX線照射に伴ってFPD2から出力される画像データに基づいて信号処理部12でX線画像が作成されて画像メモリ13に記憶され、画像表示装置14の画面にX線画像が表示される。
具体的には、サンプリング時間間隔ΔtでFPD2から1フレーム分の画像データが取り出され、サンプリング時間間隔Δtごとに信号処理部12でX線画像が1枚作成される処理が繰り返される。FPD2から1フレーム分の画像データを取り出すサンプリング時間間隔Δtが1/30秒であれば、1秒間に30枚ほどのスピードでX線画像が次々に作成され、画像表示装置14に動画像としてX線画像が表示される。
一方、信号処理部12には、画像表示装置14にX線画像を最適コントラストで表示するために、1フレーム分の各画像データについて(階調処理とも称される)輝度調整用のデータ値変換処理を行う輝度調整部15が設けられている。輝度調整部15の輝度調整用のデータ値変換処理により、1フレーム分の各画像データのデータ値を画像表示装置14の輝度変化範囲(濃度変化範囲)に対応する範囲に収める。
他方、FPD2の場合、多数のX線検出素子2aの中には製造中あるいは製造後に生じた例えば半導体膜3の微視的損傷等に起因する欠損を持つものが不可避的に存在している。このような欠損を持つX線検出素子2aの画像データは、データ値が検出X線強度に正確に対応しない欠損画像データとなって輝度調整の調整不良を引き起こす恐れがある。FPD2とともに実施例の輝度変調装置を構成する輝度調整部15は、以下に具体的に説明するように、欠損画像データに起因して発生する調整不良を回避しながら、X線画像作成用の画像データの輝度調整を的確に行うことができる。
すなわち、輝度調整部15は、時系列的に送られてくるX線画像作成用の画像データを(予め定められた複数個である)7個のレジスタに順に一時的に保持するデータ保持処理を行うデータ保持処理部16と、データ保持処理部16で7個の画像データが一時的に保持される毎に7個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが(予め定められた所定順位である)第4順位に該当するデータ値を所定順位データ値として検出する所定順位データ値検出部17と、所定順位データ値検出部17によって1フレーム分の画像データから検出された所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する最大・最小値抽出部18と、最大・最小値抽出部18によって抽出された最大値と最小値とに基づいて1フレーム分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行うデータ値変換処理部19とを備えている。
先ず、データ保持処理部16および所定順位データ値検出部17を図5と図6を参照して具体的に説明する。図5はデータ保持処理部16の全体構成と所定順位データ値検出部17の前半部分の構成を示すブロック図であり、図6は所定順位データ値検出部17の後半部分の構成を示すブロック図である。図5および図6は所定順位データ値検出部17を接続部分が重複するかたちで図示してある。
データ保持処理部16は直列に接続された7個のレジスタR1〜R7からなり、7個のレジスタR1〜R7は時系列的に送られてくるX線画像作成用の画像データを7個ずつ順に一時的に保持する。データ保持処理部16へ時系列的に送られてくる画像データは、先ず最初にレジスタR7に保持され、以後、未保持の画像データが1個送られてくる毎に、右隣のレジスタに移動する動作をレジスタR1に達するまで繰り返す。その結果、レジスタR1〜R7については番号が若い(小さい)レジスタほど画像データの保持時点が古く、レジスタR1が保持する画像データは常に保持時点が最も古く、レジスタR7が保持する画像データは常に保持時点が最も新しいことになる。
したがって、データ保持処理部16によるデータ保持処理は、データ保持処理部16へ未保持の画像データが1個送られてくる毎に、レジスタR1〜R7に保持されている画像データを番号の若い右隣のレジスタに一斉に移し、保持している画像データの中で保持時点が最も古い画像データを1個だけ外して、代わりに新たに送られてきた未保持の画像データを保持して行われる。すなわち、ある任意の時点で、図7(a)に示すように、7個の画像データd1〜d7がレジスタR1〜R7に保持されているとして、最新に保持された画像データd7に注目すると、図7(b)〜図7(g)に示すように、データ保持処理部16へ未保持の画像データが1個送られてくる毎に画像データd7がレジスタR7からレジスタR1まで右隣へひとつずつ順に移動し、画像データd7は(画像データの保持個数である7個に相当する)7回、一緒に保持される画像データの組み合わせを変えながらレジスタR1〜R7により一時的に保持される。このことは他の各画像データについても同様である。
所定順位データ値検出部17は、7個の画像データのデータ値の大きさを比較して、画像データのデータ値を大きさの順に並び変え、データ値の大きさが中央の順位にある第4順位のデータ値(すなわち中央値)を所定順位データ値として検出する。所定順位データ値検出部17は、図5および図6に示すように、2つのデータ値を比較して大小を判定するデータ値大小判定部17Aと、データ値大小判定部17Aで大きい方と判定されたデータ値を保持する第1データ値保持部17Bと、データ値大小判定部17Aで小さい方と判定されたデータ値を保持する第2データ値保持部17Cとを組み合わせた第1〜第7の7個のデータ値ソート部17a〜17gを有している。所定順位データ値検出部17の場合、レジスタR1〜R7によって一時的に保持される7個の画像データのデータ値をデータ値ソート部17a〜17gで繰り返し大小を判定しながらデータ値ソート部17a〜17gに7個の画像データのデータ値を大きさの順に並べる。そして、最終段のデータ値ソート部17gからデータ値の大きさが中央の順位にある中央値を所定順位データ値として検出して最大・最小値抽出部18へ出力する。
すなわち、FPD2から時系列的に送られてくるX線画像作成用の画像データが7個ずつ順に一時的に保持される毎に、保持中の7個の画像データのデータ値のうちの最高順位と最低順位とを除いて、中央の順位にある第4順位の中央値を所定順位データ値として検出する。欠損画素データはデータ値が極端に高くなったり、逆に極端に低くなったりする傾向が強い。画像データ全体のデータ値のヒストグラムPは.図8に示すように、ヒストグラムPの上側と下側とに極端に高いデータ値と極端に低いデータ値とを示すピークPa,Pbが生じ、ピークPa,Pbに属するデータ値は欠損画素データのものである可能性が極めて高い。
しかし、所定順位データ値検出部17で検出される所定順位データ値は、7個のデータ値のうちの最高順位でも最低順位でもないので、所定順位データ値は欠損画素データのものではない可能性が非常に高い。さらに、所定順位データ値検出部17の場合、最高順位のデータ値と最低順位のデータ値と両方から順位の隔たりのある中央の順位にある第4順位の中央値所定順位データ値とするので、データ値が高くなる欠損画素データもデータ値が低くなる欠損画素データも所定順位データ値となることを防ぐことができる。
また、所定順位データ値検出部17による所定順位データ値の検出処理は、1個の画像データ値について、保持個数に相当する7回、一緒に保持される画像データの組み合わせを変えながら繰り返し行われる。その結果、所定順位データ値となるべき非欠損画像データのデータ値が所定順位データ値として検出されずに見過ごされてしまう事態を回避することができる。
最大・最小値抽出部18は、所定順位データ値検出部17によって1フレーム分の画像データから検出されて時系列的に送り込まれてきた所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する。最大・最小値抽出部18は、最大値の抽出のために最大値を保持する例えば8ビットの最大値レジスタ18Aを有しており、最大値レジスタ18Aに「00000000」を格納する。次々と送り込まれてくる1フレーム分の所定順位データ値とレジスタに保持されている値とを逐次に比較し、大きい方を最大値レジスタ18Aに保持させることにより、所定順位データ値の最大値を抽出する。また、最大・最小値抽出部18は、最小値の抽出のために最小値を保持する例えば18ビットの最小値レジスタ8Bを有しており、最小値レジスタ18Bに「11111111」を格納する。次々と送り込まれてくる1フレーム分の所定順位データ値とレジスタに保持されている値とを逐次に比較し、小さい方を最小値レジスタ18Bに保持させることにより、所定順位データ値の最小値を抽出する。
最大・最小値抽出部18が抽出する所定順位データ値の最大値と最小値とは、所定順位データ値が欠損画像データのものではない可能性が非常に高いので、所定順位データ値の最大値および最小値も同様に、欠損画像データのものでない可能性が非常に高い。
そして、データ値変換処理部19は、最大・最小値抽出部18によって抽出されたデータ値の中の最大値dmaxと最小値dminと基づいてX線画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行う。輝度調整部15の輝度調整用のデータ値変換処理により、図9に示すように、データ値の最大値dmax とデータ値の最小値dminとの範囲が画像表示装置14の適切な輝度変化範囲(濃度変化範囲)として規定する変換データ値の最大値fmaxと変換データ値の最小値fminと範囲に対応するように1フレーム分の各画像データのデータ値が変換される。また、具体的には、最大値dmax〜最小値dminの間のデータ値はデータ値の大きさに比例した値に変換され、また最大値dmaxを越えるデータ値は全て変換データ値の最大値fmaxに変換され、最小値dminを下回るデータ値は全て変換データ値の最小値fminに変換される。
なお、X線撮影透視装置の主制御部20は、X線管1およびFPD2からなるX線撮像系の制御や、信号処理部12等の制御を操作部21の入力操作や撮影プロセスの進行にしたがってコントロールする役割を司る。
続いて、上述した構成を有するX線透視撮影装置において、輝度調整部15による画像データの調整プロセスを図面を参照しながら説明する。図10は実施例における輝度調整部による画像データの調整プロセスを示すフローチャートである。以下、X線撮影が既に開始されたX線撮影中であるとして説明する。
〔ステップS1〕データ保持処理部16が、FPD2から時系列的に送られてくるX線画像作成用の画像データを7個のレジスタR1〜R7に順に一時的に保持するデータ保持処理を、送られてくる画像データがなくなるまで続ける。
〔ステップS2〕所定順位データ値検出部17が、データ保持処理部16で保持中の7個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが第4順位の中央値を所定順位データ値として検出する処理を、X線撮影が終了するまで行う。
〔ステップS3〕最大・最小値抽出部18が、1フレーム分の所定順位データ値の中の最大値と最小値とを抽出する処理を1フレーム分の所定順位データ値を処理し終わる毎にリセットしながらX線撮影が終了するまで行う。
〔ステップS4〕データ値変換処理部19が、最大・最小値抽出部18によって抽出されたデータ値の中の最大値と最小値とに基づいて1フレーム分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行う。
〔ステップS5〕データ値変換処理済みの画像データにより画像表示装置14にX線画像を表示する。
〔ステップS6〕X線撮影を終了しないのであれば、ステップS1〜S5を継続し、X線撮影を終了するのであれば、ステップS1〜S5も終了する。
以上に述べたように、実施例の輝度調整部15の場合、時系列的に送られてくるX線画像作成用の画像データが7個のレジスタに順に一時的に保持される毎に、保持中の7個の画像データのデータ値のうちの最高順位と最低順位とを除いて予め定められたデータ値の大きさが第4順位のデータ値を所定順位データ値として検出し、1フレーム分の画像データから検出されて時系列的に順に送られてきた所定順位データ値から抽出された最大値と最小値とに基づいて1フレーム分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行う構成を備えている。所定順位データ値の検出の際に、欠損画像データの可能性の高い最高順位と最低順位とのデータ値が除かれるので、輝度調整用のデータ値変換処理を行う際の所定順位データ値の最大値と最小値とは欠損画素データのデータ値ではない可能性が高くなる。その結果、X線画像作成用の画像データについての輝度調整は適切なものとなり、画像データの輝度調整の際に欠損画像データに起因した調整不良を回避することができる。
また、実施例の場合、データ保持処理部16の前段に接続されたFPD2から送られてくるX線画像作成用の画像データに対してデータ保持処理部16がデータ保持処理の処理を逐次に行うので、動画像のX線画像を作成する画像データの輝度調整をリアルタイムで行うことができる。
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例の輝度調整部15では、輝度調整対象の画像データがFPD2からリアルタイムで時系列的に送られてくるものであったが、輝度調整対象の画像データは画像データを収集記憶したデータメモリから非リアルタイムで送られてくるようであってもよい。すなわち、輝度調整部15だけでこの発明の輝度調整装置を構成することもできる。
(2)実施例装置の輝度調整部15の場合、データ保持処理部16が一時的に保持する画像データの個数が7個であったが、データ保持処理部16が一時的に保持する画像データの個数は7個に限られるものではなく、3個以上の複数個であればよい。
(3)実施例装置の輝度調整部15の場合、所定順位データ値検出部17が検出するのはデータ値の大きさが第4順位のものを所定順位データ値として検出したが、所定順位データ値検出部17が検出するのはデータ値の大きさが第5順位のもの、あるいは第3順位のものであってもよい。また、所定順位データ値の検出個数も1個に限らず、複数個であってもよい。
(4)実施例の場合、FPD2が直接変換タイプの検出器であったが、この発明はFPD2が間接変換タイプの検出器装置の場合にも適用できる。
(5)実施例の場合、輝度調整対象の画像データがFPD2で得られたものであったが、輝度調整対象の画像データはFPD2で得られたものに限らず、イメージインテンシファイア等、FPD以外の検出器で得られたものであってもよい。
(6)実施例の場合、輝度調整対象の画像データを得る検出器が2次元状検出器であったが、この発明の装置は1次元状検出器で得られる画像データでも輝度調整対象とすることができる。
(7)実施例の場合、輝度調整部15が組み込まれていたのはX線透視撮影装置であったが、この発明の輝度調整装置は、X線透視撮影装置以外のX線画像診断装置や超音波診断装置に適用することもできる。また、X線透視撮影装置以外の放射線透視撮影装置(例えばγ線などのECT装置)に適用することもできる。
実施例に係る輝度調整装置が組み込まれたX線透視撮影装置の構成を示すブロック図である。 FPDのX線検出面におけるX線検出素子の配置状況を示す模式的平面図である。 FPDの構成をX線のセンサ部を中心に示す模式的な断面図である。 FPDの構成を画像データの読み出し部を中心に示すブロック図である。 実施例の中のデータ保持処理部の全体構成と所定順位データ値検出部の前半部分の構成を示すブロック図である。 実施例の中の所定順位データ値検出部の後半部分の構成を示すブロック図である。 実施例の中のデータ保持処理部における画像データの移送状況を示す模式図である。 画像データのデータ値の頻度についてのヒストグラムを示すグラフである。 輝度調整前の画像データのデータ値と輝度調整後の変換データ値の関係を示すグラフである。 実施例における輝度調整部による画像データの調整プロセスを示すフローチャートである。
符号の説明
2 … FPD(画像データ収集手段)
15 … 輝度調整部(輝度調整装置の一部)
16 … データ保持処理部(データ保持処理手段)
17 … 所定順位データ値検出部(所定順位データ値検出手段)
18 … 最大・最小値抽出部(最大・最小値抽出手段)
19 … データ値変換処理部(データ値変換処理手段)

Claims (5)

  1. 時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データを予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持するデータ保持処理を行うデータ保持処理手段と、データ保持処理手段で複数個の画像データが一時的に保持される毎に複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位に該当するデータ値を所定順位データ値として検出する所定順位データ値検出手段と、所定順位データ値検出手段によって医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた複数個の所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する最大・最小値抽出手段と、最大・最小値抽出手段によって抽出された最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行うデータ値変換処理手段とを備えたことを特徴とする医用画像輝度調整装置。
  2. 請求項1に記載の医用画像輝度調整装置において、所定順位データ値検出手段は、複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、画像データのデータ値を大きさの順に並び変え、データ値の大きさが中央の順位にある中央値を所定順位データ値として検出することを特徴とする医用画像輝度調整装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の医用画像輝度調整装置において、データ保持処理手段の前段に、外部装置として画像データ収集手段が接続可能に構成されており、画像データ収集手段から送られてくる医用画像作成用の画像データに対してデータ保持処理手段によるデータ保持処理が逐次に行われることを特徴とする医用画像輝度調整装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の医用画像輝度調整装置において、データ保持処理手段によるデータ保持処理は、データ保持処理手段へ未保持の画像データが1個送られてくる毎に、保持している画像データの中で保持時点が最も古い画像データを1個だけ外して代わりに新たに送られてきた未保持の画像データを保持して行われることを特徴とする医用画像輝度調整装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の医用画像輝度調整装置を用いた放射線透視撮影装置であって、被検体を透過した放射線を検出して、その検出された放射線を医用画像作成用の画像データとして収集する画像データ収集手段を備えるとともに、時系列的に送られてくる医用画像作成用の画像データを予め定められた複数個のレジスタに順に一時的に保持するデータ保持処理を行うデータ保持処理手段と、データ保持処理手段で複数個の画像データが一時的に保持される毎に複数個の画像データのデータ値の大きさを比較して、最高順位と最低順位とを除いてデータ値の大きさが予め定められた所定順位に該当するデータ値を所定順位データ値として検出する所定順位データ値検出手段と、所定順位データ値検出手段によって医用画像1枚分の画像データから検出されて時系列的に送られてきた複数個の所定順位データ値の中から最大値と最小値とを抽出する最大・最小値抽出手段と、最大・最小値抽出手段によって抽出された最大値と最小値とに基づいて医用画像1枚分の各画像データについて輝度調整用のデータ値変換処理を行うデータ値変換処理手段とを備えることを特徴とする放射線透視撮影装置。
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JP2010012105A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Shimadzu Corp 放射線撮像装置

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