JP2005208066A - 挟み込み検知センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】挟み込み検知センサ8が圧電材11から成り、これをサイドバイザーに設けて物体の接触による変位や歪み、圧力変化で出力を発生するかまたは出力が変化するので、開閉部7への物体の挟み込みを精度良く検出することができ、濡れても誤検出が無く、接点を持たないので接触不良や短絡が無く耐久性が良いのに加え、圧電材11がゴム弾性体の有機基材に圧電セラミックの焼結粉体を配合して分極処理した可撓性のあるものなので、PVDFに比べて熱に対する安定性や耐熱性が高く、伸縮性や屈曲性が有り、成型が容易であるといった効果がある。
【選択図】図1
Description
図1に本発明の実施の形態1の挟み込み検知センサを備えた挟みこみ防止装置の外観図を示す。本実施の形態は開閉部として例えば車両用のパワーウィンドウに応用した場合を示している。図中、1は移動部材としての窓ガラス、2は窓ガラス1を昇降するためのクランク、3はクランク2を駆動する駆動手段で例えばパルス駆動の電動モータからなる。4は例えば駆動手段3に印加されるパルス信号をカウントして窓ガラス1の開閉位置を検出する開閉位置検出部である。5は例えばパルス信号を出力して駆動手段3を制御する制御手段である。6は当接部材としての窓枠で、窓ガラス1と窓枠6とで開閉部7を形成している。8は圧電材から成る挟み込み検知センサで、窓ガラス1の端部に沿って配設されており、窓ガラス1と窓枠6との間に物体を挟み込んだ時に物体が挟み込み検知センサ8に接触すること、あるいは挟み込んだ振動が伝わることにより、挟み込みを検知するものである。
図11に本発明の実施の形態2の挟み込み防止装置の外観図を、図12に図11のB−B’断面図を示す。本実施の形態は挟み込み検知センサ8を雨除け用のサイドバイザー28に配設したものである。窓枠6に取付けられたサイドバイザー28に、はめ込み用の孔29を有し、挟み込み検知センサ8の圧電材11に設けた突起30を孔29にはめ込むことで配設している。
図14に本発明の実施の形態3の挟み込み防止装置の要部の断面図を示す。本実施の形態は挟み込み検知センサ8がサイドバイザー28を兼ねた構成である。窓が窓枠6に当接した際の隙間を密閉する密閉部材としてのウエザストリップ39を、窓枠6にはめ込んで固定する時に、挟み込み検知センサ8(サイドバイザー28)をも同時に保持する構成である。挟み込み検知センサ8(サイドバイザー28)は、圧電材11上に導電ゴムから成る可撓性のある電極12を配設し、その状態で図14のように折り曲げて、周囲をモールド材40で覆っている。モールド材40により電極を保護して耐水性を高めるとともに、強度のある材質のモールド材を使えば補強の役割を兼ねることもできる。
図15に本発明の実施の形態4の挟み込み防止装置の要部の断面図を示す。本実施の形態は挟み込み検知センサ8がウエザストリップ39を兼ねた構成である。また見方を変えれば、窓枠6の端部に沿って挟み込み検知センサ8(ウエザストリップ39)を配設しているとも言える。
図16に本発明の実施の形態5の挟み込み検知センサの断面図を、図17に配設の方法を表す構成図を示す。本実施の形態は挟み込み検知センサ8を窓ガラス1の端部10を覆うように配設したものである。窓ガラス1に部分的に穴41を開け、挟み込み検知センサ8には穴41に対応した位置のツメ42と、端部10にあてがうツメ43を形成している。配設する場合は、ツメ42、43の間に窓ガラス1の端部10を挿入し、ツメ42が穴41にはまり込むようにすればよい。圧電材11に可撓性があるのでこのようなはめ込みが容易である。
図18に本発明の実施の形態6の挟み込み検知センサの断面図を示す。移動部材としての窓ガラスが積層ガラス1a、1b、1cで構成され、挟み込み検知センサ8を積層ガラス1b上で、積層ガラス1a、1cで挟んで保持している。モールド材40は積層ガラスと挟み込み検知センサ8を一体にモールドしている。本実施の形態では挟み込み検知センサ8の多くの部分が積層ガラスに隠れるので、ほとんど目立たない。挟み込み検知センサ8を図18のように薄いシート状(フィルム状)に形成すれば、窓ガラスの厚み内に収めることができて仕上がりがきれいになり車のデザインを損ないにくい効果がある。
図19に本発明の実施の形態7の挟み込み検知センサの断面図を示す。本実施の形態の挟み込み検知センサ8は、ウエザストリップ39と窓枠6との間に構成されているが、ウエザストリップ39を窓枠6にはめ込むことで、必然的に挟み込み検知センサ8は位置決めされて固定される構成である。このような構成により挟み込み検知センサ8の取付け作業が容易となる効果がある。本実施の形態では物体の挟み込みによりウエザストリップ39を介して挟み込み検知センサに圧力が加わることになる。
図20に本発明の実施の形態8の挟み込み検知センサの断面図を示す。本実施の形態の挟み込み検知センサ8は、ウエザストリップ39上に配設されている。
図21に本発明の実施の形態8の挟み込み検知センサの断面図を示す。本実施の形態の挟み込み検知センサ8は、窓枠6上に配設されている。
図22、図23に本発明の実施の形態10の挟み込み検知センサの断面図を示す。図22は実装状態で、ウエザストリップ39の隙間内にケーブル状の2つの挟み込み検知センサ8を挿入している。これはウエザストリップの屈曲性を上げる目的でもともと設けられていた空間内に挟み込み検知センサ8を挿入したもので、ウエザストリップ39や窓枠6などの開閉部に特別の加工を施す必要が無く、取付け作業も容易である。図23は図22に示したケーブル状の挟み込み検知センサ8の断面図を拡大したものである。図23に示すように、挟み込み検知センサ8は中心電極12aと外層電極12bとの間に圧電材11を配設し、被覆材44で全体を被覆して同軸ケーブル状に成形されている。この場合、外層電極12bは電気的なシールド層も兼ねることができる。具体的に挟み込み検知センサ8を同軸ケーブル状に成型する方法は、たとえばニッケルメッキの銅芯線状の中心電極12a上に圧電材11を押しだしチュービングして中心電極12aを被覆形成し、圧電材11上に同心円上に銅線の外側電極12bを設け、その外側に塩化ビニルの絶縁外被である被覆材44を設けてもよい。
図24は本発明の実施の形態9の挟み込み検知センサの動作ブロック図である。図24では挟み込み検知センサ8の断面も示している。本実施の形態が他の実施の形態と異なる点は挟み込み検知センサ8が電極12cと12d、12eと12fを備えた2つの圧電材11a、11bを積層して成形され、挟み込み検知センサ8を構成する一方の圧電材11bの電極12eと12fに特定周波数の電圧信号を印加して振動を発生させる信号印加部45を備え、接触検出手段14は、前記振動により他の圧電材11aの電極12cと12d間に発生する出力信号に基づき挟み込み検知センサ8に印加される圧力を演算する圧力演算部46と、圧力演算部46の出力信号に基づき物体の接触を判定する接触判定部47とを備えたところにある。接触検出手段14は、信号印加部45の発生周波数f3を中心周波数とする第1のバンドパスフィルタ48と、図7のf1を中心周波数とする第2のバンドパスフィルタ49を備えている。なお、挟み込み検知センサ8の外側についてはPET等の保護層や電気的シールドのための金属フィルムで封止してもよい。
図27に本発明の実施の形態12の挟み込み検知センサの断面図を示す。本実施の形態はドアに窓枠が無いハードトップタイプの車両に対応し、車両本体側に窓枠6aを構成し、窓枠6a上のウエザストリップ39に挟み込み検知センサ8を配設している。本実施の形態の場合、窓ガラス1の閉動作による挟み込みだけでなく、ドア自体の閉動作においても挟み込みを検知できる効果がある。
1a、1b、1c 積層ガラス(移動部材)
3 駆動手段
5 制御手段
6、6a 窓枠(当接部材)
7 開閉部
8 挟み込み検知センサ
10 端部
11、11a、11b 圧電材
12 電極
28 サイドバイザー
39 ウエザストリップ(密閉部材)
Claims (3)
- 移動部材と当接部材とで構成される開閉部に配設され、前記開閉部への物体の挟み込みにより出力を発生するかまたは出力が変化する挟み込み検知センサであって、前記挟み込みセンサは可撓性のある圧電材からなり、車両のサイドバイザーに設けたことを特徴とする挟み込み検知センサ。
- サイドバイザーが圧電材から成る請求項1記載の挟み込み検知センサ。
- ハードトップタイプの車両のウエザ−ストリップに配設され、窓ガラスまたはドアの閉動作中に前記窓ガラスとウエザ−ストリップまたは、前記ドアと前記ウエザ−ストリップとの間への物体の挟み込みにより出力を発生するかまたは出力が変化する挟み込み検知センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005043700A JP2005208066A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 挟み込み検知センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005043700A JP2005208066A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 挟み込み検知センサ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11132250A Division JP2000321150A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 挟み込み検知センサおよび挟み込み防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005208066A true JP2005208066A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34909674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005043700A Pending JP2005208066A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 挟み込み検知センサ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005208066A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013207860A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Mitsubishi Motors Corp | 給電装置を備える車両 |
-
2005
- 2005-02-21 JP JP2005043700A patent/JP2005208066A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013207860A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Mitsubishi Motors Corp | 給電装置を備える車両 |
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