JP2005207711A - 標的装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 標的の位置にかかわらず、標的に弾が命中した際に標的の駆動手段に衝撃を与えることなく標的を射撃不能な位置に移動することができる標的装置を提供すること。
【解決手段】 標的12は、射撃可能な起立位置と射撃不可能な転倒位置との間を移動するように基部11に対して回動可能に支持されている。駆動手段20は、標的移動用部材17を回動させる。標的12は永久磁石19と磁性部材15とからなる保持手段により、標的移動用部材に保持せしめられ、標的移動用部材と一体的に移動する。標的に弾が命中したとき同弾の命中により発生する力により保持手段は前記保持を解除する。これにより、標的は、転倒位置から起立位置への移動途中において弾が命中したときにも転倒位置へ傾倒する。同様に、標的は、起立位置から転倒位置への移動途中において弾が命中したときにも転倒位置へ傾倒する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、玩具用空気銃等に対する標的装置に係り、特に、基部に対して回動可能に支持され、射撃可能な起立位置に存在するときに弾が命中すると射撃不可能である転倒位置へと傾倒する標的を備えた標的装置に関する。
従来の標的装置は、標的装置本体(基部)に可動自在に装着された標的と、駆動軸を介して前記標的を転倒状態及び起立状態の何れかの状態へと駆動するモータなどの駆動機と、を備えている。この装置は、標的に弾が命中したことが検出されると、標的の状態を起立状態から転倒状態へと駆動機によって変化させる。また、次の射撃の標的となりうるように、転倒状態にある標的を駆動機によって起立させる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−130595号公報(段落0002、段落0006、図5)
しかしながら、前記従来の標的装置は、標的の状態を転倒状態から起立状態へと変更している途中において標的に弾が命中したときには、命中した弾により発生する衝撃が駆動機等に伝達されるので、駆動機等が破損する恐れがある。
本発明の標的装置は、上記課題を解決するためになされたものであって、
射撃可能な起立位置と射撃不可能な転倒位置との間を移動するように基部に対して回動可能に支持されるとともに同起立位置にあるときに弾が命中すると同転倒位置へ同弾の命中により発生する力及び重力により傾倒する標的と、
前記標的を前記転倒位置から前記起立位置へ移動させるための部材であって前記基部に対して移動可能に支持された標的移動用部材と、
前記標的を前記転倒位置から前記起立位置へと移動させるために前記標的移動用部材を指示信号に応じて移動させる駆動手段と、
前記駆動手段に接続されるとともに同駆動手段に前記指示信号を出力する電気制御装置と、
前記標的が重力に抗して前記標的移動用部材と一体的に移動するように同標的を同標的移動用部材に保持せしめるとともに同標的に弾が命中したとき同弾の命中により発生する力により同保持を解除する保持手段と、
を備え、
前記標的は、前記転倒位置から前記起立位置への移動途中において弾が命中したとき同弾の命中により発生する力及び重力により同転倒位置へ傾倒するように構成されている。
これによれば、標的は、起立位置にあるときに弾が命中すると同弾の命中により発生する力及び重力により転倒位置へ傾倒する。更に、標的は、保持手段により標的移動用部材と一体的に移動するように保持されながら転倒位置から起立位置へと移動せしめられる。この移動途中において標的に弾が命中したとき、標的移動用部材に対する標的の保持が解除される。この結果、標的は、命中した弾により発生する力及び重力により転倒位置へと傾倒する。
従って、射撃者が、起立位置に到達する前の状態にある標的(転倒位置から起立位置へと移動される途中にある標的)を射撃し、その標的に弾が命中した場合、標的移動用部材に対する標的の保持が解除されるから、弾の命中により発生した力及び標的に加わる重力が標的移動用部材及び駆動手段に伝達されない。その結果、駆動手段等の装置を構成する部材の破損を回避することができる。
この標的装置は、前記電気制御装置に接続され、前記標的の位置にかかわらず同標的に弾が命中したことを検出する検出手段を備えていることが好適である。また、前記検出手段は、前記保持手段が前記標的を前記標的移動用部材に保持せしめているか否かを検出することにより同標的に弾が命中したことを検出するように構成されることが好適である。
これらによれば、標的の位置にかかわらず弾の命中を検出することができる。即ち、移動途中にある標的に弾が命中したことをも認識できる。従って、例えば、この標的装置を使用したゲームや訓練等の得点集計方法に多様性を付与することが可能となる。
また、前記電気制御装置は、前記弾の命中が前記検出手段により検出されたときに所定の得点を付与するとともに、同標的が前記転倒位置から前記起立位置へと移動されているときに同弾の命中が検出されたときは、同標的が同起立位置にあるときに同弾の命中が検出されたときよりも、高得点を付与する得点計算手段を備えることが好適である。
また、前記標的移動用部材は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へ移動させるための部材であり、
前記駆動手段は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるために前記標的移動用部材を指示信号に応じて移動させる手段であり、
前記電気制御装置は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるための前記指示信号を発生するとともに、
前記弾の命中が前記検出手段により検出されたときに所定の得点を付与するとともに、同標的が前記起立位置から前記転倒位置へと移動されているときに同弾の命中が検出されたときは、同標的が同起立位置にあるときに同弾の命中が検出されたときよりも、低得点を付与する得点計算手段を備えてなる、ことが好適である。
これらによれば、標的が起立状態にある場合のみならず、標的の移動状態に応じて異なる得点を付与できる。従って、この標的装置を使用したゲームや訓練等の得点集計方法に多様性を付与することが可能となる。
また、上記何れかの標的装置において、
前記標的移動用部材は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へ移動させるための部材であり、
前記駆動手段は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるために前記標的移動用部材を指示信号に応じて移動させる手段であり、
前記電気制御装置は、前記標的が前記転倒位置から前記起立位置へと移動され始めてから所定時間が経過したときに前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるように前記指示信号を発生するように構成されてなることが好適である。
これによれば、所定時間が経過するまで標的に弾が命中しないとき、同標的は自動的に転倒位置へと移動せしめられる。従って、この標的装置を使用したゲームや訓練等に多様性を付与することができる。
以下、本発明による標的装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。この標的装置は、図1に示したように、標的本体装置10と、マイクロコンピュータからなる電気制御装置30と、パーソナルコンピュータ40とから構成されている。標的本体装置10は電気制御装置30と接続されている。電気制御装置30はパーソナルコンピュータ40と接続されている。パーソナルコンピュータ40はインターネット(通信網)50と接続されている。標的本体装置10は、図2に示したように、玩具用空気銃の標的を形成するように使用される。なお、パーソナルコンピュータ40及びインターネット50との接続は必ずしも必要でない。
標的本体装置10は、図3乃至図8に示したように、略長方形を有する金属薄板である基部11、標的12、標的支持部材13、ピン14、磁性部材15、光遮蔽部材16、標的移動用部材17、フォトセンサ18、永久磁石19、基部11に固定された駆動手段20及び略直方体で基部11に固定されたクッション部材21(図4乃至図8を参照。)を備えている。
基部11は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸のそれぞれに平行な辺を有する金属薄板である。基部11の厚み方向はZ軸方向である。基部11の平面形状は、X軸及びY軸方向に短辺及び長辺をそれぞれ有する長方形である。
標的12は、支柱部12a、ターゲット部12b及び被支持部12cとからなっている。支柱部12aは、長方形のアルミニウム等の金属薄板により形成されている。ターゲット部12bは、弾性を備えたラバー等の部材からなる薄板体により形成されている。ターゲット部12bの正面形状は人間を模擬した形状となっている。ターゲット部12bは、支柱部12aの一の端部であって同支柱部12aの表面側にて同支柱部12aに固定されている。
被支持部12cは、支柱部12aの他の端部であって同支柱部12aの裏面側にて同支柱部12aに固定されている。標的12は、基部11のX軸及びY軸方向端部近傍にて同基部11に固定された標的支持部材13及び被支持部12cを貫通するX軸方向に軸を有するピン14により、基部11に対して回動可能に支持されている。これにより、標的12は、Z−Y平面に沿って回転し得るようになっている。標的12の可動範囲は、支柱部12aの裏面がクッション部材21の上面に当接する位置(以下、この位置を「傾倒位置(初期位置)」と称呼する。)から、支柱部12aが基部11に対して略90度の角度をなす位置(以下、この位置を「起立位置(セット位置)」と称呼する。)までである。以上の構成により、標的12は、自由な状態にあるとき、重力により傾倒位置に倒れるようになっている。
磁性部材15は、略長方形を有するシート状部材である。磁性部材15は、支柱部12aの長手方向略中央部であって同支柱部12aの表面側にて同支柱部12aに固定されている。光遮蔽部材16は、支柱部12aの長手方向略中央部であって同支柱部12aの側部にて同支柱部12aに固定されている。光遮蔽部材16は、直角に屈曲した金属板であって、一つの平面が支柱部12aの平面と直交しながら同支柱部12aの表面側方向に伸びている。
標的移動用部材17は、アルミニウム等の金属からなっている。標的移動用部材17は、支持部17aと標的保持部17bとからなっている。支持部17aは、長方形状を有する薄板体であって、図4に示したように、一の端部にて駆動手段20の回転軸20aに固定されている。回転軸20aは、Y軸方向においてピン14と略一致する位置において、X軸方向に沿って伸びている。これにより、標的移動用部材17は、Z−Y平面に沿って回転し得るようになっている。標的移動用部材17は、駆動手段20により90度より僅かに小さい角度だけ回転されるようになっている。
標的保持部17bは、支持部17aよりも小さい長方形状を有する薄板体である。標的保持部17bは、支持部17aの他の端部にて同支持部17aから屈曲して伸びている。標的保持部17bのなす平面は、支持部17aのなす平面と直交している。標的保持部17bのなす平面は、支持部17aの長手方向がY軸に沿う方向となっているとき、X−Y平面に略平行となる。標的保持部17bのなす平面は、駆動手段20により標的移動用部材17が回転せしめられることにより支持部17aの長手方向がZ軸に沿う方向となったとき、Z−X平面に略平行となる。
なお、図3乃至図6に示したように、標的保持部17bのなす平面がZ−X平面に略平行となっているとき標的移動用部材17は起立位置にあるといい、図7に示したように、標的保持部17bのなす平面がX−Y平面に略平行となっているとき標的移動用部材17は傾倒位置にあるという。
フォトセンサ18は、一対の対向する腕18a,18bとこれらの腕18a,18bを連結する連結部とを備えている。フォトセンサ18は、標的移動用部材17が起立位置にある状態において、標的保持部17bのY軸正方向側の面に固定されている。一対の腕18a,18bは、共にX軸方向に長手方向を有する。腕18aは、標的保持部17bのX軸正方向外側において腕18bに向けて光を発する発光素子を収容している。腕18bは、腕18aの発光素子から発せられた光を受光する受光素子を収容している。
フォトセンサ18は、図3、図4及び図6に示したように、標的12と標的保持部17bとが離れているとき、腕18bの受光素子が腕18aの発光素子からの光を受光して、ハイレベル信号(オン信号)を発生する。一方、図5、図7及び図8に示したように、標的12と標的保持部17bとが実質的に接触しているとき、光遮蔽部材16が腕18aと腕18bの間に挿入され、腕18aの発光素子からの光が遮断されるようになっている。この結果、フォトセンサ18は、ローレベル信号(オフ信号)を発生する。
永久磁石19は、略正方形状の薄板の磁石である。永久磁石19は、標的移動用部材17が起立位置にある状態において、標的保持部17bのY軸負方向側の面に固定されている。永久磁石19は、図5、図7及び図8に示したように、磁性部材15と接触したとき、磁力により標的12と標的保持部17b(従って、標的移動用部材17)とを一体的に移動可能とするようになっている。換言すると、永久磁石19は、磁性部材15と協働して標的12が重力に抗して標的移動用部材17と一体的に移動するように、標的12を標的移動用部材17に保持せしめるとともに、標的12に弾が命中したとき少なくとも同弾の命中により発生する力により同保持を解除する保持手段を構成している。
なお、上記光遮蔽部材16及び上記フォトセンサ18は、互いにに協働して、上記保持手段が標的12を標的移動用部材17に保持せしめているか否かを検出することにより、標的12に弾が命中したことを検出する検出手段を構成している。
駆動手段20は、略直方体形状を有し、基部11のX軸方向中央部よりもX軸負方向側であって、Y軸方向中央部よりもY軸正方向側において、基部11に固定されている。駆動手段20は、周知のサーボモータからなっている。駆動手段20は、電気制御装置30からの指示信号に応じて、任意の角度だけ回転軸20aを回転させ得るようになっている。
次に、以上のように構成された標的装置の作動の概略について説明する。先ず、図5に示したように、起立位置に移動された標的移動用部材17により標的12もその起立位置に維持されている場合から説明する。このとき、磁性部材15及び永久磁石19からなる保持手段により、標的12は標的移動用部材17に保持されている。この状態においては、フォトセンサ18内に光遮蔽部材16が挿入されている。従って、フォトセンサ18はオフ信号を発生している。
この状態において、Y軸負方向の速度成分を有して飛来した弾が標的12のターゲット部12bに命中すると、保持手段は標的12の標的移動用部材17への保持を解除する。従って、標的12は、命中した弾により発生する力及び重力によりピン14を中心に回動し、図6に示したように、傾倒位置へと移動する。この状態においては、フォトセンサ18内に光遮蔽部材16が挿入されていない。従って、フォトセンサ18はオン信号を発生する。
次いで、駆動手段20は、標的移動用部材17を傾倒位置まで移動させる。即ち、図5乃至図8において反時計方向に略90度だけ標的移動用部材17を回動させる。これにより、図7に示した状態が得られる。このとき、磁性部材15及び永久磁石19からなる保持手段により、標的12は標的移動用部材17に保持される。従って、標的12は標的移動用部材17と一体的に移動可能な状態となる。この状態においては、フォトセンサ18内に光遮蔽部材16が挿入される。従って、フォトセンサ18は、再びオフ信号を発生する。
その後、駆動手段20は、標的移動用部材17を傾倒位置から起立位置まで移動させる。即ち、図5乃至図8において時計方向に略90度だけ標的移動用部材17を回動させる。図8は、かかる標的移動用部材17の移動中における状態を示している。このとき、磁性部材15及び永久磁石19からなる保持手段により、標的12は標的移動用部材17に保持されている。従って、標的12は標的移動用部材17と一体的に時計方向に回動する。この状態においては、フォトセンサ18内に光遮蔽部材16が挿入されている。従って、フォトセンサ18は、オフ信号を発生している。
この状態において、Y軸負方向の速度成分を有して飛来した弾が標的12のターゲット部12bに命中すると、保持手段は標的12の標的移動用部材17への保持を解除する。従って、標的12は、命中した弾により発生する力及び重力によりピン14を中心に回動し、その結果、傾倒位置に倒れる。一方、標的移動用部材17は、時計回転方向の移動を続ける。その結果、再び図6に示した状態が得られる。
一方、標的移動用部材17が標的12を傾倒位置から起立位置まで移動させる間に標的12に弾が命中しなければ、標的12及び標的移動用部材17は一体的に回動を続けるので、所定の時間が経過すると、両者の位置は再び図5に示した起立位置に至る。
また、標的装置は、図5に示した状態にあるとき、駆動手段20により、標的移動用部材17を起立位置から傾倒位置まで移動させる。即ち、図5乃至図8において反時計方向に略90度だけ標的移動用部材17を回動させる。これにより、標的装置は、図8に示した状態を経て、図7に示した状態に至る。勿論、標的移動用部材17と標的12とが一体的に起立位置から傾倒位置まで移動しているとき、標的12に弾が命中すれば、標的12は標的移動用部材17から離れて傾倒位置に直ちに移動する。以上が、標的装置の作動の概略である。
次に、上記のように構成された標的装置の実際の作動について、図9乃至図14を参照しながら説明する。電気制御装置30のマイクロコンピュータ(以下、簡単のため「CPU」と称呼する。)は、電源が投入されると、図9に示したイニシャルルーチンの処理をステップ900から開始してステップ905に進み、駆動手段20に対して標的移動用部材17を傾倒位置へ移動させるための指示信号を送出する。これにより、不定の位置にある標的移動用部材17が傾倒位置へ移動を開始する。即ち、CPUは、図5乃至図8において反時計方向に略90度だけ標的移動用部材17を回動させる。この時点は、図14に示したタイムチャートの時刻t0に対応している。
次いで、CPUはステップ910に進み、初期化タイマTintをリッセットし且つスタート(リセット・スタート、即ち、タイマTintによる経時を開始)する。次に、CPUはステップ915に進み、初期化完了フラグFint、傾倒位置フラグFpos、上昇中フラグFup及び下降中フラグFdnの総てのフラグの値を「0」に設定する。その後、CPUはステップ920に進んで得点Pointの値を「0」に設定し、続くステップ925にてタイマT2の値を「0」に設定した後、ステップ995に進んで本ルーチンを一旦終了する。
CPUは、また、図10に示した初期化確認ルーチンを所定時間の経過毎に繰り返し実行している。従って、所定のタイミングになると、CPUはステップ1000から処理を開始し、ステップ1005にて初期化タイマTintの値が所定値(初期化完了判定閾値)Tintthより大きくなったか否かを判定する。初期化完了判定閾値Tintthの大きさ(長さ)は、駆動手段20が標的移動用部材17を図5乃至図8において反時計方向に略90度だけ回動させるのに必要な時間に設定されている。
現時点は、標的移動用部材17が移動され始めた直後であるので、初期化タイマTintの値は初期化完了判定閾値Tintthより小さい。従って、CPUはステップ1005にて「No」と判定し、ステップ1095に進んで本ルーチンを一旦終了する。
その後、所定の時間が経過して時刻t1となると、初期化タイマTintの値は初期化完了判定閾値Tintthより大きくなる。従って、CPUはステップ1005に進んだとき、同ステップ1005にて「Yes」と判定してステップ1010に進み、初期化タイマTintの値を「0」の値にホールド(固定)する。この時点において、標的移動用部材17は傾倒位置に移動しているから、標的12も傾倒位置に移動している。次いで、CPUは、ステップ1015にて初期化完了フラグFintの値を「1」に設定し、ステップ1020にて傾倒位置フラグFposの値を「1」に設定する。傾倒位置フラグFposの値は、標的移動用部材17の位置が傾倒位置となったときに「1」に設定され、標的移動用部材17の位置が傾倒位置以外の位置となったときに「0」に設定される。
次に、CPUはステップ1025に進み、タイマT1に起立開始時間Tsetthを設定し、ステップ1095に進んで本ルーチンを一旦終了する。以降も、CPUは所定時間の経過毎に図10に示したルーチンを実行する。しかしながら、初期化タイマTintの値が「0」の値にホールドされているから、CPUはステップ1005にて「No」と判定し、直ちにステップ1095に進んで本ルーチンを一旦終了する。
CPUは、また、所定時間の経過毎に図11に示した標的上昇移動ルーチンを繰り返し実行している。従って、所定のタイミングになると、CPUはステップ1100から処理を開始し、ステップ1105に進んで初期化完了フラグFintの値が「1」であるか否かを判定する。この時点では、初期化完了フラグFintの値は先の初期化確認ルーチン(図10)のステップ1015にて「1」に設定されている。従って、CPUはステップ1105にて「Yes」と判定し、ステップ1110に進み傾倒位置フラグFposの値が「1」であるか否かを判定する。
この時点では、傾倒位置フラグFposの値は、先のステップ1020にて「1」に設定されている。従って、CPUはステップ1110にて「Yes」と判定してステップ1115に進み、タイマT1の値が起立開始時間Tsetth以上であるか否かを判定する。この場合、先のステップ1025にて、タイマT1に起立開始時間Tsetthが設定されている。従って、CPUはステップ1115にて「Yes」と判定してステップ1120に進み、駆動手段20に対して標的移動用部材17を起立位置へ移動させるための指示信号を送出する。
これにより、傾倒位置にある標的移動用部材17が起立位置へ移動を開始する。即ち、CPUは、図5乃至図8において時計方向に略90度だけ標的移動用部材17を回動させる。このとき、磁性部材15及び永久磁石19からなる保持手段により、標的12は標的移動用部材17に保持されている。従って、標的12は標的移動用部材17と一体的に時計方向に回動する。この状態においては、フォトセンサ18内に光遮蔽部材16が挿入されている。従って、フォトセンサ18は、オフ信号を発生している。
次に、CPUはステップ1125に進んで上昇中フラグFupの値を「1」に設定し、ステップ1130に進んで傾倒位置フラグFposの値を「0」に設定する。そして、CPUは、ステップ1135に進んでタイマT1をリセットしてスタートし、ステップ1195に進んで本ルーチンを一旦終了する。
所定時間が経過し、CPUが図11に示したルーチンを再び実行すると、CPUはステップ1100に続くステップ1105にて「Yes」、続くステップ1110にて「No」と判定してステップ1140に進み、タイマT1の値が上昇必要時間T1th1以上であるか否かを判定する。上昇必要時間T1th1は、駆動手段20が標的移動用部材17を図5乃至図8において時計方向に略90度だけ回動させるのに必要な時間、即ち、標的12を傾倒位置から起立位置に移動させるために必要な時間に選択されている。
現時点は、先のステップ1135にてタイマT1がリセット・スタートされた直後であるから、タイマT1の値は上昇必要時間T1th1より小さい。従って、CPUはステップ1140にて「No」と判定し、直ちにステップ1195に進んで本ルーチンを一旦終了する。
かかる状態が継続し、且つ、以下において弾が標的12に命中しないものとして説明を続けると、タイマT1の値は上昇必要時間T1th1に到達する。このとき、標的12及び標的移動用部材17は共に起立位置に到達している。この時点が、図14の時刻t2である。
このとき、CPUがステップ1140に進むと、同CPUは同ステップ1140にて「Yes」と判定し、ステップ1145に進んで上昇中フラグFupの値を「0」に設定するとともに、ステップ1150に進んで下降中フラグFdnの値が「0」であるか否かを判定する。この場合、下降中フラグFdnの値は「0」であるから、CPUはステップ1150にて「Yes」と判定し、ステップ1155に進んでタイマT1の値が下降開始時間T1th2以上であるか否かを判定する。下降開始時間T1th2は、上昇必要時間T1th1よりも長い適切な値に設定されている。
現時点は、タイマT1の値は上昇必要時間T1th1に到達した直後であるから、タイマT1の値は下降開始時間T1th2より小さい。従って、CPUはステップ1155にて「No」と判定し、ステップ1195に進んで本ルーチンを一旦終了する。以降、CPUはステップ1100、ステップ1105、ステップ1110、ステップ1140、ステップ1145、ステップ1150及びステップ1155を所定時間の経過毎に繰り返し実行するので、タイマT1の値が下降開始時間T1th2以上であるか否かがモニタされることになる。
従って、所定の時間が経過してタイマT1の値が下降開始時間T1th2に到達したとき、CPUはステップ1155にて「Yes」と判定してステップ1160に進み、駆動手段20に対して標的移動用部材17を傾倒位置へ移動させるための指示信号を送出する。この時点が、図14の時刻t3である。
これにより、起立位置にある標的移動用部材17が傾倒位置へ移動を開始する。即ち、CPUは、図5乃至図8において反時計方向に略90度だけ標的移動用部材17を回動させる。このとき、磁性部材15及び永久磁石19からなる保持手段により、標的12は標的移動用部材17に保持されている。従って、標的12は標的移動用部材17と一体的に時計方向に回動する。この状態においては、フォトセンサ18内に光遮蔽部材16が挿入されている。従って、フォトセンサ18は、オフ信号を発生している。
次いで、CPUはステップ1165にてタイマT2をスタートさせる。なお、タイマT2の値は、先のイニシャルルーチン(図9)のステップ925にて「0」に設定されている。その後、CPUはステップ1170に進んで下降中フラグFdnの値を「1」に設定し、ステップ1195に進んで本ルーチンを一旦終了する。
以降、CPUが図11に示したルーチンを実行すると、CPUはステップ1100〜1110、ステップ1140〜1150へと進む。このとき、先のステップ1170にて下降中フラグFdnの値は「1」に設定されている。従って、CPUはステップ1150にて「No」と判定し、ステップ1195に進んで本ルーチンを一旦終了する。
なお、初期化が完了しておらず、初期化完了フラグFintの値が「0」である場合、CPUはステップ1105にて「No」と判定してステップ1195に進み、直ちに本ルーチンを一旦終了する。
CPUは、また、所定時間の経過毎に図12に示した標的下降移動ルーチンを所定時間の経過毎に繰り返し実行している。従って、所定のタイミングになると、CPUはステップ1200から処理を開始し、ステップ1205に進んで下降中フラグFdnの値が「1」であるか否かを判定する。この下降中フラグFdnの値は、イニシャルルーチン(図9)のステップ915にて「0」に設定される。従って、CPUは、先のステップ1170が実行されて「1」に設定されるまでの期間、ステップ1205にて「No」と判定してステップ1295に進み、本ルーチンを一旦終了する処理を繰り返している。
従って、ステップ1170の処理が実行されて、下降中フラグFdnの値が「1」に設定されると、CPUはステップ1205に進んだとき「Yes」と判定し、ステップ1210に進んでタイマT2の値が下降必要時間T2th以上であるか否かを判定する。下降必要時間T2thは、駆動手段20が標的移動用部材17を図5乃至図8において反時計方向に略90度だけ回動させるのに必要な時間、即ち、標的12を起立位置から傾倒位置に移動させるために必要な時間に選択されている。
現時点は、先のステップ1115にて標的移動用部材17を傾倒位置に向けて移動させ始めた直後(ステップ1165にてタイマT2をスタートさせた直後)であるから、タイマT2の値は下降必要時間T2thより小さい。従って、CPUはステップ1210にて「No」と判定し、ステップ1295に進んで本ルーチンを一旦終了する。
以降、CPUはステップ1200、ステップ1205及びステップ1210を所定時間毎に繰り返して実行することになる。従って、所定の時間が経過してタイマT2の値が下降必要時間T2thに到達すると、CPUはステップ1210にて「Yes」と判定し、ステップ1215にてタイマT2の値を「0」に設定し、続くステップ1220にて下降中フラグFdnの値を「0」に設定する。次いで、CPUはステップ1225に進んで傾倒位置フラグFposの値を「1」に設定し、ステップ1295に進んで本ルーチンを一旦終了する。この時刻t4は、タイマT2の値が下降必要時間T2thに到達した時点であるから、標的移動用部材17及び標的12は共に傾倒位置に到達している。
この状態において、初期化完了フラグFintの値はステップ1015にて「1」に設定され、傾倒位置フラグFposの値はステップ1225にて「1」に設定されている。従って、CPUが図11に示した標的上昇移動ルーチンを実行すると、ステップ1100、ステップ1105、ステップ1110及びステップ1115へと進む処理を繰り返す。従って、時刻t1から所定の時間が経過してタイマT1が起立開始時間Tsetthに到達すると、CPUはステップ1115にて「Yes」と判定してステップ1120以降に進み、標的移動用部材17を再び傾倒位置から起立位置へと移動させる。この時点が、図14の時刻t5である。そして、時刻t5以降は、時刻t1以降と同じ作動が繰り返される。
次に、標的12が、傾倒位置以外の位置(起立位置及び起立位置から傾倒位置に向けて支柱部12aが所定角度だけ回転したときの位置まで)にある場合であって、Y軸負方向の速度成分を有して飛来した弾がターゲット部12bに命中したときのCPUの作動について説明する。
前述したように、ターゲット部12bにY軸負方向の速度成分を有して飛来した弾が命中すると、その弾の命中により発生した力の方が磁性部材15及び永久磁石19からなる保持手段の保持力よりも大きいので、保持手段は標的12の標的移動用部材17への保持を解除する。従って、標的12は、命中した弾により発生した力及び重力により、ピン14を中心に回動し、傾倒位置へと移動する。フォトセンサ18は、この弾の命中前においてオフ信号を発生しており、弾の命中後オン信号を発生する。
一方、CPUはフォトセンサ18の信号がオフ信号からオン信号に変化したことをトリガとする割込みルーチンを実行するようになっている。この割込みルーチンは、弾の命中率などを競うゲームの得点計算のためのルーチンでもあり、図13に示されている。
具体的に説明すると、標的12への弾の命中によりフォトセンサ18の信号がオフ信号からオン信号に変化すると、CPUはステップ1300から処理を開始し、ステップ1305に進んで上昇中フラグFupが「1」であるか否かを判定する。このとき、標的移動用部材17が傾倒位置から起立位置に向けて移動せしめられており、従って、標的12も傾倒位置から起立位置へと移動していると、上昇中フラグFupは「1」になっている。
この場合、CPUはステップ1305にて「Yes」と判定し、ステップ1310に進んでタイマT1を変数とする関数fから加点ΔPを求める。関数fの一例は、正の定数AをタイマT1の値で除した結果の整数をとる関数である。その後、CPUはステップ1315に進みそれまでの得点Pointに加点ΔPを加えて得点Pointを更新し、ステップ1395に進んで本ルーチンを一旦終了する。なお、この得点Pointは、電気制御装置30からパーソナルコンピュータ40へ出力され、パーソナルコンピュータ40のCRT上に表示されるようになっている。なお、電気制御装置30自体に表示器を備えさせ、得点Pointなどをこの表示器に表示させてもよい。
一方、CPUがステップ1305に進んだとき、標的12が起立位置にて静止していると、上昇中フラグFup及び下降中フラグFdnの両方のフラグは「0」になっている。従って、CPUはステップ1305にて「No」と判定するとともに、下降中フラグFdnが「1」であるか否かを判定するステップ1320にても「No」と判定し、ステップ1325に進む。そして、CPUはステップ1325にて、タイマT1を変数とする関数gから加点ΔPを求める。関数gの一例は、正の定数Aから正の定数aを減じた値をタイマT1の値で除した結果の整数をとる関数である。その後、CPUはステップ1315に進み、それまでの得点Pointに加点ΔPを加えて得点Pointを更新し、ステップ1395に進んで本ルーチンを一旦終了する。
他方、CPUがステップ1305に進んだとき、標的移動用部材17が起立位置から傾倒位置に向けて移動せしめられており、従って、標的12も起立位置から傾倒位置へと移動していると、上昇中フラグFupは「0」に、下降中フラグFdnは「1」になっている。
この場合、CPUはステップ1305にて「No」と判定するとともに、ステップ1320にて「Yes」と判定し、ステップ1330に進んでタイマT1を変数とする関数hから加点ΔPを求める。関数hの一例は、正の定数Aから正の定数b(b>a)を減じた値をタイマT1の値で除した結果の整数をとる関数である。その後、CPUはステップ1315に進みそれまでの得点Pointに加点ΔPを加えて得点Pointを更新し、ステップ1395に進んで本ルーチンを一旦終了する。
このようにして、加点Pは、標的12が傾倒位置から起立位置へと移動しているときに最も大きい値となり、次いで、標的12が起立位置にて静止しているときに中位の値となり、標的12が起立位置から傾倒位置に向けて移動しているときに最も小さい値となる。また、加点Pは、タイマT1の値(即ち、標的12を傾倒位置から起立位置へと移動させはじめた時点からの時間)に応じて次第に小さい値なる。これにより、射撃者(遊戯者)がいち早く標的に弾を命中させたとき、高得点が得られるゲームが提供される。
以上、説明したように、本発明の標的装置によれば、駆動部材等が破損する恐れがなく、しかも、射撃者の意思に無関係に標的を射撃可能な位置と射撃不能な位置とに移動させることができるので、多様な射的を行わせることができる。なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、ターゲット部12bの正面形状は、円形や楕円形等、いかなる形状であってもよい。
また、光遮蔽部材16及びフォトセンサ18からなる検出手段に代えて、支柱部12aと標的保持部17bとが接触したときに閉じる電気的接点を有するスイッチを、標的12の位置にかかわらず同標的12に弾が命中したことを検出する検出手段として採用してもよい。即ち、標的保持部材17bに開閉スイッチの一方の接点を備えさせ、支柱部12aに同開閉スイッチの他の接点を備えさせて、このスイッチを前記検出手段として採用してもよい。また、上記実施形態では、標的移動用部材17にフォトセンサ18が設けられていたが、標的12が傾倒位置にあるか否かを検出するセンサ(スイッチ)と駆動手段20からの信号に基づく標的移動用部材17の位置に関する情報とから、標的12の位置にかかわらず同標的12に弾が命中したことを検出する検出手段を構成することもできる。
更に、上記実施形態においては、磁性部材15及び永久磁石19とから保持手段が構成されていたが、これに代え、例えば、フックを標的12に固定し、このフックに係止される被フック部を標的移動用部材17に固定することにより、前記保持手段を構成してもよい。この場合、フックと被フック部の係止は、標的12に弾が命中したときに発生する力により解除されるようになっていることが必要である。また、上記得点の集計方法や、下降開始時間T1th2等は、インターネットから取り込まれた情報に基づいて変更することができる。さらに、起立開始時間Tsetthを、例えば、コンピュータ40からの指示により可変としてもよい。なお、前述したように、コンピュータ40は必ずしも必要でなく、電気制御装置30自体により標的12の制御及び得点集計等を行わせることができる。
さらに、電気制御装置30に標的本体装置10を複数(例えば3個)接続し、それぞれ独立したタイミングにて各標的12を傾倒位置と起立位置との間で移動させてもよい。更に、そのような複数の標的本体装置10を、射撃手段から見て左右方向に移動可能な台車の上に設置し、標的本体装置10を左右方向に移動させながら、射撃を行わせるように構成してもよい。
本発明による標的装置の一実施形態を示した概略図である。 図1に示した標的本体装置が使用される形態を表した図である。 図1に示した標的本体装置の斜視図である。 図1に示した標的本体装置の平面図である。 図1に示した標的本体装置の側面図である。 図1に示した標的本体装置の側面図である。 図1に示した標的本体装置の側面図である。 図1に示した標的本体装置の側面図である。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示した電気制御装置が使用するフラグ及びタイマの変化を示すタイムチャートである。
符号の説明
10…標的本体装置、11…基部、12…標的、12a…支柱部、12b…ターゲット部、12c…被支持部、13…標的支持部材、14…ピン、15…磁性部材、16…光遮蔽部材、17…標的移動用部材、17a…支持部、17b…標的保持部、18…フォトセンサ、18a,18b…腕、19…永久磁石、20…駆動手段、20a…回転軸、21…クッション部材、30…電気制御装置、40…パーソナルコンピュータ。

Claims (6)

  1. 射撃可能な起立位置と射撃不可能な転倒位置との間を移動するように基部に対して回動可能に支持されるとともに同起立位置にあるときに弾が命中すると同転倒位置へ同弾の命中により発生する力及び重力により傾倒する標的と、
    前記標的を前記転倒位置から前記起立位置へ移動させるための部材であって前記基部に対して移動可能に支持された標的移動用部材と、
    前記標的を前記転倒位置から前記起立位置へと移動させるために前記標的移動用部材を指示信号に応じて移動させる駆動手段と、
    前記駆動手段に接続されるとともに同駆動手段に前記指示信号を出力する電気制御装置と、
    前記標的が重力に抗して前記標的移動用部材と一体的に移動するように同標的を同標的移動用部材に保持せしめるとともに同標的に弾が命中したとき同弾の命中により発生する力により同保持を解除する保持手段と、
    を備え、
    前記標的は、前記転倒位置から前記起立位置への移動途中において弾が命中したときにも同弾の命中により発生する力及び重力により同転倒位置へ傾倒するように構成された標的装置。
  2. 請求項1に記載の標的装置であって、更に、
    前記電気制御装置に接続され、前記標的の位置にかかわらず同標的に弾が命中したことを検出する検出手段を備えている標的装置。
  3. 請求項2に記載の標的装置において、
    前記検出手段は、前記保持手段が前記標的を前記標的移動用部材に保持せしめているか否かを検出することにより同標的に弾が命中したことを検出する標的装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の標的装置であって、
    前記電気制御装置は、
    前記弾の命中が前記検出手段により検出されたときに所定の得点を付与するとともに、同標的が前記転倒位置から前記起立位置へと移動されているときに同弾の命中が検出されたときは、同標的が同起立位置にあるときに同弾の命中が検出されたときよりも、高得点を付与する得点計算手段、
    を備えた標的装置。
  5. 請求項2乃至請求項4の何れか一項に記載の標的装置であって、
    前記標的移動用部材は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へ移動させるための部材であり、
    前記駆動手段は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるために前記標的移動用部材を指示信号に応じて移動させる手段であり、
    前記電気制御装置は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるための前記指示信号を発生するとともに、
    前記弾の命中が前記検出手段により検出されたときに所定の得点を付与するとともに、同標的が前記起立位置から前記転倒位置へと移動されているときに同弾の命中が検出されたときは、同標的が同起立位置にあるときに同弾の命中が検出されたときよりも、低得点を付与する得点計算手段を備えてなる、
    標的装置。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の標的装置において、
    前記標的移動用部材は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へ移動させるための部材であり、
    前記駆動手段は、前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるために前記標的移動用部材を指示信号に応じて移動させる手段であり、
    前記電気制御装置は、前記標的が前記転倒位置から前記起立位置へと移動され始めてから所定時間が経過したときに前記標的を前記起立位置から前記転倒位置へと移動させるための前記指示信号を発生するように構成されてなる標的装置。
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