JP6749536B1 - 簡易飛行物体 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃を受けて分離して落下する簡易飛行物体であり、落下した後に容易に再度の飛行が可能な簡易飛行物体を提供すること。【解決手段】衝撃を受けて落下する簡易飛行物体Aであって、簡易飛行物体Aが基体部1と、基体部1から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部2と、からなり、基体部1には電源4が設けられ、プロペラ部2が、電源4に結合するモータ体3と、モータ体3の軸に取り付けられたプロペラ体とよりなる簡易飛行物体。【選択図】図1

Description

本発明は衝撃を受けて容易に分離して落下する簡易飛行物体に関し、更に詳しくは落下した後、組み付けて、再度の飛行が可能な簡易飛行物体に関する。
近年、ラジコンのように小型の無線飛行物体が普及してきており、それを利用したゲームは広く知られている
特に、最近では、ドローンの通称で知られる無人小型航空機が出現したことにより、それを使って室内でも楽しめるゲームが提供されるようになった。
その中でも、ドローンに離れた位置から弾を当てて撃ち落とすゲームも現れている。
このゲームは、ドローンが落下することにより、恰も実際に飛ぶ戦闘機を落とす面白さに似た感覚を体感できるものである
しかし、これは飽くまでもドローンがそのままの状態で、落下するだけに過ぎない。
実際の戦闘機が例えばロケット弾を受け落下する場合は、戦闘機自体が空中分解して落下し、極めて爽快且つエキサイティングなものである。
因みに、ラジコン模型飛行機が、人体等へ不用意に衝突した場合に、プロペラのみが、ロータから脱落するスピナーユニット装置(例えば特許文献1)はあるが、空中分解して落下するものとは異質なものである。
特開2006−75321号公報
本発明は、上述の問題点を背景に開発されたものである。
すなわち、本発明は衝撃を受けて分離して落下する簡易飛行物体であり、落下した後に容易に再度の飛行が可能な簡易飛行物体を提供することを目的とする。
本発明者は鋭意検討の結果、複数のプロペラ部を備えた基部に対してプロペラ部を分離可能とすることにより、空中分解に似た面白さを発揮できることを見出した。
本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
本発明は(1)、外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体であって、簡易飛行物体が基体部と、基体部から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部と、からなり、基体部には電源及びプロペラ部を制御するための制御部が設けられ、プロペラ部が、電源に結合するモータ体と、モータ体の軸に取り付けられたプロペラ体とよりなり、基体部には接点が設けられ、プロペラ部にはプロペラ部側接点が設けられ、プロペラ部と基体部とが、磁力で仮結合されており、接点とプロペラ部側接点とが接触することにより電源とモータ体とが導通するものであり、衝撃を受けて基体部とプロペラ部との仮結合が外れると同時に、基体部の接点とプロペラ部のプロペラ部側接点とが分離するものである簡易飛行物体に存する。
本発明は(2)、外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体であって、簡易飛行物体が基体部と、基体部から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部と、からなり、
基体部には電源及びプロペラ部を制御するための制御部が設けられ、プロペラ部が、電源に結合するモータ体と、モータ体の軸に取り付けられたプロペラ体とよりなり、基体部には接点が設けられ、プロペラ部にはプロペラ部側接点が設けられ、プロペラ部と基体部とが、電磁石による電磁力で仮結合されており、接点とプロペラ部側接点とが接触することにより電源とモータ体とが導通するものであり、基体部の外側に露出してタッチ式センサーが設けられており、タッチ式センサーは電源から電磁石への電力の供給のオンオフを切り替えるものであり、外部からの衝撃によってタッチ式センサーに触れることによりオフとなり、電磁石による電磁力がなくなり、基体部とプロペラ部との仮結合が外れると同時に、基体部の接点とプロペラ部のプロペラ部側接点とが分離するものである簡易飛行物体に存する。
本発明は(3)、プロペラ部が、基体部に対して嵌合されている上記(1)又は(2)記載の簡易飛行物体に存する。
本発明は(4)、他の物体から衝撃を受けることによりプロペラ部の少なくとも1つが
基体部から分離して落下するものである上記(1記載の簡易飛行物体に存する。
本発明は(5)、基体部は、略矩形状の筐体であり、基体部の四角の上端からは水平方向にアーム部が延出しており、それぞれのアーム部の先端にプロペラ部が取り付けられ、且つ、アーム部をプロペラ部が下側から支持するように取り付けられている上記(1)〜(4)いずれか1つに記載の簡易飛行物体に存する。
本発明は(6)、プロペラ部は、プロペラ体と、それを保護するためのフレーム部を有し、フレーム部は、プロペラ体の軸に下側から接続されたモータ体を内蔵するモータ体受け部と、モータ体受け部から外方へ斜め上方に延出する3つの梁部と、梁部に支持されたプロペラ体と接しない円形の外枠と、を有する上記(1)〜(5)いずれか1つに記載の簡易飛行物体に存する。
簡易飛行物体においては、基体部と、基体部と分離可能なプロペラ部とからなることにより、簡易飛行物体が衝撃を受けた際に、プロペラ部が基体部から分離可能である。
したがって、簡易飛行物体を打ち落とす場合に、簡易飛行物体に物が当たったことが視覚的に分かり易く、爽快感を得ることが可能である。加えて、基体部とプロペラ部とが分離した場合に、再度、基体部とプロペラ部とを取り付けることにより、再度の飛行を容易に行うことができる。
また、プロペラ部が複数であることにより、プロペラ部の基体部からの分離が、より視覚的に分かりやすく行われる。
また、簡易飛行物体をバラバラにして打ち落とす爽快感やエキサイティング感を得ることができる。
簡易飛行物体においては、基体部に電源が設けられていることにより、プロペラ部が当該電源を動力として駆動することができる。プロペラ部の動力を電源とすることにより、動力の交換が容易であり、また簡易飛行物体を持ち運ぶことが容易となる。
簡易飛行物体においては、基体部とプロペラ部とが、磁力で仮結合されていることにより、基体部とプロペラ部とが分離した際に、再度、使用者が容易に、プロペラ部を基体部に対して取り付けることが可能である。
簡易飛行物体においては、プロペラ部と基体部とが、電磁力で仮結合されていることにより、簡易飛行物体が衝撃を受けた場合に、プロペラ部と基体部との分離がより確実に行われる。
また、複数のプロペラ部全てについて分離が行われる。したがって、基体部とプロペラ部との分離がより視覚的に分かり易くなり、簡易飛行物体を打ち落とした際の爽快感やエキサイティング感が得られる。
簡易飛行物体においては、プロペラ部が、基体部に対して嵌合されていることにより、プロペラ部が基体部から分離した場合に、再度、使用者が容易にプロペラ部を基体部に取り付けることが可能である。
簡易飛行物体においては、簡易飛行物体が他の物体から衝撃を受けることによりプロペラ部の少なくとも1つが基体部から分離して落下するものであることにより、例えば、射撃、当的等により、簡易飛行物体を打ち落とすゲームに用いることが可能となる。
簡易飛行物体においては、簡易飛行物体が他の物体に衝突することによりプロペラ部の少なくとも1つが基体部から分離して落下するものであることにより、例えば、簡易飛行物体を操作して障害物を回避するゲームに用いることも可能である。
図1は、簡易飛行物体を示す側面図である。 図1(A)は基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。図1(B)は、基体部とプロペラ部との取り付けを示す。 図2は、簡易飛行物体を示す上面図である。 図3は、アーム部を示す下面図である。 図4は、プロペラ部を示す説明図である。 図5は、プロペラ部と基体部とが分離する様子を示す説明図である。 図6は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図である。 図7は、プロペラ部と基体部とが分離する様子を示す説明図である。 図8は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図である。図8(A)は基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。図8(B)は、基体部とプロペラ部との取り付けを示す。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、簡易飛行物体Aを示す側面図である。
図1(A)は基体部1とプロペラ部2とが取り付けられた状態を示す。
簡易飛行物体Aは、基体部1とプロペラ部2とよりなる。簡易飛行物体Aは、プロペラ部2が駆動することにより、垂直方向及び水平方向に自由に飛行が可能なものである。
図1(B)は、基体部1とプロペラ部2とを取り付けた後の状態を示す図である。
図1(B)に示すように、プロペラ部2は、基体部1の下側から取り付けられるものである。
図2は、簡易飛行物体Aの上面図である。
図に示すように、この実施の形態では、基体部1には、4つのプロペラ部2が取り付けられている。
基体部1は、略矩形状の筐体である。基体部1の四角の上端からは水平方向にアーム部11が延出しており、それぞれのアーム部11の先端にプロペラ部2が取り付けられる。
基体部1には、電源4、プロペラ部2を制御するための制御部6、及びプロペラ部2に電力を供給するための導通線等が内蔵され、これらが電気的に接続されている。
基体部1の内部には、電源4として、例えば電池が配設される。簡易飛行物体Aは、これらの電源4により駆動するものである。
基体部1に設ける電源4には電池が好適に利用でき、電源4が消耗しても交換が可能である。
また、電池として蓄電池を用いることで、繰り返し利用することが可能となる。
制御部6には、外部の操作信号を受信する受信部と、受信部が受信した操作信号に応じて複数のプロペラ部2のそれぞれの駆動を制御する回路が設けられている。
制御部6により、それぞれのプロペラ部2は回転の開始及び停止、並びに回転速度等の変更を行う。
受信部が受信する操作信号は、簡易飛行物体Aから離れた距離にある外部の図示しないコントローラーから送信されるものであり、プロペラの駆動により、簡易飛行物体Aの姿勢、飛行方向を制御する。
尚、操作信号の送信には、公知のラジコン同様にリモートコントローラーを利用できる。
図3は、アーム部11を示す下面図である。
アーム部11は、基体部1の角部から外方へ向けて延出している。
各アーム部11にはプロペラ部2のモータ体3に通電するための導通線5が内蔵されており(図4参照)、各アーム部11の末端下側には、導通線5の末端である接点11aが露出している。当該接点11aが、プロペラ部2側に設けられたプロペラ部側接点23と接触することにより、電源4とモータ体3とが導通し、モータ体3に電力が供給される。
また、各アーム部11の端部の内部には、下側に、プロペラ部2を磁着するための磁石7が埋設されている。
この磁石7が、後述するプロペラ部2に設けられた磁性体8(例えば、薄鉄板等)と磁着することで、基体部1とプロペラ部2とが仮に取り付けられる。
すなわち仮固定される。
図4は、プロペラ部2を示す説明図である。一部を断面で示す。
複数の各プロペラ部2は、いずれも同様の構成を有するため、ここではそのうちの1つを例にとって説明する。
プロペラ部2は、プロペラ体21と、プロペラ体21の軸に設けられたモータ体3と、上述した基体部1のアーム部11に設けられた接点11aと接触して導通するための導通線5を備える。
プロペラ部2は、回転することで揚力を発生させるプロペラ体21と、それを保護するためのフレーム部22を有する。フレーム部22は、プロペラ体21の軸に下側から接続されたモータ体3を内蔵するモータ体受け部22aと、モータ体受け部22aから外方へ斜め上方に延出する3つの梁部22bと、梁部22bに支持されたプロペラ体21と接しない円形の外枠22cを有する。
また、外枠22cには、基体部1に向けて突出した突起部22dが設けられている。
梁部22b及び突起部22dには、モータ体3と導通する導通線5が内蔵されている。突起部22dの上側には、当該導通線5の末端が、基体部1に設けられた接点11aと接触して導通するためのプロペラ部側接点23として露出している。
突起部22dには、基体部1のアーム部11に設けられた磁石7に対向するように磁性体8が内蔵されている。
基体部1のアーム部11とプロペラ部2の突起部22dとを近づけると、磁石7と磁性体8との間に磁力が作用して両者は磁着する。
このように、磁着により取り付けるため、基体部1とプロペラ部2とを容易に組み付け又は分解することができる。
ここで、磁性体8には、例えば、薄鉄板を好適に利用することができる。
プロペラ部2を基体部1に取り付ける場合には、基体部1のアーム部11をプロペラ部2の突起部22dが下側から支持するように取り付ける。上述したように、アーム部11に内蔵された磁石7と突起部22dに内蔵された磁性体8とを近づけることにより、両者が一定の力で磁着する。
このとき、アーム部11の下面に設けられた接点11aと、突起部23の上面に設けられたプロペラ部側接点23とが接するように、また、磁石7と磁性体8とが磁力を及ぼすように取り付けることで、基体部1とプロペラ部2が正確に位置決めされたことになる。
これにより、利用者が、例えば初心者や子供であっても、容易に基体部1とプロペラ部2とを取り付け、再度の飛行を行うことが可能となる。
ところでプロペラ部2の突起部22dが基体部1のアーム部11を下側から上方に支持するように取り付けることにより、プロペラ部2に生じる揚力が基体部1に直接、伝わることとなる。
この場合、支持力によって基体部1が支えられていることになる。
反対に、基体部1のアーム部11がプロペラ部2の突起部22dを下側から支持するようにした場合は、プロペラ部2にだけ揚力が加わり、磁力のみによって、基体部1が支えられていることになる。
因みに、前者の場合は、支持力が働くので後者に較べて磁力を抑えることができる。
簡易飛行物体Aは、電源4から動力を得て駆動する。例えば、4つのプロペラ部2の内、対角線上にあるもののプロペラ体21が同一の方向に回転し、隣り合うプロペラ部2のプロペラ体21同士が逆方向に回転することで、簡易飛行物体Aが水平方向への移動を伴わない浮上、降下、又はホバリングを行うことができる。
このとき、それぞれのプロペラ体21は同一の回転速度により回転している。プロペラ体21の回転速度を変更することにより、高度を変更すことができる。
具体的には、プロペラ体21の回転速度を上げることで揚力が大きくなり、簡易飛行物体Aが上昇する。
移動又は回動は、各プロペラ部2のプロペラ体21の回転速度を異なったものとすることにより行う。
具体的には、移動の場合には進行方向側の2つのプロペラ体21の回転速度よりも、進行方向後方の2つのプロペラ体21の回転速度を上げることにより、進行方向へ簡易飛行物体Aが移動する。
回動の場合には、回動する方向に回転している対角線上に並んだ2つのプロペラ部2のプロペラ体21の回転速度を、他の2つのプロペラ体21の回転速度よりも上げることで回動を行う。
図5は、プロペラ部2と基体部1とが分離する様子を示す説明図である。
簡易飛行物体Aは、飛行中は水平を維持している。
飛行中の簡易物体Aが外部から衝撃を加えられると、バランスを崩して姿勢が崩れる。そうすると、プロペラ部2から基体部1へ加わって揚力の方向が変化することで、プロペラ部2と基体部1との間に捻り力が加わり、それが、磁石7と磁性体8との間に働く磁力を上回ることで、少なくとも一部のプロペラ部2と基体部1が分離する。
また、一部のプロペラ部2と基体部1とが分離することで、簡易飛行物体Aの姿勢を維持できず、順次他のプロペラ部2と基体部1とが分離することもある。
これにより、簡易飛行物体Aは落下する。基体部1とプロペラ部2とが分離すると、接点11aとプロペラ部側接点23が分離して導通が立たれることにより、プロペラ体21の回転が停止する。これにより、確実に簡易飛行物体Aが落下するとともに、落下したプロペラ体21が人に当たった場合のけがを防止することが可能となる。
本発明の簡易飛行物体Aは、主として、ゲームに用いるためのものである。簡易飛行物体Aを用いたゲームには、複数のものが考えられる。
例えば、合成樹脂製の軟質なボールを投げたり、或いは空気銃を用いる等の方法により、飛行中の簡易飛行物体Aにボールや銃弾等を衝突させ、その外部から衝撃により打ち落とすことを目的としたゲームがある。
この場合、簡易飛行物体Aに他の物体を的中させることを競うゲームとすることが考えられる。
簡易飛行物体Aが衝撃を受けた際に、プロペラ部2が基体部1から分離可能であることにより、簡易飛行物体Aを打ち落とす場合に、簡易飛行物体Aに物が当たったことが視覚的に分かり易く、爽快感を得ることができる。
また、プロペラ部2が複数であることにより、プロペラ部2の基体部1からの分離が四方になり、より視覚的に分かり易く行われる。
また、簡易飛行物体Aをバラバラにして打ち落とす爽快感やエキサイティング感を得ることができる。
ここで、他の実施例について述べる。
本実施例において、基体部1とプロペラ部2との取り付けには永久磁石7である磁石7を用いているが、永久磁石7に代えて電磁石9を用いても良い。
図6は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図である。
本実施例においては、基体部1の外側に露出してタッチ式センサー10が設けられている。
タッチ式センサー10は制御部6と電気的に接続しており、タッチ式センサー10に触れることにより電源4からの電力の供給のオンオフを切り替える。タッチ式センサー10は、電源4から電力を供給されており、すなわちプロペラ部2のモータ体3と動力源を共有している。
同様に、電磁石9も電源4から電力を供給されており、タッチ式センサー10及びモータ体3と、動力源を共有している。
図7は、プロペラ部2と基体部1とが分離する様子を示す説明図である。
タッチ式センサー10が電力の供給のオンオフを切り替えることにより、プロペラ部2と、電磁石9との電力の供給が、同期して切り替えられる。
すなわち、飛行状態にある簡易飛行物体Aのタッチ式センサー10に触れると、瞬時にプロペラ部2のモータ体3への電力が停止され(すなわち導通が断たれ)、プロペラ部2の駆動が停止する。同時に、電磁石9への電力の供給が停止され、基体部1とプロペラ部2との間に働く磁力が失われ、基体部1とプロペラ部2とが分離する。
したがって、飛行中の簡易飛行物体Aのセンサー10に触れることにより、プロペラの駆動が停止すると同時に4つのプロペラ部2と基体部1とが分離して、それぞれ落下する。全てのプロペラ部2が基体部1から分離して簡易飛行物体Aが落下することにより、より大きい爽快感が得られる。
センサー10により、全部ではなく、例えば、一つのプロペラの駆動が停止するように構成してもよい。
更に、他の実施形態として、基体部1とプロペラ部2との取り付けに、圧入嵌合を用いることも可能である。
図8は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図である。図8(A)は基体部1とプロペラ部2とが取り付けられた状態を示す。図8(B)は、基体部1とプロペラ部2との取り付けを示す。
簡易飛行物体Aにおいては、アーム部11に凹部13を設け、突起部22dに凸部12を設ける。
基体部1とプロペラ部2とを取り付ける場合には、凸部12を凹部13に圧入嵌合させる。
この圧入嵌合関係は、衝撃を受けると容易に外れる程度が好ましい。
基体部1とプロペラ部2との取り付けに嵌合を用いることにより、基体部1に対するプロペラ部2の位置決めが確実に行われる。
また、使用者が子供であっても、基体部1とプロペラ部2との取り付けを容易に行うことが可能となる。
また、取付けのための磁石7や磁性体8が不要となり、軽量化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本実施形態において、基体部1から延出するアーム部11と、アーム部11に取り付けられるプロペラ部2とはそれぞれ4つであるが、個数や取り付け位置は特に限定されない。
本実施形態において、基体部1及びプロペラ部2の形状は上述した通りであるが、これに限られない。例えば、基体部1を紡錘形状とする、プロペラ部2の梁部22bの本数を増減する等の変更を適宜加えることが可能である。
本実施形態において、基体部1とプロペラ部2との取り付けには磁着又は嵌合が用いられているが、その他の方法であってもよく、これらを適宜組み合わせたものでもよい。
嵌合により基体部1とプロペラ部2とを取り付ける場合、プロペラ部2に凹部を設け、基体部1に凸部を設けることとしてもよい。
アーム部11と突起部22dにおいては、基体部1とプロペラ部2との取り付けにおける位置決めのため、適宜の凹凸やリブを設けることができる。
簡易飛行物体Aは、種々のゲームに広く用いられることができる。簡易飛行物体Aにおいては、衝撃を受けた場合に基体部1とプロペラ部2とが分離することにより、爽快感やエキサイティング感を得られるものである。
また、基体部1とプロペラ部2とが分離しても、両者を容易に組み立てなおすことができることから、子供向けの磁力や電力の教材としても活用することができる。
A・・・簡易飛行物体
1・・・基体部
11・・・アーム部
11a・・・接点
2・・・プロペラ部
21・・・プロペラ体
22・・・フレーム部
22a・・・モータ体受け部
22b・・・梁部
22c・・・外枠
22d・・・突起部
23・・・プロペラ部側接点
3・・・モータ体
4・・・電源
5・・・導通線
6・・・制御部
7・・・磁石
8・・・磁性体
9・・・電磁石
10・・・タッチ式センサー
12・・・凸部
13・・・凹部

Claims (6)

  1. 外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体であって、
    該簡易飛行物体が基体部と、
    該基体部から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部と、からなり、
    前記基体部には電源及び前記プロペラ部を制御するための制御部が設けられ、
    前記プロペラ部が、前記電源に結合するモータ体と、該モータ体の軸に取り付けられたプロペラ体とよりなり、
    前記基体部には接点が設けられ、
    前記プロペラ部にはプロペラ部側接点が設けられ、
    前記プロペラ部と前記基体部とが、磁力で仮結合されており、
    前記接点と前記プロペラ部側接点とが接触することにより前記電源と前記モータ体とが導通するものであり、
    衝撃を受けて前記基体部と前記プロペラ部との仮結合が外れると同時に、前記基体部の前記接点と前記プロペラ部の前記プロペラ部側接点とが分離するものである簡易飛行物体。
  2. 外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体であって、
    該簡易飛行物体が基体部と、
    該基体部から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部と、からなり、
    前記基体部には電源及び前記プロペラ部を制御するための制御部が設けられ、
    前記プロペラ部が、前記電源に結合するモータ体と、該モータ体の軸に取り付けられたプロペラ体とよりなり、
    前記基体部には接点が設けられ、前記プロペラ部にはプロペラ部側接点が設けられ、
    前記プロペラ部と前記基体部とが、電磁石による電磁力で仮結合されており、
    前記接点と前記プロペラ部側接点とが接触することにより前記電源と前記モータ体とが導通するものであり、
    前記基体部の外側に露出してタッチ式センサーが設けられており、
    前記タッチ式センサーは前記電源から前記電磁石への電力の供給のオンオフを切り替えるものであり、
    外部からの衝撃によって前記タッチ式センサーに触れることによりオフとなり、前記電磁石による電磁力がなくなり、前記基体部と前記プロペラ部との仮結合が外れると同時に、前記基体部の前記接点と前記プロペラ部の前記プロペラ部側接点とが分離するものである簡易飛行物体。
  3. 前記プロペラ部が、前記基体部に対して嵌合されている請求項1又は2記載の簡易飛行物体。
  4. 他の物体から衝撃を受けることにより前記プロペラ部の少なくとも1つが前記基体部から分離して落下するものである請求項1記載の簡易飛行物体。
  5. 前記基体部は、略矩形状の筐体であり、
    前記基体部の四角の上端からは水平方向にアーム部が延出しており、
    それぞれの前記アーム部の先端に前記プロペラ部が取り付けられ、且つ、前記アーム部を前記プロペラ部が下側から支持するように取り付けられている請求項1〜4いずれか1項に記載の簡易飛行物体。
  6. 前記プロペラ部は、前記プロペラ体と、それを保護するためのフレーム部を有し、
    該フレーム部は、前記プロペラ体の軸に下側から接続された前記モータ体を内蔵するモータ体受け部と、該モータ体受け部から外方へ斜め上方に延出する3つの梁部と、該梁部に支持された前記プロペラ体と接しない円形の外枠と、を有する請求項1〜5いずれか1項に記載の簡易飛行物体。
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