JP2024086057A - 簡易飛行物体 - Google Patents

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Katayama Arie
Maeda Nozomu
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Maeda Nozomu
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Abstract

【課題】衝撃を受けて分離して落下する簡易飛行物体であり、落下の際にプロペラ部と基体部とが積極的に激しく相反する方向に分離する簡易飛行物体を提供すること。【解決手段】外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体Aであって、簡易飛行物体Aが基体部1と、基体部1から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部2と、からなり、プロペラ部2と基体部1とが仮結合されており、プロペラ部2と基体部1との間にバネ部Sが配設されており、バネ部Sが、プロペラ部2と基体部1との弾圧された状態で配設された簡易飛行物体A。【選択図】図1(B)

Description

本発明は衝撃を受けて容易に分離して落下する簡易飛行物体に関し、更に詳しくは衝撃を受けた際に積極的に激しく分離する簡易飛行物体に関する。
近年、小型の飛行物体(ドローン)を打ち落とすゲームが開発されている。
例えば、特許文献1の発明は、打ち落として遊ぶためのドローンを用いた簡易飛行物体である。
また、特許文献2の発明は、特許文献1記載の簡易飛行物体を用いて、これを弾により打ち落とすためのゲームシステムである。
上記特許文献1又は特許文献2で用いられている簡易飛行物体は、弾を当てる等の外部からの衝撃によりプロペラ部が基体部から外れ、これにより落下するものである。
特許第6749536公報 特開2021-192650号公報
上述の通り、特許文献1又は特許文献2記載の発明は、弾等の外部からの衝撃により、プロペラ部と基体部とが分離することで簡易飛行物体が落下する。このとき、プロペラ部又は基体部は直前の飛行による慣性と弾等の外部からの衝撃により動作するのみである。
このため、弾等の外部からの衝撃が加わることによりプロペラ部と基体部とが分離しても単に両者が離れるだけで積極的に激しく反対方向に分離するようなことはない。したがって、ダイナミックさや視覚的インパクトに欠けるのである。
本発明は、上述の問題点を背景に開発されたものである。
すなわち、本発明は衝撃を受けて分離して落下する簡易飛行物体であり、落下の際にプロペラ部と基体部とが積極的に激しく相反する方向に分離する簡易飛行物体を提供することを目的とする。
本発明者は鋭意検討の結果、複数のプロペラ部と基体部とを仮結合し、当該仮結合部に反発力を備えたバネ部を配設することにより、プロペラ部と基体部とが空中で分離する際に、積極的に激しく相反する方向に分離し、視覚的なインパクトが得られることを見出した。
本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
本発明は、外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体Aであって、簡易飛行物体Aが基体部1と、基体部1から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部2と、からなり、プロペラ部2と基体部1とが仮結合されており、プロペラ部2と基体部1との間にバネ部Sが配設されており、バネ部Sが、プロペラ部2と基体部1との弾圧された状態で配設されたものであるものである簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2にはプロペラ部側仮結合部2Aが設けられており、基体部1には基体部側仮結合部1Aが設けられており、プロペラ部側仮結合部2Aと基体部側仮結合部1Aとを介して、プロペラ部2と基体部1とが仮結合されている上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2と基体部1とが、係止結合により仮結合されたものである上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2と基体部1とが、バヨネット結合により仮結合されたものである上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2と基体部1とが、ピン結合により仮結合されたものである上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2と基体部1とが、圧入結合により仮結合されたものである上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2と基体部1とが、磁着結合により仮結合されたものである上記
記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、基体部1には電源4及びプロペラ部2を制御するための制御部6が設けられ、プロペラ部2が、電源4に結合するモータ体3と、モータ体3の軸に取り付けられたプロペラ体21とよりなり、基体部1には基体部側接点11aが設けられ、プロペラ部2にはプロペラ部側接点23が設けられ、基体部側接点11aとプロペラ部側接点23とが接触することにより電源4とモータ体3とが導通するものであり、衝撃を受けて基体部1とプロペラ部2との仮結合が外れると同時に、基体部側接点11aとプロペラ部側接点23とが分離するものである上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、基体部1は、略矩形状の筐体であり、基体部1の四角の上端からは水平方向にアーム部11が延出しており、それぞれのアーム部11の先端にプロペラ部2が取り付けられ、且つ、アーム部11をプロペラ部2が下側から支持するように取り付けられている上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
本発明は、プロペラ部2が、プロペラ体21と、それを保護するためのフレーム部22を有し、フレーム部22が、プロペラ体21の軸に下側から接続されたモータ体3を内蔵するモータ体受け部22aと、モータ体受け部22aから外方へ斜め上方に延出する3つの梁部22bと、梁部22bに支持されたプロペラ体21と接しない円形の外枠22cと、を有する上記記載の簡易飛行物体Aに存する。
また、本発明は上記を適宜組み合わせたものであってもよい。
簡易飛行物体Aにおいては、簡易飛行物体Aが外部からの衝撃を受けることによりプロペラ部2の少なくとも1つが基体部1から分離して落下するものであるため、例えば、射撃、当的等により、簡易飛行物体Aを打ち落とすゲームに用いることが可能となる。
また、簡易飛行物体Aにおいては、プロペラ部2と基体部1とが仮結合されており、プロペラ部2と基体部1との間に配設されたバネ部Sが、プロペラ部2と基体部1との仮結合によって弾圧された状態で配設されたものであることにより、簡易飛行物体Aが衝撃を受け、プロペラ部2と基体部1とが空中で分離する際に、バネ部Sの反発力により激しく分離し、視覚的なインパクトが得られる。
したがって、簡易飛行物体Aを打ち落とす場合に、簡易飛行物体Aに物が当たったことがより視覚的に分かり易く、爽快感を得ることができる。加えて、基体部1とプロペラ部2とが分離した場合に、再度、基体部1とプロペラ部2とを取り付けて仮結合させることにより、何度でも飛行を容易に行うことができる。
また、プロペラ部2が複数であることにより、プロペラ部2の基体部からの分離1が、より視覚的に分かり易く行われる。
また、簡易飛行物体Aをバラバラにして打ち落とす爽快感やエキサイティング感を得ることができる。
簡易飛行物体Aにおいては、プロペラ部2と基体部1とが、係止結合、バヨネット結合、ピン結合、圧入結合、又は磁着結合のいずれかにより仮結合されたものであることにより、基体部1とプロペラ部2とが分離した際に、再度、使用者が容易に、プロペラ部2を基体部1に対して取り付けて仮結合させることが可能である。
また、係止結合、バヨネット結合、圧入結合、又は磁着結合のいずれかにより仮結合されているものである場合、部品の紛失等を防止することができる。
簡易飛行物体Aにおいては、基体部1に電源4が設けられていることにより、プロペラ部2が当該電源4を動力源として駆動することができる。そして、電源4を電池とした場合は交換が容易である。
簡易飛行物体Aにおいては、簡易飛行物体Aが他の物体に衝突することによりプロペラ部2の少なくとも1つが基体部1から分離して落下するものであるため、例えば、簡易飛行物体Aを操作して障害物を回避するゲームに用いることも可能である。
簡易飛行物体Aにおいては、基体部1からアーム部11が延出しており、アーム部11をプロペラ部2が下側から支持するように取り付けられていることにより、プロペラ部2に生じる揚力が基体部1に直接、伝わる。これにより、基体部1が的確に支持されて簡易飛行物体Aの飛行が安定する。
簡易飛行物体Aにおいては、プロペラ部2が、プロペラ体21と、それを保護するためのフレーム部22を有し、フレーム部22が、プロペラ体21の軸に下側から接続されたモータ体3を内蔵するモータ体受け部22aと、モータ体受け部22aから外方へ斜め上方に延出する3つの梁部22bと、梁部22bに支持されたプロペラ体21と接しない円形の外枠22cと、を有することにより、プロペラ体21が確実に保護され、簡易飛行物体Aが飛行と落下を繰り返した場合であっても、プロペラ体21の損傷を防止することが可能となる。
図1(A)は、簡易飛行物体を示す側面図であり、基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。 図1(B)は、簡易飛行物体を示す側面図であり、基体部とプロペラ部との取り付ける前の状態を示す。 図2は、簡易飛行物体を示す上面図である。 図3は、アーム部を示す下面図である。 図4は、基体部側仮結合を示す部分断面図である。 図5は、プロペラ部を示す説明図である。 図6は、基体部側仮結合部を示す部分断面図である。 図7は、プロペラ部と基体部とが分離する様子を示す説明図である。 図8(A)は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。 図8(B)は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが分離した状態を示す。 図9(A)は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。 図9(B)は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが分離した状態を示す。 図10(A)は、他の実施形態に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。 図10(B)は、他の実施形態にかかる簡易飛行物体を示す説明図であり、仮結合が解放された状態を示す。 図10(C)は、他の実施形態に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、バネ部が解放された状態を示す。 図11(A)は、図10(A)における仮結合の状態を示す説明図である。 図11(B)は、図10(B)における仮結合の状態を示す説明図である。 図12は、他の実施例に係る基体部側仮結合部及びプロペラ側仮結合部を示す説明図である。 図13は、他の実施例に係るアーム部を示す下面図である。 図14は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す側面図である。 図15は、他の実施例に係るプロペラ部と基体部とが分離する様子を示す説明図である。 図16(A)は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが取り付けられた状態を示す。 図16(B)は、他の実施例に係る簡易飛行物体を示す説明図であり、基体部とプロペラ部とが取り付けられる前の状態を示す。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1(A)及び図1(B)は、簡易飛行物体Aを示す側面図である。図1(A)は基体部1とプロペラ部2とが取り付けられた状態を示す。
簡易飛行物体Aは、基体部1とプロペラ部2とよりなる。簡易飛行物体Aは、プロペラ部2が駆動することにより、垂直方向、水平方向又は斜め方向に自由に飛行が可能なものである。
図1(B)は、基体部1とプロペラ部2とを取り付ける前の状態を示す図である。
図1(B)に示すように、プロペラ部2は、基体部1の下側から取り付けられるものである。
図2は、簡易飛行物体Aを示す上面図である。
図に示すように、本実施の形態では、基体部1には、4つのプロペラ部2が取り付けられている。
基体部1は、略矩形状の筐体である。基体部1の四角の上端からは水平方向にアーム部11が延出しており、それぞれのアーム部11の先端にプロペラ部2が取り付けられる。
基体部1には、電源4、プロペラ部2を制御するための制御部6、及びプロペラ部2に電力を供給するための導通線5等が内蔵され、これらが電気的に接続されている(図1A参照)。
基体部1と、各プロペラ部2とは、外部からの衝撃によりその取り付けが外れるような弱い結合、いわゆる仮結合の状態にある。
具体的には、プロペラ部側仮結合部2Aとして設けられたツメ24と、基体部側仮結合部1Aとして設けられた受け部とが係合することで、基体部1とプロペラ部2とが、仮結合する。すなわち、基体部1とプロペラ部2との仮結合は係止結合によるものである。
ここで、基体部側仮結合部1Aとプロペラ部側仮結合部2Aとの間には、コイルバネ等のバネ部Sが配設されている。基体部1とプロペラ部2との仮結合により、バネ部Sは圧縮状態となり、弾圧されることになる。
ここで、バネ部Sは基体部側仮結合部1Aに固定してもよいし、又はプロペラ部側仮結合部2Aに固定してもよい。また、いずれにも固定せずフリーな状態としてもよい。
バネ部Sは、基体部側仮結合部1A又はプロペラ部側仮結合部2Aにバネ受け部S1となる凹部を設けて、該凹部に嵌まり込むように配設することでバネ部S自体の位置決めが容易となる。
基体部1の内部には、電源4として、例えば電池が配設される。簡易飛行物体Aは、これらの電源4により駆動するものである(図1(A)参照)。
基体部1に設ける電源4には電池が好適に利用でき、電源4が消耗しても交換が可能である。
また、電池として蓄電池を用いることで、充電して繰り返し利用することが可能となる。
制御部6には、外部の操作信号を受信する受信部と、受信部が受信した操作信号に応じて複数のプロペラ部2のそれぞれの駆動を制御する回路が設けられている。
制御部6により、それぞれのプロペラ部2は回転の開始及び停止、並びに回転速度等の変更を行う。
受信部が受信する操作信号は、簡易飛行物体Aから離れた距離にある外部の図示しないコントローラーから送信されるものであり、プロペラの駆動により、簡易飛行物体Aの姿勢、飛行方向を制御する。
尚、操作信号の送信には、公知のラジコン同様にリモートコントローラーを利用できる。
図3は、アーム部11を示す下面図である。
アーム部11は、基体部1の角部から外方へ向けて延出している。
各アーム部11にはプロペラ部2のモータ体3に通電するための導通線5が内蔵されており、各アーム部11の末端下側には、導通線5の末端である基体部側接点11aが露出している(図1参照)。当該基体部側接点11aが、プロペラ部2側に設けられたプロペラ部側接点23と接触することにより、電源4とモータ体3とが導通し、モータ体3に電力が供給される。
図4は、基体部側仮結合部1Aを示す部分断面図であり、図3におけるX-X断面を示す。なお、プロペラ部側2Aを取り付けた状態を示す。
各アーム部11の先端には、基体部側仮結合部1Aである、一対の受け部が設けられている。受け部は、プロペラ部側仮結合部2Aである一対のツメ24が係合できるようにプロペラ側に対向して設けられている。
図5は、プロペラ部2を示す説明図である。一部を断面で示す。
複数の各プロペラ部2は、いずれも同様の構成を有するため、ここではそのうちの1つを例にとって説明する。
プロペラ部2は、プロペラ体21と、プロペラ体21の軸に設けられたモータ体3と、上述した基体部1のアーム部11に設けられた基体部側接点11aと接触して導通するための導通線5を備える。
プロペラ部2は、回転することで揚力を発生させるプロペラ体21と、それを保護するためのフレーム部22を有する。フレーム部22は、プロペラ体21の軸に下側から接続されたモータ体3を内蔵するモータ体受け部22aと、モータ体受け部22aから外方へ斜め上方に延出する複数の(ここでは3つの)梁部22bと、梁部22bに支持されたプロペラ体21と接しない円形の外枠22cを有する。
また、外枠22cには、基体部1に向けて突出した延出部22dが設けられている。
梁部22b及び延出部22dには、モータ体3と導通する導通線5が内蔵されている。延出部22dの上側には、当該導通線5の末端が、基体部1に設けられた基体部側接点11aと接触して導通するためのプロペラ部側接点23として露出している。
これらの構造によりプロペラ体21が保護されているため、簡易飛行物体Aが飛行と落下を繰り返した場合であっても、プロペラ体21の損傷を防止することが可能となる。
図6は、基体部側仮結合部1Aを示す部分断面図であり、図3におけるX-X断面を示す。なお、プロペラ部側仮結合部2Aが分離した状態を示す。
延出部22dには、上述したプロペラ部側仮結合部2Aである一対のツメ24が設けられている。
基体部1とプロペラ部2とを仮固定する場合には、このツメ24を基体部側仮結合部1Aに挿入し、ツメ24を基体部側仮結合部1Aに設けられた引っ掛かり部に引っ掛ける。
ここで、基体部側仮結合部1Aの穴は、強固に結合しないような大きさで設けられる。
具体的には、図4に示すように、例えば引っ掛かり部ツメ24の幅が係止する基体部側仮結合部1Aの半分程度の幅となるように設けられる。これにより、簡易飛行物体Aが外部から衝撃を受けて、プロペラ部2が基体部1に対して外側(図4における左方)へずれると、内側のツメ24が引っ掛かり部から外れる。そうすると、プロペラ部2はバランスを崩し、内側(図4における右方)を下側にして落ちる。これにより、外側のツメ24も内側にずれて引っ掛かり部から外れ、プロペラ部2と基体部1とが完全に分離して、図6の状態となる。
これとは逆に、簡易飛行物体Aが外部からの衝撃を受けて、プロペラ部2が基体部1に対して内側(図4における右方)へずれると、外側のツメ24が引っ掛かり部から外れる。これにより、プロペラ部2は外側(図4における左方)を下側にして落ち、これによって内側のツメ24も引っ掛かり部から外れる。これによって、同様に図6の状態となる。
また、延出部22dには、上述したバネ受け部S1が設けられている。バネ受け部S1は、バネ部Sに対応した形状となっている。
プロペラ部2を基体部1に取り付ける場合には、基体部1のアーム部11をプロペラ部2の延出部22dが下側から支持するように取り付ける。このとき、基体部側仮結合部1Aの開口の端部により、プロペラ部側仮結合部2Aのツメ24を挿入する。一対のツメ24の返しをそれぞれ基体部側仮結合部1Aの引っ掛かり部に掛けることで基体部側仮結合部1Aとプロペラ部側仮結合部2Aが係止される。
このとき、基体部1とプロペラ部2との間に配設されたバネ部Sが、両者によって圧縮状態に弾圧される。基体部側仮結合部1Aとプロペラ部側仮結合部2Aとの係止によってバネ部Sの弾圧状態が維持されることで、基体部1とプロペラ部2とが仮結合している状態では、両者間でバネ部Sにより互いに分離する方向の力が蓄積されている。
プロペラ部側仮結合部2Aと基体部側仮結合部1Aが仮結合することにより、プロペラ部2を基体部1に対して正確に位置決めする。
このとき、基体部1とプロペラ部2が正確に位置決めされることで、アーム部11の下面に設けられた基体部側接点11aと、延出部23の上面に設けられたプロペラ部側接点23とが接し、基体部1の電源4からプロペラ部2に電力が供給される。
これにより、利用者が、例えば初心者や子供であっても、容易に基体部1とプロペラ部2とを取り付け、再度の飛行を行うことが可能となる。
ところでプロペラ部2の延出部22dが基体部1のアーム部11を下側から上方に支持
するように取り付けることにより、プロペラ部2に生じる揚力が基体部1に直接、伝わることとなる。この場合、支持力によって基体部1が的確に支持され、簡易飛行物体Aの飛行が安定する。
反対に、基体部1のアーム部11がプロペラ部2の延出部22dを下側から支持するような構造にした場合は、プロペラ部2にだけ揚力が加わり、仮結合部の係止結合のみによって、基体部1が支えられていることになる。
この場合、プロペラ部2がより基体部1から分離しやすくなり、ゲーム性が向上する。
簡易飛行物体Aは、電源4から動力を得て駆動する。例えば、4つのプロペラ部2の内、対角線上にあるもののプロペラ体21が同一の方向に回転し、隣り合うプロペラ部2のプロペラ体21同士が逆方向に回転することで、簡易飛行物体Aが水平方向への移動を伴わない浮上、降下、又はホバリングを行うことができる。
具体的には、プロペラ体21の回転速度を上げることで揚力が大きくなり、簡易飛行物体Aが上昇する。
このとき、それぞれのプロペラ体21は同一の回転速度により回転している。プロペラ体21の回転速度を変更することにより、傾斜させることができる。
移動又は回動は、各プロペラ部2のプロペラ体21の回転速度を異なったものとすることにより行う。
具体的には、例えば、移動の場合には進行方向側の2つのプロペラ体21の回転速度よりも、進行方向後方の2つのプロペラ体21の回転速度を上げることにより、進行方向へ簡易飛行物体Aが移動する。
回動の場合には、回動する方向に回転している対角線上に並んだ2つのプロペラ部2のプロペラ体21の回転速度を、他の2つのプロペラ体21の回転速度よりも上げることで回動を行う。
図7は、プロペラ部2と基体部1とが分離する様子を示す説明図である。
簡易飛行物体Aは、飛行中は水平を維持している。
飛行中の簡易物体Aが外部から衝撃を加えられると、バランスを崩して姿勢が崩れる。そうすると、プロペラ部2から基体部1へ加わって揚力の方向が変化することで、例えばプロペラ部2と基体部1との間に捻り力が加わり、少なくとも一部のプロペラ部2と基体部1が分離する。
プロペラ部2と基体部1とが分離する際、バネ部Sが弾圧状態から解放される。解放されたバネ部Sの復元力(すなわち弾発力)によって、プロペラ部2は勢いよく基体部1から弾き出されることとなる。すなわち基体部1とプロペラ部2とが積極的に激しく分離する。これにより、分離が視覚的により激しいものとなり、ダイナミックなエキサイティング感が得られる。
さらに、一部のプロペラ部2と基体部1とが分離することで、簡易飛行物体Aの姿勢を維持できず、順次他のプロペラ部2と基体部1とが分離することもある。この場合においても、基体部側仮結合部1Aとプロペラ部側仮結合部2Aとの間で弾圧されたバネ部Sが解放され、この復元力により勢いよく基体部1とプロペラ部2とが分離する。
基体部1とプロペラ部2とが分離すると、基体部側接点11aとプロペラ部側接点23が分離して導通が立たれることにより、プロペラ体21の回転が停止する。これにより、確実に簡易飛行物体Aが落下しても、落下したプロペラ体21が人に当たった場合のけが等を防止することが可能となる。
本発明の簡易飛行物体Aは、主として、ゲームに用いるためのものである。簡易飛行物体Aを用いたゲームには、種々のものが考えられる。
例えば、合成樹脂製の軟質なボールを投げたり、或いは空気銃を用いる等の方法により、飛行中の簡易飛行物体Aにボールや銃弾等を衝突させ、その外部から衝撃により打ち落とすことを目的としたゲームがある。
この場合、簡易飛行物体Aに他の物体を的中させることを競うゲームとすることが考えられる。
簡易飛行物体Aが衝撃を受けた際に、プロペラ部2が基体部1から分離可能であることにより、簡易飛行物体Aを打ち落とす場合に、簡易飛行物体Aに物が当たったことが視覚的に分かり易く、爽快感を得ることができる。
また、プロペラ部2が複数であることにより、プロペラ部2の基体部1からの分離が多方向になり、より視覚的なインパクトが極めて大きい。
また、簡易飛行物体Aをバラバラにして打ち落とす爽快感やエキサイティング感を得ることができる。
ここで、他の実施例について述べる。上記実施例においてプロペラ部側仮結合部2Aは固定されたものであったが、プロペラ部側仮結合部2Aを可動式のものとし、電源4からの電力の供給により突出し、電力の供給が断たれると後退するものとしてもよい。
例えば、図8(A)は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図であり、基体部1とプロペラ部2とが取り付けられた状態を示す。
本実施例において、プロペラ部側仮結合部2Aは、基体部1側に対向するように設けられた開口24aと、当該開口24a内側に向けて電源4から電源を供給されることにより、突出する棒状部24bよりなる。棒状部24bは、電源の供給が断たれると後退する。
また、基体部部側仮結合部1Aは、開口24aに対応する棒状部であり、棒状部24bに対応する穴12aを有する。
図8(B)は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図であり、基体部1とプロペラ部2とが分離した状態を示す。
プロペラ部側仮結合部2Aの開口24aに基体部側仮結合部1Aを挿入すると、プロペラ部側接点23と基体部側接点11aが接触し、棒状部24bに電力が供給される。これにより、棒状部24bが突出し、基体部側仮結合部1Aの穴12aに挿入される。その結果、プロペラ部2が基体部1に対して係止され、仮結合される。
この状態の簡易飛行部物体Aに外部から衝撃が加わると、基体部1とプロペラ部2との間に力が加わり、基体部側仮結合部1Aとプロペラ部側仮結合部2Aとの仮結合が外れる。具体的には、電力が断たれることで、プロペラ部側仮結合部2Aである棒状部24bが後退し、穴12aから外れる。その結果、バネ部Sの弾発力が発揮され、基体部1とプロペラ部2とが積極的に激しく相反する方向に分離する。この分離はダイナミックで、視覚的なインパクトが大きいものである。
また、基体部1とプロペラ部2との仮結合は、突起を用いたものであってもよい。
図9(A)及び図9(B)は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図である。図9(A)は、基体部1とプロペラ部2とが取り付けられた状態を示す。図9(B)は、基体部1とプロペラ部2とが分離した状態を示す。
本実施形態においては、プロペラ部側仮結合部2Aとして、その先端が拡径した拡径部24dを有する円筒部24cを設け、基体部側仮結合部1Aとして円筒部24cに対応する穴部を設ける。穴部には、その中間に内側に向けて突出した突起部12bが設けられている。円筒部24c、特に拡径部24dは弾性を有する。
基体部側仮結合部1Aの穴部の底部にはバネ部Sが設けられており、円筒部24cの先端にはバネ受け部S1が設けられている。
基体部1とプロペラ部2とを取り付けるには、円筒部24cを穴部に挿入することにより拡径部24dが突起部12bを乗り越えて挿入され、これによりプロペラ部2と基体部1とが仮結合される。
また、基体部1とプロペラ部2との係止結合は、回動を利用して係止させるバヨネット結合によるものあってもよい。具体的には、ピン部Pを穴部に挿入した状態で、プロペラ部2を基体部1に対して回動させることにより、ピン部Pとカギ部12とが係合する構造としてもよい。
図10(A)は、他の実施形態に係る簡易飛行物体Aを示す説明図であり、プロペラ部2が基体部1に取り付けられた状態を示す。説明の便宜のため、カギ部12c、及びピン部P以外を断面で示す。また、図11(A)は、図10(A)における仮結合の状態を示す説明図であり、基体部側仮結合部1Aを下方から見た状態を示す。なお、ピン部Pを加えて示す。
本実施形態において、基体部側仮結合部1Aはプロペラ部2に対向する側に設けられた穴部であり、底面にバネ部Sが設けられている。また、その内壁には底面から距離をあけた位置に上面視L字状のカギ部12cが2つ設けられている。
プロペラ部側仮結合部2Aは、その先端に拡大頭部を有するピン部Pである。プロペラ部側仮結合部2Aは、カギ部12cに対応する位置に2つ設けられる。
基体部1とプロペラ部2を仮結合させるには、プロペラ部側仮結合部2Aを基体部側仮結合部1Aに挿入した状態で、プロペラ部24を所定の方向に回動させる。ピン部Pがカギ部12cに当接する位置まで回動させると、拡大頭部がカギ部12に引っ掛かり、ピン部Pがカギ部12cに係止した状態となる。これにより、基体部1とプロペラ部2とが仮結合される。
このとき、基体部側仮結合部1Aの底部に設けられたバネ部Sは弾圧された状態となる。
図10(B)は、他の実施形態にかかる簡易飛行物体Aを示す説明図であり、仮結合が解放された状態を示す。説明の便宜のため、カギ部12c、及びピン部P以外を断面で示す。図11(B)は、図10(B)における仮結合の状態を示す説明図であり、基体部側仮結合部1A、及びピン部Pを下方から見た状態を示す。なお、ピン部Pを加えて示す。
簡易飛行物体Aに外部からの衝撃が加わり、プロペラ部2が所定の方向とは逆向きに回動されると、ピン部Pが、カギ部12cから外れた位置へと動き、仮結合が解放される。その結果、プロペラ部2が基体部1に対して自由な状態となる。
図10(C)は、他の実施形態に係る簡易飛行物体Aを示す説明図であり、バネ部Sが解放された状態を示す。
基体部1とプロペラ部2との仮結合が解放されると、弾圧されていたバネ部Sが解放される。これにより、基体部1とプロペラ部2とが激しく分離する。
本実施形態の場合、上述したようにバヨネット結合により仮結合されるので、衝撃を受けて回動方向に力が加わると基体部1とプロペラ部2とが分離する特徴がある。また、プロペラ部2が基体部1に対してより強固に取り付けられ、簡易飛行物体Aがより打ち落とされ難くなる。その結果、ゲーム性に変化をもたらすことができる。
上記実施例において、基体部1とプロペラ部2との仮結合は係止結合によるものであったが、ピン結合によるものであってもよい。
図12は、他の実施形態に係る基体部側仮結合部1A及びプロペラ部側仮結合部2Aを示す説明図である。
この場合、プロペラ部2と基体部1とに連通する穴を設け、結合ピン24eを挿通することによって仮結合する。結合ピン24eは基体部1とプロペラ部2に圧入される。これにより、外部からの衝撃で基体部1とプロペラ部2とが分離する。
また、上記実施例において、基体部1とプロペラ部2との仮結合は係止によるものであったが、磁着結合によるものであってもよい。
図13は、他の実施例に係るアーム部11を示す下面図である。
この場合、例えば、各アーム部11の端部の内部には、下側に、プロペラ部2を磁着するための磁石7が埋設される。
そして、プロペラ部2の延出部22dには、基体部1のアーム部11に設けられた磁石7に対向するように磁性体(図示しない)が内蔵される。ここで、磁性体には、例えば、薄鉄板を好適に利用することができる。
基体部1のアーム部11とプロペラ部2の延出部22dとを近づけると、磁石7と磁性体との間に磁着力が作用して両者は仮結合する。この場合、バネ部Sの弾発力より磁着力が大きくなるように設定することが必要である。
本実施例においては、基体部1とプロペラ部2とを磁着により取り付けるため、基体部1とプロペラ部2とを容易に組み付けることができる。
また、基体部1とプロペラ部2との磁着による仮結合において、永久磁石7に代えて電磁石を用いても良い。その場合は、電磁石を電源4に導通させることとなる。
図14は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図である。
本実施例においては、基体部1の外側に露出してタッチ式センサー10が設けられている。
タッチ式センサー10は制御部6と電気的に接続しており、タッチ式センサー10に触れることにより電源4からの電力の供給のオンオフを切り替える。タッチ式センサー10は、電源4から電力を供給されており、すなわちプロペラ部2のモータ体3と動力源を共有している。
同様に、電磁石9も電源4から電力を供給されており、タッチ式センサー10及びモータ体3と、動力源を共有している。
図15は、他の実施例に係るプロペラ部2と基体部1とが分離する様子を示す説明図である。
タッチ式センサー10が電力の供給のオンオフを切り替えることにより、プロペラ部2と、電磁石9との電力の供給が、同期して切り替えられる。
すなわち、飛行状態にある簡易飛行物体Aのタッチ式センサー10に何かが触れると、瞬時にプロペラ部2のモータ体3への電力が停止され(すなわち導通が断たれ)、プロペラ部2の駆動が停止する。同時に、電磁石9への電力の供給が停止され、基体部1とプロペラ部2との間に働く磁着力が失われ、基体部1とプロペラ部2とが分離する。
したがって、飛行中の簡易飛行物体Aのセンサー10に触れることにより、プロペラの駆動が停止すると同時に4つのプロペラ部2と基体部1とが分離して、それぞれ落下する。全てのプロペラ部2が基体部1から分離して簡易飛行物体Aが落下することにより、より大きい爽快感が得られる。
センサー10により、全部ではなく、例えば、一つのプロペラの駆動が停止するように構成してもよい。
更に、他の実施形態として、基体部1とプロペラ部2との取り付けに、圧入嵌合を用いることも可能である。
図16(A)及び図16(B)は、他の実施例に係る簡易飛行物体Aを示す説明図である。図16(A)は基体部1とプロペラ部2とが取り付けられた状態を示す。図16(B)は、基体部1とプロペラ部2とが取り付けられる前の状態を示す。
簡易飛行物体Aにおいては、アーム部11に凹部13を設け、延出部22dに凸部12を設ける。
基体部1とプロペラ部2とを取り付ける場合には、凸部12を凹部13に圧入嵌合させる。
この圧入嵌合関係は、衝撃を受けると容易に外れる程度が好ましい。ただし、圧入嵌合力はバネ部Sの弾発力より大きく設定しておくことが必要である。
基体部1とプロペラ部2との取り付けに嵌合を用いることにより、基体部1に対するプロペラ部2の位置決めが確実に行われる。
また、使用者が子供であっても、基体部1とプロペラ部2との取り付けを容易に行うことが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
バネ部Sは、コイルスプリングに限らず弾発力を発揮できるものであればよく、板バネ等、各種のスプリングを好適に用いることができる。
基体部1とプロペラ部2との係止において、基体部側仮結合部1A及びプロペラ部側仮結合部2Aのいずれをツメ24又は受け部とするかは任意である。同様に、ツメ24及び受け部の形状や個数も任意である。
本実施形態において、基体部1から延出するアーム部11と、アーム部11に取り付けられるプロペラ部2とはそれぞれ4つであるが、個数や取り付け位置は特に限定されない。
本実施形態において、基体部1及びプロペラ部2の形状は上述した通りであるが、これに限られない。例えば、基体部1を紡錘形状とする、プロペラ部2の梁部22bの本数を増減する等の変更を適宜加えることが可能である。
本実施形態において、基体部1とプロペラ部2との取り付けには係合等が用いられているが、その他の方法であってもよく、これらを適宜組み合わせたものでもよい。
また、アーム部11と延出部22dにおいては、基体部1とプロペラ部2との取り付けにおける位置決めのため、適宜の凹凸やリブを設けることができる。
さらに、本実施形態において基体部1の下側からプロペラ部2が取り付けられていたが、基体部1の横側からプロペラ部2が取り付けられる構造としてもよい。
簡易飛行物体Aは、種々のゲームに広く用いられることができる。簡易飛行物体Aにおいては、衝撃を受けた場合に基体部1とプロペラ部2とが激しく分離することにより、より強烈なインパクトが得られる。その結果、爽快感やエキサイティング感を得られるものである。
また、基体部1とプロペラ部2とが分離しても、両者を容易に組み立て直すことができる。
A・・・簡易飛行物体
1・・・基体部
11・・・アーム部
11a・・基体部側接点
1A・・・基体部側仮結合部
12a・・・穴
12b・・・突起部
12c・・・カギ部
2・・・プロペラ部
21・・・プロペラ体
22・・・フレーム部
22a・・・モータ体受け部
22b・・・梁部
22c・・・外枠
22d・・・延出部
23・・・プロペラ部側接点
2A・・・プロペラ部側仮結合部
24・・・ツメ
24a・・・開口
24b・・・棒状部
24c・・・円筒部
24d・・・拡径部
P・・・ピン部
24e・・・結合ピン
3・・・モータ体
4・・・電源
5・・・導通線
6・・・制御部
7・・・磁石
9・・・電磁石
10・・・タッチ式センサー
12・・・凸部
13・・・凹部
S・・・バネ部
S1・・・バネ受け部

Claims (10)

  1. 外部からの衝撃を受けて落下する簡易飛行物体であって、
    該簡易飛行物体が基体部と、
    該基体部から衝撃により分離可能である複数のプロペラ部と、からなり、
    前記プロペラ部と前記基体部とが仮結合されており、
    前記プロペラ部と前記基体部との間にバネ部が配設されており、
    該バネ部が、前記プロペラ部と前記基体部との弾圧された状態で配設されたものであるものである簡易飛行物体。
  2. 前記プロペラ部にはプロペラ部側仮結合部が設けられており、
    前記基体部には基体部側仮結合部が設けられており、
    前記プロペラ部側仮結合部と前記基体部側仮結合部とを介して、前記プロペラ部と前記基体部とが仮結合されている請求項1記載の簡易飛行物体。
  3. 前記プロペラ部と前記基体部とが、係止結合により仮結合されたものである請求項1記載の簡易飛行物体。
  4. 前記プロペラ部と前記基体部とが、バヨネット結合により仮結合されたものである請求項1記載の簡易飛行物体。
  5. 前記プロペラ部と前記基体部とが、ピン結合により仮結合されたものである請求項1記載の簡易飛行物体。
  6. 前記プロペラ部と前記基体部とが、圧入結合により仮結合されたものである請求項1記載の簡易飛行物体。
  7. 前記プロペラ部と前記基体部とが、磁着結合により仮結合されたものである請求項1記載の簡易飛行物体。
  8. 前記基体部には電源及び前記プロペラ部を制御するための制御部が設けられ、
    前記プロペラ部が、前記電源に結合するモータ体と、該モータ体の軸に取り付けられたプロペラ体とよりなり、
    前記基体部には基体部側接点が設けられ、
    前記プロペラ部にはプロペラ部側接点が設けられ、
    前記基体部側接点と前記プロペラ部側接点とが接触することにより前記電源と前記モータ体とが導通するものであり、
    衝撃を受けて前記基体部と前記プロペラ部との仮結合が外れると同時に、前記基体部側接点と前記プロペラ部側接点とが分離するものである請求項1又は2記載の簡易飛行物体。
  9. 前記基体部は、略矩形状の筐体であり、
    前記基体部の四角の上端からは水平方向にアーム部が延出しており、
    それぞれの前記アーム部の先端に前記プロペラ部が取り付けられ、且つ、前記アーム部を前記プロペラ部が下側から支持するように取り付けられている請求項8記載の簡易飛行物体。
  10. 前記プロペラ部が、前記プロペラ体と、それを保護するためのフレーム部を有し、
    該フレーム部が、前記プロペラ体の軸に下側から接続された前記モータ体を内蔵するモータ体受け部と、該モータ体受け部から外方へ斜め上方に延出する3つの梁部と、該梁部に支持された前記プロペラ体と接しない円形の外枠と、を有する請求項8記載の簡易飛行物体。
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