JP2005207260A - スロットル制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブレーキペダルを踏み込んでいても駆動力を上げながらの発進を行うことができ、しかも運転者の意図しない減速が生じたりことのないスロットル制御装置を提供することにある。
【解決手段】 アクセルの開度を検出するアクセルセンサ12と、ブレーキペダルの操作を検知するブレーキスイッチ13と、アクセルセンサ12の検出信号とブレーキスイッチ13の検知信号とに基づいてエンジンのスロットルバルブ15を制御する演算制御装置22とを備え、ブレーキスイッチ13がブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサ12がアクセル開度を検出したとき、演算制御装置22は、そのアクセル開度に応じてスロットルバルブ15の開度を制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、アクセルセンサの検出信号とブレーキスイッチの検知信号とに基づいてエンジンのスロットルバルブを制御するスロットル制御装置に関する。
従来から、アクセルセンサの検出信号に基づいてエンジンのスロットルバルブを制御する車両制御装置が知られている(特許文献1参照)。
かかる車両制御装置は、アクセルの開度を検出するアクセルセンサと、スロットルバルブの開度を検出するスロットル開度センサと、スロットルバルブの開度を調整するモータと、アクセルセンサとスロットル開度センサの検出信号に基づいて前記モータを制御する電子スロットル制御装置等とを備えている。
この電子スロットル制御装置は、スロットルバルブの開度がアクセルセンサが検出するアクセルの開度に対応した値となるようにモータを制御するものである。
特開平7−259592号公報
しかしながら、このような車両制御装置にあっては、ブレーキが踏み込まれてブレーキスイッチがオンするとスロットル開度は全閉となるようになっている。このため、オートマチックトランスミッションの車両では、急な坂道での発進を行う際に、左足でブレーキペダルを踏み、右足でアクセルペダルを踏み込んで駆動力を上げながらの発進を行うことができなかった。
また、オートマチックトランスミッションの車両では、ブレーキペダルを踏み込む際に誤ってアクセルペダルを踏み込んでしまった場合でも、ブレーキペダルが僅かでも踏み込まれればスロットルバルブが全閉となるようになっている。このため、誤ってブレーキペダルを僅かでも踏み込んでしまうと、スロットルバルブが全閉となり、運転者の意図しない減速が生じてしまうという問題があった。
さらに、マニュアルトランスミッションの車両であっても、制動距離の短縮および制動後の加速性を向上させるために、右足でブレーキペダルとともにアクセルペダルを操作する際に、ブレーキペダルを踏むとスロットルバルブが全閉となってしまうことにより、運転者の意図しない急減速が生じたりする等の多くの問題があった。
この発明の目的は、ブレーキペダルを踏み込んでいても駆動力を上げながらの発進を行うことができ、しかも運転者の意図しない減速が生じたりすることのないスロットル制御装置を提供することにある。
請求項1の発明は、アクセルの開度を検出するアクセルセンサと、ブレーキペダルの操作を検知するブレーキスイッチと、前記アクセルセンサの検出信号とブレーキスイッチの検知信号とに基づいてエンジンのスロットルバルブを制御する制御手段とを備えたスロットル制御装置であって、
前記ブレーキスイッチがブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサがアクセル開度を検出したとき、前記制御手段は、そのアクセル開度に応じてスロットルバルブの開度を制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記スロットルバルブの開度が所定値以上とならないように制限されることを特徴とする。
請求項3の発明は、アクセルペダルが所定時間以上踏み込まれたとき、前記制限を緩和することを特徴とする。
請求項4の発明は、アクセルペダルが踏み込まれている時間が長くなるにしたがって、スロットルバルブの制限値を大きな値へと変えていくことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記ブレーキペダルとアクセルペダルとが同時に踏み込まれた際、そのアクセルペダルの踏み込み速度に応じてスロットルバルブの開度を小さくすることを特徴とする。
請求項6の発明は、アクセルの開度を検出するアクセルセンサと、ブレーキペダルの操作を検知するブレーキスイッチと、車両の速度を検出する車速センサと、前記アクセルセンサの検出信号とブレーキスイッチの検知信号とに基づいてエンジンのスロットルバルブを制御する制御手段とを備えたスロットル制御装置であって、
前記ブレーキスイッチがブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサがアクセル開度を検出したとき、
前記制御手段は、スロットルバルブの開度が所定値以上とならないように制限するとともに、前記車速センサが検出する車速に応じてその制限値を大きくすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ブレーキスイッチがブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサがアクセル開度を検出したとき、制御手段は、そのアクセル開度に応じてスロットルバルブの開度を制御するものであるから、ブレーキペダルを踏み込みながらの駆動力を上げての発進を行うことができ、しかもブレーキペダルを操作してもスロットルバルブが全閉とならないことにより運転者の意図しない減速が生じたり加速に必要な駆動力の維持ができなくなってしまうことを防止することができる。
請求項2の発明によれば、スロットルバルブの開度が所定値以上とならないように制限されるものであるから、ブレーキペダルを踏み込む際に誤ってアクセルペダルも同時に踏み込んでしまった場合、スロットルバルブは所定開度以上に開かないことにより、意図しない加速を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、アクセルペダルが所定時間以上踏み込まれたとき、スロットルバルブの開度の上限を緩和するものであるから、誤ってブレーキペダルとアクセルペダルとを同時に踏み込んでしまった場合であっても、一定時間以上踏み続けなければ、車両は大きな駆動力で加速してしまうことがなく、しかも運転者に誤操作を認識させる時間を与えることができ、正しい操作をやり直すことができる。また、一定時間以上アクセルペダルを踏み込んでいれば、上限の制限を緩和するので、駆動力の高い状態で発進することができ、急な坂道であっても後退するとなく発進することができる。
請求項4の発明によれば、アクセルペダルが踏み込まれている時間が長くなるにしたがって、スロットルバルブの制限値を大きな値へと変えていくものであるから、急な坂道であっても高い駆動力で発進することができる。
請求項5の発明によれば、ブレーキペダルとアクセルペダルとが同時に踏み込まれた際、そのアクセルペダルの踏み込み速度に応じてスロットルバルブの開度を小さくするものであるから、誤ってブレーキペダルとアクセルペダルと同時にを踏み込んでしまっても車両の急発進を防止することができる。
請求項6の発明によれば、ブレーキスイッチがブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサがアクセル開度を検出したとき、制御手段は、スロットルバルブの開度が所定値以上とならないように制限するものであるから、ブレーキペダルを踏み込みながらの駆動力を上げての発進を行うことができ、しかもブレーキペダルを操作してもスロットルバルブが全閉とならないことにより運転者の意図しない減速が生じたり加速に必要な駆動力の維持ができなくなってしまうことを防止することができる。また、車速センサが検出する車速に応じてその制限値を大きくするものであるから、走行中におけるブレーキペダルの誤操作時に意図しない車両の減速を走行速度に応じて抑制することができる。
以下、この発明に係るスロットル制御装置の実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1に示すスロットル制御装置10は、アクセルペダル11の操作によるアクセルの開度を検出するアクセルセンサ12と、図示しないブレーキペダルの操作を検知するブレーキスイッチ13と、車両の速度を検出する車速センサ14と、スロットルバルブ15の開度を制御するモータ16と、スロットルバルブ15の開度を検出するスロットルセンサ17と、図示しないトランスミッションを制御するトランスミッション制御装置18と、アクセルセンサ12の開度検出信号とブレーキスイッチ13の検知信号と車速センサ14の車速信号とスロットルセンサ17の検出信号とに基づいてモータ16を制御したりトランスミッション制御装置18へ駆動信号を送信したりするエンジン制御装置20等とを備えている。
エンジン制御装置20は、モータ16を駆動する駆動回路21と、この駆動回路21を制御する演算制御装置(制御手段)22とを有している。
演算制御装置22は、CPU等から構成され、アクセルセンサ12の開度検出信号とブレーキスイッチ13の検知信号と車速センサ14の車速信号等とに基づいてスロットルバルブ15の開度を演算し、この演算結果に基づいて駆動回路21を動作させることによりスロットルバルブ15の開度を制御するようになっている。
[動 作]
次に、上記のように構成されるスロットル制御装置10の動作について説明する。
ブレーキペダルが踏まれていないときには、アクセルセンサ12の開度検出信号に基づいて、図2のグラフG1に示すようにアクセルペダル11の踏み込み量に比例したスロットルバルブ15の開度が演算制御装置22により算出される。そして、この算出した開度に基づいて駆動回路21が動作されてスロットルバルブ15の開度がその演算した開度となるようにモータ16が駆動制御される。
ブレーキペダルが踏まれてブレーキスイッチ13がオンすると、図3に示すスロットル開度算出ルーチンの処理が行われる。
ステップ1では、アクセルセンサ12から開度検出信号が出力されているか否かが判断される。すなわち、アクセルペダル11が踏み込まれているか否かが判断され、アクセルペダル11が踏み込まれていればイエスと判断されてステップ2へ進み、ノーであればステップ5へ進む。ステップ5では、アクセルペダル11が踏み込まれておらず、ブレーキペダルのみが踏み込まれているので、スロットルバルブ15は全閉にされて車両はスムーズに停止される。そして、メインルーチンへ戻る。
ステップ2では、アクセルセンサ12からの開度検出信号を読み込み、この開度検出信号が所定値以上、すなわちアクセルペダル11の踏み込み量が所定以上の場合、図4のグラフG2に示すように、スロットルバルブ15の開度の上限値P1が設定される。この上限値P1は、車両を発進させるに十分な駆動力が得られるスロットルバルブ15の開度である。
ステップ3では、アクセルペダル11の踏み込み量に応じてスロットルバルブ15の開度が算出される。すなわち、アクセルペダル11の踏み込み量がQ1以下のときには、その踏み込み量に応じた開度が算出され、アクセルペダル11の踏み込み量がQ1より大きいときには、その踏み込み量に拘わらず上限値であるP1が開度として算出される。
ステップ4では、スロットルバルブ15をステップ3で算出した開度となるように制御してメインルーチンへ戻る。
このように、ブレーキペダルを踏み込んでいてもアクセルペダル11を踏み込めばスロットバルブ15は全閉とならないので、坂道等においてブレーキペダルを踏み込みながら駆動力を上げて車両を後退させてしまうことなく発進させることができる。
また、アクセルペダル11を踏み込んでいる際に、ブレーキペダルを踏み込んだ場合もスロットルバルブ15が全閉にならないので、運転者の意図しない減速が生じたり加速に必要な駆動力の維持ができなくなってしまうことを防止することができる。
さらに、ブレーキペダルを踏み込む際に誤ってアクセルペダル11も踏み込んでしまった場合、スロットルバルブ15の開度は上限値であるP1以上開くことがないように制限されるものであるから、運転者が意図しない車両の加速を抑制することができる。
[第2実施例]
図5は第2実施例のフロー図を示したものである。図5におけるステップ10およびステップ16は第1実施例のステップ1とステップ5と同じ処理動作を行うのでその説明は省略する。
ステップ11では、アクセルペダル11の踏み込み時間を計時していく。
ステップ12では、アクセルセンサ12からの開度検出信号を読み込み、この開度検出信号が所定値以上のとき、スロットルバルブ15の開度の上限を設定するとともにステップ11の計時時間に基づいてその上限を緩和していく。例えば、図6に示すように、計時時間がT1以下であれば、スロットルバルブ15の開度の上限をP1に設定(グラフG2を設定)し、その計時時間がT1以上でT2より小さいときグラフG3が設定され、計時時間がT2以上でT3より小さいときグラフG4が設定され、計時時間がT3以上のときグラフG1が設定される。ここでは、まだ計時時間がT1以下なので、グラフG2が設定されることになる。
ステップ13では、ステップ12で設定されたグラフG2に基づいてスロットルバルブ15の開度を算出する。
ステップ14では、スロットルバルブ15をステップ13で算出した開度となるように制御する。
ステップ15では、ブレーキスイッチ13がオフになったか否か、アクセルペダル11の踏み込みが解除されたか否かが判断され、そのどちらともノーであればステップ11へ戻り、そのどちらか一方がイエスであれば終了してメインルーチンへ戻る。
アクセルペダル11を踏み込み続けていれば、ステップ15でノーと判断されることにより、ステップ11ないしステップ15の処理が繰り返し行われる。このため、ステップ11での計時時間がアップしていく。そして、ステップ12では、ステップ11の計時時間がT1,T2,T3とアップする毎にグラフG3,G4,G1へと設定され、この設定されたグラフG3,G4,G1に基づいてスロットルバルブ15の開度が算出される。
例えば、アクセルペダル11の踏み込み量がQ2のとき、ステップ11の計時時間がT1,T2,T3となる毎に算出するスロットルバルブ15の開度はP2,P3,P4へと上昇していく。このため、一定時間T1,T2,T3以上アクセルペダル11を踏み込んでいれば、上限値の制限が緩和されていくので、駆動力の高い状態で発進することができ、急な坂道であっても後退するとなく発進することができる。
また、誤ってブレーキペダルとアクセルペダル11とを同時に踏み込んでしまった場合であっても、一定時間以上踏み続けなければ、車両は大きな駆動力で加速してしまうことがなく、しかも運転者に誤操作を認識させる時間を与えることができ、正しい操作をやり直すことができる。
[第3実施例]
図7は第3実施例のフロー図を示したものである。図7におけるステップ20およびステップ25は第1実施例のステップ1とステップ5と同じなのでその説明は省略する。
ステップ21では、アクセルセンサ12からの開度検出信号を読み込んでアクセルペダル11の踏み込み量が求められる。ステップ22では、車速センサ14の車速信号から車速が検出される。
ステップ23では、車速に応じてスロットルバルブ15の開度が算出される。例えば、車速がゼロのとき、すなわち車両が停止しているときには、図4のグラフG2に基づいてスロットルバルブ15の開度が算出される。
このグラフG2ではスロットルバルブ15の開度の上限値P1が設定され、アクセルペダル11の踏み込み量がQ1以下のときには、スロットルバルブ15の開度はその踏み込み量に応じた開度となる。
車両が低速走行中のときには、図8に示すようにグラフG5に基づいてスロットルバルブ15の開度が算出される。グラフG5では、スロットルバルブ15の開度の上限値P5(>P1)が設定され、アクセルペダル11の踏み込み量がQ5(>Q1)以下のときには、算出されるスロットルバルブ15の開度はその踏み込み量に応じた開度となり、アクセルペダル11の踏み込み量がQ5より大きいときには算出されるスロットルバルブ15の開度が上限値P5となる。この上限値P5は、車両の車速を維持させるに必要な駆動力が得られるスロットルバルブ15の開度である。
車両が高速走行中のときには、図2に示すグラフG1に基づいてスロットルバルブ15の開度が算出される。
ステップ24では、スロットルバルブ15をステップ23で算出した開度となるように制御してメインルーチンへ戻る。
上述のように、車両が停止しているときには、スロットルバルブ15の開度の上限値P1が設定され、アクセルペダル11の踏み込み量がQ1以下のときには、スロットルバルブ15の開度はその踏み込み量に応じた開度となるものであるから、坂道等においてブレーキペダルを踏み込みながら駆動力を上げて車両を後退させてしまうことなく発進させることができる。
低速走行中には、車速を維持させるに必要な開度だけスロットルバルブ15が開くので、再加速する際の加速性能を向上させることができる。しかも、スロットルバルブ15の開度は上限値であるP5以上開くことがないように制限されるものであるから、アクセルペダル11を誤って大きく踏み込んでしまった場合も意図しない車両の加速を抑制することができる。
低速走行中において、アクセルペダル11を踏み込んでいる際に、誤ってブレーキペダルを踏み込んだ場合もスロットルバルブ15が全閉にならないので、運転者の意図しない減速が生じたり加速に必要な駆動力の維持ができなくなってしまうことを防止することができる。
また、高速走行中には、アクセルペダル11を踏み込んでいる際に、誤ってブレーキペダルを踏み込んだ場合もスロットルバルブ15の開度はアクセルペダル11の踏み込み量に対応した値に維持されるので、意図しない車両の減速を防止することができる。
[第4実施例]
図9は第4実施例のフロー図を示したものである。図9におけるステップ30およびステップ35は第1実施例のステップ1とステップ5と同じなのでその説明は省略する。
ステップ31では、アクセルセンサ12からの開度検出信号を読み込んでアクセルペダル11の踏み込み量が検出される。
ステップ32では、ステップ31で検出したアクセルペダル11の踏み込み量を基にしてその踏み込み量の変化率(踏込み速度)を算出する。
ここで、例えば駐車場内や交差点などでの停車時にブレーキペダルのみを操作する意志であるにも関わらず、ブレーキペダルとアクセルペダル11とを同時に踏み込んでしまった場合、停車行為のためにペダルを強く踏み込むと、図10のグラフFに示すようにアクセルペダル11の踏み込み量が時間とともに大きくなる。このため、アクセルペダル11の単位時間当たりの踏込み量(踏込み速度)も大きくなる。
ステップ33では、ステップ32で算出した踏み込み量の変化率からスロットバルブ15の開度を算出する。
例えば、踏み込み量の変化率が所定値以上のとき、誤ってブレーキペダルとアクセルペダル11とを同時に踏み込んだものと判断して、図11に示すグラフG6に基づいて算出する。すなわち、算出する開度をP0(<P1)に制限する。
踏み込み量の変化率が所定値より小さいときには、グラフG2に基づいてスロットルバルブ15の開度を算出する。
ステップ34では、スロットルバルブ15をステップ23で算出した開度となるように制御してメインルーチンへ戻る。
上述のように、誤ってアクセルペダル11を踏み込んだ場合には、算出するスロットルバルブ15の開度はP0に制限されるものであるから、意図しない車両の加速を防止することができる。この場合、踏み込み量の変化率(踏込み速度)に対応して制限するスロットルバルブ15の開度の大きさを変えてもよい。
なお、ステップ32で求めた踏み込み量の変化率が所定値より小さいときには、第2実施例または第3実施例と同様にしてスロットルバルブ15の開度を求めるようにしてもよい。
この発明に係るスロットル制御装置の構成を示したブロック図である。 アクセルペダルの踏み込み量とスロットルバルブの開度との関係を示したグラフである。 図1に示すスロットル制御装置の動作を示したフロー図である。 アクセルペダルの踏み込み量とスロットルバルブの開度との関係を示したグラフである。 第2実施例の動作を示したフロー図である。 第2実施例のアクセルペダルの踏み込み量とスロットルバルブの開度との関係を示したグラフである。 第3実施例の動作を示したフロー図である。 第3実施例のアクセルペダルの踏み込み量とスロットルバルブの開度との関係を示したグラフである。 第4実施例の動作を示したフロー図である。 アクセルペダルの踏み込み量を示したグラフである。 第4実施例のアクセルペダルの踏み込み量とスロットルバルブの開度との関係を示したグラフである。
符号の説明
11 アクセルペダル
12 アクセルセンサ
13 ブレーキスイッチ
15 スロットルバルブ
22 演算制御装置(制御手段)

Claims (6)

  1. アクセルの開度を検出するアクセルセンサと、ブレーキペダルの操作を検知するブレーキスイッチと、前記アクセルセンサの検出信号とブレーキスイッチの検知信号とに基づいてエンジンのスロットルバルブを制御する制御手段とを備えたスロットル制御装置であって、
    前記ブレーキスイッチがブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサがアクセル開度を検出したとき、前記制御手段は、そのアクセル開度に応じてスロットルバルブの開度を制御することを特徴とするスロットル制御装置。
  2. 前記スロットルバルブの開度が所定値以上とならないように制限されることを特徴とする請求項1に記載のスロットル制御装置。
  3. アクセルペダルが所定時間以上踏み込まれたとき、前記制限を緩和することを特徴とする請求項2に記載のスロットル制御装置。
  4. アクセルペダルが踏み込まれている時間が長くなるにしたがって、スロットルバルブの制限値を大きな値へと変えていくことを特徴とする請求項2に記載のスロットル制御装置。
  5. 前記ブレーキペダルとアクセルペダルとが同時に踏み込まれた際、そのアクセルペダルの踏み込み速度に応じてスロットルバルブの開度を小さくすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のスロットル制御装置。
  6. アクセルの開度を検出するアクセルセンサと、ブレーキペダルの操作を検知するブレーキスイッチと、車両の速度を検出する車速センサと、前記アクセルセンサの検出信号とブレーキスイッチの検知信号とに基づいてエンジンのスロットルバルブを制御する制御手段とを備えたスロットル制御装置であって、
    前記ブレーキスイッチがブレーキペダルの操作を検知している際に、アクセルセンサがアクセル開度を検出したとき、
    前記制御手段は、スロットルバルブの開度が所定値以上とならないように制限するとともに、前記車速センサが検出する車速に応じてその制限値を大きくすることを特徴とするスロットル制御装置。
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