JP2005207025A - バケット装置およびバケット容量変更用の部材 - Google Patents
バケット装置およびバケット容量変更用の部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005207025A JP2005207025A JP2004011702A JP2004011702A JP2005207025A JP 2005207025 A JP2005207025 A JP 2005207025A JP 2004011702 A JP2004011702 A JP 2004011702A JP 2004011702 A JP2004011702 A JP 2004011702A JP 2005207025 A JP2005207025 A JP 2005207025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- capacity
- members
- plate portion
- excavation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Shovels (AREA)
Abstract
【課題】構造が簡単で安価に実現できるバケット容量変更手段を有するバケット装置とバケット容量変更用の部材を提供する。
【解決手段】油圧ショベルに備えるバケット11の内部に、バケット11の内容量を減量する部材15a、15bを着脱可能に取付ける。また、部材15a、15bとしてサイズの異なるものを複数種類備えてその中から選択されるバケット11をバケット内部に取付ける。また、部材15a、15bがバケットの側板部11cの内側を覆ってバケット内容量を減容する。
【選択図】図5
【解決手段】油圧ショベルに備えるバケット11の内部に、バケット11の内容量を減量する部材15a、15bを着脱可能に取付ける。また、部材15a、15bとしてサイズの異なるものを複数種類備えてその中から選択されるバケット11をバケット内部に取付ける。また、部材15a、15bがバケットの側板部11cの内側を覆ってバケット内容量を減容する。
【選択図】図5
Description
本発明は、油圧ショベルのフロント装置の先端に取付けられるバケット装置とその容量変更用の部材に関する。
油圧ショベルをトラックへの積み込み機に用いるか、あるいは掘削、積み込み機に用いる場合、公道走行時の重量制限やトラックの最大積載量をオーバーしないように積載するため、バケットにより計量しながら積み込みを行なう。また、コンクリートを生成するプラントや作業現場において、セメントと砂利等を適正比率で混合してコンクリートを生成するために、従来は積み込むトラックのサイズや作業内容によって最適の容量のバケットを選択してアームの先端に取付け、バケットの積み込み回数を計数することで計量が行なわれてきた。しかし、バケットの交換はアームやリンクに対するヒンジピンの抜き差しが必要になり、この交換作業は容易な作業ではないので、労力と時間がかかる上、複数種類のバケットを保有しておかなければならないため、コストがかかるという問題点があった。
このような問題点を解決するため、バケット内の容量が変更できるように、自由端がバケットの弧状底板に沿って移動するように回動可能に仕切板を設け、その仕切板を油圧シリンダによって回動させてバケット容量を調整するようにしたものが特許文献1に開示されている。
前述のように、前記特許文献1に記載のバケット装置は、油圧シリンダを用いてバケット容量を変更する油圧シリンダと、その油圧シリンダを駆動するためのコントロール装置および油圧配管を必要とし、バケット価格が高価になるという問題点がある。また、大型のバケットの場合、小型のトラックに土砂を積み込もうとすると、バケットの幅が大きすぎるためにバケット内の土砂がトラックの荷台の外にこぼれるという問題点がある
本発明は、上記問題点に鑑み、構造が簡単で安価に実現できるバケット容量変更手段を有するバケット装置とバケット容量変更用の部材を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、トラックのサイズに応じて排土幅が設定でき、大小さまざまのトラックへの土砂等の積み込みが荷こぼれなく行なえるバケット装置とバケット容量変更用の部材を提供することにある。
(1)本発明のバケット装置は、油圧ショベルのフロント装置の先端に回動可能に取付けた掘削バケットと、前記掘削バケットの内部に着脱可能に取付けたバケット容量変更用の部材とを備えたことを特徴とする。
(2)また、本発明のバケット装置は、前記(1)において、
前記バケット容量変更用の部材は、前記掘削バケットの容量を減容する枠体で構成され、前記掘削バケットの側板部の内側に着脱可能に設けたことを特徴とする。
前記バケット容量変更用の部材は、前記掘削バケットの容量を減容する枠体で構成され、前記掘削バケットの側板部の内側に着脱可能に設けたことを特徴とする。
(3)また、本発明のバケット容量変更用の部材は、油圧ショベルのフロント装置の先端に回動可能に取付けた掘削バケットの内側に着脱可能に取付けられるように前記掘削バケットの容量を減容する枠体で構成したことを特徴とする。
本発明によれば、バケット内に容量を減少させるための部材を取付けることで本来のバケット容量より少ない容量が得られ、部材を外せば元の容量に戻せるため、油圧シリンダやその配管あるいはコントロール装置を要することなく、安価に実現できる。また、種々のサイズの減容用の部材を準備しておき、その中から適当なサイズの部材を選択することにより、大小のトラックに応じたバケット容量が選択できる。また、バケットの側板部の内側を覆うように減容用の枠体を取付ければ、土砂等の収容部はバケットの幅方向の中央部に限定されるので、排土等の際に、トラックの荷台に収容部の位置を合わせて排土することにより、土砂がトラックの荷台から外れる事無く積み込むことができる。
図1は本発明によるバケット装置を適用する油圧ショベルの一例を示す側面図である。この油圧ショベルは、走行体1上に旋回装置2を介して旋回体3を設置し、旋回体3上に油圧パワーユニット4、運転室5を搭載すると共に、フロント装置12を取付ける。このフロント装置12は、旋回体3にブームシリンダ6により俯仰可能に取付けたブーム7と、ブーム7にアームシリンダ8により回動可能に取付けたアーム9とからなり、前記アーム9にバケットシリンダ10により回動可能にバックホウ形バケット11が取付けられる。
図2ないし図5は本発明のバケット装置の一実施の形態を示す図である。15a、15bはバケット内に取付けることによりバケット容量を変更する部材であり、本実施の形態においては、これらの部材15a、15bは下記のように枠体として構成されている。これらの部材15a、15bは、縦板部16と、バケット11の開口部側(以下上部という)に溶接した上板部17と、縦板部16および上板部17のバケット爪11a側に溶接した前板部18と、前記上板部17より上側に延出させて形成した取付け部19と、前記縦板部16と上板部17とで囲まれる空間にこれらの板面に直角となるように溶接したリブ20とからなる。
前記縦板部16の下縁16aは図4に示すようにバケット11の底板11bの曲成形状に合致したほぼ弧状をなす形状に形成する。前記取付け部19の上部は、図5(A)、(B)に示すようにU字形に形成されている。これらの部材15a、15bは、取付け部19のU字形の曲成部19aをバケット11の側板部11cの頂部に嵌合し、かつ図4に示すように縦板部16の下縁16aと前板部18の下縁をバケット11の底板部11bの内面に当接させると共に、リブ20をバケット11の側板部11cの内面に当接させる。そして図5(B)に示すように、側板部11cの上部に沿って配設した孔11dと、取付け部19の曲成部19aに設けた孔19b、19cにボルト21を挿通し、そのボルト21を、取付け部19に固定するかあるいは別に設けたナット板(ナットでもよい)22のねじ孔22aに螺合することにより、これらの部材15a、15bをバケット11に着脱可能に固定する。このようにして部材15a、15bをバケット内に取付けた状態では、図5(A)にDで示す幅だけバケット11の側板部11cの内側が減容された状態となる。
このように、バケット11内に容量を減少させるための部材15a、15bを取付けることで本来のバケット容量より少ない容量が得られ、部材15a、15bを外せば元の容量に戻せるため、油圧シリンダやその配管あるいはコントロール装置を要することなく、安価に実現できる。
また、部材15a、15bとして前記幅Dが異なる種々のものを用意しておき、その中から選択された適当なサイズの部材を選択することにより、トラックサイズや作業内容に好適なバケット容量が選択できる。
図6(A)、(B)は比較的大きな幅のバケット11を用いる場合に、この実施の形態のバケット装置を用いることによって土砂等をトラック23の荷台23aからこぼすことなく積み込むことができることを説明する図である。図6(A)に示すように、この種のバケット11内の土砂等を荷台23aに積み込む場合、バケット11を回動させてバケット内に収容したものを荷台23aに落下させるため、バケット11を回動させるための荷台23a上の空間が必要になるので、荷台23a上ではバケット11の荷台23aの前後方向、すなわち長手方向に回動させて落下させることになる。
この場合、図6(B)に示すように、前記旋回体3を矢印Rで示すように旋回させ、かつバケット11を前記のように回動させて積み込みを行う場合、バケット11の収容幅W1が荷台23aの幅W2とほぼ同じかあるいはそれ以上(W2≦W1)であっても、前記部材15a、15bをバケット11内に取付けて掘削、積み込み作業を行なうことにより、バケット11内の収容幅W3(図2、図6(B)参照)を荷台23aの幅W2より小さく(W2>W3)して掘削、積み込み作業を行なうことができる。このため、土砂等の積み込み物をトラック23の荷台23aからこぼすことなく積み込むことができる。
また、本実施の形態においては、前板部18を傾斜した構造にしているので、爪11aからの土砂等のバケット内への侵入が容易となる。
本発明を実施する場合、部材として1つの部材で構成することも可能である。この部材でバケット11の底板部11bのみを底板部11bと間隔を有して覆うかあるいは底板部11bのみならず側板部11cも間隔を有して覆い、これらの間隔を調整することによりバケット容量を変更する構成とすることができる。
1:走行体、2:旋回装置、3:旋回体、4:油圧パワーユニット、5:運転室、6:バケット、7:ブーム、9:アーム、11:バケット、12:フロント装置、15a、15b:容量変更用の部材、16:縦板部、17:上板部、18:前板部、19:取付け部、19a:曲成部、19b、19c:孔、20:リブ、21:ボルト、22:ナット板、22a:ねじ孔、23:トラック、23a:荷台
Claims (3)
- 油圧ショベルのフロント装置の先端に回動可能に取付けた掘削バケットと、前記掘削バケットの内部に着脱可能に取付けたバケット容量変更用の部材とを備えたことを特徴とするバケット装置。
- 請求項1に記載のバケット装置において、
前記バケット容量変更用の部材は、前記掘削バケットの容量を減容する枠体で構成され、前記掘削バケットの側板部の内側に着脱可能に設けたことを特徴とするバケット装置。 - 油圧ショベルのフロント装置の先端に回動可能に取付けた掘削バケットの内側に着脱可能に取付けられるように前記掘削バケットの容量を減容する枠体で構成したことを特徴とするバケット容量変更用の部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004011702A JP2005207025A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | バケット装置およびバケット容量変更用の部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004011702A JP2005207025A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | バケット装置およびバケット容量変更用の部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005207025A true JP2005207025A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34898321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004011702A Pending JP2005207025A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | バケット装置およびバケット容量変更用の部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005207025A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008241300A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Komatsu Ltd | 油圧ショベルの作業量計測方法および作業量計測装置 |
CN112281947A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-29 | 黄付银 | 一种建筑工程用挖掘机铲斗 |
-
2004
- 2004-01-20 JP JP2004011702A patent/JP2005207025A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008241300A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Komatsu Ltd | 油圧ショベルの作業量計測方法および作業量計測装置 |
CN112281947A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-29 | 黄付银 | 一种建筑工程用挖掘机铲斗 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7204046B2 (en) | Excavator sizing bucket | |
US4927317A (en) | Apparatus for temporarily covering a large land area | |
DE3603675A1 (de) | Als erdbewegungsgeraet ausgebildete kombination von einer fraese und einem behaelter | |
JP2007205100A (ja) | 建設機械の車体フレームおよび建設機械 | |
US6119377A (en) | Backhoe attachment for skid loaders | |
US8701313B2 (en) | Blade assembly for an excavating apparatus | |
JP3332372B1 (ja) | スケルトンバケットおよびこれを使用したふるい分け方法 | |
JP2005207025A (ja) | バケット装置およびバケット容量変更用の部材 | |
JP5148565B2 (ja) | 油圧ショベル | |
JP3479489B2 (ja) | 掘削用機械のバケット体に付設される刃体 | |
JP2005090052A (ja) | バケット | |
JP2942955B1 (ja) | 建設機械のフォーク型アタッチメント及び建設機械のバケット型アタッチメント。 | |
US6249995B1 (en) | Linkage connector for excavator bucket | |
JP3916341B2 (ja) | スケルトンバケット | |
KR100606506B1 (ko) | 굴삭 및 로딩 기능을 갖는 건설장비 | |
JP2009287278A (ja) | バックホーの排土板に装着可能とした排土兼レーキ装置 | |
JP6052941B1 (ja) | 排土処理用アタッチメント | |
AU2012216440B2 (en) | A blade assembly for an excavating apparatus | |
KR20130039997A (ko) | 굴착기용 회전식 선별장치 | |
CN209723074U (zh) | 一种多功能装载机 | |
CN211470098U (zh) | 一种装载机用自动卸料装置 | |
JP2021070962A (ja) | 埋め戻し装置および管の埋め戻し方法 | |
JPS6312202Y2 (ja) | ||
JPH083471Y2 (ja) | 土砂運搬装置を備えたパワーショベル | |
KR19980081946A (ko) | 로우더 |