JP2005205989A - ディスエンゲージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プッシュプルロッドを用いた「人力方式」の操縦系統に適用することができ、電力が不要で高い信頼性を有するディスエンゲージ装置を提供する。
【解決手段】 駆動装置3の駆動力を操縦舵面に伝達するプッシュプルロッド6を有する航空機に搭載されるディスエンゲージ装置1であって、駆動装置3に接続されるとともに中空部13を有する第1ロッド10と、プッシュプルロッド6に接続されるとともに第1ロッド10の中空部13に挿入され、この挿入される部分に凹部23を有する第2ロッド20と、第1ロッド10に連接される筒状の枝管30と、枝管30内に配置されて凹部23に嵌合する球状体40と、球状体40を凹部23に押し付けるような付勢力を発生させる弾性体50と、弾性体50の付勢力を低減させて球状体40と凹部23との嵌合状態を解除する嵌合解除手段60、70と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスエンゲージ装置に関し、詳しくは、航空機の自動操縦装置に使用されて操舵力(操縦舵面の駆動力)の伝達を遮断するディスエンゲージ装置に関する。
現在、航空機の操縦舵面を自動的に駆動制御することにより所定の経路に沿った飛行を実現させる自動操縦(オートパイロット)装置が実用化されている。かかる自動操縦装置には、操縦舵面を駆動するサーボモータ等の駆動装置や、駆動装置を制御する制御装置が設けられているが、これら駆動装置や制御装置が故障して不適切な駆動力が発生する場合がある。このような事態に対処するために、駆動装置の駆動力が操縦舵面に伝達されるのを阻止する「ディスエンゲージ装置」が提案されている。
従来のディスエンゲージ装置としては、図3に示すように、駆動装置であるサーボモータ100と、このサーボモータ100の駆動力を操縦舵面に伝達する出力軸200と、の間に、電磁力で作動する電磁クラッチ300を設けた電磁クラッチ方式のディスエンゲージ装置が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。かかる装置においては、電磁力を利用して電磁クラッチ300の摩擦板の押付けを行うことにより、サーボモータ100の回転トルク(駆動力)を出力軸200に伝達する一方、電磁クラッチ300の摩擦板の切離しを行うことにより回転トルクの伝達を遮断している。
村山大二郎著、「航空工学講座 第17巻 オートパイロット」、日本航空技術協会、昭和58年4月10日、p.83−84
しかし、電磁クラッチ方式のディスエンゲージ装置は電磁力を利用するものであるため、電力を供給する電源を設置する必要があり、ディスエンゲージ装置自体が故障した場合のみならず、電気系統の故障により電力の供給が絶たれた場合においても動作が停止してしまう。このため、比較的信頼性が低い。また、電磁クラッチを構成する摩擦板のサイズや重量が大きいため、装置が大型化するとともに重量が増大してしまう。
また、電磁クラッチ方式のディスエンゲージ装置は、サーボモータの回転運動の伝達を阻止するものであるため、プッシュプルロッドを用いて操縦桿の操作量を操縦舵面に伝達する「人力方式」の操縦系統には、直接的に適用することができない。
また、電磁クラッチは、駆動側(サーボモータ)の位相と被駆動側(出力軸)の位相とに関係なく駆動力を伝達してしまうため、サーボモータの位置と自動操縦時の操縦桿の位置とが1対1に対応しない。従って、自動操縦時の操縦桿の位置から操舵状態を判別できるようにするためには、サーボモータの位置と操縦桿の位置とを1対1に対応させるための装置を別途設ける必要がある。
本発明の課題は、プッシュプルロッドを用いた「人力方式」の操縦系統に適用することができ、電力が不要で高い信頼性を有するディスエンゲージ装置を提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、操縦桿及び操縦舵面と、前記操縦舵面を駆動する駆動装置と、前記駆動装置の駆動力又は前記操縦桿を介して伝達された操作入力を前記操縦舵面に伝達するプッシュプルロッドと、を有する航空機に搭載され、前記駆動装置の駆動力が前記操縦舵面に伝達されることを阻止するディスエンゲージ装置であって、一方の端部が前記駆動装置に接続され、他方の端部で開口した所定長の中空部が形成されてなる第1ロッドと、この第1ロッドの前記中空部の側壁に連接されて前記中空部に連通する枝管と、一方の端部が前記プッシュプルロッドに接続され、他方の端部から一方の端部側に延在する所定長の部分が前記第1ロッドの前記中空部に挿入され、この挿入される部分の側壁の一部に凹部が形成されてなる第2ロッドと、前記枝管内に移動自在に配置されるとともに前記凹部に嵌合する嵌合部材と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1ロッドの中空部に第2ロッドを挿入し、第1ロッドに連接された枝管内の嵌合部材を第2ロッドの凹部に嵌合させることにより、第1ロッドと第2ロッドとをエンゲージ状態とすることができる。従って、第1ロッドと第2ロッドとを連動させることができ、第1ロッドに伝達された駆動装置の駆動力を、第2ロッド及びプッシュプルロッドを介して、操縦舵面に伝達することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、嵌合部材は枝管内に移動自在に配置されるので、凹部に嵌合させた嵌合部材を移動させることにより両者の嵌合状態を解除して、第2ロッドが第1ロッドの中空部内を自在に移動する状態(ディスエンゲージ状態)を実現させることができる。従って、第1ロッドに伝達された駆動装置の駆動力が第2ロッドに伝達されるのを阻止することができる。この結果、操縦桿による操縦(手動操縦)への移行が可能となる。
このように、本発明に係るディスエンゲージ装置は、電力を要することなく所望のディスエンゲージ状態を実現させることができるため、従来の電磁クラッチ方式のような電気系統の故障に起因する動作停止を懸念する必要がなく、高い信頼性を有するものとなる。また、電源や電磁クラッチ(摩擦板)を用いていないので、装置の小型化及び軽量化を実現させることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、第1ロッドに連接された枝管内の嵌合部材を、第2ロッドの凹部に嵌合させることにより、第1ロッドと第2ロッドとのエンゲージ状態を実現させながら、両者の位置関係を一定に維持することができる。従って、第1ロッドに接続された駆動装置の位置と、第2ロッドにプッシュプルロッドを介して接続された操縦桿の位置と、を1対1に対応させることができる。従って、駆動装置の位置と操縦桿の位置とを対応させるための装置を別途設ける必要がない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディスエンゲージ装置において、前記嵌合部材を前記凹部に押し付ける付勢力を発生させて前記嵌合部材と前記凹部との嵌合状態を維持させる弾性体と、この弾性体の付勢力を低減させて前記嵌合部材と前記凹部との嵌合状態を解除する嵌合解除手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、弾性体の付勢力で嵌合部材を凹部に押し付けて両者の嵌合状態を維持させることにより、第1ロッドと第2ロッドとのエンゲージ状態を安定させることができる。また、嵌合解除手段で弾性体の付勢力を低減させることにより、嵌合部材と凹部との嵌合状態を解除して、ディスエンゲージ状態を容易に実現させることができる。また、嵌合解除手段が故障したような場合においても、操縦桿を操作して第1ロッドに対する第2ロッドの相対位置を変化させることにより、第2ロッドの凹部に嵌合された嵌合部材を弾性体の付勢力に抗して押し上げて嵌合状態を解除し、ディスエンゲージ状態を確実に実現させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のディスエンゲージ装置において、前記弾性体の付勢力を調整する付勢力調整手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、弾性体の付勢力を調整する付勢力調整手段を備えるので、嵌合部材と凹部との嵌合状態の解除(ディスエンゲージ状態への移行)に要する力を調整することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のディスエンゲージ装置において、前記嵌合解除手段は、前記弾性体に接続されたプッシュプルケーブルと、操作されることにより前記プッシュプルケーブルに所定の張力を加えて前記弾性体の付勢力を低減させるディスエンゲージレバーと、から構成されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載のディスエンゲージ装置において、前記嵌合部材は、球状体であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、嵌合部材は球状体であるため、枝管内及び凹部内で自在に転動させることができるので、操縦桿を操作して第1ロッドに対する第2ロッドの相対位置を変化させた場合に、嵌合部材(球状体)が凹部から外れ易くなる。従って、操縦桿の操作による嵌合状態の解除(ディスエンゲージ状態への移行)を、容易に実現させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載のディスエンゲージ装置において、前記第1ロッドと前記第2ロッドとがエンゲージ状態にあるか否かを報知するエンゲージ状態報知手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、第1ロッドと第2ロッドとがエンゲージ状態にあるか否かを報知するエンゲージ状態報知手段を備えるので、航空機の操縦者は、エンゲージ状態からディスエンゲージ状態に移行したか否かを容易に認識することができる。
本発明によれば、第1ロッドに連接された枝管内の嵌合部材を第2ロッドの凹部に嵌合させることにより、第1ロッドと第2ロッドとのエンゲージ状態を実現させて駆動装置の駆動力をプッシュプルロッドに伝達することができる。また、凹部に嵌合させた嵌合部材を移動させて両者の嵌合状態を解除することにより、ディスエンゲージ状態を実現させることができる。
従って、本発明に係るディスエンゲージ装置は、従来の電磁クラッチ方式のような電気系統の故障に起因する動作停止を懸念する必要がないため、高い信頼性を有する。また、電源や電磁クラッチ(摩擦板)を用いていないので、装置の小型化及び軽量化を実現させることができる。さらに、第1ロッドに接続された駆動装置の位置と、第2ロッドにプッシュプルロッドを介して接続された操縦桿の位置と、を1対1に対応させることができるので、駆動装置の位置と操縦桿の位置とを対応させるための装置を別途設ける必要がない。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。
なお、図1に示した本実施の形態に係るディスエンゲージ装置1は、操縦桿2、図示されていない操縦舵面、この操縦舵面を駆動するサーボモータ3、サーボモータ3の駆動力又は操縦桿2を介して伝達された操作入力を操縦舵面に伝達するプッシュプルロッド6、等を備える航空機(すなわち「人力方式」の操縦系統を備える航空機)に搭載される。駆動装置としてのサーボモータ3は、図1の矢印R1及びR2の方向に回動するものである。そして、サーボモータ3の回動運動が、ディスエンゲージ装置1を構成する第1ロッド10及び第2ロッド20を介してプッシュプルロッド6に伝達され、プッシュプルロッド6が前後に往復運動することにより、操縦舵面が作動するように構成されている。本実施の形態に係るディスエンゲージ装置1は、サーボモータ3の駆動力が操縦舵面に伝達されることを阻止するものである。
まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態に係るディスエンゲージ装置1の構成について説明する。
ディスエンゲージ装置1は、図1及び図2に示すように、サーボモータ3の駆動力をプッシュプルロッド6に伝達する第1ロッド10及び第2ロッド20、第1ロッド10の側壁の一部に直角に連接された円筒状の枝管30、枝管30の内部に配置された球状体40及び弾性体50、プッシュプルケーブル60、ディスエンゲージレバー70、エンゲージ表示ランプ80、等を備えて構成されている。
第1ロッド10の一方の端部11は、図1(a)に示すように、サーボモータ3の駆動力により矢印R1及びR2の方向に回動する駆動アーム4にピン5を介して回動自在に連結されている。このため、駆動アーム4が矢印R1の方向に回動した場合には第1ロッド10は前方に移動する一方、駆動アーム4が矢印R2の方向に回動した場合には第2ロッド10は後方に移動するように構成されている。また、第1ロッド10の内部には、図1(a)に示すように、他方の端部12から一方の端部11側にかけて延在する所定長の中空部13が形成されている。この中空部13には第2ロッド20の一部が挿入される。
第2ロッド20の一方の端部21は、図1(a)に示すように、プッシュプルロッド6に固定された被駆動アーム7にピン8を介して回動自在に連結されている。このため、サーボモータ3の駆動力が第1ロッド10を介して伝達されることにより第2ロッド20が前方に移動した場合には、被駆動アーム7及びプッシュプルロッド6が前方に移動する。一方、第2ロッド20が後方に移動した場合には、被駆動アーム7及びプッシュプルロッド6も後方に移動する。
また、第2ロッド20の他方の端部22から一方の端部21側にかけて延在する所定長の部分は、図1(a)に示すように、第1ロッド10の中空部13に挿入され、この挿入される部分の所定部に凹部23が形成されている。凹部23は、枝管30の内部に配置された球状体40を嵌合させており、球状体40の球面形状の一部に対応した面形状を有している。本実施の形態においては、凹部23の深さの寸法を、球状体40の直径の約1/3の寸法に設定している。
枝管30は、図1(a)に示すように、第1ロッド10の長さ方向に対して直角な方向に延在するように、かつ、第1ロッド10の中空部13に連通するように第1ロッド10の側壁の一部に連接されている。すなわち、枝管30と第1ロッド10とは、中空部同士が繋がるように接続されている。
球状体40は、本発明における嵌合部材であり、図1(a)に示すように、第2ロッド20の凹部23に嵌合するものである。弾性体50は、図1(b)に示すように球状体40の上方に配置され、球状体40を第2ロッド20側に押し付けるような付勢力を発生させて球状体40と凹部23との嵌合状態を維持させている。本実施の形態においては、弾性体50として「バネ」を採用している。
第1ロッド10に対する第2ロッド20の相対位置を調整して、図1(a)に示すように、第1ロッド10に連接された枝管30と第2ロッド20の凹部23とを位置合わせすることにより、枝管30の内部の球状体40を凹部23に嵌合させ、さらに弾性体50の付勢力で球状体40を凹部23側に押し付けることにより、第1ロッド10に対する第2ロッド20の前後方向の相対移動を阻止する(エンゲージ状態とする)。このようなエンゲージ状態を実現させることにより、サーボモータ3の駆動力を、第1ロッド10及び第2ロッド20を介して、プッシュプルロッド6に伝達することができる。
また、枝管30の先端部31の内壁にはネジ山が刻設されており、この先端部31には、図1(b)に示すようにネジ32が螺入されている。ネジ32の下端は、枝管30の内部に配置された弾性体50に当接しており、ネジ32を枝管30の先端部31に所定寸法螺入することによって弾性体50を下方に押し下げて、付勢力を発生させている。球状体40に与える弾性体50の付勢力は、ネジ32の螺入寸法の変更により調整することができる。すなわち、ネジ32は、本発明における付勢力調整手段である。
プッシュプルケーブル60及びディスエンゲージレバー70は、本発明における嵌合解除手段を構成し、弾性体50の付勢力を低減させるものである。プッシュプルケーブル60の一方の端部は操縦桿2付近に配置されてディスエンゲージレバー70に接続され、プッシュブルケーブル60の他方の端部は枝管30内に挿入されて球状体40に当接する円板状の押上部材61に接続される。そして、ディスエンゲージレバー70の操作でプッシュプルケーブル60に所定の張力を加えて押上部材61を引き上げることにより弾性体50の付勢力を低減させて、球状体40と凹部23との嵌合状態を解除することができる。
プッシュプルケーブル60の他方の端部は、図1(a)に示すように、ネジ32に設けられた挿通孔に挿通されて枝管30の内部に挿入され、弾性体50の下方に達している。そして、このように枝管30内に挿入されたプッシュプルケーブル60の端部に取り付けられた押上部材61は、ディスエンゲージレバー70を引いたときにプッシュプルケーブル60に引き上げられ、弾性体50の下方を上方に押し上げて球状体40に作用する付勢力を低減させる。
球状体40と凹部23との嵌合状態を解除する際には、ディスエンゲージレバー70を図2の矢印A方向に操作してプッシュプルケーブル60を矢印B方向に引くことにより、押上部材61を矢印C方向(上方)に移動させて、弾性体50の付勢力を低減させる。一方、球状体40を凹部23に嵌合させる際には、ディスエンゲージレバー70を図1(a)の矢印D方向に操作してプッシュプルケーブル60を矢印E方向に戻すことにより、押上部材61を矢印F方向(下方)に移動させる。
エンゲージ表示ランプ80は、本発明におけるエンゲージ状態報知手段であり、第1ロッド10と第2ロッド20とがエンゲージ状態にある場合に点灯するものである。エンゲージ表示ランプ80は、図1(a)に示すように、電池81から供給される電気の流通及び遮断を行うリミットスイッチ90を含む直列回路に組み込まれている。
リミットスイッチ90は、図1(a)に示すように第1ロッド10の端部12の近傍に設けられており、第1ロッド10と第2ロッド20とがエンゲージ状態にある場合に、リミットスイッチ90の端子91が第2ロッド20の凹部24に嵌合するように構成されている。このように端子91が凹部24に嵌合した状態においては、電池81から供給される電気が回路内を流れ、エンゲージ表示ランプ80が点灯する。
一方、図2に示すように第1ロッド10に対する第2ロッド20の前後方向における相対位置が変更されて、ディスエンゲージ状態に移行した場合には、リミットスイッチ90の端子91が第2ロッド20の凹部24から外れるように構成されている。このように端子91が凹部24から外れた状態においては、電池81から供給される電気が遮断され、エンゲージ表示ランプ80が消灯する。
次に、本実施の形態に係るディスエンゲージ装置1を用いたディスエンゲージ方法について説明する。
航空機の自動操縦時においては、ディスエンゲージ装置1の第1ロッド10と第2ロッド20とがエンゲージ状態(図1(a)参照)とされ、サーボモータ3の駆動力が、駆動アーム4、第1ロッド10、第2ロッド20及び被駆動アーム7を介してプッシュプルロッド6に伝達されて、操縦舵面が駆動される。なお、自動操縦時においては、エンゲージ表示ランプ80が点灯している。
かかる自動操縦時に、サーボモータ3や制御装置が故障する等の非常事態が発生した場合には、航空機の操縦者はディスエンゲージ装置1を作動させて、手動操縦に移行させる。
すなわち、航空機の操縦者は、図2に示すように、ディスエンゲージレバー70を矢印Aの方向に操作して、プッシュプルロッド60を矢印B方向に引き、枝管30内の弾性体50を矢印C方向(上方)に押し上げる。すると、球状体40を第2ロッド20の凹部23に押し付ける弾性体50の付勢力が低減する。この状態でサーボモータ3が駆動して第1ロッド10が第2ロッド20に対して前後方向に相対移動すると、枝管30内の球状体40が凹部23の壁面によって上方に押し上げられ、図2に示すように球状体40と凹部23との嵌合状態が解除される。
このように球状体40と凹部23との嵌合状態が解除されると、サーボモータ3の駆動力は第2ロッド20に伝達されなくなる。このため、プッシュプルロッド6は、サーボモータ3の駆動力ではなく、操縦桿2を介して伝達された操縦者の操作入力により駆動されることとなる。また、球状体40と凹部23との嵌合状態が解除され、第2ロッド20の第1ロッド10に対する前後方向の相対位置が変更されると、リミットスイッチ90の端子91が凹部24から外れて、エンゲージ表示ランプ80が消灯する。
また、プッシュプルケーブル60やディスエンゲージレバー70に不具合が生じた場合には、航空機の操縦者は、操縦桿2を比較的大きい力で操作することにより、第1ロッド10に対する第2ロッド20の相対位置を強制的に変化させる。かかる操作により、第2ロッド20の凹部23に嵌合された球状体40を、弾性体50の付勢力に抗して上方に押し上げて嵌合状態を強制的に解除して、ディスエンゲージ状態を実現させることができる。
以上説明した実施の形態に係るディスエンゲージ装置1においては、第1ロッド10の中空部13に第2ロッド13を挿入し、第1ロッド13に連接された枝管30内の球状体40を第2ロッド20の凹部23に嵌合させ、弾性体50の付勢力で球状体40を凹部23に押し付けることにより、第1ロッド10と第2ロッド20とをエンゲージ状態とすることができる(図1参照)。従って、第1ロッド10と第2ロッド20とを連動させることができ、第1ロッド10に伝達されたサーボモータ3の駆動力を、第2ロッド20及びプッシュプルロッド6を介して、操縦舵面に伝達することができる。
また、プッシュプルケーブル60及びディスエンゲージレバー70で弾性体50の付勢力を低減させることにより、球状体40と凹部23との嵌合状態を解除して、第2ロッド20が第1ロッド10の中空部13内を自在に移動する状態(ディスエンゲージ状態)を実現させることができる(図2参照)。従って、第1ロッド10に伝達されたサーボモータ3の駆動力が第2ロッド20に伝達されるのを阻止することができる。この結果、操縦桿2による操縦(手動操縦)が可能となる。
また、プッシュプルケーブル60及びディスエンゲージレバー70に不具合が生じたような場合においても、操縦桿2を操作して第1ロッド10に対する第2ロッド20の相対位置を強制的に変化させることにより、第2ロッド20の凹部23に嵌合された球状体40を弾性体50の付勢力に抗して押し上げて嵌合状態を強制的に解除し、ディスエンゲージ状態を実現させることができる。
このように、本実施の形態に係るディスエンゲージ装置1は、電力を要することなく所望のディスエンゲージ状態を実現させることができるため、従来の電磁クラッチ方式のような電気系統の故障に起因する動作停止を懸念する必要がなく、高い信頼性を有するものとなる。また、電源や電磁クラッチ(摩擦板)を用いていないので、装置の小型化及び軽量化を実現させることができる。
また、以上説明した実施の形態に係るディスエンゲージ装置1においては、第1ロッド10に連接された枝管30内の球状体40を、第2ロッド20の凹部23に嵌合させることにより、第1ロッド10と第2ロッド20とのエンゲージ状態を実現させながら、両者の位置関係を一定に維持することができる。従って、第1ロッド10に接続されたサーボモータ3の位置(位相)と、第2ロッド20にプッシュプルロッド6を介して接続された操縦桿2の位置と、を1対1に対応させることができる。従って、サーボモータ3の位相と操縦桿2の位置とを対応させるための装置を別途設ける必要がない。
また、以上説明した実施の形態に係るディスエンゲージ装置1においては、嵌合部材として球状体40を採用しており、枝管30内及び凹部23内で球状体40を自在に転動させることができる。従って、操縦桿2を操作して第1ロッド10に対する第2ロッド20の相対位置を変化させた場合に、嵌合部材である球状体40が凹部23から外れ易くなる。従って、操縦桿2の操作による嵌合状態の解除(ディスエンゲージ状態への移行)を、容易に実現させることができる。
また、以上説明した実施の形態に係るディスエンゲージ装置1は、弾性体50の付勢力を調整するネジ32を備えるので、球状体40と凹部23との嵌合状態の解除(ディスエンゲージ状態への移行)に要する力を調整することができる。
また、以上説明した実施の形態に係るディスエンゲージ装置1は、第1ロッド10と第2ロッド20とがエンゲージ状態にある場合に点灯するエンゲージ表示ランプ80を備えるので、航空機の操縦者は、エンゲージ状態からディスエンゲージ状態に移行したか否かを視覚的に認識することができる。
なお、以上の実施の形態においては、本発明における嵌合部材の例として球状体40を採用するとともに、この球状体40の球面形状の一部に対応した面形状を有する凹部23を採用しているが、これら嵌合部材及び凹部の形状は特に限定されるものではない。
また、以上の実施の形態においては、本発明における嵌合解除手段として、プッシュプルロッド60及びディスエンゲージレバー70を採用したが、枝管30内の弾性体50の付勢力を低減させて球状体40と凹部23との嵌合状態を解除することができるような構成であれば、いかなる構成を採用することもできる。
また、以上の実施の形態においては、第1ロッド10に対する第2ロッド20の相対位置が変化した場合にエンゲージ表示ランプ80を消灯させるリミットスイッチ90のみを採用した例を示したが、ディスエンゲージレバー70を矢印A方向に操作した場合に電池81から供給される電気を遮断してエンゲージ表示ランプ80を消灯させるリミットスイッチを追加することもできる。
また、以上の実施の形態においては、本発明におけるエンゲージ状態報知手段の例としてエンゲージ表示ランプ80を採用したが、第1ロッド10と第2ロッド20とがエンゲージ状態にある場合に音を出力するブザーをエンゲージ状態報知手段として採用することもできる。
(a)は、本発明の実施の形態に係るディスエンゲージ装置(エンゲージ状態)を示す説明図であり、(b)は、(a)に示したディスエンゲージ装置の弾性体の付勢力を調整するネジを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係るディスエンゲージ装置(ディスエンゲージ状態)を示す説明図である。 従来のディスエンゲージ装置を説明するための説明図である。
符号の説明
1 ディスエンゲージ装置
2 操縦桿
3 サーボモータ(駆動装置)
6 プッシュプルロッド
10 第1ロッド
11 第1ロッドの一方の端部
12 第1ロッドの他方の端部
13 中空部
20 第2ロッド
21 第2ロッドの一方の端部
22 第2ロッドの他方の端部
23 凹部
30 枝管
32 ネジ(付勢力調整手段)
40 球状体(嵌合部材)
50 弾性体
60 プッシュプルケーブル(嵌合解除手段)
70 ディスエンゲージレバー(嵌合解除手段)
80 エンゲージ表示ランプ(エンゲージ状態報知手段)

Claims (6)

  1. 操縦桿及び操縦舵面と、前記操縦舵面を駆動する駆動装置と、前記駆動装置の駆動力又は前記操縦桿を介して伝達された操作入力を前記操縦舵面に伝達するプッシュプルロッドと、を有する航空機に搭載され、前記駆動装置の駆動力が前記操縦舵面に伝達されることを阻止するディスエンゲージ装置であって、
    一方の端部が前記駆動装置に接続され、他方の端部で開口した所定長の中空部が形成されてなる第1ロッドと、
    この第1ロッドの前記中空部の側壁に連接されて前記中空部に連通する枝管と、
    一方の端部が前記プッシュプルロッドに接続され、他方の端部から一方の端部側に延在する所定長の部分が前記第1ロッドの前記中空部に挿入され、この挿入される部分の側壁の一部に凹部が形成されてなる第2ロッドと、
    前記枝管内に移動自在に配置されるとともに前記凹部に嵌合する嵌合部材と、
    を備えることを特徴とするディスエンゲージ装置。
  2. 前記嵌合部材を前記凹部に押し付ける付勢力を発生させて前記嵌合部材と前記凹部との嵌合状態を維持させる弾性体と、
    この弾性体の付勢力を低減させて前記嵌合部材と前記凹部との嵌合状態を解除する嵌合解除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のディスエンゲージ装置。
  3. 前記弾性体の付勢力を調整する付勢力調整手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のディスエンゲージ装置。
  4. 前記嵌合解除手段は、
    前記弾性体に接続されたプッシュプルケーブルと、
    操作されることにより前記プッシュプルケーブルに所定の張力を加えて前記弾性体の付勢力を低減させるディスエンゲージレバーと、
    から構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のディスエンゲージ装置。
  5. 前記嵌合部材は、
    球状体であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のディスエンゲージ装置。
  6. 前記第1ロッドと前記第2ロッドとがエンゲージ状態にあるか否かを報知するエンゲージ状態報知手段を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のディスエンゲージ装置。
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