JP2005205224A - ダンスゲーム装置、ダンスゲームのプレイ制御方法及びプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

ダンスゲーム装置、ダンスゲームのプレイ制御方法及びプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダンスゲームを通して消費した概ねのカロリー値をプレーヤに報知する。
【解決手段】 制御部300に、足の運びに関するタイプを識別する入力タイプ識別部351と、カウンタ357により前回と今回とのステップ動作検出時点の差を計測するステップ間隔計測部352と、基準ステップ間隔Tで同じ位置にステップ動作を行ったときに消費される基準カロリー値Sを記憶する基準カロリー記憶部353と、入力タイプに応じて重み付けされた計数Kを記憶する計数記憶部354と、入力タイプ情報等からカロリー値Ciを算出するカロリー算出部355と、カロリー算出部355により加算されたカロリー値をゲーム終了の時点で更新的に記憶する積算カロリー記憶部356とを備えた。積算カロリー記憶部356の記憶内容をゲーム終了までの間、逐次モニタ103に表示するようにした。
【選択図】 図15

Description

本発明は、プレーヤにステップ(足の運び)等を誘導乃至はガイドしてダンスを行わせるようにしたダンスゲーム装置に係り、特にはステップによる身体動作に起因して消費するエネルギー(カロリー)を擬似的に算出し、報知するようにしたダンスゲーム装置の技術に関する。
近年、音楽に合わせて体全体を利用してリズム感を表現し得る床盤面体構造を有し、順次指示される内容に沿ってステップ動作を行うことで、ダンス感覚を味わうことのできるダンスゲーム装置が広く知られている。
このダンスゲーム装置は、音楽演奏用のスピーカと、種々の画像を表示するモニタと、所定数のマス目を有する床盤面体とを備え、該床盤面体の各マス目には、相互に異なるマーク(例えば、向きの異なる矢印)が標記されていると共に、上記のモニタには、踏むべきマス目のマークがスクロール形式で表示される。そして、モニタの表示画面上において静止表示された基準マークに上記のスクロールするマークが重なるときを、該マークが標記されているマス目を踏むタイミングとしてプレーヤにステップ動作の指示を行うように構成されている。
しかしながら、従来のダンスゲーム装置は、該装置に備えられたスピーカから流れる音楽に同期してモニタ画面上に表示される踏み動作指示パターンにしたがって行ったダンスに対して単に評価を行うものであるため、ダンスゲーム装置としての趣向を凝らす余地があった。特に身体を動かしてダンスをするゲームという特異性に鑑みた興味性を醸し出すことが望まれる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、ダンスゲームを通して消費した概ねのカロリー値をプレーヤに報知するようにして面白味、興味性を一層増加させるダンスゲーム装置、ダンスゲームのプレイ制御方法及びプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値が設定されていることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが踏み動作誘導手段により踏み動作が誘導されて踏み台に対して踏み動作を行うと、模擬カロリー計算手段により各踏み動作により消費されたエネルギー量が逐次加算して算出され、該算出されたエネルギー量が報知手段により報知されることになる。これにより、プレーヤは単にダンスをするという楽しみ、目的に加えて、ダンスを行うと身体動作によって消費した概ねのエネルギー量も知るという楽しみが得られることになる。また、上記の踏み用基体としては、検出手段を有する踏み部が配設されておれば、形容は問わず、床盤面体でもマット状のものでもよい。また、検出手段は、荷重が掛かったか否かが検出し得るものであれば、形式は問わない。さらに、踏み動作誘導手段は、概して言えば、プレーヤの視覚、聴覚、触覚に訴えるものであれば、本実施形態で示したもの以外に、特に形態を問わない。例えば、点滅するなどの光指標だけでもよいし、ドラム音等からなるリズム音のみとか、ある種の楽器の演奏音等でもよいし、また、プレーヤに装着(又は把持)して、人体に振動などを間欠的に与える振動体などでもよい。さらに、エネルギー量の一態様としては、カロリー(cal)で表されるものがある。そして、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値を設定したから、より現実に近い形で基準カロリー値が設定されることになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のダンスゲーム装置において、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とする。
この発明によれば、上記の足の運びに関する入力タイプに応じた基準カロリー値が設定されることになり、これによってより現実に近い形でカロリー値の算出が可能となる。
請求項3に記載の発明は、プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが踏み動作誘導手段により踏み動作が誘導されて踏み台に対して踏み動作を行うと、模擬カロリー計算手段により各踏み動作により消費されたエネルギー量が逐次加算して算出され、該算出されたエネルギー量が報知手段により報知されることになる。これにより、プレーヤは単にダンスをするという楽しみ、目的に加えて、ダンスを行うと身体動作によって消費した概ねのエネルギー量も知るという楽しみが得られることになる。また、上記の踏み用基体としては、検出手段を有する踏み部が配設されておれば、形容は問わず、床盤面体でもマット状のものでもよい。また、検出手段は、荷重が掛かったか否かが検出し得るものであれば、形式は問わない。さらに、踏み動作誘導手段は、概して言えば、プレーヤの視覚、聴覚、触覚に訴えるものであれば、本実施形態で示したもの以外に、特に形態を問わない。例えば、点滅するなどの光指標だけでもよいし、ドラム音等からなるリズム音のみとか、ある種の楽器の演奏音等でもよいし、また、プレーヤに装着(又は把持)して、人体に振動などを間欠的に与える振動体などでもよい。さらに、エネルギー量の一態様としては、カロリー(cal)で表されるものがある。上記の足の運びに関する入力タイプに応じた基準カロリー値が設定されることになり、これによってより現実に近い形でカロリー値の算出が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のダンスゲーム装置において、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とする。
この発明によれば、上記時間間隔に応じて前記基準カロリー値が設定されることになり、これによってより現実に近い形でカロリー値の算出が可能となる。
請求項5に記載の発明は、プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが踏み動作誘導手段により踏み動作が誘導されて踏み台に対して踏み動作を行うと、模擬カロリー計算手段により各踏み動作により消費されたエネルギー量が逐次加算して算出され、該算出されたエネルギー量が報知手段により報知されることになる。これにより、プレーヤは単にダンスをするという楽しみ、目的に加えて、ダンスを行うと身体動作によって消費した概ねのエネルギー量も知るという楽しみが得られることになる。また、上記の踏み用基体としては、検出手段を有する踏み部が配設されておれば、形容は問わず、床盤面体でもマット状のものでもよい。また、検出手段は、荷重が掛かったか否かが検出し得るものであれば、形式は問わない。さらに、踏み動作誘導手段は、概して言えば、プレーヤの視覚、聴覚、触覚に訴えるものであれば、本実施形態で示したもの以外に、特に形態を問わない。例えば、点滅するなどの光指標だけでもよいし、ドラム音等からなるリズム音のみとか、ある種の楽器の演奏音等でもよいし、また、プレーヤに装着(又は把持)して、人体に振動などを間欠的に与える振動体などでもよい。さらに、エネルギー量の一態様としては、カロリー(cal)で表されるものがある。そして、上記時間間隔に応じて前記基準カロリー値が設定されることになり、これによってより現実に近い形でカロリー値の算出が可能となる。
請求項6に記載に発明は、プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて設定された重み付けされた係数Kと、ステップ動作の基準時間間隔Tと、該基準時間間隔Tで各入力タイプのステップ動作を行ったときに消費する各基準カロリー値Sと、上記検出手段からの検出信号に基づいて得られる前回のステップ動作と今回のステップ動作との時間間隔tとを用いて、踏み動作により消費されたエネルギー量Cを、式C=S+K(T−t)により算出することを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが踏み動作誘導手段により踏み動作が誘導されて踏み台に対して踏み動作を行うと、模擬カロリー計算手段により各踏み動作により消費されたエネルギー量が逐次加算して算出され、該算出されたエネルギー量が報知手段により報知されることになる。これにより、プレーヤは単にダンスをするという楽しみ、目的に加えて、ダンスを行うと身体動作によって消費した概ねのエネルギー量も知るという楽しみが得られることになる。また、上記の踏み用基体としては、検出手段を有する踏み部が配設されておれば、形容は問わず、床盤面体でもマット状のものでもよい。また、検出手段は、荷重が掛かったか否かが検出し得るものであれば、形式は問わない。さらに、踏み動作誘導手段は、概して言えば、プレーヤの視覚、聴覚、触覚に訴えるものであれば、本実施形態で示したもの以外に、特に形態を問わない。例えば、点滅するなどの光指標だけでもよいし、ドラム音等からなるリズム音のみとか、ある種の楽器の演奏音等でもよいし、また、プレーヤに装着(又は把持)して、人体に振動などを間欠的に与える振動体などでもよい。さらに、エネルギー量の一態様としては、カロリー(cal)で表されるものがある。そして、消費するカロリー値が種々のステップの仕方、状況に応じて決められているので、より実際に近い値を得ることが可能となる。
請求項7に記載に発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載のダンスゲーム装置において、上記踏み動作誘導手段は、記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するサウンド出力手段であることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが伴奏曲に合わせてダンスを行うことができるように積極的に誘導することが可能となる。
請求項8に記載に発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載のダンスゲーム装置において、上記踏み動作誘導手段は、前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを複数種類記憶するパターン記憶手段と、該パターン記憶手段から所定の踏み動作指示パターンを読み出してプレーヤに表示する表示手段とから構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが表示手段に表示される所要の踏み動作指示パターンに従ってダンスを行うことができるように誘導することができる。また、選択した踏み動作指示パターンによって消費するエネルギーがそれぞれ異なるので、一層面白味が増すことになる。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載のダンスゲーム装置において、上記踏み動作誘導手段は、記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するサウンド出力手段と、画像を表示する表示手段と、再生される伴奏曲に対応して前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを記憶するパターン記憶手段と、再生される伴奏曲に対応する踏み動作指示パターンを前記パターン記憶手段から読み出して該伴奏曲の再生に同期して前記表示手段に表示させる表示制御手段とから構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが、伴奏曲と、該伴奏曲と同期して表示手段に表示される所要の踏み動作指示パターンとに合わせてダンスを行うことができるように積極的な誘導が可能となる。
請求項10に記載の発明は、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値を設定し、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導し、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算し、この計算された値を報知することを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが踏み動作誘導手段により踏み動作を指示どうり行ったか否かにより該ダンスゲーム適性が評価されるが、同時に、片足、両足のそれぞれでの踏み動作により消費するエネルギー量を逐次加算して算出し、消費された概ねの総エネルギー量も報知されることになる。これにより、プレーヤは単に該ダンスゲームの適性評価の向上という目的に加えて、ダンスという身体動作を健康効果に結びつけることにより該ゲームの動機付けを図る。
請求項11に記載の発明は、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値を設定するステップと、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、片足、両足の踏み動作が誘導され、それらの各踏み動作に応じた基準カロリー値が逐次加算されて算出され、消費された概ねの総エネルギー量も報知されることになる。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するステップを備えることを特徴とする。
この発明によれば、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて基準カロリー値が適切に補正されることになり、これによって消費カロリー値の計算精度が向上する。
請求項13に記載の発明は、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて基準カロリー値を修正しながら模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて基準カロリー値が適切に補正されることになり、これによって消費カロリー値の計算精度が向上する。
請求項14に記載の発明は、請求項11乃至13のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するステップを備えることを特徴とする。
この発明によれば、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値が適切に補正されることになり、これによって消費カロリー値の計算精度が向上する。
請求項15に記載の発明は、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて、前回と今回のステップの時間間隔に応じて基準カロリー値を修正しながら模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値が適切に補正されることになり、これによって消費カロリー値の計算精度が向上する。
請求項16に記載の発明は、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて設定された重み付けされた係数Kと、ステップ動作の基準時間間隔Tと、該基準時間間隔Tで各入力タイプのステップ動作を行ったときに消費する各基準カロリー値Sと、上記検出手段から検出信号に基づいて得られる前回のステップ動作と今回のステップ動作との時間間隔tとを用いて、踏み動作により消費されたエネルギー量Cを、式C=S+K(T−t)により算出するステップと、このエネルギー量Cをカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが誘導される踏み動作により踏み台に対して踏み動作を行うと、各踏み動作により消費されたエネルギー量が逐次加算して算出され、該算出されたエネルギー量が報知されることになる。これにより、プレーヤは単にダンスをするという楽しみ、目的に加えて、ダンスを行うと身体動作によって消費した概ねのエネルギー量も知るという楽しみが得られることになる。また、上記の踏み用基体としては、検出手段を有する踏み部が配設されておれば、形容は問わず、床盤面体でもマット状のものでもよい。また、検出手段は、荷重が掛かったか否かが検出し得るものであれば、形式は問わない。さらに、踏み動作誘導手段は、概して言えば、プレーヤの視覚、聴覚、触覚に訴えるものであれば、本実施形態で示したもの以外に、特に形態を問わない。例えば、点滅するなどの光指標だけでもよいし、ドラム音等からなるリズム音のみとか、ある種の楽器の演奏音等でもよいし、また、プレーヤに装着(又は把持)して、人体に振動などを間欠的に与える振動体などでもよい。さらに、エネルギー量の一態様としては、カロリー(cal)で表されるものがある。そして、消費するカロリー値が種々のステップの仕方、状況に応じて決められているので、より実際に近い値を得ることが可能となる。
請求項17に記載の発明は、請求項11乃至16のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体において、記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するステップを備えることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが伴奏曲に合わせてダンスを行うことができるように積極的に誘導することが可能となる。
請求項18に記載の発明は、請求項11乃至17のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを複数種類記憶するステップと、所定の踏み動作指示パターンを読み出してプレーヤに表示するステップとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、種々の踏み動作指示パターン表示されてプレーヤにダンスを行うように誘導することが可能となる。また、各踏み動作指示パターンによって消費するエネルギーがそれぞれ異なるので、一層面白味が増すことになる。
請求項19に記載の発明は、請求項11乃至16のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体のおいて、記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するステップと、画像を表示するステップと、再生される伴奏曲に対応して前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを記憶するステップと、再生される伴奏曲に対応する踏み動作指示パターンを読み出して該伴奏曲の再生に同期して前記表示手段に表示させるステップとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、プレーヤが、伴奏曲と、該伴奏曲と同期して表示手段に表示される所要の踏み動作指示パターンとに合わせてダンスを行うことができるように積極的な誘導が可能となる。
本発明によれば、プレーヤは単にダンスをするという楽しみ、目的に加えて、ダンスを行うという身体動作によって消費した概ねのエネルギー量も知るという楽しみも得ることができる。しかも、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値が設定したから、より現実に近い形で基準カロリー値を設定することができる。
また、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するように構成したから、上記の足の運びに関する入力タイプに応じた基準カロリー値が設定されることになり、これによってより現実に近い形でカロリー値の算出ができる。
また、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するように構成したから、上記時間間隔に応じて前記基準カロリー値が設定されることになり、これによってより現実に近い形でカロリー値の算出ができる。
また、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて設定された重み付けされた係数Kと、ステップ動作の基準時間間隔Tと、該基準時間間隔Tで各入力タイプのステップ動作を行ったときに消費する各基準カロリー値Sと、上記検出手段からの検出信号に基づいて得られる前回のステップ動作と今回のステップ動作との時間間隔tとを用いて、踏み動作により消費されたエネルギー量Cを、式C=S+K(T−t)により算出するようにしたので、消費するカロリー値が種々のステップの仕方、状況に応じて決められ、より実際に近い値を得ることができる。
さらに、複数の伴奏曲を伴奏曲として準備したから、ゲームのプレー内容を多様化でき、プレーヤが好む伴奏曲に合わせてダンスを行うことができるように積極的に誘導することができる。
また、踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを複数種類準備したから、表示される踏み動作指示パターンに従ってプレーヤにダンスを行わせるように誘導することができる。そして、選択した踏み動作指示パターンによって消費するエネルギーを設定しているので、一層面白味を増加させることができる。
また、伴奏曲と共に踏み動作指示パターンをプレーヤに指示することで積極的なダンスの誘導ができる。
本発明に係るダンスゲーム装置は、図1に示すように、歌唱援助装置1とダンスゲーム装置100とから構成されている。
歌唱援助装置1は、コンソール2の上部に配設されたテレビジョンモニタ3(以下、モニタという。)と、該モニタ3の上方に位置するスピーカ4と、コンソール2の中央部に位置するコイン投入口5と、モニタ3の直下に位置する操作パネル部6とを有し、操作パネル部6に選曲等のためのテンキー、演奏開始指示のためのスタートボタン、演奏中止指示のためのキャンセルボタン等が配設されている。コンソール2の前部分には、入力した音声データを例えばリモートコントロール方式で、コンソール2の適所に配設された図略の受信アンテナに送信する2本のマイク7が係止具に係止されている。なお、マイク7は有線式でもよい。
コンソール2の内部には、歌唱援助装置1を稼動させるための各種処理、制御を行うカラオケ端末部8、音楽データが格納されているサーバ(元データ記憶部)から通信回線L1を介して音楽データの配信を受けるための通信モデム9が配設されている。なお、本実施形態においては音楽データとしてMIDIデータを採用するため、通信モデム部9は、これに対応し得るようにMIDIインターフェースを内蔵する。信号線L2はダンスゲーム装置100との間でデータの授受を行うためのケーブルである。
ダンスゲーム装置100は、音声画像出力本体101とその手前に配設される床盤面体151とから構成されている。
音声画像出力本体101は、下部にリズム音出力用の筐体部102と、その上部のモニタ103と、該モニタ103の下部のパネル面に設けられた指示部104と、モニタ103の両側に立直され、適所に電飾ランプ105a等が配された柱状体105と、各柱状体105の上部に配設された効果音を出力するためのスピーカ106とを有する。なお、筐体部102の左右方向中央位置には、コイン投入口107が設けられ、2人プレイの態様を考慮して左右に2個配設されている。
筐体部102は、図2に示すように、高さ方向中間位置に配設された共鳴用の箱体102aと、該箱体102aの前面板102bのほぼ中央にホーン102dを前方に向けて取り付けられた低周波数用のリズムスピーカ102cと、前面板102bの上部に配設されて共鳴音を前方に向けて送り出す円筒102eとを有する。リズムスピーカ102cは、所定の低周波数でリズム音を発するもので、その後方の共鳴空間を利用して重低音を円筒102e及び前面板102bを振動させて前方の床盤面体151方向に放射する。前面板102bの前面側には点滅可能な環状の螢光管102fが該前面板102b上に配設されており、螢光管102fは、前面板102bのホーン102d先端を囲むように取り付けられている円筒状の螢光管支持部材102hに装着されている。螢光管102fは中間部が環状に形成され、両端部分102gが平行に形成された長尺の管で、図2では両端部分102gが下端に位置されている。この両端に図略の給電線が接続されて点滅可能にされている。
モニタ103は、床盤面体151上に載った標準的な身長を有するプレーヤの目の高さとほぼ同じ位置に表示画面103aが位置するような高さに取り付けられ、その下部にスタートボタン104aを有する指示部104が配設されている。
次に、床盤面体151の構造について説明する。
床盤面体151は、図1に示すように、所要の嵩を有して平板状に構成されてなり、平面視において前後左右に3×3のマス目に区分けされたステップ領域152が左右に2人用として構成されている。左右のステップ領域152は同一構造を有する。ステップ領域152は9個のマス目のうち、大きな星印が表記された中央マス目に該当するホームポジション部12に対し、前後左右位置の4個のマス目である踏み台部154(154F,154B,154R,154L)には中央マス目から見た方向を示す矢印が表記され、ホームポジション部153から見て斜め方向の4個のマス目である補助台部155には小さい星印が表記されている。床盤面体151の図1の手前側の左右に立直した逆U字状の部材は手摺り170である。
図3は、床盤面体151の踏み台部154の内部構造を示す展開図である。踏み台部154F〜154Lは全て同一構造を有しており、ここでは踏み台部154Fを例にして説明する。
床盤面体151は四角形状の外枠151aの内側が仕切り板151bで略正方形状のマス目に区分けされている。踏み台部154Fは外枠151a及び仕切り板151bで囲まれた内空間の底部に底板160を有すると共に、その上部に外枠151aより小形の四角形状の内枠161が立設され、さらに内枠161の4つの隅部には、互いに隣合う枠に跨って外枠151a及び仕切り板151bとの間で内枠161を支持するべくコーナ部材162で強固に固定している。かかる基本支持構成によって上方からのプレーヤの荷重を支持し得る強度を確保している。
内枠161と外枠151a及び仕切り板151bとの間には所要幅の隙間が構成されており、この隙間によって形成された四角形状枠の領域には図では見えていないが平板が敷設され、かつ各平板の上面には、後述する踏み動作検出手段としてのケーブルスイッチ163が各辺と平行な方向であって各辺とほぼ等しい長さを有して配設されている。なお、上記コーナ部材162の取付高さ位置は、前述した見えていない平板との間にケーブルスイッチ163が挿入可能な隙間を形成できる位置とされており、ケーブルスイッチ163の両端はこのコーナ部材162の下部に位置している。
ケーブルスイッチ163の上面にはL字状の荷重受け部材164が、立直164aでもって上下方向にスライド可能に配設されている。荷重受け部材164はケーブルスイッチ163の長尺寸法に比して例えば1/2〜1/3程度の長さ設定されたものである。荷重受け部材164を設けることで、プレーヤからの荷重がケーブルスイッチ163の全面に加わって単位面積当たりの荷重が小さくなるときでも、この荷重受け部材164の平面視での面積部分に荷重が集中して加わることで検出感度との関係で適切な荷重を付与することを可能としている。
コーナ部材162の上面には荷重がかかっていないときの荷重受け部材164の高さに比して僅かに低くなるような、あるいは後述の天板167の撓みを考慮してほぼ等しくなるような厚みを有する高さ調整板材162aが敷設されている。この高さ調整部材162aの上面の高さは、外枠151a及び仕切り板151bの上端の高さより、後述する天板167の厚み分程度だけ低い位置に設定されている。
支持板165の上面には長寿命性を示す2本の蛍光管166が並設されている。この支持板165は各内枠161の下端から内方に延設された取付片161a上に載置固定される。
167はアクリル板等からなる天板で、高さ調整板材162a上に載置されるものである。天板167には前方を示す矢印マーク167aが周囲とは異なる色等で表記されている。天板167は、後方の蛍光管166からの点灯光による電飾効果が得られ、かつ踏み台部154の内部構造が見えないような半透明を有し(あるいは表面を有色材で塗布)、又は裏面側表面に乱反射を行わせるための表面処理が施されている。
そして、プレーヤがこの天板167上を足で踏むと、その時の荷重が荷重受け部材164を介してケーブルスイッチ163に伝達されるようになっている。
図4は、ケーブルスイッチ163の一例を示す構造図である。ケーブルスイッチ163は筒状の外皮部180と、筒内部に配設される中継導電部181、第1導電部182、第2導電部183とを備える。
外皮部180は、シリコン等の弾性を有する材料から構成され、その筒部の断面形状が偏平な円形を有し、断面の長軸方向の中間位置の内壁の一方から対向する内壁に向けてほぼ筒断面の中心まで延びる突片180aが突設されているとともに、断面の長軸方向両端には偏平形状を更に押し潰す方向の屈曲を助長するための切欠180bが形成されている。なお、上部外面には荷重を受ける部分として長尺方向に沿った2条の突部180cが突設されている。
中継導電部181は、例えば導電性の金属粉体が混入されたシリコン等のゴム材を主体として構成された長尺のシート状を有するもので、外皮部180の偏平状の筒内の上部側に配設されている。第1、第2導電部182、183は同一構造を有するもので、外皮部180の偏平状の筒内の下部側に、突片180aの左右に所定間隔を置いて配設されている。これら第1、第2導電部182、183は例えば導電性の金属粉体が混入されたシリコン等のゴム材を主体として構成されたもので、安定性の点から断面形状が偏平円に形成されてなる長尺の棒状体である。
第1、第2導電部182、183の配置位置は上記突部180cと対応する位置に配設されるように構成され、突部180cに係る荷重を受けて外皮部180の変形によってそれぞれ中継導電部181と効果的に接触乃至は当接するようにされている。第1、第2導電体182、183の内部には導電材としての銅からなる芯材182a,183aが埋設されており、所定の強度を確保することができると共に長尺方向に対する単位長抵抗分を小さくでき、すなわち荷重を受けた位置に拘らず検出電圧の出力をほぼ一定値として検出でき、高い検出精度を確保するようにしている。中継導電体181と第1、第2導電体182、183との離間寸法は1〜2ミリメートルと極めて微小に設計し得るので、例えば可動接片を備えた機械的なスイッチの場合に比してストロークを充分小さくすることができる。
上記踏み台部154の構造により、プレーヤの足が天板167を踏んで、その荷重が4辺に配設された4個のケーブルスイッチ163の少なくとも1つにでも伝達されると、該ケーブルスイッチ163の外皮部180の上部が下方側に荷重を受けて変形し、中継導電体181が第1、第2導電体182,183の双方と接する(オフからオンへ変化する)ことで踏み検知が行われることとなる。
すなわち、ケーブルスイッチ163による荷重有無の検出は第1導電体182及び第2導電体183の芯材182a,183aの双方に図略の端子を介して電圧を印加(一方側は接地でもよい)しておき、荷重がかかっていない状態では、第1、第2導電体182、183はいずれも中継端子181と離間状態を維持することから電気的に開放されているため印加電圧がそのまま図略の電圧検知部(後述する図5の踏み動作監視部316)で検出され、一方、荷重がかかって第1、第2導電体182、183間がいずれの位置で中継端子181に接したとしても、第1、第2導電体182,183間が電気的に短絡する結果、電圧検知部が電圧差がなくなったことを検出する。
図5は本ダンスゲーム装置の一実施形態を示すブロック構成図である。図5において、CPU201は、選曲操作部202や演奏スタート指示部203からの信号を受けて、本歌唱援助装置1の動作制御を統括的に処理するものである。
元データ記憶部204は、多数のカラオケ音楽を記憶するサーバとして機能するもので、新たに作成されるカラオケ音楽が順次取り込まれる。カラオケ音楽は、曲番号で対応付けられた曲名、各曲の属性データ及びタイミングデータの他は、本実施形態ではMIDIデータとしての演奏情報(以下、曲データという)であり、各タイミング(データ)毎の音の周波数、強弱、長さ及び音色に関するデータから構成されている。さらに曲の属性データとしては、ジャンル、演奏速度の他、演奏の進行に伴う前奏区間、クライマックス区間、エンディング区間を示すイベントデータも含まれている。
元データ記憶部204は、カラオケ配信元に設置されているもので、図略の通信機能部を有し、ダウンロード(配信)要求に応じて所望の曲番号に関するデータが伝送路やネットワーク(通信線L1)及び通信モデム部9を介してカラオケ端末部8に送信し得るようになっている。
カラオケ制御部210は、歌唱援助装置1の動作を統括的に制御するCPU201、曲毎に対応して曲データを記憶するMIDIデータ記憶部211、歌詞データを格納する歌詞データ記憶部212及び演奏の進行タイミングに対応する属性データを曲毎に格納する属性データ記憶部213を有する。各記憶部211,212,213は、一般的に数万曲分が記憶可能な記憶容量を持っているものが採用されている。
背景画像記憶部214は、モニタ3に背景として表示されるビデオ画像やアニメ画像を記憶するものであり、各画像は曲のイメージに合う1曲あるいは所要数の曲に対応付けられている。画像処理部215は、背景画像記憶部214から曲に対応した背景画像を読み出してモニタ3に表示させると共に、歌詞データ記憶部212から、選曲された曲の歌詞をスーパーインポーズで表示させる。歌詞は、公知のように演奏個所と対応(同期)するように、演奏の進行に沿って例えば小節毎に更新的に移っていくように表示制御される。
サウンド処理部(シンセサイザ)216は、各楽器の基本的な音色波形を曲データ(音の周波数、強弱、長さ、音色などのデータ)を用いて周波数方向、レベル方向及び時間方向にそれぞれ変調した音響信号を生成するもので、生成された音響信号はミキサ217を介してスピーカ4から出力される。ミキサ217は、ユーザの声(歌声)をマイク7を介して音声としてスピーカ4から、演奏としての上記音響信号と混合して出力する。なお、図示していないが、マイク7から入力された声は所要のエコー処理が施されて(音信号の波形を時間方向に鈍らせて)、ミキサ217に導かれる。
ダンスゲーム装置100の音声画像出力本体101の内部適所には、コンピュータ等で構成され、指示部104等からの信号を受けて本ダンスゲーム装置100の動作制御を統括的に処理する制御部300が配設されている。
制御部300は、ゲームプログラムを格納する内蔵式又は着脱可能なカートリッジタイプのROM301を有すると共に、処理データを一時的に格納保存するRAM302を備える。
ステップ位置指示データ記憶部303は、踏むべきマス目に関するデータ(以下、アドレスデータという。)とアドレスデータの出力タイミングに対応する拍の位置(1小節中における各アドレスデータの相対的な時間位置、1小節中における各アドレスデータの時間配分の比率)に関するデータ(以下、踏み拍データという。)とからなる1ステップ分のステップ位置指示データ(以下、1ステップデータという。)を多数記憶しているものである。アドレスデータは、具体的には、モニタ103の表示画面103a上にスクロール表示される各ステップ位置指示マークに対応付けられているもので、例えば、図6に示すように、上向きの矢印を有するステップ位置指示マークにアドレスデータ「1」が、右向きの矢印を有するステップ位置指示マークにアドレスデータ「2」が、下向きの矢印を有するステップ位置指示マークにアドレスデータ「3」が、左向きの矢印を有するステップ位置指示マークにアドレスデータ「4」が対応付けられている。また、図7に示すように、いくつかの1ステップデータが時系列的に配列されて1小節分のステップ位置指示データが構成されており(図7においては、6つの1ステップデータで1小節が構成されている)、例えばこの図7において、1小節分がスクロールされるに要する時間長さが100と設定されている場合に、「25」のタイミングにアドレスデータ「2」を、「37.5」のタイミングにアドレスデータ「3」を、…「75」のタイミングにアドレスデータ「4」を出力するということを表わしている。なお、1小節中に設けられる1ステップデータの数が小節毎に異なる(同じものがあってもよい)ことから、小節によってはデータのサイズは異なることもある。
ステップ位置指示データ記憶部303は、本実施形態においては4小節単位でグループ化されたものをテーブル形式で記憶する。
テーブルは、図8に示すように、間奏区間用、クライマックス区間用、エンディング区間用等の各イベント区間別に分類されていると共に、さらにそれぞれに対して演歌用、ポップス用等のジャンル別に分類され、さらにそれぞれに対して低速テンポ用、中速テンポ用、高速テンポ用のテンポスピード別に分類され、それぞれの中に高難度用及び低難度用として難易度別に分類して用意されている。そして、例えば、区間が「エンディング」で、ジャンルが「ポップス」で、テンポが「中速」で、難易度が「低難度」の部類には、図8に示すように4小節単位のステップ位置指示データDが複数用意されている。
シーケンスデータ設定部304は、MIDIデータに含まれる伴奏曲の曲番号データ及び属性データを基に乱数的に数値(テーブル内の4小節単位のステップ位置指示データのアドレスに対応)を発生させることにより、複数のテーブルの中から区間、ジャンル等の種類が合致するステップ位置指示データを有するテーブルを選定し、該テーブルのステップ位置指示データをモニタ103の表示画面103aにスクロール表示するステップ位置指示パターンの元となるシーケンスデータとして設定するものである。設定されたテーブル内のデータは、タイミングを報知する信号に変換され、リズムスピーカ102cや蛍光管102fにも出力されて、効果音や光によるステップタイミングのガイドとされる。なお、上記の乱数的な処理は、同じ曲に対しては常に同じテーブル(ステップ位置指示データ)が選定されるよう、再現性を有する処理とされる。従って、詳細には、上記の少なくとも曲名を含みさらに必要に応じて属性データが加味された所定のルール(条件式等)にしたがって選択曲等に付随した数値が順次出力されることになる。
ずれ量検出/積算部305は、各ステップ動作指示のタイミング(後述するスクロール表示制御部313からのスクロール信号を読み出す)と実際のステップ動作が行われたタイミングとの相関、例えば、両者のタイミングのずれを内部タイマ306等で計測して、4小節分のステップ位置指示データに対する積算ずれ量を求めるものである。
プレーヤのダンスに対する評価を行う評価手段として、評価部307および適正度評価表示部308を備える。
評価部307は、各伴奏音毎に、前述したずれ量の大小(ずれ量が小さいほど高い評価、すなわちスコアが高くなる)に応じたスコア付けを行い、これらを演奏音の全体に対して積算することにより、プレーヤのステップ動作に対する、いわばダンス適正等の評価を行うものである。なお、ROM301は、評価部307によるずれ量に応じて、それに相応しい複数の効果音(喝采、擬音他)が登録されており、評価部307による評価により(特に良いときとか悪いとき)、ROM301から対応する効果音を読み出して、スピーカ106に出力するようにし、これにより臨場感を醸し出している。
適正度評価表示部308は、評価の一態様として操作の連続的な適正さ(この適正の判断には、さらに厳しい時間幅を設定して判断するようにしてもよい)、不適正さを診るものであり、連続して適正であれば適正度を示すバーがゲージに対して伸長し、逆の場合には短縮する。そして、適正度を示すバー(レベル)が極小、例えば0になると、ダンスを行う資格がないと判断して、演奏途中でも強制的に終了させる。ダンスゲーム装置100の制御部300は強制終了信号を歌唱援助装置1のCPU201に出力し、CPU201はこの信号を受信すると、歌唱援助装置1側の演奏動作も途中で終了させる。なお、ダンスゲーム装置100のみを停止させる態様としてもよい。
ダンス画像記憶部310は、モニタ103に表示されるダンス画像を1グループ(4小節単位)のステップ位置指示データに対応する分毎に記憶するもので、曲名に対応したあるいはジャンルやリズムに対応したダンス画像(アニメあるいはビデオ画像)を記憶するテーブルを有する。
ダンス画像設定部311は、シーケンスデータ設定部304からの難易度等に対応した設定信号を受けて、モニタ103に表示しているグループの次の1グループ分に対するダンス画像をテーブル内より選択して読み出してモニタ103の表示画面103aにおける所定のスクロール表示領域に表示するものである。
マークメモリ312は、各ステップ位置指示マークを記憶しているものである。例えば、前述の図6を用いて説明すると、アドレス「1」には上向きの矢印を有するステップ位置指示マークであることが記憶され、アドレス「2」には右向きの矢印を有するステップ位置指示マークであることが記憶され、アドレス「3」には下向きの矢印を有するステップ位置指示マークであることが記憶され、アドレス「4」には左向きの矢印を有するステップ位置指示マークであることが記憶されている。
スクロール表示制御部313は、シーケンスデータ設定部304により設定されたシーケンスデータを読み出し、順次所定の時間間隔で(踏み拍データに基づいて)読出アドレスをずらすようにしてマークメモリ312から踏み位置指示マークをスクロール画像として後述する表示メモリ315に書き込ませるものである。
スクロール表示制御部313は、詳細には以下に示すような動作を行う。
すなわち、歌唱援助装置1には、リズムに対応する拍に関するデータ(以下、リズム拍データという)の他に、例えば、4拍子の音楽の場合においては、1拍子目、2拍子目、3拍子目、4拍子目というように拍節をそれぞれ示す周期拍データが備えられている。この周期拍データは、曲の速度(テンポスピード)が演奏中に変化する(例えば、クライマックス部分からエンディング部分に移るにしたがって徐々にスローテンポになるというように)と、該周期拍データの出力時間の間隔も変化するようになっている。スクロール表示制御部313は、この伴奏曲のテンポスピードの変化に対応して、踏み位置指示マークのスクロール速度を制御するスクロール速度制御機能部を有する。つまり、伴奏曲の初めの1小節における各周期拍データの時間間隔を内部カウンタ314で計測し、このカウント値を基準の周期拍データの時間間隔(以下、「基準カウント値」という。)として設定する。そして、演奏中において周期拍の時間間隔を周期拍毎に内部カウンタ314で計測し、この計測したカウント値と基準カウント値とを比較して、該比較結果に基づいてモニタ103の表示画面におけるスクロール部分全体のスクロール速度を変化させる。例えば、演奏中のある周期拍の時間間隔を計測したときに、計測したカウント値が上記基準カウント値の2倍になっていた(テンポスピードが基準のテンポスピードの半分になっていた)とすると、その計測後、例えば図7に示す内容をモニタに出力するという場合、スクロール表示制御部314は、1小節の時間を「100」から「200」に変更すると共に、各踏み拍データの配分比率の値を2倍、すなわち「12.5」を「25」に、「25」を「50」に、…「75」を「150」にそれぞれ変更し、この変更した配分比率に応じた時間間隔で各ステップ位置指示マークをモニタ103の表示画面103a上に出力する。
この動作を一般的に説明すると、一小節分がスクロールされるに要する時間長さに対応するカウント値をNとした場合、カウント値Pに位置するステップ位置指示マークMpの一小節中におけるデータ位置は、一小節を1とすると(P/N)となる。また、一小節がモニタ103の表示画面103a上においてhドット分の長さで表示されるとすると、上記マークMpは、画面上、小節の先頭からh×(P/N)ドットの位置に配置されることになる。一方、カウント値Nがhドット分に対応するから、1カウント経過すると、上記マークMpは(h/N)ドットだけスクロールする。いま、画面上において、小節の先頭がタイミング指示を行う基準マークに丁度重なったとする(時刻t=0)と、それよりTカウント経過後のマークMpは上記基準マークの位置より(h×(P/N)−T×(h/N))ドットの位置に表示されることになる。なお、画面の最上部からみると、(m+h×(P/N)−T×(h/N))ドット(mは画面の端部から基準マークまでのドット数)の位置ということになる。ここで、t=Tのときに、上記一小節分の速度がNからN’に変更された場合には、上記マークMpは、1カウント経過ごとに(h/N’)でスクロールされることになるので、上記式の(h/N)に代えて(h/N’)を代入して計算させればよい。なお、上記マークMpの位置は、前回のマークMpの位置を記憶し、該前回の位置から移動量(h/N)あるいは(h/N’)だけ減算して求める方がより好ましい。以上のような制御は、スクロール表示制御部313の図略の演算部により各周期拍毎に行われる。また、上記のような制御を行ってもステップ位置指示マークの基準マークに重なるタイミングがリズム拍に遅れるという場合には、リズム拍のタイミングと同期するように上記ステップ位置指示マークを瞬間的に移動させるということも行う。
表示メモリ315は、上記スクロール表示制御部313によりマークメモリ312から読み出されたステップ位置指示マークが所定のアドレスに1/60秒毎に書き込まれるものである。また、静止画としての基準マーク等も併せて書き込まれる。
踏み動作監視部316は、踏み台部154に配置されたケーブルスイッチ163がオフからオンに変化したか否かを検出することによって、プレーヤのステップ動作を監視するものである。
蛍光管点灯制御部317は、ステップ位置指示に対応する踏み台部154F,154B,154L,154Rの内空間に設けられた蛍光管102fを個別に点灯表示させる点灯信号を出力するものである。
セレクタ318は、ダンスゲーム装置100のモニタ103に歌詞を表示させるか否かをプレーヤが選択するためのものである。ダンス画像設定部311からの信号を入力するように選択すると、モニタ103には歌詞が表示されず、歌唱援助装置1の画像処理部214からの信号を入力するように選択すると、モニタ103には歌詞が表示されることになる。
難易度切換部104aは、前述の操作部104に設けられ、上述した難易度を高難度と低難度との間で切換えるものであり、プレーヤは、この難易度切換部104aの操作によりダンスの途中でも難易度を変更することができる。
図9はモニタ3に表示される表示画面の一例を示すもので、本実施形態においては、モニタ3に2小節分のステップ位置指示マークが表示される。この図9では、図1の右側のステップ領域152でプレーヤがゲームをする場合で、ダンス画像の背景と、順次画面上方から所定の速度で下方に向けてスクロール移動するステップ位置指示マークM1〜M10が表示されている。表示面の下端に表示された左下上右のマークを示す基準マークS1〜S4はタイミング指示を行うもので、スクロールされてきたマークMが基準マークSと完全に重なる(一致する)状態がステップ動作のタイミングを示す。マークMが基準マークSに完全に重なるタイミングでは、基準マークSの表示輝度ないしは表示色が一時的に変更され、タイミングの一致を明示する。マークM1〜M4は、本実施形態では、左向き矢印のマークM1,M4が踏み台部154L、下向き矢印のマークM6,M7,M9が踏み台部154B、上向き矢印のマークM2,M5,M10が踏み台部154F、右向き矢印のマークM3,M8が踏み台部154Rにそれぞれ対応する。
図10は「カラオケモード」における処理手順を説明するフローチャートである。このモードではダンスゲーム装置100は作動せず、歌唱援助装置1のCPU201が所定の動作手順を実行する。すなわち、操作パネル部6の選曲操作部202から曲番号を入力すると(ステップST1)、MIDIデータ記憶部202、歌詞データ記憶部212から対応する曲番号のデータが指定され、次いで演奏スタート指示部(例えばスタートボタン)203が操作されると(ステップST2)、前記MIDIデータが時間の進行に沿って読み出され、サウンド処理部216を介してスピーカ4から出力され、かつ、演奏の進行に伴って、歌詞データが画像処理部215を介してモニタ3の画面上に小節毎に更新的に表示される(ステップST3)。1曲分の演奏が終了すると(ステップST4)、画像処理部215はモニタ3の表示画像をデモンストレーション画像ないしは選曲待ち画像等の初期画面に切り替える(ステップST5)。
図11は「ダンスモード」における処理手順を説明するフローチャートである。この場合には、歌唱援助装置1およびダンスゲーム装置100はそれぞれ次の処理手順を実行する。
両装置1,100のモニタ3,103がそれぞれ初期画面を表示する状態(ステップST11,61)から、ダンスゲーム装置100のコイン投入口にコインが投入される(ステップST12)と、モニタ103の表示画面103aがゲームタイトル画面に切り替わる(ステップST13)。
次に、歌唱援助装置1側において、プレーヤにより操作パネル部6の選曲操作部202から曲番号が入力されて所望の曲が選択される(ステップST62)と、その旨がダンスゲーム装置100側に伝達される。次いで、ダンスゲーム装置100側において、プレーヤにより図略のスタートボタンの操作が行われる(ステップST14)と、ダンスゲーム装置100は、ダンスモードの開始信号を歌唱援助装置1のCPU201に送信する。
歌唱援助装置1は、ダンスゲーム装置100からのスタート信号を受ける(ステップST63)と、ダンスゲーム装置100に選択曲の属性データを送信した(ステップST64)後、後述する演奏処理を開始する(ステップST65)と共に、同期を取るべくダンスゲーム装置100にその開始信号を送信する。ダンスゲーム装置100は、この開始信号を受信すると、以下のシーケンスデータの設定処理を行う(ステップST15)。
図12は、ステップST15の「シーケンスデータ設定処理」のサブルーチンを示すフローチャート図である。
まず、シーケンスデータ設定部304が属性データ及びMIDIデータを取り込む(ステップST21)と、選択曲の曲番号と周期拍データとから選択された曲の区間、ジャンル及び難易度を取得してシーケンスデータ設定部304に記憶させる第1初期設定処理を行う(ステップST22)。次に、選択曲の初めの1小節分の周期拍データを入力する(ステップST23)と、選択曲の初めの1小節分の周期が内部カウンタにより出力されて、選択曲が何拍子の曲であるかが割り出され、これらから該選択曲の周期拍の時間間隔(テンポスピード)を算出して、この1小節中における周期拍の時間間隔を基準周期拍間隔としてシーケンスデータ設定部304に記憶させる第2初期設定処理を行う(ステップST24)。この第2初期設定処理が終了すると、第2小節目以降について以下の動作が行われる。
第2小節目以降において、シーケンスデータ設定部304は、周期拍データを入力する(ステップST25)と、入力された周期拍データの出力タイミングとその1つ前の周期拍データの出力タイミングとの時間間隔を計測する(ステップST26)。例えば、4拍子の曲において第2小節における1拍子目の周期拍データを入力した場合には、第1小節における4拍子目の周期拍データの出力タイミングとこの第2小節における1拍子目の周期拍データの出力タイミングとの時間間隔を計測するのである。この後、計測した時間間隔と上記ステップST24で算出した基準周期拍間隔との差分を算出して記憶する(ステップST27)。
次に、例えば、区間、難易度等の変更に関するデータ(イベントデータ)を入力する(ステップST28)と、該イベントデータに対応する区間、難易度等を決定してイベントフラグをたてるイベントデータ処理を行う(ステップST29)。
次に、ずれ量検出/積算部305により、ステップ動作指示タイミング、つまり基準マークとステップ位置指示マークとが重なり合うタイミングと実際のステップ動作のタイミングとを比較するタイミング判定処理を行う(ステップST30)。
タイミング判定処理が行われると、シーケンスデータを生成するタイミング、本実施形態では、前の4小節分のステップ位置指示マークを全て表示したタイミングである(ステップST31)と、次の4小節分のシーケンスデータを生成する(ステップST32)。その場合に、ステップST28でイベントデータを入力している場合には、ステップST29でたてたイベントフラグを受けてシーケンスデータの生成を行う。
その後、スクロール表示制御部313は、生成されたシーケンスデータに基づいて、ステップ位置指示マークをステップST27で算出した差分に応じてスクロール速度を調整しながら順次表示する表示処理を行う(ステップST33)。なお、ステップST30でシーケンスデータを生成するタイミングでない場合には、設定中のシーケンスデータに基づいて表示処理を行う。この表示処理は、4小節分のシーケンスデータのうちの2小節分について、スクロール表示領域にステップ位置指示マークとして表示画面103aにスクロール表示すると共に、内部カウンタ315からのタイミングデータを用いて演奏とステップ位置指示マークの表示との同期を取りながらモニタ103の表示画面103aにステップ位置指示のためのステップ位置指示マークの表示をスクロール表示し、かつ背景画像及び適正度を示すバーの各表示を行う。このステップ位置指示マークの表示によって、プレーヤに対して踏み台部のマス目に対するステップ動作のガイドがなされる。
図13は、上記「シーケンス設定処理」におけるステップST30の「タイミング判定処理」のサブルーチンを示すフローチャート図である。
歌唱援助装置1の演奏中(ステップST66)、該歌唱援助装置1から属性データ及びMIDIデータがダンスゲーム装置100に送信される。ダンスゲーム装置100側では、ガイド表示中は、ずれ量検出/積算部305による監視処理が行われ(ステップST41)、4小節分の監視処理が終了する(ステップST42)と、適正度を示すバーの値が0になったか否かが判断される(ステップST43)。なお、ステップST42において4小節分の監視処理が終了していない場合には、4小節分の監視処理が終了するまで引き続き監視処理が行われる。
演奏途中に適正度バーが0になれば、評価部307は、ダンスを行う資格がないと判断して、演奏途中で強制的に終了すると共に、歌唱援助装置1に強制終了信号を送信する(ステップST44)。適正度を示すバーの値が0でなければ、演奏がすべて行われて終了したか否かの判断が行われ(ステップST47)、演奏が終了していない場合には、シーケンスデータの生成タイミングであるか否かの判断が行われる(図12のステップST31)。
ダンスゲーム装置100は、演奏が終了した場合あるいは強制終了すると、評価部307により得られたプレーヤのスコアが最終計算されて(ステップST45)、モニタ103の表示画面103aに表示された(ステップST46)後、初期画面に切り換えられる(図11のステップST11)。
一方、歌唱援助装置1は、強制終了信号を受信する(ステップST67)と、直ちに演奏及びモニタ3への表示を中止して(ステップST68)、初期画面に切り替えられる(図11のステップST61)。演奏中に強制終了信号を受信することなく演奏がすべて行われたときには(ステップST69)、その終了を待って初期画面に切り換えられる。
図14は、上記「データ設定処理」におけるステップST32の「データ生成処理」のサブルーチンを示すフローチャート図である。
まず、シーケンスデータ設定部304で設定している4小節分のシーケンスデータが伴奏曲においてどの位置のものであるか(曲の初めから何番目のデータであるか)を認識し(ステップST51)、この認識された位置に設定されているデータの次に4小節分のシーケンスデータがシーケンスデータ設定部304によりシーケンスデータとして設定されていない場合(ステップST52)には、次の4小節分に関する属性データを属性データ記憶部213から取り込む(ステップST53)。
そして、この取込んだ属性データと曲番号データとに基づいて乱数的に数値を発生させ(ステップST54)、発生した数値に対応するテーブルを特定し(ステップST55)、この特定したテーブルのステップ位置指示データを次の4小節分のシーケンスデータとして設定する(ステップST56)。
このように、本ダンスゲーム装置は、ダンスゲーム装置100と、該ダンスゲーム装置100に伴奏曲に関するデータをに与える歌唱援助装置1とで構成したから、ダンスゲームの内容がバラエティに富んだものとなる。つまり、例えば、一方の人がダンスゲーム装置を使ってダンスを踊り、他方の人が歌唱援助装置を歌ったりする等ができる。
また、選択された曲に対応する踏み位置指示データを読み出し、該伴奏曲の再生に同期して踏み動作指示マークをモニタ103の表示画面103aに表示するように構成したから、従来のダンスゲーム装置に比べてプレーヤが選択できる曲の数が格段に多くなる。よって、選曲という点において、プレーヤの希望に対応することができると共に、プレーヤが曲名選択画面を見てから曲を選択するという場合には、ダンスゲームの楽しさだけでなく、曲を選ぶ楽しさもプレーヤに与えることができる。
また、歌唱援助装置1から入力した曲番号データや属性データに基づいてシーケンスデータを逐次、各所定小節分毎(本実施形態においては4小節毎)に作成するとともに、踏み動作指示データを区間やジャンル等の属性に分類し、上記属性データ等に基づいてシーケンスデータを作成するようにしたので、各所定小節分にマッチした踏み動作指示パターンを作成することができる。
さらに、スクロール表示制御部313により伴奏曲のテンポスピードの変化に対応して、踏み位置指示マークのスクロール速度を制御するようにしたので、伴奏曲のリズムと踏み動作指示パターンによる踏み動作指示タイミングとにずれが発生することによる違和感をプレーヤに与えることを回避することができる。
また、適正度評価表示部308によりダンスを行う資格がないと判断された場合には、ダンスゲーム装置100及び歌唱援助装置1を演奏途中でも強制的に終了させるようにしたから、プレーヤは、できるだけ長くダンスゲームを続行できるようにと懸命にダンスを行い、ダンスゲーム中においてプレーヤに緊張感を与えることができ、ダンスゲームを充実させたものにすることができる。また、歌唱援助装置1とダンスゲーム装置100とに電源を共有させることができる。
なお、上記第1実施形態においては、一連のシーケンスデータの生成動作をダンスゲーム装置100で行うように構成されているが、これに限らず、該生成動作を歌唱援助装置1で行うようにしてもよい。
また、伴奏曲の長さ等が演奏前に判明している場合には、伴奏曲の再生開始前に該伴奏曲の開始から終了に至るシーケンスデータを、伴奏曲のMIDIデータに含まれる曲番号データ及び属性データに基づいて作成してもよい。
また、1グループに含まれる小節の数は、上記の4小節に限らず、適宜変更可能である。
以上の構成に加えて、本システムは、プレーヤのステップ動作により消費されるであろうカロリー値を模擬カロリー値として算出してプレーヤに知らせる機能を有する。
ダンスゲーム装置100の制御部300には、上記の構成の他に、図15に示すように、入力タイプ識別部351、ステップ間隔計測部352、基準カロリー記憶部353、係数記憶部354、カロリー算出部355、積算カロリー記憶部356を有する。
入力タイプ識別部351は、直前の踏み台の位置と今回の踏み台の位置とを常時監視しておくことにより、連続する2回のステップが、例えば、片足で同じ位置にステップするものであるか、異なる位置にステップするものであるか、片足のみのステップから両足のステップに移るものであるか、両足のステップから片足でのステップに移るものであるか、及びこれらの各ステップが上下から左右(あるいはその逆)に変化したものであるか否か等、主にステップ時における足の運びに関するタイプを識別するものである。
ステップ間隔計測部352は、計時のためのカウンタ357を備え、前回のステップ動作の検出時点と今回のステップ動作の検出時点との差をステップ間隔として計測するものである。
基準カロリー記憶部353は、あるステップ間隔T(この間隔Tを基準の時間間隔とする)で同じ位置に対してステップ動作を行ったときに消費されるカロリー値S(このカロリー値を基準のカロリー値とする)を記憶するものである。なお、このカロリー値Sは片足の場合及び両足の場合それぞれに対して設定されている。
係数記憶部354は、入力タイプに応じて重み付けされた係数Kを記憶するものである。
カロリー算出部355は、入力タイプ識別部351からの入力タイプ情報と、ステップ間隔計測部352からの時間t情報と、基準カロリー記憶部353からの基準カロリー値S情報と、係数記憶部354からの係数K情報とから、Ci=S+K(T−t)の計算式に基づいてカロリー値Ciを算出すると共に、直前の算出カロリー値に今回算出したカロリー値Ciを加算するものである。この計算式は、カロリー算出部355に記憶されていてもよいし、変数S,K,T,tに応じてCiが出力されるLUT(ルックアップテーブル)の形で予め作成されていてもよい。
例えば、0.5秒の間隔で同じ片足によりステップ動作を行った場合には、1ステップ当り0.06kcalが基準カロリー値Sとして消費されるとか、上記と同じ時間間隔で両足により同じ位置にステップ動作を行った場合には、1ステップ当り0.07kcalが基準カロリー値Sとして消費されるといったことが算出される。この式によれば、同じ入力タイプであれば、実際に入力されたステップ間隔tが短いほど(ステップ動作がきめ細かいほど)消費するカロリー値が大きくなる。なお、ステップ間隔tが大きい場合には、少なくともCi≧Cmin>0となるように手当てしておけばよい。但し、Cminは最小消費カロリーとみなす値である。
積算カロリー記憶部356は、上記カロリー算出部355により加算されたカロリー値をゲーム終了の時点まで更新的に記憶するものである。積算カロリー記憶部356の記憶内容は、ゲーム終了までの間、逐次ダンスゲーム装置100のモニタ103に表示されるようになっている。
図16は、カロリー算出動作のフローチャート図である。
すなわち、ステップ間隔計測部352にケーブルスイッチ163からi番目のステップ動作に関する信号が入力される(ステップST101)と、ステップ間隔計測部352により該ステップ動作の時間Tiが計測され(ステップST102)、前回(i−1)のステップ動作の時間Tiー1からのステップ間隔t(=Ti−Tiー1)が算出(ステップST103)された後、入力タイプ識別部351により該ステップ動作がどの入力タイプに該当するのかが識別される(ステップST104)。
そして、ステップST104で入力タイプが識別されると、識別された入力タイプに対応する係数Kiを係数記憶部354から取込むと共に基準カロリー値Siを取込み(ステップST105)、上記計算式に従って今回(i番目)のステップ動作により消費されたカロリー値Ciを算出すると共に、直前の値に加算して積算カロリー記憶部356に更新書き込みする(ステップST106、ST107)。
この動作がゲーム終了まで繰り返され、ゲームが終了すると、終了時の積算カロリー記憶部356の記憶内容が1ゲーム中に消費された総カロリー値Cとしてモニタ103に最終的に表示させる。
このように、プレーヤのステップ動作に対して消費されたカロリー値を算出し、該カロリー値をプレーヤに知らせるようにしたから、プレーヤは自分自身の凡その運動量を知ることができる。また、ダイエット実行中、あるいはダイエット希望者にとっては、ダンスゲームを楽しみながらダイエットのためのカロリー消費量を知ることができるという一石二鳥の気分を味わうことができる。
なお、本実施形態では、ゲーム終了時の総カロリー値Cをモニタ103に表示するように構成したが、これに限らず、逐一表示するように構成してもよい。
また、係数Kの大小で示される重みの設定に際し、踏み台154への踏み強さを加味するようにしてもよい。この場合、ケーブルスイッチ163の4方全てがONしたかどうか、あるいは何個ONしたかを検出し得るようにしておけばよい。あるいは、他の荷重センサであって、アナログ的に検出し得るものを採用すればよい。
さらに、例えば、踏み動作に応じたカロリー値としては、1ステップに限定されず、1小節毎の単位における踏み動作指示パターン毎にカロリー値を予め設定してもよい。また、例えば、上記ホームポジション部12や補助台部155にも上記のケーブルスイッチを設け、プレーヤがこれらの部位12,155にミスステップしても、このミスステップ分のカロリー値も含めて算出するように構成してもよく、この方が消費カロリーの計算上、実際に近いことになる。
また、このカロリー算出動作は、上記のようなダンスモードの場合に限らず、カラオケモードにおいても行うことができる。この場合には、プレーヤは音楽に合わせてステップ動作を行うことになる。また、それとは逆に、歌唱援助装置により伴奏曲を再生せず、ダンスゲーム装置100のモニタ103の表示画面103aにステップ動作指示パターンを表示し、プレーヤはこのステップ動作指示パターンでステップ動作を行うようにすることもできる。さらに、カロリー算出機能は、上述したダンスゲーム装置に限らず、他のゲーム装置にも採用可能である。また、上記の実施形態においては、スピーカから伴奏曲の出力とモニタによるステップ動作指示パターンのスクロール表示により、プレーヤに対するステップ動作の誘導を行うように構成されているが、これに限らず他の誘導形態であってもよい。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記の第1実施形態のダンスゲーム装置におけるデータ設定処理は、歌唱援助装置1で演奏される伴奏曲の進行とともに、該伴奏曲の曲番号データ等を基にして4小節毎に逐一シーケンスデータを作成していくものであるが、本変形例のダンスゲーム装置におけるデータ設定処理は、歌唱援助装置1側に、各曲に固有の1曲分のシーケンスデータを一部の伴奏曲に対して生成しておくというものである。
図17は、本変形例におけるダンスゲーム装置におけるゲーム開始までの動作を示すフローチャート図である。
第1の実施形態と同様に、両装置1,100のモニタ3,103がそれぞれ初期画面を表示する状態(ステップST11,61)から、ダンスゲーム装置100のコイン投入口107にコインが投入される(ステップST72)と、モニタ103の表示画面103aがゲームタイトル画面に切り替わる(ステップST73)。
次に、歌唱援助装置1側において、プレーヤによりプレーヤにより操作パネル部6の選曲操作部202から曲番号が入力されて所望の曲が選択される(ステップST92)と、その旨がダンスゲーム装置100側に伝送される。次いで、ダンスゲーム装置100側において、プレーヤによりスタートボタンの操作が行われる(ステップST74)と、選択曲に対して固有のシーケンスデータが予め生成されているか否かが判断され(ステップST75)、生成されている場合には、ダンスゲーム装置100は、歌唱援助装置1に対して選択曲のシーケンスデータの要求を行う(ステップST76)。なお、シーケンスデータが予め生成されていない場合には、ダンスゲーム装置100は上記第1実施形態のフローチャートに従って動作する(ステップST79)。
歌唱援助装置1は、ダンスゲーム装置100からのスタート信号を受信する(ステップST93)と、選択曲に対して固有のシーケンスデータが生成されているか否かが判断され(ステップST94)、生成されている場合にはダンスゲーム装置100からの選択曲に関するシーケンスデータの要求を待ち、該データの要求がある(ステップST95)と、ダンスゲーム装置100に該データを送信(ステップST96)して演奏を開始する(ステップST97)。
ダンスゲーム装置100は、歌唱援助装置1から選択曲のシーケンスデータを受信する(ステップST77)と、該データをシーケンスデータ設定部304に格納(ステップST78)し、その後、該シーケンスデータに基づいてダンスゲームを開始させる(ステップST79)。
この変形例によれば、少なくとも所定数の伴奏曲については、該曲にマッチした踏み動作指示パターンを作成することができる。よって、固有の踏み動作指示パターンが用意された伴奏曲が選択されたときには、伴奏曲によりマッチした踏み動作指示パターンをプレーヤに提供することができる。
このように、少なくとも所定数の伴奏曲に対してそれぞれ固有の踏み動作指示パターンを歌唱援助装置1に用意するように構成したから、該伴奏曲によりマッチしたステップ動作指示パターンをプレーヤに提供することができる。
なお、上記第1実施形態およびその変形例においては、踏み位置指示マークが表示画面103aの上側から下側にスクロールするようになっているが、これに限らず、例えば、下側から上側にスクロールしたり、あるいは、表示画面103aにおいて左右方向にスクロールする等、様々なスクロール方向が採用可能である。
また、上記第1実施形態およびその変形例において、スピーカ106に対して、上記制御部300に、伴奏曲をスピーカ106に導かないカラオケモードと伴奏曲をスピーカ106に導くダンスモードとを選択的に切り換えるモード切換部を設けるようにしてもよく、ダンスゲーム装置100が使用されるときには、ダンスモード信号を制御部300からCPU201に出力し、CPU201は、このダンスモード信号の受信の有無によって、前記したようにモードに応じた伴奏曲をスピーカ106に導いたりするように構成してもよい。
この場合、本システムがいずれのモードで作動するかは、例えばコインを歌唱援助装置1側のコイン投入口5に投入した場合にはカラオケモードが選択されたとし、一方、コインをダンスゲーム装置100のコイン投入口106に投入した場合にはダンスモードが選択されたとして処理したりすればよい。
図18に、本発明に係るダンスゲーム装置の第2変形例を示す。
図18に示すように、上記第1実施形態および第1変形例と同様の構成及び作用効果を有するカラオケ端末部及び通信モデム等を備えた歌唱援助装置500と、上記第1実施形態および第1変形例と同様の構成及び作用効果を有する床盤面体601と、スピーカ612及び電飾ランプ613等を備える立設体611と、所定の画像を表示するモニタ612とを有する。
上記立設体611の基部に、第1実施形態および第1変形例におけるダンスゲーム装置100の制御部300とほぼ同様の構成及び作用効果を有する制御部(図示せず)が備えられている。
上記モニタ621は、上記第1、第2実施形態における歌唱援助装置1側のモニタ3とダンスゲーム装置100側のモニタ103とを兼用するものとされており、背景画像や歌詞等と上記ステップ位置指示パターンとの両方を表示する機能を有する。
また、上記モニタ621は、スタートボタン(図示せず)等のボタンを有するコントロールパネル622を備え、プレーヤが上記歌唱援助装置500により選曲動作を行った後、上記スタートボタンの操作を行うことにより、スピーカ501から伴奏曲が出力される。
床盤面体601は、上記第1の実施形態と同様に9個のマス目を有し、中央マス目に該当するホームポジション部602に対し、前後左右位置の4個のマス目である踏み台部603(603F,603B,603R,603L)を備える。
上記立設体611の中央部よりやや下方位置にコイン投入口614が備えられ、本システムは、上記コイン投入口614にコインが投入されたときには、ダンスモードとなり、該コイン投入口614にコインが投入されないときには、カラオケモードとなる。
また、上記コイン投入口614の下方には、スピーカ612が備えられており、該スピーカ612は、前記実施例の場合と同様に、例えば、プレーヤのステップ動作が良好な場合には歓声を出力したり、スコアやコメントをアナウンスしたりする等、効果音を出力するスピーカとされている。
以上のように、この変形例によっても上記第1実施形態とほぼ同様の作用効果が得られることになる。また、第1実施形態のダンスゲーム装置におけるデータ設定処理の代わりに、第1変形例のダンスゲーム装置におけるデータ設定処理、つまり、歌唱援助装置500側に、各曲に固有の1曲分のシーケンスデータを一部の伴奏曲に対して生成しておくようにすることもできるということは言うまでもない。
以上の変形例及び第2変形例に対しても、同じくカロリー処理が適用できるものである。
また、本発明では、歌唱援助装置1は必ずしも必要ではない。この場合、伴奏曲は、ダンスゲーム装置100側に伴奏曲記憶部を設け、これに所要曲数分、選択的に読み出し可能に記憶しておけばよい。そして、ステップ位置指示データ記憶部303は記憶されている曲に関連するステップが読み出されるように対応付けして記憶されておればよい。あるいは、選曲に応じてシーケンスデータ設定部304によって、ステップ位置指示データが構築されるようにしてもよい。あるいは伴奏曲はネットワーク例えばインターネットを通じて外部データベースから配信を受けるタイプでもよい。
以上の構成は、ダンスゲーム装置100が既に家庭用として市販されているタイプにも適用できる。すなわち、テレビやパーソナルコンピュータのモニタを踏み動作指示用の表示部とし、ゲーム機本体に、本発明の内容を記憶したCD−ROMカセット等の記録媒体を装着脱可能にセットし、かつコントローラとして床盤面体151と同様な踏み位置を有する公知のマット状のダンスゲーム用コントローラが採用される。上記において、記録媒体は本発明における各種データ、画像データ及びダンスゲーム自身及びカロリー計算用までのゲームプログラムを記憶するものでもよいが、伴奏曲、あるいは伴奏曲とステップ位置指示データを外部データベースから配信されるタイプの場合には、ダンスゲーム自身及びカロリー計算用までのゲームプログラムを記憶するものであればよい。
また、図5のダンスゲーム装置100では、各データ、ゲームプログラム等がそれぞれの機能構成部として記載されているが、物理的に1つの記録媒体に記憶されていてもよいことは当業者において常套手段である。
また、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値を設定し、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導し、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算し、この計算された値を報知することを特徴とするダンスゲームのプレイ制御プログラム信号またはプログラム製品としてもよく、この場合、インターネット等の通信回線を経由して、係るプログラムをサーバーより配信する態様とすればよい。
本発明が適用されるダンスゲーム装置の外観斜視図である。 筐体部の断面図である。 床盤面体の踏み台部の内部構造を示す展開図である。 ケーブルスイッチの一例を示す構造図である。 本ダンスゲーム装置のブロック構成図である。 ステップ位置指示マークとアドレスデータとの対応関係を説明する説明図である。 ステップ位置指示データ記憶部の記憶内容を説明する説明図である。 ステップ位置指示データの分類を説明する説明図である。 モニタの表示画面の一例を示す説明図である。 「カラオケモード」の処理手順を説明するフローチャート図である。 「ダンスモード」の処理手順を説明するフローチャート図である。 「シーケンスデータ設定処理」の処理手順を説明するフローチャート図である。 「タイミング判定処理」の処理手順を説明するフローチャート図である。 「データ生成処理」の処理手順を説明するフローチャート図である。 カロリー算出動作に関するブロック構成図である。 カロリー算出動作のフローチャート図である。 第2実施形態に係るダンスゲーム装置におけるゲーム開始までの処理手順を説明するフローチャート図である。 本発明が適用されるダンスゲーム装置の変形例の外観斜視図である。
符号の説明
100 ダンスゲーム装置
101 音声画像出力本体
102c リズムスピーカ
102f 蛍光管
103,621 モニタ
104 指示部
104a 難易度切換部
151,601 床盤面体
154,603 踏み台部
163 ケーブルスイッチ
351 入力タイプ識別部
352 ステップ間隔計測部
353 基準カロリー記憶部
354 係数記憶部
355 カロリー算出部
356 積算カロリー記憶部

Claims (19)

  1. プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値が設定されていることを特徴とするダンスゲーム装置。
  2. 上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とする請求項1に記載のダンスゲーム装置。
  3. プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とするダンスゲーム装置。
  4. 上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のダンスゲーム装置。
  5. プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するようになされていることを特徴とするダンスゲーム装置。
  6. プレーヤにダンスステップの踏み動作を誘導する踏み動作誘導手段と、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体と、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算する模擬カロリー計算手段と、模擬カロリー計算手段により計算された値を報知する報知手段とを備え、上記模擬カロリー計算手段は、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて設定された重み付けされた係数Kと、ステップ動作の基準時間間隔Tと、該基準時間間隔Tで各入力タイプのステップ動作を行ったときに消費する各基準カロリー値Sと、上記検出手段からの検出信号に基づいて得られる前回のステップ動作と今回のステップ動作との時間間隔tとを用いて、踏み動作により消費されたエネルギー量Cを次式により算出することを特徴とするダンスゲーム装置。
    C=S+K(T−t)
  7. 上記踏み動作誘導手段は、記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するサウンド出力手段であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のダンスゲーム装置。
  8. 上記踏み動作誘導手段は、前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを複数種類記憶するパターン記憶手段と、該パターン記憶手段から所定の踏み動作指示パターンを読み出してプレーヤに表示する表示手段とから構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のダンスゲーム装置。
  9. 上記踏み動作誘導手段は、記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するサウンド出力手段と、画像を表示する表示手段と、再生される伴奏曲に対応して前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを記憶するパターン記憶手段と、再生される伴奏曲に対応する踏み動作指示パターンを前記パターン記憶手段から読み出して該伴奏曲の再生に同期して前記表示手段に表示させる表示制御手段とから構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のダンスゲーム装置。
  10. 片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値を設定し、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導し、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算し、この計算された値を報知することを特徴とするダンスゲームのプレイ制御方法。
  11. 片足による踏み動作と両足による踏み動作のそれぞれに対して基準カロリー値を設定するステップと、それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて踏み動作に応じた模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とするダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  12. 前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて前記基準カロリー値を修正するステップを備えることを特徴とする請求項11に記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  13. それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて基準カロリー値を修正しながら模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とするダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  14. 前回と今回のステップの時間間隔に応じて前記基準カロリー値を修正するステップを備えることを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  15. それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて、前回と今回のステップの時間間隔に応じて基準カロリー値を修正しながら模擬カロリー値をカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とするダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  16. それぞれ踏み動作が検出可能な検出手段を備える複数の踏み部が配設された踏み用基体におけるダンスステップの踏み動作をプレーヤに誘導するステップと、上記検出手段からの検出信号を受けて、前回と今回のステップ時における足の運びに関する入力タイプに応じて設定された重み付けされた係数Kと、ステップ動作の基準時間間隔Tと、該基準時間間隔Tで各入力タイプのステップ動作を行ったときに消費する各基準カロリー値Sと、上記検出手段から検出信号に基づいて得られる前回のステップ動作と今回のステップ動作との時間間隔tとを用いて、踏み動作により消費されたエネルギー量Cを次式により算出するステップと、このエネルギー量Cをカロリー消費として逐次加算するステップと、この計算された値を報知するステップとを備えることを特徴とするダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
    C=S+K(T−t)
  17. 記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するステップを備えることを特徴とする請求項11乃至16のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  18. 前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを複数種類記憶するステップと、所定の踏み動作指示パターンを読み出してプレーヤに表示するステップとを備えることを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  19. 記憶されている複数の伴奏曲の中から選択された伴奏曲を再生するステップと、画像を表示するステップと、再生される伴奏曲に対応して前記踏み部への踏み動作指示を行う踏み動作指示パターンを記憶するステップと、再生される伴奏曲に対応する踏み動作指示パターンを読み出して該伴奏曲の再生に同期して前記表示手段に表示させるステップとを備えることを特徴とする請求項11乃至16のいずれかに記載のダンスゲームのプレイ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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