JP2005205017A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005205017A JP2005205017A JP2004015993A JP2004015993A JP2005205017A JP 2005205017 A JP2005205017 A JP 2005205017A JP 2004015993 A JP2004015993 A JP 2004015993A JP 2004015993 A JP2004015993 A JP 2004015993A JP 2005205017 A JP2005205017 A JP 2005205017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- value
- gaming machine
- probability
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】 パチンコ遊技機1において、大当たり抽選手段(主制御基板29)は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、第二の遊技媒体変換手段(払出制御基板33)は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、第二の遊技媒体変換手段又は特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定する。
【選択図】 図12
Description
このような構成によれば、第二の価値を高くすると、大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することが可能になる。これにより、短時間の遊技でも大当りの期待が高まり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者の要望に応えることができる。しかも、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定されるため、第二の価値の選択によって遊技者に有利・不利が生じるという不都合も解消することができる。
また、前記大当たり抽選の当り確率は、第二の価値に比例し、前記特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、第二の価値に拘わらず略一定であることを特徴とする。
このような構成によれば、特定遊技時における遊技媒体の払い出し処理を単純化することができる。また、第二の価値と大当り確率との関係が明確になるため、遊技者も遊技条件を容易に理解することができる。
また、前記大当たり抽選手段は、大当たり抽選の当り確率に低確率を適用する通常遊技モードと、大当たり抽選の当り確率に高確率を適用する確率変動モードとを有し、いずれのモードにおいても、大当たり抽選の当り確率を第二の価値に応じて変化させることを特徴とする。
このような構成によれば、第二の価値を高くすると、確率変動モードにおいても大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することができる。
[ホールの構成]
図1に示すように、パチンコ遊技機1が設置されるホールには、通常、複数のパチンコ島2が構成されている。パチンコ島2は、複数のパチンコ遊技機1と、パチンコ遊技機1間に設けられる複数の台間玉貸し機3と、複数のパチンコ遊技機1に遊技球を補給する遊技球補給路4と、複数のパチンコ遊技機1から遊技球を回収する遊技球回収路5と、遊技球回収路5が回収した球技球を遊技球補給路4に還元する遊技球還元機7とを備えて構成され、遊技球がパチンコ島2内で循環使用される。
図2に示すように、パチンコ遊技機1の正面には、遊技盤10と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠11と、遊技球を溜める上皿12と、上皿12の余剰球を溜める下皿13と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル14と、遊技球の貸出操作を行う貸出操作部15と、効果音を発生するスピーカ16とが設けられ、また、図3に示すように、パチンコ遊技機1の背面には、遊技球を溜める遊技球タンク17と、遊技球タンク17内の遊技球を上皿12に払い出す賞球払出装置18と、遊技球を発射する遊技球発射装置19と、後述する各種の制御基板とが設けられている。
上皿12に遊技球が溜った状態で発射ハンドル14を回し操作すると、遊技盤10に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口20又は入賞口21に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞品球として払い出される。
(1)通常遊技モード
このモードでは、2段階の大当り確率のうち、低確率(TS1)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。
特別図柄が予め決められた大当りの配列で停止したとき、このモードが実行される。大当りモードでは、大入賞口22に設けられる特別電動役物22aが開放動作され、遊技者に有利な状態となる。この開放動作は、所定時間の経過(例えば、30秒)または所定個数の入賞(例えば、10球)を条件として終了するが、開放動作中に入賞した遊技球が大入賞口22内の特定領域を通過した場合は、上記開放動作が所定のラウンド数(例えば、15ラウンド)を限度として繰り返される。
このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行されるものであり、例えば、大当り時の特別図柄が確率変動図柄であったとき、その権利が与えられる。確率変動モードでは、2段階の大当り確率のうち、高確率(TS2)が適用され、また、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物20aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
このモードは、大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、通常遊技モードと同じ大当り確率(TS1)が適用されるが、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物20aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常遊技モードに切り換えられる。
図6に示すように、パチンコ遊技機1は、主制御プログラムに応じて動作する主制御基板29と、主制御基板29からのコマンドに応じて動作する図柄表示制御基板30、音制御基板31、ランプ制御基板32、払出制御基板33、発射モータ制御基板34などの副制御基板を備えている。払出制御基板33には、玉切れスイッチ35、払出センサ36、払出モータ37などが接続されており、主制御基板29からの払出指定コマンドに応じて遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出指定コマンドに応じて遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板34には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)38、タッチセンサ39、遊技球発射装置(発射モータ)19などが接続されており、発射スイッチ38及びタッチセンサ39がONのとき、遊技球発射装置19の発射モータを駆動させる。
次に、本発明の第一実施形態に係るパチンコ遊技機1について説明する。本発明のパチンコ遊技機1は、遊技球に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換えるために、第二の価値を選択する価値選択手段と、遊技機外から遊技機内に取り込まれる遊技球の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第一の遊技媒体変換手段と、遊技機内から遊技機外に払い出す遊技球の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第二の遊技媒体変換手段とを備える。
上記のように構成されたパチンコ遊技機1では、大当り抽選の当り確率を、第二の価値に拘わらず一定とした場合、大当りが発生するまでの期待時間も、第二の価値に拘わらず略一定となるため、短時間の遊技では大当りの期待が著しく低くなり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者に敬遠される可能性がある。本発明のパチンコ遊技機1は、始動口20の入賞に応じて大当り抽選を行う大当り抽選手段と、大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させる特定遊技手段とを備え、大当たり抽選手段は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、第二の遊技媒体変換手段は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、第二の遊技媒体変換手段及び/又は特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定することにより、上記の問題を解決している。以下、これらの具体例を図12に沿って具体的に説明する。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。ただし、第一実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同一の符号を付し、第一実施形態の説明を援用する。図13に示すように、第二実施形態のパチンコ遊技機1は、基板構成が第一実施形態のものと相違している。具体的には、発射球変換制御基板42の機能(第一の遊技媒体変換手段)を払出制御基板33に集約している。このように構成すると、基板構成が簡略になり、コストダウンが可能になる。
次に、本発明の第三実施形態について説明する。図14に示すように、第三実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技機外から取り込んだ遊技球を、パチンコ島2の排出球計数部8を介してパチンコ島2の遊技球回収路5に排出する点は第一実施形態と同様であるが、遊技機内に発射した遊技球を、遊技機内で循環使用する封入方式を採用している点が第一実施形態と相違している。このような封入方式としては、遊技盤10に発射された遊技球を遊技球タンク17に還元する方法と、専用のサブタンク53に還元する方法が考えられるが、本実施形態では、後者を採用する。そのために、本実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技盤10のセーフ球及びアウト球を回収し、これを研磨してサブタンク53に還元する還元装置54を備える。このように構成されたパチンコ遊技機1では、遊技機内に発射する遊技球が、完全に遊技機内で循環使用されるため、遊技機内の遊技球だけ色を変えたり、中空の遊技球や、反発係数の高い材質からなる遊技球を使用するなど、使用する遊技球の自由度を高め、付加価値の高い弾球遊技機を提供することができる。
10 遊技盤
12 上皿
29 主制御基板
33 払出制御基板
40 価値選択スイッチ
41 価値表示部
42 発射球変換制御基板
43 遊技球取り込み装置
44 発射球供給装置
Claims (3)
- 遊技媒体に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換える遊技機であって、
第二の価値を選択する価値選択手段と、
遊技機外から遊技機内に取り込まれる遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第一の遊技媒体変換手段と、
遊技機内から遊技機外に払い出す遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第二の遊技媒体変換手段と、
遊技の開始又は始動口の入賞に応じて大当り抽選を行う大当り抽選手段と、
大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させる特定遊技手段とを備え、
前記大当たり抽選手段は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、
前記第二の遊技媒体変換手段は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、
前記第二の遊技媒体変換手段及び/又は前記特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定する
ことを特徴とする遊技機。 - 前記大当たり抽選の当り確率は、第二の価値に比例し、前記特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、第二の価値に拘わらず略一定であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記大当たり抽選手段は、大当たり抽選の当り確率に低確率を適用する通常遊技モードと、大当たり抽選の当り確率に高確率を適用する確率変動モードとを有し、いずれのモードにおいても、大当たり抽選の当り確率を第二の価値に応じて変化させることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004015993A JP2005205017A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004015993A JP2005205017A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005205017A true JP2005205017A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34901290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004015993A Pending JP2005205017A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005205017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086643A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Glory Ltd | 景品管理装置、景品管理システム及び景品管理方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001347042A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-18 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2003190589A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | Aruze Corp | 封入型パチンコ遊技機 |
JP2003210782A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-29 | Mamiya Op Co Ltd | パチンコ遊技機 |
-
2004
- 2004-01-23 JP JP2004015993A patent/JP2005205017A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001347042A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-18 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2003190589A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | Aruze Corp | 封入型パチンコ遊技機 |
JP2003210782A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-29 | Mamiya Op Co Ltd | パチンコ遊技機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086643A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Glory Ltd | 景品管理装置、景品管理システム及び景品管理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7686685B2 (en) | Wagering game having player selection features having reduced volatility index | |
US7070503B2 (en) | Slot machine method with symbol replacement | |
US20080287186A1 (en) | Gaming machine determining one progressive award among a plurality of types of progressive awards | |
US8382577B2 (en) | Gaming machine | |
JP2007259962A (ja) | スロットマシン | |
US20080020818A1 (en) | Gaming machine with bonus feature | |
JP2005224304A (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
US8430740B2 (en) | Gaming machine and method for controlling the same | |
JP2009213825A (ja) | スロットマシン | |
JP7035000B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2009072394A (ja) | ベット数と配当数との割合に基づいて演出を行うスロットマシン | |
EA009564B1 (ru) | Игровой автомат | |
JP2005058488A (ja) | 遊技機 | |
US20080254860A1 (en) | Gaming machine enabling bet for getting insurance-pay and method of playing games using the same | |
JP2009045311A (ja) | レース開始前とレース中とで配当が異なるゲーミングマシン | |
JP2009100844A (ja) | 複数のスロットマシン間で賞金を取り合うゲームシステム | |
JP2007014495A (ja) | 遊技機 | |
US20090104974A1 (en) | Gaming system in which a plurality of slot machines scramble for awards | |
JP2005205017A (ja) | 遊技機 | |
JP2005058490A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2008167862A (ja) | ゲームプレイ数によって配当が変化するゲーミングマシン | |
US20090181766A1 (en) | Gaming Machine and Gaming System | |
JP2005058489A (ja) | 遊技機 | |
JPH10314433A (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH09122295A (ja) | 遊戯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070117 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20091105 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091105 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20091225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100422 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100812 |