JP2005205017A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技媒体に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換える遊技機において、短時間の遊技でも大当りの期待を持てるようにする。
【解決手段】 パチンコ遊技機1において、大当たり抽選手段(主制御基板29)は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、第二の遊技媒体変換手段(払出制御基板33)は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、第二の遊技媒体変換手段又は特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、遊技球やコインを遊技媒体として遊技を行うパチンコ遊技機、スロットマシンなどの遊技機に関する。
遊技球やコインを遊技媒体として遊技を行うパチンコ遊技機、スロットマシンなどの遊技機が広く普及している。これらの遊技機を設置したホールは、所定の単価で遊技媒体を貸し出し、これを用いて遊技者が遊技を行う。また、遊技者が遊技で獲得した遊技媒体は、所定の景品交換レートで景品に交換することができる。
遊技媒体の貸出単価は、ホール間で共通であるが、景品交換レートは、ホール毎に任意に設定され、通常は、景品交換レートと反比例するように価値戻し率(価値戻し率=獲得した遊技媒体個数/消費した遊技媒体個数)が調節される。これは、ハイリターンを好む遊技客と、ローリスクで長時間の遊技を好む遊技客とが存在するからであり、ホールの営業方針に応じて、景品交換レートが設定されている。
また、ホール内における景品交換レートが一種類である場合、遊技客の客層に偏りが発生し、ホールの安定経営に支障を来す可能性があるため、近年では、同一ホール内で複数種類の景品交換レートを設定し、客層の偏りを解消することが提案されている。このようなホールでは、フロア単位、パチンコ島単位、又は機種単位で景品交換レートを定めている。
しかしながら、同一ホール内で複数種類の景品交換レートを設定すると、景品交換業務が煩雑になるだけでなく、景品交換レートが異なる遊技機間で遊技媒体の移動が行われる可能性がある。このような問題を解消するために、価値の異なる複数種類の遊技媒体(例えば、金色遊技球と銀色遊技球)を用いることも提案されているが、この場合には、複数種類の遊技媒体が混ざり、かえって管理が煩雑になる可能性がある。
そこで、遊技機外における遊技媒体の価値(第一の価値)を変えずに、遊技機内における遊技媒体の価値(第二の価値)を選択的に切換える遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような遊技機によれば、ハイリターンを好む遊技客は、第二の価値を高くし、ローリスクで長時間の遊技を好む遊技客は、第二の価値を低くすることにより、遊技客の好みに適合した遊技が可能になるので、ホール内に複数種類の景品交換レートを設定する必要がなくなり、上記の問題を解消することが可能になる。
特開2003−210782号公報
ところで、多くの遊技機では、遊技の開始又は始動口の入賞に応じて大当り抽選を行い、大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させるため、多くの遊技者は、大当り抽選に当選することを目的として遊技を行っている。
図15は、特許文献1の発明を適用した場合において、大当りが発生するまでの各種遊技データを示している。ただし、(A)は通常遊技モード(低確率時)の遊技データ、(B)は確率変動モード(高確率時)の遊技データ、(C)は通常遊技モードから確率変動モードへ突入した場合の遊技データである。また、図中のTSは大当り確率、Sはスタート回数(大当り抽選回数)、Bは払い出し遊技媒体個数、B%は吸い込み遊技媒体個数、TYは大当り時に獲得可能な遊技媒体の合計個数である。
この図に示すように、特許文献1の発明を適用した遊技機では、第二の価値を低くするとローリスク・ローリターンになり、第二の価値を高くするとハイリスク・ハイリターンになるが、各モードにおける大当り抽選の当り確率を、第二の価値に拘わらず一定とした場合、大当りが発生するまでの期待時間も、第二の価値に拘わらず略一定となる。そのため、短時間の遊技では大当りの期待が著しく低くなり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者に敬遠される可能性がある。
尚、特許文献1には、第二の価値に応じて大当り確率等の遊技条件を変更できると記載されているが、単純に大当り確率を変更した場合、前述した価値戻し率が変動するため、第二の価値の選択によって遊技者に有利・不利が生じるという不都合がある。また、特許文献1に示される例では、第二の価値が高いとき大当り確率を低くし、第二の価値が高いとき大当り確率を高くしているため、短時間でハイリスク・ハイリターンの遊技を行うと、かえって大当りの可能性が低下してしまうことになる。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、遊技媒体に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換える遊技機であって、第二の価値を選択する価値選択手段と、遊技機外から遊技機内に取り込まれる遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第一の遊技媒体変換手段と、遊技機内から遊技機外に払い出す遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第二の遊技媒体変換手段と、遊技の開始又は始動口の入賞に応じて大当り抽選を行う大当り抽選手段と、大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させる特定遊技手段とを備え、前記大当たり抽選手段は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、前記第二の遊技媒体変換手段は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、前記第二の遊技媒体変換手段及び/又は前記特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定することを特徴とする。
このような構成によれば、第二の価値を高くすると、大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することが可能になる。これにより、短時間の遊技でも大当りの期待が高まり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者の要望に応えることができる。しかも、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定されるため、第二の価値の選択によって遊技者に有利・不利が生じるという不都合も解消することができる。
また、前記大当たり抽選の当り確率は、第二の価値に比例し、前記特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、第二の価値に拘わらず略一定であることを特徴とする。
このような構成によれば、特定遊技時における遊技媒体の払い出し処理を単純化することができる。また、第二の価値と大当り確率との関係が明確になるため、遊技者も遊技条件を容易に理解することができる。
また、前記大当たり抽選手段は、大当たり抽選の当り確率に低確率を適用する通常遊技モードと、大当たり抽選の当り確率に高確率を適用する確率変動モードとを有し、いずれのモードにおいても、大当たり抽選の当り確率を第二の価値に応じて変化させることを特徴とする。
このような構成によれば、第二の価値を高くすると、確率変動モードにおいても大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することができる。
本発明によれば、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くすることにより、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することが可能になるため、短時間の遊技でも大当りの期待を高め、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者の要望に応えることができる。しかも、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定することにより、第二の価値の選択によって遊技者に有利・不利が生じるという不都合も解消することができる。
まず、ホール及びパチンコ遊技機(遊技機)の基本構成及び基本動作について説明する。
[ホールの構成]
図1に示すように、パチンコ遊技機1が設置されるホールには、通常、複数のパチンコ島2が構成されている。パチンコ島2は、複数のパチンコ遊技機1と、パチンコ遊技機1間に設けられる複数の台間玉貸し機3と、複数のパチンコ遊技機1に遊技球を補給する遊技球補給路4と、複数のパチンコ遊技機1から遊技球を回収する遊技球回収路5と、遊技球回収路5が回収した球技球を遊技球補給路4に還元する遊技球還元機7とを備えて構成され、遊技球がパチンコ島2内で循環使用される。
また、パチンコ島2には、各パチンコ遊技機1の排出球をカウントする複数の排出球計数部8が設けられ、ここでカウントした排出球の個数がホールコンピュータ9に通知される(現行では10球単位で送信)。また、パチンコ遊技機1は、遊技球の払い出し個数をカウントし、これをホールコンピュータ9に通知する機能を備えている(現行では10球単位で送信)。これにより、ホールコンピュータ9は、各パチンコ遊技機1の払い出し個数及び排出個数を認識し、その差分に基づいて各パチンコ遊技機1の出玉管理を行うことが可能になる。
台間玉貸し機3は、現金(紙幣又は硬貨)又はプリペイドカードの投入に応じて、遊技球の貸出を行う。貸し出される遊技球の価値は一定であり、現行では遊技球の貸出単価が4円と定められている。遊技球の貸出は、台間玉貸し機3から行う場合と、パチンコ遊技機1から行う場合とがあり、遊技球が貸し出されると、パチンコ遊技機1での遊技が可能になる。遊技によって獲得した遊技球は、景品カウンタなどで計数され、景品と交換される。このとき適用される景品交換レートは、ホール毎に任意に設定される。本発明における遊技球(遊技媒体)の第一の価値は、遊技球の貸出単価又は景品交換レートに相当するものである。
[パチンコ遊技機の基本構成]
図2に示すように、パチンコ遊技機1の正面には、遊技盤10と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠11と、遊技球を溜める上皿12と、上皿12の余剰球を溜める下皿13と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル14と、遊技球の貸出操作を行う貸出操作部15と、効果音を発生するスピーカ16とが設けられ、また、図3に示すように、パチンコ遊技機1の背面には、遊技球を溜める遊技球タンク17と、遊技球タンク17内の遊技球を上皿12に払い出す賞球払出装置18と、遊技球を発射する遊技球発射装置19と、後述する各種の制御基板とが設けられている。
図4に示すように、遊技盤10には、始動口20、入賞口21、大入賞口22、ゲート23、アウト口24及び遊技釘25が配置されており、遊技盤10に発射された遊技球は、遊技釘25によって各口20〜24に誘導される。遊技盤10の中央部には、液晶パネルからなる特別図柄表示部26が設けられ、その周りは、センター飾り27によって囲まれている。また、センター飾り27の内側下部には、遊技球を遊動させるステージ28が設けられている。
[パチンコ遊技機の基本動作]
上皿12に遊技球が溜った状態で発射ハンドル14を回し操作すると、遊技盤10に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口20又は入賞口21に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞品球として払い出される。
また、遊技球がゲート23を通過したときは、普通図柄表示部(本実施形態では、特別図柄表示部26が兼用される。)において普通図柄の変動表示が行われ、その停止図柄が所定の当たり図柄である場合は、始動口20に設けられる普通電動役物20aが所定時間にわたって開放動作される。
また、遊技球が始動口20に入賞したときは、特別図柄表示部26において特別図柄抽選の変動表示が行われる。始動口20への入賞で得られる抽選の権利は、所定の保留個数(例えば、4個)を上限として保留することができ、その保留個数は、保留個数表示部(本実施形態では、特別図柄表示部26が兼用される。)に表示される。特別図柄表示部26の表示図柄が、予め決められた大当りの組み合せで停止すると、後述する大当りモード(特定遊技状態)となる。以下、大当りの開始、終了などを契機として切換えられるパチンコ遊技機1の各種遊技モードについて、図5を参照して説明する。
[パチンコ遊技機の遊技モード]
(1)通常遊技モード
このモードでは、2段階の大当り確率のうち、低確率(TS1)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。
(2)大当りモード
特別図柄が予め決められた大当りの配列で停止したとき、このモードが実行される。大当りモードでは、大入賞口22に設けられる特別電動役物22aが開放動作され、遊技者に有利な状態となる。この開放動作は、所定時間の経過(例えば、30秒)または所定個数の入賞(例えば、10球)を条件として終了するが、開放動作中に入賞した遊技球が大入賞口22内の特定領域を通過した場合は、上記開放動作が所定のラウンド数(例えば、15ラウンド)を限度として繰り返される。
(3)確率変動モード
このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行されるものであり、例えば、大当り時の特別図柄が確率変動図柄であったとき、その権利が与えられる。確率変動モードでは、2段階の大当り確率のうち、高確率(TS2)が適用され、また、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物20aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。
(4)時間短縮モード
このモードは、大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、通常遊技モードと同じ大当り確率(TS1)が適用されるが、普通図柄の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物20aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常遊技モードに切り換えられる。
[パチンコ遊技機の基板構成]
図6に示すように、パチンコ遊技機1は、主制御プログラムに応じて動作する主制御基板29と、主制御基板29からのコマンドに応じて動作する図柄表示制御基板30、音制御基板31、ランプ制御基板32、払出制御基板33、発射モータ制御基板34などの副制御基板を備えている。払出制御基板33には、玉切れスイッチ35、払出センサ36、払出モータ37などが接続されており、主制御基板29からの払出指定コマンドに応じて遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出指定コマンドに応じて遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板34には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)38、タッチセンサ39、遊技球発射装置(発射モータ)19などが接続されており、発射スイッチ38及びタッチセンサ39がONのとき、遊技球発射装置19の発射モータを駆動させる。
なお、図柄表示制御基板30は、主制御基板29からのコマンドに応じて、特別図柄表示部26の表示制御を行う副制御基板であり、音制御基板31は、主制御基板29からのコマンドに応じて、所定の効果音をスピーカ16から発生させる副制御基板であり、ランプ制御基板32は、主制御基板29からのコマンドに応じて、所定のパターンで発光表示ランプLを点灯制御する副制御基板である。
主制御基板29には、入賞口21への入賞を検出する入賞口センサS1、始動口20への入賞を検出する始動口センサS2、ゲート23の通過を検出するゲートセンサS3、大入賞口22への入賞を検出する大入賞口センサS4、大入賞口22のVゾーン(特定領域)通過を検出するVセンサS5などのセンサ類と、特別電動役物22aを開閉動作させる特別電動役物ソレノイドSOL1、普通電動役物20aを開閉動作させる普通電動役物ソレノイドSOL2などのアクチュエータ類と、上記制御基板29〜33とが接続されている。つまり、主制御基板29は、上記各センサS1〜S5の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、普通図柄抽選処理、各副制御基板に対するコマンド送信処理、電動役物動作処理などを行うように構成されている。
[価値選択及び遊技媒体変換]
次に、本発明の第一実施形態に係るパチンコ遊技機1について説明する。本発明のパチンコ遊技機1は、遊技球に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換えるために、第二の価値を選択する価値選択手段と、遊技機外から遊技機内に取り込まれる遊技球の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第一の遊技媒体変換手段と、遊技機内から遊技機外に払い出す遊技球の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第二の遊技媒体変換手段とを備える。
価値選択手段は、例えば、パチンコ遊技機1の正面に設けられる価値選択スイッチ40によって構成され、その選択操作に応じて第二の価値が切り換えられる。本実施形態では、選択された第二の価値を価値表示部41に表示し、選択可能な第二の価値としては、1円、2円、3円、4円、5円、6円、7円、8円、9円、10円などの整数が好ましいが、1.5円、2.5円、3.5円、4.5円、5.5円、6.5円、7.5円、8.5円、9.5円などを加え、選択肢を増やしてもよい。また、第二の価値を、第一の価値を基準として相対的に表記してもよい。例えば、1/4、1/3、1/2、1/1、3/2、2/1などと表記し、これを選択するようにすればよい。尚、本実施形態では、第二の価値を遊技者が選択するが、遊技者による選択を禁止して、遊技場管理者が第二の価値を選択するようにしてもよい。
第一の遊技媒体変換手段は、第二の価値毎に設定される個数単位で上皿12から遊技球を取り込むと共に、第二の価値毎に設定される回数単位で遊技球の発射を許可するように構成される。例えば、図7に示すように、取り込み単位個数は、第一の価値と第二の価値との最小公倍数を第一の価値で割った数とし、発射許可単位個数は、第一の価値と第二の価値との最小公倍数を第二の価値で割った数とすれば、いずれも整数となる。
本実施形態の第一の遊技媒体変換手段は、図6に示される発射球変換制御基板42によって構成されている。発射球変換制御基板42には、図柄表示制御基板30、発射モータ制御基板34、価値選択スイッチ40、価値表示部41、遊技球取り込み装置43、発射球供給装置44、発射個数表示部45、戻り球センサ46、排出球センサ47などが接続されており、発射球変換制御基板42が遊技球取り込み装置43及び発射球供給装置44の動作を制御することにより、第二の価値に応じた発射球の個数変換が行われる。
図8に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機1には、遊技球タンク17から賞球払出装置18、上皿12、遊技球取り込み装置43及び排出球センサ47を介して第一の遊技球排出口48に至る第一の遊技球流路49と、遊技球タンク17から発射球供給装置44、遊技球発射装置19及び遊技盤10を介して第二の遊技球排出口50に至る第二の遊技球流路51とを備える。これらの遊技球流路49、51は完全に分離して構成されるため、上皿12から取り込んだ遊技球を、遊技盤10に発射する遊技球と分離して取り扱うことが可能になる。
遊技球取り込み装置43は、上皿12上の遊技球を、前述した取り込み個数単位で取り込んで保留する動作と、保留した遊技球を第一の遊技球排出口48に排出する動作とを交互に繰り返すように構成される。また、発射球供給装置44は、遊技球タンク17内の遊技球を、前述した発射個数単位で遊技球発射装置19に供給するように構成される。
つまり、発射球変換制御基板42は、価値選択スイッチ40で選択された第二の価値に応じて、遊技球取り込み装置43に対し、単位個数の取り込み(保留)を指示すると共に、遊技球取り込み装置43からの取り込み完了信号を待つ。単位個数の遊技球が正常に取り込まれると、発射球変換制御基板42は、発射球供給装置44に対し、第二の価値に応じた単位個数の供給を指示し、発射球供給装置44からの供給完了信号を待つ。単位個数の遊技球が遊技球発射装置19に正常に供給されると、発射球変換制御基板42は、遊技球取り込み装置43に対し、保留している遊技球の排出を指示する。これらの一連の動作を繰り返すことにより、第二の価値に応じた発射球の個数変換が行われることになる。
発射個数表示部45は、パチンコ遊技機1の正面に設けられ、発射球変換制御基板42からの表示信号に応じて、遊技球の残り発射回数を表示するように構成される。例えば、図7に示すように、第二の価値を1円として遊技した場合、上皿12から遊技球が一個取り込まれると、発射個数表示部45に「4」と表示され、遊技球が発射される毎に発射個数表示部45の表示個数がデクリメントされる(4→3→2→1→0)。遊技を継続している場合は、この表示が順次繰り返され、遊技を停止した場合は、その時点の残り発射個数が停止表示される。尚、発射個数表示部45の表示方式は、上記のものに限定されない。例えば、残り発射個数の有無のみを簡易表示するようにしてもよい。また、遊技中は、発射個数表示部45の表示を行わず、遊技が停止されたときだけ残り発射個数を表示するようにしてもよい。
また、発射された遊技球が遊技盤10に到達せずに戻り球となった場合、この戻り球は、遊技球発射装置19に戻らず、戻り球経路51aに流れる。通常、戻り球は、そのまま下皿13に返却されるが、遊技機内外で遊技球の価値を相違させる本発明のパチンコ遊技機1では、戻り球をそのまま下皿13に返却することはできない。本実施形態では、戻り球経路51aに設けられる戻り球センサ46で戻り球を検出し、発射個数表示部45の表示個数をインクリメントする。これにより、第二の価値に拘わらず、戻り球の返却処理を簡単に行うことが可能になる。尚、戻り球は、第二の遊技球排出口50から排出される。
排出球センサ47は、遊技球取り込み装置43から排出される遊技球を検出するために設けられており、その検出信号は、発射球変換制御基板42に入力される。発射球変換制御基板42は、排出球センサ47の検出信号に基づいて、遊技球取り込み装置43からの排出個数をカウントし、これをホールコンピュータ9などの外部装置に出力する機能を備える(例えば10球単位)。つまり、第一の価値を持つ排出球をカウントして外部出力することにより、第二の価値に拘わらず、パチンコ遊技機1の排出個数管理を行うことが可能になる。
尚、上皿12から取り込んだ遊技球を、パチンコ島2の排出球計数部8を介してパチンコ島2の遊技球回収路5に排出し、遊技盤10に発射した遊技球を、排出球計数部8を介さずに遊技球回収路5に直接排出するようにしてもよい。この場合には、パチンコ遊技機1の排出個数を、既存の排出球計数部8を利用してカウントし、ホールコンピュータ9に送信することができるので、発射球変換制御基板42による排出個数のカウントを不要にして、パチンコ遊技機1の構成を簡略化することができる。
さらに、発射球変換制御基板42は、価値選択スイッチ40が選択操作されたとき、所定の切換条件が成立するまで、第二の価値の切換えを禁止する機能を備える。本実施形態では、第二の価値を切換えるための条件として、許可された遊技球の残り発射回数が0であることと、遊技盤10において現在の価値に係る遊技動作(特別図柄変動表示、普通図柄変動表示など)が全て終了していることと、特定の遊技モード(大当りモード、確率変動モード、時間短縮モード)が終了していることを要求する。通常、パチンコ遊技機1では、遊技盤10における遊技動作が全て終了した後、所定の時間が経過すると、特別図柄表示部26にデモ画面を表示するので、デモ画面表示に基づいて遊技動作の終了を容易に判断することができる。以下、価値選択スイッチ40が操作された場合における発射球変換制御基板42の具体的な処理内容を図9に沿って説明する。
図9に示すように、価値選択スイッチ40が操作されると、まず、特定の遊技モード(大当りモード、確率変動モード、時間短縮モード)であるか否かを判断し、これがYESの場合は、直ちに通常制御ルーチンに復帰する。一方、通常遊技モードである場合は、価値表示部41を点滅表示とし、価値の切換え中であることを遊技者に示す。次に、遊技球取り込み装置43による新たな遊技球の取り込みを禁止すると共に、発射個数表示部45の表示個数を確認し、これが0以外である場合は、表示個数を点滅させて残り球の発射を遊技者に促す。一方、表示個数が0である場合は、遊技球発射装置19の動作を禁止した後、特別図柄表示部26のデモ画面表示を判断する。この判断は、主制御基板29又は図柄表示制御基板30の出力信号に基づいて行うことができる。そして、特別図柄表示部26がデモ画面表示状態であると判断すると、第二の価値を切換え、通常制御ルーチンに復帰する。これにより、価値表示部41に表示される第二の価値が切換わると共に、新たに選択された第二の価値で遊技を行うことが可能になる。
本実施形態の第二の遊技媒体変換手段は、払出制御基板33に構成されており、価値選択スイッチ40や払出残数表示部52が接続される。本来、払出制御基板33は、遊技球が入賞した場合、主制御基板29から払出コマンドを受信し、このコマンドで指定された個数の遊技球を上皿12に払い出すように払出モータ37を制御するが、第二の価値を切換える本発明のパチンコ遊技機1では、第二の価値に応じて払い出し個数を変換する必要がある。
払出制御基板33による払い出し個数変換は、図10に示すように行われる。つまり、基準価値(4円)における払い出し個数をAとした場合、第二の価値を第一の価値で割り、これにAを掛けた数を払い出し個数とする。しかしながら、このような個数変換を行うと、払い出し個数が整数変換されず、小数点以下の端数が生じる可能性がある。このような問題に対処するために、予め各価値における払い出し個数を整数で設定しておくことが考えられるが、この場合には、第二の価値間で払い出し率にバラツキが生じるという問題がある。
本実施形態の払出制御基板33は、払い出す遊技球の個数を小数点以下まで演算すると共に、払い出しが不可能な小数点以下の個数を記憶保持し、これを次回の払い出し個数に加算することで上記の問題を解決する。また、払い出しが不可能な小数点以下の個数は、払出残数表示部52に表示して、払出残数を遊技者に示す。例えば、基準価値(4円)における払い出し個数が15個である場合、2円の価値で遊技すると、入賞に応じた払い出し個数は7.5個となる。この場合、7個は払い出すが、0.5個は記憶しておき、これを払出残数表示部52に表示させる。次に入賞すると、記憶している0.5個に7.5個が加算され、8個が払い出される。このような処理は、例えば、図11に示すようなプログラム(フローチャート)で容易に実現できる。また、遊技終了時における払出残数の処理は任意とする。例えば、払出残数を遊技者に還元するのであれば、払出残数を会員カードに記録する方法や、払出残数をレシートにプリントアウトする方法が挙られる。また、払出残数を遊技者に還元しないのであれば、デモ画面表示時に払出残数をリセットする方法や、そのまま次の遊技者に引き継ぐ方法が挙られる。
[大当り確率及び特賞出玉設定]
上記のように構成されたパチンコ遊技機1では、大当り抽選の当り確率を、第二の価値に拘わらず一定とした場合、大当りが発生するまでの期待時間も、第二の価値に拘わらず略一定となるため、短時間の遊技では大当りの期待が著しく低くなり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者に敬遠される可能性がある。本発明のパチンコ遊技機1は、始動口20の入賞に応じて大当り抽選を行う大当り抽選手段と、大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させる特定遊技手段とを備え、大当たり抽選手段は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、第二の遊技媒体変換手段は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、第二の遊技媒体変換手段及び/又は特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定することにより、上記の問題を解決している。以下、これらの具体例を図12に沿って具体的に説明する。
尚、図12は、本発明を適用した場合において、大当りが発生するまでの各種遊技データを示している。ただし、(A)は通常遊技モード(低確率時)の遊技データ、(B)は確率変動モード(高確率時)の遊技データ、(C)は通常遊技モードから確率変動モードへ突入した場合の遊技データである。また、図中のTSは大当り確率、Sはスタート回数(大当り抽選回数)、Bは払い出し遊技媒体個数、B%は吸い込み遊技媒体個数、TYは大当り時に獲得可能な遊技媒体の合計個数である。
大当り抽選手段は、主制御基板29の主制御プログラムによって構成されており、始動口20の入賞に応じて大当り抽選を行うにあたり、価値選択スイッチ40の信号により、選択されている第二の価値を参照し、第二の価値毎に大当たり確率を切り換える。図12に示す例では、第二の価値が2円のとき、低確率を1/600、高確率を1/120とし、第二の価値が4円のとき、低確率を1/300、高確率を1/60とし、第二の価値が6円のとき、低確率を1/200、高確率を1/40とし、第二の価値が8円のとき、低確率を1/150、高確率を1/30としている。
このようにすると、図12に示すように、第二の価値を高くすることに応じて、大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することが可能になるので、短時間の遊技でも大当りの期待が高まり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者の要望に応えることができる。しかも、上記の例では、大当たり抽選の当り確率が第二の価値に比例するため、第二の価値と大当り確率との関係が明確になり、遊技者の理解が容易になるという利点がある。また、上記の例では、通常遊技モードで適用される低確率と、確率変動モードで適用される高確率を、第二の価値に応じて変化させているため、確率変動モードにおいても、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することができる。
また、図12に示すように、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず一定となるように設定されている。換言すると、特定遊技時に第二の価値に比例した払い出し個数の変換を行わないことにより、一定の価値戻し率を維持しつつ、大当り確率を変化させることを可能にする。これにより、第二の価値に応じて大当り確率を変化させても、遊技者に有利・不利が生じる不都合を回避することができる。しかも、図12に示す例では、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数(具体的には、大入賞口22の入賞に係る賞球の合計払い出し個数)を、第二の価値に拘わらず一定(2000個)としているため、特定遊技時における遊技媒体の払い出し処理を単純化できるという利点がある。
尚、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体個数の設定は、第二の遊技媒体変換手段(払出制御基板33)で行ってもよいし、特定遊技手段(主制御基板29)で行ってもよい。第二の遊技媒体変換手段で行う場合は、特定遊技時に適用される専用の変換率を設定するだけで実施が可能になる。また、特定遊技手段で行う場合には、大入賞口22の入賞許容個数、特別電動役物22aの開放ラウンド数などを変更すれば実施が可能になる。
叙述の如く構成された本実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技球に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換えるものであって、第二の価値を選択する価値選択スイッチ40と、遊技機外から遊技機内に取り込まれる遊技球の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第一の遊技媒体変換手段(発射球変換制御基板42)と、遊技機内から遊技機外に払い出す遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第二の遊技媒体変換手段(払出制御基板33)と、始動口20の入賞に応じて大当り抽選を行う大当り抽選手段(主制御基板29)と、大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させる特定遊技手段(主制御基板29)とを備え、大当たり抽選手段は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、第二の遊技媒体変換手段は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、第二の遊技媒体変換手段又は特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定するので、第二の価値を高くすれば、大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することが可能になる。これにより、短時間の遊技でも大当りの期待が高まり、短時間で遊技を楽しみたいという遊技者の要望に応えることができる。しかも、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定されるため、第二の価値の選択によって遊技者に有利・不利が生じるという不都合も解消することができる。
また、本実施形態では、大当たり抽選の当り確率を第二の価値に比例させ、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、第二の価値に拘わらず一定としているため、特定遊技時における遊技媒体の払い出し処理を単純化することができる。しかも、第二の価値と大当り確率との関係が明確になるため、遊技者も遊技条件を容易に理解することができる。
また、大当たり抽選の当り確率に低確率を適用する通常遊技モードと、大当たり抽選の当り確率に高確率を適用する確率変動モードとを有し、いずれのモードにおいても、大当たり抽選の当り確率を第二の価値に応じて変化させるので、第二の価値を高くすると、確率変動モードにおいても大当り抽選の当り確率が高くなり、大当りが発生するまでの期待時間を短縮することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。ただし、第一実施形態と共通の構成については、第一実施形態と同一の符号を付し、第一実施形態の説明を援用する。図13に示すように、第二実施形態のパチンコ遊技機1は、基板構成が第一実施形態のものと相違している。具体的には、発射球変換制御基板42の機能(第一の遊技媒体変換手段)を払出制御基板33に集約している。このように構成すると、基板構成が簡略になり、コストダウンが可能になる。
また、第一の遊技媒体変換手段及び/又は第二の遊技媒体変換手段を独立した基板とし、これを遊技機外に設置することも可能である。例えば、この基板を台間玉貸し機に組み込み、所定の通信手段を介して遊技機に接続するという形態でも本発明を実施することができる。この場合、価値選択スイッチ、価値表示部、発射個数表示部、払出残数表示部などは、台間玉貸し機に集約することが可能になる。また、価値選択スイッチと価値表示部だけを台間玉貸し機側に設けることも可能であり、この場合には、価値選択スイッチの選択信号が台間玉貸し機を介して第一の遊技媒体変換手段及び第二遊技媒体変換手段に入力されることになる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。図14に示すように、第三実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技機外から取り込んだ遊技球を、パチンコ島2の排出球計数部8を介してパチンコ島2の遊技球回収路5に排出する点は第一実施形態と同様であるが、遊技機内に発射した遊技球を、遊技機内で循環使用する封入方式を採用している点が第一実施形態と相違している。このような封入方式としては、遊技盤10に発射された遊技球を遊技球タンク17に還元する方法と、専用のサブタンク53に還元する方法が考えられるが、本実施形態では、後者を採用する。そのために、本実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技盤10のセーフ球及びアウト球を回収し、これを研磨してサブタンク53に還元する還元装置54を備える。このように構成されたパチンコ遊技機1では、遊技機内に発射する遊技球が、完全に遊技機内で循環使用されるため、遊技機内の遊技球だけ色を変えたり、中空の遊技球や、反発係数の高い材質からなる遊技球を使用するなど、使用する遊技球の自由度を高め、付加価値の高い弾球遊技機を提供することができる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であって、遊技媒体(遊技球、コインなど)を用いて遊技を行うものであれば、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシンなどの遊技機に適用することができる。
パチンコ島の構成を示す概略図である。 パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 遊技モードの切換りを示すフローチャートである。 パチンコ遊技機の制御系全体を示すブロック図である。 第一の遊技媒体変換手段による発射個数の変換例を示す説明図である。 遊技球の流れを示す説明図である。 価値切換処理を示すフローチャートである。 第二の遊技媒体変換手段による払い出し個数の変換例を示す説明図である。 払出変換処理を示すフローチャートである。 本発明に係るパチンコ遊技機の各種遊技データを示す説明図である。 第二実施形態の基板構成を示すブロック図である。 第三実施形態における遊技球の流れを示す説明図である。 従来例に係るパチンコ遊技機の各種遊技データを示す説明図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
10 遊技盤
12 上皿
29 主制御基板
33 払出制御基板
40 価値選択スイッチ
41 価値表示部
42 発射球変換制御基板
43 遊技球取り込み装置
44 発射球供給装置

Claims (3)

  1. 遊技媒体に、遊技機外で有効な第一の価値と、遊技機内で有効な第二の価値とを設定し、第二の価値のみを選択的に切換える遊技機であって、
    第二の価値を選択する価値選択手段と、
    遊技機外から遊技機内に取り込まれる遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第一の遊技媒体変換手段と、
    遊技機内から遊技機外に払い出す遊技媒体の個数を、第一及び第二の価値に応じて変換する第二の遊技媒体変換手段と、
    遊技の開始又は始動口の入賞に応じて大当り抽選を行う大当り抽選手段と、
    大当り抽選の結果が当りのとき、遊技者が多くの遊技媒体を獲得可能な特定遊技状態を出現させる特定遊技手段とを備え、
    前記大当たり抽選手段は、第二の価値が高いときほど大当たり抽選の当り確率を高くし、
    前記第二の遊技媒体変換手段は、通常遊技時に払い出す遊技媒体の個数を、第二の価値に略比例させ、
    前記第二の遊技媒体変換手段及び/又は前記特定遊技手段は、特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数を、理論上の価値戻し率が第二の価値に拘わらず略一定となるように設定する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記大当たり抽選の当り確率は、第二の価値に比例し、前記特定遊技時に遊技者が獲得可能な遊技媒体の合計個数は、第二の価値に拘わらず略一定であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記大当たり抽選手段は、大当たり抽選の当り確率に低確率を適用する通常遊技モードと、大当たり抽選の当り確率に高確率を適用する確率変動モードとを有し、いずれのモードにおいても、大当たり抽選の当り確率を第二の価値に応じて変化させることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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