JP2005203897A - 薄型表示装置 - Google Patents

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【課題】 スピーカボックスを貫通してスピーカ用配線が配線される部分の気密性を向上する。
【解決手段】 前キャビネットと後キャビネットを前後から当接して筐体を構成するとともに筐体内にスピーカボックスを区画形成し、スピーカボックスを形成する前キャビネット11と後キャビネットの当接部分にモルト23を挟圧してスピーカボックスを密封するとともにモルト23と前キャビネット11の間にスピーカ用配線21,22を挿通させた薄型表示装置において、前キャビネット11と後キャビネットに突設された隔壁25との当接部分であってモルト23の近傍に前キャビネット11からスピーカ用配線21,22の外径以上の間隔で3本のピン17〜19を突設し、それらピン17〜19の間の2箇所にそれぞれスピーカ用配線21,22を挿入配置する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液晶テレビ等のスピーカボックスを内蔵する薄型表示装置に関し、詳しくは樹脂製の前キャビネットと後キャビネットを前後から接合して筐体を構成するとともに、その筐体内の一画に、キャビネットから突設した隔壁によりスピーカボックスを形成し、前記接合部にスピーカへの配線を配置した薄型表示装置に関する。
従来、スピーカボックスを内蔵する液晶テレビでは、樹脂製の前キャビネットと後キャビネットを前後から接合して筐体を構成するとともに、その筐体内の一画を隔離してスピーカボックスを形成していた。通常は、後キャビネット側から隔壁を突設して、その隔壁の先端をモルト(多孔質弾性材)を介して、前キャビネットの裏面に当接して、スピーカボックスを密封する構造である。スピーカは、前キャビネットにビス止めにより固定され、スピーカへの配線は、組立工程での作業性を考慮して2本の配線に撚りを加えてあるものを用いていた。このスピーカ用配線がスピーカボックスを形成する隔壁を通過する部分は、スピーカボックスの気密性を確保するため、図5のように、隔壁3が当接される前キャビネット1の部分に突設された2本のピン4,5の間にスピーカ用配線6,7を通し、その上にモルト8を載せて隔壁3により押圧していた。なお、前キャビネットと後キャビネットを接合して筐体を形成して内部にスピーカボックスを設けるものとして特許文献1に記載の「携帯型液晶表示装置」がある。
特開平11−331733号公報
上述したように、前キャビネット1に突設された2本のピン4,5の間に、撚りが加えられた1対のスピーカ用配線6,7を通した場合、スピーカ用配線6,7の両方が前キャビネット1の表面に接することなく、いずれか一方、図ではスピーカ用配線6が浮いてしまい、上方からモルト8で押圧されても、スピーカ用配線6の下方に隙間sが形成されて、スピーカボックスの気密性が損なわれ、音質が低下することがあった。また、その対策としてモルトの厚みを厚くすることがおこなわれていた。そこで本発明は、前キャビネットと後キャビネットを接合した筐体内の内側にスピーカボックスを形成する薄型表示装置において、スピーカボックスを貫通してスピーカ用配線が配線される部分の気密性を向上することを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明は、前キャビネットまたは後キャビネットの一方にスピーカを取付け、該前キャビネットと該後キャビネットを前後から当接して筐体を構成すると同時にスピーカ背面にスピーカボックスを形成する薄型表示装置において、
前記スピーカボックスを区画形成する前キャビネットと後キャビネットの当接部分の近傍であって前キャビネット又は後キャビネットのいずれか一方に少なくともスピーカ配線2本に対して1本のピンを突設し、スピーカに接続されるスピーカ用配線を該ピンの両側部にそれぞれ1本づつ分けてスピーカ用配線を配置したことを特徴とする。
また、本発明は、前キャビネットまたは後キャビネットの一方にスピーカーを取付け、該前キャビネットと該後キャビネットを前後から当接して筐体を構成し、該筐体内の一画を前方または後方から隔壁を突設して隔離してスピーカ背面にスピーカボックスを形成し、前記隔壁の先端と隔壁が当接するキャビネットとの間に弾性部材を挟圧して密封するとともに前記キャビネットと弾性部材との間にスピーカ用配線を挿通させた薄型表示装置において、前記隔壁に対向する側のキャビネットから前記隔壁の内側または外側の近傍に少なくともスピーカ配線2本に対して1本のピンを突設し、スピーカに接続されるスピーカ用配線を該ピンの両側部にそれぞれ1本づつ分けてスピーカ用配線を配置したことを特徴とする。
なお、前記ピンはスピーカが取付けられるキャビネットに設けたほうが好ましい。また、前記ピンが突設された前キャビネットまたは後キャビネットの前記ピンと前記ピンとの間に凹部を形成することが好ましい。さらに、前記隔壁の内側または外側の近傍に前記スピーカ配線の外径以下の間隔で3本のピンを突設し、該ピンの間の2箇所にそれぞれスピーカ用配線を配置することが好ましい。
以上述べたように本発明によれば、スピーカボックスを区画形成する前キャビネットと後キャビネットの当接部分であってモルトの近傍に前キャビネットと後キャビネットのいずれか一方からスピーカ用配線の外径以上の間隔で少なくともスピーカ配線2本に対して1本のピンを突設し、そのピンの間の2箇所にそれぞれスピーカ用配線を配置したことで、スピーカ用配線が縦方向に重なることが解消されて、モルトによる密封効果が増して音質が向上する。また、スピーカ用配線部分の気密性が向上したことで、モルト自体の厚みを薄くするとともに、モルトを挟む前後のキャビネットの間隔を狭くすることが可能になる。さらには、スピーカ用配線が縦方向に重ならないため、スピーカ用配線の被覆が破れることも防止できる。また、スピーカ配線の外径以下の間隔で3本のピンを突設し、該ピンの間の2箇所にそれぞれスピーカ用配線を狭持することで、配線整形を効果的に行うことが可能となる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。

図1は本発明を、スピーカボックスを内蔵する液晶テレビに適用した場合のスピーカボックス部分の前キャビネットの裏側の斜視図であり、図2は図1の要部を拡大した平面図であり、図3は図2の斜視図であり、図4はスピーカ用配線を配置した状態の断面図である。図示されるように、前キャビネット11には、スピーカ(図示せず)を取り付けるための孔12が形成され、その外側に4本のボス13〜16が突設されて、スピーカがビス止めにより取り付けられる。そのボス13〜16の外側には、図示しない後キャビネットに突設された隔壁24が当接されて、その隔壁24に仕切られて縦長の矩形状をしたスピーカボックスが形成される。その隔壁24の先端は、モルト23を介して、前キャビネット11に当接されてスピーカボックスを密閉する。

スピーカボックスを形成する隔壁24の左側部分の下端近くの位置であって、隔壁24およびモルト23の配置位置の内側に、隔壁24と平行に、3本のピン17〜19が突設されている。ピン17〜19の互いの間隔は、スピーカ用配線21,22の外径と等しいかそれ以下として、スピーカ用配線21,22の挿入を可能にしながらも、複数のピンで弾性素材に被覆されたスピーカ用配線を狭んで保持することが可能となる。また、ピン17〜19が突設される部分の前キャビネット11の表面を一段低くして凹部20が形成されている。図4は、3本のピン17〜19の間に、スピーカ用配線21,22を挿入し、その上にモルト23を載せ、さらにその上から後キャビネットの隔壁24の先端を当接していることを示している。

このように、前キャビネット11のモルト23が配置される近傍に、スピーカ用配線21,22を案内するために、3本のピン17〜19を突設しておいたことで、液晶テレビの組立工程では、スピーカを前キャビネット11に取り付けた後、スピーカに接続されている撚られたスピーカ用配線21,22のモルト23を通過する部分について、撚りを戻して2本を互いに別けて、ピン17〜19の間にそれぞれ挿入し、その上にモルト23を載せてから後キャビネットの隔壁24で押圧することが可能となる。その結果、スピーカ用配線21,22は、それぞれ別の位置で単独でモルト23に押圧されるため、従来のように2本の配線が重なることが解消されて、モルト23による密封性が向上する。

また、ピン17〜19の突設位置の前キャビネット11に凹部20が形成されていることで、その低くなっている分、スピーカ用配線21,22の上でのモルト23の変形量が少なくなり、モルト23の厚みを少なくすることができる。なお、図示例では、後キャビネット側に隔壁24を突設してスピーカボックスを形成しているが、前キャビネット11側から隔壁を突設してスピーカボックスを形成する構成とした場合も、上述の構成を実現することが可能である。また、後キャビネットと前キャビネット11との両方から隔壁を突設して中間で突き合わせてスピーカボックスを形成する構成とした場合も、上述の構成を実現することが可能である。なお、本実施形態においては、スピーカ配線を撚り線で説明したが、線間が接合された断面メガネ状の平行線の場合でも、ピンの通過部分の接合部分のみを分離してピンの両側に分けることで採用することが可能である。
本発明は、液晶テレビ以外に、スピーカボックスを内蔵するPDP、SED、有機ELディスプレィ等の薄型表示装置に利用可能である。
本発明を液晶テレビに適用した場合のスピーカボックス部分の前キャビネットの裏側の斜視図である。 図1の要部を拡大した平面図である。 図2の斜視図である。 スピーカ用配線を配置した状態の断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明

11 前キャビネット

12 孔

13〜16 ボス

17〜19 ピン

20 凹部

21,22 スピーカ用配線

23 モルト

24 隔壁

Claims (5)

  1. 前キャビネットまたは後キャビネットの一方にスピーカを取付け、該前キャビネットと該後キャビネットを前後から当接して筐体を構成すると同時にスピーカ背面にスピーカボックスを形成した薄型表示装置において、

    前記スピーカボックスを区画形成する前キャビネットと後キャビネットの当接部分の近傍であって前キャビネット又は後キャビネットのいずれか一方に少なくともスピーカ配線2本に対して1本のピンを突設し、スピーカに接続されるスピーカ用配線を該ピンの両側部にそれぞれ1本づつ分けてスピーカ用配線を配置したことを特徴とする薄型表示装置。
  2. 前キャビネットまたは後キャビネットの一方にスピーカーを取付け、該前キャビネットと該後キャビネットを前後から当接して筐体を構成し、該筐体内の一画を前方または後方から隔壁を突設して隔離してスピーカ背面にスピーカボックスを形成し、前記隔壁の先端と隔壁が当接するキャビネットとの間に弾性部材を挟圧して密封するとともに前記キャビネットと弾性部材との間にスピーカ用配線を挿通させた薄型表示装置において、

    前記隔壁に対向する側のキャビネットから前記隔壁の内側または外側の近傍に少なくともスピーカ配線2本に対して1本のピンを突設し、スピーカに接続されるスピーカ用配線を該ピンの両側部にそれぞれ1本づつ分けてスピーカ用配線を配置したことを特徴とする薄型表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の薄型表示装置において、前記ピンはスピーカが取付けられるキャビネットに設けたことを特徴とする薄型表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにに記載の薄型表示装置において、

    前記ピンが突設された前キャビネットまたは後キャビネットの前記ピンの近傍に凹部を形成したことを特徴とする薄型表示装置。
  5. 請求項1乃至4に記載の薄型表示装置において、

    前記隔壁に対向する側のキャビネットから前記隔壁の内側または外側の近傍に前記スピーカ配線の外径以下の間隔で3本のピンを突設し、該ピンの間の2箇所にそれぞれスピーカ用配線を配置したことを特徴とする薄型表示装置。
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