JP2005203455A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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泰弘 谷口
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Abstract

【課題】 半導体装置の性能を向上し、小型化を可能にする。
【解決手段】 キャパシタ形成領域1Bにおいて、素子分離領域6の間に活性領域7bが設けられており、素子分離領域6および活性領域7b上にキャパシタ20が形成される。キャパシタ20は下部電極13、容量絶縁膜としての絶縁膜12および上部電極19からなる。キャパシタ形成領域1Bの隣のMISFET形成領域1Aにはnチャネル型MISFET24が形成されている。nチャネル型MISFET24のゲート電極18とキャパシタ20の上部電極19とは、同層の多結晶シリコン膜をパターニングすることで形成されている。
【選択図】 図12

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に適用して有効な技術に関する。
半導体基板上に、MISFETやキャパシタなどを形成し、各素子間を配線で結線することで種々の半導体装置が製造される。
特開2002−83885号公報および特開平11−307745号公報には、半導体基板上に形成したフィールド絶縁膜上にキャパシタを形成する技術が記載されている(特許文献1,特許文献2参照)。
特開2002−83885号公報 特開平11−307745号公報
本発明者の検討によれば、次のような問題があることを新たに見出した。
半導体基板に素子分離溝を形成し、この素子分離溝を埋めるように絶縁膜を形成し、その絶縁膜をCMP処理することで素子分離溝を埋める絶縁膜からなる素子分離領域を半導体基板に形成することができる。素子分離領域上にキャパシタを形成する技術では、キャパシタの電極面積は比較的大きいので、キャパシタ形成領域における素子分離領域の面積を大きくする必要がある。しかしながら、キャパシタ形成領域の素子分離領域の面積が大きいと、素子分離領域形成の際のCMP工程で、大面積の素子分離領域の端部近傍領域でディッシングが発生しやすくなる。このため、素子分離領域に隣接する活性領域が削られやすくなり、その活性領域にMISFETなどを形成するとMISFETのデバイス特性がばらつく可能性がある。これを防止するためには、ディッシングが生じた領域を避けてMISFETを形成するようにして、キャパシタと近隣のMISFETとの間の距離を大きくする必要があり、半導体装置の小型化に不利になる。
本発明の目的は、半導体装置を小型化できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、素子分離領域および活性領域上にキャパシタを形成するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
半導体装置の小型化が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
また、実施の形態で用いる図面においては、断面図であっても図面を見易くするためにハッチングを省略する場合もある。また、平面図であっても図面を見易くするためにハッチングを付す場合もある。
(実施の形態1)
本実施の形態の半導体装置およびその製造工程を図面を参照して説明する。図1〜図13は、本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部断面図である。図14は、本実施の形態の半導体装置の製造工程中の要部平面図(平面レイアウト図)であり、活性領域7a,7b,7c、キャパシタの下部電極13、キャパシタの上部電極19およびMISFETのゲート電極18のレイアウトが示されている。図14では、活性領域7a,7b,7c、下部電極13、上部電極19およびゲート電極18以外は図示を省略している。また、図14は平面図であるが図面を見易くするために、活性領域7a,7b,7cにハッチングを付してある。また、図1〜図13の断面図のうち、図1〜図8、図10、図12は、図14のA−A線の断面にほぼ対応し、図9、図11、図13は、図14のB−B線の断面にほぼ対応する。また、図8と図9とは同じ工程中の断面図であり、図10と図11とは同じ工程中の断面図であり、図12と図13とは同じ工程中の断面図である。
図1に示されるように、例えば1〜10Ωcm程度の比抵抗を有するp型の単結晶シリコンなどからなる半導体基板(半導体ウエハ)1を準備する。本実施の形態の半導体装置が形成される半導体基板1は、例えばnチャネル型MISFET(nMISFET)などのMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)が形成されるMISFET形成領域1Aと、キャパシタ(容量素子)が形成されるキャパシタ形成領域1Bとを有しており、キャパシタ形成領域1Bの隣にMISFET形成領域1Aが配置されている。そして、半導体基板1の主面に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法などにより絶縁体からなる素子分離領域6が形成される。すなわち、図1に示されるように、半導体基板1の主面に、例えば熱酸化法などを用いて酸化シリコンなどからなる絶縁膜2を形成し、絶縁膜2上に窒化シリコンなどからなる絶縁膜3を形成し、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法などを用いて絶縁膜3をパターニングする。それから、図2に示されるように、パターニングされた絶縁膜3をエッチングマスクとして用いて絶縁膜2および半導体基板1を所定の深さまでエッチングして、半導体基板1の主面に素子分離溝4を形成する。素子分離溝4の底部および側壁などを必要に応じて熱酸化法などで酸化した後、図3に示されるように、酸化シリコンなどからなる絶縁膜5を素子分離溝4を埋めるように半導体基板1上に形成する。絶縁膜5は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法などを用いて形成することができ、例えばオゾン(O3)TEOS(Tetraethoxysilane)酸化膜である。そして、図4に示されるように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて絶縁膜5を研磨し、素子分離溝4内に絶縁膜5を残し、それ以外の絶縁膜5の不要な部分を除去する。これにより、素子分離溝4を埋める絶縁膜5からなる素子分離領域6を形成することができる。その後、絶縁膜3は除去される。なお本実施の形態では、絶縁膜5の形成に引き続き、CMP法で研磨する方式を説明しているが、CMP法で研磨する前に、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法などを用いて活性領域上の絶縁膜5をエッチングし、CMP工程後の残膜厚を均一化するような手段を用いても良い。
図4および図14などからも分かるように、MISFET形成領域1Aでは、素子分離領域6の間の活性領域(アクティブ領域、素子分離領域6が形成されていない領域(半導体基板領域))7aが設けられており、この活性領域7aにnチャネル型MISFETが形成される。キャパシタ形成領域1Bでは、素子分離領域6の間に活性領域(アクティブ領域、素子分離領域6が形成されていない領域(半導体基板領域))7bが設けられており、素子分離領域6および活性領域7b上にキャパシタが形成される。キャパシタ形成領域1Bに設けられた活性領域7bは、例えば図14に示されるように素子分離領域6間に格子状に設けられている。言い換えれば、キャパシタ形成領域1Bに設けられた素子分離領域6は、島状のパターンになるように形成され、活性領域7bによって分離されている。すなわち、キャパシタ形成領域1Bに活性領域7bをダミー活性領域として意図的に設けている。後ほど詳細に記述するが、このような活性領域7bを形成することで、素子分離領域6を形成する際にディッシングが発生するのを抑制または緩和することができる。
次に、図5に示されるように、半導体基板1上に、導電性材料膜として例えば多結晶シリコン膜11を形成する。それから、多結晶シリコン膜11に必要に応じてイオン注入法により不純物を導入して低抵抗の半導体膜(多結晶シリコン膜11)とした後、多結晶シリコン膜11上に絶縁膜12を形成する。絶縁膜12は、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜の積層膜(例えば、酸化シリコン膜/窒化シリコン膜/酸化シリコン膜(ONO膜))などからなる。また、他の形態として、絶縁膜2を除去した後に多結晶シリコン膜11および絶縁膜12を形成することもできる。
次に、図6に示されるように、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法を用いて絶縁膜12および多結晶シリコン膜11をパターニング(パターン化、加工、選択的に除去)する。これにより、キャパシタ形成領域1Bに多結晶シリコン膜11からなるキャパシタの下部電極13が形成される。絶縁膜12および多結晶シリコン膜11のパターニング後、必要に応じて熱酸化処理などを行って、パターニングされた多結晶シリコン膜11、すなわち下部電極13の露出する側面上に酸化シリコン膜(図示せず)を形成することもできる。
次に、イオン注入法などを用いてp型の不純物(例えばホウ素(B)など)を導入してp型ウエル14を形成する。p型ウエル14は活性領域7aなどに形成される。それから、MISFET形成領域1Aのp型ウエル14の表面の絶縁膜2を除去し、MISFET形成領域1Aのp型ウエル14の表面にゲート絶縁膜15を形成する。ゲート絶縁膜15は、例えば薄い酸化シリコン膜などからなり、例えば熱酸化法などによって形成することができる。
次に、図7に示されるように、半導体基板1上に、導電性材料膜として例えば多結晶シリコン膜16を形成する。それから、多結晶シリコン膜16に必要に応じてイオン注入法により不純物を導入(例えばMISFET形成領域1Aおよびキャパシタ形成領域1Bの多結晶シリコン膜16にリン(P)などn型の不純物を導入)して低抵抗の半導体膜(多結晶シリコン膜16)とした後、多結晶シリコン膜16上に、絶縁膜として例えば、酸化シリコン膜などからなるキャップ保護膜(絶縁膜)17を形成する。
次に、図8および図9に示されるように、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法を用いてキャップ保護膜17および多結晶シリコン膜16をパターニングする。これにより、MISFET形成領域1Aに多結晶シリコン膜16からなるゲート電極18が形成され、キャパシタ形成領域1Bに多結晶シリコン膜16からなるキャパシタの上部電極19が形成される。すなわち、キャパシタの上部電極19とMISFET形成領域1Aのゲート電極18とを同層の導電性材料膜(多結晶シリコン膜16)で形成している。下部電極13、容量絶縁膜(誘電体膜)としての絶縁膜12および上部電極19により、キャパシタ形成領域1Bにキャパシタ(容量素子)20が形成される。
次に、図10および図11に示されるように、MISFET形成領域1Aのゲート電極18の両側の領域にn型不純物(例えばリン(P)またはヒ素(As))をイオン注入することなどによりn-型半導体領域21を形成する。それから、半導体基板1上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)を堆積し、その絶縁膜を異方的にエッチング(エッチバック)することなどにより、その絶縁膜をゲート電極18の側壁に残し、サイドウォールスペーサ(側壁スペーサ)22を形成する。このゲート電極18の側壁上へのサイドウォールスペーサ22の形成工程で、下部電極13および上部電極19の側壁上にもサイドウォールスペーサ(側壁スペーサ)22aが形成される。また、このサイドウォールスペーサ22形成の際の異方性エッチング工程で、ゲート電極18上のキャップ保護膜17と、上部電極19上のキャップ保護膜17と、上部電極19で覆われていない領域の下部電極13上の絶縁膜12とが除去され得る。
サイドウォールスペーサ22,22aの形成後、MISFET形成領域1Aのゲート電極18およびサイドウォールスペーサ22の両側の領域にn型不純物(例えばリン(P)またはヒ素(As))をイオン注入することなどによりn+型半導体領域23(ソース、ドレイン)を形成する。n+型半導体領域23はn-型半導体領域21よりも不純物濃度が高い。
このようにして、MISFET形成領域1Aにnチャネル型MISFET24が形成され、キャパシタ形成領域1Bにキャパシタ(容量素子)20が形成される。キャパシタ20の下部電極13と上部電極19との間の絶縁膜12がキャパシタ20の容量絶縁膜(誘電体膜)として機能することができる。
次に、図12および図13に示されるように、ゲート電極18、n+型半導体領域23、下部電極13および上部電極19の表面を露出させ、例えばコバルト(Co)膜を堆積して熱処理することによって、ゲート電極18、n+型半導体領域23、下部電極13および上部電極19の表面に、それぞれシリサイド膜(コバルトシリサイド膜)25を形成する。これにより、拡散抵抗やコンタクト抵抗を低抵抗化することができる。その後、未反応のコバルト膜は除去する。
次に、半導体基板1上に絶縁膜26を形成する。すなわち、ゲート電極18やキャパシタ20の下部電極13および上部電極19などを覆うように、半導体基板1上に絶縁膜26を形成する。絶縁膜26は、例えば相対的に薄い窒化シリコンとその上の相対的に厚い酸化シリコンの積層膜などからなる。絶縁膜26は層間絶縁膜として機能することができる。
次に、フォトリソグラフィ法を用いて絶縁膜26上に形成したフォトレジストパターン(図示せず)をエッチングマスクとして、絶縁膜26をドライエッチングすることにより、n+型半導体領域(ソース、ドレイン)23やキャパシタ20の下部電極13および上部電極19の上部などにコンタクトホール(開口部)27を形成する。コンタクトホール27の底部では、半導体基板1の主面の一部、例えばn+型半導体領域23(の表面上のシリサイド膜25)の一部、ゲート電極18(の表面上のシリサイド膜25)の一部、キャパシタ20の下部電極13(の表面上のシリサイド膜25)の一部またはキャパシタ20の上部電極19(の表面上のシリサイド膜25)の一部などが露出される。
次に、コンタクトホール27内に、タングステン(W)などからなるプラグ28が形成される。プラグ28は、例えば、コンタクトホール27の内部を含む絶縁膜26上にバリア膜(例えば窒化チタン膜)を形成した後、タングステン膜をCVD法などによってバリア膜上にコンタクトホール27を埋めるように形成し、絶縁膜26上の不要なタングステン膜およびバリア膜をCMP法またはエッチバック法などによって除去することにより形成することができる。
次に、プラグ28が埋め込まれた絶縁膜26上に、配線(第1配線層)29が形成される。例えば、プラグ28が埋め込まれた絶縁膜26上に、タングステン(W)膜を形成し、フォトリソグラフィ法などを用いてこのタングステン膜をパターニングすることにより、配線29を形成することができる。配線29は、プラグ28を介してn+型半導体領域23、ゲート電極18、キャパシタ20の下部電極13またはキャパシタ20の上部電極19などと電気的に接続されている。配線29は、上記のようなタングステン配線に限定されず種々変更可能であり、例えばアルミニウム配線や銅配線(例えばダマシン法で形成した埋込銅配線)とすることもできる。その後、更に層間絶縁膜や上層の配線層などが形成されるが、ここではその説明は省略する。
本実施の形態では、上記のように、キャパシタ形成領域1Bに素子分離領域6が形成されていない領域(半導体基板領域)である活性領域7bを設けており、素子分離領域6および活性領域7b上の領域(素子分離領域6および活性領域7bをまたがる領域)にキャパシタ20が形成されている。従って、本実施の形態では、キャパシタ20(の下部電極13)の下には、素子分離領域6および活性領域7bが配置されている(存在している)ことになる。
図15および図16は、本実施の形態とは異なり、キャパシタ形成領域1Bに活性領域7bを設けずに、素子分離領域6上にキャパシタを形成する比較例の場合の要部平面図(図15)および要部断面図(図16)である。図15は、本実施の形態における図14に対応し、図16は本実施の形態における図8に対応するものである。また、図15は平面図であるが図面を見易くするために、活性領域7a,7cにハッチングを付してある。また、図16は、図15のC−C線の断面にほぼ対応する。
キャパシタの容量はその電極面積に比例するので、比較的大きな容量を確保するには、キャパシタの下部電極や上部電極の面積を比較的大きくする必要がある。このため、本実施の形態とは異なり、図15および図16のようにキャパシタ形成領域1Bに活性領域7bを設けずに、素子分離領域6a上にキャパシタ20を形成する比較例の場合、キャパシタ形成領域1Bの素子分離領域6aの面積(半導体基板1の主面上の面積)が大きくなる。素子分離領域6,6aは、半導体基板1の主面に素子分離溝4,4aを形成し、この素子分離溝4,4aを埋めるように絶縁膜を半導体基板1上に形成し、その絶縁膜の不要な部分をCMP法により除去することで形成できるが、比較例のように素子分離領域6aの面積が大きいと、素子分離溝4,4aを埋める絶縁膜のCMP工程で、大面積の素子分離領域6a(素子分離溝4a)の端部近傍領域でディッシングが発生しやすい。このため、素子分離領域6aの端部近傍で素子分離領域6aに隣接する活性領域(例えば活性領域7a)が削られやすくなり、図16に示されるように、半導体基板1の主面に対して平坦(平行)でない領域である段差部30が生じてしまう。このような段差部30に図16に示されるようにMISFETなどを形成すると、例えばキンク特性が生じるなどしてMISFETのデバイス特性がばらつく可能性がある。これを防止するためには、段差部30を避けた領域にMISFETを形成するようにして、キャパシタ20と近隣のMISFET(例えばnチャネル型MISFET24)との間の距離を大きくする必要があり、半導体装置の小型化に不利になる。
それに対して本実施の形態では、キャパシタ形成領域1Bに素子分離領域6が形成されていない領域(半導体基板領域)である活性領域7bを設け、素子分離領域6および活性領域7b上の領域にキャパシタ20が形成されている。従って、キャパシタ20の下部電極13の下には、素子分離領域6および活性領域7bが配置されていることになる。このため、活性領域7bを設けた分、キャパシタ形成領域1Bにおける素子分離領域6(キャパシタ20の下に位置する素子分離領域6)が大面積パターンになるのを防止でき、素子分離領域6を形成する際に(すなわち素子分離溝4を埋める絶縁膜5のCMP工程で)ディッシングが発生するのを抑制または防止し、キャパシタ形成領域1B外部の活性領域(例えば活性領域7a)が削れるのを抑制または防止することがことができる。ディッシングは素子分離領域6の面積が広くなると発生しやすいが、本実施の形態ではキャパシタ20の下に活性領域7bを設けたことで、キャパシタ形成領域1Bにおける素子分離領域6の実効的な面積を縮小でき、ディッシングの発生を抑制または緩和することができる。このため、上記比較例(図16)のような段差部30が素子分離領域6の端部近傍で生じるのを抑制または防止できる。従って、キャパシタ形成領域1Bの比較的近くにMISFETなどの半導体素子を形成しても、その半導体素子(MISFET)は平坦面に形成されることになり、キャパシタ(ここではキャパシタ20)の周辺の半導体素子(例えばnチャネル型MISFET24)のデバイス特性がばらつくのを防止することができる。また、キャパシタの近隣に半導体素子(MISFET)を配置することが可能になり、キャパシタ(ここではキャパシタ20)と周辺の半導体素子(例えばnチャネル型MISFET24)との間の距離を小さくすることが可能になる。このため、半導体装置を小型化することができる。また、全体のレイアウトを縮小できるので、半導体装置のコストを低減できる。
また、本実施の形態では、図14に示されるように、キャパシタ形成領域1Bの素子分離領域6の間に活性領域7bを格子状に設けたが、キャパシタ形成領域1Bの素子分離領域6の間に設けられる活性領域7bのパターン形状は、キャパシタ20(の下部電極13)の下に活性領域7bの少なくとも一部が位置していれば種々変更可能である。
図17および図18は、それぞれ、他の実施の形態の半導体装置の製造工程中の要部平面図(平面レイアウト図)であり、活性領域7a,7b,7c、キャパシタ20の下部電極13、キャパシタ20の上部電極19およびnチャネル型MISFET24のゲート電極18のレイアウトが示されており、図14に対応するものである。図17および図18は平面図であるが、図面を見易くするために、活性領域7a,7b,7cにハッチングを付してある。
図17では、キャパシタ20(の下部電極13)の下に、互いに略平行な複数の列状のパターンとして活性領域7bが設けられている。すなわち、素子分離領域6にスリット状に活性領域7bを設けている。また、図18では、キャパシタ20(の下部電極13)の下に、規則的に配列した複数のドット状のパターンとして活性領域7bが設けられている。これらの場合にも、キャパシタ20(の下部電極13)の下に、素子分離領域6および活性領域7bが配置されており、活性領域7bを設けた分、キャパシタ形成領域1Bにおける素子分離領域6の実効的な面積を縮小でき、ディッシングの発生を抑制または緩和することができる。このため、キャパシタの周辺の半導体素子(MISFET)のデバイス特性がばらつくのを防止することができる。また、キャパシタの近隣に半導体素子(MISFET)を配置することが可能になり、半導体装置を小型化することができる。また、図18において複数の活性領域7bのドット状パターンとして、本実施の形態では四角状にパターンを設けているが、このようなパターン形状に限られるものではなく、例えば、円状としても同様の効果を得ることができる。
また、他の形態として、半導体基板1の半導体素子(MISFET24やキャパシタ20)形成側の主面とは逆側の主面(裏面)に裏面電極を設け、この裏面電極を接地電位(固定電位)が供給される電極として使用することもできる。これにより、キャパシタ20の下部電極13と半導体基板1との間のショートの防止効果を高めることができる。
(実施の形態2)
図19〜図23は、本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
図19に示されるように、例えば1〜10Ωcm程度の比抵抗を有するp型の単結晶シリコンなどからなる半導体基板(半導体ウエハ)1を準備する。本実施の形態の半導体装置が形成される半導体基板1は、例えば不揮発性メモリのメモリセルとなるMISFETが形成されるメモリセル形成領域1Cと、例えばnチャネル型MISFET(nMISFET)が形成されるnMISFET形成領域1Dと、キャパシタが形成されるキャパシタ形成領域1Eとを有している。そして、半導体基板1の主面に素子分離領域6を上記実施の形態1と同様にして形成する。本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、キャパシタ形成領域1Eでは、素子分離領域6の間に活性領域7bが設けられており、素子分離領域6および活性領域7b上にキャパシタが形成される。また、キャパシタ形成領域1Eの平面パターン図は、前述の実施の形態1と同様に、図14,図17および図18のようなパターンを例示できる。
次に、イオン注入法などを用いてp型半導体領域33、n型半導体領域34およびp型半導体領域35を形成する。p型半導体領域33は、比較的高不純物濃度のp型ウエル領域として機能することができる。また、必要に応じて、p型半導体領域33の表層部分などにイオン注入法によって不純物を導入し、p型半導体領域33に形成されるチャネル領域の不純物濃度を調整することもできる。p型半導体領域35は、p型ウエル領域として機能することができる。
次に、半導体基板1上に絶縁膜36を形成する。絶縁膜36は、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜の積層膜(ONO膜)などからなる。絶縁膜36のうち、酸化シリコン膜は、例えば酸化処理(熱酸化処理)により形成することができ、窒化シリコン膜は、例えばCVD法により形成することができる。
次に、半導体基板1の主面の全面上に、導電性材料膜として例えば多結晶シリコン膜37を形成する。この多結晶シリコン膜37に必要に応じてイオン注入法により不純物を導入して低抵抗の半導体膜(多結晶シリコン膜37)とした後、多結晶シリコン膜37上に絶縁膜38を形成し、絶縁膜38上にキャップ保護膜39を形成する。絶縁膜38は、例えば酸化シリコン膜およびその上の窒化シリコン膜の積層膜などからなる。キャップ保護膜39は、例えば酸化シリコン膜などからなる。
次に、図20に示されるように、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法を用いて、キャップ保護膜39、絶縁膜38および多結晶シリコン膜37をパターニングする。これにより、メモリセル形成領域1Cに多結晶シリコン37からなるゲート電極40aが形成され、キャパシタ形成領域1Eに多結晶シリコン膜37からなるキャパシタの下部電極41が形成される。すなわち、キャパシタの下部電極41とメモリセル形成領域1Cのゲート電極40aとを同層の導電性材料膜(多結晶シリコン膜37)で形成している。また、キャップ保護膜39、絶縁膜38および多結晶シリコン膜37のパターニング後、必要に応じて熱酸化処理などを行って、パターニングされた多結晶シリコン膜37、すなわちゲート電極40aおよび下部電極41の露出する側面上に酸化シリコン膜(図示せず)を形成することもできる。それから、多結晶シリコン膜37などによって覆われずに露出する絶縁膜36を除去する。ゲート電極40aの下には絶縁膜36が残存し、このゲート電極40aの下の絶縁膜36により、ゲート絶縁膜36aが形成される。また、この工程段階で、イオン注入法などを用いて上記p型半導体領域35を形成することもできる。その後、キャップ保護膜39を除去する。
次に、図21に示されるように、半導体基板1のp型半導体領域33の表面にゲート絶縁膜45を形成し、p型半導体領域35の表面にゲート絶縁膜46を形成する。ゲート絶縁膜45,46は、例えば酸化シリコン膜などからなり、例えば熱酸化法などによって形成することができる。ゲート絶縁膜46の膜厚は、例えば、nMISFET形成領域1Dのゲート絶縁膜45をマスクで除去し、半導体基板を再酸化することにより、ゲート絶縁膜45の膜厚よりも薄くすることができる。このゲート絶縁膜45,46を形成するための熱酸化工程において、絶縁膜38を構成する窒化シリコン膜の上層部分も酸化されて酸化シリコンになる。このため、絶縁膜38は、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜の積層膜となる。
次に、半導体基板1の主面の全面上に、導電性材料膜として例えば多結晶シリコン膜47を堆積する。この多結晶シリコン膜47に必要に応じてイオン注入法により不純物を導入して低抵抗の半導体膜(多結晶シリコン膜47)とした後、多結晶シリコン膜47上にキャップ保護膜48を形成する。キャップ保護膜48は、例えば酸化シリコン膜などからなる。
次に、図22に示されるように、フォトリソグラフィ法およびドライエッチング法を用いて、キャップ保護膜48および多結晶シリコン膜47をパターニングする。これにより、メモリセル形成領域1Cに多結晶シリコン膜47からなるゲート電極40bが形成され、nMISFET形成領域1Dに多結晶シリコン膜47からなるゲート電極40cが形成され、キャパシタ形成領域1Eに多結晶シリコン膜47からなるキャパシタの上部電極51が形成される。すなわち、キャパシタの上部電極51、メモリセル形成領域1Cのゲート電極40bおよびnMISFET形成領域1Dのゲート電極40cとを同層の導電性材料膜(多結晶シリコン膜37)で形成している。
次に、図23に示されるように、メモリセル形成領域1Cのゲート電極40a,40bの両側の領域にn型不純物(たとえばリン(P)またはヒ素(As))をイオン注入することなどによりn型半導体領域61を形成し、nMISFET形成領域1Dのゲート電極40cの両側の領域にn型不純物(たとえばリン(P))をイオン注入することなどによりn型半導体領域62を形成する。その後、半導体基板1上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)を堆積し、その絶縁膜を異方的にエッチング(エッチバック)することなどにより、その絶縁膜をゲート電極40a,40b,40cの側壁に残し、サイドウォールスペーサ(側壁スペーサ)63を形成する。このゲート電極40a,40b,40cの側壁上へのサイドウォールスペーサ63の形成工程で、下部電極41よび上部電極51の側壁上にもサイドウォールスペーサ(側壁スペーサ)63aが形成される。また、このサイドウォールスペーサ63形成の際の異方性エッチング工程で、ゲート電極40a上の絶縁膜38と、ゲート電極40b,40c上のキャップ保護膜48と、キャパシタの上部電極51上のキャップ保護膜48と、上部電極51で覆われていない領域のキャパシタの下部電極41上の絶縁膜38とを除去することができる。
サイドウォールスペーサ63,63aの形成後、メモリセル形成領域1Cのゲート電極40a,40bおよびサイドウォールスペーサ63の両側の領域にn型不純物(たとえばリン(P)またはヒ素(As))をイオン注入することなどによりn+型半導体領域64を形成し、nMISFET形成領域1Dのゲート電極40cおよびサイドウォールスペーサ63の両側の領域にn型不純物(たとえばリン(P)またはヒ素(As))をイオン注入することなどによりn+型半導体領域65を形成する。n+型半導体領域64はn型半導体領域61よりも不純物濃度が高く、n+型半導体領域65は、n型半導体領域62よりも不純物濃度が高い。
このようにして、メモリセル形成領域1Cにおいてはメモリセルを構成するMISFET66aとMISFET66bが形成され、nMISFET形成領域1Dにはnチャネル型MISFET66cが形成され、キャパシタ形成領域1Eにはキャパシタ(容量素子)67が形成される。メモリセル形成領域1Cに形成されるMISFET66aは、そのゲート絶縁膜36aが酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜の積層膜(ONO膜)などからなり、窒化シリコン膜を電荷蓄積層とするMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)構造を有しており、不揮発性メモリ用のトランジスタである。メモリセル形成領域1Cに形成されるMISFET66bは、MISFET66aのスイッチまたは制御用のトランジスタである。nMISFET形成領域1Dに形成されるMISFET66cは、例えば周辺回路のトランジスタである。キャパシタ67の下部電極41と上部電極51との間の絶縁膜38がキャパシタ67の容量絶縁膜(誘電体膜)として機能することができる。
その後の工程は、上記実施の形態1とほぼ同様であるので、ここではその説明を省略する。
本実施の形態においても、上記実施の形態と同様に、キャパシタ形成領域1Eに素子分離領域6が形成されていない領域(半導体基板領域)である活性領域7bを設け、素子分離領域6および活性領域7b上の領域にキャパシタ67が形成されている。従って、キャパシタ67の下部電極41の下には、素子分離領域6および活性領域7bが配置されている(存在している)ことになる。すなわち、活性領域7bがダミー活性領域として形成されている。このため、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。例えば、素子分離領域6を形成する際にディッシングが発生するのを抑制または防止し、キャパシタ形成領域1E外部の活性領域が削れるのを抑制または防止することがことができる。このため、キャパシタの周辺の半導体素子(MISFET)のデバイス特性がばらつくのを防止することができる。また、キャパシタの近隣に半導体素子(MISFET)を配置することが可能になり、半導体装置を小型化することができる。また、全体のレイアウトを縮小できるので、半導体装置のコストを低減できる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
前記実施の形態では、MISFETおよびキャパシタを有する半導体装置について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、キャパシタを有する種々の半導体装置に適用することができる。
本発明は、キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に適用して有効である。
本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図1に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図4に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図5に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図6に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図7に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図8と同じ工程中における要部断面図である。 図8に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図10と同じ工程中における要部断面図である。 図10に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図12と同じ工程中における要部断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 比較例の半導体装置の製造工程中における要部平面図である。 比較例の半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部平面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図19に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図20に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図21に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。 図22に続く半導体装置の製造工程中における要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
1A MISFET形成領域
1B キャパシタ形成領域
1C メモリセル形成領域
1D nMISFET形成領域
1E キャパシタ形成領域
2 絶縁膜
3 絶縁膜
4 素子分離溝
4a 素子分離溝
5 絶縁膜
6 素子分離領域
7a 活性領域
7b 活性領域
7c 活性領域
11 多結晶シリコン膜
12 絶縁膜
13 下部電極
14 p型ウエル
15 ゲート絶縁膜
16 多結晶シリコン膜
17 キャップ保護膜
18 ゲート電極
19 上部電極
20 キャパシタ
21 n-型半導体領域
22 サイドウォールスペーサ
22a サイドウォールスペーサ
23 n+型半導体領域
24 nチャネル型MISFET
25 シリサイド膜
26 絶縁膜
27 コンタクトホール
28 プラグ
29 配線
30 段差部
33 p型半導体領域
34 n型半導体領域
35 p型半導体領域
36 絶縁膜
37 多結晶シリコン膜
38 絶縁膜
39 キャップ保護膜
40a ゲート電極
40b ゲート電極
40c ゲート電極
41 下部電極
45 ゲート絶縁膜
46 ゲート絶縁膜
47 多結晶シリコン膜
48 キャップ保護膜
51 上部電極
61 n型半導体領域
62 n型半導体領域
63 サイドウォールスペーサ
63a サイドウォールスペーサ
64 n+型半導体領域
65 n+型半導体領域
66a MISFET
66b MISFET
66c nチャネル型MISFET
67 キャパシタ

Claims (13)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された素子分離領域と、
    前記半導体基板の前記素子分離領域間に形成された活性領域と、
    前記素子分離領域および前記活性領域上に形成されたキャパシタと、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記素子分離領域は、前記半導体基板に形成された溝内に埋め込まれた絶縁体からなることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記キャパシタは、下部電極と、前記下部電極上に形成された容量絶縁膜と、前記下部電極上に前記容量絶縁膜を介して形成された上部電極とを有し、前記下部電極の下には前記素子分離領域および前記活性領域が配置されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記半導体装置はMISFETを有し、
    前記上部電極は、前記MISFETのゲート電極と同層の導電性材料膜により形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記半導体装置はMISFETを有し、
    前記下部電極は、前記MISFETのゲート電極と同層の導電性材料膜により形成されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記半導体装置は第1のMISFETおよび第2のMISFETを有し、
    前記下部電極は、前記第1のMISFETのゲート電極と同層の導電性材料膜により形成され、
    前記上部電極は、前記第2のMISFETのゲート電極と同層の導電性材料膜により形成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記半導体装置は第1のMISFETおよび第2のMISFETを有し、
    前記下部電極および前記第1のMISFETのゲート電極は、第1導電性材料膜により形成され、
    前記上部電極および前記第2のMISFETのゲート電極は、第2導電性材料膜により形成されていることを特徴とする半導体装置。
  8. キャパシタを有する半導体装置の製造方法であって、
    (a)半導体基板を準備する工程、
    (b)前記半導体基板に素子分離領域を形成する工程、
    (c)前記素子分離領域と前記素子分離領域間の活性領域との上にキャパシタを形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(b)工程は、
    (b1)前記半導体基板に溝を形成する工程、
    (b2)第2絶縁膜を前記溝を埋めるように前記半導体基板上に形成する工程、
    (b3)前記溝内に埋め込まれた前記第2絶縁膜を残すように、それ以外の前記第2絶縁膜を除去して、前記溝内に前記素子分離領域を形成する工程、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(c)工程は、
    (c1)前記半導体基板上に第1導電性材料膜を形成する工程、
    (c2)前記第1導電性材料膜上に第1絶縁膜を形成する工程、
    (c3)前記第1導電性材料膜および前記第1絶縁膜をパターニングして前記第1導電性材料膜からなる前記キャパシタの下部電極を、前記下部電極の下に前記素子分離領域および前記活性領域が配置されているように形成する工程、
    (c4)前記下部電極とその上に形成された前記第1絶縁膜を覆うように、第2導電性材料膜を形成する工程、
    (c5)前記第2導電性材料膜をパターニングして、前記下部電極上に前記第1絶縁膜を介して前記第2導電性材料膜からなる前記キャパシタの上部電極を形成する工程、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(c5)工程では、前記第2導電性材料膜をパターニングして前記第2導電性材料膜からなるMISFETのゲート電極が更に形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(c3)工程では、前記第1導電性材料膜をパターニングして前記第1導電性材料膜からなるMISFETのゲート電極が更に形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(c3)工程では、前記第1導電性材料膜および前記第1絶縁膜をパターニングして前記第1導電性材料膜からなる第1のMISFETのゲート電極が更に形成され、
    前記(c5)工程では、前記第2導電性材料膜をパターニングして前記第2導電性材料膜からなる第2のMISFETのゲート電極が更に形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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