JP2005203079A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ワード線選択時の消費電流を低減し、データの読み出しを正確に行うことが可能な半導体装置の提供を課題とする。
【解決手段】 本発明の半導体装置は、データ保持手段及び電源制御手段の2つの要素を含むことを特徴とする。データ保持手段は複数のメモリセルを有する。電源制御手段は電源線及び複数のスイッチを有する。また、上記の2つの要素に加えて、複数のスイッチ及び出力バスを有するセレクタ回路と、前記セレクタ回路内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路及び第二のデコーダ回路とを有するアドレス選択手段を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体素子を有する半導体装置に関する。また、本発明は無線通信によりデータの交信が可能な半導体装置(以下「IDタグ」ともいう。)に関する。
近年、半導体素子を有する半導体装置は、高性能なパーソナルコンピュータや携帯情報端末等の電子機器、ICカードやIDタグ等の様々な分野に応用され、電子機器に搭載されている中央演算処理回路(CPU)の動作の高速化、処理すべきデータ量の増大、ICカード等に記憶すべき情報量の増大等に伴い、大容量化が進められてきた。
一般的に、図4に示すような半導体素子を有する半導体装置は、複数のビット線Bx(1≦x≦m、mは自然数)と複数のワード線Wy(行アドレス選択線1≦y≦n、nは自然数)が絶縁体を介して交差する複数の領域に記憶素子を含むメモリセル13を有する保持手段(メモリセルアレイ)11と、前記複数のビット線に繋がる複数のスイッチSWx(1≦x≦m、mは自然数)及び出力バス12を有するセレクタ回路14と、前記セレクタ回路14内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路15及び前記ワード線を選択する第二のデコーダ回路16とを有する(図4参照)。
特にROM(Read−Only−Memory、読み出し専用メモリ)は、前記記憶素子が1つのトランジスタである場合が多い。その場合のトランジスタの各電極(ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極)の接続であるが、ゲート電極は前記ワード線に接続されており、ソース電極またはドレイン電極は前記ビット線に接続されており、ビット線に接続されているソース電極またはドレイン電極の他端であるドレイン電極またはソース電極は当該メモリセルのデータを表すように高電位電圧電流線22(VDD)又は、低電位電圧電流線23(VSS)に接続されている。
例えば、図5のメモリセル内の記憶素子であるトランジスタ18のように、ゲート電極がワード線W1に接続され、ビット線B1に接続されているソース電極またはドレイン電極の他端であるドレイン電極またはソース電極が高電位電圧電源線22(VDD)に接続されている場合は、メモリセルはHiレベル(1)のデータを記憶している。
また、図5のメモリセル内の記憶素子であるトランジスタ19のように、ゲート電極がワード線W1に接続され、ビット線B2に接続されているソース電極またはドレイン電極の他端であるドレイン電極またはソース電極が低電位電圧電源線23(VSS)に接続されている場合は、メモリセルはLoレベル(0)のデータを記憶している。
それ以外にも、高電位電圧電源線(VDD)に接続することでHiレベル(1)のデータを、トランジスタを配置しないことでLoレベル(0)のデータを記憶している場合と、高電位電圧電源線(VDD)に接続することでHiレベル(1)のデータを、電源線に接続しないことでLoレベル(0)のデータを記憶している場合と、低電位電圧電源線(VSS)に接続することでLoレベル(0)のデータを、トランジスタを配置しないことでHiレベル(1)のデータを記憶している場合と、低電位電圧電源線(VSS)に接続することでLoレベル(0)のデータを、電源線に接続しないことでHiレベル(1)のデータを記憶している場合等がある。
ここで、ROMにおいてデータを読み出す場合を簡単に説明する(図5参照)。前記第一のデコーダ回路15により、前記セレクタ回路14内の複数のスイッチSWx(1≦x≦m、mは自然数)のうち1つのスイッチが選択され、複数のビット線Bx(1≦x≦m、mは自然数)のうちの1つのビット線が選択される。ビット線はメモリセル内の記憶素子であるトランジスタのソース電極またはドレイン電極に接続されている。また、前記選択されたスイッチにより、選択されたビット線は出力バス12と接続される(導通する)。さらに、前記第二のデコーダ回路16により複数のワード線Wy(1≦y≦n、nは自然数)のうちの1つが選択される。ワード線はメモリセ
ル内の記憶素子であるトランジスタのゲート電極に接続されている。
こうして、各デコーダ回路15、16及びセレクタ回路14によって選択されたビット線とワード線が絶縁体を介して交差するメモリセルのみが選択される。つまり、メモリセル内の記憶素子であるトランジスタのビット線と、ビット線と接続されていないドレイン電極またはソース電極が導通し、前述の接続状態によって該当するデータがビット線に接続された出力バス12に読み出される。例えば、各デコーダ回路15、16及びセレクタ回路14により、記憶素子としてトランジスタ19を有するメモリセルが選択された場合、トランジスタ19のソース電極またはドレイン電極に接続されているビット線B2と、他端であるドレイン電極またはソース電極に接続されている低電位電圧電源線23(VSS)が導通し、低電位電圧電源線23(VSS)のLoレベル(0)のデータがビット線B2に接続された出力バス12に読み出される。
前述でROMにおいてデータを読み出す場合を簡単に説明したが、前記第二のデコーダ回路16により選択された1つのワード線は、実際にデータを読み出すメモリセル内のトランジスタのゲート電極以外の複数のトランジスタのゲート電極にも接続されている。そして、それら複数のトランジスタのソース電極とドレイン電極またはドレイン電極とソース電極が導通状態となっている。前述のように、トランジスタのドレイン電極またはソース電極は当該メモリセルのデータを表すように電源線に接続されている場合が多いので、前記ソース電極とドレイン電極またはドレイン電極とソース電極が導通した場合は、電源線に不必要な電流が流れることになり、消費電流が増加してしまう。データを記憶する記憶素子を有する半導体装置の大容量化に伴い、チップ面積に占める前記記憶素子を含むメモリセル13を有するメモリセルアレイ11の割合が増大し、データ読み出し時に選択された1つのワード線に接続されるトランジスタの数も増大する。つまり、ワード線選択時に電源線に流れる不必要な電流も増大し、消費電流が増加するという問題がある。
また、前述のように消費電流が増加すると、電源が電圧降下する可能性があり、正確なデータの読み出しが出来なくなってしまう可能性もある。
上記の実情を鑑み、本発明は、半導体素子を有するIDタグを含む半導体装置において、ワード線選択時の消費電流を低減すること、正確なデータの読み出しを行うことを課題とする。
本発明は、前述した課題を解決するために、以下の構成を有する半導体装置、または、IDタグを提供する。
本発明の半導体装置は、データ保持手段及び電源制御手段の2つの要素を含むことを特徴とする。また、上記の2つの要素に加えて、(複数のスイッチ及び出力バスを有するセレクタ回路、前記セレクタ回路内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路、及び第二のデコーダ回路を有する)アドレス選択手段、又は複数の画素を有する表示手段の一方又は両方を有することを特徴とする。
データ保持手段が有する複数のメモリセルの各々は、ビット線とワード線が絶縁体を介して交差する領域に記憶素子を有することを特徴とする。記憶素子はトランジスタで構成されている。またトランジスタの他に、容量素子又は/及び抵抗素子で構成される。
電源制御手段は、高電位電圧電源線(VDD)、低電位電圧電源線(VSS)及び複数のスイッチを有し、前記データ保持手段(メモリセルアレイ)への電源の供給を制御する。複数のスイッチの各々は、スイッチング機能を有する素子から構成される。代表的には、1つ又は複数のトランジスタから構成される。スイッチは、前記データ保持手段(メモリセルアレイ)内の高電位電圧電源線(VDD)に接続される第1の電源線と高電位電圧電源線(VDD)の間、低電位電圧電源線(VSS)に接続される第2の電源線と低電位電圧電源線(VSS)の間それぞれに設けられることを特徴とする。前記スイッチの入力ノードは、各々のアドレス選択線に接続される。つまり、前記スイッチは、アドレス選択線により、上述の第1の電源線と高電位電圧電源線(VDD)、または、第2の電源線と低電位電圧電源線(VSS)の接続、非接続を制御する。なお、前記スイッチがトランジスタの場合の入力ノードは、各トランジスタのゲート電極に相当する。また、前記スイッチがn、p各1つのトランジスタを含むアナログスイッチである場合の入力ノードは、前記アナログスイッチを構成するN型トランジスタ及びP型トランジスタの各々のゲート電極に相当する。
本発明のIDタグは、データ保持手段、電源制御手段の2つの要素を含む記憶手段と、制御手段、電源発生手段及び送受信手段を有することを特徴とする。また、本発明のIDタグは、データ保持手段、電源制御手段及びアドレス選択手段の3つの要素を含む記憶手段と、制御手段、電源発生手段及び送受信手段を有することを特徴とする。
データ保持手段及び電源制御手段を有する本発明は、消費電流を低減し、正確なデータの読み出しを行うことが出来る。また、データ保持手段及び電源制御手段に加えて、(複数のスイッチ及び出力バスを有するセレクタ回路、前記セレクタ回路内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路/及び第二のデコーダ回路を有する)アドレス選択手段、複数の画素を有する表示手段の一方又は両方を有する本発明は、高機能化と高付加価値化を実現した半導体装置を提供することができる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更しうることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同じ物を指し示す符号は異なる図面間において共通とする。
(実施の形態1)
本発明の半導体素子を有する半導体装置について、図1を用いて説明する。IDタグを含む半導体装置、データ保持手段(メモリセルアレイ)11及び電源制御手段21の2つの要素を含むことを特徴とする。
データ保持手段(以下「メモリセルアレイ」と表記)11は、マトリクス状に配置された複数のメモリセル13を有する。また、メモリセルアレイ11は、列方向に1列目からm列目までのビット線B1〜Bm(mは自然数)と、行方向に1行目からn行目までのワード線W1〜Wn(nは自然数)を有する。さらに、列方向に1列目からm列目までの第1の電源線VH1〜VHm(mは自然数)、及び第2の電源線VL1〜VLm(mは自然数)を有する。メモリセル13はビット線Bx(1≦x≦n)とワード線Wy(1≦y≦m)が絶縁体を介して交差する領域に記憶素子を有する。
記憶素子はトランジスタで構成される。また、トランジスタの他に容量素子又は/及び抵抗素子により構成してもよい。例えば、マスクROMの場合、図1のメモリセル13内の記憶素子24、25のように、記憶素子は1つのトランジスタから構成される。なお、本発明はマスクROMのみならず、記憶素子の構成によって、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ等に適用される。さらに、メモリセル内の記憶素子24、25がHiレベル(1)のデータを記憶している場合は、記憶素子24のように前記第1の電源線VHx(1≦x≦m、mは自然数)に接続され、Loレベル(0)のデータを記憶している場合は、記憶素子25のように前記第2の電源線VLx(1≦x≦m、mは自然数)に接続される。
電源制御手段21(電源制御回路ともいう)は、メモリセルアレイ11への電源の供給を制御する回路である。高電位電圧電源線(VDD)22と、低電位電圧電源線(VSS)23、複数のスイッチSWHx(1≦x≦m、mは自然数)及びSWLx(1≦x≦m、mは自然数)を有する。複数のスイッチSWHx及びSWLxの各々は、スイッチング機能を有する素子から構成される。例えば1つ又は複数のトランジスタから構成される。複数のスイッチSWHxは、メモリセル13内の記憶素子に接続される前記第1の電源線VHxと高電位電圧電源線(VDD)22の間に設けられる。また、複数のスイッチSWLxは、メモリセル13内の記憶素子に接続される前記電源線VLxと低電位電圧電源線(VSS)23の間に設けられる。前記スイッチSWHx及びSWLxの入力ノードは、各々のアドレス選択線Sx(1≦x≦m、mは自然数)に接続される。つまり、前記スイッチSWHx及びSWLxは、アドレス選択線Sxにより、上述の第1の電源線VHxと高電位電圧電源線(VDD)22、及び第2の電源線VLxと低電位電圧電源線(VSS)23の接続、非接続を制御する。
一方、電源制御手段21のスイッチSWHx及びSWLxが、アナログスイッチ35及び36で形成されている例を図2に示す。アナログスイッチの入力ノードとは、アナログスイッチを構成するN型トランジスタ及びP型トランジスタの各々のゲート電極に相当する。つまり、アナログスイッチを構成するN型トランジスタ及びP型トランジスタの各々のゲート電極は、対応するアドレス選択線Sxと電気的に接続する。より詳しくは、アナログスイッチを構成するN型トランジスタのゲート電極は、対応するアドレス選択線Sxと直接接続し、P型トランジスタのゲート電極は、インバータ33の出力ノードに接続する。ここで、インバータ33の入力ノードは対応するアドレス選択線Sxと直接接続する。
なお、図2のメモリセル内の記憶素子であるトランジスタ31のように、ゲート電極がワード線W1に接続され、ビット線B1に接続されているソース電極またはドレイン電極の他端であるドレイン電極またはソース電極が高電位電圧電源線(VDD)22に接続されている場合は、メモリセルはHiレベル(1)のデータを記憶している。また、トランジスタ32のように、ゲート電極がワード線W1に接続され、ビット線B2に接続されているソース電極またはドレイン電極の他端であるドレイン電極またはソース電極が低電位電圧電源線(VSS)23に接続されている場合は、メモリセルはLoレベル(0)のデータを記憶している。
また本発明は、メモリセルアレイ11及び電源制御手段21の2つの要素に加えて、(セレクタ回路14と、前記セレクタ回路14内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路15と、第二のデコーダ回路16とを有する)アドレス選択手段を含むことを特徴とする。
図1において、アドレス選択手段の一部であるセレクタ回路14が、複数のスイッチSW1〜SWmで形成されている形態を示す。アドレス選択手段とは、メモリセルアレイ11が有するマトリクス状に配置された複数のメモリセル13から1つのメモリセルを選択する手段である。第一のデコーダ回路15は、列方向のアドレスを選択するアドレス選択線S1〜Smと接続されている。セレクタ回路14は、ビット線B1〜Bmに接続される複数のスイッチSW1〜SWmを有する。第二のデコーダ回路16はワード線W1〜Wnに接続されている。また、第一のデコーダ回路15は、複数あるアドレス選択線Sxに接続し、第二のデコーダ回路16は、複数あるワード線Wxに接続される。なお、列アドレス選択線は、列アドレス選択信号(Ax、1≦x≦m)を伝達する配線であり、行アドレス選択線は、行アドレス選択信号(Ay、1≦y≦n)を伝達する配線である。さらに、第一のデコーダ回路15及び第二のデコーダ回路16は、REB線及びCEB線から選択された複数の配線に接続する。ここで、REB線(Read−Enable−Bar)はREB信号を伝達する配線であり、CEB線(Chip−Enable−Bar)線はCEB信号を伝達する配線である。また、REB信号は読み出し制御信号であり、CEB信号はチップ選択信号である。
一方、図2において、セレクタ回路14内のスイッチとしてアナログスイッチ34を用いる形態を示す。アナログスイッチの入力ノードとは、アナログスイッチを構成するN型トランジスタ及びP型トランジスタの各々のゲート電極に相当する。つまり、アナログスイッチを構成するN型トランジスタ及びP型トランジスタの各々のゲート電極は、対応するアドレス選択線Sxと電気的に接続する。より詳しくは、前記アナログスイッチ34を構成するN型トランジスタのゲート電極は、対応するアドレス選択線Sxと直接接続し、P型トランジスタのゲート電極は、インバータ33の出力ノードに接続する。ここで、インバータ33の入力ノードは対応するアドレス選択線Sxと直接接続する。
本発明は、上記にて挙げた保持手段(メモリセルアレイ)11及び電源制御手段21の2つの要素以外に、(セレクタ回路14と前記セレクタ回路内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路15/及び第二のデコーダ回路16とを有する)アドレス選択手段に加えて、プリチャージ手段17を含むことを特徴とする。ここで、プリチャージ手段とはワード線全てが非選択の状態において、ビット線全ての電位を任意の電位に設定する手段である。
本発明は、上記に挙げたデータ保持手段11、電源制御手段21の2つの要素以外に、複数の画素を有する表示手段(図示せず)を有していてもよい。表示手段を有することにより、高機能化と高付加価値化が実現した半導体装置を提供することができる。
また、図示しないが、本発明は、2値のデータを判定する際に用いるセンスアンプや、データを出力する際の出力回路(出力バッファ回路)等が必要な場合は、適宜有していても良い。
上記構成を有する半導体装置の動作について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
ここでは、REB線がHiレベル、CEB線がLoレベルの時には読み出しをせず、REB線がLoレベル、CEB線がLoレベルの時には読み出しを行う形態について説明する。なお、図3のタイミングチャートは、あるタイミング(時間)における各配線の電位を示す波形を表す。また、各配線の電位を示す波形の中で、点線で示している部分は、浮遊状態(不定状態、フローティング状態等)であることを示す。さらに、ビット線Bxとワード線Wyによって選択されるメモリセルに記憶されているデータはHiレベル(1)、ビット線Bx+1とワード線Wyによって選択されるメモリセルに記憶されているデータはLoレベル(0)とする。
期間T1において、CEBはLoレベル、REBはHiレベルであり、x列目のアドレスを選択するアドレス選択線SxはLoレベル、x+1列目のアドレスを選択するアドレス選択線Sx+1はLoレベル、y行目のワード線WyはLoレベルである。CEBはLoレベル、REBはHiレベルの時は読み出しが行われない。また、前記アドレス選択線Sx及びSx+1がLoレベルであることから、各アドレス選択線Sx及びSx+1に対応したセレクタ回路14内のスイッチSWx及びSWx+1、電源制御回路21内のスイッチSWHx及びSWLx、SWHx+1及びSWLx+1は選択されず、全て非導通状態である。つまり、出力バス12とビット線Bx及びBx+1、第1の電源線VHx及びVHx+1と高電位電圧電源線(VDD)22、第2の電源線VLx及びVLx+1と低電位電圧電源線(VSS)23は接続されない。さらに、ワード線WyがLoであることから、ワード線Wyに接続された複数のメモリセル内の記憶素子であるトランジスタは選択されずに、ソース電極またはドレイン電極と、ドレイン電極またはソース電極が、非導通状態である。従って、CEB、REB、Sx、Sx+1、Wy以外の各配線である、Bx、Bx+1、VHx、VHx+1、VLx及びVLx+1は、浮遊状態である。
期間T2において、CEBはLoレベル、REBはLoレベルであり、x列目のアドレスを選択するアドレス選択線SxはHiレベル、x+1列目のアドレスを選択するアドレス選択線Sx+1はLoレベル、y行目のワード線WyはHiレベルである。CEBはLoレベル、REBはLoレベルの時は読み出しを行う。まず、前記アドレス選択線SxはHiレベルであることから、アドレス選択線Sxに対応したセレクタ回路14内のスイッチSWx、電源制御回路21内のスイッチSWHx及びSWLxは選択され、導通状態となる。つまり、ビット線Bxは選択状態となり、出力バスとビット線Bx、第1の電源線VHxと高電位電圧電源線(VDD)22、第2の電源線VLxと低電位電圧電源線(VSS)23は接続される。また、ワード線WyがHiであることから、ビット線Bxとワード線Wyが交差するメモリセル内のトランジスタが選択される。ビット線Bxとワード線Wyが交差するメモリセルは、Hiレベル(1)のデータが記憶されている場合には、メモリセル内のトランジスタのソース電極またはドレイン電極に接続されているビット線Bxと、その他端であるドレイン電極またはソース電極に接続されている第1の電源線VHxは導通する。上述のように、第1の電源線VHxは高電位電圧電源線(VDD)22と、ビット線Bxは出力バス12とそれぞれ接続されていることから、Hiレベル(1)のデータが出力バスに読み出される。一方で、前記アドレス選択線Sx+1がLoレベルであることから、アドレス選択線Sx+1に対応したセレクタ回路14内のスイッチSWx+1、電源制御回路21内のスイッチSWHx+1及びSWLx+1は選択されず、全て非導通状態である。つまり、出力バス12とビット線Bx+1、第1の電源線VHx+1と高電位電圧電源線(VDD)、第2の電源線VLx+1と低電位電圧電源線(VSS)は接続されない。また、ワード線WyがHiであることから、ビット線Bx+1とワード線Wyが交差するメモリセル内のトランジスタが選択される。ビット線Bx+1とワード線Wyが交差するメモリセルは、Loレベル(0)のデータが記憶されている場合には、メモリセル内のトランジスタのソース電極またはドレイン電極に接続されているビット線Bx+1と、その他端であるドレイン電極またはソース電極に接続されている第2の電源線VLx+1は導通する。しかしながら、上述のように、第2の電源線VLx+1と低電位電圧電源線(VSS)、ビット線Bx+1と出力バス12はそれぞれ接続されていないことから、Loレベル(0)のデータが出力バスに読み出されることはなく、電源の供給もないため、不必要な電流が流れることがなくなる。以上のように、期間T2においては、BxはHiレベル(1、VDD)、VHxはHiレベル(1、VDD)、VLxはLoレベル(0、VSS)、Bx+1、VHx+1、VLx+1は浮遊状態、出力バスはHiレベル(1、VDD)である。
期間T3はT1と全く同じ、CEBはLoレベル、REBはHiレベルであり、SxはLoレベル、Sx+1はLoレベル、WyはLoレベルであるのでBx、Bx+1、VHx、VHx+1、VLx及びVLx+1は、浮遊状態(不定状態、フローティング状態等)である。
期間T4において、CEBはLoレベル、REBはLoレベルであり、x列目のアドレスを選択するアドレス選択線SxはLoレベル、x+1列目のアドレスを選択するアドレス選択線Sx+1はHiレベル、y行目のワード線WyはHiレベルである。CEBはLoレベル、REBはLoレベルの時は読み出しを行う。まず、前記アドレス選択線Sx+1はHiレベルであることから、アドレス選択線Sx+1に対応したセレクタ回路14内のスイッチSWx+1(1≦x≦m、mは自然数)、電源制御回路21内のスイッチSWHx+1及びSWLx+1は選択され、導通状態となる。つまり、ビット線Bx+1は選択状態となり、出力バスとビット線Bx+1、第1の電源線VHx+1と高電位電圧電源線(VDD)22、第2の電源線VLx+1と低電位電圧電源線(VSS)23は接続される。また、ワード線WyがHiであることから、ビット線Bx+1とワード線Wyが交差するメモリセル内のトランジスタが選択される。ビット線Bx+1とワード線Wyが交差するメモリセルは、Loレベル(0)のデータが記憶されていることから、メモリセル内のトランジスタのソース電極またはドレイン電極に接続されているビット線Bx+1と、その他端であるドレイン電極またはソース電極に接続されている第2の電源線VLx+1は導通する。上述のように、第2の電源線VLx+1は低電位電圧電源線(VSS)23と、ビット線Bx+1は出力バスとそれぞれ接続されていることから、Loレベル(0)のデータが出力バス12に読み出される。一方で、前記アドレス選択線SxがLoレベルであることから、アドレス選択線Sxに対応したセレクタ回路14内のスイッチSWx、電源制御回路21内のスイッチSWHx及びSWLxは選択されず、全て非導通状態である。つまり、出力バスとビット線Bx、第1の電源線VHxと高電位電圧電源線(VDD)22、第2の電源線VLxと低電位電圧電源線(VSS)23は接続されない。また、ワード線WyがHiであることから、ビット線Bxとワード線Wyが交差するメモリセル内のトランジスタが選択される。ビット線Bxとワード線Wyが交差するメモリセルは、Hiレベル(1)のデータが記憶されている場合には、メモリセル内のトランジスタのソース電極またはドレイン電極に接続されているビット線Bxと、その他端であるドレイン電極またはソース電極に接続されている第1の電源線VHxは導通する。しかしながら、上述のように、第1の電源線VHxと高電位電圧電源線(VDD)22、ビット線Bxと出力バス12はそれぞれ接続されていないことから、Hiレベル(1)のデータが出力バスに読み出されることはなく、電源の供給もないため、不必要な電流が流れることがなくなる。以上のように、期間T4においては、Bx+1はHiレベル(1、VDD)、VHx+1はHiレベル(1、VDD)、VLx+1はLoレベル(0、VSS)、Bx、VHx、VLxは浮遊状態(不定状態、フローティング状態等)、出力バスはLoレベル(0、VSS)である。
T1〜T4の各期間において、上述のように動作することで、読み出しを行うまたは読み出しを行わないを制御する。
上記構成を有する本発明は、アドレス選択線Sxに制御されたスイッチSWHx及びSWLxにより、ワード線Wxは選択状態にあるがビット線Bxは選択状態にないメモリセルにおいては、第1の電源線VHxと高電位電圧電源線(VDD)22、及び第2の電源線VLxと低電位電圧電源線(VSS)23を非接続にすることができる。そのため、メモリセル内のトランジスタの当該メモリセルのデータを表す第1の電源線VHxまたは第2の電源線VLxが接続されているドレイン電極またはソース電極には電源が供給されない。よって、メモリセル内のトランジスタのビット線Bxとその他端であるドレイン電極またはソース電極は導通しているが、電源の供給がないため、不必要な電流が流れなくなる。従って、上記構成を有する半導体装置、または、IDタグは、ワード線選択時の消費電流を低減し、正確なデータの読み出しを行うことが出来る。
(実施の形態2)
本発明の半導体装置の一形態であるパネルについて図6(A)、図6(B)、図7を用いて説明する。パネルは、基板406上に、複数の画素を有する画素部401と、複数のトランジスタを含む駆動回路402、403を有する(図6(A)参照)。駆動回路402、403は、基板406に一体形成せずに、外付けにしたり、COG方式等により基板406上に実装したりしてもよい。従って、表示手段とは、画素部401のみ、又は画素部401と駆動回路402、403に相当する。また、パネルは、基板406上に、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM又はROMに相当する記憶手段404と、CPU405を有する。さらに、パネルは、基板406上に、駆動回路402、403、記憶手段404及びCPU405を制御する信号を供給する入力端子409を有する。入力端子409には、接続フィルム408を介して、ビデオ信号等の信号や電位が供給される。また、パネルは、画素部401と駆動回路402、403を囲むシール材(図示せず)を有し、基板406と対向基板407は、前記シール材により貼り付けられている。なお、図示するパネルでは、対向基板407は、画素部401と駆動回路402、403上のみに設けているが、基板406全面に設けてもよい。但し、CPU405は、発熱する恐れがあるため、前記CPU405に接するように、放熱板を設けるとよい。
図6(B)はパネルのA−A’における断面図を示し、画素部401はTFT411と容量素子412を有し、駆動回路402はTFTからなる素子群419を有し、記憶手段404はTFTからなる素子群420を有する。基板406と対向基板407の間には、配向膜414、液晶層415、配向膜416、対向電極417、シール材418を有する。基板406と対向基板407には偏光板(図示せず)が貼り付けられている。
基板406上の回路を構成する素子は、非晶質半導体に比べて移動度等の特性が良好な多結晶半導体(ポリシリコン)により形成されることが好ましく、そうすると、モノシリック化が実現される。このように、画素部と駆動回路以外に、記憶手段やCPU等の機能回路の一体形成を実現したパネルはシステムオンパネルと呼ばれ、システムの多機能化を図ることができる。上記構成を有するパネルは、接続する外部ICの個数が減少するため、小型・軽量・薄型が実現され、最近普及が急速に進んだ携帯端末に適用すると大変有効である。なお、本形態では、表示素子として液晶素子を用いたパネルを示したが、本発明はこれに制約されない。表示素子として、発光素子等の他の表示素子を用いたパネルに適用してもよい。
上記のパネルにおいて、実施の形態1において説明した半導体装置の構成は、記憶手段404の構成に適用される。つまり、記憶手段404は、メモリセルアレイ11及び電源制御手段21の2つの要素を有することを特徴とする。また、セレクタ回路14と前記セレクタ回路内のスイッチを選択する第一のデコーダ回路15及び第二のデコーダ回路16とを有するアドレス選択手段、プリチャージ手段17を含むことを特徴とする(図7参照)。上記特徴により、本発明のパネルは、ワード線選択時の消費電流を低減し、正確なデータの読み出しを行うことができ、高機能化と高付加価値化を実現した半導体装置を提供することができる。
次に、基板406上の画素部401及び駆動回路402、403を含む表示手段、記憶手段404、CPU405の相互関係とその一連の動作について以下に簡単に説明する。記憶手段404からデータの読み出し又は書き込みを行う場合、まず、CPU405が具備する制御部422が含むプログラムカウンタから、データが格納されたメモリセル又はデータを格納するメモリセルのアドレス情報が、記憶手段404が含むアドレス選択手段に供給される。指定されたアドレスから読み出された情報は、CPU405が含む命令レジスタ423に供給される。また、指定されたアドレスに書き込む情報は命令レジスタ423から供給される。表示手段が含む画素部401における画像の表示は、CPU405から駆動回路402、403に供給される信号に従って行われる。なお、映像信号が記憶手段404に記憶されている場合、CPU405を介して信号線側の駆動回路402に供給される。本実施の形態は、上記の実施の形態と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態3)
本発明のIDタグ(RFIDタグ、ICタグ、電子タグともいう)の構成について、図8(A)〜図8(E)を用いて説明する。本発明のIDタグ306は、記憶手段301、制御手段302及び電源発生手段303を含む半導体集積回路(ICチップ)と、アンテナ305とを有する(図8(A)参照)。なお、半導体集積回路としては、単結晶半導体基板を用いた半導体素子(MOSFET、バイポーラトランジスタ、インダクタ等)、又は半導体薄膜を用いた半導体素子(TFT、有機トランジスタ、ダイオード、MIM素子等)で形成することができる。
上記の実施の形態1で説明した半導体装置の構成は、記憶手段301の構成に適用される。つまり、記憶手段301はメモリセルアレイ及び電源制御手段の2つの要素を含むことを特徴とする。上記特徴により、本発明のIDタグ306は、ワード線選択時の消費電流を低減し、正確なデータの読み出しを行うことが出来るという効果を奏する。なお、記憶手段301は、保持手段が含む記憶素子の構成に従って、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ等になりうるが、IDタグに用いる記憶手段301としては、マスクROMを用いるとよい。
制御手段302はロジック回路から構成される。電源発生手段303は、非接触型の場合、コイル状に巻かれたアンテナ305の電磁誘導作用、相互誘導作用又は静電気による誘導作用が採用される。従って、この場合には、電源発生手段303は、アンテナ305を兼ねる。アンテナ305は、その巻き数を制御することにより、受信する周波数の高さを選ぶことができる。
アンテナ305は半導体集積回路304と同一の基板上に形成する方法(図8(B)(D)参照)、又はアンテナ305を含む基板313上に、半導体集積回路304を実装する方法(図8(C)(E)参照)のどちらかの方法を採用する。前者の方法を採用する場合、基板308上にTFT群309とアンテナ305を設ける(図8(D)参照)。一方、後者の方法を採用する場合、アンテナ305を含む基板313上に、導電層311と絶縁層312を介して、TFT群309を含む基板310を実装する(図8(E)参照)。なお、図8(D)(E)に示すTFT群309は、記憶手段301、制御手段302及び電源発生手段303のいずれかの手段の構成要素である。
また、アンテナをコイル状の形成した半導体装置について図11(A)〜図11(D)を用いて説明する。
図11(A)および図11(C)は、同一基板上に半導体集積回路304とアンテナ335が形成された半導体装置であり、図11(A)は上面図、図11(C)は図11(A)のA―A’における断面図である。アンテナ335は、TFT群309のソース電極及びドレイン電極と同時に形成され、アンテナの一端はTFT群309に接続している。また、アンテナ335上には絶縁膜336が形成され、この絶縁膜336を介して形成された配線337によって、アンテナ335の他端とTFT群309が接続している。
図11(B)及び図11(D)は、アンテナ335を含む基板313上に、半導体集積回路304を実装した半導体装置であり、図11(B)は上面図、図11(D)は図11(B)のB―B’における断面図である。TFT群309とアンテナ335は、導電層311及び配線338を介して電気的に接続されている。
また、図15(A)に示すように、TFT群309が形成されている第1の層間絶縁膜341上に第2の層間絶縁膜349を形成し、第2の層間絶縁膜349上にアンテナ345を形成しても良い。この場合、TFT群309上にもアンテナを形成することができるため、任意の距離のアンテナを形成することができる。
また、図15(B)に示すように、図15(A)に示すアンテナ348を有する半導体集積回路をアンテナ351、361が形成された基板で挟持することができる。TFT群309が形成されている基板308とアンテナ361が形成されている基板(第2の基板)363とが、第1の接着剤364で貼付られている。また、TFT群309上に第2の層間絶縁膜349を介して形成されたアンテナ348とアンテナ351が形成されている基板(第3の基板)353とが、第2の接着剤354で貼付られている。
なお、図15(B)においては、第2の基板363と第3の基板353のように異なる基板で、TFT群309及びアンテナ348を有する基板308を挟持したが、この構造に限定されるものではない。例えば、第2の基板363を折りたたんでTFT群309及びアンテナ348を有する基板308を挟持してもよい。また、アンテナ348を有さないTFT群309をひとつ又は複数の基板で挟持してもよい。
これらの場合、図15(A)の半導体装置よりもさらにアンテナを長く形成することができる。
次に、IDタグ306を用いた通信手順について、以下に簡単に説明する(図8(A)参照)。まず、IDタグ306が含むアンテナ305がリーダライタ307からの電波を受信する。そうすると、電源発生手段303において、共振作用により起電力が発生する。そして、IDタグ306が含むICチップ304が起動して、制御手段302により、記憶手段301内のデータが信号化される。次に、IDタグ306が含むアンテナ305から信号を発信する。そうすると、リーダライタ307が含むアンテナにより送信された信号を受信する。受信した信号は、リーダライタ307が含むコントローラ(図示せず)を介して、データ処理装置(図示せず)に送信され、ソフトウエアを用いてデータ処理が行われる。なお上記通信手順は、コイル型のアンテナ305を用い、IDタグ306のコイルとリーダライタ307のコイル間に誘導されて発生する磁束を利用した電磁誘導方式を用いた場合を例示しているが、マイクロ波帯の電波を使った電波方式を用いてもよい。
IDタグ306は、非接触で通信を行う点、複数読取りが可能である点、データの書き込みが可能である点、様々な形状に加工可能である点、選択する周波数によっては、指向性が広く、認識範囲が広い点等の利点を有する。IDタグ306は、非接触による無線通信で人や物の個々の情報を識別可能なICタグ、ラベル加工を施して目標物への貼り付けを可能としたラベル、イベントやアミューズメント向けのリストバンド等に適用することができる。また、IDタグ306を樹脂材料により成型加工してもよいし、無線通信を阻害する金属に直接固定してもよい。さらに、IDタグ306は、入退室管理システムや精算システムといった、システムの運用に活用することができる。
次に、IDタグ306を実際に使用するときの一形態について、図9を用いて説明する。図9(A)に示すように、表示部321を含む携帯端末の側面には、リーダライタ320が設けられ、品物322の側面にはIDタグ323が設けられる。品物322が含むIDタグ323にリーダライタ320をかざすと、表示部321に品物322の原材料や原産地、生産工程ごとの検査結果や流通過程の履歴等、更に商品の説明等の商品に関する情報が表示される。
また、図9(B)に示すように、商品326をベルトコンベアにより搬送する際に、リーダライタ324と、商品326に設けられたIDタグ325を用いて、該商品326の検品を行うことができる。このように、システムにIDタグを活用することで、情報の取得を簡単に行うことができ、高機能化と高付加価値化を実現する。
(実施の形態4)
本実施の形態では、半導体装置の作製方法、主にフレキシブル基板への半導体集積回路の転写工程について、図12(A)〜図13(C)を用いて説明する。
本実施の形態では、ガラス基板上に結晶化された半導体膜を用いて集積回路を形成し、フレキシブル基板へ転写するまでの作製方法について説明する。なお、ここでは半導体素子としてTFTを例に挙げて示すが、記憶素子、ダイオード、光電変換素子、抵抗素子、コイル、容量素子、インダクタなどであっても同様に実施することができる。
まず図12(A)に示すように、スパッタ法を用いて第1の基板800上に金属膜801、酸化物膜802を積層するように成膜する。酸化物膜802の成膜の際には、スパッタの前段階としてプレスパッタを行うので、金属膜801の表面が酸化し、金属膜801と酸化物膜802の間に極薄い金属酸化膜803が形成される。次に、下地膜804、半導体膜を成膜、その後、レーザ光を用いて半導体膜の結晶化を行ない、パターニングすることで、島状の半導体膜805を形成する。次に、島状の半導体膜805を覆うようにゲート絶縁膜807を成膜する。そして、ゲート絶縁膜807上に導電膜を成膜し、パターニングすることで、ゲート電極808を形成する。そして、島状の半導体膜805にn型を付与する不純物を添加し、ソース領域、ドレイン領域等を形成する。なおここではTFT806をn型とするが、p型のTFTの場合は、p型の導電性を付与する不純物を添加する。
次に、図12(B)に示すように、TFT806を覆って第1の層間絶縁膜809を成膜する。そして、ゲート絶縁膜807及び第1の層間絶縁膜809にコンタクトホールを形成した後、コンタクトホールを介してTFT806と接続する配線810を、第1の層間絶縁膜809に接するように形成する。上記一連の工程によってTFT806を形成することができるが、TFTの作製方法は、上述した工程に限定されない。
そして配線810を覆うように、第1の層間絶縁膜809上に第2の層間絶縁膜811を成膜する。基板外部に形成したアンテナを接続するなど、必要な場合には、第2の層間絶縁膜811にコンタクトホールを形成し、該コンタクトホールを介して配線810と接続するパッド812が、第2の層間絶縁膜811上に形成される。
次に、第2の層間絶縁膜811及びパッド812上に保護層813を形成する。そして、後の剥離を行ない易くするために、金属酸化膜803を結晶化させる。次いで、両面テープ814を用い、保護層813に第2の基板815を貼り付け、第1の基板800に第3の基板816を貼り付ける(図12(C))。第3の基板816は、後の剥離工程で第1の基板800が破損することを防ぐ。
そして、金属膜801と酸化物膜802とを物理的に引き剥がす。剥離後の状態を図13(A)に示す。その後、接着剤817でフレキシブル基板818と、酸化物膜802とを接着する(図13(B))。
次に図13(C)に示すように、保護層813から両面テープ814と第2の基板815を剥がし、図13(C)に示すように保護層813を除去する事で、フレキシブル基板への転写を行うことができる。
本実施の形態において、2回の剥離工程によりフレキシブル基板へ転写する場合を説明したが本形態に限定されない。例えば第2の基板815の代わりに、IDチップを搭載する対象物を用い、剥離工程により第1の基板800を剥離してもよい。すなわち1回の剥離工程で対象物、つまりラベル、カード用の基体、又は商品の容器等へIDチップを転写することができる。またフレキシブル基板818の代わりにIDチップを搭載する対象物を用いることもできる。この場合2回の剥離工程により対象物、つまりラベル、カード用の基体、又は商品の容器等へIDチップを転写することができる。
本発明のIDタグは、シリコンウェハで作製されたチップと比較して、低コストで形成することができる。ガラス基板等の低価格な母体基板に形成するためである。またシリコンウェハで作製されたチップは、円形のシリコンウェハからチップを取り出すため、母体基板形状に制約があるが、一方本発明のIDタグは、母体基板がガラス等の絶縁基板であり、形状に制約がない。そのため、生産性を高めることができ、さらにIDタグの形状寸法は自由に設定することができる。
またIDタグを形成する材料の面からみても、シリコンウェハから形成されるチップと比較して低コスト、且つ安全な材料を使用している。そのため使用済みのIDチップを回収する必要性が低く、環境に優しい。
またシリコンウェハで作製されたICタグは、シリコンウェハによる電波吸収が懸念され、信号の感度が問題となる場合がある。特に、よく用いられる電波13.56MHz、又は2.45GHzに関して電波吸収が懸念される。一方、本発明のIDタグは、ガラス等の絶縁基板であるため電波吸収は生じないため好ましい。その結果、高感度なIDタグを形成することができる。そのため、本発明のIDタグが有するアンテナの面積を小さくすることができ、IDタグの小型化が期待できる。
なお、本実施の形態はその他の実施の形態と組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態5)
本実施の形態では、本発明の半導体装置に内蔵される半導体集積回路の製造方法、特に上記実施の形態と異なる剥離工程について説明する。薄膜トランジスタ等、その他の構成は、上記実施の形態と同様であるため同一番号を付し、説明を省略する。
図14(A)に示すように、基板800上に剥離層819を形成し、前記剥離層上に下地膜804を介して半導体集積回路を有する複数の半導体装置を形成する。また、基板上に1層の下地膜を形成した上にタングステン層とSiO2層からなる剥離層を形成し、その上に2層の下地膜を介して半導体集積回路を有する構造としてもよい。
基板800としては、ガラス基板、石英基板、アルミナなど絶縁物質で形成される基板、シリコンウエハ基板、後工程の処理温度に耐え得る耐熱性を有するプラスチック基板等を用いることができる。この場合、酸化珪素(SiOx)、窒化珪素(SiNx)、酸化窒化珪素(SiOxNy)(x>y)、窒化酸化珪素(SiNxOy)(x>y)(x、y=1、2・・・)等、基板側から不純物などの拡散を防止するための下地絶縁膜を形成しておいてもよい。また、ステンレスなどの金属または半導体基板などの表面に酸化シリコンや窒化シリコンなどの絶縁膜を形成した基板なども用いることができる。
剥離層819(ピールオフ・レイヤー)は、基板800と半導体集積回路の間に設けられる層であり、後に該剥離層819を除去することにより、基板800と半導体集積回路を分離することができる。剥離層819としては、非晶質シリコン、多結晶シリコン、単結晶シリコン、SAS(セミアモルファスシリコン(微結晶シリコンともいう。))等、シリコン(Si、珪素)を主成分とする層を用いることができる。
ClF3(三フッ化塩素)等のハロゲン化フッ素は、珪素を選択的にエッチングするという特性があるため、剥離層としてシリコン(Si、珪素)を主成分とする層を用いることにより、ClF3を含む気体又は液体によって前記剥離層を容易に除去することができる。
下地膜は、剥離層と半導体集積回路の間に設けられるものであり、ClF3等のハロゲン化フッ素によるエッチングから、半導体集積回路を保護する役割も有するものである。ここで、ClF3等のハロゲン化フッ素は、珪素を選択的にエッチングするという特性がある反面、酸化珪素(SiOx)、窒化珪素(SiNx)、酸窒化珪素(SiOxy又はSiNxy)はほとんどエッチングされない。したがって、時間の経過ととも剥離層819はエッチングされてゆくが、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素からなる下地膜804はほとんどエッチングされないため、半導体集積回路への損傷を防止することができる。
なお、ClF3等のハロゲン化フッ素によってエッチングされる材料を剥離層819として用い、一方、エッチングされない材料を下地膜804として用いるという条件に従うならば、剥離層819及び下地膜804の組合せは、上記材料に限定されるものではなく、適宜選択することができる。
図14(B)に示すように、複数のIDチップの境界に溝821を形成する。
半導体集積回路の境界をなす溝821の形成は、ダイシング、スクライビング又はマスクを利用したエッチング等によって行うことができる。ダイシングの場合には、ダイシング装置(ダイサー;dicer)を用いるブレードダイシング法が一般的である。ブレード(blade)とは、ダイヤモンド砥粒を埋め込んだ砥石で、その幅は約30〜50μmであり、このブレードを高速回転させることにより、半導体集積回路を分離する。また、スクライビングの場合には、ダイヤモンドスクライビング法とレーザースクライビング法等がある。また、エッチングの場合には、露光、現像工程によりマスクパターンを形成し、ドライエッチング、ウエットエッチング等により素子分離を行うことができる。ドライエッチングにおいては、大気圧プラズマ法を用いてもよい。
図14(C)に示すように、溝821にハロゲン化フッ素を含む気体又は液体822を導入し、剥離層819を除去する。
また、ハロゲン化フッ素としては、上記ClF3等に窒素を混合したガスを用いてもよい。また、ClF3は、反応空間の温度によっては液体の場合もあり(沸点11.75℃)、その際にはウエットエッチングを採用することもできる。なお、ClF3は、塩素を200℃以上でフッ素と反応させることにより、Cl2(gas)+3F2(gas)→2ClF3(gas)の過程を経て生成することができる。なお、上記剥離層819をエッチングし、上記下地膜804をエッチングしないようなエッチャントであれば、ClF3に限定されるものでなく、またハロゲン化フッ素に限定されるものでもない。
その後図14(D)に示すように、時間の経過ととも剥離層819はエッチングされ、最終的に基板800を剥離することができる。一方、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素等や、耐熱性樹脂からなる下地膜804や、層間絶縁膜809はほとんどエッチングされないため、半導体集積回路への損傷を防止することができる。なお、剥離した基板800は再利用することができ、コスト削減に繋がる。再利用する場合、上記ダイシングやスクライビング等において、基板に傷が生成されないように制御するのが望ましい。しかし、傷が生成された場合には、有機樹脂や無機膜を塗布法又は液滴吐出法(インクジェット法等)によって形成し、平坦化処理を行ってもよい。
なお、半導体集積回路をハロゲン化フッ素等によるエッチングから保護するために、半導体集積回路上に保護層813を形成することは好ましい。特に、ハロゲン化フッ素ガスを加熱してエッチングを行う場合には、耐熱性有機樹脂や、耐熱性無機膜を用いるのが望ましい。耐熱性有機樹脂の代表的なものとして、シリコンと酸素との結合で骨格構造が構成され、置換基に少なくとも水素を含む材料、若しくは置換基にフッ素、アルキル基、または芳香族炭化水素のうち少なくとも一種を有する材料があり、所謂シロキサン系樹脂などとも呼ばれる。
また本実施例において、複数の半導体集積回路の上方に、接着剤を介してジグ(治具)を形成し、溝821にハロゲン化フッ素を含む気体又は液体を導入してもよい。
ジグとは、剥離層819を除去した後に半導体集積回路がバラバラに分離しないように、一時的に半導体集積回路を固定するための支持基板を指す。ジグは、一つのチップ又は半導体集積回路を構成する半導体集積回路毎、又は複数の半導体集積回路が水平方向若しくは高さ方向に集積されてできた素子毎に形成する。ジグの形状としては、後にハロゲン化フッ素を含む気体又は液体の導入を容易にするために、突起部を設けた櫛状の構造とするのが望ましいが、平坦なジグを用いても構わない。また、ジグとしては、ハロゲン化フッ素によって冒されない酸化珪素を主成分とするガラス基板、石英基板、ステンレス基板等を用いることができるが、ハロゲン化フッ素によって冒されない材料であれば、これらに限定されるものではない。
また、ジグと半導体集積回路との間には、仮接着するための接着剤が設けられている。接着剤としては、UV光照射によって接着力(粘着力)が低下又は喪失する材料を用いることができる。あるいは、3M社製のポストイット(登録商標)製品や、ムーア社製ノートスティックス(登録商標)製品等に用いられる再剥離再接着可能な接着剤を用いても構わない。勿論、ジグを簡単に取り外すことができる材料であれば、これらに限定されるものではない。
また本実施例において、半導体集積回路上に耐熱性を有する絶縁膜を形成し、複数の半導体集積回路の境界に溝を形成してもよい。
耐熱性を有する絶縁膜としては、シリコンと酸素との結合で骨格構造が構成され、置換基に少なくとも水素を含む材料、若しくは置換基にフッ素、アルキル基、または芳香族炭化水素のうち少なくとも一種を有する材料、すなわちシロキサン系樹脂等の耐熱性有機樹脂や、耐熱性の無機材料を用いることができる。
本実施例のような剥離方法は、複数の半導体集積回路が形成された基板にストレスを与え、基板を物理的に剥離する物理的方法と比較すると、複数の半導体集積回路が形成された基板から該半導体集積回路を素子分離する際に、ハロゲン化フッ素を用いた化学的方法を採用しているため、素子分離を確実に行うことができ好ましい。
また基板として、ステンレスなどの金属または半導体基板などの表面に酸化シリコンや窒化シリコンなどの絶縁膜を形成した基板なども用いることができることは上述した通りである。例えば、Siウェハを覆って、酸化珪素膜を形成し、これを基板として使用することができる。
またはSiウェハ上に酸化珪素膜等を形成したものを基板として使用してもよい。この場合、SiウェハをClF3(三フッ化塩素)等のハロゲン化フッ素によりエッチングし、Siウェハを除去する。また酸化珪素膜等上には、単結晶シリコンを形成し、単結晶シリコンを有するトランジスタを形成することができる。
このようにSiウェハを用いる場合、その他の基板上に半導体集積回路を形成する場合と比較して、微細化を達成することができる。
以上のように剥離された半導体集積回路は、上記実施例と同様に転写することができる。
(実施の形態6)
実施の形態4又は実施形態5において、アンテナが形成されている第2の基板を用いて作製した半導体装置について図16を用いて説明する。
実施の形態4又は実施の形態5を用いることにより、図16(A)は、第1のフレキシブル基板818上に接着剤817を用いてTFT806が設けられている。一方、第2のフレキシブル基板371にはアンテナ372及びパッド450が絶縁膜374を介して形成されている。TFT806のソース電極又はドレイン電極375とパッド450とが導電層311で接続されている。また第1のフレキシブル基板818と第2のフレキシブル基板371とは、アンテナ372及びTFT806が向かい合った状態で接着剤315によって、貼り付けられている。
図16(B)は、図16(A)の半導体装置の斜視図である。第1のフレキシブル基板818と第2のフレキシブル基板371との間にはTFT806で形成された半導体集積回路304及びそれに電気的に接続されるアンテナ372が設けられている。
本発明が適用される電子機器の一例として、テレビ装置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話装置(携帯電話機)、PDA等の携帯情報端末、携帯型ゲーム機、モニター、ノート型パーソナルコンピューター、カーオーディオ等の音響再生装置、家庭用ゲーム機等の記録媒体を備えた画像再生装置等が挙げられる。以下にはその具体例について説明する。
図10(A)は携帯端末であり、本体9101、表示部9102等を含む。図10(B)はお風呂用テレビ受像機であり、本体9301、表示部9302等を含む。図10(C)は、携帯情報端末であり、本体9201、表示部9202等を含む。図10(D)は、デジタルビデオカメラであり、表示部9701、等を含む。
表示部9102を含むパネルは、図10(A)右図に示すように駆動回路9104、CPUや記憶手段等の機能回路9103を具備する。本発明は、機能回路9103が有する記憶手段の構成に適用される。駆動回路9104だけでなく、機能回路9103が一体形成されたパネルを有する電子機器は、接続する外部ICの個数を減らすことができるため、小型・軽量・薄型が実現する。また、表示部を構成する表示素子として、自発光型の発光素子を用いると、バックライトなどが必要ないため、液晶素子を用いる場合に比べて、薄型・小型・軽量が実現される。
また、図10(E)は接触型ICカードであり、本体9601、ICチップ9602、モジュール端子9603を含む。ICチップ9602は、RAM9604、ROM9605、CPU9606及びRAM9607等を含む。本発明は、ICチップ9602が有するROM9605の記憶手段の構成に適用される。本実施例は、上記の実施の形態と自由に組み合わせることができる。
本発明の実施の形態1を説明する図。 本発明の実施の形態1を説明する図。 本発明の実施の形態1を説明する図。 従来の半導体装置の構成を説明する図。 従来の半導体装置の構成を説明する図。 本発明の実施の形態2を説明する図。 本発明の実施の形態2を説明する図。 本発明の実施の形態3を説明する図。 本発明の実施の形態3を説明する図。 本発明の実施例1を説明する図。 本発明の実施の形態3を説明する図。 本発明の実施の形態4を説明する図。 本発明の実施の形態4を説明する図。 本発明の実施の形態5を説明する図。 本発明の実施の形態3を説明する図。 本発明の実施の形態6を説明する図。
符号の説明
11 保持手段(メモリセルアレイ)
12 出力バス
13 メモリセル
14 セレクタ回路
15 第一のデコーダ回路
16 第二のデコーダ回路
17 プリチャージ手段
18 トランジスタ
19 トランジスタ
21 電源制御手段
22 高電位電圧電源線(VDD)
23 低電位電圧電源線(VSS)
24 記憶素子
25 記憶素子
31 トランジスタ
32 トランジスタ
33 インバータ
34 アナログスイッチ
35 アナログスイッチ
36 アナログスイッチ
401 画素部
402 駆動回路
403 駆動回路
404 記憶手段
405 CPU
406 基板
407 対向基板
408 接続フィルム
409 入力端子
411 TFT
412 容量素子
414 配向膜
415 液晶層
416 配向膜
417 対向電極
418 シール材
419 素子群
420 素子群
421 基板
422 制御部
423 命令レジスタ
428 偏光板
450 パッド
301 記憶手段
302 制御手段
303 電源発生手段
304 半導体集積回路(ICチップ)
305 アンテナ
306 IDタグ
307 リーダライタ
308 基板
309 TFT群
310 基板
311 導電層
312 絶縁層
313 基板
315 接着剤
320 リーダライタ
321 表示部
322 品物
323 IDタグ
324 リーダライタ
325 IDタグ
326 商品
331 導電層
335 アンテナ
336 絶縁膜
337 配線
338 配線
341 層間絶縁膜
345 アンテナ
348 アンテナ
349 層間絶縁膜
351 アンテナ
353 基板
354 接着剤
361 アンテナ
363 基板
364 接着剤
800 基板
801 金属膜
802 酸化物膜
803 金属酸化膜
804 下地膜
805 半導体膜
806 TFT
807 ゲート絶縁膜
808 ゲート電極
809 層間絶縁膜
810 配線
811 層間絶縁膜
812 パッド
813 保護層
814 両面テープ
815 基板
816 基板
817 接着剤
818 フレキシブル基板
819 剥離層
821 溝
822 気体又は液体
371 フレキシブル基板
372 アンテナ
374 絶縁膜
375 ドレイン電極
9101 本体
9102 表示部
9301 本体
9302 表示部
9201 本体
9202 表示部
9701 表示部
9702 表示部
9104 駆動回路
9103 機能回路
9601 本体
9602 ICチップ
9603 モジュール端子
9604 RAM
9605 ROM
9606 CPU
9607 RAM

Claims (12)

  1. 複数のメモリセルを有するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段への電源の供給を制御するスイッチと、電圧電源線を有する電源制御手段を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 複数のメモリセルを有するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段への電源の供給を制御するスイッチと、電圧電源線を有する電源制御手段と、
    セレクタ回路と、第一のデコーダ回路と、第二のデコーダ回路を有するアドレス選択手段とを有することを特徴とする半導体装置。
  3. 複数のメモリセルを有するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段への電源の供給を制御するスイッチと、電圧電源線を有する電源制御手段と、
    セレクタ回路と、第一のデコーダ回路と、第二のデコーダ回路を有するアドレス選択手段と、
    プリチャージ電位線と、プリチャージ信号線を有するプリチャージ手段とを有することを特徴とする半導体装置。
  4. 複数のメモリセルを有するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段への電源の供給を制御するスイッチと、電圧電源線を有する電源制御手段と、
    画素を有する表示手段を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 複数のメモリセルを有するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段への電源の供給を制御するスイッチと、電圧電源線を有する電源制御手段と、
    セレクタ回路と、第一のデコーダ回路及び第二のデコーダ回路を有するアドレス選択手段と、
    画素を有する表示手段を有することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、前記複数のメモリセルの各々はビット線とワード線が絶縁体を介して交差する領域に記憶素子を有することを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、前記複数のメモリセルの各々はビット線とワード線が絶縁体を介して交差する領域に記憶素子を有し、
    前記記憶素子は、トランジスタを有することを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7において、前記記憶素子は、容量素子又は抵抗素子を有することを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項7において、前記記憶素子は、容量素子及び抵抗素子を有することを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の前記半導体装置は、マスクROM又はPROMであることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の前記半導体装置は、EPROM、EEPROM又はフラッシュメモリであることを特徴とする半導体装置。
  12. 複数のメモリセルを有するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段への電源の供給を制御するスイッチと、電圧電源線を有する電源制御手段と、
    セレクタ回路と、第一のデコーダ回路と、第二のデコーダ回路とを有するアドレス選択手段と、
    制御手段と、電源発生手段と、送受信手段を有することを特徴とするIDタグ。
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