JP2005202604A - 定期券発行システムおよび定期券発行装置 - Google Patents

定期券発行システムおよび定期券発行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005202604A
JP2005202604A JP2004007119A JP2004007119A JP2005202604A JP 2005202604 A JP2005202604 A JP 2005202604A JP 2004007119 A JP2004007119 A JP 2004007119A JP 2004007119 A JP2004007119 A JP 2004007119A JP 2005202604 A JP2005202604 A JP 2005202604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commuter pass
information
school
issuing
purchaser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004007119A
Other languages
English (en)
Inventor
Takekatsu Fukatsu
全克 深津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2004007119A priority Critical patent/JP2005202604A/ja
Publication of JP2005202604A publication Critical patent/JP2005202604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 通学定期券が年跨りでも継続発売が可能な定期券発行システムを提供する。
【解決手段】 新規通学定期券を発行する定期券発行装置110は,定期券購入者の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部112と,定期券購入者の通学証明書から通学証明書情報を取得し,通学証明書情報を係員装置に送信する通学証明書情報取得部113と,入力部に入力された情報および係員装置に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部115とを備え,係員装置120は,撮影部から送信された通学証明書情報を参照した駅係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部122を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は,特定の利用者であることを確認して割引チケットなどを発行するチケット発行システムおよびチケット発行装置にかかり,例えば,定期券購入者が学生割引対象者であることを確認して通学定期券を発行する定期券発行システムおよび定期券発行装置に関する。
一般に通学定期券は通常の定期券よりも割り引かれて販売される。このため,定期券購入者が学生割引の対象者であることを確認する必要があり,さらに学生割引の身分が消滅した後の期間に跨る通学定期券の発行を防止する必要がある。このような点を目的とした従来技術として,特開平8−101928号公報あるいは特開平8−96173号公報に開示された技術がある。これら特許は,いずれも,学生の身分を証明するためのカード媒体を設け,カード媒体により身分を確認して通学定期券を発行するものである。
特開平8−101928号公報 特開平8−96173号公報
しかしながら,上記従来技術では,機械読取可能なカード媒体がなければ目的を果たすことができない。また,通学定期券は,3月から4月の学年変更時などに,学生割引の身分が消滅した者への割引販売を防止するため,自動化券売機での年跨り継続定期券の発行を制限する必要があるが,上記文献では,このような年度を跨った継続定期券の自動化券売機での販売については考慮されていない。また,新規通学定期券の購入が年度末から年度初めに集中するため,年度末から年度初めの窓口の混雑が大きな問題となっていた。
本発明は,従来の定期券発行装置が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,通学定期券が年跨りでも継続発売が可能であり,また,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することで,駅利用者の利便性を高めることの可能な,新規かつ改良された定期券発行装置を提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置が提供される。本発明の定期券発行装置は,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部と,入力部に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,を備えたことを特徴とする(請求項1)。
かかる定期券発行装置によれば,新規通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
継続可能期限日を判別するための情報は,新規通学定期券の発行日に関する情報と,定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むしてもよい(請求項2)。新規通学定期券の発行日と,定期券購入者の学校種別(中学,高校,大学など)および学年とから,定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することができる。そしてこれを継続可能期限日とすることができる。例えば,定期券購入者が中学1年生の場合,中学3年の年度末日を継続可能期限日として登録する。これにより,中学3年生の3月末日までの定期券の発行を許可することができる。
あるいは,上記のような定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することなく,継続可能期限日を判別するための情報に,定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むようにしてもよい(請求項3)。例えば,上記の例では,中学3年の年度末日を継続可能期限日として,定期券に直接記録するようにしてもよい。
本発明の第2の観点によれば,少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置(110)と,駅係員が定期券発行装置との間で通信を行う係員装置(120)とを含む定期券発行システム(100)が提供される。本発明の定期券発行システムにおいて,定期券発行装置は,定期券購入者の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部(112)と,定期券購入者の通学証明書(在学証明書)から通学証明書情報を(撮影するなどして)取得し,通学証明書情報を係員装置に送信する通学証明書情報取得部(113)と,入力部に入力された情報および係員装置に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部(115)と,を備えたことを特徴とする,係員装置は,撮影部から送信された通学証明書情報を参照した駅係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部(122)を備えたことを特徴とする(請求項4)。
かかる定期券発行システムによれば,新規通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
継続可能期限日を判別するための情報は,新規通学定期券の発行日に関する情報と,定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むようにしてもよい(請求項5)。新規通学定期券の発行日と,定期券購入者の学校種別(中学,高校,大学など)および学年とから,定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することができる。そしてこれを継続可能期限日とすることができる。例えば,定期券購入者が中学1年生の場合,中学3年の年度末日を継続可能期限日として登録する。これにより,中学3年生の3月末日までの定期券の発行を許可することができる。
あるいは,上記のような定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することなく,継続可能期限日を判別するための情報に,定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むようにしてもよい(請求項6)。例えば,上記の例では,中学3年の年度末日を継続可能期限日として,定期券に直接記録するようにしてもよい。
本発明の第3の観点によれば,少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置と,学生情報を記憶し定期券発行装置との間で通信を行う証明情報サーバとを含む定期券発行システムが提供される。本発明の定期券発行システムにおいて,定期券発行装置は,定期券購入者の操作により,新規通学定期券を発行するための情報及び学生情報の一部が入力される入力部と,定期券購入者の入力した学生情報を証明情報サーバに送信し,購入資格を確認する資格確認部と,入力部に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,を備えたことを特徴とする(請求項7)。
かかる定期券発行システムによれば,新規通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
継続可能期限日を判別するための情報は,新規通学定期券の発行日に関する情報と,定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むしてもよい(請求項8)。新規通学定期券の発行日と,定期券購入者の学校種別(中学,高校,大学など)および学年とから,定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することができる。そしてこれを継続可能期限日とすることができる。例えば,定期券購入者が中学1年生の場合,中学3年の年度末日を継続可能期限日として登録する。これにより,中学3年生の3月末日までの定期券の発行を許可することができる。
あるいは,上記のような定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することなく,継続可能期限日を判別するための情報に,定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むようにしてもよい(請求項9)。例えば,上記の例では,中学3年の年度末日を継続可能期限日として,定期券に直接記録するようにしてもよい。
本発明の第4の観点によれば,少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置(210)が提供される。本発明の定期券発行装置は,定期券購入者から通学証明書を示された駅係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部(212)と,入力部に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部(215)と,を備えたことを特徴とする(請求項10)。
かかる定期券発行装置によれば,新規通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
継続可能期限日を判別するための情報は,新規通学定期券の発行日に関する情報と,定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むようにしてもよい(請求項11)。新規通学定期券の発行日と,定期券購入者の学校種別(中学,高校,大学など)および学年とから,定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することができる。そしてこれを継続可能期限日とすることができる。例えば,定期券購入者が中学1年生の場合,中学3年の年度末日を継続可能期限日として登録する。これにより,中学3年生の3月末日までの定期券の発行を許可することができる。
あるいは,上記のような定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することなく,継続可能期限日を判別するための情報に,定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むようにしてもよい(請求項12)。例えば,上記の例では,中学3年の年度末日を継続可能期限日として,定期券に直接記録するようにしてもよい。
本発明の第5の観点によれば,少なくとも継続通学定期券を発行する定期券発行装置(310)が提供される。本発明の定期券発行装置は,継続通学定期券を発行するための情報が入力される入力部(312)と,定期券購入者が利用中の定期券を受け入れる定期券受入部(313)と,定期券受入部が受け入れた定期券に記録されている情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を継続通学定期券に記録して発行する定期券発行部(315)と,を備え,定期券受入部が受け入れる定期券には,継続可能期限日を判別するための情報が記録されていることを特徴とする(請求項13)。
かかる定期券発行装置によれば,継続通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
定期券受入部は,受け入れた定期券が通学定期券であるか否かを判断する手段と,受け入れた定期券に記録された継続可能期限日を判別するための情報に基づき,継続通学定期券の発行の可否を判断する手段と,を備えて構成することができる(請求項14)。
この場合,発券可否判断手段は,継続通学定期券の発行の可否を,受け入れた定期券の利用期限日に,あらかじめ定めた有効期間の最短期間を加えた日が,継続可能期限日を越えるか否かで判断するようにしてもよい(請求項15)。
継続可能期限日を判別するための情報は,継続通学定期券の発行日に関する情報と,定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むようにしてもよい(請求項16)。継続通学定期券の発行日と,定期券購入者の学校種別(中学,高校,大学など)および学年から,定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することができる。そしてこれを継続可能期限日とすることができる。例えば,定期券購入者が中学1年生の場合,中学3年の年度末日を継続可能期限日として登録する。これにより,中学3年生の3月末日までの定期券の発行を許可することができる。
あるいは,上記のような定期券購入者が卒業する年月日までの期間を算出することなく,継続可能期限日を判別するための情報に,定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むようにしてもよい(請求項17)。例えば,上記の例では,中学3年の年度末日を継続可能期限日として,定期券に直接記録するようにしてもよい。
また,本発明の他の観点によれば,コンピュータを,上記定期券発行装置あるいは定期券発行部として機能させるためのプログラムと,そのプログラムを記録した,コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される。ここで,プログラムはいかなるプログラム言語により記述されていてもよい。また,記録媒体としては,例えば,CD−ROM,DVD−ROM,フレキシブルディスクなど,プログラムを記録可能な記録媒体として現在一般に用いられている記録媒体,あるいは将来用いられるいかなる記録媒体をも採用することができる。
なお上記において,構成要素に付随して括弧書きで記した参照符号は,理解を容易にするため,後述の実施形態および図面における対応する構成要素を一例として記したに過ぎず,本発明がこれに限定されるものではない。
以上説明したように,本発明によれば,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる定期券発行装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下の実施の形態では,
(1)顧客操作型の定期券発行装置を用いた新規定期券の発行
(2)係員操作型の定期券発行装置を用いた新規定期券の発行
(3)顧客操作型の定期券発行装置を用いた継続定期券の発行
の順で説明する。
(1)第1の実施の形態(顧客操作型の定期券発行装置を用いた新規定期券の発行)
第1の実施の形態として,顧客操作型の定期券発行装置(以下,単に「定期券発行装置」という。)を用いた新規通学定期券(以下,単に「定期券」ともいう。)の発行システムおよび発行装置について説明する。
図1は,本実施の形態にかかる定期券発行システム100の概略構成を示すブロック図である。定期券発行システム100は,図1に示したように,定期券購入者が操作を行う定期券発行装置110と,駅係員が操作を行う係員装置120を含んで構成されている。定期券発行装置110と係員装置120とは,空間的に離れた位置に設置されており,何らかの形で通信を行い,情報の授受を行うことができるようにシステム構成されている。以下に,これらシステム構成要素について説明する。
(定期券発行装置110)
定期券発行装置110は,図1に示したように,装置全体の制御を行う制御部111と,定期券購入者の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部112と,定期券購入者の通学証明書(在学証明書)を撮影して通学証明書情報を取得し,通学証明書情報を係員装置120に送信する通学証明書情報取得部113と,定期券購入の代金処理を行うための代金処理部114と,入力部112に入力された情報および係員装置120に入力された情報に基づき,新規通学定期券に所定の情報を記録して発行する定期券発行部115を備えて構成されている。なお,本実施の形態では,定期券発行装置110を,定期券の発行に特化した装置として説明するが,各種の切符やプリペイドカードなどの発行を行う機能を併せ持つ構成としてもよい。また,定期券を発行するための各種情報やプログラムなどを記憶する機能部を含む構成としてもよい。以下に,各構成要素について詳細に説明する。
(制御部111)
制御部111は,例えばCPU等からなり,所定の制御プログラムに基づいて,定期券発行処理等を実行し,定期券発行装置110の全体を制御する機能部である。制御プログラムは,例えば,ROMやRAM等の半導体メモリ,FDが装着されるFDドライバ,HD(ハードディスク)が装着されるHDドライバ,MO(光磁気)ディスクが装着されるMOドライバ等に記録されている。その他,制御部111では,定期券購入者から入力される各種情報を一時的に,あるいは一定期間,記憶保持するよう制御してもよい。
(入力部112)
入力部112は,定期券購入者が新規通学定期券購入のために各種操作を行い,新規通学定期券を発行するための情報が入力される機能部である。入力部112には,定期券購入の案内画面を切り替えて表示可能な表示部(ディスプレイ)を備えるようにしてもよい。さらにこの場合,表示部は,定期券購入者が指などでディスプレイ表面に触れることで各種操作を行うことの可能なタッチパネル方式を採用してもよい。本実施の形態では,操作部の一例として,タッチパネル付き表示装置を採用した場合について説明する。入力部112には,50音のカナ入力ボタンや定期券購入ボタン等を表示される。定期券購入者は,入力部112のタッチパネルに指などで触れることで,定期券購入動作を行う。
(通学証明書情報取得部113)
通学証明書情報取得部113は,定期券購入者の通学証明書(在学証明書)を撮影して通学証明書情報を取得するための機能部である。換言すれば,通学定期券購入者の購入資格を確認するための情報取得部であり,取得した情報により,購入者が学生であることや,その学校の種類,学年を確認するためのものである。本実施の形態では,通学証明書情報取得部113として,定期券購入者の通学証明書を撮影してデジタルデータを取得する撮影手段(例えば,デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ)を想定して説明するが,本発明はこれに限定されない。例えば,通学証明書情報取得部113として,通学証明書が挿入されてこれを走査して読み取るスキャナ装置であってもよい。
また,通学証明書情報取得部113の他の例について説明する。通学証明書(在学証明書)としては,書面の他に,例えば,磁気テープ(磁気ストライプ)やICチップなどを埋め込んだカード(身分証明カード)などが用いられることがある。このような特殊な通学証明書を想定した場合,通学証明書情報取得部113として,磁気情報読取手段や非接触型のカードリーダライタなどを採用することもできる。この場合,定期券購入者は,通学証明書を,通学証明書情報取得部113に触れたりかざしたりすることで,通学証明書情報を読み取らせることができる。
また,通学証明書情報取得部113は,定期券発行装置110に一体に組み込まずに,定期券発行装置110の周辺に配置してもよい。このような場合には,通学証明書情報取得部113を,定期券発行装置110周辺を監視するための監視カメラと兼用するようにしてもよい。通学証明書情報取得部113が撮影した通学証明書情報は,後述の係員装置120に送信される。通学証明書情報の通信には,専用線や電話回線,あるいはインターネットなどの情報ネットワークを利用することが可能である。
(代金処理部114)
代金処理部114は,定期券購入の代金処理を行うための機能部である。代金処理部114は,例えば,硬貨の入出金を扱う硬貨部,紙幣の入出金を扱う紙幣部,クレジットカード,ICカード,または現金カードなどの各種カードを扱うカード処理部などからなる構成とすることができる。また,代金処理部114として,代金処理後に,領収書やカード利用明細書などの各種伝票を発行する機能を備えるようにしてもよい。
(定期券発行部115)
定期券発行部115は,入力部112に入力された情報および係員装置120に入力された情報に基づき,新規通学定期券に所定の情報を記録して発行する機能部である。ここで定期券発行部115が定期券に記録する所定の情報には,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報が含まれる。以下に説明する継続可能期限日の演算は,定期券発行装置110の制御部112が行ってもよく,あるいは後述の係員装置120の制御部122が行ってもよい。
継続可能期限日について説明する。
新規通学定期券の定期券購入者が中学1年生の場合,中学3年の年度末日を継続可能期限日として登録する。そして,次回の継続通学定期券発行の際,この継続可能期限日を参照し,中学3年の3月末日までの,継続通学定期券の発行を認める。また,次回発行する継続通学定期券には,継続可能期限日(中学3年の年度末日)をそのまま登録する。同様に,新規通学定期券の定期券購入者が大学1年生の場合,大学4年の年度末日を継続可能期限日として登録する。そして,次回の継続通学定期券発行の際,この継続可能期限日を参照し,大学4年の3月末日までの,継続通学定期券の発行を認める。また,次回発行する継続通学定期券には,継続可能期限日(大学4年の年度末日)をそのまま登録する。
継続可能期限日の登録のため,新規通学定期券の購入時に,定期券購入者から,中学,大学等の学校種別と学年,発行日を登録する。また,次回発行する継続通学定期券には,学校種別,学年,当初の発行日(新規通学定期券の発行日)をそのまま登録する。あるいは,継続通学定期券の発行日と,継続通学定期券の発行日に合わせて更新した学校種別,学年を登録するようにしてもよい。
以上説明した継続可能期限日を判断するための情報は,新規通学定期券に記録される。情報の記録は,定期券の表面あるいは裏面に印字するようにしてもよく,あるいは,例えば磁気テープ(磁気ストライプ)やICチップなどを利用して情報を埋め込むことも可能である。そして,継続通学定期券の発行の際には,この継続可能期限日を判別するための情報が参照されて,継続通学定期券の発行可否が判断される。
以上,定期券購入者が操作する定期券発行装置110について説明した。上記構成は,定期券発行装置110の構成の一例を説明したに過ぎない。この他にも例えば,駅係員と通話するためのインターホン装置などを,定期券発行装置110と一体に,あるいは,定期券発行装置110の周辺に備えるようにしてもよい。
また,通学定期券発行の際に確認した通学証明書は、利用者がそのまま持ち帰ることができるが,悪意をもって他人に通学証明書を貸し出す等の不正行為の防止を目的に,通学証明書に使用済情報を記録(書面への使用済印の押印,磁気テープやICチップへの発行期間の記録等)するための手段,書面の通学証明書を回収するための手段,あるいは書面の通学証明書を破断するための手段を,定期券発行装置110と一体に,あるいは,定期券発行装置110の周辺に備えるようにしてもよい。
更に,通学証明書情報取得部113によって,通学証明書(在学証明書)から,通学定期券購入者の購入資格を確認する例を説明したが,学生情報(個人を特定するID,氏名,性別,年齢,本人の住所・電話番号,暗証番号,学校の種別,学年,学校名,学校の住所・電話番号等)を記憶した証明情報サーバ(図示せず)を設けると共に,定期券発行装置110に,通学証明書情報取得部113に替えて,証明情報サーバと通信し購入資格を確認するための資格確認部を設けることで,購入者の購入資格を確認しても構わない。より詳細に説明すると,大学等に登録装置を設置して,インターネット等を経由して証明情報サーバに登録装置から学生情報を事前に登録しておき,通学定期券購入者に入力部112から学生情報の全部又は一部を入力させ,資格確認部から,入力された学生情報の一部又は全部を情報証明サーバに送信する。情報証明サーバからは,該当者の有無や学生情報の一部を受信することで,通学定期券購入者の購入資格を確認する。
尚,通学定期券購入者の購入資格を確認した上で,通学定期券を発行する例を説明したが,定期券購入者の申告を信用して確認を省略し,定期券購入者に学校の種別や学年を入力させ,入力に従い,通学定期券を発行することも可能である。
次いで,駅係員が操作する係員装置120について説明する。
(係員装置120)
係員装置120は,図1に示したように,装置全体の制御を行う制御部121と,駅係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部122を備えて構成されている。
制御部121は,入力部122の入力を定期券発行装置110に送信する送信機能と,定期券発行装置110から送信される情報を受信する受信機能を有している。定期券発行装置110から送信される情報には,上述の通学証明書情報が含まれる。また,制御部121は,入力部122に入力された学校の種別および学年に基づき,継続可能期限を算出する。継続可能期限は,その課程(学校種別)の終了年月の末日とする。なお,係員装置120では学校の種別および学年の選択のみを行い,継続可能期限の演算は,定期券発行装置110の制御部111が行うようにしてもよい。
入力部122は,駅係員が各種操作を行い,新規通学定期券を発行するための情報が入力される機能部である。本実施の形態では,入力部122の一構成例として,各種情報を表示可能な表示部(ディスプレイ)を備える構成とし,さらに,駅係員が指などでディスプレイ表面に触れることで各種操作を行うことの可能なタッチパネル方式を採用する場合について説明する。通学定期券を発行する際,この入力部122のディスプレイには,上述の通学証明書情報が表示される。駅係員は,表示された通学証明書情報をもとに,定期券購入者に対する定期券発行の可否を判断するとともに,学校種別や学年などの情報を入力する。
以上,駅係員が操作する係員装置120について説明した。上記構成は,係員装置120の構成の一例を説明したに過ぎない。例えば,通学証明書情報が表示される表示部と,駅係員が学校種別や学年などの情報を入力する入力部とを別個に備える構成としてもよい。また,上記構成に加え,例えば,定期券購入者と通話するためのインターホン装置や,定期券発行装置110からの新規通学定期券の購入選択があった旨を駅係員に報知するための報知装置などを,係員装置120と一体に,あるいは,定期券発行装置110の周辺に備えるようにしてもよい。
以上,本実施の形態にかかる定期券発行システム100の構成について説明した。
次いで,本実施の形態の動作について,図2〜図17を参照しながら説明する。
図2は,本実施の形態の動作を示すフローチャートである。
まず,本実施の形態の動作を,図2を参照しながら概略的に説明すると,まず,定期券購入者が定期券の種別を選択し(ステップS101〜S103),継続通学定期券を選択すると,駅係員により在学証明書の確認および学年入力が行われる(ステップS104〜S105)。次いで,定期券購入者が定期券発行のための各種情報を入力し(ステップS106〜S114),駅係員が定期券の内容を確認すると(ステップS115),定期券が発行される(ステップS116)。
以下,各ステップごとに,図3〜図17を参照しながら順に説明する。図3〜図17は,定期券発行装置110の入力部112に表示される情報(図3〜図6,図8〜図17)と係員装置120の入力部122に表示される情報(図7)を示す説明図である。
まず,定期券購入者が定期券の種別を選択するステップ(ステップS101〜S103)について説明する。
(a)メニュー選択(ステップS101)
図3に示したように,入力部112にメニュー選択画面が表示される。定期券発行装置110が定期券の他に通常の切符も発行する装置である場合には,図3に示したように,「指定席券」,「自由席券」,「定期券」のように,乗車券の種類が表示される。定期券購入者は,入力部112に表示された「指定席券」,「自由席券」,「定期券」の領域を指などで直接触れることにより,乗車券の種類を選択することができる。(以下の画面でも同様である)。また,購入動作を取り消すときには,画面右下の「取消」に触れることで,取消動作を行う。以下では,定期券購入者が「定期券」を選択した場合について説明する。
(b)新規/継続購入選択(ステップS102)
定期券購入者がメニュー選択画面において「定期券」を選択すると,図4に示したように,入力部112に新規/継続購入選択画面が表示される。定期券発行装置110が新規定期券および継続定期券を発行する装置である場合には,「新規購入」,「継続購入」のように,定期券の購入種別(購入区分)が表示される。また,この画面以降では,画面右下に「戻る」が表示される。この「戻る」に触れることで,直前の画面に戻ることができる。以下では,定期券購入者が「新規購入」を選択した場合について説明する。
(c)通勤/通学定期券選択(ステップS103)
図5に示したように,入力部112に通勤/通学定期券選択画面が表示され,取扱可能な定期券の種類が表示される。定期券発行装置110が通勤定期券および通学定期券を発行する場合には,「通勤定期券」,「通学定期券」のように,定期券の種類が表示される。以下では,定期券購入者が「通学定期券」を選択した場合について説明する。このとき,「通学定期券」の選択により,遠隔地の駅係員に選択された旨を知らせる。この動作は,例えば,定期券発行装置110あるいは駅係員の近くに設置された装置が音(ブザー等)や光(ランプ等)などを発したり,駅係員の近くに設置された係員装置120の入力部122に表示することにより行われる。
以上,定期券購入者が定期券の種別を選択するステップ(ステップS101〜S103)について説明した。次いで,駅係員により在学証明書の確認および学年選択が行われる(ステップS104〜S105)。
(d)在学証明書確認画面(ステップS104)
定期券購入者が通勤/通学定期券選択画面において「通学定期券」を選択し,駅係員がその旨を察知すると,駅係員は,インターホン等を用いたり,入力部112に表示するなどして,定期券購入者に対し,在学証明書の提示を求める。定期券購入者が在学証明書を通学証明書情報取得部113に読み取らせると,駅係員は,入力部122のディスプレイで在学証明書を確認する。このとき,図6に示したように,「係員が在学証明書を確認します。その場で少しお待ちください。」のように,在学証明書を確認している旨を定期券購入者に表示する。
(e)学年選択(ステップS105)
このとき係員装置120の入力部122には,図7に示したように,学年選択画面が表示される。この例では,学校の種別として「大学」,「高校」,「中学」が表示され,学年として「1年」,「2年」,「3年」,「4年」が表示されている。駅係員は,在学証明書を確認後,学校の種別および学年を選択する。そして,制御部121は,選択された学校の種別および学年に基づき,継続可能期限を算出する。継続可能期限は,その課程(学校種別)の終了年月の末日とする。なお,係員装置120では学校の種別および学年の選択のみを行い,継続可能期限の演算は,定期券発行装置110の制御部111が行うようにしてもよい。
尚,磁気テープやICチップを用いた在学証明書用いる場合は,通学証明書情報取得部113が読み取った,学校の種別や学年等の情報を用いることで,上記説明した,係員による入力を省略しても構わない。
次いで,定期券購入者が定期券発行のための各種情報を入力するステップ(ステップS106〜S114)について説明する。本実施の形態では,定期券発行のための各種情報を定期券購入者が入力するものとして説明するが,在学証明書に記載された情報をもとにして駅係員が入力するようにしてもよい。
(f)有効期間・利用開始日選択(ステップS106)
継続可能期限の演算が終了すると,図8に示したように,入力部112に有効期間・利用開始日選択画面が表示される。利用開始日は,新規定期券の場合,一般には,当日または翌日であり,継続定期券の場合,一般には,2週間先までの間である。継続定期券の場合,「本日」,「明日」のキーのみを画面表示するようにしてもよい。また,継続可能期間は,定期券の利用開始日と継続可能期限とにより算出される。例えば,継続可能期限までの期間が6ヶ月未満の場合,「6ヶ月」のキーを画面表示しないようにしないようにしてもよい。ここで有効期間は,定期券を利用する期間であり,あらかじめ,月単位(あるいは週単位,年単位など)で発券可能な期間を定めておくものとする。
次いで,定期券発行のための情報のうち,定期券の有効区間に関する情報を入力するステップ(ステップS107〜S111)について説明する。
(g)乗車駅名入力(ステップS107)
有効期間および利用開始日の選択が終了すると,図9に示したように,入力部112に乗車駅名入力画面が表示される。本実施の形態では,乗車駅名の入力および選択の一例として,以下の方式を採用する。まず,図9に示した乗車駅名入力画面にカナが50音表示されるので,定期券購入者は乗車駅名をカナ入力する。入力を誤った場合には,画面右上の「訂正」キーを押下する。入力したカナで始まる乗車駅が所定数に絞り込まれた時点,例えば1画面中に表示可能な数以内に絞り込まれた時点,あるいは,「確定」キーが押下された時点で,次の段階に進む。
(h)乗車駅名選択(ステップS108)
乗車駅名が所定数に絞り込まれた時点,あるいは,「確定」キーが押下された時点で,図10に示したように,入力部112に乗車駅名選択画面が表示される。この例では,乗車駅名入力画面で,「トウ」と入力された時点で「確定」キーが押下された場合を示している。この例では,「トウ」で始まる乗車駅名数が1画面に表示可能な数(この例では20)を越えているため,画面切り替えキーである「前へ」,「後へ」キーが表示されている。定期券購入者は,この画面切り替えキーである「前へ」,「後へ」キーを押下することにより,残りの乗車駅名候補を確認することができる。
(i)降車駅名入力(ステップS109)
乗車駅が確定すると,図11に示したように,入力部112に降車駅名入力画面が表示される。降車駅名の入力および選択の一例としては,上述した乗車駅名の入力および選択と同様の方式を採用することができる。従って,入力したカナで始まる降車駅が所定数に絞り込まれた時点,例えば1画面中に表示可能な数以内に絞り込まれた時点,あるいは,「確定」キーが押下された時点で,次の段階に進む。
(j)降車駅名選択(ステップS110)
降車駅名が所定数に絞り込まれた時点,あるいは,「確定」キーが押下された時点で,図12に示したように,入力部112に降車駅名選択画面が表示される。この例では,降車駅名入力画面で,「トウ」と入力された時点で「確定」キーが押下された場合を示している。この例でも,「トウ」で始まる降車駅名数が1画面に表示可能な数(この例では20)を越えているため,画面切り替えキーである「前へ」,「後へ」キーが表示されている。定期券購入者は,この画面切り替えキーである「前へ」,「後へ」キーを押下することにより,残りの降車駅名候補を確認することができる。
(k)経路選択(ステップS111)
乗車駅名および降車駅名が確定すると,図13に示したように,入力部112に経路選択画面が表示される。ここで表示される経路としては,選択された乗車駅名と降車駅名に基づき,距離の短い順,移動時間の短い順,乗り換え回数の少ない順,料金の低い順など,一般に利用される可能性が高い経路を表示する。経路の候補が1画面中に表示可能な数を越えている場合には,画面切り替えキーである「前へ」,「後へ」キーが表示される。定期券購入者は,この画面切り替えキーである「前へ」,「後へ」キーを押下することにより,残りの経路候補を確認することができる。
次いで,定期券発行のための情報のうち,定期券購入者に関する情報を入力するステップ(ステップS112〜S114)について説明する。ここでは,定期券購入者に関する情報の一例として,氏名,性別,年齢,および電話番号を入力する場合について説明する。
(k)氏名入力(ステップS112)
まず,図14に示したように,入力部112に氏名入力画面が表示される。この氏名入力画面では,カナが50音表示されるので,定期券購入者は氏名をカナ入力する。入力を誤った場合には,画面右上の「訂正」キーを押下する。入力を終了した後,画面右上の「確定」キーを押下する。
(l)性別年齢入力(ステップS113)
次いで,図15に示したように,入力部112に性別年齢入力画面が表示される。この性別年齢入力画面では,性別を選択するための「男性」,「女性」キー,および,年齢を選択するための数字キーなどが表示される。
(m)電話番号入力(ステップS114)
次いで,図16に示したように,入力部112に電話番号入力画面が表示される。この電話番号入力画面では,電話番号を入力するための数字キーなどが表示される。
以上,定期券発行のための各種情報を入力するステップ(ステップS105〜S114)について説明した。次いで,定期券の内容確認および定期券の発行が行われる(ステップ115〜116)。
(n)内容確認(ステップS115)
まず,図17に示したように,入力部112に内容確認画面が表示される。この内容確認画面では,上述の定期券発行のための各種情報を入力するステップ(ステップS105〜S114)で入力された定期券種,区間,経由,氏名,性別,年齢,電話番号に加え,定期券の購入金額が表示される。定期券購入者は,内容を確認した後,画面左下の「確認」キーを押下する。
(o)代金処理・発券処理(ステップS116)
内容確認が終了すると,代金処理および発券処理を行う。
代金処理部114では,現金の投入または決済用カード投入指示画面(不図示)を表示し,顧客に操作を促し,投入された現金の確認または投入カードによる決済処理を行う。また,代金処理完了後の発券処理では,定期券表面に,以下の印刷情報を印刷するとともに,定期券の磁気ストライプまたはIC等の情報記録部103に以下の情報を記録し,発券口から排出する。
情報記録部103に記録される情報には,定期券に印刷される印刷情報,次回以降の定期券発行などに用いられる記録情報,継続可能期間を判断するための継続可能期限情報などが含まれる。ここで印刷情報には,乗車駅,降車駅,経由駅,有効期間(利用開始日,利用期間満了日,利用月数),学割適用である旨,購入者の氏名,性別,年齢,発行日などが含まれ,これら情報が定期券に印刷される。さらに,学校種別,学年などの情報を定期券に印刷するようにしてもよい。また,記録情報には,乗車駅情報,降車駅,経由駅,有効期間(利用開始日,利用期間満了日,利用月数),通勤/通学の種別,新規/継続発行の種別,発行日,発行場所,購入者の氏名,性別,年齢,電話番号などが含まれる。また,継続可能期限情報としては,継続可能期限日,または,購入者の学校種別,学年などが含まれる。
(第1の実施の形態の効果)
以上説明したように,本実施の形態によれば,新規通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
(2)第2の実施の形態(係員操作型の定期券発行装置を用いた新規定期券の発行)
第2の実施の形態として,係員操作型の定期券発行装置(以下,単に「定期券発行装置」という。)を用いた新規通学定期券(以下,単に「定期券」ともいう。)の発行について説明する。
図18は,本実施の形態にかかる定期券発行装置210の概略構成を示すブロック図である。定期券発行装置210は,図18に示したように,装置全体の制御を行う制御部211と,駅係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部212と,入力部212に入力された情報に基づき,新規通学定期券に所定の情報を記録して発行する定期券発行部215を備えて構成されている。
制御部211,入力部212,および定期券発行部215の構成については,上記第1の実施の形態の制御部111,入力部112,および定期券発行部115の構成と実質的に同様であるので重複説明を省略する。また,本実施の形態では,定期券購入者から提示された情報をもとに駅係員が各種情報の入力を行うため,第1の実施の形態と比較して,通学証明書情報取得部113に相当する構成要素を必須の構成としない。また,代金処理についても定期券購入者と駅係員との間で直接行えるため,第1の実施の形態と比較して,代金処理部114に相当する構成要素を必須の構成としない。
以上,本実施の形態にかかる定期券発行装置210の構成について説明した。
本実施の形態の動作は,各種情報の入力・選択動作を駅係員が行う点が第1の実施の形態と異なるのみで(通学定期券購入者の購入資格を確認するための通学証明書の確認は,通学定期券の購入を購入者が申し出た際に,係員が,購入者に通学証明書の提示を求め,その内容を確認することで行う。また、第1の実施の形態と同様に、定期券発行装置210に学生情報の全部又は一部を入力し,図示せぬ情報証明サーバに学生情報を送信して該当者の有無を確認しても構わない。),その他の動作については,第1の実施の形態の動作とほぼ同様である。
(第2の実施の形態の効果)
以上説明したように,本実施の形態によれば,上記第1の実施の形態と同様に,新規通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
(2)第3の実施の形態(顧客操作型の定期券発行装置を用いた継続定期券の発行)
第3の実施の形態として,顧客操作型の定期券発行装置(以下,単に「定期券発行装置」という。)を用いた継続通学定期券(以下,単に「定期券」ともいう。)の発行について説明する。
図19は,本実施の形態にかかる定期券発行装置310の概略構成を示すブロック図である。定期券発行装置310は,図19に示したように,装置全体の制御を行う制御部311と,定期券購入者の操作により,継続通学定期券を発行するための情報が入力される入力部312と,定期券購入者が利用中の定期券を受け入れる定期券受入部313と,定期券受入部313で受け入れた情報に基づき,継続通学定期券に所定の情報を記録して発行する定期券発行部315を備えて構成されている。
制御部311および入力部312の構成については,上記第1の実施の形態の制御部111および入力部112の構成と実質的に同様であるので重複説明を省略し,定期券受入部313および定期券発行部315について説明する。
(定期券受入部313)
定期券受入部313は,定期券購入者が利用中の定期券を受け入れ,定期券に記録された情報を読み取る機能部である。定期券受入部313が受け入れる定期券には,継続可能期限日を判別するための情報が記録されており,定期券受入部313は,この継続可能期限日を判別するための情報を読み取る。なお,本実施の形態では,定期券受入部313の一構成例として,定期券が挿入されて定期券発行装置110の装置内部で情報を読み取る構成を採用する場合について説明するが,本発明はこれに限定されない。例えば,定期券受入部313として,定期券に記録された情報を光学的あるいは磁気的に読み取る手段を採用することもできる。この場合,定期券購入者は,定期券を(挿入することなく)触れたりかざしたりすることで,定期券に記録された情報を定期券受入部313に読み取らせることができる。
定期券受入部313は,受け入れた定期券が通学定期券であるか否かを判断する手段と,継続通学定期券の発行の可否を判断する発券可否判断手段を備えている。発券可否判断手段は,受け入れた定期券に記録された継続可能期限日を判別するための情報に基づき,継続通学定期券の発行の可否を判断する。そして,発券可否判断手段は,継続通学定期券の発行の可否を,受け入れた定期券の利用期限日に,あらかじめ定めた有効期間の最短期間を加えた日が,前記継続可能期限日を越えるか否かで判断することができる。
(定期券発行部315)
定期券発行部315は,定期券受入部313で受け入れた情報に基づき,継続通学定期券に所定の情報を記録して発行する機能部である。なお,定期券受入部313で受け入れた情報に,定期券発行に不足する情報あるいは更新が必要な情報がある場合には,入力部112に入力された情報も含めて,定期券に記録する。ここで定期券発行部115が定期券に記録する所定の情報には,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報が含まれる。またこの他にも,この定期券が継続定期券である旨の情報や,当初発行日(新規通学定期券として発行した年月日)に関する情報などを定期券に記録してもよい。
以上,本実施の形態にかかる定期券発行装置310の構成について説明した。
本実施の形態の動作について,図20〜図22を参照しながら説明する。図20は,本実施の形態の動作を示すフローチャートである。図21〜図22は,入力部312に表示される情報を示す説明図である。なお,本実施の形態において,入力部312に表示される表示画面のうち,上記第1の実施の形態の入力部112に表示される表示画面と実質的に同様のものについては,第1の実施の形態で説明した図面を援用しながら説明する。
(a)メニュー選択(ステップS201)および(b)新規/継続購入選択(ステップS202)については,上記第1の実施の形態と実質的に同様である。以下では,定期券購入者が「継続購入」を選択した場合について説明する。
(c)定期券挿入指示(ステップS203)
定期券購入者が「継続購入」を選択すると,図20に示したように,入力部112に定期券挿入指示画面が表示され,継続購入するための定期券を挿入するよう定期券購入者に促す。定期券の挿入に応じて,記録情報を読み出し,一時記憶する。通勤/通学種別が通学の場合,継続可能期限を参照または演算して継続可能期限日を求め,その日が,挿入された定期券の利用期限日から1ヶ月(販売可能な最短期間)未満である場合は,定期券発行ができない旨を表示し,定期券を返却する。
(d)有効期間選択(ステップS204)
継続可能期限日を求め,挿入された定期券の利用期限日から1ヶ月以上ある場合は,図21に示したように,入力部112に有効期間選択画面が表示される。なお,継続可能期限日までの期間が,6ヶ月未満あるいは3ヶ月未満の場合は,その選択キーは表示しないようにしてもよい。また,定期券発行の可否判断は,有効期限を選択させた後に,キー入力に応じて判断しても構わない。ここで有効期間は,定期券を継続して利用する期間であり,あらかじめ,月単位(あるいは週単位,年単位など)で発券可能な期間を定めておくものとする。
「確認」キーの押下に応じて,定期券発行のための内容確認(ステップS205)と,代金受領のための代金処理・定期券発行のための発券処理(ステップS206)を行う。これらについては,上記第1の実施の形態と実質的に同様である。
(第3の実施の形態の効果)
以上説明したように,本実施の形態によれば,継続通学定期券に,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を記録することで,次回に継続通学定期券を発行する際にこの情報を参照し,継続可能な期限まで継続発売を許可することができる。このため,通学定期券が年跨りであっても継続発売が可能である。また,継続販売が可能であるかを容易に確認できるため,年度末から年度初に集中する窓口での定期券購入の混雑を緩和することができる。このようにして,駅利用者の利便性を高めることが可能である。
なお,本実施の形態では,定期券発行装置310の操作を定期券購入者が行う場合について説明したが,本発明はこれに限定されず,駅係員が定期券購入者から利用中の定期券を受け取り,この定期券を参照しながら,定期券発行装置310の操作を駅係員が行うようにしてもよい。
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかる定期券発行システムおよび定期券発行装置の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施の形態では,列車の通学定期券の発行について説明したが,本発明はこれに限定されない。例えば,列車以外に,バスやモノレールなどの通学定期券であってもよい。さらにまた,通学定期券に限らず,高齢者や障害者などを対象とした定期券であってもよい。さらにまた,定期券に限らず,動物園や博物館などの施設への入場券にも本発明は適用可能である。このように本発明は,特定の利用者であることを確認して割引などを行うあらゆるサービスに適用可能である。
また,上記実施の形態では,通学定期券を発行するための情報及び学生情報として,定期券購入者の入力した情報を係員装置に送信し,係員が購入資格を確認する場合について説明したが,本発明はこれに限定されない。例えば,学生情報を記憶し定期券発行装置との間で通信を行う証明情報サーバを含むシステムとし,証明情報サーバが,定期券の購入資格を確認する資格確認部を備える構成とすることが可能である。この場合,定期券購入者の入力した情報を証明情報サーバに送信し,資格確認部において購入資格を確認することで,通学定期券の購入が可能となる。
本発明は,特定の利用者であることを確認して割引チケットなどを発行するチケット発行システムおよびチケット発行装置に利用可能であり,例えば,定期券購入者が学生割引対象者であることを確認して通学定期券を発行する定期券発行システムおよび定期券発行装置に利用可能である。
第1の実施形態にかかる定期券発行システムの概略を示すブロック図である。 第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。 メニュー選択画面を示す説明図である。 新規/継続購入選択画面を示す説明図である。 通勤/通学定期券選択画面を示す説明図である。 在学証明書確認画面を示す説明図である。 学年入力画面(係員装置)を示す説明図である。 有効期間・利用開始日選択画面を示す説明図である。 乗車駅名入力画面を示す説明図である。 乗車駅名選択画面を示す説明図である。 降車駅名入力画面を示す説明図である。 降車駅名選択画面を示す説明図である。 経路選択画面を示す説明図である。 氏名入力画面を示す説明図である。 性別年齢入力画面を示す説明図である。 電話番号入力画面を示す説明図である。 内容確認画面を示す説明図である。 第2の実施形態にかかる定期券発行装置の概略を示すブロック図である。 第3の実施形態にかかる定期券発行装置の概略を示すブロック図である。 第3の実施の形態の動作を示す流れ図である。 定期券挿入指示画面を示す説明図である。 有効期間選択画面を示す説明図である。
符号の説明
100 定期券発行システム
110 定期券発行装置
111 制御部
112 入力部(タッチパネル付き表示装置)
113 通学証明書情報取得部
114 代金処理部
115 定期券発行部
120 係員装置
121 制御部
122 入力部(タッチパネル付き表示装置)
210 定期券発行装置
211 制御部
212 入力部(タッチパネル付き表示装置)
215 定期券発行部
310 定期券発行装置
311 制御部
312 入力部(タッチパネル付き表示装置)
313 定期券受入部
315 定期券発行部

Claims (17)

  1. 少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置あって,
    新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部と,
    前記入力部に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,
    を備えたことを特徴とする,定期券発行装置。
  2. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記新規通学定期券の発行日に関する情報と,前記定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むことを特徴とする,請求項1に記載の定期券発行装置。
  3. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むことを特徴とする,請求項1または2に記載の定期券発行装置。
  4. 少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置と,係員が前記定期券発行装置との間で通信を行う係員装置とを含む定期券発行システムであって,
    前記定期券発行装置は,
    定期券購入者の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部と,
    前記定期券購入者の通学証明書から通学証明書情報を取得し,前記通学証明書情報を前記係員装置に送信する通学証明書情報取得部と,
    前記入力部に入力された情報および前記係員装置に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,
    を備え,
    前記係員装置は,
    前記撮影部から送信された通学証明書情報を参照した前記係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部を備えたことを特徴とする,定期券発行システム。
  5. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記新規通学定期券の発行日に関する情報と,前記定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むことを特徴とする,請求項4に記載の定期券発行システム。
  6. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むことを特徴とする,請求項4または5に記載の定期券発行システム。
  7. 少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置と,学生情報を記憶し前記定期券発行装置との間で通信を行う証明情報サーバとを含む定期券発行システムであって,
    前記定期券発行装置は,
    定期券購入者の操作により,新規通学定期券を発行するための情報及び学生情報の一部が入力される入力部と,
    前記定期券購入者の入力した学生情報を前記証明情報サーバに送信し,購入資格を確認する資格確認部と,
    前記入力部に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,
    を備えたことを特徴とする,定期券発行システム。
  8. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記新規通学定期券の発行日に関する情報と,前記定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むことを特徴とする,請求項7に記載の定期券発行システム。
  9. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むことを特徴とする,請求項7または8に記載の定期券発行システム。
  10. 少なくとも新規通学定期券を発行する定期券発行装置であって,
    定期券購入者から通学証明書を示された係員の操作により,新規通学定期券を発行するための情報が入力される入力部と,
    前記入力部に入力された情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を新規通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,
    を備えたことを特徴とする,定期券発行装置。
  11. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記新規通学定期券の発行日に関する情報と,前記定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むことを特徴とする,請求項10に記載の定期券発行装置。
  12. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むことを特徴とする,請求項10または11に記載の定期券発行装置。
  13. 少なくとも継続通学定期券を発行する定期券発行装置であって,
    継続通学定期券を発行するための情報が入力される入力部と,
    定期券購入者が利用中の定期券を受け入れる定期券受入部と,
    前記定期券受入部が受け入れた定期券に記録されている情報に基づき,次回に継続通学定期券を購入する際に継続可能期限日を判別するための情報を継続通学定期券に記録して発行する定期券発行部と,
    を備え,
    前記定期券受入部が受け入れる定期券には,前記継続可能期限日を判別するための情報が記録されていることを特徴とする,定期券発行装置。
  14. 前記定期券受入部は,
    前記受け入れた定期券が通学定期券であるか否かを判断する手段と,
    前記受け入れた定期券に記録された継続可能期限日を判別するための情報に基づき,前記継続通学定期券の発行の可否を判断する手段と,
    を備えたことを特徴とする,請求項13に記載の定期券発行装置。
  15. 前記発券可否判断手段は,前記継続通学定期券の発行の可否を,受け入れた定期券の利用期限日に,あらかじめ定めた有効期間の最短期間を加えた日が,前記継続可能期限日を越えるか否かで判断することを特徴とする,請求項14に記載の定期券発行装置。
  16. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記継続通学定期券の発行日に関する情報と,前記定期券購入者の学校種別および学年に関する情報とを含むことを特徴とする,請求項13〜15のいずれかに記載の定期券発行装置。
  17. 前記継続可能期限日を判別するための情報は,前記定期券購入者が卒業する年月日に関する情報を含むことを特徴とする,請求項13〜16のいずれかに記載の定期券発行装置。
JP2004007119A 2004-01-14 2004-01-14 定期券発行システムおよび定期券発行装置 Pending JP2005202604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004007119A JP2005202604A (ja) 2004-01-14 2004-01-14 定期券発行システムおよび定期券発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004007119A JP2005202604A (ja) 2004-01-14 2004-01-14 定期券発行システムおよび定期券発行装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009219032A Division JP2009295192A (ja) 2009-09-24 2009-09-24 割引券発行装置及び割引券発行システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005202604A true JP2005202604A (ja) 2005-07-28

Family

ID=34820870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004007119A Pending JP2005202604A (ja) 2004-01-14 2004-01-14 定期券発行システムおよび定期券発行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005202604A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251958A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 自動券売機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57190762U (ja) * 1981-05-29 1982-12-03
JPH04313181A (ja) * 1991-03-25 1992-11-05 Mitsubishi Electric Corp 自動改札装置および自動券売装置
JPH06325235A (ja) * 1993-05-10 1994-11-25 Shibaura Eng Works Co Ltd カード継続機
JPH0877394A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Omron Corp 媒体発行装置
JPH11156036A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Nisetto Kk 自動販売機
JP2000076409A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Anritsu Corp 磁気カード,磁気カードの真贋判定装置及び磁気カードの真贋判定方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57190762U (ja) * 1981-05-29 1982-12-03
JPH04313181A (ja) * 1991-03-25 1992-11-05 Mitsubishi Electric Corp 自動改札装置および自動券売装置
JPH06325235A (ja) * 1993-05-10 1994-11-25 Shibaura Eng Works Co Ltd カード継続機
JPH0877394A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Omron Corp 媒体発行装置
JPH11156036A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Nisetto Kk 自動販売機
JP2000076409A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Anritsu Corp 磁気カード,磁気カードの真贋判定装置及び磁気カードの真贋判定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251958A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 自動券売機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6999936B2 (en) Electronic ticketing system and methods utilizing multi-service visitor cards
US20110313901A1 (en) Refund system and method
KR100292837B1 (ko) 온라인 티켓 판매 시스템 및 그 방법
JP2007241330A (ja) 窓口端末システム
SG177818A1 (en) Transaction system and method
JP2007323217A (ja) 発券処理装置および発券処理方法
JP5007514B2 (ja) 自動発券機,自動発券システム,およびコンピュータプログラム
JP6393464B2 (ja) 伝票生成システム、電子記帳機及び伝票生成方法
JP2015005070A (ja) 顧客誘導システム及び顧客誘導方法
JP2013235399A (ja) ポイント処理システム、ポイント処理方法およびポイント処理プログラム
JP2009295192A (ja) 割引券発行装置及び割引券発行システム
JP2005202604A (ja) 定期券発行システムおよび定期券発行装置
JP2005242599A (ja) 自動券売機
JP5280729B2 (ja) 自動取引装置及びそれを用いた自動取引システム
JP6652411B2 (ja) 駅務システム、および発券システム
JP2015005156A (ja) 顧客誘導システム及び顧客誘導方法
JP6522950B2 (ja) 電子記帳システム及び伝票情報管理方法
JP6095499B2 (ja) 顧客誘導システム及び顧客誘導方法
JP2013050855A (ja) 管理サーバ、および駅務システム
JP2006277679A (ja) Ic定期券発券装置およびic定期券発券システム
JP5193577B2 (ja) 乗車券発行システム
JP6753751B2 (ja) 紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法
KR100466549B1 (ko) 티켓 관리 시스템 및 방법
JP5217774B2 (ja) 定期券払戻装置
JP2023036364A (ja) 商品販売データ処理装置、プログラム、および商品販売データ処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406