JP2005201798A - 到来方位測定システム及び到来方位測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い角度分解能で到来信号の到来方位を測定できる到来方向測定システム及び方法を提供する。
【解決手段】センサアレイ10の方向ベクトルを保持する方向ベクトル保持手段12と、センサアレイで外部からの到来信号を受信して得られた受信信号と方向ベクトル保持手段で保持されている方向ベクトルとに基づき到来信号の到来方位を算出する第1方位測定演算部13と、算出された到来信号の到来方位の前後の所定範囲内の方向ベクトルを所定の補間多項式で補間することにより、方向ベクトル保持手段で保持されている方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルを作成する補間多項式作成部14と、受信信号と補間多項式生成部で作成された補間方向ベクトルとに基づき到来信号の到来方位を算出する第2方位測定演算部15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、到来信号の到来方位を測定する到来方位測定システム及び到来方位測定方法に関し、特に到来方位の測定精度を向上させる技術に関する。
従来、例えば複数のアンテナを配列して成るセンサアレイの方向ベクトルを用いて到来信号の到来方位を測定する到来方位測定アルゴリズムが知られている。この到来方位測定アルゴリズムで使用される方向ベクトルは、通常、到来方位測定システムのキャリブレーションの段階で測定することにより得られる。このような到来方位測定アルゴリズムにおいては、方位測定における角度分解能はセンサアレイの方向ベクトルの角度分解能に依存する。このため、方位測定において高い角度分解能を得るためには、狭い角度間隔の方向ベクトルを用いて方位測定の演算を行う必要がある。
なお、関連する技術としては、直線状に受波器センサを配置した直線アレイにより、複数ビームを形成し、到来信号の到来方位を測定する場合に、方位の曖昧さが残らない信号到来方位算出方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−344548号公報
上述した従来の到来方位測定アルゴリズムでは、高い角度分解能を得るために狭い角度間隔で方位測定の演算を行うためには、狭い角度間隔の方向ベクトルを保持していなければならない。保持すべき方向ベクトルの量は、角度間隔が狭くなるに連れて増大する。
しかしながら、保持できる方向ベクトルの量には制限があるため、到来信号の到来方位の角度分解能にも限界が生じる。従って、現状では、限られた角度分解能の範囲内で到来信号の到来方位を測定している。従って、更に狭い角度分解能で到来信号の到来方位を測定できる技術の開発が望まれている。
本発明は、上記要請に応えるためになされたものであり、高い角度分解能で到来信号の到来方位を測定できる到来方向測定システム及び到来方向測定方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る信号の到来方位測定システムは、複数のセンサが配列されたセンサアレイと、センサアレイの方向ベクトルを保持する方向ベクトル保持手段と、センサアレイで外部からの到来信号を受信することにより得られた受信信号と方向ベクトル保持手段からの方向ベクトルとに基づき到来信号の到来方位を算出する第1方位測定演算部と、方向ベクトル保持手段からの方向ベクトルであって、第1方位測定演算部で算出された到来信号の到来方位の前後の所定範囲内の方向ベクトルを所定の補間多項式で補間することにより、方向ベクトル保持手段に保持されている方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルを作成する補間多項式作成部と、センサアレイからの受信信号と補間多項式生成部で作成された補間方向ベクトルとに基づき到来信号の到来方位を算出する第2方位測定演算部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る信号の到来方位測定方は、複数のセンサが配列されたセンサアレイで外部からの到来信号を受信することにより得られた受信信号と保持されているセンサアレイの方向ベクトルとに基づき到来信号の到来方位を算出する第1到来方位演算ステップと、保持されているセンサアレイの方向ベクトルであって、第1到来方位演算ステップで算出された到来信号の到来方位の前後の所定範囲内の方向ベクトルを所定の補間多項式で補間することにより、保持されている方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルを作成する補間方向ベクトル作成ステップと、センサアレイからの受信信号と補間方向ベクトル作成ステップで作成された補間方向ベクトルとに基づき到来信号の到来方位を算出する第2到来方位演算ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る到来方位測定システムによれば、保持している方向ベクトルに基づいて到来信号の到来方位を算出し、算出された到来方位の前後の所定範囲の方向ベクトルに対して補間多項式を用いて補間方向ベクトルを求め、その補間方向ベクトルを用いた演算により方位測定を行なうようにしたので、保持している方向ベクトルの角度分解能に依存しないで、高い角度分解能で到来信号の到来方位を測定できる
また、本発明に係る信号の到来方位測定方法によれば、上記到来方位測定システムと同様の効果が得られる。
以下、本発明の実施例に係る信号の到来方位測定システム及び到来方位測定方法を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例に係る到来方位測定システムの構成を示すブロック図である。この到来方位測定システムは、センサアレイ10、信号受信部11、方向ベクトル記憶部12、第1方位測定演算部13、補間多項式作成部14及び第2方位測定演算部15から構成されている。
センサアレイ10は、例えばセンサとしての複数のアンテナが配列されて構成されている。センサアレイ10は、外部からの到来信号を受信することにより得られた信号を信号受信部11に送る。
信号受信部11は、センサアレイ10から送られてくる信号に増幅等の処理を施し、受信信号として第1方位測定演算部13及び第2方位測定演算部15に送る。
方向ベクトル記憶部12は、本発明の方向ベクトル保持手段に対応し、当該到来方位測定システムのキャリブレーションの段階で、センサアレイ10の方向ベクトルを1度の角度間隔(方位方向の角度間隔)で測定することにより得られた360個の方向ベクトルを記憶している。この方向ベクトル記憶部12に記憶されている方向ベクトルは第1方位測定演算部13に送られるとともに、その一部(詳細後述)は補間多項式作成部14に送られる。
第1方位測定演算部13は、センサアレイ10から信号受信部11を介して受け取った受信信号と、方向ベクトル記憶部12から受け取った方向ベクトルとに基づき1回目の方位測定演算を行い、到来信号の到来方位を算出する。この第1方位測定演算部13で算出された到来信号の到来方位を表す信号は、補間多項式作成部14に送られる。
補間多項式作成部14は、第1方位測定演算部13で算出された到来方位の前後の所定範囲の方位ベクトル、例えば到来方位の−1度〜+1度の範囲内の方向ベクトルを方向ベクトル記憶部12から読み出し、読み出した方向ベクトルに基づいて方位角θを変数とした2次の補間多項式を作成する。そして、作成された補間多項式を用いて方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルを算出し、第2方位測定演算部15に送る。
第2方位測定演算部15は、センサアレイ10から信号受信部11を介して受け取った受信信号と、補間多項式作成部14から受け取った補間方向ベクトルとに基づき2回目の方位測定演算を行い、到来信号の到来方位を高い角度分解能で算出する。この第2方位測定演算部15で算出された結果が、最終的な到来信号の到来方位として出力される。
次に、このように構成された本発明の実施例に係る信号の到来方位測定システムの動作を説明する。なお、この実施例では、到来方位測定アルゴリズムとして、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)法が使用されるものとして説明する。
まず、この実施例で到来方位測定アルゴリズムとして使用されるMUSIC法について説明する。MUSIC法は、相関行列の固有値と固有ベクトルを用いて到来信号の到来方向を推定する方法の1つである。
図1に示すように、素子(センサ)間隔dのM素子等間隔リニアアレイで構成されるセンサアレイ10に平面波がK波到来していて、各到来波の信号波形と方位角とがそれぞれF(t)、θ(k=1,2,・・・,K)と表されるとき、各素子における各到来波の位相応答を表す方向ベクトルa(θ)は、下記式(1)で与えられる。
Figure 2005201798
ここで、上添字Tは転置を表す。
よって、入力ベクトルX(t)は、下記式(2)〜式(4)で表される。
Figure 2005201798
上記式(2)において、N(t)は熱雑音ベクトルであり、その成分は平均が0で分散(電力)がσの独立な複素ガウス過程である。このとき、素子間の相関特性を表す相関行列は、下記式(5)及び式(6)で与えられる。
Figure 2005201798
ここで、上添字Hは複素共役転置を表す。到来波が互いに無相関であれば信号相関行列SのランクはKとなる。また、方向行列AもランクはKである。従って、この場合の相関行列RxxはランクKの非負定値エルミート行列となる。この行列の固有値λ(i=1,2,・・・,M)は実数となり、下記式(7)の関係を有する。
Figure 2005201798
従って、相関行列の固有値を求め、熱雑音電力σより大きい固有値の数から到来波数Kを推定することができる。
また、固有値λ(i=1,2,・・・,M)に対応する固有ベクトルをe(i=1,2,・・・,M)とすると、M次元のエルミート空間の正規直交基底ベクトルとして扱われる。この空間は、信号空間span{e,・・・e}と雑音空間span{eK+1,・・・e}の2つの部分空間に分けることができ、信号空間と雑音空間は互いに直交補空間の関係にある。span{e,・・・e}は、ベクトルe(i=1,2,・・・,M)で張られる空間とする。また、信号空間は方向ベクトルを用いてspan{a(θ),・・・a(θ)}と表すことができる。従って、熱雑音電力に等しい固有値に対応する固有ベクトルは全て到来波の方向ベクトルと直交することになる。そこで、下記式(8)及び式(9)のような評価関数を定義する。
Figure 2005201798
MUはMUSICスペクトラムと呼ばれ、方位角θに対するスペクトラムのK個のピークが到来方向θ(k=1,2,・・・,K)となる。なお、式(7)からも分かるように、熱雑音電力に等しい最小固有値が少なくとも1つ必要なため、センサアレイの素子数はM≧K+1が必要条件になる。
次に、本発明の実施例に係る到来方位測定システムの動作を、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、センサアレイ10により到来信号の受信が行われる(ステップS10)。即ち、外部からの到来信号を受信したセンサアレイ10からの信号が信号受信部11において増幅等されて、受信信号として第1方位測定演算部13及び第2方位測定演算部15に送られる。
次に、センサアレイ10で受信した信号の共分散行列(相関行列)が作成される(ステップS11)。即ち、第1方位測定演算部13は、ステップS10において信号受信部11から得られた受信信号に基づいて共分散行列を作成する。
次に、共分散行列の固有値解析が行われる(ステップS12)。即ち、第1方位測定演算部13は、ステップS11で作成された共分散行列の固有値解析を行い、雑音空間の固有ベクトルが算出される(ステップS13)。即ち、第1方位測定演算部13は、ステップS12における解析結果に基づいて、式(9)に示す雑音空間の固有ベクトルEを算出する。
次に、MUSICスペクトラムの計算が行われる(ステップS14)。具体的には、第1方位測定演算部13は、方向ベクトル記憶部12に記憶されている1度間隔の方向ベクトルa(θ)とステップS13で算出された雑音空間の固有ベクトルEとを入力し、上述した式(8)に従って演算を実行することによりMUSICスペクトラムPMUを計算する。これにより、例えば図3に示すような、0≦θ<360について1度間隔でのスペクトラム値が得られる。
次に、ピークサーチが行われる(ステップS15)。即ち、第1方位測定演算部13は、ステップS14で計算されたMUSICスペクトラムPMUのスペクトル値をサーチし、極大値(最大値)を有するスペクトル値に対応する方位角θを到来信号の到来方位角φと決定する。この段階では、到来方位の角度分解能は、方向ベクトルの角度分解能に等しい。従って、実際の到来方位(スペクトル値の極大値)は方位角θとθとの間に存在するが、この段階では、方位角θが到来信号の到来方位角φと決定されることになる。
次に、方向ベクトルの補間多項式が作成される(ステップS16)。具体的には、補間多項式作成部14は、到来方位角φ−1(=θ)度、到来方位角φ度及び到来方位角φ+1(=θ2)度の3点の方向ベクトルを用いて、2次の補間多項式を作成する。なお、方向ベクトルは複素数で記述されるので、補間多項式は実部、虚部それぞれで必要となる。
i番目のセンサアレイの方向ベクトルの2次の補間多項式は、下記式(10)のように表わすことができる。
Figure 2005201798
式(10)の右辺の第1項が実部の補間多項式、第2項が虚部の補間多項式となり、この補間多項式で処理対象とされる範囲は、到来方位角φ−1度〜到来方位角φ+1度となる。
上記式(10)を式(9)に代入すると、下記式(11)が得られる。
Figure 2005201798
次に、MUSICスペクトラムの計算が行われる(ステップS17)。具体的には、第2方位測定演算部15は、上述した式(11)に従ってMUSICスペクトラムPMUを計算する。式(11)は方位角θを変数とした関数であり、この式(11)を用いて到来方位角φ−1度〜到来方位角φ+1度の範囲内でMUSICスペクトラムPMUが計算される。この式(11)による計算は、式(10)に従って作成された、1度間隔の方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルa(θ)とステップS13で算出された雑音空間の固有ベクトルEに基づいてMUSICスペクトラムPMUを計算することと等価である。
次に、ピークサーチが行われる(ステップS18)。即ち、第2方位測定演算部15は、ステップS17で計算されたMUSICスペクトラムPMUのスペクトル値をサーチし、極大値(最大値)を有するスペクトル値に対応する方位角θを到来信号の到来方位角φ’と決定する。この段階では、1度間隔の方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方位ベクトルの角度間隔が到来方位の角度分解能となる。従って、実際の到来方位に近い角度が到来方位角φ’と決定される。この決定された到来方位角φ’が、測定された到来信号の到来方位として出力される(ステップS19)。
以上説明したように、本発明の実施例に係る信号の到来方位測定システム及び到来方位測定方法によれば、保持している1度間隔の方向ベクトルで到来信号の到来方位を粗くサーチした後に、補間多項式を用いて作成された、1度間隔より狭い間隔の補間方向ベクトルで到来信号の到来方位を細かくサーチするように構成したので、高い角度分解能で到来信号の到来方位を測定できる。また、補間方向ベクトルの間隔を適宜定めることにより、方位角の角度分解能に制限がなく、無限の分解能を持つ方位測定を実現することができる。
なお、上述した実施例に係る信号の到来方位測定システムでは、方向ベクトル記憶部12は、1度間隔の方向ベクトルを記憶するように構成したが、方向ベクトルの角度間隔は1度に限らず、任意である。方向ベクトル記憶部12で保持する方向ベクトルの角度間隔が狭いほど補間多項式の精度が向上するため、方位測定の精度は向上する。
また、第1方位測定演算部13及び第2方位測定演算部15は、MUSIC法という到来方位測定アルゴリズムを用いて信号の到来方位を算出ように構成したが、到来方位測定アルゴリズムはMUSIC法に限らず、方向ベクトルを用いて到来信号の到来方位を測定する他の到来方位測定アルゴリズムを用いることもできる。
更に、補間多項式作成部14では、第1方位測定演算部13で算出された到来方位の方向ベクトル、到来方位の1度前の方向ベクトル及び到来方位の1度後ろの方向ベクトルの3点に基づき2次の補間多項式を用いて補間方向ベクトルを算出するように構成したが、例えば到来方位の方向ベクトル、到来方位の1度前の方向ベクトル、到来方位の2度前の方向ベクトル、到来方位の1度後ろの方向ベクトル及び到来方位の2度後ろの方向ベクトルの5点に基づき4次の補間多項式を用いて補間方向ベクトルを算出するように構成することもできる。あるいは、更に多次の補間多項式を用いて方向ベクトルを算出するように構成することもできる。この構成によれば、補間多項式の次数が上がるほど、補間多項式の精度が向上するため、方位測定の精度は向上する。
本発明は、発射した電波を反射するターゲットの位置を捕捉するレーダ装置などに適用可能である。
本発明の実施例に係る到来方位測定システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る信号の到来方位測定システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1に係る信号の到来方位測定システムの動作を説明するための波形図である。
符号の説明
10 センサアレイ
11 信号受信部
12 方向ベクトル記憶部(方向ベクトル保持手段)
13 第1方位測定演算部
14 補間多項式作成部
15 第2方位測定演算部

Claims (4)

  1. 複数のセンサが配列されたセンサアレイと、
    前記センサアレイの方向ベクトルを保持する方向ベクトル保持手段と、
    前記センサアレイで外部からの到来信号を受信することにより得られた受信信号と前記方向ベクトル保持手段からの方向ベクトルとに基づき前記到来信号の到来方位を算出する第1方位測定演算部と、
    前記方向ベクトル保持手段からの方向ベクトルであって、前記第1方位測定演算部で算出された前記到来信号の到来方位の前後の所定範囲内の方向ベクトルを所定の補間多項式で補間することにより、前記方向ベクトル保持手段に保持されている方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルを作成する補間多項式作成部と、
    前記センサアレイからの受信信号と前記補間多項式生成部で作成された補間方向ベクトルとに基づき前記到来信号の到来方位を算出する第2方位測定演算部と
    を備えたことを特徴とする到来方位測定システム。
  2. 前記第1方位測定演算部及び前記第2方位測定演算部は、MUSIC法を用いて前記センサアレイで受信された到来信号の到来方位を算出することを特徴とする請求項1記載の到来方位測定システム。
  3. 前記補間多項式作成部は、前記第1方位測定演算部で算出された前記到来信号の到来方位に対応する方向ベクトルと、該方向ベクトルの少なくとも前後2つの方向ベクトルとに基づく多次の補間多項式により補間方向ベクトルを作成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の到来方位測定システム。
  4. 複数のセンサが配列されたセンサアレイで外部からの到来信号を受信することにより得られた受信信号と保持されているセンサアレイの方向ベクトルとに基づき前記到来信号の到来方位を算出する第1到来方位演算ステップと、
    前記保持されているセンサアレイの方向ベクトルであって、前記第1到来方位演算ステップで算出された到来信号の到来方位の前後の所定範囲内の方向ベクトルを所定の補間多項式で補間することにより、前記保持されている方向ベクトルより狭い角度間隔を有する補間方向ベクトルを作成する補間方向ベクトル作成ステップと、
    前記センサアレイからの受信信号と前記補間方向ベクトル作成ステップで作成された補間方向ベクトルとに基づき前記到来信号の到来方位を算出する第2到来方位演算ステップと
    を備えたことを特徴とする信号の到来方位測定方法。

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