JP2005201509A - エリア別環境提供制御システム、アンビエント環境提供装置、タスク環境提供装置、エリア別環境提供制御方法及びエリア別環境提供制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンビエント環境提供装置群等は、複数の第1エリア等に空調環境を提供する。タスク環境提供装置群等は、複数の第2エリア等に空調環境を提供する。相関関係記憶部では、第1相関関係と第2相関関係とを記憶する。第1相関関係は、アンビエント環境提供装置群等の空間的な配置とタスク環境提供装置群等の空間的な配置との相関関係である。第2相関関係は、タスク環境提供装置群等の運転状態と空間的な配置との相関関係である。制御部は、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、アンビエント環境提供装置群等を制御することにより空調制御を行う。
【選択図】図1
Description
なお、空間的な配置は、1次元的な配置でもよいし、2次元的な配置でもよいし、3次元的な配置でもよい。
なお、運転状態や空間的な配置を取得する方法は、検知する方法でもよいし、入力を受け付ける方法でもよい。
このエリア別環境提供制御システムでは、相関関係記憶部が、第1相関関係と第2相関関係とを記憶する。制御部が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいた情報、あるいは第1相関関係と第2相関関係とを、受け取ることができる。制御部が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリア及びそれぞれの第2エリアに対して、アンビエント環境提供装置群及びタスク環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う。
請求項4に係るエリア別環境提供制御システムは、請求項1から3のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システムであって、アンビエント環境提供装置群は、アンビエント空調装置群である。アンビエント空調装置群は、複数の第1エリアに空調環境を提供する。タスク環境提供装置群は、タスク空調装置群である。タスク空調装置群は、複数の第2エリアに空調環境を提供する。
請求項5に係るエリア別環境提供制御システムは、請求項4に記載のエリア別環境提供制御システムであって、タスク空調装置群の運転状態は、タスク空調装置群のそれぞれのON/OFF状態、タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の温度、タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の湿度、タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風向、タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風量及びタスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の清浄度のうち少なくとも1つを含む。
なお、温度、湿度、風向、風量及び清浄度は、それぞれ、実際に提供される温度、湿度、風向、風量及び清浄度でもよいし、設定された温度、湿度、風向、風量及び清浄度でもよい。
このエリア別環境提供制御システムでは、アンビエント環境提供装置群のそれぞれの成績係数が、タスク環境提供装置群のそれぞれの成績係数よりも大きい。制御部が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリアに対して、アンビエント環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う。
請求項7に係るエリア別環境提供制御システムは、請求項6に記載のエリア別環境提供制御システムであって、タスク環境提供装置群の運転状態は、少なくともタスク環境提供装置群のそれぞれのON/OFF状態を含む。制御部は、第1エリアにおいてONされているタスク環境提供装置群の割合が所定の値以上の場合に、第1エリアにおけるタスク環境提供装置群の運転を抑え、第1エリアにおけるアンビエント環境提供装置群の運転を強める。
請求項8に係るエリア別環境提供制御システムは、請求項1から7のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システムであって、タスク環境提供装置群の運転状態は、少なくともタスク環境提供装置群のそれぞれのON/OFF状態を含む。制御部は、第1エリアにおいてONされているタスク環境提供装置群の割合が所定の値以下の場合に、第1エリアにおけるアンビエント環境提供装置群の運転を抑える。
請求項9に係るエリア別環境提供制御システムは、請求項4から8のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システムであって、制御部は、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、複数の第1エリアのそれぞれに対して、アンビエント空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風向及びアンビエント空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風量の少なくとも1つを変えることにより環境提供制御を行う。
請求項10に係るエリア別環境提供制御システムは、請求項1から9のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システムであって、相関関係記憶部は、第3相関関係をさらに記憶する。第3相関関係は、アンビエント環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である。制御部は、第1相関関係と第2相関関係と第3相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリアに対して、アンビエント環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う。
請求項11に係るエリア別環境提供制御システムは、アンビエント環境提供装置群とタスク環境提供装置群とを制御するエリア別環境提供制御システムであって、相関関係記憶部と制御部とを備える。アンビエント環境提供装置群は、複数の第1エリアに環境を提供する。タスク環境提供装置群は、複数の第2エリアに環境を提供する。複数の第2エリアは、複数の第1エリアに含まれる。相関関係記憶部は、第1相関関係と第3相関関係とを記憶する。第1相関関係は、アンビエント環境提供装置群の空間的な配置とタスク環境提供装置群の空間的な配置との相関関係である。第3相関関係は、アンビエント環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である。制御部は、第1相関関係と第3相関関係とに基づいて、それぞれの第2エリアに対して、タスク環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う。
なお、空間的な配置は、1次元的な配置でもよいし、2次元的な配置でもよいし、3次元的な配置でもよい。
なお、空間的な配置は、1次元的な配置でもよいし、2次元的な配置でもよいし、3次元的な配置でもよい。
なお、空間的な配置は、1次元的な配置でもよいし、2次元的な配置でもよいし、3次元的な配置でもよい。
なお、空間的な配置は、1次元的な配置でもよいし、2次元的な配置でもよいし、3次元的な配置でもよい。
なお、空間的な配置は、1次元的な配置でもよいし、2次元的な配置でもよいし、3次元的な配置でもよい。
請求項2に係るエリア別環境提供制御システムでは、第1相関関係と第2相関関係とに基づいてアンビエント環境提供装置群を制御するので、アンビエント環境提供装置群の無駄な運転を低減することができる。このため、全体として省エネルギー化を図ることができる。
請求項4に係るエリア別環境提供制御システムでは、第1相関関係と第2相関関係とに基づいてアンビエント空調装置群を制御するので、アンビエント空調装置群の無駄な運転を低減することができる。このため、全体として省エネルギー化を図ることができる。
請求項6に係るエリア別環境提供制御システムでは、アンビエント環境提供装置群のそれぞれの成績係数がタスク環境提供装置群のそれぞれの成績係数よりも大きいので、タスク環境提供装置群の第1エリアにおける運転率が所定の値以上の場合に第1エリアに対してアンビエント環境提供装置群をタスク環境提供装置群に優先させて運転させることにより、アンビエント環境提供装置群及びタスク環境提供装置群の無駄な運転を低減することができる。
請求項8に係るエリア別環境提供制御システムでは、第1エリアにおいてONされているタスク環境提供装置群の割合が所定の値以下の場合に第1エリアにおけるアンビエント環境提供装置群の運転を抑えるので、アンビエント環境提供装置群の無駄な運転を低減することができる。
請求項10に係るエリア別環境提供制御システムでは、第1相関関係と第2相関関係と第3相関関係とに基づいてアンビエント環境提供装置群を制御するので、アンビエント空調装置群の無駄な運転をさらに低減することができる。
請求項12に係るアンビエント環境提供装置では、第1相関関係と第2相関関係とに基づいてアンビエント環境提供装置を制御するので、アンビエント環境提供装置の無駄な運転を低減することができる。このため、全体として省エネルギー化を図ることができる。
請求項14に係るエリア別環境提供制御方法では、第1相関関係と第2相関関係とに基づいてアンビエント環境提供装置群を制御するので、アンビエント環境提供装置群の無駄な運転を低減することができる。このため、全体として省エネルギー化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係るエリア別空調制御システム1の概念図を図1に示す。また、本発明の第1実施形態に係るエリア別空調制御システム1の各構成要素の構成図を図2〜図6に示す。図1に示すエリア別空調制御システム1は、主としてアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とを制御するためのシステムである。アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)は、アンビエント域に又はアンビエント域付近に設置されており、複数の第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)に空調環境を提供する。タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)は、タスク域に設置されており、複数の第2エリアTAa,TAb,・・・(図12参照)に空調環境を提供する。ここで、タスク域は、個人群5(5a,5b,・・・)の作業領域である。アンビエント域は、部屋全体RMのうちタスク域以外の領域である。エリア別空調制御システム1では、第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)別に異なる空調環境を提供することが可能となっており、第2エリアTAa,TAb,・・・(図12参照)別に異なる空調環境を提供することが可能となっている。
図1に示すエリア別空調制御システム1は、主としてアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)、空調管理装置10及び通信線80を備える。空調管理装置10とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とは、通信線80により接続されている。空調管理装置10とアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)とは、通信線80により接続されている。
図1に示す空調管理装置10は、図4に示すように、主として入力部14、第2送受信部12、制御部13及びデータベース16を備える。
図4に示す入力部14には、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)の室内機群70(71,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報が入力される。制御部13は、室内機群70(71,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報を、入力部14から受け取り、データベース16に受光器位置情報16cとして記憶させる。第2送受信部12は、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の室内機群20(20a,・・・)(図1参照)のON/OFF状態の情報を、通信線80を経由してタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)から受信する。制御部13は、室内機群20(20a,・・・)(図1参照)のON/OFF状態の情報を、第2送受信部12から受け取り、データベース16に運転状態情報16bとして記憶させる。第2送受信部12は、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の室内機群20(20a,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報を、通信線80を経由してアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)から受信する。制御部13は、室内機群20(20a,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報を、第2送受信部12から受け取り、データベース16に発光器位置情報16dとして記憶させる。制御部13は、データベース16を参照して第1相関関係を特定し、データベース16の相関関係記憶部16aに第1相関関係を記憶させる。ここで、第1相関関係は、受光器位置情報16cにおける室内機群70(71,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報と、発光器位置情報16dにおける室内機群20(20a,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報と、の相関関係である。例えば、図12に示す場合、室内機71の空間的な配置(第1エリアAA1)と、室内機20a,20c,20d,20e,20f,20g(図示せず)の空間的な配置(第2エリアTAa,TAc,TAd,TAe,TAf,TAg)と、が第1相関関係により対応付けられる。同様に、図4に示す制御部13は、データベース16を参照して第2相関関係を特定し、データベース16の相関関係記憶部16aに第2相関関係を記憶させる。ここで、第2相関関係は、運転状態情報16bにおける室内機群20(20a,・・・)(図1参照)のON/OFF状態と、発光器位置情報16dにおける室内機群20(20a,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報と、の相関関係である。例えば、図12に示す場合、室内機20a,20c,20d,20e,20f,20g(図示せず)のON/OFF状態(ON,OFF,ON,OFF,ON,OFF)と、室内機20a,20c,20d,20e,20f,20g(図示せず)の空間的な配置(第2エリアTAa,TAc,TAd,TAe,TAf,TAg)と、が第2相関関係により対応付けられる。
図1に示すように、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)は、主として、室外機群60(61,62,・・・)と室内機群70(71,72,・・・)とを備える。アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)は、空調管理装置10と通信線80で接続されている。
図1に示す室外機62と室内機71とは、図5に示すように、アンビエント空調装置A1に備えられている。室外機62と室内機71とは、通信線80で接続されている。室外機62は、主として送受信部62aとアンビエント制御部62bとを備える。室内機71は、主として送受信部71f、運転状態取得部71g、空間配置取得部71h及びアンビエント環境提供部71eを備える。空間配置取得部71hは、受光器51に接続されている。
<タスク空調装置群(T1,・・・)の構成>
図1に示すように、タスク空調装置群(A1,・・・)(図6参照)は、主として、室外機群60(61,62,・・・)と室内機群20(20a,20b,・・・)とを備える。タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)は、空調管理装置10と通信線80で接続されている。
室内機20aの運転状態取得部22aには、室内機20aのON/OFF命令が入力される。運転状態取得部22aは、室内機20aのON/OFF命令の情報を、室内機20aのON/OFF状態の情報として送受信部21aへ渡す。送受信部21aは、室内機20aのON/OFF状態の情報を、通信線80経由で室外機62へ送信する。室外機62の送受信部62aは、室内機20aのON/OFF状態の情報を、通信線80経由で室内機20aから受信し、通信線80経由で空調管理装置10へ転送する。
<室内機群70(71,72,・・・)の構成>
図1に示す室内機71は、天井埋設型である。室内機71は、図2に示すように、天井に埋設されるケーシング712eと、ケーシング712eの下面に固定される化粧パネルとを備えている。
<室内機群20(20a,20b,・・・)の構成>
図1に示す室内機20aはデスク型である。室内機20aのタスク環境提供部28aは、図3に示すように、主として熱交換器283a、クロスフローファン284a、吹き出し口286a及び吸い込み口288aを備える。このうち、熱交換器283a及びクロスフローファン284aは、室内機20aの背面にある箱体287aの中に内蔵される。吹き出し口286aは、室内機20aの前面パネルに設けられる。吸い込み口288aは、室内機20aの背面パネルに設けられる。吸い込み口288a及び熱交換器283aを利用して生成された調和空気は、クロスフローファン284aによって吹き出し口286aを介して、第2エリアTAaに供給される。
<部屋RMの中に配置される受光器及び発光器について>
部屋RMの中に配置されている受光器及び発光器について説明する。ここでは、オフィスビル内の1つの部屋RMを例に挙げて、その部屋RMの中に配置されている受光器及び発光器について説明する。
発光器30a〜30sは、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の室内機群20(20a,・・・)の空間的な配置を特定するための機器であり、個人5a〜5rの机の最上部などに設置され、各受光器51〜55に対して発光する。例えば、図11の1点鎖線で示すように、発光器30aは各受光器51〜55に対して斜め上方に向けて発光を行うことになる。また、発光器30a〜30sは、持ち運び可能な機器であり、部屋RM内のレイアウト変更を行う際には、新しいレイアウトにおけるタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の空間的な配置を特定できる場所に移動させられる。
エリア別空調制御システム1では、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の空間的な配置が特定される。
図4に示す入力部14には、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)の室内機群70(71,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報が入力される。制御部13は、室内機群70(71,・・・)(図1参照)の空間的な配置の情報を、入力部14から受け取り、データベース16に受光器位置情報16cとして記憶させる。このように、受光器51〜55の設置位置の情報を受光器位置情報ファイル16cに記憶しているため、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の空間的な配置を再度特定するときにも、その度に受光器51〜55の設置位置を入力させたり検出したりする必要がなくなる。
<エリア別空調制御システム1がアンビエント空調装置群(A1,・・・)とタスク空調装置群(T1,・・・)とを制御する際の動作>
図1に示すエリア別空調制御システム1がアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とを制御する際の動作を、図12から図17に示す概念図を用いて説明する。
3/6×100=50%
である。運転率が20%超越80%未満であるので、アンビエント空調装置A1とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とは標準モードで制御される。例えば、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のうち第1エリアAA1に配備されている装置の50%が、設定温度25℃でON状態であるので、設定温度25℃でON状態のままとされる。また、アンビエント空調装置A1の室内機71が、ON状態で設定温度28℃であるが、ON状態で設定温度28℃のままとされる。他の第1エリアAA2も、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転率が50%(>20%、<80%)であるので、同様に標準モードで制御される。
図16では、第1エリアAA1におけるタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転率は、
1/6×100≒17%
である。運転率が20%以下であるため、タスク優先モードで制御される。例えば、タスク空調装置T4のみがON状態で設定温度25℃であるので、ON状態で設定温度25℃のままとされる。他のタスク空調装置T1,・・・はOFF状態のままとされる。また、アンビエント空調装置A1の室内機71の設定温度が28℃から29℃へ上げられる。第1エリアAA2におけるタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転率が17%(≦20%)である。このため、同様にタスク優先モードで制御される。
図1に示すエリア別空調制御システム1がアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とを制御する処理の流れを、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とが冷房運転を行う場合について説明する。アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)とタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)とが暖房運転を行う場合についても同様である。
3/6×100=50%
と計算される。
図7に示すステップS5では、タスク優先モードで制御が行われる。すなわち、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のON/OFF状態が、第2相関関係における運転状態のままとされる。また、アンビエント空調装置A1,・・・の運転が抑えられ、OFF状態にされる又は設定温度が上げられる。例えば、図13に示す第1エリアAA2が選択されている場合、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のうち第1エリアAA2に配備されている装置はいずれもOFF状態であるので、OFF状態のままとされる。また、アンビエント空調装置A2の室内機72の設定温度が28℃から30℃へ上げられる。
<エリア別空調制御システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図6に示す運転状態取得部22a,・・・が、タスク空調装置T1,・・・の運転状態を取得する。図4に示す入力部14が、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)の空間的な配置を取得する。図5に示す空間配置取得部71h,・・・が、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の空間的な配置を取得する。図4に示すデータベース16の運転状態情報16bが、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転状態の情報を、通信線80と第2送受信部12と制御部13とを経由してタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)から受け取る。受光器位置情報16dが、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)の空間的な配置の情報を、制御部13を経由して入力部14から受け取る。発光器位置情報16cが、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の空間的な配置の情報を、通信線80と第2送受信部12と制御部13とを経由してアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)から受け取る。制御部13が、データベース16を参照して第1相関関係を特定し、データベース16の相関関係記憶部16aに第1相関関係を記憶させる。制御部13が、データベース16を参照して第2相関関係を特定し、データベース16の相関関係記憶部16aに第2相関関係を記憶させる。相関関係記憶部16aが、第1相関関係と第2相関関係とを記憶する。制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とを相関関係記憶部16aから受け取る。制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリアAA1,AA2,・・・及びそれぞれの第2エリアTAa,TAc,・・・に対して、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)及びタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)を制御することにより空調制御を行う。
ここでは、図4に示す相関関係記憶部16aが、第1相関関係と第2相関関係とを記憶する。制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とを相関関係記憶部16aから受け取る。制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)及びそれぞれの第2エリアTAa,TAb,・・・(図12参照)に対して、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)及びタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)を制御することにより空調制御を行う。
(3)
ここでは、第1相関関係が、アンビエント空調装置群(A1,・・・)の空間的な配置とタスク空調装置群(T1,・・・)の空間的な配置との相関関係である。第2相関関係が、タスク空調装置群(T1,・・・)の運転状態と空間的な配置との相関関係である。アンビエント空調装置群(A1,・・・)及びタスク空調装置群の(T1,・・・)運転状態が、アンビエント空調装置群(A1,・・・)及びタスク空調装置群(T1,・・・)のそれぞれのON/OFF状態である。図4に示す制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリアAA1,AA2,・・・(図13参照)及びそれぞれの第2エリアTAa,TAb,・・・(図13参照)に対して、アンビエント空調装置群(A1,・・・)及びタスク空調装置群(T1,・・・)を制御することにより空調制御を行う。
(4)
ここでは、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)のそれぞれの成績係数は、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のそれぞれの成績係数よりも大きい。図4に示す制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とに基づいて、それぞれの第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)及びそれぞれの第2エリアTAa,TAb,・・・(図12参照)に対して、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)及びタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)を制御することにより空調制御を行う。
ここでは、アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)のそれぞれの成績係数は、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のそれぞれの成績係数よりも大きい。図4に示す制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とを受け取る。第2相関関係が、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転状態と空間的な配置との相関関係である。タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転状態が、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のそれぞれのON/OFF状態を含む。制御部13が、第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)においてONされているタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の割合が所定の値(80%)以上の場合に、第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)におけるタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転を抑え、第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)におけるアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)の運転を強める。
ここでは、図4に示す制御部13が、第1相関関係と第2相関関係とを受け取る。第2相関関係が、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転状態と空間的な配置との相関関係である。タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転状態が、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)のそれぞれのON/OFF状態を含む。制御部13が、第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)においてONされているタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の割合が所定の値(20%)以下の場合に、第1エリアAA1,AA2,・・・(図12参照)におけるアンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)の運転を抑える。
(A)アンビエント空調装置群(A1,・・・)(図5参照)やタスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)が提供する環境は、空調環境でなくてもよい。照明環境でもよいし、音響環境でもよいし、臭いの環境でもよいし、どのような環境でもよい。例えば、照明環境の場合、第1相関関係が、アンビエント照明装置群の空間的な配置とタスク照明装置群の空間的な配置との相関関係となる。第2相関関係が、タスク照明装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係となる。
(E)上記変形例(D)において、図4に示す制御部13は、第1相関関係と第3相関関係とに基づいて、それぞれの第2エリアTAa,・・・に対して、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)を制御することにより空調制御を行ってもよい。すなわち、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の室内機群20(20a,・・・)(図1参照)のそれぞれは、図6に示すような運転状態取得部22a,・・・を備えていなくてもよい。このとき、図4に示すデータベース16の相関関係記憶部16aは、第1相関関係と第3相関関係とを記憶しているが、第2相関関係を記憶していなくてもよい。
図19に示す概念図では、便宜上ブロックB1,B2,B3,B6,B7,B8,B11,B12,B13(図8参照)で部屋RMが構成されているとする。また、個人5m,5n,5o(図10参照)の作業領域である第2エリアTAm,TAn,TAoは2次元的に配置されているが、便宜上1次元的に配置されているとする。
(−1)×1.2L+(+1)×0.8L=−0.4L
である。Σ(運転状態×距離の逆数)が−0.3L以下であるので、タスク優先モードで運転される。例えば、タスク空調装置T13の室内機20m(図示せず)が、要求された設定温度の通りに運転される。
(−1)×L+(+1)×L=0L
である。Σ(運転状態×距離の逆数)が−0.3L超越+0.3L未満であるので、標準モードで運転される。例えば、タスク空調装置T14の室内機20n(図示せず)が、設定温度の空調に要求される負荷(または能力)の80%の負荷(または能力)で運転される。
(−1)×0.8L+(+1)×1.2L=+0.4L
である。Σ(運転状態×距離の逆数)が+0.3L以上であるので、アンビエント優先モードで運転される。例えば、タスク空調装置T15の室内機20o(図示せず)が、設定温度の空調に要求される負荷(または能力)の60%の負荷(または能力)で運転される。
(−1)×1.2L+(+1)×0.8L=−0.4L
と計算される。
図7に示すステップS16では、標準モードで制御が行われる。すなわち、タスク空調装置群(T1,・・・)(図6参照)の運転が、少し抑えられる。例えば、タスク空調装置T14の室内機20n(図示せず)が、設定温度の空調に要求される負荷(または能力)の80%の負荷(または能力)で運転される。
図7に示すステップS18では、すべての第2エリアが選択されたか否かが判断される。すべての第2エリアが選択されたと判断された場合、処理が終了され、すべての第2エリアが選択されていないと判断された場合、ステップS13へ進められる。
(F)図4に示す相関関係記憶部16aに記憶されている第1相関関係、第2相関関係及び第3相関関係において、空間的な配置は図9,図10に示すような2次元的な配置ではなく、1次元的な配置や3次元的な配置でもよい。
本発明の第2実施形態に係るエリア別空調制御システム100を図21に示す。また、エリア別空調制御システム100の各構成要素の構成図を図22〜図24に示す。図21〜図24において、図1に示すエリア別空調制御システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図21に示すエリア別空調制御システム100は、主としてアンビエント空調装置群(A101,・・・)とタスク空調装置群(T101,・・・)とを制御するためのシステムである。
本発明の第3実施形態に係るエリア別空調制御システム200を図25に示す。また、エリア別空調制御システム200の各構成要素の構成図を図26〜図28に示す。図25〜図28において、図1に示すエリア別空調制御システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図25に示すエリア別空調制御システム200は、主としてアンビエント空調装置群(A201,・・・)とタスク空調装置群(T201,・・・)とを制御するためのシステムである。
本発明の第4実施形態に係るエリア別空調制御システム300を図29に示す。また、エリア別空調制御システム300の各構成要素の構成図を図30,図31に示す。図29〜図31において、図1に示すエリア別空調制御システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図29に示すエリア別空調制御システム300は、主としてアンビエント空調装置群(A301,・・・)とタスク空調装置群(T301,・・・)とを制御するためのシステムである。
(A)アンビエント空調装置A301,・・・のデータベース362d,・・・やタスク空調装置T301,・・・のデータベース362d,・・・は、第1実施形態の変形例(K)と同様に、エリア位置情報362j,・・・と相関特定情報362k,・・・とをさらに備えてもよい。
5 個人群
10,110,210 空調管理装置
20,70 室内機群
30 発光器群
40 情報入力端末群
50 受光器群
60,160,260,360 室外機群
80,90 通信線
Claims (15)
- 複数の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供装置群と、前記複数の第1エリア(AA1,・・・)に含まれる複数の第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供装置群と、を制御するエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)であって、
前記アンビエント環境提供装置群の空間的な配置と前記タスク環境提供装置群の空間的な配置との相関関係である第1相関関係と、前記タスク環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である第2相関関係と、を記憶する相関関係記憶部(16a,262d,・・・,362f,・・・)と、
前記第1相関関係と前記第2相関関係とに基づいて、それぞれの前記第1エリア(AA1,・・・)に対して、前記アンビエント環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う制御部(13,62b,・・・,62c,・・・,113,162b,・・・,163c,・・・,213,262b,・・・,262c,・・・,362b,・・・,362c,・・・)と、
を備えた、
エリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 少なくとも前記タスク環境提供装置群の運転状態を取得する運転状態取得部(71g,・・・,22a,・・・)と、
前記アンビエント環境提供装置群の空間的な配置と、前記タスク環境提供装置群の空間的な配置と、を取得する空間配置取得部(14,71h,・・・,22a,・・・,362e,・・・)と、
をさらに備えた、
請求項1に記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記制御部(13,・・・)は、前記第1相関関係と前記第2相関関係とに基づいて、それぞれの前記第1エリア(AA1,・・・)及びそれぞれの前記第2エリア(TAa,・・・)に対して、前記アンビエント環境提供装置群及び前記タスク環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う、
請求項1又は2のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記アンビエント環境提供装置群は、前記複数の第1エリア(AA1,・・・)に空調環境を提供するアンビエント空調装置群であり、
前記タスク環境提供装置群は、前記複数の第2エリア(TAa,・・・)に空調環境を提供するタスク空調装置群である、
請求項1から3のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記タスク空調装置群の運転状態は、前記タスク空調装置群のそれぞれのON/OFF状態、前記タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の温度、前記タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の湿度、前記タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風向、前記タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風量及び前記タスク空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の清浄度のうち少なくとも1つを含む、
請求項4に記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記アンビエント環境提供装置群のそれぞれの成績係数は、前記タスク環境提供装置群のそれぞれの成績係数よりも大きい、
請求項3から5のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記タスク環境提供装置群の運転状態は、少なくともタスク環境提供装置群のそれぞれのON/OFF状態を含み、
前記制御部(13,・・・)は、前記第1エリア(AA1,・・・)においてONされている前記タスク環境提供装置群の割合が所定の値以上の場合に、前記第1エリア(AA1,・・・)における前記タスク環境提供装置群の運転を抑え、前記第1エリア(AA1,・・・)における前記アンビエント環境提供装置群の運転を強める、
請求項6に記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記タスク環境提供装置群の運転状態は、少なくともタスク環境提供装置群のそれぞれのON/OFF状態を含み、
前記制御部(13,・・・)は、前記第1エリア(AA1,・・・)においてONされている前記タスク環境提供装置群の割合が所定の値以下の場合に、前記第1エリア(AA1,・・・)における前記アンビエント環境提供装置群の運転を抑える、
請求項1から7のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記制御部(13,・・・)は、前記第1相関関係と前記第2相関関係とに基づいて、前記複数の第1エリア(AA1,・・・)のそれぞれに対して、前記アンビエント空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風向及び前記アンビエント空調装置群のそれぞれから供給される空調空気の風量の少なくとも1つを変えることにより環境提供制御を行う、
請求項4から8のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 前記相関関係記憶部は、前記アンビエント環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である第3相関関係をさらに記憶し、
前記制御部(13,・・・)は、前記第1相関関係と前記第2相関関係と前記第3相関関係とに基づいて、それぞれの前記第1エリア(AA1,・・・)に対して、前記アンビエント環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う、
請求項1から9のいずれかに記載のエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 複数の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供装置群と、前記複数の第1エリア(AA1,・・・)に含まれる複数の第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供装置群と、を制御するエリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)であって、
前記アンビエント環境提供装置群の空間的な配置と前記タスク環境提供装置群の空間的な配置との相関関係である第1相関関係と、前記アンビエント環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である第3相関関係と、を記憶する相関関係記憶部(16a,262d,・・・,362f,・・・)と、
前記第1相関関係と前記第3相関関係とに基づいて、それぞれの前記第2エリア(AA1,・・・)に対して、前記タスク環境提供装置群を制御することにより環境提供制御を行う制御部(13,62b,・・・,62c,・・・,113,162b,・・・,163c,・・・,213,262b,・・・,262c,・・・,362b,・・・,362c,・・・)と、
を備えた、
エリア別環境提供制御システム(1,100,200,300)。 - 1以上の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供装置であって、
前記1以上の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供部(71e,・・・)と、
前記1以上の第1エリア(AA1,・・・)に少なくとも一部が含まれる複数の第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供装置群の空間的な配置と前記アンビエント環境提供部の空間的な配置との相関関係である第1相関関係と、前記タスク環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である第2相関関係と、に基づいて、前記1以上の第1エリア(AA1,・・・)のそれぞれに対して、前記アンビエント環境提供部を制御することにより環境提供制御を行うアンビエント制御部(62b,・・・,162b,・・・,262b,・・・,362b,・・・)と、
を備えた、
アンビエント環境提供装置。 - 1つの第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供装置であって、
前記1つの第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供部(28a,・・・)と、
前記1つの第2エリア(TAa,・・・)を含む複数の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供装置群の空間的な配置と前記タスク環境提供部の空間的な配置との相関関係である第1相関関係と、前記タスク環境提供部の運転状態と空間的な配置との相関関係である第2相関関係と、に基づいて、前記1つの第2エリア(TAa,・・・)に対して、前記タスク環境提供部を制御することにより環境提供制御を行うタスク制御部(62c,・・・,163c,・・・,262c,・・・,362c,・・・)と、
を備えた、
タスク環境提供装置。 - 複数の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供装置群と、前記複数の第1エリア(AA1,・・・)に含まれる複数の第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供装置群と、が制御されるエリア別環境提供制御方法であって、
前記アンビエント環境提供装置群の空間的な配置と前記タスク環境提供装置群の空間的な配置との相関関係である第1相関関係と、前記タスク環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である第2相関関係と、が記憶される相関関係記憶ステップと、
前記第1相関関係と前記第2相関関係とに基づいて、それぞれの前記第1エリア(AA1,・・・)に対して、前記アンビエント環境提供装置群が制御されることにより環境提供制御が行われる制御ステップと、
を備えた、
エリア別環境提供制御方法。 - 複数の第1エリア(AA1,・・・)に環境を提供するアンビエント環境提供装置群と、前記複数の第1エリア(AA1,・・・)に含まれる複数の第2エリア(TAa,・・・)に環境を提供するタスク環境提供装置群と、をコンピュータに制御させるエリア別環境提供制御プログラムであって、
前記アンビエント環境提供装置群の空間的な配置と前記タスク環境提供装置群の空間的な配置との相関関係である第1相関関係と、前記タスク環境提供装置群の運転状態と空間的な配置との相関関係である第2相関関係と、が記憶される相関関係記憶ステップと、
前記第1相関関係と前記第2相関関係とに基づいて、それぞれの前記第1エリア(AA1,・・・)に対して、前記アンビエント環境提供装置群が制御されることにより環境提供制御が行われる制御ステップと、
を備えた、
エリア別環境提供制御プログラム。
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