JP2005201074A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸気ポート噴射用インジェクタによる燃料噴射の運転領域を広げて筒内噴射用インジェクタを保護しつつエミッションの向上を図ることが可能な内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタ11と吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタ12とを備え、所定の運転状態では吸気ポート噴射用インジェクタ12のみから噴射を行わせるようにした内燃機関において、吸気ポート噴射用インジェクタ12で噴射を行わせるときには、一部気筒を交互に休止させる減筒運転を行わせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、より詳しくは、筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備える、いわゆるデュアル噴射型内燃機関の制御装置に関する。
一般に、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタと吸気ポート内に向けて燃料を噴射するための吸気ポート噴射用インジェクタとを備え,機関の運転状態に応じてこれらのインジェクタを切替え使用することにより、低負荷運転領域での成層燃焼と高負荷運転領域での均質燃焼を実現させ、燃費特性や出力特性の改善を図った、いわゆるデュアル噴射型内燃機関が知られている。
ところで、このようなデュアル噴射型内燃機関では、この吸気ポート噴射用インジェクタからの燃料噴射による運転が長時間継続する場合に、カーボンが点火プラグのギャップ部や筒内噴射用インジェクタの噴口周りにデポジットとして付着するという問題があり、このような問題を解決するために、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。
このものは、吸気ポート噴射用インジェクタからの燃料噴射による均質燃焼運転時には、筒内噴射用インジェクタからも燃料を噴射し、燃料の気化に伴う冷却作用により筒内温度延いては筒内噴射用インジェクタの温度を下げ、デポジットの堆積を抑制するようにしている。
特開2002−364409号公報
しかしながら、かかる特許文献1に記載の技術では、均質燃焼運転領域において吸気ポート噴射用インジェクタと筒内噴射用インジェクタとを併用することにより、筒内温度を下げデポジットの堆積を抑制するようにしていることから、かかる運転領域においてエミッションの悪化をもたらすおそれがあった。というのも、吸気ポート噴射用インジェクタによる燃料噴射の場合には、吸入空気との混合、拡散が良好に行われることからエミッションの悪化が抑制されるのに対し、筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射の場合には、燃料の拡散時間が十分にとれないことからエミッションの悪化が避けられないからである。エミッションを良好にするためには、吸気ポート噴射用インジェクタによる燃料噴射の運転領域を広げることが望まれるが、筒内噴射用インジェクタの高温化による劣化やデポジットの堆積を避けるという観点から、このように、エミッションを犠牲にしつつ筒内噴射用インジェクタを併用せざるを得ないというのが現状である。
そこで、本発明の目的は、かかる従来技術の問題に着目し、筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射によらずともその温度を低下させ、吸気ポート噴射用インジェクタによる燃料噴射の運転領域を広げて筒内噴射用インジェクタを保護しつつエミッションの向上を図ることが可能な内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の一形態に係る内燃機関の制御装置は、筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、所定の運転状態では前記吸気ポート噴射用インジェクタのみから噴射を行わせるようにした内燃機関において、前記吸気ポート噴射用インジェクタで噴射を行わせるときには、一部気筒を交互に休止させる減筒運転を行わせるようにしたことを特徴とする。
ここで、特定の運転状態のときには、前記減筒運転を停止するようにしてもよい。この特定の運転状態としては、加速中または登坂走行中などのエンジンが所定以上のトルク要求状態にあるときである。
本発明の一形態に係る内燃機関の制御装置によれば、筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、所定の運転状態では前記吸気ポート噴射用インジェクタのみから噴射を行わせるようにした内燃機関において、前記吸気ポート噴射用インジェクタで噴射を行わせるときには、一部気筒を交互に休止させる減筒運転が行われるので、気筒当たりの燃焼回数が減り、筒内温度延いては筒内噴射用インジェクタの温度を下げることができる。この結果、筒内噴射用インジェクタの冷却のための筒内噴射を行う必要がなく、吸気ポート噴射用インジェクタによる燃料噴射の運転領域を広げることができる。従って、噴射から点火までの期間が長く吸入空気との混合、拡散が良好に行われ、均質な混合気が形成される吸気ポート噴射用インジェクタによる燃料噴射の運転領域を広げて筒内噴射用インジェクタを保護しつつエミッションの向上を図ることが可能である。
ここで、特定の運転状態のときには、前記減筒運転を停止するようにした形態によれば、エンジンが所定以上のトルク要求状態にあるときには減筒運転が停止されるので、エンジンの加速性能や出力性能に影響を及ぼさない。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明が適用されるデュアル噴射型内燃機関の概略構成図が示されている図1を参照するに、機関全体1は4つの気筒1aを備えている。各気筒1aはそれぞれ対応する吸気枝管2を介して共通のサージタンク3に接続されている。サージタンク3は吸気ダクト4を介してエアフローメータ4aに接続され、エアフローメータ4aはエアクリーナ5に接続されている。吸気ダクト4内にはステップモータ6によって駆動されるスロットル弁7が配置されている。一方、各気筒1aは共通の排気マニホルド8に連結され、この排気マニホルド8は三元触媒コンバータ9に連結されている。
各気筒1aには、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタ11と吸気ポート内に向けて燃料を噴射するための吸気ポート噴射用インジェクタ12とがそれぞれ取り付けられている。これらインジェクタ11、12は電子制御ユニット30の出力信号に基づいてそれぞれ制御される。また、各筒内噴射用インジェクタ11は共通の燃料分配管13に接続されており、この燃料分配管13は燃料分配管13に向けて流通可能な逆止弁14を介して、機関駆動式の高圧ポンプ15に接続されている。
図1に示すように、高圧ポンプ15の吐出側は電磁弁15aを介して高圧ポンプ15の吸入側に連結されており、この電磁弁15aの開度が小さいとき程、高圧ポンプ15から燃料分配管13内に供給される燃料量が増大され、電磁弁15aが全開にされると、高圧ポンプ15から燃料分配管13への燃料供給が停止されるように構成されている。なお、電磁弁15aは電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
一方、各吸気ポート噴射用インジェクタ12は共通の燃料分配管16に接続されており、燃料分配管16および高圧ポンプ15は共通の燃料圧レギュレータ17を介して、低圧ポンプ18に接続されている。さらに、低圧ポンプ18は燃料フィルタ19を介して燃料タンク20に接続されている。燃料圧レギュレータ17は低圧ポンプ18から吐出された燃料の燃料圧が予め定められた設定燃料圧よりも高くなると、低圧ポンプ18から吐出された燃料の一部を燃料タンク20に戻すように構成されており、したがって吸気ポート噴射用インジェクタ12に供給されている燃料圧および高圧ポンプ15に供給されている燃料圧が上記設定燃料圧よりも高くなるのを阻止している。さらに、図1に示すように、高圧ポンプ15と燃料圧レギュレータ17との間には流通弁21が設けられている。この流通弁21は通常開弁されており、この流通弁21が閉弁されると低圧ポンプ18から高圧ポンプ15への燃料供給が停止される。なお、この流通弁21の開閉は電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
また、電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31を介して相互に接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具備している。エアフローメータ4aは吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、このエアフローメータ4aの出力電圧はAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。燃料タンク20には燃料タンク内の燃料量に比例した出力電圧を発生する燃料量センサ38が取付けられ、この燃料量センサ38の出力電圧はAD変換器39を介して入力ポート35に入力される。燃料分配管13には燃料分配管13内の燃料圧に比例した出力電圧を発生する燃料圧センサ40が取付けられ、この燃料圧センサ40の出力電圧はAD変換器41を介して入力ポート35に入力される。触媒9上流の排気マニホルド8には排気ガス中の酸素濃度に比例した出力電圧を発生する酸素濃度センサ42が取付けられ、この酸素濃度センサ42の出力電圧はAD変換器43を介して入力ポート35に入力される。アクセルペダル10はアクセルペダル10の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ44に接続され、負荷センサ44の出力電圧はAD変換器45を介して入力ポート35に入力される。また、入力ポート35には機関回転数を表す出力パルスを発生する回転数センサ46が接続されている。電子制御ユニット30のROM32には、上述の負荷センサ44および回転数センサ46により得られる機関負荷および機関回転数に基づき、運転状態に対応させて設定されている燃料噴射量の値が予めマップ化されて記憶されている。
さらに、図2には気筒1aの側断面図が示されている。図2を参照するに、61はシリンダブロック、62は頂面上に凹部62aが形成されたピストン、63はシリンダブロック61上に固締されたシリンダヘッド、64はピストン62とシリンダヘッド63間に形成された燃焼室、65は吸気バルブ、66は排気バルブ、67は吸気ポート、68は排気ポート、69は点火プラグをそれぞれ示している。吸気ポート67は燃焼室64内に流入した空気がシリンダ軸線周りの旋回流を発生するように形成されている。凹部62aは筒内噴射用インジェクタ11側に位置するピストン62の周縁部からピストン62中央部に向かって延び、また点火プラグ69の下方において上方に延びるように形成されている。
また、吸気バルブ65および排気バルブ66は、それぞれ、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に連係されている。吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71は、励磁電流が印加されたときに発生する電磁力を利用して、それぞれ、吸気バルブ65と排気バルブ66とを進退駆動する電磁駆動機構から構成され、電子制御ユニット30の信号に基づき、開閉のタイミングおよびリフト量が任意に制御可能に構成されている。従って、例えば電子制御ユニット30からの信号に基づいて吸気バルブ駆動機構70および/または排気バルブ駆動機構71が作動されると、吸気バルブ65および/または吸気バルブ65の開閉時期、延いては開期間が長く或いは短く可変制御されることになる。
ここで、電子制御ユニット30の出力ポート36は対応する駆動回路47を介して、ステップモータ6、各筒内噴射用インジェクタ11、各吸気ポート噴射用インジェクタ12、電磁弁15a、流通弁21、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に接続されている。
次に、上記構成を有する本発明の実施形態の制御について以下に説明する。
まず、制御が開始されると、前述の機関負荷と機関回転数とにより機関の運転状態が判断される。そして、この判断により高負荷運転領域である場合には、筒内噴射用インジェクタ11により筒内の燃焼室に向けて燃料が噴射され、燃焼室内に吸入されている空気と混合されて均質燃焼運転が行われる。一方、低・中負荷運転領域である場合には、吸気ポート噴射用インジェクタ12により吸気ポート67に向けて燃料が噴射され、燃焼室内に吸入される空気と混合しつつ燃焼室内に吸入され均質燃焼運転が行われる。そこで、かかる吸気ポート噴射用インジェクタ12による均質燃焼運転状態において、減筒運転を行うべきか否かが判断される。この判断は、アクセルペダル10の踏込み量、すなわちアクセル開度の変化量に応じて行われる。例えば、エンジンが加速中や登坂中などの所定以上のトルク要求状態にある特定の運転状態にあるか否かが判断されるのである。
この特定の運転状態にあるときには、減筒運転には移行せずに吸気ポート噴射用インジェクタ12による均質燃焼運転が続行される。これに対し、特定の運転状態でないと判断されると、電子制御ユニット30は、減筒運転を行わせるように制御する。すなわち、休止される気筒の吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71が制御されて、その吸気バルブ65および排気バルブ66が共に閉じられたままに維持されると共に、稼動する気筒については、吸気ポート噴射用インジェクタ12からの燃料噴射量が制御される。より詳述すると、低・中負荷運転領域での通常運転では、吸気ポート噴射用インジェクタ12から全気筒に対し気筒当たり所定量Qの燃料が噴射されて均質燃焼運転が行われているが、減筒運転を行わせる場合には、電子制御ユニット30は、吸気ポート噴射用インジェクタ12での部分気筒噴射に切替え、部分気筒噴射の噴射燃料量を上述の所定量Qのほぼ2倍の量とするのである。
例えば、この減筒運転への移行時に、#1気筒と#3気筒への燃料噴射が停止され、#2気筒および#4気筒について、吸気ポート噴射用インジェクタ12から増量された燃料が噴射されて供給されたとした場合、#2気筒および#4気筒においては、上述の全気筒による通常運転に比べより高負荷での運転が行われ、機関出力はほぼ一定のまま維持される。そして、この減筒運転に移行した後は、所定時間(例えば、1分)毎、または所定回転(例えば、1回転や1サイクル)毎に、休止気筒と稼動気筒とが切替えられる。すなわち、本実施の形態では、稼動気筒であった#2気筒および#4気筒を上記所定時間経過後に休止させ、その代わりに、#1気筒と#3気筒とを稼動させるのである。なお、運転状態の変動等により上述の所定時間の経過が満足されない場合、例えば、所定時間経過前に運転状態が変わった場合には、上記所定時間は減筒運転を継続させるか、一旦減筒運転を停止してもよい。いずれにしても、次回に減筒運転に移行するときには、前回休止気筒であった気筒を稼動気筒として減筒運転を行わせるようにするのが好ましい。
このようにして、所定時間毎、または所定回転毎に、休止気筒と稼動気筒とを切替えて減筒運転を行わせると、一つの気筒について見た場合、単位時間当たり、または単位回転当たりでの燃焼回数が減少することになる。この結果、休止気筒における筒内噴射用インジェクタ11に関しては、その加熱回数が減少することを意味し、筒内噴射用インジェクタ11からの燃料噴射による冷却作用を行わせる必要がなく、エミッションが良好な吸気ポート噴射用インジェクタ12による均質燃焼運転領域を広げることができるのである。
この様子をさらに図3の運転状態を示すグラフを参照して説明する。図3(A)は本発明を適用しない場合であり、図3(B)は上述の本実施の形態による場合である。図3において、[1]は、エンジンの高負荷運転領域であって、筒内噴射用インジェクタ11から燃料が全量筒内に噴射されて均質燃焼が行われる領域、[2]は、エンジンの低・中負荷運転領域であって、吸気ポート噴射用インジェクタ12から燃料が全量吸気ポート67に噴射されて均質燃焼が行われる領域、および[3]は、同じくエンジンの低・中負荷運転領域であって、筒内噴射用インジェクタ11および吸気ポート噴射用インジェクタ12の両方から燃料が噴射されて均質燃焼が行われる領域を示している。図3(A)に示す本発明を適用しない場合には、筒内噴射用インジェクタ11からの噴射がないエンジンの低・中負荷で中・高回転運転領域において、筒内噴射用インジェクタ11の噴口周りの先端部温度が高くなり過ぎることから、これを避け耐熱性を確保すべく、筒内噴射用インジェクタ11からも燃料噴射を行わざるを得なかったので、いきおい[3]の併用領域がエンジンの中回転運転領域にまで拡大されていたのである。ところが、本実施の形態による場合には、図3(B)に示すように、[2]のエンジンの低・中負荷運転領域であって、吸気ポート噴射用インジェクタ12から燃料が全量噴射されて均質燃焼が行われる領域が、エンジンの高回転運転領域の一部を含む領域まで拡大される。
なお、図3(B)には、エンジンの低・中負荷運転領域であって、最高回転数付近では、上述の[3]の併用領域が残されているが、これは、筒内噴射用インジェクタ11の温度が高くない限り必要でないことは云うまでもない。従って、このために、例えば、筒内噴射用インジェクタ11の温度を熱電対などで検出し、その温度が所定値を超えるときのみ、筒内噴射用インジェクタ11と吸気ポート噴射用インジェクタ12との両方から燃料を噴射する運転を行い、それ以外の場合には、上述の減筒運転を行うようにしてもよい。
また、上記[2]のエンジンの低・中負荷運転領域であって、吸気ポート噴射用インジェクタ12から燃料が全量噴射されて均質燃焼が行われる領域を拡大することのみを達成するためには、減筒運転に移行する際の判断を、上述のエンジンの負荷状態に併せて、回転数によっても行い、少なくとも領域拡大効果が顕著であるエンジンの中回転(例えば、2000〜4000rpm)領域において、減筒運転が行われるようにしてもよい。
なお、上述の本発明による制御は、4気筒機関のみに限られず、より気筒の多い多気筒機関で行うことも可能であることはいうまでもない。例えば、V型6気筒や8気筒機関の場合には、左右のバンク毎に稼動気筒と休止気筒とに切替えてもよい。
本発明に係るデュアル噴射型内燃機関の制御装置の概略構成図を示す模式図である。 図1に示す機関の側断面図である。 運転状態を示すグラフであり、(A)は本発明を適用しない場合、(B)は本発明の実施の形態による場合を示す。
符号の説明
11 筒内噴射用インジェクタ
12 吸気ポート噴射用インジェクタ
30 電子制御ユニット
44 負荷センサ
46 回転数センサ
65 吸気バルブ
66 排気バルブ
70 吸気バルブ駆動機構
71 排気バルブ駆動機構

Claims (2)

  1. 筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、所定の運転状態では前記吸気ポート噴射用インジェクタのみから噴射を行わせるようにした内燃機関において、
    前記吸気ポート噴射用インジェクタで噴射を行わせるときには、一部気筒を交互に休止させる減筒運転を行わせるようにしたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 特定の運転状態のときには、前記減筒運転を停止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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