JP2005200065A - プルタブ貼着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インナテープにピンホールが発生することを防止すると共にピール性に優れたものとすることができるプルタブ貼着装置を提供する。
【解決手段】プルタブ貼着装置は、包装材料6の外側に配設され、注出口7を密封するためにプルタブ9を外側樹脂層6d及びインナテープ8にシールするプルタブシールヒータ10と、プルタブシールヒータと対向させて配設され、かつ、プルタブシールヒータと共に、インナテープ、包装材料及びプルタブを挟持するカウンタドーリー11と、カウンタドーリーからインナテープに向けてエアを供給して、インナテープをプルタブに対して押圧するエア供給手段と、インナテープのプルタブへの接触を促進するインナテープ接触促進手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】プルタブ貼着装置は、包装材料6の外側に配設され、注出口7を密封するためにプルタブ9を外側樹脂層6d及びインナテープ8にシールするプルタブシールヒータ10と、プルタブシールヒータと対向させて配設され、かつ、プルタブシールヒータと共に、インナテープ、包装材料及びプルタブを挟持するカウンタドーリー11と、カウンタドーリーからインナテープに向けてエアを供給して、インナテープをプルタブに対して押圧するエア供給手段と、インナテープのプルタブへの接触を促進するインナテープ接触促進手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プルタブ貼着装置に関する。
牛乳、ジュース、ミネラルウォーターなどの飲料を収容する包装紙容器は、例えば、折目線が付けられ、外観デザインが印刷されたウェブ状包装積層材料から得られる。
積層包装材料は、内側から順に熱可塑性材料層(ポリエチレン樹脂層)、アルミ箔層、紙層(繊維質基材)、及びポリエチレン樹脂層を有する。
包装紙容器を製造するために、ウェブ状の包装積層材料を長手方向の縦シールによりチューブ状に先ず成形する。チューブ状包装材料内に食品を充填する。チューブ状包装材料を横断方向に横シールして切断する。折目線に沿って折畳んで最終形状に成形する。その最終形状には、ブリック状、8角柱状、正四面体形状などがある。
積層包装材料は、内側から順に熱可塑性材料層(ポリエチレン樹脂層)、アルミ箔層、紙層(繊維質基材)、及びポリエチレン樹脂層を有する。
包装紙容器を製造するために、ウェブ状の包装積層材料を長手方向の縦シールによりチューブ状に先ず成形する。チューブ状包装材料内に食品を充填する。チューブ状包装材料を横断方向に横シールして切断する。折目線に沿って折畳んで最終形状に成形する。その最終形状には、ブリック状、8角柱状、正四面体形状などがある。
容器の上壁面に注出口を形成し、注出口にプルタブを貼着する。飲用時にプルタブを引き剥がして注出口を開放する。
注出口にプルタブが貼着された容器は、容器10内にジュースや牛乳などの液体食品を収容する。容器の上壁面に、小型のパンチ孔から成る注出口が形成される。注出口を内側からインナテープが、外側からプルタブが、密封される。この時、インナテープとプルタブとが融着する。インナテープは、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン及びポリエチレンを積層して形成される。プルタブは、アルミニウムフィルムで形成され、一方の面にポリエチレン樹脂層が被覆される。
液体食品を飲用する場合に、プルタブを引き剥がすと、インナテープのプルタブと融着された部分がプルタブによって破られ、注出口を開放する。
注出口にプルタブが貼着された容器は、容器10内にジュースや牛乳などの液体食品を収容する。容器の上壁面に、小型のパンチ孔から成る注出口が形成される。注出口を内側からインナテープが、外側からプルタブが、密封される。この時、インナテープとプルタブとが融着する。インナテープは、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン及びポリエチレンを積層して形成される。プルタブは、アルミニウムフィルムで形成され、一方の面にポリエチレン樹脂層が被覆される。
液体食品を飲用する場合に、プルタブを引き剥がすと、インナテープのプルタブと融着された部分がプルタブによって破られ、注出口を開放する。
プルタブ貼着装置に供給される前に、ウェブ状の包装積層材料には、注出口を形成され、インナテープが包装材料にヒートシールされる。
プルタブ貼着装置には、表面がフッ素樹脂で形成されたカウンタドーリーと、カウンタドーリーに対して上下動自在に配設されたプルタブシールヒータが設けられている。プルタブシールヒータを移動させ、カウンタドーリーとの間にインナテープ、包装材料及びプルタブを挟持する。カウンタドーリーに、エアの供給管と接続した貫通口が設けられれている。
プルタブ貼着装置には、表面がフッ素樹脂で形成されたカウンタドーリーと、カウンタドーリーに対して上下動自在に配設されたプルタブシールヒータが設けられている。プルタブシールヒータを移動させ、カウンタドーリーとの間にインナテープ、包装材料及びプルタブを挟持する。カウンタドーリーに、エアの供給管と接続した貫通口が設けられれている。
この構成のプルタブ貼着装置において、カウンタドーリーにプルタブシールヒータが近接させられ、インナテープ、包装材料及びプルタブを押圧し、プルタブシールヒータで加熱することによって、インナテープ及び包装材料間、包装材料及びプルタブ間をヒートシールする。同時に貫通口を介してカウンタドーリーとインナテープ間の空間内に、1〜3〔kg/cm2〕程度の圧力でエアが吹き出される。
エアの圧力とプルタブシールヒータの熱によってインナテープがプルタブに融着する。注出口の内周縁の近傍においてインナテープとプルタブ間にエアギャップが形成される。
実用登録2581857号公報
特開平02−152609号公報
エアの圧力とプルタブシールヒータの熱によってインナテープがプルタブに融着する。注出口の内周縁の近傍においてインナテープとプルタブ間にエアギャップが形成される。
しかしながら、従来のプルタブ貼着装置においては、エアがカウンタドーリーとインナテープ間の空間内に供給されると、エアの圧力によってインナテープに無理なテンションがかかり、インナテープにピンホールが発生するかもしれない。
エアの圧力によって、インナテープがプルタブに融着して、ピール性が向上する。しかし、エアの圧力によって、インナテープがプルタブに十分に接触しない。エアの圧力を高めても、インナテープに無理なテンションが負荷される。ピンホールが発生し、液体食品が漏れる不都合がある。
エアの圧力によって、インナテープがプルタブに融着して、ピール性が向上する。しかし、エアの圧力によって、インナテープがプルタブに十分に接触しない。エアの圧力を高めても、インナテープに無理なテンションが負荷される。ピンホールが発生し、液体食品が漏れる不都合がある。
プルタブシールヒータの温度を高くすることによって、インナテープがプルタブに融着して、ピール性が向上する。しかし、高温のプルタブシールヒータによって、注出口の周り部分でピンホールが発生するという不都合がある。
更に、注出口が細長い形状を有しているため、エアの圧力がインナテープに加わった時に、インナテープは横方向に比べ縦方向に伸びやすい。したがって、エアギャップは部分が他の部分より狭くなってしまう。その場合、ピンホールが発生しやすくなるという問題がある。
本発明の目的は、インナテープにピンホールが発生することを防止すると共にピール性に優れたものとすることができるプルタブ貼着装置を提供することである。
本発明の目的は、インナテープにピンホールが発生することを防止すると共にピール性に優れたものとすることができるプルタブ貼着装置を提供することである。
本発明のプルタブ貼着装置は、内側樹脂層、紙層及び外側樹脂層を備え、かつ、容器用注出口が形成された積層包装材料の内側に配設される、前記注出口を密封するためにインナテープを前記内側樹脂層にシールするインナテープシール手段と、
前記包装材料の外側に配設され、前記注出口を密封するためにプルタブを前記外側樹脂層及びインナテープにシールするプルタブシールヒータと、
該プルタブシールヒータと対向させて配設され、かつ、プルタブシールヒータと共に、前記インナテープ、包装材料及びプルタブを挟持するカウンタドーリーと、
該カウンタドーリーから前記インナテープに向けてエアを供給して、前記インナテープをプルタブに対して押圧するエア供給手段と、
前記インナテープのプルタブへの接触を促進するインナテープ接触促進手段とを
有することを特徴とする。
前記包装材料の外側に配設され、前記注出口を密封するためにプルタブを前記外側樹脂層及びインナテープにシールするプルタブシールヒータと、
該プルタブシールヒータと対向させて配設され、かつ、プルタブシールヒータと共に、前記インナテープ、包装材料及びプルタブを挟持するカウンタドーリーと、
該カウンタドーリーから前記インナテープに向けてエアを供給して、前記インナテープをプルタブに対して押圧するエア供給手段と、
前記インナテープのプルタブへの接触を促進するインナテープ接触促進手段とを
有することを特徴とする。
この発明の好ましい態様のプルタブ貼着装置は、インナテープ接触促進手段が、カウンタドーリーの作用面に形成された突起である。
この発明の好ましい態様のプルタブ貼着装置では、インナテープ接触促進手段が、供給されるエアを、好ましくは、90℃〜70℃、より好ましくは、85℃〜75℃に、加熱するエア加熱手段である。
この発明によるインナテープ接触促進手段によって、インナテープがプルタブへ接触することを促進する。インナテープ接触促進手段が、供給されるエアを加熱するエア加熱手段である態様では、加温されたエアーがインナーテープを押圧するとともにインナーテープを加熱する。加熱されたインナーテープは、軟化して柔軟性を持ち、注出口の端面の周りをインナテープに無理なテンション無く、包み込む。その結果、注出口の端面の周りでのピンホールの発生を低減する。また、インナテープがプルタブへ接触することを促進する。その結果、飲用時にプルタブを引き剥がす際に、インナテープがプルタブ共に容易に引き剥がされて、容器のピール性が向上する。
エアーがインナーテープを押圧してインナーテープがプルタブに全体的に接触する。インナテープ接触促進手段がカウンタドーリーの作用面に形成された突起である態様では、更に、突起があたる部分でインナーテープとプルタブとが更に押し付けらる。強く押す必要は無いが、軽く当たる程度でも、他の箇所と異なる接着強度となる。その突起対応部分から、飲用時にプルタブを引き剥がす際に、インナテープがプルタブ共に容易に引き剥がされて、容器のピール性が向上する。
本発明のプルタブ貼着装置によって、インナテープにピンホールが発生することを防止すると共にピール性に優れたものとすることができる。
本発明のプルタブ貼着装置によって、インナテープにピンホールが発生することを防止すると共にピール性に優れたものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すプルタブ貼着装置の概略図、図2は本発明の別の実施例を示すプルタブ貼着装置の概略図、図3は本発明のプルタブ貼着装置が使用される態様を示す概略図、図4はプルタブ貼着装置に搬送される前の包装材料の展開図、図5はプルタブを貼着した容器の斜視図である。
本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すプルタブ貼着装置の概略図、図2は本発明の別の実施例を示すプルタブ貼着装置の概略図、図3は本発明のプルタブ貼着装置が使用される態様を示す概略図、図4はプルタブ貼着装置に搬送される前の包装材料の展開図、図5はプルタブを貼着した容器の斜視図である。
図1及び図5において、容器5は、その頂部に注出口2を有し、この注出口2を覆うプルタブ3が形成されている。容器は、積層包装材料6からなる。積層包装材料6は、この態様において、内側から順にポリエチレン樹脂層(内側樹脂層)6a、アルミ箔層6b、紙層6c及びポリエチレン樹脂層(外側樹脂層)6dから形成される。なお、前記アルミ箔層6bの両側には図示しない接着性樹脂層を形成するとともに、外側表面には必要に応じて印刷が施される。
図1において、注出口7は、包装材料6の所定箇所に形成されたパンチ孔から成る。インナテープ8は、包装材料6の内側表面にヒートシールされ、注出口7を密封する。インナテープ8は、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン及びポリエステルなどを積層したフィルムである。プルタブ9はアルミニウムフィルムとポリエチレン樹脂層とからなる。プルタブ9はポリエチレン樹脂層を介して包装材料6の外側表面にヒートシールされる。
図1において、注出口7は、包装材料6の所定箇所に形成されたパンチ孔から成る。インナテープ8は、包装材料6の内側表面にヒートシールされ、注出口7を密封する。インナテープ8は、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン及びポリエステルなどを積層したフィルムである。プルタブ9はアルミニウムフィルムとポリエチレン樹脂層とからなる。プルタブ9はポリエチレン樹脂層を介して包装材料6の外側表面にヒートシールされる。
プルタブ貼着装置に供給される前に、あらかじめインナテープが包装材料にヒートシールされ、また、プルタブが準備される。プルタブ貼着装置においては、少なくとも表面がフッ素樹脂で形成されたカウンタドーリー11と、図示しないカム機構によって並進運動自在に配設されたプルタブシールヒータ10が設けられている。プルタブシールヒータ10を移動させ、カウンタドーリー11との間にインナテープ8、包装材料6及びプルタブ9を挟持する。プルタブシールヒータ10は図示しない加熱要素を有し、電流が供給されて発熱する。
エアは、供給管12を介して、バルブ13によって制御され、インナテープ接触促進手段としてのエア加熱手段14で加熱される。貫通口15から加熱エアが、供給される。
プルタブ貼着装置において、プルタブシールヒータ10が移動させられ、カウンタドーリー11と共に、インナテープ8、包装材料6及びプルタブ9を挟持して加圧し、プルタブシールヒータ10で加熱することによって、インナテープ8及び包装材料6間、包装材料6及びプルタブ9間をヒートシールする。この時、同時にバルブ13が開かれ、貫通口15を介してカウンタドーリー11とインナテープ8間の空間16内に、圧力エアが吹き出され、インナテープ8をプルタブ9に対して押圧する。
この発明の態様において、インナテープ接触促進手段としてのエア加熱手段14がエアを加熱する。貫通口15から加熱エアが、供給される。
プルタブ貼着装置において、プルタブシールヒータ10が移動させられ、カウンタドーリー11と共に、インナテープ8、包装材料6及びプルタブ9を挟持して加圧し、プルタブシールヒータ10で加熱することによって、インナテープ8及び包装材料6間、包装材料6及びプルタブ9間をヒートシールする。この時、同時にバルブ13が開かれ、貫通口15を介してカウンタドーリー11とインナテープ8間の空間16内に、圧力エアが吹き出され、インナテープ8をプルタブ9に対して押圧する。
この発明の態様において、インナテープ接触促進手段としてのエア加熱手段14がエアを加熱する。貫通口15から加熱エアが、供給される。
供給されるエアを加熱するエア加熱手段である態様では、加温されたエアーがインナーテープを押圧するとともにインナーテープを加熱する。加熱されたインナーテープは、軟化して柔軟性を持ち、注出口の端面の周りをインナテープに無理なテンション無く、包み込む。エアの圧力とプルタブシールヒータが発生した熱によってインナテープがプルタブに融着し、両者間が密着させられる。エアギャップは、注出口7の内周縁の近傍においてインナテープ8とプルタブ9間に形成される。ここに、インナテープ8に無理なテンションがかからず、ピンホールが発生するのを防止することができる。
プルタブ貼着装置の概略図の図3を参照してプルタブ貼着装置の動作について説明する。
インナテープシール手段32は、注出口を密封するためにインナテープ8を内側樹脂層にシールする。穿孔部31は、並進運動するパンチと固定ダイから成る。両者間に包装材料6を間歇的に搬送し、図4に示すように、注出口7を穿孔する。次に、包装材料6はインナテープシール部32に送られる。インナテープシール部は、包装材料の外側表面にインナテープ8をヒートシールする。
インナテープシール手段32は、注出口を密封するためにインナテープ8を内側樹脂層にシールする。穿孔部31は、並進運動するパンチと固定ダイから成る。両者間に包装材料6を間歇的に搬送し、図4に示すように、注出口7を穿孔する。次に、包装材料6はインナテープシール部32に送られる。インナテープシール部は、包装材料の外側表面にインナテープ8をヒートシールする。
包装材料6はプルタブ貼着装置に送られる。プルタブ貼着装置は、プルタブシールヒータ10と、カウンタドーリー11から成り、両者間に前記包装材料6を間歇的に搬送する。プルタブシールヒータ10側にはプルタブが供給され、プルタブ貼着装置は、プルタブで注出口を覆って包装材料に対してヒートシールするとともに、インナテープと融着させる。エアも同時に供給される。前記包装材料6は、間歇的に搬送される。
図2に示す本発明の別の実施例のプルタブ貼着装置の態様では、少なくとも表面がフッ素樹脂で形成されたカウンタドーリー11と、並進運動自在に配設されたプルタブシールヒータ10が設けられている。プルタブシールヒータ10を移動させ、カウンタドーリー11との間にインナテープ8、包装材料6及びプルタブ9を挟持する。プルタブシールヒータ10は発熱する。
エア20は、供給管を介して、バルブによって制御され、複数の貫通口15から、供給される。
プルタブ貼着装置において、プルタブシールヒータ10が移動させられ、カウンタドーリー11と共に、インナテープ8、包装材料6及びプルタブ9を挟持して加圧し、プルタブシールヒータ10で加熱することによって、インナテープ8及び包装材料6間、包装材料6及びプルタブ9間をヒートシールする。この時、貫通口15を介してカウンタドーリー11とインナテープ8間の空間内に、圧力エアが吹き出され、インナテープ8をプルタブ9に対して押圧する。
この態様において、インナテープ接触促進手段が、カウンタドーリーの作用面に形成された突起21である。突起の形状、寸法などは、適宜選択変更することができる。例えば、積層包装材料の厚みが、0.5mm程度であれば、その突起の高さも凡そ0.5mm程度になる。
エアー20がインナーテープ8を押圧してインナーテープ8がプルタブ9に全体的に接触する。突起21があたる部分でインナーテープ8とプルタブ9とが更に押し付けらる。軽く当たる程度でも、他の箇所と異なる接着強度となる。
このプルタブ貼着装置の動作は図3に示す通りである。
プルタブ貼着装置において、プルタブシールヒータ10が移動させられ、カウンタドーリー11と共に、インナテープ8、包装材料6及びプルタブ9を挟持して加圧し、プルタブシールヒータ10で加熱することによって、インナテープ8及び包装材料6間、包装材料6及びプルタブ9間をヒートシールする。この時、貫通口15を介してカウンタドーリー11とインナテープ8間の空間内に、圧力エアが吹き出され、インナテープ8をプルタブ9に対して押圧する。
この態様において、インナテープ接触促進手段が、カウンタドーリーの作用面に形成された突起21である。突起の形状、寸法などは、適宜選択変更することができる。例えば、積層包装材料の厚みが、0.5mm程度であれば、その突起の高さも凡そ0.5mm程度になる。
エアー20がインナーテープ8を押圧してインナーテープ8がプルタブ9に全体的に接触する。突起21があたる部分でインナーテープ8とプルタブ9とが更に押し付けらる。軽く当たる程度でも、他の箇所と異なる接着強度となる。
このプルタブ貼着装置の動作は図3に示す通りである。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明のプルタブ貼着装置によって、牛乳、ジュース、ミネラルウォーターなどの飲料、流動食品などの包装容器を製造することができる。
6 包装材料
7 注出口
8 インナテープ
9 プルタブ
10 プルタブシールヒータ
11 カウンタドーリー
7 注出口
8 インナテープ
9 プルタブ
10 プルタブシールヒータ
11 カウンタドーリー
Claims (3)
- 内側樹脂層、紙層及び外側樹脂層を備え、かつ、容器用注出口が形成された積層包装材料の内側に配設される、前記注出口を密封するためにインナテープを前記内側樹脂層にシールするインナテープシール手段と、
前記包装材料の外側に配設され、前記注出口を密封するためにプルタブを前記外側樹脂層及びインナテープにシールするプルタブシールヒータと、
該プルタブシールヒータと対向させて配設され、かつ、プルタブシールヒータと共に、前記インナテープ、包装材料及びプルタブを挟持するカウンタドーリーと、
該カウンタドーリーから前記インナテープに向けてエアを供給して、前記インナテープをプルタブに対して押圧するエア供給手段と、
前記インナテープのプルタブへの接触を促進するインナテープ接触促進手段とを
有することを特徴とするプルタブ貼着装置。 - 該インナテープ接触促進手段が、該カウンタドーリーの作用面に形成された突起である、請求項1記載のプルタブ貼着装置。
- 該インナテープ接触促進手段が、供給されるエアを加熱するエア加熱手段である、請求項1記載のプルタブ貼着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004008609A JP2005200065A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | プルタブ貼着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004008609A JP2005200065A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | プルタブ貼着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005200065A true JP2005200065A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34821880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004008609A Pending JP2005200065A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | プルタブ貼着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005200065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1939094A1 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-02 | Ipi S.R.L. | A method for manufacturing a container for pourable products |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6096203U (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-01 | 大日本印刷株式会社 | 剥離テ−プ付容器素材シ−トの開口部への剥離テ−プ貼着装置 |
JPH0632302U (ja) * | 1992-10-08 | 1994-04-26 | 日本テトラパック株式会社 | プルタブシール装置 |
JP2002179041A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-26 | Toppan Printing Co Ltd | インモールドラベル付ボトル |
-
2004
- 2004-01-16 JP JP2004008609A patent/JP2005200065A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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A02 | Decision of refusal |
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