JP2005199361A - 研削素材または研磨素材の製造方法、研削素材または研磨素材、および研削または研磨工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】陶土の中にダイヤモンド砥粒を混入した後、所望の形状に成形する。その後、前記成形されたダイヤモンド砥粒入りの前記陶土は、ダイヤモンドが溶解する温度以下で、焼成される。検索素材または研磨素材の形状は、板状、フィルム状、シート状、円筒状、棒状のいずれかである。
【選択図】図2
Description
第1発明の研削素材または研磨素材の製造方法は、陶土の中にダイヤモンド砥粒を混入し、所定の形状に成形し、その後、ダイヤモンドが溶解する温度以下で、焼成することを特徴とする。
第2発明の研削素材または研磨素材の製造方法は、陶土を所定の形状に成形し、その後、焼成し、前記焼成された表面の一部または全部にダイヤモンド砥粒をコーティングにより、または熱処理によって付着することを特徴とする。
第3発明の研削素材または研磨素材の製造方法は、陶土を所定の形状に成形し、前記成形された表面の一部または全部にダイヤモンド砥粒をコーティングにより、または熱処理によって付着した後、ダイヤモンドが溶解する温度以下で、焼成することを特徴とする。
第4発明の研削素材または研磨素材の製造方法において、研削素材または研磨素材の形状が板状、フィルム状、シート状、円筒状、円柱状、円板状、球状、棒状のいずれかであることを特徴とする。
第5発明の研削素材または研磨素材の製造方法において、陶土の中には、金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒が含まれていることを特徴とする。
第6発明の研削素材または研磨素材の製造方法において、陶土の中には、マイナスイオンを発生する部材が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする。
第7発明の研削素材または研磨素材の製造方法において、陶土の中には、香りを発生する鉱物の少なくとも1種類が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする。
第8発明の研削素材または研磨素材は、アルカリ金属、アルカリ土類金属を含み、陶土の中にダイヤモンド砥粒が混入されて所定の形状に焼成された陶磁器からなることを特徴とする。
第9発明の研削素材または研磨素材は、陶土を所定の形状に焼成した陶磁器と、前記陶磁器の表面の一部または全部にダイヤモンド砥粒が形成されている研磨部と、からなることを特徴とする。
第10発明の研削素材または研磨素材において、陶磁器の形状は、板状、フィルム状、シート状、円筒状、円柱状、円板状、球状、棒状のいずれかであることを特徴とする。
第11発明の研削素材または研磨素材において、陶磁器の中には、金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒が含まれていることを特徴とする。
第12発明の研削素材または研磨素材において、陶磁器の中には、マイナスイオンを発生する部材が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする。
第13発明の研削素材または研磨素材において、陶磁器の中には、香りを発生する鉱物の少なくとも1種類が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする。
第14発明の研削または研磨工具は、第8発明ないし第13発明の少なくとも一つの研削素材または研磨素材がブラシ毛に取り付けられていることを特徴とする。
第15発明の研削または研磨工具は、第8発明ないし第13発明の少なくとも一つの研削素材または研磨素材がホィールまたはディスクに取り付けられていることを特徴とする。
第16発明の研削または研磨工具は、第8発明ないし第13発明の少なくとも一つの研磨素材がハンドラッパー(どのようなものであるか不明です)に取り付けられている研磨部材から構成されていることを特徴とする。
第17発明の研削または研磨工具は、第8発明ないし第13発明の少なくとも一つの研削素材または研磨素材に軸が取り付けられていることを特徴とする。
第1発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属を含み、Al2 O3 −SiO2 を主成分とする陶土の中にダイヤモンド砥粒(たとえば、研磨素材を使用した研磨具によって、その粒径は、微細なものから比較的大きいものがある。)を混入した後、所望の形状に成形する。その後、前記成形されたダイヤモンド砥粒入りの陶土は、ダイヤモンドが溶解する温度(たとえば、約1000度C)以下で、焼成される。
第2発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属を含み、Al2 O3 −SiO2 を主成分とする陶土を所定の形状に成形した後、陶磁器として焼成する。その後、前記焼成された陶磁器における表面の一部または全部にダイヤモンド砥粒をコーティングにより、または熱処理によって付着している。前記ダイヤモンド砥粒のコーティング、または熱処理は、研削素材または研磨素材を基体に付着させている公知の手段を適用できる。
第3発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属を含み、Al2 O3 −SiO2 を主成分とする陶土を所定の形状に成形する。その後、前記成形された陶土は、その表面の一部または全部にダイヤモンド砥粒をコーティングにより、または熱処理によって付着され、ダイヤモンドが溶解する温度以下で、焼成される。
第4発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、板状、フィルム状、シート状、円筒状、円柱状、円板状、球状、棒状のいずれかの形状に成形される。前記成形は、研削素材または研磨素材の使用態様によってそれぞれの形状を選択することができる。
第5発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、前記陶土の中に、金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の1種類、または複数種類が組み合わされて混入されている。また、前記砥粒は、たとえば、ダイヤモンド以外に、ステンレス、アルミナ、シリコンカーバイト、ジルコニア、酸化セリウム、セラミックス、ガラス等の合金またはセラミックス等を混入させることにより、目的に適った研削素材または研磨素材を製造することができる。
第6発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、前記陶土の中にマイナスイオンを発生する部材が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれている。たとえば、マイナスイオンを発生する部材として、希土類、ネオジウム、フェライト、サマリウム、トルマリン、炭(特に、備長炭)等がある。研削素材または研磨素材は、その製造中にマイナスイオンが発生するため、消臭効果や殺菌効果を発揮し、前記製造作業を容易にするだけでなく、楽しく作業ができる。
第7発明における研削素材または研磨素材の製造方法は、前記陶土の中に香りを発生する鉱物の少なくとも1種類が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれている。前記鉱物は、たとえば、乳香石等を1種類以上混入させ、1mmないし30mmの球状あるいは多角形として、バレル研磨素材やブラシ毛の素材とする。前記研削素材または研磨素材の製造に際し、いい香りが発生するため、製造効率を良くする。
第8発明の研削素材または研磨素材は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属を含み、Al2 O3 −SiO2 を主成分とした陶土の中にダイヤモンド砥粒が混入されて所定の形状に焼成された陶磁器である。前記陶磁器には、ダイヤモンド砥粒が混入された状態で焼成されているため、研削素材または研磨素材として、多くの用途に使用することができる。
第9発明の研削素材または研磨素材は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属を含み、Al2 O3 −SiO2 を主成分とした陶土を所定の形状に焼成して陶磁器とする。前記陶磁器は、その表面の一部または全部に接着剤または熱によりダイヤモンド砥粒が形成されている。第9発明の陶磁器は、ダイヤモンド砥粒を混入する前に焼成しているため、硬度を高くすることができ、高い硬度が必要な場合の使用に都合が良い。
第10発明の陶磁器の形状は、板状、フィルム状、シート状、円筒状、円柱状、円板状、球状、棒状に焼成されており、目的および用途によっていずれかを選択することができる。
第11発明の陶磁器は、その中に金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒が含まれている。すなわち、前記陶磁器には、前記金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの1種または数種の砥粒が混入されている。
第12発明の陶磁器は、マイナスイオンを発生する希土類、ネオジウム、フェライト、サマリウム、トルマリン等が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれている。前記マイナスイオンを発生する部材は、消臭作用があるだけでなく、研削素材または研磨素材を使用して働く者が持つストレスや病気に対して癒すことができる。
第13発明の研削素材または研磨素材は、陶磁器の中に香りを発生する鉱物が少なくとも1種類、金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれている。研削素材または研磨素材を使用した工具を使う者は、作業中にいい香りが漂ってくるため、作業がはかどるだけでなく楽しく行うことができる。
第14発明の研削または研磨工具は、たとえば、球形または多角形等の研削素材または研磨素材の少なくとも一つまたは数個がブラシ毛の一部、特に先端部に取り付けられて、研磨ブラシとなる。
第15発明の研削または研磨工具は、少なくとも1つの研削素材または研磨素材が回転できる研磨ホィールまたは研磨ディスクから構成されている。前記研磨ホィールまたは研磨ディスクは、回転させることにより、研削または研磨力が大きく使い勝手が良い工具となる。
第16発明の研削または研磨工具は、少なくとも1つの研磨素材がハンドラッパーに取り付けられている。
第17発明は、研削素材または研磨素材に対して、必要に応じて、穴または孔を設け、その部分に軸が取り付けられて、研磨工具となる。前記研磨工具は、前記軸に回転駆動力を与えることにより、各種の研削または研磨が良好にできるようになる。
32・・・1種類または複数種類の砥粒
33・・・一部の周囲に1種または複数種の砥粒
34・・・砥粒入りの陶磁器
35・・・一部または全部の周囲に1種類または複数種類の砥粒
36・・・孔
37・・・穴
41・・・陶土
42ないし44・・・砥粒
51、55ないし57・・・砥粒
52、53・・・砥粒
61・・・研磨基台
62・・・研削素材または研磨素材
621、622・・・砥粒
65・・・陶磁器
71・・・軸
72・・・軸芯
73・・・フィルム状研磨素材
731ないし734・・・フィルム状研磨素材
74・・・軸孔
81・・・ドーナツ状部材(ドーナツ状陶磁器)
811・・・開口部
82・・・砥粒
83・・・陶磁器
831、832・・・砥粒
84・・・陶磁器
841・・・砥粒
85・・・陶磁器
851ないし853・・・砥粒
86・・・軸
90・・・ブラシ毛
91、94・・・棒状部材
911ないし917・・・陶磁器
92、93・・・取り付け部材
95・・・針金
Claims (17)
- 陶土の中にダイヤモンド砥粒を混入し、
所定の形状に成形し、
その後、ダイヤモンドが溶解する温度以下で、焼成することを特徴とする研削素材または研磨素材の製造方法。 - 陶土を所定の形状に成形し、
その後、焼成し、
前記焼成された表面の1部または全部にダイヤモンド砥粒をコーティングにより、または熱処理によって付着することを特徴とする研削素材または研磨素材の製造方法。 - 陶土を所定の形状に成形し、
前記成形された表面の1部または全部にダイヤモンド砥粒をコーティングにより、または熱処理によって付着した後、ダイヤモンドが溶解する温度以下で、焼成することを特徴とする研削素材または研磨素材の製造方法。 - 前記研削素材または研磨素材の形状は、板状、フィルム状、シート状、円筒状、円柱状、円板状、球状、棒状のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材の製造方法。
- 前記陶土の中には、金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒が含まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材の製造方法。
- 前記陶土の中には、マイナスイオンを発生する部材が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材の製造方法。
- 前記陶土の中には、香りを発生する鉱物の少なくとも1種類が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材の製造方法。
- 陶土の中にダイヤモンド砥粒が混入されて所定の形状に焼成された陶磁器からなることを特徴とする研削素材または研磨素材。
- 陶土を所定の形状に焼成した陶磁器と、
前記陶磁器の表面の1部または全部にダイヤモンド砥粒が形成されている研磨部と、
からなることを特徴とする研削素材または研磨素材。 - 前記陶磁器は、板状、フィルム状、シート状、円筒状、円柱状、円板状、球状、棒状のいずれかであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載された研削素材または研磨素材。
- 前記陶磁器の中には、金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒が含まれていることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材。
- 前記陶磁器の中には、マイナスイオンを発生する部材が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材。
- 前記陶磁器の中には、香りを発生する鉱物の少なくとも1種類が金属、合金、ダイヤモンド、セラミックスの内の少なくとも1種類の砥粒とともに含まれていることを特徴とする請求項8ないし請求項12のいずれか1項に記載された研削素材または研磨素材。
- 請求項8ないし請求項13のいずれか1項に記載された少なくとも1つの研削素材または研磨素材がブラシ毛に取り付けられていることを特徴とする研削または研磨工具。
- 請求項8ないし請求項13のいずれか1項に記載された少なくとも1つの研削素材または研磨素材がホィールまたはディスクに取り付けられていることを特徴とする研削または研磨工具。
- 請求項8ないし請求項13のいずれか1項に記載された少なくとも1つの研磨素材がハンドラッパーに取り付けられている研磨部材から構成されていることを特徴とする研削または研磨工具。
- 請求項8ないし請求項13のいずれか1項に記載された少なくとも1つの研削素材または研磨素材に軸が取り付けられていることを特徴とする研削または研磨工具。
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