JP2005198924A - 流し台における側枠と渡し枠との連結構造 - Google Patents
流し台における側枠と渡し枠との連結構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005198924A JP2005198924A JP2004009945A JP2004009945A JP2005198924A JP 2005198924 A JP2005198924 A JP 2005198924A JP 2004009945 A JP2004009945 A JP 2004009945A JP 2004009945 A JP2004009945 A JP 2004009945A JP 2005198924 A JP2005198924 A JP 2005198924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- hole
- female screw
- flange
- screw cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
- Dowels (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
【課題】 側枠と渡し材との連結を強固に行う。
【解決手段】 断面矩形のパイプ材からなる上部第1水平材7の内向き側壁に軸心を左右方向に向けた貫通孔19が形成され、この貫通孔19の周縁に雌ねじ筒20が取り付けられ、この雌ねじ筒20に、縦材30の突出片30bに形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔34を通じて、ボルト26がねじ嵌められている。前記雌ねじ筒20は、変形前の状態では筒状である入口側の変形可能部を有する筒状本体23と、この筒状本体23の入口側端に設けられたフランジ21とを有している。変形前の、雌ねじ筒20の筒状本体23を貫通孔19に嵌めた後、上部第1水平材7の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジ22を形成し、この変形フランジ22とフランジ21とにより貫通孔19の周縁を挟持させている。
【選択図】 図3
【解決手段】 断面矩形のパイプ材からなる上部第1水平材7の内向き側壁に軸心を左右方向に向けた貫通孔19が形成され、この貫通孔19の周縁に雌ねじ筒20が取り付けられ、この雌ねじ筒20に、縦材30の突出片30bに形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔34を通じて、ボルト26がねじ嵌められている。前記雌ねじ筒20は、変形前の状態では筒状である入口側の変形可能部を有する筒状本体23と、この筒状本体23の入口側端に設けられたフランジ21とを有している。変形前の、雌ねじ筒20の筒状本体23を貫通孔19に嵌めた後、上部第1水平材7の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジ22を形成し、この変形フランジ22とフランジ21とにより貫通孔19の周縁を挟持させている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、流し台、更に具体的には、所定間隔をあけて配された左右一対の金属製の側枠と、これら側枠の上部の前後部に渡し止められた前後一対の金属製の渡し枠と、側枠の上部及び渡し枠の上部に載置された、水槽を有する天板とを有する流し台における側枠と渡し枠との連結構造に関する。
従来、この種の側枠と渡し枠との連結構造として以下の如きものは知られている。
所定間隔をあけて配された左右一対の側枠と、これら側枠の上部の前後部に渡し止められた前後一対の渡し材と、側枠の上部及び渡し材の上部に載置された、水槽を有する天板とを有する流し台の側枠と渡し材との連結構造であって、側枠の枠構成材及び断面矩形の金属製パイプ材からなる渡し材に雌ねじを形成し、これら雌ねじに、連結具に形成された貫通孔を通じて、ねじをねじ嵌めることにより、側枠と渡し材とが連結具を介してねじで連結されたものは知られている。
特開平11−99,024号公報
所定間隔をあけて配された左右一対の側枠と、これら側枠の上部の前後部に渡し止められた前後一対の渡し材と、側枠の上部及び渡し材の上部に載置された、水槽を有する天板とを有する流し台の側枠と渡し材との連結構造であって、側枠の枠構成材及び断面矩形の金属製パイプ材からなる渡し材に雌ねじを形成し、これら雌ねじに、連結具に形成された貫通孔を通じて、ねじをねじ嵌めることにより、側枠と渡し材とが連結具を介してねじで連結されたものは知られている。
前記従来の側枠と渡し枠との連結構造には以下の如き欠点があった。
側枠の枠構成材及び断面矩形の金属製パイプ材からなる渡し材に雌ねじを形成し、これら雌ねじに、連結具に形成された貫通孔を通じて、ねじをねじ嵌めることにより、側枠と渡し材とが連結具を介してねじで連結されたものであったため、断面矩形の金属製パイプ材からなる渡し材の側壁の肉厚が薄い場合、雌ねじの長さ(軸心方向の長さ)を長くすることが出来ず、その結果、ねじとの螺合長さを十分にとることが出来ず、側枠と渡し材との連結を強固に行うことが出来ないという欠点があった。
側枠の枠構成材及び断面矩形の金属製パイプ材からなる渡し材に雌ねじを形成し、これら雌ねじに、連結具に形成された貫通孔を通じて、ねじをねじ嵌めることにより、側枠と渡し材とが連結具を介してねじで連結されたものであったため、断面矩形の金属製パイプ材からなる渡し材の側壁の肉厚が薄い場合、雌ねじの長さ(軸心方向の長さ)を長くすることが出来ず、その結果、ねじとの螺合長さを十分にとることが出来ず、側枠と渡し材との連結を強固に行うことが出来ないという欠点があった。
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
(1)請求項1の発明は、所定間隔をあけて配された左右一対の金属製の側枠と、これら側枠の上部の前後部に渡し止められた前後一対の金属製の渡し枠と、側枠の上部及び渡し枠の上部に載置された、水槽を有する天板とを有する流し台における側枠と渡し枠との連結構造であって、少なくとも一方の側枠は、断面矩形のパイプ材からなる枠構成材を有し、この枠構成材の内向き側壁に軸心を左右方向に向けた貫通孔が形成され、この貫通孔の周縁に雌ねじ筒が取り付けられ、この雌ねじ筒に、渡し枠の左又は右の縦材に形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔を通じて、ボルトがねじ嵌められており、前記雌ねじ筒は、変形前の状態では筒状である入口側の変形可能部を有する筒状本体と、この筒状本体の入口側端に設けられたフランジとを有しており、変形前の、雌ねじ筒の筒状本体を枠構成材の貫通孔に嵌めた後、枠構成材の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジを形成し、この変形フランジとフランジとにより枠構成材の貫通孔の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒が枠構成材の貫通孔の周縁に取り付けられているものである。
(2)請求項2の発明は、前記縦材に形成された貫通孔の周縁にはフランジが完全に嵌まる凹所が形成されている請求項1記載のものである。
(3)請求項3の発明は、前記枠構成材に形成された貫通孔の周縁にはフランジが完全に嵌まる凹所が形成されている請求項1記載のものである。
(4)請求項4の発明は、前記枠構成材に2つの雌ねじ筒が1組となされて設けられ、この2つで1組の雌ねじ筒は、上下にずれると共に前後にもずれて位置し、渡し枠の縦材の貫通孔が、雌ねじ筒に対向するようになされ、前記ボルトが六角孔付きボルトである請求項1、2又は3記載のものである。
(1)請求項1の発明は、所定間隔をあけて配された左右一対の金属製の側枠と、これら側枠の上部の前後部に渡し止められた前後一対の金属製の渡し枠と、側枠の上部及び渡し枠の上部に載置された、水槽を有する天板とを有する流し台における側枠と渡し枠との連結構造であって、少なくとも一方の側枠は、断面矩形のパイプ材からなる枠構成材を有し、この枠構成材の内向き側壁に軸心を左右方向に向けた貫通孔が形成され、この貫通孔の周縁に雌ねじ筒が取り付けられ、この雌ねじ筒に、渡し枠の左又は右の縦材に形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔を通じて、ボルトがねじ嵌められており、前記雌ねじ筒は、変形前の状態では筒状である入口側の変形可能部を有する筒状本体と、この筒状本体の入口側端に設けられたフランジとを有しており、変形前の、雌ねじ筒の筒状本体を枠構成材の貫通孔に嵌めた後、枠構成材の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジを形成し、この変形フランジとフランジとにより枠構成材の貫通孔の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒が枠構成材の貫通孔の周縁に取り付けられているものである。
(2)請求項2の発明は、前記縦材に形成された貫通孔の周縁にはフランジが完全に嵌まる凹所が形成されている請求項1記載のものである。
(3)請求項3の発明は、前記枠構成材に形成された貫通孔の周縁にはフランジが完全に嵌まる凹所が形成されている請求項1記載のものである。
(4)請求項4の発明は、前記枠構成材に2つの雌ねじ筒が1組となされて設けられ、この2つで1組の雌ねじ筒は、上下にずれると共に前後にもずれて位置し、渡し枠の縦材の貫通孔が、雌ねじ筒に対向するようになされ、前記ボルトが六角孔付きボルトである請求項1、2又は3記載のものである。
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
(1)請求項1の発明によれば、変形フランジとフランジとにより枠構成材の貫通孔の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒が枠構成材の貫通孔の周縁に取り付けられているので、枠構成材の側壁の厚みに拘束されることなく雌ねじ筒の雌ねじ部の長さを長くすることが出来るので、ボルトとの螺合長さを十分にとることが出来、その結果、側枠と渡し材との連結を強固に行うことが出来る。
(2)請求項2の発明によれば、雌ねじ筒のフランジを縦材に形成された貫通孔の周縁の凹所に嵌めることにより、側枠と渡し枠との位置決めが行えるので便利である。また、枠構成材と渡し枠の縦材とを密接させることが出来る。
(3)請求項3の発明によれば、枠構成材と渡し枠の縦材とを密接させることが出来る。
(4)請求項4の発明によれば、2つで1組の雌ねじ筒が、上下にずれると共に前後にもずれて位置し、渡し枠の縦材の貫通孔が、雌ねじ筒に対向するようになされているので、六角孔付きボルトの回転が行いやすい。
(1)請求項1の発明によれば、変形フランジとフランジとにより枠構成材の貫通孔の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒が枠構成材の貫通孔の周縁に取り付けられているので、枠構成材の側壁の厚みに拘束されることなく雌ねじ筒の雌ねじ部の長さを長くすることが出来るので、ボルトとの螺合長さを十分にとることが出来、その結果、側枠と渡し材との連結を強固に行うことが出来る。
(2)請求項2の発明によれば、雌ねじ筒のフランジを縦材に形成された貫通孔の周縁の凹所に嵌めることにより、側枠と渡し枠との位置決めが行えるので便利である。また、枠構成材と渡し枠の縦材とを密接させることが出来る。
(3)請求項3の発明によれば、枠構成材と渡し枠の縦材とを密接させることが出来る。
(4)請求項4の発明によれば、2つで1組の雌ねじ筒が、上下にずれると共に前後にもずれて位置し、渡し枠の縦材の貫通孔が、雌ねじ筒に対向するようになされているので、六角孔付きボルトの回転が行いやすい。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
流し台1は、所定間隔をあけて配された左右一対の金属製の側枠3を有している。
前記左側の側枠3は、下端に公知の高さ調節具5を有する前後方向に所定間隔をあけて対向する前後一対の支柱6と、これら支柱6の上部に渡し止められた長手方向を前後方向に向けた上部第1水平材7と、この上部第1水平材7の下方において前後の支柱6に渡し止められた、長手方向を前後方向に向けた上部第2水平材8と、支柱6の下部に渡し止められた長手方向を前後方向に向けた下部水平材9とを有している。
前記支柱6、上部第1水平材7及び下部水平材9は断面矩形のパイプ材からなり、上部第2水平材8は断面矩形の棒材からなっている。
前記左側の側枠3は、下端に公知の高さ調節具5を有する前後方向に所定間隔をあけて対向する前後一対の支柱6と、これら支柱6の上部に渡し止められた長手方向を前後方向に向けた上部第1水平材7と、この上部第1水平材7の下方において前後の支柱6に渡し止められた、長手方向を前後方向に向けた上部第2水平材8と、支柱6の下部に渡し止められた長手方向を前後方向に向けた下部水平材9とを有している。
前記支柱6、上部第1水平材7及び下部水平材9は断面矩形のパイプ材からなり、上部第2水平材8は断面矩形の棒材からなっている。
前記側枠3の外側上部には木質系素材からなる側部の幕板11が以下のようにして取り付けられている。幕板11の下部は、上部第2水平材8に形成された軸心を左右方向に向けた所要個の貫通孔(図示略)を通じて、ねじ(図示略)を幕板11にねじ込むことにより、上部第2水平材8に取り付けられ、幕板11の上部は、図5に示すごとく、上部第1水平材7に取り付けられた断面逆L字状の連結具13の垂下壁14に形成された軸心を左右方向に向けた所要個の貫通孔を通じてねじ16を幕板11にねじ込むことにより、連結具13に取り付けられている。なお、幕板11と垂下壁14との間にはスペース材17(前後長さは垂下壁14の前後長さに等しい)が介挿されている。
以下、前記連結具13の取り付け方法について説明する。
上部第1水平材7の右側壁に形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔19に、周知の雌ねじ筒20が取り付けられている。前記雌ねじ筒20は、変形前の状態では筒状である入口側(図5の右側)の変形可能部(この部分には雌ねじは形成されていない。)を有する筒状本体23と、この筒状本体23の入口側端に設けられたフランジ21とを有している。前記雌ねじ筒20は、周知のごとく以下のようにして貫通孔19の周縁に取り付けられる。変形前の、雌ねじ筒20の筒状本体23を貫通孔19に嵌めた後、上部第1水平材7の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジ22を形成し、この変形フランジ22とフランジ21とにより貫通孔19の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒20が貫通孔19の周縁に取り付けられている。
上部第1水平材7の右側壁に形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔19に、周知の雌ねじ筒20が取り付けられている。前記雌ねじ筒20は、変形前の状態では筒状である入口側(図5の右側)の変形可能部(この部分には雌ねじは形成されていない。)を有する筒状本体23と、この筒状本体23の入口側端に設けられたフランジ21とを有している。前記雌ねじ筒20は、周知のごとく以下のようにして貫通孔19の周縁に取り付けられる。変形前の、雌ねじ筒20の筒状本体23を貫通孔19に嵌めた後、上部第1水平材7の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジ22を形成し、この変形フランジ22とフランジ21とにより貫通孔19の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒20が貫通孔19の周縁に取り付けられている。
前記雌ねじ筒20に、六角孔付きボルト26を、垂下壁14に形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔27を通じてねじ嵌めることにより、連結具13は上部第1水平材7に取り付けられる。なお、垂下壁14の貫通孔27の周縁にはフランジ21が完全に嵌まる凹所25が形成されている。
前記右側の側枠3は、左右方向中央に鏡面を左側に向けるようにして置いた鏡で左側の側枠3を映したときに表われる像と同一の形状をしている。
前記左右の側枠3の上部の前後部に前後一対の金属製の渡し枠28が渡し止められている。
前記前側の渡し枠28は、上下方向に所定間隔をあけて配された上下一対の横材29と、これら横材29の左右部を繋ぐ左右一対の縦材30と、上下の横材29の長手方向中間に渡された所要個の中間補強材31(図1参照)とを有している。
前記前側の渡し枠28は、上下方向に所定間隔をあけて配された上下一対の横材29と、これら横材29の左右部を繋ぐ左右一対の縦材30と、上下の横材29の長手方向中間に渡された所要個の中間補強材31(図1参照)とを有している。
前記下側の横材29は、断面L字状をしていて、垂直片29aと垂直片29aの下縁に後方突出状に連設された突出片29bとを有している。上側の横材29は、上下方向中央に鏡面を下側に向けるようにして置いた鏡で下側の横材29を映したときに表われる像と同一の形状をしている。
前記左側の縦材30は断面L字状をしていて、垂直片30aと垂直片30aの左縁に後方突出状に連設された突出片30bとを有している。右側の横材29は、左右方向中央に鏡面を左側に向けるようにして置いた鏡で左側の縦材30を映したときに表われる像と同一の形状をしている。
前記中間補強材31は上下の垂直片29aに取り付けられている。
前記前側の渡し枠28の左端部は以下のようにして左側の側枠3の、上部第1水平材7の前部及び上部第2水平材8の前部に取り付けられている。
まず、図3を参照しつつ左側の縦材30の上部の取り付け状態を説明する。前記上部第1水平材7の前部には、図5に示したところの雌ねじ筒20が2個で1組となるようにして取り付けられている。これら雌ねじ筒20は、図4に示すところの、雌ねじ筒20にねじ嵌められる六角孔付きボルト26を参照すれば明らかなように、上下にずれると共に前後にもずれて位置している。
前記雌ねじ筒20に、六角孔付きボルト26を、突出片30bに形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔34を通じてねじ嵌めることにより、左側の縦材30の上部は上部第1水平材7に取り付けられる。なお、突出片30bの貫通孔34の周縁にはフランジ21が完全に嵌まる凹所35が形成されている。
まず、図3を参照しつつ左側の縦材30の上部の取り付け状態を説明する。前記上部第1水平材7の前部には、図5に示したところの雌ねじ筒20が2個で1組となるようにして取り付けられている。これら雌ねじ筒20は、図4に示すところの、雌ねじ筒20にねじ嵌められる六角孔付きボルト26を参照すれば明らかなように、上下にずれると共に前後にもずれて位置している。
前記雌ねじ筒20に、六角孔付きボルト26を、突出片30bに形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔34を通じてねじ嵌めることにより、左側の縦材30の上部は上部第1水平材7に取り付けられる。なお、突出片30bの貫通孔34の周縁にはフランジ21が完全に嵌まる凹所35が形成されている。
次に、図3を参照しつつ左側の縦材30の下部の取り付け状態を説明する。前記上部第2水平材8の前部に軸心を左右方向に向けたねじ孔37が形成されている。これらねじ孔37は、図4に示すところの、ねじ孔37にねじ嵌められる六角孔付きボルト26を参照すれば明らかなように、上下にずれると共に前後にもずれている。
前記ねじ孔37に、六角孔付きボルト26を、突出片30bに形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔39を通じてねじ嵌めることにより、左側の縦材30の下部は上部第2水平材8に取り付けられる。
前記ねじ孔37に、六角孔付きボルト26を、突出片30bに形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔39を通じてねじ嵌めることにより、左側の縦材30の下部は上部第2水平材8に取り付けられる。
前記前側の渡し枠28の右端部の、右側の側枠3への取り付けは、前側の渡し枠28の左端部の、左側の側枠3への取り付けと同様に行われる。
前記後側の渡し枠28は、前後方向中央に鏡面を前側に向けるようにして置いた鏡で前側の渡し枠28を映したときに表われる像と同一の状態をしている。
そして、後側の渡し枠28の左右部の上下部は、前側の渡し枠28の上部のごとき連結手段(雌ねじ筒20及び六角孔付きボルト26を利用した連結手段)により、後側の支柱6の上部に取り付けられている。
そして、後側の渡し枠28の左右部の上下部は、前側の渡し枠28の上部のごとき連結手段(雌ねじ筒20及び六角孔付きボルト26を利用した連結手段)により、後側の支柱6の上部に取り付けられている。
前記前側の渡し枠28に、以下ごとき手段により、木質系素材からなる前側の幕板40が取り付けられている。
図4に示すごとく、前側の渡し枠28の横材29の垂直片29aに形成された、軸心を前後方向に向けた所要個の貫通孔を通じて、ねじ16を、前側の幕板40にねじ嵌めることにより、前側の幕板40は垂直片29aに取り付けられている。
図4に示すごとく、前側の渡し枠28の横材29の垂直片29aに形成された、軸心を前後方向に向けた所要個の貫通孔を通じて、ねじ16を、前側の幕板40にねじ嵌めることにより、前側の幕板40は垂直片29aに取り付けられている。
前記左右の側枠3の、後部の支柱6の下部に長手方向を左右方向に向けた金属製の横桟41(断面矩形のパイプ材からなる)が以下のようにして渡し止められている。
図6に示すごとく、左側の後部の支柱6の右面に断面コ字状の連結具43が溶接等で取り付けられ、この連結具43は横桟41に嵌まり込む大きさを有している。この連結具43に横桟41の左端部を嵌めた後、横桟41の上下部に形成された、軸心を上下方向に向けた貫通孔44を通じて、六角孔付きボルト26を、連結具43に形成された軸心を上下方向に向けたねじ孔45にねじ嵌めることにより、横桟41の左端部が、左側の後部の支柱6に取り付けられている。
図6に示すごとく、左側の後部の支柱6の右面に断面コ字状の連結具43が溶接等で取り付けられ、この連結具43は横桟41に嵌まり込む大きさを有している。この連結具43に横桟41の左端部を嵌めた後、横桟41の上下部に形成された、軸心を上下方向に向けた貫通孔44を通じて、六角孔付きボルト26を、連結具43に形成された軸心を上下方向に向けたねじ孔45にねじ嵌めることにより、横桟41の左端部が、左側の後部の支柱6に取り付けられている。
前記横桟41の右端部の、右側の後部の支柱6への取り付けは、横桟41の左端部の、左側の後部の支柱6への取り付けと同様に行われる。
前記側枠3の上部及び渡し枠28の上部に載置された、水槽49を有する天板48が、以下のようにして、上部第1水平材7に取り付けられている。
図5に示すごとく、連結具13の水平壁15に形成された、軸心を上下方向に向けた貫通孔を通じて、ねじ16を、天板48の左部の、木質系補強材50にねじ嵌めることにより、天板48の左部が連結具13を介して左側の上部第1水平材7に取り付けられている。また、天板48の右部が、前記天板48の左部と同様の手段により、右側の上部第1水平材7に固定されている。
図5に示すごとく、連結具13の水平壁15に形成された、軸心を上下方向に向けた貫通孔を通じて、ねじ16を、天板48の左部の、木質系補強材50にねじ嵌めることにより、天板48の左部が連結具13を介して左側の上部第1水平材7に取り付けられている。また、天板48の右部が、前記天板48の左部と同様の手段により、右側の上部第1水平材7に固定されている。
以下に変形例等について説明を加える。
(1)前側の幕板40の左右端部を切除して、前後の渡し枠28の左右部に引き出し用空間を形成し、これら空間に引き出し用ガイド体を設け、これら引き出し用ガイド体に引き出しを前後出し入れ自在に収納するようにしてもよい。
(2)側枠3の形状は任意である。
(3)前記後側の支柱6及び上部第1水平材7が、特許請求の範囲でいう、断面矩形のパイプ材からなる枠構成材である。
(4)フランジ21が完全に嵌まる凹所を、垂下壁14の貫通孔27の周縁や突出片30bの貫通孔34の周縁に形成せず、上部第1水平材7の貫通孔19の周縁や後部の支柱6の貫通孔の周縁に形成するようにしてもよい。
(1)前側の幕板40の左右端部を切除して、前後の渡し枠28の左右部に引き出し用空間を形成し、これら空間に引き出し用ガイド体を設け、これら引き出し用ガイド体に引き出しを前後出し入れ自在に収納するようにしてもよい。
(2)側枠3の形状は任意である。
(3)前記後側の支柱6及び上部第1水平材7が、特許請求の範囲でいう、断面矩形のパイプ材からなる枠構成材である。
(4)フランジ21が完全に嵌まる凹所を、垂下壁14の貫通孔27の周縁や突出片30bの貫通孔34の周縁に形成せず、上部第1水平材7の貫通孔19の周縁や後部の支柱6の貫通孔の周縁に形成するようにしてもよい。
1 流し台
3 側枠
6 支柱(枠構成材)
7 上部第1水平材(枠構成材)
19 貫通孔
20 雌ねじ筒
21 フランジ
22 変形フランジ
23 筒状本体
26 六角孔付きボルト
28 渡し枠
30 縦材
34 貫通孔
48 天板
49 水槽
3 側枠
6 支柱(枠構成材)
7 上部第1水平材(枠構成材)
19 貫通孔
20 雌ねじ筒
21 フランジ
22 変形フランジ
23 筒状本体
26 六角孔付きボルト
28 渡し枠
30 縦材
34 貫通孔
48 天板
49 水槽
Claims (4)
- 所定間隔をあけて配された左右一対の金属製の側枠と、これら側枠の上部の前後部に渡し止められた前後一対の金属製の渡し枠と、側枠の上部及び渡し枠の上部に載置された、水槽を有する天板とを有する流し台における側枠と渡し枠との連結構造であって、少なくとも一方の側枠は、断面矩形のパイプ材からなる枠構成材を有し、この枠構成材の内向き側壁に軸心を左右方向に向けた貫通孔が形成され、この貫通孔の周縁に雌ねじ筒が取り付けられ、この雌ねじ筒に、渡し枠の左又は右の縦材に形成された軸心を左右方向に向けた貫通孔を通じて、ボルトがねじ嵌められており、前記雌ねじ筒は、変形前の状態では筒状である入口側の変形可能部を有する筒状本体と、この筒状本体の入口側端に設けられたフランジとを有しており、変形前の、雌ねじ筒の筒状本体を枠構成材の貫通孔に嵌めた後、枠構成材の内部に突出した変形可能部を所定の工具で変形させて変形フランジを形成し、この変形フランジとフランジとにより枠構成材の貫通孔の周縁を挟持させることにより、雌ねじ筒が枠構成材の貫通孔の周縁に取り付けられている流し台における側枠と渡し枠との連結構造。
- 前記縦材に形成された貫通孔の周縁にはフランジが完全に嵌まる凹所が形成されている請求項1記載の流し台における側枠と渡し枠との連結構造。
- 前記枠構成材に形成された貫通孔の周縁にはフランジが完全に嵌まる凹所が形成されている請求項1記載の流し台における側枠と渡し枠との連結構造。
- 前記枠構成材に2つの雌ねじ筒が1組となされて設けられ、この2つで1組の雌ねじ筒は、上下にずれると共に前後にもずれて位置し、渡し枠の縦材の貫通孔が、雌ねじ筒に対向するようになされ、前記ボルトが六角孔付きボルトである請求項1、2又は3記載の流し台における側枠と渡し枠との連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004009945A JP2005198924A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 流し台における側枠と渡し枠との連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004009945A JP2005198924A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 流し台における側枠と渡し枠との連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005198924A true JP2005198924A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34822817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004009945A Withdrawn JP2005198924A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 流し台における側枠と渡し枠との連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005198924A (ja) |
-
2004
- 2004-01-19 JP JP2004009945A patent/JP2005198924A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005198924A (ja) | 流し台における側枠と渡し枠との連結構造 | |
JP4924965B2 (ja) | 子供椅子用構造体 | |
JP2007321499A (ja) | 木造軸組家屋の補強装置 | |
JP3202843U (ja) | 椅子 | |
JP6425670B2 (ja) | 枠構造体、および枠構造体組立方法 | |
JP2005168610A (ja) | 組み立て式の流し台 | |
KR101806602B1 (ko) | 벽걸이용 선반 | |
JP2008064235A (ja) | フレームユニット及びフレーム装置 | |
JP6695591B2 (ja) | レンチ工具 | |
JP4477538B2 (ja) | プレスフレーム | |
JP2008057138A (ja) | 壁パネル取付装置 | |
JP4307940B2 (ja) | 机 | |
JP2006312836A (ja) | 建築構造体 | |
JP3179367U (ja) | 接合金具の取付構造 | |
JP5274790B2 (ja) | 木造軸組構造における筋かい金物取付け構造 | |
JP2013113020A (ja) | 連結具 | |
JP6420710B2 (ja) | カーポート | |
JP2004183329A (ja) | 石詰め用鋼製護岸枠構造体及びそのブラケット | |
JP2005155117A (ja) | 枠材 | |
JP2007170043A (ja) | キャブとフロアフレームの締結構造 | |
JP2010004852A (ja) | パイプジョイント | |
JP2009209673A (ja) | 杭頭接合構造の取付構造及び杭頭接合構造の施工方法 | |
KR100737207B1 (ko) | 철재문틀 체결구조 | |
JP6332755B2 (ja) | ラックの側枠構造体 | |
JP5026116B2 (ja) | プレスフレーム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |