JP2005198080A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク通信により取得される情報を視聴者が見やすいように表示する。
【解決手段】テレビ本体部10では、放送信号からEPG情報を含むマルチメディア情報が取得されると、そのデータがメモリに格納される。また、放送信号からURL情報が取得された場合にはネットワーク通信部を介して当該URLにより指定されたWebサイトへアクセスしてWebページが取得され、そのデータがメモリに格納される。さらに、一定時間毎にメールサーバにアクセスして新着メールの確認が行われ、新着メールが有ればネットワーク通信部を介して新着メールが取得されそのデータがメモリに格納される。そして、リモコン50からの指示に応じてEPG情報、電子メール、Webページのテキストデータがリモコン50に送信され、リモコン50の表示ディスプレイd2に表示される。
【選択図】図1
【解決手段】テレビ本体部10では、放送信号からEPG情報を含むマルチメディア情報が取得されると、そのデータがメモリに格納される。また、放送信号からURL情報が取得された場合にはネットワーク通信部を介して当該URLにより指定されたWebサイトへアクセスしてWebページが取得され、そのデータがメモリに格納される。さらに、一定時間毎にメールサーバにアクセスして新着メールの確認が行われ、新着メールが有ればネットワーク通信部を介して新着メールが取得されそのデータがメモリに格納される。そして、リモコン50からの指示に応じてEPG情報、電子メール、Webページのテキストデータがリモコン50に送信され、リモコン50の表示ディスプレイd2に表示される。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送の放送信号を受信し、当該放送信号に基づいて映像及び音声の再生を行うデジタル放送受信装置に関する。
近年、テレビ放送においては、地上波のアナログ放送に代えて通信衛星(CS;Communications Satellite)や放送衛星(BS;Broadcast Satellite)を介してデジタル信号を伝送するデジタル放送や、地上波のデジタル放送等が展開されている。
デジタル放送では、MPEG(Moving Picture Experts Group)の圧縮符号化技術により、データの多重化が可能となり、従来のアナログ放送で使用されていたものと同じ電波帯域で複数の番組の映像及び音声を伝送するマルチ編成放送が可能となる。また、番組の映像やその音声とともに、その番組に関する電子番組ガイド情報(以下、EPG;Electriacal Program Guide情報という)や天気予報情報、ニュース情報、野球やサッカーの試合経過情報等の各種マルチメディア情報を伝送することができる。
デジタル放送受信装置では、番組映像の放送信号とともに受信されたマルチメディア情報を番組映像が表示されたテレビ画面上の一部に表示させたり、指示に応じて番組映像画面とマルチメディア情報画面とを切り換えて表示させたりすることが一般的である。しかしながら、これでは番組映像の表示領域が小さくなって見にくくなったり、番組映像が中断されてしまうといった問題や、マルチメディア情報がテキストデータであった場合には視聴者から離れたテレビ画面上に表示されるため、マルチメディア情報のテキスト文字が見えにくくなってしまうといった問題があった。
近年では、このような問題を解消するために、受信されたEPG情報をデジタル放送受信装置のリモート操作部(以下、リモコンという)側に設けられた表示画面上に表示させる方法(例えば、特許文献1参照)や、マルチメディア情報のタイトルだけをリモコンの表画面上に表示させる方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開平10−271359号公報
特開2002−10100号公報
しかしながら、上記従来技術では、受信された放送信号に含まれるマルチメディア情報を視聴者が見やすいように表示させることはできるが、電子メールやウェブページ等、ネットワークを介して取得される各種情報を見やすく表示できるものではなかった。
本発明の課題は、ネットワーク通信により取得される情報を視聴者が見やすいように表示することである。
請求項1に記載の発明は、
デジタル放送の放送信号を受信し、当該受信された放送信号に基づいて映像及び音声を再生するテレビ本体部と、前記テレビ本体部をリモート操作するためのリモート操作部とから構成されるデジタル放送受信装置において、
前記テレビ本体部は、
ネットワーク通信を行って情報を取得するネットワーク通信手段と、
前記リモート操作部と情報を送受信するリモート通信手段と、
前記ネットワーク通信手段により取得された情報を前記リモート通信手段を介してリモート操作部に送信させ、当該情報を前記リモート操作部が備える表示手段に表示させる制御手段と、を備え、
前記リモート操作部は、
前記テレビ本体部と情報を送受信するリモート通信手段と、
前記リモート通信手段を介してテレビ本体部から受信された情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
デジタル放送の放送信号を受信し、当該受信された放送信号に基づいて映像及び音声を再生するテレビ本体部と、前記テレビ本体部をリモート操作するためのリモート操作部とから構成されるデジタル放送受信装置において、
前記テレビ本体部は、
ネットワーク通信を行って情報を取得するネットワーク通信手段と、
前記リモート操作部と情報を送受信するリモート通信手段と、
前記ネットワーク通信手段により取得された情報を前記リモート通信手段を介してリモート操作部に送信させ、当該情報を前記リモート操作部が備える表示手段に表示させる制御手段と、を備え、
前記リモート操作部は、
前記テレビ本体部と情報を送受信するリモート通信手段と、
前記リモート通信手段を介してテレビ本体部から受信された情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ネットワーク通信により取得された情報をリモート操作部の表示手段に表示させるので、視聴者から離れたテレビ本体部ではなく、視聴者の手元にあるリモート操作部に情報を表示することにより、情報の視認性が向上し、視聴者は容易に情報を確認することができる。また、取得された情報をテレビ本体部に表示させる必要がないので、情報をテレビ本体部側に表示させることにより放送映像の表示領域が小さくなったり、放送映像が中断されるといった問題を解消することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ネットワーク通信により電子メール情報を取得し、当該電子メールのテキストデータをリモート操作部に表示させるので、視聴者は手元のリモート操作部により電子メールのテキスト文字を確認することができ、テキスト文字の視認性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、電子メールに画像ファイル又は音ファイルの添付ファイルが有る場合、当該画像ファイルの画像表示及び音ファイルの音出力はテレビ本体部の表示手段又は音出力手段により行うので、添付ファイルの画像や音声、音楽等はテレビ本体部側で視聴することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ネットワーク通信によりウェブページ情報を取得し、当該ウェブページに含まれるテキストデータをリモート操作部に表示させるので、視聴者は手元のリモート操作部によりウェブページのテキスト文字を確認することができ、テキスト文字の視認性が向上する。
請求項5に記載の発明によれば、ウェブページに含まれる画像ファイルの画像表示又は音ファイルの音出力はテレビ本体部の表示手段又は音出力手段により行うので、ウェブページに含まれる画像や音声、音楽等はテレビ本体部側で視聴することができる。
本実施の形態では、放送信号に含まれるEPG情報を取得するとともに、通信ネットワークを介してウェブページ(以下、Webページという)、電子メールを取得し、取得されたEPG情報、電子メール及びWebページの各情報のテキストデータをリモコンに設けられた表示ディスプレイ上に表示するデジタル放送受信装置の例を説明する。以下の説明では、地上波デジタル放送の放送形態の場合を説明するが、BSデジタル放送、CSデジタル放送等の他の放送形態であっても本発明を適用可能である。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態におけるデジタル放送受信装置1の外観を示す。
図1に示すように、デジタル放送受信装置1は、放送映像及び音声を再生するテレビ本体部10と、そのリモート操作部であるリモコン50とを備えて構成される。
図1に、本実施の形態におけるデジタル放送受信装置1の外観を示す。
図1に示すように、デジタル放送受信装置1は、放送映像及び音声を再生するテレビ本体部10と、そのリモート操作部であるリモコン50とを備えて構成される。
テレビ本体部10は、放送局から地上波デジタル放送の放送信号を受信し、当該放送信号に基づいて映像及び音声を再生しテレビジョン放映を行うものである。放送信号により伝送されるデータには、図2に示すように、映像データ、その音声データ及びマルチメディア情報のデータが含まれる。マルチメディア情報とは、EPG情報、放送番組に関するWebページのURL情報、サービス情報(天気予報情報、ニュース情報、野球試合のダイジェスト情報等)等の各種情報をいう。
テレビ本体部10の前面には電源のON/OFFキーk1、表示ディスプレイd1、スピーカ15、リモコン50から送信された操作信号を赤外線通信により受信する赤外線通信部18が設けられている。
リモコン50は、テレビ本体部10をリモート操作するためのリモート操作部であり、テレビ本体部10と赤外線通信を行う赤外線通信部54、表示ディスプレイd2、視聴するチャンネルを指定するためのチャンネルキーk2、マルチメディア情報の表示を指示するためのDataキーk3、電子メールの表示を指示するためのMailキーk4、Webページの表示を指示するためのWebキーk5、カーソルキーk6を備えて構成される。リモコン50は、押下されたキーに対応する操作信号を赤外線通信によりテレビ本体部10に送信する。
以下、テレビ本体部10、リモコン50の各部の内部構成について説明する。
図3に、テレビ本体部10の内部構成を示す。
図3に示すように、テレビ本体部10は、アンテナ11aを有するデジタル放送受信部11、画像処理部12、音声処理部13、表示部14、スピーカ15、制御部16、メモリ17、赤外線通信部18、ネットワーク通信部19を備えて構成される。
図3に、テレビ本体部10の内部構成を示す。
図3に示すように、テレビ本体部10は、アンテナ11aを有するデジタル放送受信部11、画像処理部12、音声処理部13、表示部14、スピーカ15、制御部16、メモリ17、赤外線通信部18、ネットワーク通信部19を備えて構成される。
デジタル放送受信部11は、アンテナ11aを介して受信された放送信号のうち、指定されたチャンネルに対応する放送信号を抽出し、当該抽出された放送信号に対してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の復調を行う。すなわち、放送信号の変調方式に対応して、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadracture Amplitude Modulation)、64QAMの4種類の方式による復調を選択的に行い、復調された放送信号から画像信号と音声信号を分離して、画像信号は画像処理部12へ、音声信号は音声処理部13へ出力する。また、放送信号にマルチメディア情報が含まれる場合は、当該マルチメディア情報の信号を分離して図示しないデータ処理部に出力する。マルチメディア情報の信号は、データ処理部においてMPEG-2方式により復号化された後、制御部16に出力される。
画像処理部12は、デジタル放送受信部11から入力された画像信号をMPEG-2方式に従って復号化し、映像データ(動画像データ)を生成する。次いで、生成された画像データに各種画像処理を施した後、当該画像データを表示部14に出力する。表示部14は、図1に示す表示ディスプレイ14aを備えて構成される表示手段であり、当該表示ディスプレイ14a上に映像データを表示する。
音声処理部13は、デジタル放送受信部11から入力された音声信号をMPEG-2方式に従って復号化し、音声データを生成する。次いで、生成された音声データに各種データ処理を施した後、当該音声データをアナログ変換し、スピーカ15に出力する。スピーカ15は、音声処理部13から入力されたアナログ音声信号に基づいて音声出力を行う音出力手段である。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、メモリ17に格納された各プログラムをRAMに展開し、当該プログラムに従って、デジタル放送受信装置10の各部を統括的に制御する制御手段である。
制御部16は、本発明に係る情報表示処理プログラムをメモリ17から読み出して、当該プログラムとの協働により、情報表示処理(図6参照)を統括的に制御する制御手段である。
情報表示処理では、リモコン50のチャンネルキーk2により指定されたチャンネルの映像及び音声の再生を制御する。このとき、放送信号からEPG情報を含むマルチメディア情報が取得された場合、そのデータをメモリ17に格納する。また、放送信号からURL情報が取得された場合にはネットワーク通信部19を介して当該URLにより指定されたWebサイトへアクセスしてWebページを取得し、そのデータをメモリ17に格納する。さらに、一定時間毎にメールサーバにアクセスして新着メールの確認を行い、新着メールが有ればネットワーク通信部19を介して新着メールを取得しそのデータをメモリ17に格納する。
情報表示処理では、リモコン50のチャンネルキーk2により指定されたチャンネルの映像及び音声の再生を制御する。このとき、放送信号からEPG情報を含むマルチメディア情報が取得された場合、そのデータをメモリ17に格納する。また、放送信号からURL情報が取得された場合にはネットワーク通信部19を介して当該URLにより指定されたWebサイトへアクセスしてWebページを取得し、そのデータをメモリ17に格納する。さらに、一定時間毎にメールサーバにアクセスして新着メールの確認を行い、新着メールが有ればネットワーク通信部19を介して新着メールを取得しそのデータをメモリ17に格納する。
次いで、リモコン50からDataキーk3に対応する操作信号が入力されると、メモリ17からEPG情報のデータを読み出し、赤外線通信部18を介してリモコン50に送信させる。また、Mailキーk4に対応する操作信号が入力されると、メモリ17から電子メールのデータを読み出してリモコン50に送信させ、Webキーk5に対応する操作信号が入力されると、メモリ17に格納されたWebページのデータからテキストデータを抽出し、当該テキストデータをリモコン50に送信させる。
さらに、電子メールに画像ファイルや音ファイル(音楽、音声等を含むファイル)等の添付ファイルが有る場合、リモコン50を介して入力される添付ファイル実行指示に応じて、画像ファイルの画像データを表示ディスプレイd1に表示させる、或いはスピーカ15により音ファイルの音データ再生を行わせる。また、Webページに画像ファイル、音ファイル等が含まれる場合も同様に表示ディスプレイd1、スピーカ15によりテレビ本体部10側でファイルを実行する。
メモリ17は、放送制御プログラムの他、情報表示処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。また、メモリ17は、図4に示すように、EPG情報のデータを格納するメモリ領域171、電子メールデータ及びその添付ファイルのデータを格納するメモリ領域172、Webページデータを格納するメモリ領域173を有している。
赤外線通信部18は、リモコン50との間で双方向の赤外線通信を行うための受光部及び発光部を含む赤外線通信インターフェイスを備えて構成されるリモート通信手段である。赤外線通信部18は、リモコン50と赤外線通信を行って、チャンネルの指定指示、EPG情報、電子メール又はWebページの表示指示等、リモコン50が有する各操作キーに対応する操作信号を受信するとともに、EPG情報、電子メール、Webページのテキストデータをリモコン50に送信する。
ネットワーク通信部19は、ネットワークインターフェイスカードやモデム等の通信用インターフェイスにより構成されるネットワーク通信手段であり、通信ネットワーク上の外部機器と各種情報の送受信を行う。例えば、ネットワーク通信部19は、メールサーバに接続して電子メールの送受信を行うとともに、URLにより指定されたWebサイトにアクセスしてそのWebページのデータを受信する。
次に、図5を参照して、リモコン50の内部構成について説明する。
図5に示すように、リモコン50は、制御部51、メモリ52、キー操作部53、赤外線通信部54、表示部55を備えて構成される。
図5に示すように、リモコン50は、制御部51、メモリ52、キー操作部53、赤外線通信部54、表示部55を備えて構成される。
制御部51は、CPU、RAM等を備えて構成され、メモリ52に格納される各種プログラムとの協働によりリモコン50の各部を統括的に制御する。
また、制御部51は、赤外線通信部54を介してテレビ本体部10からEPG情報、電子メール又はWebページのテキストデータが入力されると、当該テキストデータを表示部55に出力し、表示ディスプレイd2上に表示させる。
また、制御部51は、赤外線通信部54を介してテレビ本体部10からEPG情報、電子メール又はWebページのテキストデータが入力されると、当該テキストデータを表示部55に出力し、表示ディスプレイd2上に表示させる。
メモリ52は、各種プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を格納する。また、メモリ52は、テレビ本体部10のメモリ17と同様に、EGP情報、電子メール、Webページの各種データを格納するためのメモリ領域を有している。
キー操作部53は、図1に示す各種操作キーk2〜k6を備え、押下された各操作キーk2〜k6に対応する操作信号を生成して赤外線通信部54に出力する。
赤外線通信部54は、テレビ本体部10との間で双方向の赤外線通信を行なうための受光部及び発光部を含む赤外線通信インターフェイスを備えて構成されるリモート通信手段であり、キー操作部53の押下による操作信号や制御部51により生成された制御信号を赤外線通信によりテレビ本体部10に送信する。
表示部55は、図1に示す表示ディスプレイd2を備えて構成される表示手段であり、各種操作画面を表示するとともに、制御部51の指示に従ってEPG情報、電子メール、Webページのテキストデータを表示ディスプレイd2上に表示する。
次に、本実施の形態における動作を説明する。
図6は、テレビ本体部10により実行される情報表示処理を説明するフローチャートである。
図6に示す情報表示処理では、まず電源のON/OFFキーk1が押下され、電源ONが指示されると、テレビ本体部10の電源がONにされて(ステップS1)、ステップS2の指定チャンネル情報表示処理に移行する。
図6は、テレビ本体部10により実行される情報表示処理を説明するフローチャートである。
図6に示す情報表示処理では、まず電源のON/OFFキーk1が押下され、電源ONが指示されると、テレビ本体部10の電源がONにされて(ステップS1)、ステップS2の指定チャンネル情報表示処理に移行する。
図7を参照して、指定チャンネル情報表示処理について説明する。
図7に示す指定チャンネル情報表示処理では、テレビ本体部10において、アンテナ11を介して受信される放送信号のうち、リモコン50のチャンネルキーk2により指定されたチャンネルに対応する放送信号が抽出され、抽出された放送信号から音声データ、映像データ及びマルチメディア情報が取得される。そして、取得された音声データに基づいてスピーカ15により音声出力が行われるとともに、映像データが表示部14に表示され、映像再生が行われる(ステップS21)。
図7に示す指定チャンネル情報表示処理では、テレビ本体部10において、アンテナ11を介して受信される放送信号のうち、リモコン50のチャンネルキーk2により指定されたチャンネルに対応する放送信号が抽出され、抽出された放送信号から音声データ、映像データ及びマルチメディア情報が取得される。そして、取得された音声データに基づいてスピーカ15により音声出力が行われるとともに、映像データが表示部14に表示され、映像再生が行われる(ステップS21)。
次いで、取得されたマルチメディア情報にURL情報が含まれるか否かが判別される(ステップS22)。URL情報が含まれる場合は(ステップS22;Y)、ネットワーク通信部19を介して当該URLにより指定されたWebサイトにアクセスされ、Webページデータが取得される(ステップS23)。次いで、表示部14に表示された映像画面上にWebページが取得された旨を示すメッセージ又はマーク等が表示され、Webページが取得されたことが報知されると(ステップS24)、次の処理、つまり図6に示すステップS3の処理に移行する。
一方、マルチメディア情報にURL情報が含まれていない場合(ステップS22;N)、マルチメディア情報にEPG情報が含まれるか否かが判別される(ステップS25)。EPG情報が含まれていない場合(ステップS25;N)、ステップS21の処理に戻って映像及び音声再生が続行され、EPG情報が含まれている場合(ステップS25;Y)、当該EPG情報のデータがメモリ17に格納され、蓄積される(ステップS26)。データ格納が終了すると、次の処理、つまり図6に示すステップS3の処理に移行する。
図6に示すステップS3では、予め設定された電子メールの取得時間に達したか否かが判別される。電子メールの取得時間に達しない場合(ステップS3;N)、後述するステップS7の処理に移行し、電子メールの取得時間に達した場合(ステップS3;Y)、ネットワーク通信部19を介してメールサーバにアクセスされ、新着メールが受信されているか否かの問い合わせが行われる(ステップS4)。
次いで、メールサーバからの応答に基づいて新着メールの有無が判別され(ステップS5)、新着メールが受信されていなかった場合(ステップS5;N)、ステップS7の処理に移行し、新着メールが受信されていた場合(ステップS5;Y)、表示部14に表示された映像画面上に新着メールが受信された旨を示すメッセージ又はマーク等が表示され、メール着信が報知されて(ステップS6)、ステップS7の処理に移行する。
ステップS7では、赤外線通信部18を介してリモコン50からの操作信号が受信され、リモコン50を介して操作指示されたか否かが判別される。リモコン50を介して操作指示された場合は(ステップS7;Y)、ステップS8のリモコン処理に移行し、リモコン50を介して操作指示されていない場合は(ステップS8;N)、後述するステップS9の処理に移行する。
まず、図8を参照してリモコン処理について説明する。
図8に示すリモコン処理では、まず入力された操作信号の信号解析が行われ、リモコン50の各操作キーk2〜k6のどの操作キーによる操作信号が入力されたかが判断される(ステップS81)。
図8に示すリモコン処理では、まず入力された操作信号の信号解析が行われ、リモコン50の各操作キーk2〜k6のどの操作キーによる操作信号が入力されたかが判断される(ステップS81)。
入力された操作信号がチャンネルキーk2の押下による操作信号である場合(ステップS81;チャンネルキー)、デジタル放送受信部11において、受信される放送信号が、チャンネルキーk2により新たに指定されたチャンネルに対応する放送信号に切り換えられる。そして、切り換えられた放送信号から抽出された映像データ及び音声データの再生が行われ(ステップS82)、次の処理、つまり図6に示すステップS9の処理に移行する。
また、入力された操作信号がDataキーk3の押下による操作信号である場合(ステップS81;Dataキー)、メモリ17のEPG情報のメモリ領域171に蓄積されたEPG情報のテキストデータが赤外線通信部18を介してリモコン50に送信される(ステップS83)。
リモコン50では、赤外線通信部54を介してテレビ本体部10から受信されたEPG情報のテキストデータが表示ディスプレイd2上に表示される。
図9(a)に、その表示例を示す。
図9(a)に示すように、表示ディスプレイd2では、番組情報として番組名、放送時間、内容、出演者等のテキストが表示される。
図9(a)に、その表示例を示す。
図9(a)に示すように、表示ディスプレイd2では、番組情報として番組名、放送時間、内容、出演者等のテキストが表示される。
一方、入力された操作信号がMailキーk4の押下による操作信号である場合(ステップS81;Mailキー)、メモリ17の電子メールのメモリ領域172に蓄積された電子メールのテキストデータが読み出され、当該テキストデータが赤外線通信部18を介してリモコン50に送信される(ステップS84)。
リモコン50では、赤外線通信部54を介してテレビ本体部10から受信された電子メールのテキストデータに基づいて、その電子メールの受信一覧が表示ディスプレイd2上に表示される。
図9(b)に、その表示例を示す。
図9(b)に示すように、表示ディスプレイd2では、受信一覧として電子メールの発信者、件名、受信日時等のテキストが表示される。そして、この受信一覧の中からユーザにより閲覧対象の電子メールが選択されると、当該選択された電子メールのテキストが表示ディスプレイd2上に表示される。
図9(b)に、その表示例を示す。
図9(b)に示すように、表示ディスプレイd2では、受信一覧として電子メールの発信者、件名、受信日時等のテキストが表示される。そして、この受信一覧の中からユーザにより閲覧対象の電子メールが選択されると、当該選択された電子メールのテキストが表示ディスプレイd2上に表示される。
次いで、表示された電子メールに添付ファイルが添付されており、ユーザによりリモコン50を介して添付ファイルの実行が指示された場合、テレビ本体部10では、指示に応じて添付ファイルの画像データ又はテキストデータがテレビ本体部10の表示部14に表示され、音楽データや音声データ等が添付されていた場合はスピーカ15により音出力される(ステップS85)。次いで、次の処理、つまり図6に示すステップS9の処理に移行する。
また、入力された操作信号がWebキーk5の押下による操作信号である場合(ステップS81;Webキー)、メモリ17のWebページのメモリ領域173に蓄積されたWebページのデータからテキストデータが抽出され、当該テキストデータがリモコン50に送信される(ステップS86)。
リモコン50では、赤外線通信部54を介してテレビ本体部10から受信されたWebページのテキストデータが表示ディスプレイd2上に表示される。
図9(c)に、その表示例を示す。
図9(c)に示すように、表示ディスプレイd2では、例えばお店の案内に係るWebページ中に含まれるお店の場所、営業時間等のテキストが表示される。なお、Webページにはお店の場所を示す地図の画像ファイルが含まれており、地図の項目にその画像が表示されるはずであったが、リモコン50にはテキストデータのみが送信されているので、表示ディスプレイd2では地図の項目には何も表示されないこととなる。ユーザは、このようにリモコン50で非表示となっている画像等を確認したいときは、Webページ全体の表示をリモコン50を介して指示する。
図9(c)に、その表示例を示す。
図9(c)に示すように、表示ディスプレイd2では、例えばお店の案内に係るWebページ中に含まれるお店の場所、営業時間等のテキストが表示される。なお、Webページにはお店の場所を示す地図の画像ファイルが含まれており、地図の項目にその画像が表示されるはずであったが、リモコン50にはテキストデータのみが送信されているので、表示ディスプレイd2では地図の項目には何も表示されないこととなる。ユーザは、このようにリモコン50で非表示となっている画像等を確認したいときは、Webページ全体の表示をリモコン50を介して指示する。
テレビ本体部では、リモコン50の表示ディスプレイd2に表示されたWebページのテキストを確認したユーザから、Webページ全体の表示が指示された場合、当該指示に応じてWebページのメモリ領域173に格納されたWebページのテキストデータ、画像データがテレビ本体部10の表示ディスプレイd1に表示される(ステップS87)。また、Webページデータに音データが含まれる場合はスピーカ15により音再生が行われる。Webページが表示されると、次の処理、つまり図6に示すステップS9の処理に移行する。
図6に示すステップS9では、ON/OFFキーk1の押下により、電源OFFが指示されたか否かが判別される。電源OFFが指示されていない場合(ステップS9;N)、ステップS2の処理に移行し、電源OFFが指示された場合(ステップS9;Y)、テレビ本体部10の電源のOFF処理が実行され(ステップS10)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、EPG情報に加えて電子メールやWebページの各情報のデータが通信ネットワーク上の外部機器から取得され、そのテキストデータがリモコン50の表示ディスプレイd2に表示されるので、視聴者は手近にあるリモコンでテキストを確認することができ、視聴者から離れたテレビ本体部10の表示ディスプレイd1にテキストデータが表示された場合よりも、視認性が向上する。また、EPG情報、電子メール、Webページのテキストデータをテレビ本体部10側に表示する必要が無いため、テキスト表示のためにテレビ映像の表示領域を小さくしたり、テレビ映像を中断したりすることなく、EPG情報、電子メール、Webページの各情報を視聴者に提供することができる。
また、電子メールに画像ファイルや音データ等の添付ファイルが有る場合や、Webページに画像ファイル、音ファイル等が含まれている場合には、当該画像ファイルや音ファイルはリモコン50ではなく、テレビ本体部10側で実行されて画像再生又は音再生が行われるので、画像や音声はテレビ本体部側の大画面で視聴することができる。
なお、本実施形態における記述内容は、本発明を適用したデジタル放送受信装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した説明では、Dataキーk3、Mailキーk4又はWebキーk5が押下されたときに、テレビ本体部10からリモコン50にEPG情報、電子メール又はWebページのテキストデータを送信し、リモコン50の表示ディスプレイd2に表示することとしたが、テレビ本体部10においてこれら各情報が取得されるとすぐにそのテキストデータをリモコン50に送信して、自動的に表示ディスプレイd2に表示させることとしてもよい。
その他、本実施形態におけるデジタル放送受信装置1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 デジタル放送受信装置
10 テレビ本体部
11 デジタル放送受信部
12 画像処理部
13 音声処理部
14 表示部
15 スピーカ
16 制御部
17 メモリ
18 赤外線通信部
19 ネットワーク通信部
50 リモコン
51 制御部
52 メモリ
53 キー操作部
k2 チャンネルキー
k3 Dataキー
k4 Mail
k5 Webキー
54 赤外線通信部
55 表示部
10 テレビ本体部
11 デジタル放送受信部
12 画像処理部
13 音声処理部
14 表示部
15 スピーカ
16 制御部
17 メモリ
18 赤外線通信部
19 ネットワーク通信部
50 リモコン
51 制御部
52 メモリ
53 キー操作部
k2 チャンネルキー
k3 Dataキー
k4 Mail
k5 Webキー
54 赤外線通信部
55 表示部
Claims (5)
- デジタル放送の放送信号を受信し、当該受信された放送信号に基づいて映像及び音声を再生するテレビ本体部と、前記テレビ本体部をリモート操作するためのリモート操作部とから構成されるデジタル放送受信装置において、
前記テレビ本体部は、
ネットワーク通信を行って情報を取得するネットワーク通信手段と、
前記リモート操作部と情報を送受信するリモート通信手段と、
前記ネットワーク通信手段により取得された情報を前記リモート通信手段を介してリモート操作部に送信させ、当該情報を前記リモート操作部が備える表示手段に表示させる制御手段と、を備え、
前記リモート操作部は、
前記テレビ本体部と情報を送受信するリモート通信手段と、
前記リモート通信手段を介してテレビ本体部から受信された情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記テレビ本体部において、
前記ネットワーク通信手段により取得される情報は、電子メール情報であり、
前記制御手段は、前記取得された電子メールのテキストデータを前記リモート通信手段を介して前記リモート操作部に送信させ、当該リモート操作部の表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記テレビ本体部において、
映像を表示する表示手段と、
音声を出力する音出力手段と、を備え、
前記制御手段は、前記ネットワーク通信手段により取得された電子メールに画像ファイル又は音ファイルが添付されていた場合、指示に応じて当該画像ファイルの画像データを前記表示手段により表示させる、或いは音ファイルの音データを前記音出力手段により出力させることを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記テレビ本体部において、
前記ネットワーク通信手段により取得される情報は、ウェブページ情報であり、
前記制御手段は、前記取得されたウェブページのテキストデータを前記リモート通信手段を介して前記リモート操作部に送信させ、当該リモート操作部の表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記テレビ本体部において、
映像を表示する表示手段と、
音声を出力する音出力手段と、を備え、
前記制御手段は、指示に応じて前記ウェブページに含まれる画像ファイルの画像データを前記表示手段に表示させる、或いは音ファイルの音データを前記音出力手段により出力させることを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002972A JP2005198080A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | デジタル放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004002972A JP2005198080A (ja) | 2004-01-08 | 2004-01-08 | デジタル放送受信装置 |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011123686A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | Webサービス提供機器及び方法ならびにWebクライアント |
JP2015035222A (ja) * | 2008-05-09 | 2015-02-19 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | Eメールをパッケージ化及び表示する方法 |
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2004
- 2004-01-08 JP JP2004002972A patent/JP2005198080A/ja active Pending
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