JP2005197775A - 電話接続システム - Google Patents

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康弘 山本
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Abstract

【課題】 生体的特徴を用いた利用者認証による電話接続が行え、しかもその電話接続を電話端末に予め生体的特徴を記憶させないで行えるようにした電話接続システムを提供する。
【解決手段】 電話接続装置1は、電話端末2Bの利用を許可された着信者Bの着信者特徴情報が記憶されるユーザ管理部121と、電話端末2Bから送信された着信者特徴情報と、ユーザ管理部121から読み出した着信者特徴情報とを用いて、着信者Bが電話端末2Bの利用を許可された着信者であるか否かを判定する主制御部11と、主制御部11により肯定的な判定がなされたときに発信側の電話端末2Aと着信側の電話端末2Bとを接続させる呼処理部13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話端末同士を接続する電話接続装置を含む電話接続システムに関するものである。
近年においては、コンピュータやロボットなどを利用する利用者の生体的特徴により利用可否を判定する、いわゆる生体認証が行われるようになってきた。生体認証に利用される生体的特徴は、指紋、掌紋、目の虹彩や声紋や顔の特徴等である。このような、生体認証により、パスワード認証などでは不可能だった、精度の高い利用者の認証が行える。
なお、ロボットに関する文献としては、下記の特許文献1が開示されている。
特開2002−547号広報
ところで、上記したような、高精度の利用者認証機能を提供する生体認証は、主にロボットなどのスタンドアローンの装置か、またはサーバに接続されたクライアントコンピュータで行われている。
したがって、電話端末同士を接続する電話接続システムに生体認証を適用する場合には、クライアントコンピュータに相当する電話端末が生体認証を行うことになる。具体的には、電話端末の利用を許可された利用者の生体的特徴を電話端末に予め記憶させ、利用の際には、電話端末が、実際に利用する利用者の生体的特徴を検出し、それと予め記憶させた生体的特徴とを用いて、利用者認証を行うことになる。
そのため、電話端末にあっては、利用者認証の機能に相当するコストがアップしてしまう。しかも、電話端末は、家庭などに設置されるため、電話端末同士を接続する電話接続装置に比べて、厳格な管理がしにくい。その結果、利用者の生体的特徴が盗用される可能性がある。
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、生体的特徴を用いた利用者認証による電話接続が行え、しかもそれを電話端末に予め生体的特徴を記憶させないで行えるようにした電話接続システムを提供することにある。
ところで、電話接続システムにおいては、着信者が応答できないときにも呼び出し音が鳴るので、応答できない着信者は、電話端末に対し、呼び出し音の鳴り止め操作を行って、呼び出し音を鳴らないようにしなければならない。そこで、本発明の課題は、着信者が応答できないときの煩雑な電話端末操作を不要とした電話接続システムを提供することでもある。
また、電話接続システムにおいては、着信側の電話端末において、発信者に応じた着信メロディが鳴ったり、あるいは発信者の電話番号が表示されるので、発信者を判別することができるが、着信側で、発信者の所望する着信者が誰なのかを判別することができない。したがって、場合によっては、電話取り次ぎが必要となるが、電話取り次ぎが敬遠される場合がある。そこで、本発明の課題は、発信者に所望された着信者が応答できる電話接続システムを提供することもでもある。
また、着信側の電話端末が着信者の近くにない場合は、着信者が電話端末の場所まで赴く必要があり不便である。また、着信者が老齢者や体の不自由な人であり、そのため電話端末の場所まで赴くことができないような場合には、電話に応答できなかったり、あるいは他の人に応答してもらう必要があり、やはり大変に不便である。そこで、本発明の課題は、着信者が移動しなくても電話に応答できる電話端末を提供することもでもある。
上記従来の課題を解決するために、請求項1の本発明は、発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムにおいて、前記着信側の電話端末は、該着信側の電話端末を利用する着信者の生体的特徴を検出する着信者特徴検出手段と、該着信者特徴検出手段で検出された特徴を示す情報である着信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する着信者特徴情報送信手段を備え、前記電話接続装置は、前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の着信者特徴情報が記憶される着信者特徴情報記憶手段と、前記着信側の電話端末から送信された着信者特徴情報と、前記着信者特徴情報記憶手段から読み出した着信者特徴情報とを用いて、前記着信側の電話端末を利用する着信者が当該着信側の電話端末の利用を許可された着信者であるか否かを判定する着信者認証手段と、前記着信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話端末接続手段とを備えることを特徴とする電話接続システムをもって解決手段とする。
請求項2記載の本発明は、前記発信側の電話端末は、該発信側の電話端末を利用する発信者の特徴を検出する発信者特徴検出手段と、該発信者特徴検出手段で検出された特徴を示す発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する発信者特徴情報送信手段を備え、前記電話接続装置は、前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段と、前記発信側の電話端末から送信された発信者特徴情報と、前記発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定する発信者認証手段とを備え、前記電話端末接続手段は、前記発信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項1記載の電話接続システムをもって解決手段とする。
請求項3記載の本発明は、発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムにおいて、前記発信側の電話端末は、該発信側の電話端末を利用する発信者の生体的特徴を検出する発信者特徴検出手段と、該発信者特徴検出手段で検出された特徴を示す情報である発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する発信者特徴情報送信手段を備え、前記電話接続装置は、前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段と、前記発信側の電話端末から接続要求の際に送信された発信者特徴情報と、前記発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定する発信者認証手段と、前記発信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話端末接続手段とを備えることを特徴とする電話接続システムをもって解決手段とする。
請求項4記載の本発明は、前記電話接続装置は、前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の状態を示す状態情報を記憶する状態情報記憶手段を備え、前記電話端末接続手段は、前記状態情報記憶手段から読み出した状態情報により着信者が応答可能との判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電話接続システムをもって解決手段とする。
請求項5記載の本発明は、前記電話接続装置は、前記着信側の電話端末を制御して着信者を検出することにより前記状態情報を生成して前記状態情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4記載の電話接続システムをもって解決手段とする。
請求項6記載の本発明は、前記電話接続装置は、該電話接続装置に登録された着信者の着信者識別信号を前記着信側の電話端末に送信し当該着信者識別信号を用いて着信者を呼び出すように着信側の電話端末を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電話接続システムをもって解決手段とする。
請求項7記載の本発明は、電話端末同士を接続させる電話接続装置が、電話端末の利用を許可された者の特徴情報が記憶される特徴情報記憶手段と、電話端末から送信された特徴情報と、前記特徴情報記憶手段から読み出した特徴情報とを用いて、電話端末を利用する者が当該電話端末の利用を許可された者であるか否かを判定する認証手段と、前記認証手段により肯定的な判定がなされたときに電話端末同士を接続させる電話端末接続手段を備えるときの、電話端末として利用される電話端末であって、電話端末を利用する者の特徴を検出する特徴検出手段と、該特徴検出手段で検出された特徴を示す特徴情報を前記電話接続装置に送信する特徴情報送信手段とを備えることを特徴とする電話端末をもって解決手段とする。
請求項8記載の本発明は、自発的に電話端末を利用する者を探索することを特徴とする請求項7記載の電話端末をもって解決手段とする。
請求項9記載の本発明は、発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムが行う電話接続方法において、前記着信側の電話端末は、該着信側の電話端末を利用する着信者の生体的特徴を検出し、検出された特徴を示す情報である着信者特徴情報を前記電話接続装置に送信し、前記電話接続装置は、前記着信側の電話端末から送信された着信者特徴情報と、前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の着信者特徴情報が記憶される着信者特徴情報記憶手段から読み出した着信者特徴情報とを用いて、前記着信側の電話端末を利用する着信者が当該着信側の電話端末の利用を許可された着信者であるか否かを判定し、肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする電話接続方法をもって解決手段とする。
請求項10記載の本発明は、前記発信側の電話端末は、該発信側の電話端末を利用する発信者の特徴を検出し、検出された特徴を示す発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信し、前記電話接続装置は、前記発信側の電話端末から送信された発信者特徴情報と、前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定し、前記電話端末接続手段は、肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項9記載の電話接続方法をもって解決手段とする。
請求項11記載の本発明は、発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムが行う電話接続方法において、前記発信側の電話端末は、該発信側の電話端末を利用する発信者の生体的特徴を検出し、検出された特徴を示す情報である発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信し、前記電話接続装置は、前記発信側の電話端末から接続要求の際に送信された発信者特徴情報と、前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定し、肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする電話接続方法をもって解決手段とする。
請求項12記載の本発明は、前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の状態を示す状態情報を記憶する状態情報記憶手段から読み出した状態情報により着信者が応答可能との判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載の電話接続方法をもって解決手段とする。
請求項13記載の本発明は、前記電話接続装置は、前記着信側の電話端末を制御して着信者を検出することにより前記状態情報を生成して前記状態情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項12記載の電話接続方法をもって解決手段とする。
請求項14記載の本発明は、前記電話接続装置は、該電話接続装置に登録された着信者の着信者識別信号を前記着信側の電話端末に送信し当該着信者識別信号を用いて着信者を呼び出すように着信側の電話端末を制御することを特徴とする請求項9ないし13のいずれかに記載の電話接続方法をもって解決手段とする。
請求項15記載の本発明は、電話端末同士を接続させる電話接続装置が、電話端末の利用を許可された者の特徴情報が記憶される特徴情報記憶手段と、電話端末から送信された特徴情報と、前記特徴情報記憶手段から読み出した特徴情報とを用いて、電話端末を利用する者が当該電話端末の利用を許可された者であるか否かを判定する認証手段と、前記認証手段により肯定的な判定がなされたときに電話端末同士を接続させる電話端末接続手段を備えるときの、電話端末として利用される電話端末が行う電話接続支援方法であって、電話端末を利用する者の特徴を検出し、検出された特徴を示す特徴情報を前記電話接続装置に送信することを特徴とする電話接続支援方法をもって解決手段とする。
請求項16記載の本発明は、自発的に電話端末を利用する者を探索することを特徴とする請求項15記載の電話接続支援方法をもって解決手段とする。
請求項17記載の本発明は、請求項9ないし16のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
請求項18記載の本発明は、請求項9ないし16のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが記録された記録媒体をもって解決手段とする。
本発明によれば、生体的特徴を用いた利用者認証による電話接続が行え、しかもそれを電話端末に予め生体的特徴を記憶させないで行えるようにした電話接続システムを提供することができる。その結果、電話端末が利用者認証の機能によりコストアップする不都合を防止でき、また利用者の生体的特徴が盗用されるのを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る電話接続システムの構成を示す図である。
電話接続装置1は、発信者Aに利用される電話端末2A及び着信者Bに利用される電話端末2Bに対して、ネットワーク3を介して接続されている。
なお、ネットワーク3は、PSTN(Public Switched Telephone Networks)網やIP(Internet Protocol)網により構成され、電話端末2Bは、自律的に移動可能に構成されている。
電話接続装置1は、発信者と着信者とが会話できるように、電話端末同士を電気的に接続する装置であり、該装置の各部を制御する主制御部11と、サービスに関する処理を行うサービス処理部12と、呼を処理する呼処理部13と、通信制御を行う通信制御部14を備える。
呼処理部13は、各種情報が記憶されるメモリ部131と、電話端末2に割り当てるネットワーク情報を管理するネットワーク管理部132と、電話端末2同士を接続する呼制御部133とを備える。
サービス処理部12は、ユーザに関するユーザ情報などが記憶されるユーザ管理部121、ユーザとの対話処理を行う対話処理部122、ユーザの画像を認識する画像認識部123、ユーザの音声を認識する音声認識部124と、認識辞書や音響モデル、言語モデル(文法・統計モデル)が格納されたデータベース125を備える。
なお、図1に示すのは、電話接続装置1の機能的な構成であり、2つ以上の構成要素が同一のハードウェア内に実現されていてもよいし、また1つの構成要素が2つ以上のハードウェアで実現されていてもよい。以下に説明する電話端末2でも同様である。
図2は、電話端末2A及び2Bとして利用される電話端末2の構成図である。
電話端末2は、該端末の各部を制御する主制御部201と、2つのマイクロフォン202L及び202Rと、各マイクロフォンが検出した音声を分析し雑音除去を行った後にディジタル化する音声処理部203と、2つのカメラ204L及び204Rと、各カメラが撮像した画像をディジタル化する画像処理部205と、各種情報が記憶されるメモリ部206と、ネットワーク3を介して電話接続装置1との通信を行う通信部207と、複数のセンサ部208と、表示を行う表示部209と、利用者に操作される入力部210と、音声を再生するスピーカ211と、主制御部201により表示部209やスピーカ211を制御するとともに入力部210への操作内容を主制御部201に伝える入出力部212とを備える。また、電話端末2Bには、さらに端末自身を移動させるための複数の駆動部213と、主制御部201により各駆動部213を制御する駆動制御部214とを備える。
センサ部208は、例えば、赤外線センサ、光センサ、磁気センサ、超音波センサ、ひずみゲージセンサ等であり、電話端末2Bが移動する際の自己の位置検出や、障害物との干渉回避に利用される。また、駆動部213は、車輪とモータなどを備えるものである。 次に、図1に示す電話接続システムの動作を説明する。
図3は、ユーザ情報の登録動作を示すシーケンス図である。
例えば電話端末2Bが、着信者Bにより起動されると、初期設定モードとなり、電話端末2は電話接続装置1に対し、電話端末2Bの端末識別情報(MACアドレスやシリアル番号など)を送信する(S101)。
電話接続装置1の主制御部11は、電話端末2Bから送信された端末識別情報に対応するユーザ情報がユーザ管理部121に存在するか否かを判定する(S103)。
なお、ユーザ情報は、電話端末2Bを利用する1以上のユーザ(例えば、家族構成員)ごとのユーザ特徴情報と、この各ユーザ特徴情報に対応づけられたニックネームから構成される。
さて、ユーザ情報が存在しない場合、主制御部11は対話処理部122に対し、ユーザ特徴情報の登録指示を行う(S105)とともに、送信された端末識別情報をユーザ管理部121に記憶させる。
対話処理部122は、電話端末2Bを制御して、例えば、「あなたのユーザ特徴情報を登録しますので、カメラを見てください」と着信者Bに対して呼びかけるように制御する(S107)。このような対話内容は、対話処理部122に予め記憶されているガイダンスに基づいて生成される。以下における該当処理においても同様である。
こうした対話の際に主制御部11は、画像認識部123に対し、画像認識を指示する(S109)。画像認識部123は、電話端末2のカメラ204L及び204Rがユーザの顔の特徴を検出して画像処理部205がその特徴をユーザ特徴情報(画像情報)にディジタル化し(S111)、通信部207がユーザ特徴情報を送信する(S113)ように制御する。
なお、電話端末2のカメラを利用する際は、電話接続装置1がカメラを利用できるようにオープン処理を行い、利用後はクローズ処理を行う。以下の該当処理、しかもカメラに限らずマイクロフォン等においても同様である。
さて、画像認識部123は、送信されたユーザ特徴情報を電話端末2Bの端末識別情報に関連づけてユーザ管理部121に記憶させる(S115)。
次に、主制御部11が対話処理部122に対し、ニックネームの登録指示を行う(S117)、対話処理部122は、電話端末2Bを制御して、例えば、「あなたのニックネームを教えてください。」と着信者Bに対して呼びかけるように制御する(S119)。
着信者Bが「けんちゃんです」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。なお、純音声成分へのディジタル化の際には、各マイクロフォンで検出された音声がフーリエ変換、線形予測分析などにより周波数領域に変換され、独立成分分析などにより周囲雑音が除去される。以下の該当処理においても同じである。
そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S121)。
音声認識部124は、純音声成分からニックネーム「けんちゃん」を認識し、そのニックネームを主制御部11に返却する(S123)。なお、認識されたニックネームは文字コードで扱われる。
さて、主制御部11は、返却されたニックネーム「けんちゃん」を、着信者Bのユーザ特徴情報に関連づけてユーザ管理部121に記憶させる(S125)。
なお、このようなユーザ登録を、電話端末2を使う複数の着信者(例えば家族の各人)について行うことができる。このようにして、着信者Bは、電話端末2Bの利用を許可されたユーザとなるのである。
また、発信者Aについても同様のユーザ登録を行うことができる。
次に、主制御部11は、対話処理部122に対し、電話帳の登録指示を行う(S131)。
対話処理部122は、電話端末2Bを制御して、例えば、「次に、電話帳へ通話相手を登録します。1件目に登録する人のニックネームを教えてください。」とユーザに対して呼びかけるように制御する(S133)。
着信者Bが「パパ」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S135)。
音声認識部124は、純音声成分から相手のニックネーム「パパ」を認識し、そのニックネームを主制御部11に返却する(S137)。
主制御部11は、返却されたニックネーム「パパ」を、着信者Bのニックネームに関連づけてユーザ管理部121に記憶させる(S139)。
次に、主制御部11は、対話処理部122に対し、通話相手の電話番号登録指示を行う(S141)。対話処理部122は、電話端末2を制御して、例えば、「パパの電話番号を教えてください。」とユーザに対して呼びかけるように制御する(S143)。
ユーザが「えーっと、パパの電話番号はxxx−xxxx−xxxx」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S145)。
音声認識部124は、純音声成分から相手の電話番号「xxx−xxxx−xxxx」を認識し、その電話番号を主制御部11に返却する(S147)。
主制御部11は、返却された電話番号「xxx−xxxx−xxxx」を、着信者Bのニックネームに関連づけてユーザ管理部121に記憶させる(S149)。
なお、ニックネームと電話番号の登録は、ユーザから、以下のように終了指示があるまで、1以上の通話相手について行われる。
その終了指示の際の処理であるが、着信者Bが「終わりだよ」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S151)。
音声認識部124は、純音声成分から終了指示であることを認識し、その旨を主制御部11に通知する(S153)。
主制御部11は、ネットワーク管理部132に対し、電話端末2に割り当てるべきURI等のネットワーク情報を問い合わせ(S155)、回答されたネットワーク情報を電話端末2に設定する(S157)。このネットワーク情報の割り当てにより、電話端末2は呼制御部133に接続要求することができる。
このように、電話端末2に対し製造時などにネットワーク情報を割り当てるのでなく、ユーザ登録時に割り当てるようにしたので、製造時における割り当ての工程を省くことができる。
図4は、ユーザの状態情報の登録動作を示すシーケンス図である。
本実施の形態では、着信者Bが応答可能な状態のときに電話端末2Aと電話端末2Bとを接続するので、着信者Bの状態を登録する必要がある。なお、着信者Bの状態を示す状態情報はユーザ管理部121において電話端末2の端末識別情報に対応づけて記憶される。
電話接続装置1の主制御部11は、例えば、予め設定された時刻になると、あるいは周期により、あるいは電話接続装置1に接続されたコンピュータなどから指示されると、対話処理部122に対し、着信者Bの状態を検出するように指示する(S161)。
対話処理部122は、ユーザ管理部121から、ある端末識別情報に対応づけられたニックネーム、ここでは「けんちゃん」を読み出し、電話端末2Bを制御して、例えば、「けんちゃん。今、何やってるの?。遊んでよ。」と着信者Bに対して呼びかけるように制御する(S163)。
着信者Bが「今、お絵かきをしているよ。」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S165)。
音声認識部124は、純音声成分から相手の状態が「在宅で作業中」であることを認識し、その状態を示す状態情報を主制御部11に返却する(S167)。なお、本実施例では、音声認識による状態情報の生成例をあげたが、画像認識により状態情報を生成してもよい。この場合、主制御部11は、画像認識部123に対し、着信者Bの状態を検出するように指示する。
主制御部11は、返却された状態情報「在宅で作業中」をニックネーム「けんちゃん」に関連づけてユーザ管理部121に記憶させる(S169)。
なお、このように、着信者Bの状態を検出して、その状態を示す状態情報を記憶させる際に、その時刻を記憶させておき、その時刻から一定の時間が経過したら、かかる検出を行い、着信者Bの状態情報を上書き更新するように処理してもよい。
また、着信者の状態検出は対話によるものでなく、例えば、着信者Bが応答しなくとも、電話接続装置1の制御により電話端末2Bのカメラやマイクロフォンが着信者を検出し、そのことが電話接続装置1に通知された場合は状態情報「在宅」を記憶するようにしても良い。
このように、電話接続装置1が自発的に電話端末2Bを制御して着信者を検出するので、着信者B自らが電話端末2Bを操作するなどして状態情報を登録する煩わしさを回避できる。
図5は、電話端末2Aから電話端末2Bへの電話接続動作を示すシーケンス図である。 電話端末2Aが電話接続装置1の呼制御部133に対し、電話端末2Bに対する接続要求を行う(S171)。この場合、電話端末2Aは、呼制御部133に対し、呼接続情報として、電話端末2A及び電話端末2Bに割り当てられたネットワーク情報を送信する。 呼制御部133は、送信されてきた呼接続情報がネットワーク情報以外の情報であるとき(固定電話や携帯電話が相手の場合)、またはネットワーク情報であっても、電話接続装置1と対話不可能な電話端末のネットワーク情報であるとき(通常のIPフォンやIPソフトウェアフォンの場合)には、その呼接続情報に基づいて、接続を行うが、この場合は、電話接続装置1と対話可能なネットワーク情報であるので、呼制御部133は、主制御部11に制御を依頼する(S173)。
主制御部11は、対話処理部122に対し、着信者Bのニックネームを聞き出すように指示する(S175)。
対話処理部122は、電話端末2Aを制御して、例えば、「相手のニックネームを言ってください。」と発信者Aに対して呼びかけるように制御する(S177)。
発信者Aが「けんちゃんです」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S179)。
音声認識部124は、送信された純音声成分から、通話相手のニックネーム「けんちゃん」を認識し、これを主制御部11に返却する(S181)。なお、純音声成分から、通話相手のニックネーム「けんちゃん」を認識するときは、データベース125の認識辞書や音響モデル、言語モデル(文法・統計モデル)を用いる。
通話相手のニックネームが返却されると主制御部11は、ユーザ管理部121から着信者Bの状態情報を読み出す(S183)。
主制御部11は、読み出した状態情報により着信者が応答可能か否かを判定し、応答可能と判定したときは、対話処理部122に対し、着信者Bとの対話を指示する(S185)。このとき、主制御部11は対話処理部122に対し、通話相手のニックネーム「けんちゃん」を伝える。
対話処理部122は、電話端末2Bを制御して、例えば、「けんちゃん。ママから電話だよ。」と着信者Bに対して呼びかけるように制御する(S187)。なお、「けんちゃん。ママから電話だよ。」を発生させる信号は本発明の着信者識別信号に相当する。
なお、電話接続装置1が「けんちゃん。ママから電話だよ。」を表示させるための文字列を着信者識別信号として電話端末2Bに送信することにより、表示部209に同内容が表示されるような処理を行ってもよい。
主制御部11は、画像認識部123に対し、着信者Bの画像認識を指示する(S189)。画像認識部123は、電話端末2のカメラ204L及び204Rが着信者Bの顔の特徴を検出して画像処理部205がその特徴を着信者特徴情報にディジタル化し(S191)、通信部207が着信者特徴情報を送信する(S193)ように制御する。
画像認識部123は、ユーザ管理部121から電話端末2Bの端末識別情報に対応するユーザ特徴情報を読み出し、このユーザ特徴情報と送信された着信者特徴情報とを照合して、着信者Bが利用許可された着信者であるか否かを判定し、判定結果を主制御部11に返却する(S195)。
なお、電話端末2Bの端末識別情報に対応するユーザ特徴情報が複数ある場合は、送信された着信者特徴情報が、これら複数のユーザ特徴情報に含まれるか否かを判定することにより、着信者Bが利用許可された着信者であるか否かがわかる。
さらに、着信者Bが「電話に出るよ。」と発声したとすると、マイクロフォン202L及び202Rがこの声を検出し、音声処理部203が、各マイクロフォンで検出された音声を純音声成分にディジタル化する。そして、主制御部201は、ディジタル化された純音声成分を電話接続装置1の音声認識部124に送信する(S197)。
音声認識部124は、送信された純音声成分から、着信者Bが電話に出ることを認識し、これを主制御部11に通知する(S199)。
着信者Bが利用許可された着信者であることと着信者Bが電話に出ることを通知された主制御部11は、呼制御部133に対して、電話端末2Aと電話端末2Bを接続するように指示し(S201)、これにより呼制御部133は、電話端末2Aと電話端末2Bを接続する(S203)。これにより、発信者Aと着信者Bとは会話することができる。
ところで、着信者Bが、電話端末2Bの近くにいない場合は、着信者Bの顔を検出できないので、着信者特徴情報が電話接続装置1に送信できない。その場合、電話端末2Bの各駆動部213及び駆動制御部214は、センサー等により人の動きを検知して得られた情報に基づき、電話端末2B自身を移動させ、顔の画像認識処理を行う。その際には、「けんちゃん。ママから電話だよ。」といった内容を連呼させてもよいし、電話端末自身を発光させてもよいし、表示部209に着信の旨を表示させてもよい。
また、電話端末2Bが利用される家屋の構造を電話端末2Bや電話接続装置1に登録しておき、それにより移動経路を求めるようにしてもよい。また、家屋の構造を小型無線ICチップやRFIF(Radio Frequency Identification)等から取得し、それに基づいた移動を行ってもよい。
なお、電話接続の際に発信者Aを認証する処理を行ってもよい。
以下、その処理について説明する。
まず、対話処理部122は、電話端末2Aを制御して、例えば、「カメラを見てください。」と発信者Aに対して呼びかけるように制御する。
主制御部11は、画像認識部123に対し、発信者Aの画像認識を指示する。画像認識部123は、電話端末2のカメラ204L及び204Rが発信者Aの顔の特徴を検出して画像処理部205がその特徴を発信者特徴情報にディジタル化し、通信部207が発信者特徴情報を送信するように制御する。
画像認識部123は、ユーザ管理部121から電話端末2Aの端末識別情報に対応するユーザ特徴情報を読み出し、このユーザ特徴情報と送信された発信者特徴情報とを照合して、発信者Aが利用許可された発信者であるか否かを判定し、判定結果を主制御部11に返却する。
なお、電話端末2Aの端末識別情報に対応するユーザ特徴情報が複数ある場合は、送信された発信者特徴情報が、これら複数のユーザ特徴情報に含まれるか否かを判定することにより、発信者Aが利用許可された発信者であるか否かがわかる。
そして、利用許可された発信者である旨の判定結果が返却されると主制御部11は、呼制御部133に対して、電話端末2Aと電話端末2Bを接続するように指示し、これにより呼制御部133は、電話端末2Aと電話端末2Bを接続する。
なお、発信者Aが、利用許可された発信者である場合は、着信者Bの状態情報を読み出して、その状態情報を基に、電話端末2Aを制御して、着信者Bの状態を発信者Aに伝えるようにしてもよい。また、発信者Aが、利用許可された発信者である場合は、「お待ち下さい」といったガイダンスを発信者に伝えるようにしてもよい。
ところで、本実施の形態では、ユーザ特徴情報は、発信者Aや着信者Bの顔の特徴を示す画像情報であったが、ユーザ特徴情報は、発信者Aや着信者Bの声の特徴を示す声紋情報としてもよい。
以下、その場合の処理について説明する。
上記のステップS107では、対話処理部122は、電話端末2Bを制御して、例えば、「あなたのユーザ特徴情報を登録しますので、マイクに発声してください」とユーザに対して呼びかけるように制御する(S107)。
また、主制御部11は、音声認識部124に対し、音声認識を指示する(S109)。音声認識部124は、電話端末2のマイクロフォン202L及び202Rがユーザの声の特徴を検出して音声処理部203がその特徴をユーザ特徴情報(音声情報)にディジタル化し(S111)、通信部207がユーザ特徴情報を送信する(S113)ように制御する。
音声認識部124は、送信されたユーザ特徴情報を声紋情報に変換し、電話端末2Bの端末識別情報に関連づけてユーザ管理部121に記憶させる(S115)。
このようにして、ユーザ特徴情報の登録を行い、ユーザ認証以降では、まず、対話処理部122は、例えば電話端末2A(電話端末2Bでも同様)を制御して、例えば、「マイクに自分のニックネームを発声してください。」と発信者Aに対して呼びかけるように制御する。
主制御部11は、音声認識部124に対し、発信者Aの音声認識を指示する。音声認識部124は、電話端末2のマイクロフォン202L及び202Rが発信者Aの声の特徴を検出して音声処理部203がその特徴を発信者特徴情報(純音声成分)にディジタル化し、通信部207が発信者特徴情報を送信するように制御する。
音声認識部124は、ユーザ管理部121から電話端末2Aの端末識別情報に対応するユーザ特徴情報(声紋情報)を読み出し、このユーザ特徴情報と送信された発信者特徴情報とを用いて、発信者Aが利用許可された発信者であるか否かを判定し、判定結果を主制御部11に返却する。
なお、電話端末2Aの端末識別情報に対応するユーザ特徴情報が複数ある場合は、送信された発信者特徴情報を声紋情報に変換し、これが、複数のユーザ特徴情報に含まれるか否かを判定することにより、発信者Aが利用許可された発信者であるか否かがわかる。
そして、利用許可された発信者である旨の判定結果が返却されると主制御部11は、呼制御部133に対して、電話端末2Aと電話端末2Bを接続するように指示し、これにより呼制御部133は、電話端末2Aと電話端末2Bを接続する。
また、指紋、掌紋、目の虹彩なども、生体的特徴として、本発明に適用可能である。
なお、本実施の形態では、電話端末2Aの設置場所については、言及しなかったが、電話端末2Aを玄関や門柱などに設置し、いわゆるドアフォンとして使用し、その際に、上記の発信者Aの認証を行えば、空き巣などの、利用許可されていない者により住人の在否確認がされてしまう不都合を未然に防止できる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、発信側の電話端末2Aと着信側の電話端末2Bとを接続させる電話接続装置1を含む電話接続システムが実現されており、電話端末2Bは、着信者Bの生体的特徴を検出する着信者特徴検出手段として、マイクロフォン202L及び202Rやカメラ204L及び204Rを備え、着信者特徴検出手段で検出された特徴を示す情報である着信者特徴情報を電話接続装置1に送信する着信者特徴情報送信手段としての通信部207を備え、電話接続装置1は、電話端末2Bの利用を許可された着信者Bの着信者特徴情報が記憶される着信者特徴情報記憶手段としてのユーザ管理部121と、電話端末2Bから送信された着信者特徴情報と、着信者特徴情報記憶手段から読み出した着信者特徴情報とを用いて、着信者Bが電話端末2Bの利用を許可された着信者であるか否かを判定する着信者認証手段としての画像認識部123と、着信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに発信側の電話端末2Aと着信側の電話端末2Bとを接続させる電話端末接続手段としての呼処理部13を備えるので、生体的特徴を用いた着信者認証による電話接続が行え、しかもその電話接続を電話端末に予め生体的特徴を記憶させないで行えるようにした電話接続システムを提供することができる。
また、発信側の電話端末2Aは、発信者Aの特徴を検出する発信者特徴検出手段としてのマイクロフォン202L及び202Rやカメラ204L及び204Rを備え、発信者特徴検出手段で検出された特徴を示す発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する発信者特徴情報送信手段としての通信部207を備え、電話接続装置1は、電話端末2Aの利用を許可された発信者Aの発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段としての、ユーザ管理部121と、電話端末2Aから送信された発信者特徴情報と、発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、発信者Aが発信側の電話端末2Aの利用を許可された発信者であるか否かを判定する発信者認証手段としての画像認識部123とを備え、電話端末接続手段は、発信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに発信側の電話端末2Aと着信側の電話端末2Bとを接続させるので、生体的特徴を用いた発信者認証による電話接続が行え、しかもその電話接続を電話端末に予め生体的特徴を記憶させないで行えるようにした電話接続システムを提供することができる。
また、電話接続装置1は、着信側の電話端末2Bの利用を許可された着信者Bの状態を示す状態情報を記憶する状態情報記憶手段としてのユーザ管理部121を備え、電話端末接続手段は、状態情報記憶手段から読み出した状態情報により着信者Bが応答可能との判定がなされたときに発信側の電話端末2Aと着信側の電話端末2Bとを接続させるので、着信者が応答できない状態のときには、発信側の電話端末2Aと着信側の電話端末2Bとが接続しないようになる。その結果、着信者が応答できないときの煩雑な電話端末操作を不要とした電話接続システムを提供できる。
また、電話接続装置1は、着信側の電話端末を制御して着信者を検出することにより状態情報を生成して状態情報記憶手段に記憶させるので、着信者Bの操作により状態情報を生成し記憶させる必要がなくなり、高い利便性を提供できる。
また、電話接続装置1は、電話接続装置1に登録された着信者の着信者識別信号を着信側の電話端末2Bに送信し当該着信者識別信号を用いて着信者を呼び出すように電話端末2Bを制御するので、発信者に所望された着信者が応答できる電話接続システムを提供できる。
また、電話端末2Bは、自発的に着信者Bを探索するので、電話端末2Bの近くにいない着信者や隠れた着信者などを検出できる。特に、電話端末2Bが各駆動部213と駆動制御部214を備えるので、着信者が移動しなくても電話に応答できる電話端末を提供できる。
なお、着信者の探索は、各駆動部213と駆動制御部214により、電話端末2B自身を移動させることだけでなく、カメラやマイクロフォンの向きを変えることも探索に含まれる。また、発信者の探索にもこの技術を適用することができる。
また、上記説明した処理の少なくとも一部を実行させるコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
また、上記においては複数の技術を説明したが、矛盾を生じない限り、それらを組み合わせることで、高度なサービスを提供できる。また、高度なサービスが不要な場合には一部の技術は実行しなくてもよい。
本発明の実施例に係る電話接続システムの構成を示す図である。 電話端末2A及び2Bとして利用される電話端末2の構成図である。 ユーザ情報の登録動作を示すシーケンス図である。 ユーザの状態情報の登録動作を示すシーケンス図である。 電話端末2Aから電話端末2Bへの電話接続動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…電話接続装置
2A,2B…電話端末
3…ネットワーク
11…主制御部
12…サービス処理部
13…呼処理部
14…通信制御部
121…ユーザ管理部
122…対話処理部
123…画像認識部
124…音声認識部
125…データベース
131…メモリ部
132…ネットワーク管理部
133…呼制御部
201…主制御部
202L,202R…マイクロフォン
203…音声処理部
204L,204R…カメラ
205…画像処理部
206…メモリ部
207…通信部
208…センサ部
209…表示部
210…入力部
211…スピーカ
212…入出力部
213…駆動部
214…駆動制御部

Claims (18)

  1. 発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムにおいて、
    前記着信側の電話端末は、
    該着信側の電話端末を利用する着信者の生体的特徴を検出する着信者特徴検出手段と、
    該着信者特徴検出手段で検出された特徴を示す情報である着信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する着信者特徴情報送信手段を備え、
    前記電話接続装置は、
    前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の着信者特徴情報が記憶される着信者特徴情報記憶手段と、
    前記着信側の電話端末から送信された着信者特徴情報と、前記着信者特徴情報記憶手段から読み出した着信者特徴情報とを用いて、前記着信側の電話端末を利用する着信者が当該着信側の電話端末の利用を許可された着信者であるか否かを判定する着信者認証手段と、
    前記着信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話端末接続手段と
    を備えることを特徴とする電話接続システム。
  2. 前記発信側の電話端末は、
    該発信側の電話端末を利用する発信者の特徴を検出する発信者特徴検出手段と、
    該発信者特徴検出手段で検出された特徴を示す発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する発信者特徴情報送信手段を備え、
    前記電話接続装置は、
    前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段と、
    前記発信側の電話端末から送信された発信者特徴情報と、前記発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定する発信者認証手段とを備え、
    前記電話端末接続手段は、
    前記発信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項1記載の電話接続システム。
  3. 発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムにおいて、
    前記発信側の電話端末は、
    該発信側の電話端末を利用する発信者の生体的特徴を検出する発信者特徴検出手段と、
    該発信者特徴検出手段で検出された特徴を示す情報である発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信する発信者特徴情報送信手段を備え、
    前記電話接続装置は、
    前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段と、
    前記発信側の電話端末から接続要求の際に送信された発信者特徴情報と、前記発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定する発信者認証手段と、
    前記発信者認証手段により肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話端末接続手段と
    を備えることを特徴とする電話接続システム。
  4. 前記電話接続装置は、
    前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の状態を示す状態情報を記憶する状態情報記憶手段を備え、
    前記電話端末接続手段は、
    前記状態情報記憶手段から読み出した状態情報により着信者が応答可能との判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電話接続システム。
  5. 前記電話接続装置は、
    前記着信側の電話端末を制御して着信者を検出することにより前記状態情報を生成して前記状態情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4記載の電話接続システム。
  6. 前記電話接続装置は、
    該電話接続装置に登録された着信者の着信者識別信号を前記着信側の電話端末に送信し当該着信者識別信号を用いて着信者を呼び出すように着信側の電話端末を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電話接続システム。
  7. 電話端末同士を接続させる電話接続装置が、電話端末の利用を許可された者の特徴情報が記憶される特徴情報記憶手段と、電話端末から送信された特徴情報と、前記特徴情報記憶手段から読み出した特徴情報とを用いて、電話端末を利用する者が当該電話端末の利用を許可された者であるか否かを判定する認証手段と、前記認証手段により肯定的な判定がなされたときに電話端末同士を接続させる電話端末接続手段を備えるときの、電話端末として利用される電話端末であって、
    電話端末を利用する者の特徴を検出する特徴検出手段と、
    該特徴検出手段で検出された特徴を示す特徴情報を前記電話接続装置に送信する特徴情報送信手段と
    を備えることを特徴とする電話端末。
  8. 自発的に電話端末を利用する者を探索することを特徴とする請求項7記載の電話端末。
  9. 発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムが行う電話接続方法において、
    前記着信側の電話端末は、
    該着信側の電話端末を利用する着信者の生体的特徴を検出し、
    検出された特徴を示す情報である着信者特徴情報を前記電話接続装置に送信し、
    前記電話接続装置は、
    前記着信側の電話端末から送信された着信者特徴情報と、前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の着信者特徴情報が記憶される着信者特徴情報記憶手段から読み出した着信者特徴情報とを用いて、前記着信側の電話端末を利用する着信者が当該着信側の電話端末の利用を許可された着信者であるか否かを判定し、
    肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる
    ことを特徴とする電話接続方法。
  10. 前記発信側の電話端末は、
    該発信側の電話端末を利用する発信者の特徴を検出し、
    検出された特徴を示す発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信し、
    前記電話接続装置は、
    前記発信側の電話端末から送信された発信者特徴情報と、前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定し、
    前記電話端末接続手段は、
    肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項9記載の電話接続方法。
  11. 発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる電話接続装置を含む電話接続システムが行う電話接続方法において、
    前記発信側の電話端末は、
    該発信側の電話端末を利用する発信者の生体的特徴を検出し、
    検出された特徴を示す情報である発信者特徴情報を前記電話接続装置に送信し、
    前記電話接続装置は、
    前記発信側の電話端末から接続要求の際に送信された発信者特徴情報と、前記発信側の電話端末の利用を許可された発信者の発信者特徴情報が記憶される発信者特徴情報記憶手段から読み出した発信者特徴情報とを用いて、前記発信側の電話端末を利用する発信者が当該発信側の電話端末の利用を許可された発信者であるか否かを判定し、
    肯定的な判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させる
    ことを特徴とする電話接続方法。
  12. 前記着信側の電話端末の利用を許可された着信者の状態を示す状態情報を記憶する状態情報記憶手段から読み出した状態情報により着信者が応答可能との判定がなされたときに前記発信側の電話端末と着信側の電話端末とを接続させることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載の電話接続方法。
  13. 前記電話接続装置は、
    前記着信側の電話端末を制御して着信者を検出することにより前記状態情報を生成して前記状態情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項12記載の電話接続方法。
  14. 前記電話接続装置は、
    該電話接続装置に登録された着信者の着信者識別信号を前記着信側の電話端末に送信し当該着信者識別信号を用いて着信者を呼び出すように着信側の電話端末を制御することを特徴とする請求項9ないし13のいずれかに記載の電話接続方法。
  15. 電話端末同士を接続させる電話接続装置が、電話端末の利用を許可された者の特徴情報が記憶される特徴情報記憶手段と、電話端末から送信された特徴情報と、前記特徴情報記憶手段から読み出した特徴情報とを用いて、電話端末を利用する者が当該電話端末の利用を許可された者であるか否かを判定する認証手段と、前記認証手段により肯定的な判定がなされたときに電話端末同士を接続させる電話端末接続手段を備えるときの、電話端末として利用される電話端末が行う電話接続支援方法であって、
    電話端末を利用する者の特徴を検出し、
    検出された特徴を示す特徴情報を前記電話接続装置に送信する
    ことを特徴とする電話接続支援方法。
  16. 自発的に電話端末を利用する者を探索することを特徴とする請求項15記載の電話接続支援方法。
  17. 請求項9ないし16のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
  18. 請求項9ないし16のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが記録された記録媒体。
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