JP2005197552A - ノイズ吸収装置 - Google Patents

ノイズ吸収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005197552A
JP2005197552A JP2004003741A JP2004003741A JP2005197552A JP 2005197552 A JP2005197552 A JP 2005197552A JP 2004003741 A JP2004003741 A JP 2004003741A JP 2004003741 A JP2004003741 A JP 2004003741A JP 2005197552 A JP2005197552 A JP 2005197552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
pair
cable
absorbing device
noise absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004003741A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kobayashi
一三 小林
Masaru Masaki
優 正木
Toshihiro Kuroshima
敏浩 黒嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2004003741A priority Critical patent/JP2005197552A/ja
Publication of JP2005197552A publication Critical patent/JP2005197552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

【課題】 ケーブルを複数回通すことが可能で、十分なノイズ吸収効果を奏して小型で使い勝手も良く、各種電子機器に使用可能なケーブル用ノイズ吸収装置を提供する。
【解決手段】 相互間にケーブル挿入通路を形成するように接触して組み合わされる一対の磁性体コア11,12と、カバー20とを有していて、磁性体コア11,12の内周面からなる前記ケーブル挿入通路は、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であり、カバー20は、半カバー21,22によって磁性体コア11,12の外周面側をそれぞれ覆う構造とし、半カバー21,22はヒンジ23によって結合されており、反対側の端縁にカバー掛止部24を有し、当該カバー掛止部24にて一対の半カバー21,22同士を嵌合ロックできるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テレビやパソコン、ゲーム機、OA・FA機器等の電子機器に使用されるケーブル用ノイズ吸収装置に係り、特に電源ケーブルに好適で、ケーブルに装着され、電子機器内で発生し、又は、外部で発生して、ケーブル内を伝播するノイズを吸収するために用いられるノイズ吸収装置に関する。
従来のケーブル用ノイズ吸収装置は下記の特許文献1に開示されているように、相互間にケーブル挿入経路を形成するように組み合わされる一対の半円状フェライトと、これを収納するカバーを有し、組み合わせられたフェライトのケーブル挿入経路断面は円形状としたものが知られている。
実公平6−32718号公報
また、下記特許文献2に開示されているように、相互間にケーブル挿入経路を形成するように組み合わされる一対の半円状フェライトと、これを収納する収納カバー部を有し、前記収納カバー部はケーブルが1〜2回巻回する部分が露出しないようにケーブル収納部を有しているものも知られている。
特開2002−151333号公報
この種のノイズ吸収装置において、ユーザーが電気的特性を改善する目的で、ケーブルを1〜2回巻回することがある。ところが、この様な使用形態を取った場合、組み合わせられたフェライトのケーブル挿入経路断面が円形状のため、ここに使用できるケーブル外形はフェライト内径の半分以下となってしまい、使用するケーブルに対してノイズ吸収装置が大きくなってしまう嫌いがあった。
また、巻回したケーブル全体を収納部に入れた場合、特に比較的太い電源ケーブルに於いては、ケーブルを小さく巻くことが安全上及び構造上困難となり、ケーブル収納部を含めたノイズ吸収装置が甚だしく大きくなってしまう嫌いがあった。
上記従来技術では、上述のようにノイズ吸収装置が大きくなるため、使い勝手も悪く、コスト高を招いてしまう。
本発明は、前記問題点に鑑み成されたものであり、ケーブルを複数回通すことが可能で、十分なノイズ吸収効果を奏することができ、小型で使い勝手も良く、しかも安価にて、テレビやパソコン、ゲーム機、OA・FA機器等の電子機器に使用されるケーブル用ノイズ吸収装置を提供することを目的とする。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、相互間にケーブル挿入通路を形成するように接触して組み合わされる一対の磁性体コアと、カバーとを有するノイズ吸収装置であって、
前記一対の磁性体コアの内周面からなる前記ケーブル挿入通路は、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であり、
前記カバーは、一対の半カバーによって前記一対の磁性体コアの外周面側をそれぞれ覆う構造とし、前記一対の半カバーはそれぞれの一端縁がヒンジによって結合されており、前記一端縁とは反対側の他端縁にカバー掛止部を有し、当該カバー掛止部にて前記一対の半カバー同士を嵌合ロックできるようにしたことを特徴としている。
本願請求項2の発明に係るノイズ吸収装置は、請求項1において、前記カバーにホルダー掛止部を設けてなることを特徴としている。
本願請求項3の発明に係るノイズ吸収装置は、請求項1又は2において、前記カバーにケーブル固定用保持部を一体に形成してなることを特徴としている。
本願請求項4の発明に係るノイズ吸収装置は、請求項1,2又は3において、前記一対の磁性体コアは相互に接触して組み合わされたときに、それらの内周面は断面が6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状の前記ケーブル挿入通路をなし、該6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状の短手長はケーブル直径と等しいか又は大きく、長手長はケーブル直径の2倍と等しいか又は大きい寸法であり、1つ又は複数のループが形成されるようにしたことを特徴としている。
本願請求項5の発明に係るノイズ吸収装置は、請求項1,2,3又は4において、前記カバー掛止部は、一方の半カバーに形成される、抜け防止爪を形成した差し込み片と、他方の半カバーに形成される、カバー肉厚を削って形成した穴部とからなり、前記差し込み片が前記穴部に嵌合自在であることを特徴としている。
本願請求項6の発明に係るノイズ吸収装置は、請求項5において、前記穴部を形成した方の半カバーの前記他端縁に横ずれ防止舌片が形成され、前記差し込み片を前記穴部に嵌合したときに、前記横ずれ防止舌片が前記差し込み片を形成した方の半カバーの内周面に接して差し込まれる構造であることを特徴としている。
本願請求項7の発明は、相互間にケーブル挿入通路を形成するように接触して組み合わされる一対の磁性体コアと、カバーとを有する電源ライン用ノイズ吸収装置であって、
前記一対の磁性体コアの内周面からなる前記ケーブル挿入通路は、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であり、
前記カバーは、一対の半カバーによって前記一対の磁性体コアの外周面側をそれぞれ覆う構造とし、前記一対の半カバーはそれぞれの一端縁がヒンジによって結合されており、前記一端縁とは反対側の他端縁にカバー掛止部を有し、当該カバー掛止部にて前記一対の半カバー同士を嵌合ロックでき、
1つ又は複数のループが形成されるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、相互間にケーブル挿入通路を形成するように接触して組み合わされる一対の磁性体コアと、カバーとを有するノイズ吸収装置において、前記一対の磁性体コアの内周面からなる前記ケーブル挿入通路は、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であり、ケーブルを1〜複数回巻回する場合、高さ方向の無駄なスペースがなくなり、使用するケーブルに対して最適化が図れ、小型で軽量な、使い勝手も良い、安価なノイズ吸収装置を提供できる。
また、前記カバーのホルダー掛止部にホルダーを取り付け出来る構造とした場合、そのホルダーを利用してテレビやパソコン、ゲーム機、OA・FA機器等の電子機器の本体部分に容易に取り付けることができる。
さらに、ケーブル固定用保持部を前記カバーに一体に形成してある場合、ケーブルをバンドで規制することが可能なため、ケーブル取付品質も安定化することが出来る。
このように、従来例のような、巻回したケーブル全体を収納部に入れた場合に比べ、大幅に小型化ができ、使い勝手も良い、安価で品質も安定したノイズ吸収装置を実現出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、ノイズ吸収装置の実施の形態を図面に従って説明する。
図1乃至図5を用いて本発明に係るノイズ吸収装置の実施の形態1を説明する。図1はノイズ吸収装置の装着前の開いた状態であり、(A)は平面図、(B)は正面図、図2はその使用状態(ケーブル装着状態)で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、図3は使用状態の断面図、図4はホルダーで、(A)は平面図、(B)は正面図、図5はホルダー取付状態のノイズ吸収装置の正面図を示す。
これらの図に示すように、ノイズ吸収装置1は、相互間にケーブル挿入通路2を形成するように接触して環状コア構造体として組み合わされる一対のフェライト等の磁性体コア11,12と、該一対の磁性体コア11,12をそれぞれ保持する半カバー21,22、ヒンジ23及びカバー掛止部24を一体的にプラスチック等で形成したカバー20とを備えている。
図3(A)のように、一対の磁性体コア11,12は楕円筒又は長円筒を2分割した形状であり、ケーブル挿入通路をなす内周面がそれぞれ半楕円又は半長円の断面形状の凹溝13であり、換言すれば、両コア11,12を相互に接触するように突き合わせて環状コア構造体としたときに、内周面は断面が楕円又は長円形状のケーブル挿入通路2を成し、該楕円又は長円形状の短径d1はケーブル40(電子機器の電源ケーブル等)の直径と等しいか僅かに大きく、長径d2はケーブル40の直径の2倍と等しいか僅かに大きい寸法である。また、磁性体コア10,11を突き合わせた状態では、ケーブル挿入通路2を囲む磁性体肉厚が略均一になるように、磁性体コア10,11の外周面はそれぞれ半楕円筒又は半長円筒をなす曲面となっている。
一対の半カバー21,22は、一対の磁性体コア11,12の外周面側をそれぞれ覆う構造であり、コア押さえ爪21a,22aを内側四隅に有するとともに、図3(A)のようにコア押さえ弾性片21b,22bを内側底面に有している。そして、半カバー21,22の内側に磁性体コア11,12をそれぞれ収納するが、このとき、コア押さえ爪21a,22aは磁性体コア11,12の突き合わせ面に一段低く形成された段差面11a,12aに当接係止し、それらコア11,12の脱落を防止する。また、コア押さえ弾性片21b,22bは半カバー21,22の底面より突出しており、弾性力で磁性体コア11,12を押し上げ、がたつかないようにするとともに、突き合わせ時のコア同士の接触を確実にしている。
一対の半カバー21,22はそれぞれの一端縁がヒンジ23によって折り曲げ自在に結合されており、前記一端縁とは反対側の半カバー21の他端縁にはカバー掛止部24の一方を成す差し込み片25が、半カバー22の他端縁にはカバー掛止部24の他方を成す穴部26が形成されている。前記差し込み片25には穴部26に差し込み後の抜け防止のために、先端側に向かって肉厚が徐々に薄く形成された抜け防止爪25aが形成されている。また、穴部26は、カバー外周への突出を最小限とするために、半カバー22の部分Pの肉厚を削って形成してある。
また、穴部26を形成した方の半カバー22の前記他端縁には、横ずれ防止舌片27が形成され、半カバー21の差し込み片25を半カバー22の穴部26に嵌合したときに、横ずれ防止舌片27が半カバー21の内周面に接して差し込まれる構造となっている。
さらに、カバー20の外側端面、つまり一方の半カバー21の端面にケーブル固定用保持部28が設けられ(一体に形成され)ている。図2のように、このケーブル固定用保持部28はケーブルを緊締するためのバンド35を通すバンド通し穴29が形成されている。
図1のノイズ吸収装置のケーブル挿入通路2に、図2及び図3(A)のように、ケーブル40を1つループLが形成されるように2回通し、カバー掛止部24の一方を成す差し込み片25を、カバー掛止部24の他方を成す穴部26に差し込むことで、半カバー21,22同士が閉じた状態で嵌合ロックし、磁性体コア11,12は相互に接触して環状コア構造体として組み合わされる。このとき、図3(B)のように差し込み片25に形成した抜け防止爪25aは穴部26を貫通して突出して、差し込み片25の抜けを防止し、半カバー21,22が閉じられたロック状態を維持する。また、図3(C)のように半カバー22の横ずれ防止舌片27が半カバー21の内周面に接して差し込まれた状態となり、同図中、外力による矢印Q方向の横ずれを防止して、抜け防止爪25aが穴部26から抜けて外れることを防止する。
ケーブル40に対するノイズ吸収装置1の位置固定及びケーブル40のループLの大きさの設定は、図2のようにケーブル固定用保持部28のバンド通し穴29にバンド35を通し、このバンド35でケーブル40を緊締することで行うことができる。
なお、カバー20を構成する半カバー21,22の底面部には、図2(A)のように、ホルダー掛止部となる抜き穴37を複数箇所(例えば4箇所)を設けあるため、これを利用して図4に示すホルダー30をカバー20に図5のように装着することができる。すなわち、ホルダー30は複数箇所の抜き穴37に対応する掛止用フック部31を一体に有するから、掛止用フック部31を抜き穴37に挿入することでホルダー30をカバー20に固着できる。ホルダー30は本体固定用穴部32を有しており、この本体固定用穴部32を利用して電子機器本体にノイズ吸収装置1を取り付け可能である。
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) 一対のフェライト等の磁性体コア11,12は楕円筒又は長円筒を2分割した形状であり、両者を相互に接触するように突き合わせて環状コア構造体としたときに、内周面は断面が楕円又は長円形状のケーブル挿入通路2を形成することができる。そして、ケーブル挿入通路2をケーブル40を2回通して1個のループLを形成するのに適した形状とすることにより、すなわち、図3(A)のように前記ケーブル挿入通路2の断面楕円又は長円形状の短径d1をケーブル40(電子機器の電源ケーブル等)の直径と等しいか、これよりも僅かに大きく、長径d2をケーブル40の直径の2倍と等しいか、これよりも僅かに大きい寸法とすることで、ケーブル40と磁性体コア11,12内周面間の隙間を最小限として、ノイズ吸収特性の改善及び小型化を図ることができる。
(2) ケーブル固定用保持部28をカバー20に一体に形成しておくことで、ケーブル40をバンド35で規制することが可能なため、ケーブル取付を確実に行うことができ、ケーブル40に対するノイズ吸収装置1の位置ずれを防止できる。
(3) カバー20に設けたカバー掛止部24は、一方の半カバー21に形成される、抜け防止爪25aを形成した差し込み片25と、他方の半カバー22に形成され穴部26とからなり、差し込み片25が穴部26に嵌合自在な構造であるが、穴部26は、半カバー22の部分Pの肉厚を削って形成してあるため、カバー20の外周への突出を最小限とすることが可能である。また、カバー20を樹脂成形する場合の金型設計が容易となる(特殊な金型構造が不要)。
(4) 半カバー21,22が閉じた状態では、図3(C)のように半カバー22の横ずれ防止舌片27が半カバー21の内周面に接して差し込まれた状態となるから、外力による矢印Q方向の横ずれを防止して、抜け防止爪25aが穴部26から抜けて外れることを防止可能である。
(5) カバー20のホルダー掛止部としての抜き穴37に、ホルダー30側の掛止用フック部31を差し込むことで、図5のようにカバー20にホルダー30を一体化でき、そのホルダー30の本体固定用穴部32を利用してテレビやパソコン、ゲーム機、OA・FA機器等の電子機器の本体部分、さらには机や壁に容易に取り付けることができる。
図6は本発明に係るノイズ吸収装置の実施の形態2を示す。この場合、一対の磁性体コア11,12を相互に接触するように突き合わせて形成されるケーブル挿入通路2は、ケーブル40を3回通すことが可能な形状寸法に設定されている。すなわち、一対の磁性体コア11,12を相互に接触するように突き合わせたとき、内周面は断面が楕円又は長円形状のケーブル挿入通路2を成し、該楕円又は長円形状の短径d1はケーブル40(電子機器の電源ケーブル等)の直径と等しいか僅かに大きく、長径d2はケーブル40の直径の3倍と等しいか僅かに大きい寸法である。
このようなケーブル挿入通路2の形状寸法とすることにより、ループLを2個形成するようにケーブル40をケーブル挿入通路2に3回通してノイズ吸収装置をケーブル40に取り付けることが可能となり、ノイズ吸収効果のいっそうの改善を図ることができる。
なお、その他の構成及び作用効果は前述した実施の形態1と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
図7にノイズ吸収装置のケーブル挿入通路に配置する(通す)ケーブルの回数(ターン数)をパラメータとしたインピーダンスの周波数特性を示す。1Ts(ターン数1でループ無し)よりも2Ts(ターン数2でループ1個)の方がインピーダンスが高く、さらに3Ts(ターン数3でループ2個)となるとインピーダンスがいっそう高くなっていることがわかる。
なお、上記各実施の形態では、ケーブル挿入通路が楕円又は長円形状の断面を有する場合を述べたが、図8のように6以上の辺をもつ多角形の断面を有し、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上としたケーブル挿入通路2としてもよい。また、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形を組み合わせた断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であるケーブル挿入通路としてもよい。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本発明に係るノイズ吸収装置の実施の形態1であり、ノイズ吸収装置の装着前の開いた状態であって、(A)は平面図、(B)は正面図である。 本発明の実施の形態1の使用状態で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 本発明の実施の形態1の使用状態で、(A)は正断面図、(B)はカバー掛止部の拡大断面図、(C)は横ずれ防止舌片が半カバーの内周に接している状態の拡大断面図である。 本発明の実施の形態1で使用可能なホルダーであって、(A)は平面図、(B)は正面図である。 ホルダー取付状態のノイズ吸収装置の正面図を示す。 本発明に係るノイズ吸収装置の実施の形態2の正断面図である。 ノイズ吸収装置のケーブル挿入通路に通すケーブルの回数をパラメータとしたインピーダンスの周波数特性図である。 本発明のノイズ吸収装置におけるケーブル挿入通路の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 ノイズ吸収装置
2 ケーブル挿入通路
11,12 磁性体コア
13 凹溝
20 カバー
21,22 半カバー
21a,22a コア押さえ爪
21b,22b コア押さえ弾性片
23 ヒンジ
24 カバー掛止部
25 差し込み片
25a 抜け防止爪
26 穴部
27 横ずれ防止舌片
28 ケーブル固定用保持部
29 バンド通し穴
30 ホルダー
31 掛止用フック部
32 本体固定用穴部
35 バンド
40 ケーブル

Claims (7)

  1. 相互間にケーブル挿入通路を形成するように接触して組み合わされる一対の磁性体コアと、カバーとを有するノイズ吸収装置であって、
    前記一対の磁性体コアの内周面からなる前記ケーブル挿入通路は、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であり、
    前記カバーは、一対の半カバーによって前記一対の磁性体コアの外周面側をそれぞれ覆う構造とし、前記一対の半カバーはそれぞれの一端縁がヒンジによって結合されており、前記一端縁とは反対側の他端縁にカバー掛止部を有し、当該カバー掛止部にて前記一対の半カバー同士を嵌合ロックできるようにしたことを特徴とするノイズ吸収装置。
  2. 前記カバーにホルダー掛止部を設けてなる請求項1記載のノイズ吸収装置。
  3. 前記カバーにケーブル固定用保持部を一体に形成してなる請求項1又は2記載のノイズ吸収装置。
  4. 前記一対の磁性体コアは相互に接触して組み合わされたときに、それらの内周面は断面が6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状の前記ケーブル挿入通路をなし、該6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状の短手長はケーブル直径と等しいか又は大きく、長手長はケーブル直径の2倍と等しいか又は大きい寸法であり、1つ又は複数のループが形成されるようにした請求項1,2又は3記載のノイズ吸収装置。
  5. 前記カバー掛止部は、一方の半カバーに形成される、抜け防止爪を形成した差し込み片と、他方の半カバーに形成される、カバー肉厚を削って形成した穴部とからなり、前記差し込み片が前記穴部に嵌合自在である請求項1,2,3又は4記載のノイズ吸収装置。
  6. 前記穴部を形成した方の半カバーの前記他端縁に横ずれ防止舌片が形成され、前記差し込み片を前記穴部に嵌合したときに、前記横ずれ防止舌片が前記差し込み片を形成した方の半カバーの内周面に接して差し込まれる構造にした請求項5記載のノイズ吸収装置。
  7. 相互間にケーブル挿入通路を形成するように接触して組み合わされる一対の磁性体コアと、カバーとを有する電源ライン用ノイズ吸収装置であって、
    前記一対の磁性体コアの内周面からなる前記ケーブル挿入通路は、6以上の辺をもつ多角形、楕円形、長円形、又はこれらの組み合わせの断面形状で、かつ短手方向と長手方向の比が1対2以上であり、
    前記カバーは、一対の半カバーによって前記一対の磁性体コアの外周面側をそれぞれ覆う構造とし、前記一対の半カバーはそれぞれの一端縁がヒンジによって結合されており、前記一端縁とは反対側の他端縁にカバー掛止部を有し、当該カバー掛止部にて前記一対の半カバー同士を嵌合ロックでき、
    1つ又は複数のループが形成されるようにしたことを特徴とする電源ライン用ノイズ吸収装置。
JP2004003741A 2004-01-09 2004-01-09 ノイズ吸収装置 Pending JP2005197552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003741A JP2005197552A (ja) 2004-01-09 2004-01-09 ノイズ吸収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003741A JP2005197552A (ja) 2004-01-09 2004-01-09 ノイズ吸収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005197552A true JP2005197552A (ja) 2005-07-21

Family

ID=34818552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004003741A Pending JP2005197552A (ja) 2004-01-09 2004-01-09 ノイズ吸収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005197552A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237106A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Tdk Corp ノイズ吸収装置
JP2008166846A (ja) * 2008-03-18 2008-07-17 Tdk Corp ノイズ吸収装置
JP2016207731A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 コニカミノルタ株式会社 ノイズ低減部材の保持部材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237106A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Tdk Corp ノイズ吸収装置
JP2008166846A (ja) * 2008-03-18 2008-07-17 Tdk Corp ノイズ吸収装置
JP2016207731A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 コニカミノルタ株式会社 ノイズ低減部材の保持部材
US10084295B2 (en) 2015-04-17 2018-09-25 Konica Minolta, Inc. Electric noise reduction device with retainer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6191338B2 (ja) 筐体および筐体部品
JP2004241332A (ja) プラグ取付機構
CA2570642A1 (en) Bone conduction device and tympanum thereof
EP1750368A1 (en) Ferrite bead EMI suppressor
JP2005538559A (ja) 外部から見えないストラップホルダーを有する電子装置
JP2005197552A (ja) ノイズ吸収装置
JP2001167934A (ja) ノイズフィルター
JP2977801B1 (ja) 雑音電流吸収具
JP2015053804A (ja) ワイヤーハーネス
KR101512046B1 (ko) 핸드폰 케이스
JP2009021452A (ja) 携帯可能な電子機器
JP4357574B2 (ja) ノイズ吸収装置
JPH0555047A (ja) 保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品
KR200181938Y1 (ko) 이오폰 코드의 꼬임 방지장치
JP5994061B2 (ja) 保持具
JP2005151474A (ja) ノイズフィルタ
JPH1197875A (ja) ノイズ吸収装置
JP5035760B2 (ja) ノイズ吸収装置
JP4115455B2 (ja) ノイズ吸収装置
KR20120000149U (ko) 콜게이트 고정용 클립 장치
JPH1199008A (ja) 紐類の端部カバー
KR20120058236A (ko) 휴대기기의 보호케이스
JP2007026905A (ja) 配線箱用ケーブルブッシング
KR200262869Y1 (ko) 이어폰부의 흔들림을 방지할 수 있는 헤드폰
JP2005318168A (ja) スピーカ固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070322