JP2005197059A - 同軸コネクタ及びその接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本目的は同軸ケーブル10の使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない同軸コネクタ1及びその接続構造を提供する。
【解決手段】本目的は中心導体12と中心導体12を覆う絶縁体14と絶縁体14を覆う外部導体としてのマイラーテープ16と編組18と外部導体を覆う外皮19とを有する同軸ケーブル10と、同軸ケーブル10が挿入される挿入部22を有するとともに一方端側に相手物との接続手段とを有するボディ20と、ボディ20との間で同軸ケーブル10の編組18とマイラーテープ16を挟持するとともに同軸ケーブル10を固定するためカシメられるフェルール30とを備えた同軸コネクタ1により達成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信設備等に使用される同軸コネクタに関するものであり、特に高周波の特性改善を図った接続構造に関するものである。
特に挙げるべき特許文献はありません。
従来の同軸ケーブルとしては、中心導体の周囲を電気絶縁性の絶縁体が覆い、該絶縁体の周囲を外部導体としての編組が覆い、該編組の周囲を電気絶縁性の塩化ビニール等の材料の外皮で覆われたものが一般的によく知られている。前記同軸ケーブルは、両端に同軸コネクタが接続(結線)され、機器間の信号(情報)のやり取りに使用されている。前記同軸ケーブルは、所定の長さの先端部分の前記外皮が削除され、露出した編組は所定の結線処理(例えば、圧着や半田付け)が施され、電気的、機械的接続をすることでシールドや同軸コネクタのボディ等とのアース(グランド)を図っている。前記同軸ケーブルの中心導体は所定の長さだけ露出させ、同軸コネクタのコンタクトと圧着や半田付け等によって接続される。
近年、低損失化や低雑音化の要求により、前記編組と前記絶縁体との間に外部導体としてのマイラーテープが介在する同軸ケーブルが使用されるようになってきている。
しかしながら、前記マイラーテープを前記絶縁体に巻きつけたままの状態で、上述のように編組だけを結線処理したのでは、ケーブルの使用状態によって周波数[GHz]における挿入損失[dB]に変動(バラツキ)が生じてしまい、この変動は高周波になればなるほど大きくなると言った課題があった。例えば、グラフ1のように、ケーブルを通常使用した場合と屈曲させた場合とで、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が通常使用時に比べ屈曲時の方が挿入損失が大きくなってしまう。(また、通常使用時と屈曲時の挿入損失がグラフ1と逆になることもある。)
Figure 2005197059
グラフ1
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、同軸ケーブルの使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない同軸コネクタ及びその接続構造を提供するものである。
上記目的は、中心導体12と該中心導体12を覆う絶縁体14と該絶縁体14を覆う外部導体としてのマイラーテープ16と編組18と該外部導体を覆う外皮19とを有する同軸ケーブル10と、該同軸ケーブル10が挿入される挿入部22を有するとともに一方端側に相手物との接続手段とを有するボディ20と、該ボディ20との間で前記同軸ケーブル10の編組18とマイラーテープ16を挟持するとともに前記同軸ケーブル10を固定するためカシメられるフェルール30とを備えた同軸コネクタ1により達成できる。
前記同軸コネクタ1には、前記同軸ケーブル10の中心導体12と接続するコンタクト40と、該コンタクト40が保持される挿入孔52を有するインシュレータ50とを更に備える。前記ボディ20には前記挿入部22と連通した前記インシュレータ50を保持する装着部24を有しており、該装着部24側に相手物との接続手段と有している。
また、前記同軸コネクタ1には、相手物との接続手段として、前記ボディ20の外周に回動するように装着されるとともに内側に相手物と螺着するネジ部68を有するカップリング60を更に備える。
上記目的は、前記編組18と前記マイラーテープ18とを前記フェルール30と前記ボディ20とで挟持し前記フェルール30をカシメる接続構造にすることで達成できる。
また、同軸コネクタ1の接続構造としては、前記同軸ケーブル10の先端の外皮19を除去し、前記編組18は前記フェルール30の先端までにし、前記マイラーテープ16は前記フェルール30のほぼ中央までにし、前記編組18と前記マイラーテープ16とを前記フェルール30と前記ボディ20とで挟持し前記フェルール30をカシメるようにする。
以上の説明から明らかなように、本発明の同軸コネクタ1及びその接続構造によると、次のような優れた効果が得られる。
(1)中心導体12と該中心導体12を覆う絶縁体14と該絶縁体14を覆う外部導体としてのマイラーテープ16と編組18と該外部導体を覆う外皮19とを有する同軸ケーブル10と、該同軸ケーブル10が挿入される挿入部22を有するとともに一方端側に相手物との接続手段とを有するボディ20と、該ボディ20との間で前記同軸ケーブル10の編組18とマイラーテープ16を挟持するとともに前記同軸ケーブル10を固定するためカシメられるフェルール30とを備えた同軸コネクタ1を用いているので、同軸ケーブル10の使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない。
(2)前記同軸コネクタ1には、前記同軸ケーブル10の中心導体12と接続するコンタクト40と、該コンタクト40が保持される挿入孔52を有するインシュレータ50とを更に備え、前記ボディ20には前記挿入部22と連通した前記インシュレータ50を保持する装着部24を有し、該装着部24側に相手物との接続手段と有することでも、同軸ケーブル10の使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない。
(3)前記同軸コネクタ1には、相手物との接続手段として、前記ボディ20の外周に回動するように装着されるとともに内側に相手物と螺着するネジ部68を有するカップリング60を更に備えることでも、同軸ケーブル10の使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない。
(4)前記編組18と前記マイラーテープ16とを前記フェルール30と前記ボディ20とで挟持し前記フェルール30をカシメる接続構造にしているので、同軸ケーブル10の使用状態によって、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない。
(5)同軸コネクタ1の接続構造としては、前記同軸ケーブル10の先端の外皮19を除去し、前記編組18は前記フェルール30の先端までにし、前記マイラーテープ16は前記フェルール30のほぼ中央までにし、前記編組18と前記マイラーテープ16とを前記フェルール30と前記ボディ20とで挟持し前記フェルール30をカシメるようにすることでも、同軸ケーブル10の使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない。
(6)上述のような各同軸コネクタ1及び各接続構造にすると、例えば、グラフ2のように、同軸ケーブル10の使用状態によっても、周波数[GHz]における挿入損失[dB]が変動することがない。
Figure 2005197059
グラフ2
図に基づいて、本発明の同軸コネクタ1について説明する前に、同軸ケーブル10の構造について説明する。該同軸ケーブル10は両端に同軸コネクタ1が接続(結線)され、機器間の信号(情報)のやり取りに使用されるものであり、中心導体12と絶縁体14と外部導体としてのマイラーテープ16と編組18と外皮19とを備えている。前記中心導体12は金属製であり、基板やコンタクト40等と接続するものであり、その周囲は電気絶縁性の前記絶縁体14に覆われている。前記絶縁体14は中心導体12と外部導体との絶縁を図るものであり、前記絶縁体14の外周には外部導体の1つであるマイラーテープ16が巻かれている。該マイラーテープ16は低損失化や低雑音化を図るためのものであり、その周囲はもう1つの外部導体である編組18で覆われている。該編組18は基板やコンタクト40と接続し、伝送路のアースを取るためのものであり、その周囲は電気絶縁性の塩化ビニール等の材料で製作された外皮19で覆われている。
まず、本発明のポイントである同軸ケーブル10の接続構造について説明する。前記同軸ケーブル10は上述のような構造をしており、一方若しくは両端の外皮19が所定の長さだけ除去され、かつ、前記絶縁体14も所定の長さだけ除去され、前記中心導体12及び外部導体としてのマイラーテープ16と編組18とが所定の長さだけ露出される。ここでいう所定の長さとは、接続や結線するために必要な長さを意味する。前記中心導体12は下述するようにコンタクト40や基板等に接続される。本接続構造のポイントは、外部導体としてのマイラーテープ16と編組18の両方を前記ボディ20と前記フェルール30とで挟持し、その状態で前記フェルール30をカシメた点にある。具体例としては下述する。
図示はしないが、請求項1記載の同軸コネクタ1について説明する。該同軸コネクタ1は少なくとも上述したような同軸ケーブル10とボディ20とフェルール30とを備えている。前記ボディ20は金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって作成され、その材質としては寸法安定性や加工性や強度などが要求されるので、ステンレス鋼や銅合金(例えば、黄銅、リン青銅、ベリリウム銅等)などを挙げることができる。前記ボディ20は一方端側に相手物(例えば、基板等)との接続手段を有しており、他方端側には前記同軸ケーブル10が挿入される挿入部22を有している。
該挿入部22の大きさは、前記同軸ケーブル10が入るように適宜設計されおり、同軸ケーブル10より0.1〜0.2mm程度大きくしている。例えば、前記ボディ20の一方端側には基板の挿入される端子部分を設け、該端子部分を基板に挿入するとともに前記ボディ20に挿入された前記同軸ケーブル10の中心導体12を直に基板に挿入し、前記中心導体12と前記端子部分を半田付け等で固定する接続手段もある。
また、前記フェルール30も金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって作成され、その材質としては寸法安定性や加工性や耐食性などが要求されるので、銅合金(例えば、黄銅、リン青銅、ベリリウム銅等)やアルミニューム合金などを挙げることができる。前記フェルール30は前記ボディ20と前記同軸ケーブル10とを固定するためのものであり、前記ボディ20と間で前記同軸ケーブル10の編組18とマイラーテープ16を挟持し、前記フェルール30をカシメることで固定している。前記フェルール30の形状はこのようにケーブルを固定する意味から略円柱状をしており、その大きさはこのような役割を考慮して適宜設計するが、役割から前記ボディ20の挿入部22より1〜3mm程度大きくしている。
図示はしないが、請求項2記載の同軸コネクタ1について説明する。該同軸コネクタ1は上述した請求項1記載の同軸コネクタ1にさらにコンタクト40とインシュレータ50とを備えている。前記コンタクト40は前記同軸ケーブル10の中心導体12に半田付けや圧着や溶着等により接続するもので、金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工により製作され、その材質としては寸法安定性や加工性や強度などが要求されるので、ステンレス鋼や銅合金(例えば、黄銅、リン青銅、ベリリウム銅等)などを挙げることができる。前記コンタクト40は、主に相手物と接触する接触部42と前記インシュレータ50に固定される固定部44と前記同軸ケーブル10の中心導体12と接続される接続部46とを備えている。前記接続部46には、前記同軸ケーブル10の中心導体12が挿入される孔48や切欠け等が設けられ、その大きさは前記中心導体12より0.1〜0.3mm程度大きくしている。
前記インシュレータ50は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の成形加工によって製作され、その材質としては寸法安定性や高周波特性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、ポリエチレンや4フッ化エチレンなどを挙げることができる。前記インシュレータ50は略円柱状をしており、前記インシュレータ50には前記コンタクト40が保持される挿入孔52が設けられており、前記コンタクト40は圧入や引っ掛け等によって前記インシュレータ50に保持されている。前記挿入孔52の大きさは前記コンタクト40より0.05mm程度大きくしている。
請求項2記載の同軸コネクタ1のボディ20には、請求項1記載の同軸コネクタ1の前記ボディ20に更に前記同軸ケーブル10の前記挿入部22に連通した前記インシュレータ50を保持する装着部24を有しており、該装着部24側には請求項1記載の同軸コネクタ1同様に相手物との接続手段を有している。前記装着部24に、前記インシュレータ50は圧入や引っ掛けやカシメによって保持されている。前記装着部24の形状は前記インシュレータ50の形状に沿って適宜設計されており、その大きさは前記インシュレータ50より0.05mm程度大きくしている。請求項2記載の同軸コネクタ1の場合の相手物との接続手段としては、例えば、前記装着部24側の外周にネジ部を設けることや引っ掛け部を設けることなどが考えられる。
以下、図に基づいて、請求項3に記載した同軸コネクタ1の一実施例について説明する。図1(A)は同軸ケーブルが挿入されたない状態の請求項3記載の同軸コネクタの断面図であり、(B)は同軸ケーブルを挿入した状態の同軸コネクタの断面図である。請求項3記載の同軸コネクタ1は、請求項1記載の同軸コネクタ1と請求項2記載の同軸コネクタ1に相手物との接続手段として、ボディ20の外周に回動するように装着されるとともに内側に相手物と螺着するネジ部68を有するカップリング60をさらに備えている。即ち、請求項3記載の同軸コネクタ1は、同軸ケーブル10とボディ20とフェルール30とコンタクト40とインシュレータ50とカップリング60とを備えたものである。以下で、それぞれの部位について説明する。
まず、前記ボディ20について説明する。前記ボディ20は金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって作成され、その材質については上述と同様である。前記ボディ20には、他方端側に前記同軸ケーブル10が挿入される挿入部22を有しており、一方端側に前記挿入部22に連通した前記インシュレータ50を保持する装着部24を有しており、該装着部24側には相手物との接続手段である下述するカップリング60が装着されている。前記該挿入部22や前記装着部24の大きさは上述と同様であり、前記同軸ケーブル10が入り、前記インシュレータ50が保持されるように適宜設計されている。一方端側の前記装着部24の外周には、前記カップリング60を回動自在に装着するためのリング70が入る溝26が設けられ、かつ、相手物との嵌合口64方向側に防水性を高めるためのガスケット80が取り付けられている。前記溝26の大きさは、前記リング70が入り、かつ、前記カップリング60が回動できるように適宜設計する。
前記リング70は金属製であり、該リング70には前記カップンリング60を前記ボディ20に回動自在に固定するために弾性が要求され、その材質としてはリン青銅やベリリウム銅やバネ用ステンレス鋼を挙げることができる。
前記ガスケット80は電気絶縁性の弾性体であり、前記ボディ20の嵌合口64側(一方端側)に、防水性を高めるように例えば圧入等により取り付けられ、その材質としてはシリコンゴムやニトリルゴムを挙げることができる。
次に、前記フェルール30について説明する。前記フェルール30も金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって作成され、その材質については上述と同様である。前記フェルール30は前記ボディ20と前記同軸ケーブル10とを固定するためのものであり、前記ボディ20と間で前記同軸ケーブル10の編組18とマイラーテープ16を挟持し、前記フェルール30をカシメることで固定している。この場合に、前記編組18は前記フェルール30の先端までにし、前記マイラーテープ16は前記フェルール30のほぼ中央までにし、前記編組18と前記マイラーテープ16とを前記フェルール30と前記ボディ20とで挟持している。
次に、前記コンタクト40について説明する。前記コンタクト40は前記同軸ケーブル10の中心導体12に半田付けや圧着や溶着等により接続するもので、金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工により製作され、その材質については上述と同様である。前記コンタクト40は、主に相手物と接触する接触部42と前記インシュレータ50に固定される固定部44と前記同軸ケーブル10の中心導体12と接続される接続部46とを備えている。前記接続部46には、前記同軸ケーブル10の中心導体12が挿入される孔48や切欠け等が設けられいる。
次に、前記インシュレータ50について説明する。前記インシュレータ50は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の成形加工によって製作され、その材質については上述と同様である。前記インシュレータ50は略円柱状をしており、前記インシュレータ50には前記コンタクト40が保持される挿入孔52が設けられており、前記コンタクト40は圧入や引っ掛け等によって前記インシュレータ50に保持されている。
次に、前記カップリング60について説明する。前記カップリング60は略六角柱をしており、金属製であり、公知技術の切削加工により製作され、その材質は寸法安定性や加工性や強度などが要求されるので、ステンレス鋼や銅合金(例えば、黄銅、リン青銅、ベリリウム銅等)等を挙げることができる。前記カップリング60には前記ボディ20が入る嵌入部62と相手物が入る嵌合口64とを有しており、前記嵌入部62と前記嵌合口64とは連通しており、前記嵌入部62の内周面には前記ボディ20に前記リング70によって回動自在に取り付けるための前記ボディ20の溝26に対応した位置に凹部溝66が設けられ、前記嵌合口64の内周面には相手物と接続するためのネジ部68が設けられている。前記凹部溝66の大きさは、前記ボディ20の溝26と同様に、前記リング70が入り、かつ、前記カップリング60が回動できるように適宜設計する。前記カップリング60の嵌入部62側の外周は、相手物との接続の際に接続し易いように六角ナットの形状に加工している。
最後に、接続構造について説明する。
同軸コネクタ1の接続構造としては、次のような順序で行う。
第1に、前記同軸ケーブル10の先端の外皮19と絶縁体14を除去し、中心導体12と外部導体としての編組18とマイラーテープ16を露出させる。
第2に、前記中心導体12を前記コンタクト40の孔48に挿入し、半田付けや圧着によって接続する。
第3に、前記編組18は前記フェルール30の先端までにし、前記マイラーテープ16は前記フェルール30のほぼ中央までにした前記編組18と前記マイラーテープ16とを前記ボディ20上に載せる。
最後に、第3の状態の前記編組18と前記マイラーテープ16の上に前記フェルール30を被せ、前記フェルール30と前記ボディ20とで挟持した状態で、前記フェルール30をカシメる。
本発明の活用例としては、無線通信設備等に使用される同軸コネクタ1にとして活用され、特に高周波の特性改善を図った接続構造に関するものである。
(A) 同軸ケーブルが挿入されたない状態の請求項3記載の同軸コネクタの断面図である。(B) 同軸ケーブルを挿入した状態の同軸コネクタの断面図である。
符号の説明
1 同軸コネクタ
10 同軸ケーブル
12 中心導体
14 絶縁体
16 マイラーテープ
18 編組
19 外皮
20 ボディ
22 挿入部
24 装着部
26 溝
30 フェルール
40 コンタクト
42 接触部
44 固定部
46 接続部
48 孔
50 インシュレータ
52 挿入孔
60 カップリング
62 嵌入部
64 嵌合口
66 凹部溝
68 ネジ部
70 リング
80 ガスケット

Claims (5)

  1. 中心導体と該中心導体を覆う絶縁体と該絶縁体を覆う外部導体としてのマイラーテープと編組と該外部導体を覆う外皮とを有する同軸ケーブルと、該同軸ケーブルが挿入される挿入部を有するとともに一方端側に相手物との接続手段とを有するボディと、該ボディとの間で前記同軸ケーブルの編組とマイラーテープを挟持するとともに前記同軸ケーブルを固定するためカシメられるフェルールとを備えた同軸コネクタ。
  2. 前記同軸コネクタは、前記同軸ケーブルの中心導体と接続するコンタクトと、該コンタクトが保持される挿入孔を有するインシュレータとを更に備えた請求項1記載の同軸コネクタ。
  3. 前記同軸コネクタは、前記ボディの外周に回動するように装着されるとともに内側に相手物と螺着するネジ部を有するカップリングを更に備えた請求項1又は2記載の同軸コネクタ。
  4. 前記編組と前記マイラーテープとを前記フェルールと前記ボディとで挟持し前記フェルールをカシメることを特徴とする請求項1、2又は3項記載の同軸コネクタの接続構造。
  5. 前記同軸ケーブルの先端の外皮を除去し、前記編組は前記フェルールの先端までにし、前記マイラーテープは前記フェルールのほぼ中央までにし、前記編組と前記マイラーテープとを前記フェルールと前記ボディとで挟持し前記フェルールをカシメることを特徴とする請求項4記載の同軸コネクタの接続構造。
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