JP2005194013A - 作業船 - Google Patents

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Shigeyuki Yorigami
茂之 寄神
Yoshimichi Oda
悦芳 織田
Tokio Takeishi
時夫 竹石
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YORIGAMI MARITIME CONSTRUCTION
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Yorigami Maritime Construction Co Ltd
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Abstract

【課題】回航時等の非作業時における安定性や安全性を確保することができる、起重機装置を具える作業船を提供する。
【解決手段】本発明による作業船は、回航時や作業休止時等の非作業時には、起重機ジブを倒して起重機装置から取り外し、船体上に載置することとし、その際にジブを吊り下げ支持するためのジブ吊り下げ手段を設けている。そのため、作業船の重心が高くならず、しかもジブを倒した状態に保つことから、船体の安定性や安全性を保つことができる。加えて、回航時にジブを搭載するための他の台船等を必要としないことから、ジブの取り外し・取り付けおよび移動作業に人手と時間ならびに当該作業に要するコストを削減することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、桟橋、橋脚などの海上構造物の建設作業や浚渫作業などに用いる、起重機装置を設けた作業船に関するものである。
かかる作業船として、例えば特許文献1,2に記載されているものがある。こうした作業船に搭載されている起重機装置は、一般に大型で長尺のジブを具え、また起重機装置自体がかなりの重量を有しているため、作業船の重心が比較的高くなる。そのため作業時のみならず、回航時や長期間の作業休止時といった非作業時における安定性や安全性を図る必要がある。
非作業時、特に回航時にジブを起こした状態に保つ場合、ジブが揺動しないようにワイヤ等で支持する必要があるが、この場合、作業船の重心が比較的高くなるという問題を解決することは困難である。また、起重機装置から一旦ジブを取り外し、ジブを他の台船等に載置する方法もあるが、この場合、ジブの取り外し・取り付けおよび移動作業に人手と時間を要すると共に、台船やクレーン等が別途必要となるという問題がある。
特許第2758568号公報 特開2000-351572号公報
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑み、回航時等の非作業時における安定性や安全性を確保することができる作業船を提供することを目的とする。
この目的のため、本発明による作業船は、
ジブを有する起重機装置を具え、
前記ジブが、その下端を当該作業船船体側に設けた回転軸によって起伏可能に支持されると共に、前記ジブの下端と前記回転軸とを連結・分離可能とした作業船において、
前記起重機装置の非使用時に、前記ジブを倒してその下端と前記回転軸とを分離した後、当該ジブを前記船体上に載置することを特徴とするものである。
本発明による作業船は、
前記ジブを前記船体上に載置する際に前記ジブを吊り下げて支持する、少なくとも両舷にそれぞれ一つのジブ吊り下げ手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明による作業船は、
前記ジブ吊り下げ手段が、
少なくとも三本の柱からなる支持柱組立体と、
当該支持柱組立体頂部に取り付けた滑車と、
当該滑車に案内されるジブ吊り下げワイヤと、
前記ジブ吊り下げワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行うウィンチとを具えることを特徴とするものである。
本発明による作業船は、
前記ジブ吊り下げワイヤとして、
前記ジブの下端で当該ジブと接続する第一のワイヤと、
前記ジブの上部で当該ジブと接続する第二のワイヤとを設けたことを特徴とするものである。
本発明による作業船は、
前記滑車を横揺れ自在となるように前記支持柱組立体に取り付けることを特徴とするものである。
また本発明による作業船は、
前記ジブを前記船体上に載置した後に当該ジブを固定するジブ固定手段をさらに設けたことを特徴とするものである。
さらに本発明による作業船は、
前記ジブの両端の間に設けた支持点と接続して当該ジブを吊り下げて支持する第三のジブ吊り下げワイヤをさらに具えることを特徴とするものである。
本発明による作業船は、回航時や作業休止時等の非作業時には、起重機ジブを倒して起重機装置から取り外し、船体上に載置することとしている。そのため、作業船の重心が高くならず、しかもジブを倒した状態に保つことから、船体の安定性や安全性を保つことができる。加えて、回航時にジブを搭載するための他の台船等を必要としないことから、ジブの取り外し・取り付けおよび移動作業に人手と時間ならびに当該作業に要するコストを削減することが可能である。
本発明による作業船においては、前記ジブを取り外して船体上に載置する際に当該ジブを吊り下げて支持するための、少なくとも両舷にそれぞれ一つのジブ吊り下げ手段を設けることとしている。それによって、ジブ取り外し作業、さらには起重機装置による作業を行う際のジブ取り付け作業を確実かつ安全に行うことが可能となる。
本発明による作業船においては、このジブ吊り下げ手段が、少なくとも三本の柱からなる支持柱組立体と、当該支持柱組立体頂部に取り付けた滑車と、当該滑車に案内されるジブ吊り下げワイヤと、前記ジブ吊り下げワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行うウィンチとを具えることが好適である。それによって、ジブ吊り下げ時の荷重を効果的に安定して支持することができると共に、ジブの取り外しおよび取り付けの作業をスムーズに行うことが可能である。
この場合、ジブ吊り下げワイヤとして、前記ジブの下端で当該ジブと接続する第一のワイヤと、前記ジブの上部で当該ジブと接続する第二のワイヤとを設けることが好適である。それによって、ジブを2箇所で支持することとなり、安全かつ確実にジブを吊り下げて支持することが可能である。
また、前記各ワイヤを案内するための滑車を横揺れ自在となるように支持柱組立体に取り付けることが好適である。それによって、ジブの移動に伴う、ジブ自体およびジブ吊り下げワイヤの角度や位置の変化に対応することができ、ジブの取り外しおよび取り付けの作業をより安全で確実かつスムーズなものとすることができる。
また、本発明による作業船においては、前記ジブを前記船体上に載置した後に当該ジブを固定するジブ固定手段をさらに設けることとしている。非作業時において、取り外したジブを固定することにより、船体の安定性や安全性をより確実なものとすることができる。
さらに本発明による作業船においては、前記ジブの両端の間に設けた支持点と接続して当該ジブを吊り下げて支持する第三のジブ吊り下げワイヤをさらに具えることが好適である。ジブを吊り下げるためのワイヤを追加して設けたことにより、ジブの取り外しおよび取り付けの作業をより一層安全で確実かつスムーズなものとすることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1および図2は、本発明による作業船の一実施形態を示すものであり、図1はその側面図、図2は平面図である。なお、本作業船は、最大吊り下げ能力が1400トン程度のものである。
図示の作業船10は、船体11上に一基の起重機ジブ12を具え、このジブ12は二カ所の回転軸13,13を支点として、ジブ起伏用ワイヤ14によって起伏可能となっている。ジブ12の先端からは、複数の吊りフック昇降用ワイヤ15によって複数の吊りフック16が吊り下げられている。なお、図では吊りフック昇降用ワイヤ15および吊りフック16はそれぞれ二組しか示されていないが、本作業船10では四組、すなわち吊りフック16は四個設けられている。
ジブ起伏用ワイヤ14は、船体11上のワイヤ支持ビーム17およびこの支持ビーム17を支持する補助ビーム18で支持されると共に、ウィンチ19によって巻き取りおよび繰り出しがなされる。一方、吊りフック昇降用ワイヤ15もまた、ウィンチ20によって巻き取りおよび繰り出しがなされる。
本作業船10においては、回航時や作業休止時等の非作業時にジブ12を取り外して船体11上に載置することとしており、そのためのジブ吊り下げ手段であるジブ吊り下げ装置21をさらに船体11に設けている。ジブ吊り下げ装置21は、吊り架台22、吊り架台22に取り付けた滑車装置23、ジブ12の下端に設けた接続部12aと接続する第一の吊り下げワイヤ24、第一の吊り下げワイヤ24の巻き取りおよび繰り出しを行うウィンチ25、ジブ12の上部に設けた接続部12bと接続する第二の吊り下げワイヤ26、第二の吊り下げワイヤ26の巻き取りおよび繰り出しを行うウィンチ27を具える。図2に示すように、ジブ吊り下げ装置21は、本作業船10の船体11の左右両舷側にそれぞれ一基づつ設けている。なお、このジブ吊り下げ装置21の詳細については後述する。また、ウィンチ25,27は、吊り下げ装置21のために新たに船体に設置することとしても良いが、種々の作業用として既に船体11に設置されているものを利用することとしても良い。
また本作業船10においては、ジブ12を船体11上に載置するときにジブ12を支持するための受台28をワイヤ支持ビーム17に設け、さらにジブ12の上端と下端との間に設けた接続部12cと接続する第三の吊り下げワイヤ29および、第三の吊り下げワイヤ29の巻き取りおよび繰り出しを行うウインチ30を設けている。なお、これらの詳細についても後述する。また、ウィンチ30も、前述したウインチ25,27と同様に、新たに設置しても良いが、既設のものを利用しても良い。
図3はジブ吊り下げ装置21の吊り架台22を示すものであり、図3(a)は正面から、図3(b)は側面から、また図3(c)は上からそれぞれ見た図である。吊り架台22は、三本の柱部材31〜33を組み合わせた三点支持型の櫓状構造を有し、その頂部に滑車装置23を取り付けている。また、柱部材31〜33はいずれも船体11とはピン結合している。三点支持型の構造とし、ジブ吊り下げ時に柱部材31,33で引張荷重を、柱部材32で圧縮荷重を受けるものとしたことにより、後述するジブ12の取り外しおよび取り付け作業の際に安定してジブ12を支持することができる。なお、ジブ吊り下げ装置21の高さは、ワイヤ支持ビーム17の高さとほぼ等しくすることが好適である。
図4は滑車装置23の詳細を示すものである。滑車装置23は本体34、二個の滑車35,36およびこれら滑車を支持する支持体37,38からなっている。滑車35は第一の吊り下げワイヤ24を、滑車36は第二の吊り下げワイヤ26をそれぞれ案内する。また、支持体37,38の中央部にはそれぞれ自在継手39,40を設け、それによって滑車35,36は(紙面に垂直な方向に)横揺れ自在となっている。それによって、ジブ12の吊り下げ時にワイヤ24,26が滑車から外れることを防ぎ、ワイヤの移動がスムーズなものになるようにしている。
図5はジブ12の第一の吊り下げワイヤ24との接続部12aを、図6は第二の吊り下げワイヤとの接続部12bをそれぞれ詳細に示すものであり、図5(a)および図6(a)は横から、図5(b)および図6(b)は上から見た図である。これら各接続部は、例えばアイプレート41,42をそれぞれジブ12に溶接等で取り付けたものとしている。なお、第三の吊り下げワイヤ29との接続部12cも、詳細は図示しないが上記接続部12a,12bと同様のものとする。
図7は、ジブ12を船体11上に載置するときにジブ12を支持するための受台28を示すものであり、図7(a)は正面から見た図、図7(b)は側面から見た図である。ワイヤ支持ビーム17に取り付けた受台28は支持部材43に支持されている。なお、図では受台28が水平面に対してわずかに傾斜してワイヤ支持ビーム17に取り付けられているが、水平とすることもできる。また、取り付け位置の高さも、ジブ12の大きさやワイヤ支持ビーム17の高さ等を考慮して適宜決めるものとする。さらに、受台28にはジブ12を固定するためのジブ固定部材および、受台28上でのジブ12の移動を容易にするためのローラ等を設けることが好適である。
次に、図8は本発明による作業船におけるジブ取り外しの作業工程を示すフローチャートであり、図9〜図12は、図8に示す工程を図示したものである。以下、これらの図に基づいて同工程を説明する。なお、図9〜図12では、図面の簡略化のため吊りフック昇降用ワイヤ15および吊りフック16は省略している。
まず、ステップS1において、ウインチ19,27,30をそれぞれ作動させてジブ起伏用ワイヤ14、第二の吊り下げワイヤ26および第三の吊り下げワイヤ29を繰り出し、ジブ12を倒す。すなわち、図9に示すように各ワイヤ14,26,29を矢印の方向へ繰り出し、ジブ12を白矢印で示す方向へ倒す。続くステップS2で、ジブ12が予め定めた所定の角度位置まで倒れたか否かを判断し、所定の角度位置まで倒れていれば次のステップS3へ進み、上記各ウインチの動作を停止して各ワイヤの繰り出しを止める。一方、ジブが未だ所定の角度位置まで倒れていなければステップS1へ戻る。
ここで、図10はジブ12が所定の角度位置まで倒れた状態を示す。なお、ジブ12は図示した状態よりさらに倒してほぼ水平状態にしても良い。また、ジブ12の取り外しに際しては、船体11の前部、すなわち起重機装置を設置している側を岸壁や、同様に起重機装置を設けた作業船に向け、ジブ12を倒したときに、その先端を岸壁、あるいは岸壁に設けた架台等に載せる、あるいは岸壁や他の作業船に設けた起重機装置で吊り下げ支持することが、作業の安全性を高める上で望ましい。なお、図ではこれらジブ12の先端部を支持する手段は省略している。
次に、ステップS4でジブ12下端部と回転軸13とを分離し、続くステップS5でウィンチ25を作動させて第一の吊り下げワイヤ24を巻き取り、それによってジブ12下端部を持ち上げる。そしてステップS6でジブ12下端部が予め定めた所定の高さに達したか否かを判断し、所定の高さに達していればステップS7へ進み、ウインチ25の動作を停止して第一の吊り下げワイヤ24の巻き取りを止め、所定の高さまで達していなければステップS5へ戻る。図11はジブ12下端部を所定の高さまで持ち上げた状態を示すものである。
そしてステップS8でジブ起伏用ワイヤ14,第二の吊り下げワイヤ26および第三の吊り下げワイヤ29を巻き取り、一方第一の吊り下げワイヤ24を繰り出し、ジブを固定する位置へ向けて後方へ移動させる。その際、ジブ12をワイヤ支持ビーム17に設けた受台28(図7参照)へ載せるようにする。その後ステップS9でジブが所定の固定位置に達したか否かを判断し、到達していればステップS10へ進み、各ワイヤの巻き取りおよび繰り出しを停止する。一方、未だ固定位置に到達していなければステップS9へ戻る。
最後にステップS11で、受台28に設けた固定部材(図示せず)を用いてジブ12を固定し、作業を終了する。図12はジブ12を固定した状態を示すものである。
なお、このようにして船体11上に固定したジブを再度取り付ける場合には、前述した工程を逆に辿る作業を行えば良い。
また、ここでは起重機装置を一基設けた作業船を例として説明したが、起重機装置を二基以上設けた作業船にも適用できることは言うまでもなく、この場合には起重機装置の数に応じてジブ吊り下げ装置を設ければ良い。
以上説明したように、本発明による作業船は、船体に設けた起重機装置のジブを、回航時や長期間の作業休止時のような非作業時には、ジブを起重機装置から取り外し、船体上に載置することとしているため、船体の安定性や安全性を保つことができる。加えて、回航時にジブを搭載するための他の台船等を必要としないことから、ジブの取り外し・取り付けおよび移動作業に人手と時間ならびに当該作業に要するコストを削減することが可能である。
本発明による作業船の一実施形態を示す側面図である。 本発明による作業船の一実施形態を示す平面図である。 本発明による作業船に設けたジブ吊り下げ装置の吊り架台を示す図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図、図3(c)は上面図である。 ジブ吊り下げ装置に設けた滑車装置を示す図である。 ジブ下端に設けた、吊り下げワイヤとの接続部を示す図であり、図5(a)は側面図、図5(b)は上面図である。 ジブ上部に設けた、吊り下げワイヤとの接続部を示す図であり、図6(a)は側面図、図6(b)は上面図である。 ジブを船体上に載置する際にジブを支持する受台を示す図であり、図7(a)は正面図、図7(b)は側面図である。 本発明による作業船におけるジブ取り外し作業の工程を示すフローチャートである。 ジブ取り外し作業開始直後の状態を示す図である。 ジブを所定の角度位置まで倒した状態を示す図である。 ジブ下端部と回転軸とを分離し、ジブ下端部を所定の高さまで吊り上げた状態を示す図である。 ジブを船体上に載置した状態を示す図である。
符号の説明
10 作業船
11 船体
12 起重機ジブ
13 回転軸
14 ジブ起伏用ワイヤ
15 吊りフック昇降用ワイヤ
16 吊りフック
17 ワイヤ支持ビーム
18 補助ビーム
19,20,25,27,30 ウインチ
21 ジブ吊り下げ装置
22 吊り架台
23 滑車装置
24 第一の吊り下げワイヤ
26 第二の吊り下げワイヤ
28 受台
29 第三の吊り下げワイヤ
31,32,33 吊り架台の柱部材
34 滑車装置本体
35,36 滑車
37,38 滑車支持体
39,40 自在継手
41,42 アイプレート
43 受台28の支持部材

Claims (7)

  1. ジブを有する起重機装置を具え、
    前記ジブが、その下端を当該作業船船体側に設けた回転軸によって起伏可能に支持されると共に、前記ジブの下端と前記回転軸とを連結・分離可能とした作業船において、
    前記起重機装置の非使用時に、前記ジブを倒してその下端と前記回転軸とを分離した後、当該ジブを前記船体上に載置することを特徴とする作業船。
  2. 請求項1記載の作業船において、
    前記ジブを前記船体上に載置する際に前記ジブを吊り下げて支持する、少なくとも両舷にそれぞれ一つのジブ吊り下げ手段を設けたことを特徴とする作業船。
  3. 請求項2記載の作業船において、
    前記ジブ吊り下げ手段が、
    少なくとも三本の柱からなる支持柱組立体と、
    当該支持柱組立体頂部に取り付けた滑車と、
    当該滑車に案内されるジブ吊り下げワイヤと、
    前記ジブ吊り下げワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行うウィンチとを具えることを特徴とする作業船。
  4. 請求項3記載の作業船において、
    前記ジブ吊り下げワイヤとして、
    前記ジブの下端で当該ジブと接続する第一のワイヤと、
    前記ジブの上部で当該ジブと接続する第二のワイヤとを設けたことを特徴とする作業船。
  5. 請求項3または4記載の作業船において、
    前記滑車を横揺れ自在となるように前記支持柱組立体に取り付けることを特徴とする作業船。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の作業船において、
    前記ジブを前記船体上に載置した後に当該ジブを固定するジブ固定手段をさらに設けたことを特徴とする作業船。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項記載の作業船において、
    前記ジブの両端の間に設けた支持点と接続して当該ジブを吊り下げて支持する第三のジブ吊り下げワイヤをさらに具えることを特徴とする作業船。
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