JP2005192736A - リクライニング式ベッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明はベッドフレームに起伏駆動される可動床板を有する床板ユニットを係合載置するだけであっても、ずれ動くのを防止できるリクライニング式ベッド装置を提供することにある。
【解決手段】受け桟6が設けられたベッドフレーム1と、受け桟に係合載置される2つの床板ユニット7とを備え、一方の床板ユニットは、受け桟に係合する係合部材12を有するユニットフレームと、ユニットフレームの幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた可動床板31と、ユニットフレームに設けられ可動床板を起伏駆動する駆動機構24とを具備し、他方の床板ユニットは、一対の受け部に幅方向両端部を係合させて載置される固定床板を有し、固定床板は一端部がユニットフレームの一端部に重合してこのユニットフレームが受け桟から浮き上るのを防止するよう、他端部がベッドフレームに保持具によって保持される。
【選択図】 図1

Description

この発明は利用者の上半身を起こすことができるリクライニング式ベッド装置に関する。
一般に、リクライニング式ベッド装置は矩形枠状のベッドフレームを有し、このベッドフレームには上面にマットレスが載置される床板が設けられる。床板は複数に分割され、そのうちの少なくとも利用者の上半身に対応する部分の床板を駆動機構によって起伏駆動できるようにしている。それによって、マットレス上に仰臥した利用者は上半身を起こし、その姿勢を楽に維持することができる。
ところで、リクライニング式でない、通常のベッド装置を購入した消費者はそのベッド装置をリクライニング式に変更したいことがある。しかしながら、従来ではそのような場合、ベッド装置全体を買い換えなければならないという不都合があった。
そこで、最近では、このようなリクライニング式ベッド装置において、上記床板を複数に分割して複数の床板ユニットとし、その床板ユニットの1つにリクライニング機能を持たせるようにする。そして、消費者は通常のベッド装置をリクライニング式に変更したい場合には、リクライニング機能を備えた床板ユニットを購入し、それを一部の床板と交換してベッドフレームに載置することで、リクライニング式ベッド装置に変更できるようにしている。このような先行技術としては特許文献1に示されたベッド装置が知られている。
実用新案登録第2560368号公報
ところで、特許文献1に示されたリクライニング式ベッド装置は、背上げ機能を備えた床板ユニットを使用する場合には、その床板ユニットをベッドフレームに形成された床板保持部に単に係合載置するだけであった。
そのため、この床板ユニットに設けられた駆動部を作動させて床板を起伏駆動したり、起上した床板に寄り掛るなどすると、床板に加わる利用者の体重によって床板ユニットがベッドフレームから浮き上るなどしてガタ付くということがあるため、床板を起上させた状態での使用状態が安定しないということがあった。
一方、床板を起上させると、この床板上に載置されたマットレスが屈曲することになる。マットレスが屈曲すると、上半身が起こされた利用者には、マットレスの屈曲によって生じる圧縮力が作用する。それによって、利用者にはその圧縮力によって背部を下方に押し下げる力が作用するから、その力によって背部や腹部に圧迫感が生じるということがある。
この発明は、床板が起伏駆動される床板ユニットをベッドフレームに係合載置して使用する場合、その床板ユニットがベッドフレーム上でガタ付くのを簡単な構造で防止できるようにしたリクライニング式ベッド装置を提供することにある。
この発明は、床板ユニットの床板を起上させる場合、床板上のマットレスが屈曲したときに、そのマットレスによって利用者に圧迫感を与えることがないようにしたリクライニング式ベッド装置を提供することにある。
この発明は、幅方向の対向する一対の内面にそれぞれ受け部が設けられたベッドフレームと、
上記受け部に係合載置されるとともに上面がマットレスの載置面となった2つの床板ユニットとを備え、
一方の床板ユニットは、幅方向両側に上記一対の受け部に係合する係合部を有するユニットフレームと、このユニットフレームの上記幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた可動床板と、上記ユニットフレームに設けられ上記可動床板を起伏駆動する駆動機構とを具備し、
他方の床板ユニットは、上記一対の受け部に幅方向両端部を係合させて載置される固定床板を有し、この固定床板は一端部が上記ユニットフレームの一端部に重合してこのユニットフレームが上記受け部から浮き上るのを防止するよう、他端部が上記ベッドフレームに保持具によって保持されることを特徴とするリクライニング式ベッド装置にある。
一方の床板ユニットは、上記ユニットフレームの上記一端部に基端が回動可能に設けられた回転軸と、この回転軸の両端部に一端を固定して設けられた保持溝を有する一対の保持部材とを有し、
上記可動床部は、上記一対の保持部材の保持溝に幅方向両端部をスライド可能に係合させて設けられていることが好ましい。
この発明は、幅方向の対向する一対の内面にそれぞれ受け部が設けられたベッドフレームと、
上記受け部に係合載置されるとともに上面がマットレスの載置面となった2つの床板ユニットとを備え、
一方の床板ユニットは、幅方向両側に上記一対の受け部に係合する一対の係合部を有するユニットフレームと、このユニットフレームの上記幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた回転軸と、この回転軸の両端部に一端を固定して設けられた保持溝を有する一対の保持部材と、一対の保持部材の保持溝に幅方向両端部をスライド可能に係合させて設けられた可動床板と、上記ユニットフレームに設けられ上記回転軸を介して上記可動床板を起伏駆動する駆動機構とを具備したことを特徴とするリクライニング式ベッド装置にある。
上記ユニットフレームの一対の係合部の一端部には、第1の軸受孔が形成された第1の軸受部材が設けられ、上記回転軸の両端部には第2の軸受孔が形成された第2の軸受部材が設けられていて、
上記回転軸は上記第1の軸受孔から第2の軸受孔に挿通された支軸によって上記ユニットフレームに回転可能に連結され、上記支軸は上記ユニットフレームを上記ベッドフレームに載置した状態で、上記ベッドフレームの対向する上記一対の内面によって上記第1、第2の軸受孔から抜出するのが阻止される構成であることが好ましい。
この発明は、幅方向の対向する一対の内面にそれぞれ受け部が設けられたベッドフレームと、
上記受け部に係合載置されるとともに上面がマットレスの載置面となった2つの床板ユニットとを備え、
一方の床板ユニットは、幅方向両側に上記一対の受け部に係合する係合部を有するユニットフレームと、このユニットフレームの上記幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた可動床板と、上記ユニットフレームに設けられ上記可動床板を起伏駆動する駆動機構とを具備し、
他方の床板ユニットは、上記一対の受け部に幅方向両端部を係合させて載置されるとともに一端部が上記ユニットフレームの一端部に重合し設けられることで、上記ユニットフレームが上記受け部から浮き上るのを防止する固定床板からなることを特徴とするリクライニング式ベッド装置にある。
この発明によれば、起伏駆動される可動床板を有する一方の床板ユニットの一端部が他方の床板ユニットの固定床板によって保持されるため、上記一方の床板ユニットがベッドフレーム上でガタ付くのを防止することが可能となる。
この発明によれば、一方の床板ユニットの可動床板がスライド可能であるから、可動床板の起上によってマットレスが屈曲されて圧縮力が生じると、上記可動床板がスライドしてその圧縮力を緩和するから、利用者に圧迫感を与えるのを防止することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5はこの発明の第1の実施の形態を示し、図1に示すこの発明のリクライニング式ベッド装置はベッドフレーム1を備えている。このベッドフレーム1は、所定間隔で平行に離間した一対の側板2の長手方向一端をヘッドボード3の幅方向両端部の内面に連結し、他端を端板4の幅方向の両端部内面に連結して矩形枠状に形成されている。
一対の側板2の内面にはそれぞれ受け部を形成する受け桟6が長手方向全長にわたって設けられている。一対の受け桟6には、図5(b)、(c)に示すように第1の床板ユニット7と同図に鎖線で示す第2の床板ユニットとしての固定床板8とが係合載置されている。
上記第1の床板ユニット7はユニットフレーム11を有する。このユニットフレーム11は、図1、図3に示すように係合部を形成するアングル材からなる一対の係合部材12の長手方向中途部が角パイプからなる連結部材13によって連結されている。一対の係合部材12の間隔は、上記一対の受け桟6の間隔とほぼ同じに設定されている。また、係合部材12はL字状に屈曲した側を外側にして上記連結部材13によって連結されている。
一対の係合部材12の長手方向一端部の上面には図2と図3に示すように断面円形状の短管14が固着されている。この短管14には図2に示すように第1の軸受孔15が穿設された第1の軸受部材16が圧入保持されている。
一対の軸受部材16には回転軸18が回転可能に支持される。この回転軸17は円筒状をなしていて、両端部には第2の軸受孔18が形成された第2の軸受部材19が圧入固定されている。第2の軸受孔18は第2の軸受部材19の一端面だけに開放しており、その開放端を軸方向外方に向けて回転軸17に圧入されている。
なお、上記第1の軸受部材16と第2の軸受部材19はたとえば滑沢性を有する合成樹脂などによって形成されている。
上記第1の軸受孔15と上記第2の軸受孔18とには頭部21a付きの支軸21が頭部21aを第1の軸受部材16側にして挿入される。それによって、上記回転軸17は上記支軸21によって回転可能に支持されている。
図3に示すように、上記連結部材13の中途部には第1のブラケット22が固着されている。上記回転軸17の中途部には第2のブラケット23が固着されている。第1のブラケット22には、図1に示すように駆動機構24を構成する駆動源25が枢着されている。この駆動源25には固定筒26が連結されている。
上記駆動源25は、詳細は図示しないがモータと減速機とが一体化されていて、上記固定筒26には上記減速機の回転出力によって軸方向に進退駆動される可動軸27が設けられている。この可動軸27の先端は上記回転軸17に設けられた第2のブラケット23に枢着されている。それによって、上記駆動機構24が作動して上記可動軸27が軸方向に進退駆動されれば、上記回転軸17が正転方向或いは逆転方向に回転駆動される。
上記回転軸17の軸方向両端部には、断面コ字状の部材からなる一対の保持部材28の基端が固着されている。この保持部材28は一側面が全長にわたって開放し内部を保持溝29とした断面コ字状をなしていて、開放した側面を対向させて上記回転軸17の両端部に基端を固着して設けられている。一対の保持部材28の保持溝29には可動床板31が幅方向両端部をスライド可能に係合させて保持されている。
なお、図1に示すように一対の保持部材28の長手方向中途部下面は帯板状の連結部材32によって連結されている。
上記第2の床板ユニットを構成する固定床板8は、幅方向両端部を上記受け桟6に係合させて設けられる。この固定床板8は、図5(b)、(c)に鎖線で示すように、所定の設置位置よりもヘッドボード3側に移動させることで、その一端部を上記第1の床板ユニット7の係合部材12の一端部上面に重合させ、その状態で端板4の方向へずれ動かないよう他端部の幅方向中央部分が保持具34によって保持されている。
上記保持具34は、図4に示すように帯状の板材を鞍型状に曲成した下部板材35の中間部上面と、L字状に曲成された上部板材36の一辺下面とを固着して形成されている。それによって、保持具34には、上記端板4の上端部に係合する係合部37と、上記固定床板33の他端部を挟み込む挟持部38と、後述するマットレス40の端部を保持する押え部39とが形成されている。
したがって、他端部が上記保持具33によって保持された上記固定床板33は、一端部が上記係合部材12の一端部に重合した状態で、ベッドフレーム1の端板4方向にずれ動くのが阻止されている。また、固定床板8は係合部材12の一端部の上面に設けられた短管14によってヘッドボード3側へずれ動くのも制限されている。
そして、上記可動床板31と固定床板8との載置面である上面には図5(c)に鎖線で示すマットレス40が載置される。このマットレス40は上記可動床板31を図5(b)に示すように起上させれば、その起上に応じて屈曲する構成となっている。マットレス40の端板4側の端部は上記保持具34の押え部39に当たる。そのため、可動床板31を起上させたとき、上記押え部39によってマットレス40が端板4側へずれるが阻止される。
このようなベッド装置において、通常は上記第1の床板ユニット7に代わり、固定床板8と同じ大きさの固定床板(図示せず)が設けられる。ベッドフレーム1のヘッドボード3と端板4との間の長さ寸法は、2枚の固定床板の長さ寸法とほぼ同じに設定されている。
しかしながら、第1の床板ユニット7の長さ寸法、つまり可動床板7の長さ寸法は、この可動床板7が起伏駆動されるから、その際にヘッドボード3に当たらないようにするため、固定床板8よりも長さ寸法が短くなっている。したがって、ベッドフレーム1に第1の床板ユニット7及び固定床板8を載置すると、図5(c)に示すように、第1の床板ユニット7とヘッドボード3との間に隙間が生じる。
このような構成によれば、第1の床板ユニット7の可動床板31を図5(c)に示す倒伏状態から、図5(b)に示すように起上させ、起上した可動床板31に利用者が寄り掛れば、利用者の荷重が可動床板31を倒す方向に加わる。そのため、受け桟6に単に係合載置されただけの第1の床板ユニット7は、受け桟6上で一端部が浮き上るなどしてガタ付くということがある。
しかしながら、上記第1の床板ユニット7は、その係合部材12の一端部に固定床板8の一端部が重合されており、しかもこの固定床部8には利用者の臀部から脚部の部分の荷重が加わる。そのため、第1の床板ユニット7の起上した可動床板31に利用者が寄り掛っても、その荷重によって第1の床板ユニット7の一端部がベッドフレーム1上で浮き上るなどしてガタ付くのを防止することができる。
しかも、上記第1の床板ユニット7に一端部を重合させた固定床板8は、他端部が保持具34によって保持されている。そのため、固定床板8はベッドフレーム1上で長手方向に沿ってずれ動くのが阻止されるから、上記固定床部8と係合部材12との係合状態が確実に維持される。つまり、固定床板8によって第1の床板ユニット7がベッドフレーム1上でガタ付くのを確実に防止することができる。
上記可動床板31は、回転軸17に基端を固着した一対の保持部材28の保持溝29に幅方向の両端部をスライド可能に係合させて保持されている。そのため、上記可動床板31を起上させてマットレス40が屈曲され、このマットレス40に長手方向に対して縮む方向の圧縮力が発生すると、その圧縮力の反力によって上記可動床板31は図5(b)に矢印で示す保持溝29から抜け出る方向にスライドする。
可動床板31が保持溝29に沿ってスライドすれば、マットレス40が屈曲されることによって生じた圧縮力が除去されるから、マットレス40を介して可動床板31に寄り掛った利用者の背面が圧迫されることがない。すなわち、背上げ時にマットレス40が屈曲して圧縮力が発生しても、その圧縮力によって利用者の背面が圧迫されるのを防止することができる。
図6乃至図8はこの発明の第2の実施の形態を示す。なお、この第2の実施の形態において、第1の実施の形態に示された部分と対応する部分には同じ記号を付して説明を省略する。
すなわち、第2の実施の形態におけるベッドフレーム41はヘッドボード3と端板4とを有し、これらの幅方向一端は側板2によって連結され、幅方向他端側の約半分は上記側板2とほぼ同じ長さ寸法に形成された箱状体42の一端面と他端面とに連結されている。
上記箱状体42はベッドフレーム41の幅方向外側を向いた側面が開口していて、内部には長手方向に沿って複数、この実施の形態では3つの引き出し43が出し入れ可能に収納されている。
上記側板2と上記箱状体42の対向する内面には、それぞれ受け桟6が長手方向ほぼ全長にわたって設けられている。これら受け桟6には第1の床板ユニット7Aと第2の床板ユニットを構成する固定床板8A(鎖線で示す)とが係合載置されている。固定床板8Aは箱状体42の上面と面一になっている。第1の床板ユニット7Aと固定床板8Aとは第1の実施の形態とほぼ同じ構成であるが、ベッドフレーム41を一対の側板2に代わり、一方の側板2を箱状体42としたことで、一対の受け桟6の間隔が第1の実施の形態のベッドフレーム1よりも狭くなっている。
一対の受け桟6の間隔と同様、第1の床板ユニット7Aの回転軸17の両端部に基端が固着された一対の保持部材28の間隔も狭くなっている。しかしながら、第1の実施の形態に示された可動床板31に相当する可動床板31Aはベッドフレーム41の幅寸法とほぼ同じ幅寸法に形成されている。それによって、可動床板31Aは、幅方向の一端部を一対の保持部材28の上辺に固定して設けられており、保持部材28の保持溝29は利用されていない。なお、この可動床板31Aの幅方向他端部の起伏時に基端側となる部分は、箱状体42の上部に当たるのを防止するために切り欠き部43が形成されている。
可動床板31Aの幅方向他端部は、この可動床板31Aを倒伏させたときに箱状体42の上面に重合する。それによって、この可動床板31Aの箇所は、箱状体42の他の箇所や固定床板8Aの上面よりも、上記可動床板31Aの厚さ分だけ高くなる。しかしながら、これらの上面にマットレスを載置すれば、このマットレスの下面が上記上面の高さに差異に応じて弾性的に変形するから、可動床板31Aが箱状体42の上面に重合する構成であってもマットレスを載置する上でとくに問題はない。
可動床板31Aを起上させ、この可動床板31Aに利用者が寄り掛ると、可動床板31Aは幅方向の一端部だけが保持部材28に保持された片持ち状態である。そのため、可動床板31Aの箱状体42側に位置する幅方向他端部に荷重を受けると、第1の床板ユニット7Aは受け桟6から浮き上り、幅方向に傾いてしまう。
そこで、図8に示すように、側板2の内面の受け桟6に係合する係合部材12の一辺の上記受け桟6よりも下方へ延出部分にねじ孔45を形成し、このねじ孔45にねじ46を螺合し、このねじ46を受け桟6の下面に係合させる。それによって、可動床板31Aの幅方向他端部に荷重が加わっても、上記ねじ46によって第1の床板ユニット7が幅方向に傾くのを防止することができる。
上記固定床板8Aは、第1の実施の形態の固定床板8と同様、一端部を上記第1の床板ユニット7Aの係合部材12の一端部に重合させて設けられるとともに、他端部が図4に示す保持具34と同じ機能を有する図7に示す保持具34Aによって長手方向にスライドしないよう保持されている。
上記保持具34Aは第1の棒材46と第2の棒材47とによって形成されている。すなわち、平面形状がコ字状で、両端部をL字状に曲成した第1の棒材46と、平面形状がコ字状で、両端部をクランク状に曲成するとともに中間辺をL字状に屈曲した第2の棒材47との両端部を並設させて固着することで形成されている。それによって、端板4の上端部に係合する係合部37aと、固定床板8Aの端部を挟み込む挟持部38aと、マットレスの端部を保持する押え部39aとが形成されている。
このような構成のリクライニング式ベッド装置によれば、第1の床板ユニット7Aを第1の実施の形態と同様、受け桟6に係合載置するだけの構成であっても、この第1の床板ユニット7Aの一端部には固定床板8Aの一端部が重合するから、起上した可動床板31Aに荷重が加わっても、この床板ユニット7Aが受け桟6から浮き上るのを防止することができる。
なお、第2の実施の形態に示された保持具を第1の実施の形態で使用することは可能であり、逆に第1の実施の形態の保持具を第2の実施の形態で使用することもできる。
この発明の第1の実施の形態を示すリクライニング式ベッド装置の斜視図。 回転軸の支持構造を拡大して示す断面図。 第1の床板ユニットを構成するユニットフレームと回転軸との平面図。 保持具の斜視図。 (a)はベッドフレームの平面図、(b)は可動床板を起上させた状態の側断面図、(c)は可動床板を倒伏させた状態の側断面図。 この発明の第2の実施の形態を示すリクライニング式ベッド装置の斜視図。 保持具の斜視図。 第1の床板ユニットの係合部材が受け桟に係合した状態の断面図。
符号の説明
1…ベッドフレーム、6…受け桟(受け部)、7…第1の床板ユニット、8…固定床板(第2の床板ユニット)、11…ユニットフレーム、15…第1の軸受孔、16…第1の軸受部材、17…回転軸、18…第2の軸受孔、19…第2の軸受部材、21…支軸、24…駆動機構、28…保持部材、29…保持溝、34…保持具。

Claims (5)

  1. 幅方向の対向する一対の内面にそれぞれ受け部が設けられたベッドフレームと、
    上記受け部に係合載置されるとともに上面がマットレスの載置面となった2つの床板ユニットとを備え、
    一方の床板ユニットは、幅方向両側に上記一対の受け部に係合する係合部を有するユニットフレームと、このユニットフレームの上記幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた可動床板と、上記ユニットフレームに設けられ上記可動床板を起伏駆動する駆動機構とを具備し、
    他方の床板ユニットは、上記一対の受け部に幅方向両端部を係合させて載置される固定床板を有し、この固定床板は一端部が上記ユニットフレームの一端部に重合してこのユニットフレームが上記受け部から浮き上るのを防止するよう、他端部が上記ベッドフレームに保持具によって保持されることを特徴とするリクライニング式ベッド装置。
  2. 一方の床板ユニットは、上記ユニットフレームの上記一端部に基端が回動可能に設けられた回転軸と、この回転軸の両端部に一端を固定して設けられた保持溝を有する一対の保持部材とを有し、
    上記可動床部は、上記一対の保持部材の保持溝に幅方向両端部をスライド可能に係合させて設けられていることを特徴とする請求項1記載のリクライニング式ベッド装置。
  3. 幅方向の対向する一対の内面にそれぞれ受け部が設けられたベッドフレームと、
    上記受け部に係合載置されるとともに上面がマットレスの載置面となった2つの床板ユニットとを備え、
    一方の床板ユニットは、幅方向両側に上記一対の受け部に係合する一対の係合部を有するユニットフレームと、このユニットフレームの上記幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた回転軸と、この回転軸の両端部に一端を固定して設けられた保持溝を有する一対の保持部材と、一対の保持部材の保持溝に幅方向両端部をスライド可能に係合させて設けられた可動床板と、上記ユニットフレームに設けられ上記回転軸を介して上記可動床板を起伏駆動する駆動機構とを具備したことを特徴とするリクライニング式ベッド装置。
  4. 上記ユニットフレームの一対の係合部の一端部には、第1の軸受孔が形成された第1の軸受部材が設けられ、上記回転軸の両端部には第2の軸受孔が形成された第2の軸受部材が設けられていて、
    上記回転軸は上記第1の軸受孔から第2の軸受孔に挿通された支軸によって上記ユニットフレームに回転可能に連結され、上記支軸は上記ユニットフレームを上記ベッドフレームに載置した状態で、上記ベッドフレームの対向する上記一対の内面によって上記第1、第2の軸受孔から抜出するのが阻止される構成であることを特徴とする請求項2記載のリクライニング式ベッド装置。
  5. 幅方向の対向する一対の内面にそれぞれ受け部が設けられたベッドフレームと、
    上記受け部に係合載置されるとともに上面がマットレスの載置面となった2つの床板ユニットとを備え、
    一方の床板ユニットは、幅方向両側に上記一対の受け部に係合する係合部を有するユニットフレームと、このユニットフレームの上記幅方向と交差する方向の一端部に基端が回動可能に設けられた可動床板と、上記ユニットフレームに設けられ上記可動床板を起伏駆動する駆動機構とを具備し、
    他方の床板ユニットは、上記一対の受け部に幅方向両端部を係合させて載置されるとともに一端部が上記ユニットフレームの一端部に重合し設けられることで、上記ユニットフレームが上記受け部から浮き上るのを防止する固定床板からなることを特徴とするリクライニング式ベッド装置。
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JP2009233295A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Hong Woo Lee 電動折り畳みベッド
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