JP2005192615A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】 刃面を肌に沿って追従させて肌への刃面の密着感、肌当たりを良くする。
【解決手段】 本体グリップ2と、本体グリップ2の一端部に配設されて本体グリップ2と反対側の面に刃面を有する刃ヘッド1と、刃ヘッド1と本体グリップ2とを連結する一対の連結部材25を備える。一対の連結部材25をそれぞれ本体グリップ2に対して連結する本体側連結部Aと刃ヘッド1に対して連結する刃ヘッド側連結部Bとを設けて刃ヘッド1を本体グリップ2に対して前後又は左右に揺動自在とする。本体側連結部Aを刃ヘッド側連結部Bよりも刃ヘッド1の刃面側に近づくように配置して、上記一対の連結部材25を介して刃ヘッド1を本体グリップ2に対して揺動自在に吊下げる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、刃ヘッドが本体グリップに対して前後方向あるいは左右方向に動くことで肌に密着して髭剃りができるようにした電気かみそりに関するものである。
早剃り性能の向上や肌当たり、フィット感の向上を目的として刃ヘッドに複数箇所の剃り部を設けて刃面を構成し、グリップ部を有する本体グリップに対して刃ヘッドが動くことにより刃面を肌に密着できるようにした電気かみそりが数多く提案されている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)
特許文献1に示された従来例は、複数の刃ヘッドを備えたヘッドブロックの左右の上端付近に回転軸を設け、この回転軸を中心にヘッドブロック全体の前後回転を自在とすることで多様な剃り方に対しても刃ヘッドが肌に追従するようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1に示された従来例においては、肌とヘッドブロックのよりよい密着性を求めようとすると、回転軸が外刃の上端付近、あるいは外刃より上面に配置する必要があり、髭剃り時にこれらの軸周りに肌が当たって肌当たりが悪くなったり、逆に軸位置を下げることにより十分な密着性が得られないという問題がある。
特許文献2は、グリップ部を有する本体グリップと、本体グリップの一端部に配設されて本体グリップと反対側の面に刃面を有する刃ヘッドと、刃ヘッドと本体グリップとを連結する一対の連結部材をそれぞれ左右に備え、左右に備えた一対の連結部材にそれぞれ本体グリップに対して連結部材を連結した本体グリップ側連結部と、刃ヘッドに対して連結部材を連結した刃ヘッド側連結部とを設けて刃ヘッドを一対の連結部材を介して本体グリップに対して前後に揺動自在としたもので、刃ヘッド側連結部を本体グリップ側連結部よりも刃ヘッドの刃面側に近づくように配置して、1対の連結部材により本体グリップから刃ヘッドを揺動自在に持ち上げた構成となっている。言いかえると、特許文献2に示された従来例は一対の連結部材を介して本体グリップに対して刃ヘッドを揺動自在に持ち上げ支持した持ち上げ支持方式のものである。そして、この持ち上げ支持方式の特許文献1においては、左右に備えた一対の連結部材の刃ヘッド側連結部と本体グリップ側連結部とを結ぶ線の交点を瞬間仮想支点としてこの左右の瞬間仮想支点を刃ヘッドの刃面である上端の左右付近におき、瞬間仮想支点を中心に刃ヘッド全体を前後回転を行い、特許文献1の問題を解決しようとしたものである。
しかしながら、この特許文献2に示された持ち上げ支持方式にあっては、図19の実線の状態で、図19において刃面C’の左側に斜め上方から力P1が作用したとすると(例えば、刃ヘッド1の刃面Cの前部が肌に押付けられた場合、)、図19の破線に示すように左側の連結部材25’が本体グリップ側連結部A’を中心にして図19において時計周りに回動し、刃ヘッド側連結部B’間の距離が一定であるため左側の連結部材25’の回動に連動して右側の連結部材25’が破線に示すように時計回りに回動し、更に、左側の連結部材が25’一点鎖線に示すように時計回りに回動し、これに連動して右側の連結部材25’が一点鎖線に示すように時計回りに回動する。更に、この一点鎖線の状態で左側の連結部材25’の本体グリップ側の回動点となる本体グリップ側連結部A’と、左側の連結部材25’の刃ヘッド1’側の回動点となる刃ヘッド側連結部B’と、右側の連結部材25’の刃ヘッド1側の回動点となる刃ヘッド側連結部B’とが一直線上となり、この一直線状態を越して左側の連結部材25’が更に水平となる方向に時計回りに回動し、これに連動して右側の連結部材25’が反時計回りに回動する。左側の連結部材が水平となっても上記斜めの力P1により更に左側の連結部材25’は回動しようとし、理論的には左側の連結部材25’が本体グリップ側連結部A’を中心に回動して水平を越えて上記力P1の作用する方向と平行となるまで回動しようとする。これはP2のようにP1と異なる方向の力が作用した場合も同様に、斜めの力P2により左側の連結部材25’は本体グリップ側連結部A’を中心に回動して水平を越えて上記力P2が作用する方向と平行となるまで回動しようとする。
上記P1、P2は刃ヘッド1’を肌に押し当てた場合の肌から刃面C’に作用する反力であり、したがって、上記特許文献2に示される従来例においては、肌への刃面の押し当て状態の違い(つまり、上記P1、P2といった肌からの刃面C’に受ける反力の方向の違い)があっても、必ず斜めの力が作用している方の連結部材25’が水平を超えて回動しようとするものであり、このため、この従来例のものを製品化しようとすれば、当然、上記連結部材25’が水平となる前の段階で回動を阻止する別途ストッパが必要となる。
このように特許文献2に示された従来例は別途ストッパが必要であるばかりでなく、肌への刃面C’の押し当て状態が異なっても、必ず、ストッパに当たって停止するまで連結部材25’が回動するので、常に刃ヘッド1’はいっぱいに回動しきってしまって、本体グリップに対して一定の傾き状態で前傾姿勢で停止してしまい、このため、肌への刃面C’の異なる押し当て状態に対応して上記肌からの反力が作用する方向に対して刃面C’が垂直姿勢に保持できず傾いてしまい、肌への刃面C’の密着感、肌当たりが悪いという問題があった。
また、特許文献3にあっては、モータと刃ヘッドを一体として本体グリップに対して左右回転自在に支持されており、左右の回転する時の回転の仮想中心を刃面付近とするため、刃ヘッドの下部が本体グリップの円弧状レールに沿って滑る構成となっていることで、回転中心から離れた位置で摩擦抵抗が働いてしまい、刃ヘッドの動きに対して抵抗力が大きくなり、肌への追従を妨げてしまうという問題がある。また、前後方向からの肌の押付けにより「こじる」力が発生してしまい円弧状レールがスムーズに滑らないという問題がある。
特開昭62−227396号公報 特開平5−200166号公報 特開平6−343776号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、刃ヘッドの刃面を肌に沿って追従させて、肌の状態や押し当て方向に応じて常に刃面を肌に対して最適の姿勢にして肌への刃面の密着感、肌当たりが良好となり、髭剃り時に腕に負担をかけることなく楽に髭剃りができる電気かみそりを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る電気かみそりは、本体グリップ2と、本体グリップ2の一端部に配設されて本体グリップ2と反対側の面に刃面Cを有する刃ヘッド1と、刃ヘッド1と本体グリップ2とを連結する一対の連結部材25を備え、一対の連結部材25をそれぞれ本体グリップ2に対して連結する本体側連結部Aと刃ヘッド1に対して連結する刃ヘッド側連結部Bとを設けて刃ヘッド1を一対の連結部材25を介して本体グリップ2に対して前後又は左右に揺動自在とした電気かみそりにおいて、上記本体側連結部Aを刃ヘッド側連結部Bよりも刃ヘッド1の刃面C側に近づくように配置して、上記一対の連結部材25を介して刃ヘッド1を本体グリップ2に対して揺動自在に吊下げて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、刃ヘッド1が一対の連結部材25により本体グリップ2に対して揺動自在に吊り下げ支持されて前後又は左右に揺動して刃面Cが肌に追随するのであるが、肌の状態や本体グリップ2を手で持っての刃ヘッドの押し当て方向の変化に応じて、上記のように前後又は左右に揺動して、両連結部材のうちいずれか一方の連結部材の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が、肌からの刃ヘッド1の刃面Cに作用する力の方向と平行関係となった状態で、刃ヘッド1がそれ以上回動せず、肌に対して刃面Cが最適の姿勢で肌に押し当てられて安定することになる。このように、肌の状態や押し当て方向に応じて刃ヘッド1を揺動して肌に追随させて、常に刃面Cを肌に対して最適の姿勢にして肌への刃面Cの密着感、肌当たりを良好にできて、剃り残しを少なくして良好な髭剃りができるものである。
また、一対の連結部材25の刃ヘッド側連結部B間の距離を本体側連結部A間の距離よりも長くすることが好ましい。
このような構成とすることで、両連結部材25のそれぞれの本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線の交点である瞬間仮想支点を刃面C側に近づけて位置させることができると共に、該刃面C側に近づけて位置させる瞬間仮想支点を中心に刃ヘッド1が揺動することになり、低抵抗で揺動できるため、揺動がスムーズに行えると共に小さな押付け力で肌へ刃面Cの十分な密着力が得られ、軽い操作で良好な髭剃りができるものである。
また、一対の連結部材25の刃ヘッド側連結部B間の距離を本体側連結部A間の距離の1.5倍以上とすることが好ましい。
一対の連結部材25の刃ヘッド側連結部B間の距離が本体側連結部A間の距離の1.5倍に満たないと揺動角度が小さ過ぎて、刃面の肌への追従効果が良好でないが、1.5倍以上とすることで、一対の連結部材25により肌への追従がスムーズ且つ安定して行えるように刃ヘッド1を揺動自在に吊り下げ支持できるものである。
また、一対の連結部材25の刃ヘッド側連結部Bと本体グリップ側連結部Aとを結ぶ線同士のなす角度が30°〜120°の範囲にあることが好ましい。
また、刃ヘッド側連結部B乃至本体側連結部Aの少なくとも一方が、軸を長孔に回転自在且つ摺動自在に挿入した連結構造となっていることが好ましい。
このような構成とすることで、軸が長孔内で回動すると共に長孔に沿って移動することで、刃ヘッドの回動角度を大きく取れ、肌に対して刃ヘッド1を揺動させて軽い力で肌に対して素早く追従させて刃面Cを肌に対して好ましい安定した姿勢にすることできる。
また、本体グリップ2の外殻を構成する本体グリップケース26に該本体グリップケース26から離れる方向にばね付勢された状態で本体グリップケース26に対して移動自在に支持台31を設け、該支持台31に連結部材25を本体グリップ側連結部Aにより連結してあることが好ましい。
このような構成とすることで、刃ヘッド1が本体グリップ2に対してフロート自在であると共に前後方向又は左右方向に揺動自在となり、肌への追従性をより高め、肌への衝撃を緩和して肌当たりが滑らかな剃り心地が得られるものである。
また、刃ヘッド1が本体グリップ2側に対して引っ張りばねで本体グリップ2側に向けて引っ張ってあることが好ましい。
このような構成とすることで、刃ヘッド1への肌からの外力が無い状態において、常に刃ヘッド1の傾きを中立に保つことができ、肌に対する当て角が安定するものである。また、引張りばねによりばね力が揺動方向の回動力に及ぼす力を小さくでき、肌への追従性をよりいっそう高めることができるものである。
本発明は、肌の状態や押し当て方向に応じて刃ヘッドを揺動して肌に追随させて、常に刃面を肌に対して最適の姿勢にして肌への刃面の密着感、肌当たりを良好にできて、剃り残しを少なくして良好な髭剃りができ、この結果、髭剃り時に本体グリップ部を持つ腕に負担をかけることなく楽に髭剃りができるという効果を有している。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図7には本発明の一実施形態が示してある。電気かみそりは、外周部が手で把持するグリップ部となった細長の本体グリップ2の長手方向の一端部に髭を剃るための刃面Cを有する刃ヘッド1を配設して構成してある。ここで、本体グリップ2の長手方向の一端部の刃ヘッド1を配設する方の端部側を今仮に「上」、長手方向の他端部側を「下」と定義すると、本体グリップ2の上側の端部に刃ヘッド1を配設してある。
まず、刃ヘッド1を図2に基いて説明する。刃ヘッド1はリニアモータよりなるモータ4、内刃5、外刃ブロック6、モータ4を収納保持するヘッドケース7、ヘッドケースカバー8から構成してあり、リニアモータよりなるモータ4の振動方向(つまり内刃5の往復移動方向)を今仮に左右方向と定義した場合、左右方向の振動がその先端の駆動子9によって内刃5に伝えられて、内刃5が左右方向に往復駆動して、外刃ブロック6の外刃10に設けた刃穴に入った髭をカットするようになっている。
なお、以下の説明では、上記の定義による上下方向、左右方向のいずれにも直交する方向を前後方向として説明する。
リニアモータよりなるモータ4はヘッドケース7の上開口部から内部に上から挿入して内装され、モータ4をヘッドケース7内に内装した状態で上開口部にヘッドケースカバー8を被せ、駆動子防水ゴム11とゴム押さえ板12を介してねじ13で固定してある。
モータ4の下側はヘッドケース7の下方からねじ14を螺入することでヘッドケース7に固定される。このようにヘッドケース7内にモータ4を内装してヘッドケース7とヘッドケースカバー8とで挟まれた状態で固定することで、ヘッドケース7、モータ4、ヘッドケースカバー8、駆動子防水ゴム11、ゴム押さえ板12により一つの防水構造の箱体内にモータ4を内装した駆動ブロックを構成してある。
モータ4の下側から延びているリード線15はモータ4を駆動させるためにその先端部が本体グリップ2内の駆動回路16に結合されるものであり、ヘッドケース7の底部に設けた孔17を通って下側に露出した状態でヘッドケース7に固定してある。
ヘッドケース7の長手方向の両端面部(左右方向の両端面部)には着脱釦ばね18と着脱釦19が配置してあり、着脱釦ばね18により着脱釦19が外側に付勢された状態となっている。
ヘッドケースカバー8の上面中央の孔からモータ4の駆動子9が突出しており、この駆動子9にはスリット駆動杆20、トリマー駆動杆21が設けてあると共に、内刃押上ばね22がばねストッパ23で固定してあり、内刃5が内刃押上ばね22により上方に付勢された状態で駆動子9に結合している。
外刃ブロック6には3つの外刃10が前後方向に並べて装着してある。これらの外刃10は前から後にかけて順にネット刃10a、スリット刃10b、ネット刃10aで構成してある。これらの外刃10はいずれも独立してフロート可能となるように、枠形状の保持部材(図示省略)により保持してある。そして、本実施形態では上記10a、スリット刃10b、ネット刃10aにより電気かみそりとしての刃面Cが構成されるものであり、したがって、本実施形態においては刃ヘッド1の上面部に刃面Cが存在することになる。
ヘッドケース7の下端部には前面から見て左右2箇所に前後方向に長い溝24が設けてある。この左右一対の溝24は刃ヘッド1に対して一対の連結部材25の一端部をそれぞれ回動自在に連結するための刃ヘッド側連結部Bの構成要素となる。
次に、本体グリップ2について詳述する。本体グリップ2の外殻を構成する本体グリップケース26は外周部がグリップ部となるものであり、この本体グリップケース26は前本体グリップケース26aと、後本体グリップケース26bとに分割してあり、前後本体グリップケース26a、26bを結合した状態で本体グリップケース26の下部が密封された箱体となっており、この本体グリップケース26の下部の箱体となった部分の内部に電池27、駆動回路16、スイッチ釦28と、これらを保持する基台29を内装して固定してある。前後の本体グリップケース26a、26bはこれらの内装部品を組込んだ後に後面側からねじ30により固定される。
本体グリップケース26の下部の箱体形状に密封された部分の上面部より上側、つまり本体グリップケース26の上部は上方が開口した凹所となっており、この凹所には刃ヘッド1を支持するためのヘッド支持ブロック3が配置されるようになっている。
ヘッド支持ブロック3は、刃ヘッド1と本体グリップ2を連結するための左右一対の連結部材25と、左右一対の各連結部材25の一端部を連結する支持台31と、支持台31に固定され本体グリップケース26a、26bに対して上下移動自在に取付けられるガイド部材38とで構成してある。
連結部材25は前後2つのアーム部32と、前後2つのアーム部32の一端部(下端部)を一体に連結する軸34と、前後2つのアーム部32の他端部(上端部)にそれぞれ設けた前後方向を向く軸33とで構成してある。
ガイド部材38は後述のようにして本体グリップケース26に上下方向にスライド自在に取付けられるのであるが、このガイド部材38の上面部に支持台31がねじ39により取付けられる。
支持台31は上記ガイド部材38の上面に固定するための底板31aの前後両端からそれぞれ刃ヘッド1の前後両側にオーバラップする起立片31bを突設したU字状をしており、前後の起立片31bの上端部の左右2箇所に孔35を設けてある。この孔35には連結部材25の上端部に設けた軸33が回動自在に嵌め込んであり、連結部材25の上端部に設けた軸33と孔35との嵌め込みにより連結部材25の一端部を本体グリップ2側に回動自在に連結する本体側連結部Aが構成される。このようにして左右一対で2個の連結部材25の一端部(上端部)が上記のように軸33と孔35とよりなる本体側連結部Aにより回動自在に連結される。
また、該一対の連結部材25の下端部の軸34がそれぞれ、図4に示すようにヘッドケース7の下端部に設けた溝24に回動自在に嵌め込まれ、該溝24に外れ防止の蓋36を被せ、前述のモータ4を固定するためのねじ14によりて取付けることで刃ヘッド1側に回動自在に連結される。したがって溝24、蓋36、軸34により連結部材25の一端部を刃ヘッド1側に回動自在に連結するための刃ヘッド側連結部Bが構成される。
このようにして、本体グリップ2の一端部(上端部)側に一対の連結部材25を介して刃ヘッド1が取付けられるのであるが、この場合、本体側連結部Aが刃ヘッド側連結部Bよりも刃ヘッド1の刃面C側に近づくように配置してあり(つまり、刃面Cが刃ヘッド1の上面に存在するので、本体側連結部Aが上位置、刃ヘッド側連結部Bを下位置となるように配置してあり)、刃ヘッド1は上記一対の連結部材25を介して本体グリップ2に対して左右方向に揺動自在に吊下げてある。
ここで、一対の連結部材25を刃ヘッド1に連結する部分である刃ヘッド側連結部B間の距離が本体側連結部A間の距離よりも長くなっており、一対の連結部材25は正面視で八字状をしている。これにより、一対の連結部材25のアーム部32延長線上の交点を瞬間仮想支点Oとして刃ヘッド1を連結部材25を介して本体グリップ2に対して揺動し得るようになっている。なお、一対の連結部材25の刃ヘッド側連結部B間の距離を本体側連結部A間の距離の1.5倍以上とすることが好まし。一対の連結部材25の刃ヘッド側連結部B間の距離を本体側連結部A間の距離の1.5倍に満たないと、揺動角度が小さ過ぎて肌への追従性に問題があるが、1.5倍以上とすることで、一対の連結部材25により肌への追従性良く且つ安定して刃ヘッド1を揺動自在に吊り下げ支持できるものである。また、一対の連結部材25のなす角度が30°〜120°の範囲にあることが好ましいものである。
左右一対の連結部材25における前後のアーム部32はそれぞれ刃ヘッド1の前後面でリンクを構成するが、衝撃防止や、髭などのごみのかみ込みを防ぐため、外側をカバーすることが好ましい。
本実施形態ではヘッドケース7の前後部分に下面が開口37aとなった凹部37を設け、この凹部37内に連結部材25の左右のアーム部32、軸33、起立片31bを開口37aから組込むことで前後の面を保護し、また、蓋36で軸34を保護している。
上端部に支持台31を取付けたガイド部材38は支持台31の底板31aに形成した孔31cと対応する孔40が設けてあり、この連通する孔31c、孔40をリード線15が通るようになっている。
ガイド部材38には孔40を横切るように桟41が設けてあり、ヘッドケース7の下端と桟41をつなぐように引張りばねよりなるばね42が装着してる。
前の本体グリップケース26aの上部の後面と、後の本体グリップケース26bの上部の前面には図1に示すように、それぞれ上下方向にガイド溝43が凹設してあり、ヘッド支持ブロック3は前後の本体グリップケース26a、26bの間に挟まれるように配置されており、ガイド部材38の前後面に設けたガイド部38aを上記したガイド溝43に上下方向にスライド自在に嵌め込むことでヘッド支持ブロック3が本体グリップケース26の上部の凹所内に上下にスライド自在に取付けられるものである。本体グリップケース26の上部に設けた凹部の底(すなわち下部の箱状部の上面部)とヘッド支持ブロック3のガイド部材38との間にはばね44が介在してあって、ばね44によりヘッド支持ブロック3に上方へのばね力を付与している。ここで、上下移動自在に本体グリップ2に取付けられるヘッド支持ブロック3が本体グリップ2から抜けないようにストッパ(図示せず)が設けてある。
このように、ヘッド支持ブロック3が本体グリップ2に上下方向に移動自在で且つばね44で上方に弾性付勢してあるので、刃ヘッド1が本体グリップ2に対して上下方向に移動自在にフロート支持されることになる。
上記のような構成の電気かみそりの使用に当たっては、本体グリップ2のグリップ部を手で掴んで、刃ヘッド1の刃面Cを肌に押し当てて髭剃りを行うものである。
ここで、刃ヘッド1は本体グリップ2に対して前述のように一対の連結部材25を備えたヘッド支持ブロック3を介して図6(a)(b)のように上下動自在で且つ図7(a)(b)のように揺動自在で(本実施形態では左右方向に揺動自在)に連結してあるので、肌への追従性を向上すると共に肌への衝撃を緩和することにより肌当たりを柔らかくして、滑らかな剃り心地が得られるものである。なお、図6(a)は刃ヘッド1がフロートしている状態であり、図6(b)は刃ヘッド1に外力が作用していない中立状態を示している。
また、一対の連結部材25を介して刃ヘッド1を本体グリップ2に対して揺動自在に連結してあるので、一対の連結部材25によりリンク機構が構成され、添付図面に示すように、一対の連結部材25を八字状に配置することにより、連結部材25の両端部の回動部分となる刃ヘッド側連結部Bと本体側連結部Aとを結ぶ線の延長線の交わる点である瞬間仮想支点Oを実際の回動軸となる部分よりも刃ヘッド1の刃面Cである外刃に近い位置に設けることができ、これにより回動時の刃ヘッド1の刃面Cの移動を少なくすることができるものである。
しかも、本体側連結部Aを刃ヘッド側連結部Bよりも刃ヘッド1の刃面C側に近づけて一対の連結部材25により本体グリップ2に刃ヘッド1を吊り下げて支持するように構成した吊り下げ支持方式のリンク構造としてあるので、図6(b)の状態において仮に刃面Cの左側に左斜め方向から力F3が作用した場合、正面から見て両連結部材25がそれぞれ本体側連結部Aを回動中心として反時計周りni回動して刃ヘッド1が全体として反時計周りに回動するが、図7(a)のように、右側の連結部材25の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が上記斜めから作用する力F3と平行になるまで回動すると、上記斜め方向から作用する力F3に対応した刃ヘッド1の傾斜角度で止まり、安定した状態で刃ヘッド1の刃面Cが肌面に押し当てられることになる。
また、仮に図6(b)の状態において刃面Cの右側に右斜め方向から力F4が作用した場合、正面から見て両連結部材25が本体側連結部Aを回動中心として時計周り回動して刃ヘッド1が全体として時計周りに回動するが、連結部材25が水平となる(つまり、本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が水平となる)以前に、図7(b)のように、左側の連結部材25の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が上記斜めから作用する力F4と平行になるまで回動すると、上記斜め方向から作用する力F4に対応した刃ヘッド1の傾斜角度で止まり、安定した状態で刃ヘッド1の刃面Cが肌面に押し当てられることになる。
上記力F3や力F4で示される力Fは刃ヘッド1の刃面Cを肌に押し当てた時に刃面Cに作用する肌からの反力であり、刃ヘッド1が押し当てられる肌の状態や、刃ヘッド1を肌に押し当てる状態が異なると、当然、肌からの作用する反力である力Fの方向、傾斜角度が異なるが、本発明においては、常に、斜めから作用する力の方向、傾斜角度に対応して連結部材25の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が上記斜めから作用する力Fと平行になるまで回動した状態で安定して停止するものである。また、力Fの大きさは刃ヘッド1を肌に強く押付けたり、弱く押付けたりすることで異なるが、この力Fの大きさが異なっても、本発明においては、斜めから作用する力Fで刃ヘッド1が回動すると、力Fの方向、傾斜角度に対応して連結部材25の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が上記斜めから作用する力Fと平行になるまで刃ヘッド1が回動した状態で安定して停止するものである。これにより肌に対して刃ヘッド1の当て方向、力に応じて、刃面Cが最も好ましい状態で肌に押し当たるように刃ヘッド1が揺動し、刃ヘッド1の押し当て方向に適した好ましい状態となるように肌に対して刃面Cを位置させた状態で安定させることができるものであり、どのような剃り方をしても髭剃りが最も良好にできる姿勢に刃ヘッド1の刃面Cを肌にスムーズに追従させながら髭の剃り残しがないように良好な髭剃りができるものである。
ここで、刃ヘッド1を本体グリップ2に対して上記のように連結部材25を介して吊り下げ支持する方式とし且つ前後の高い位置で前後両側から連結部材25により刃ヘッド1を挟み込むように吊り下げることで、前後の斜め方向からの押付けにもこじれ難くなり、強い押付けや、弱い押付けに係わらず、外刃の刃面Cを押付け方向に向けることができる。
この場合、本実施形態のように、一対の連結部材25を本体グリップ2側にそれぞれ連結するための本体側連結部A及び刃ヘッド側連結部Bにおける連結方式がいずれも軸回転式とすることで、少ない力で刃ヘッド1を揺動回動できるものであり、これによりどのような剃り方をしても刃面Cを肌によりいっそうスムーズに追従させることができるものである。
また、連結部材25の前後2つのアーム部32の一端部(下端部)を軸34で一体化してあるのでがたの発生する連結箇所を減らせると同時に前後に長い軸34をヘッドケース7の下端部に設けた前後方向に長い溝24に回動自在に嵌め込む構造にできて、軸34と溝24との係り代が長くなり、ねじりに対してこじれにくいリンク機構にできるものである。
また、引張りばねよりなるばね44で刃ヘッド1とヘッド支持ブロック3を常に引き合う状態としておくことで、刃ヘッド1への外力がない状態において、常に刃ヘッド1の傾きを中立に保つことが可能となり、肌に対しての当たり角が安定するものであり、ばね44として引張りばねを用いたことによりばね力が左右方向の回転力に及ぼす力を小さくすることができ、肌への追従性を向上させることができる。
本発明の電気かみそりにはトリマーブロック45が設けてあるが、このトリマーブロック45は後本体グリップケース26bの後側に取付けフック46によりフック係合され、トリマーブロック45を上方向にスライドすることにより、刃ヘッド1のトリマー駆動杆21とトリマーブロック45のトリマー駆動子が結合し、トリマー刃48が駆動されるようになっている。
次に、本発明の他の実施形態を図8乃至図11に基いて説明する。
前記図1乃至図7に示す実施形態においては、刃ヘッド1が本体グリップ2に対して左右方向に揺動するようになっていたが、本実施形態では刃ヘッド1が本体グリップ2に対して前後方向に揺動するようになっている。本実施形態の説明に当たり、電気かみそりの基本的形態は前述の実施形態と同じ構成であるので、同じ構成には同じ番号を付し、重複する説明は省略し、異なる点につき説明する。
図8に示すように、刃ヘッド1の外刃ブロック6の下方でヘッドケースカバー8の上面部には側面から見て前後2箇所に左右横方向に溝124が設けてある。この前後の溝124は刃ヘッド1に対して一対の連結部材25の一端部をそれぞれ回動自在に連結するための刃ヘッド側連結部Bの構成要素となる。
連結部材25は左右2つのアーム部132と、左右2つのアーム部132の一端部(下端部)を一体に連結する軸134と、前後2つのアーム部132の他端部(上端部)にそれぞれ設けた左右方向を向く軸133とで構成してある。
ガイド部材38の上面部に取付けられる支持台31は、ガイド部材38の上面に固定するための底板131aの左右両端からそれぞれ刃ヘッド1の左右両側にオーバラップする起立片131bを突設したU字状をしており、左右の起立片131bの上端部の前後2箇所に孔135を設けてある。また、底板131aにはリード線15を通すための孔131cが設けてある。起立片131bに設けた孔135には連結部材25の上端部に設けた軸133が回動自在に嵌め込んであり、連結部材25の上端部に設けた軸133と孔135との嵌め込みにより連結部材25の一端部を本体グリップ2側に回動自在に連結する本体側連結部Aが構成される。このようにして前後一対で2個の連結部材25の一端部(上端部)が上記のように軸133と孔135とよりなる本体側連結部Aにより回動自在に連結される。
また、該一対の連結部材25の下端部の軸134がそれぞれ、ヘッドケースカバー8の上面部の前後にそれぞれ溝124に回動自在に嵌め込まれ、ゴム押さえ板12をヘッドケースカバー8を介してねじ13で固定することでヘッドケースカバー8により溝124が蓋されることなる。したがって溝124、該溝124の蓋となるヘッドケースカバー8、軸134により連結部材25の一端部を刃ヘッド1側に回動自在に連結するための刃ヘッド側連結部Bが構成される。
このようにして、本体グリップ2の一端部(上端部)側に一対の連結部材25を介して刃ヘッド1が取付けられるのであるが、この場合、本体側連結部Aが刃ヘッド側連結部Bよりも刃ヘッド1の刃面C側に近づくように配置してあり(つまり、刃面Cが刃ヘッド1の上面に存在するので、本体側連結部Aが上位置、刃ヘッド側連結部Bを下位置となるように配置してあり)、刃ヘッド1は上記一対の連結部材25を介して本体グリップ2に対して前後方向に揺動自在に吊下げてある。
ここで、一対の連結部材25を刃ヘッド1に連結する部分である刃ヘッド側連結部B間の距離が本体側連結部A間の距離よりも長くなっており、一対の連結部材25は側面視で八字状をしている。これにより、前後一対の連結部材25のアーム部132の延長線上の交点を瞬間仮想支点Oとして刃ヘッド1を連結部材25を介して本体グリップ2に対して前後方向に揺動し得るようになっている。
前後一対の連結部材25における前後のアーム部132はそれぞれ刃ヘッド1の前後面でリンクを構成するが、衝撃防止や、髭などのごみのかみ込みを防ぐため、外側をカバーすることが好ましい。
本実施形態においては、ヘッドケース7の上開口部を防水するための駆動子防水ゴム11を押さえるためにヘッドケース7にねじ13で固定されるゴム押さえ板12の左右に上方に向けて内部が空所となり下方に開口した収納部12aを突設し、このゴム押さえ板12の左右の収納部12a内に連結部材25の前後のアーム部132、軸133、起立片131bを下方の開口から組込むことで左右の面を保護している。
本実施形態においても、刃ヘッド1が本体グリップ2に対して上記のように一対の連結部材25を備えたヘッド支持ブロック3を介して上下動自在となっているが、この構成は前述の実施形態で説明したのと同じ構成であるので、説明は省略する。
次に本実施形態の動作につき説明する。本実施形態も上記のように、刃ヘッド1が本体グリップ2に対して上下移動自在で且つ図12(a)(b)のように揺動自在で(本実施形態では前後方向に揺動自在)に連結してあるので、肌への追従性を向上すると共に肌への衝撃を緩和することにより肌当たりを柔らかくして、滑らかな剃り心地が得られるものである。
また、一対の連結部材25を介して刃ヘッド1を本体グリップ2に対して前後方向に揺動自在に連結してあるので、一対の連結部材25によりリンク機構が構成され、添付図面に示すように、一対の連結部材25を側面視八字状に配置することにより、図11、図12に示すように、連結部材25の両端部の回動部分となる刃ヘッド側連結部Bと本体側連結部Aとを結ぶ線の延長線の交わる点である瞬間仮想支点Oを実際の回動軸となる部分よりも刃ヘッド1の刃面Cである外刃に近い位置に設けることができ、これにより回動時の刃ヘッド1の刃面Cの移動を少なくすることができるものである。
しかも、本体側連結部Aを刃ヘッド側連結部Bよりも刃ヘッド1の刃面C側に近づけて一対の連結部材25により本体グリップ2に刃ヘッド1を吊り下げて支持するように構成した吊り下げ支持方式のリンク構造としてあるので、今、仮に図11において刃面Cの前側に前斜め方向から力F5が作用した場合、側面から見て両連結部材25がそれぞれ本体側連結部Aを回動中心として反時計周り回動して刃ヘッド1が全体として反時計周りに回動するが、図12(a)のように、後側の連結部材25の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が上記前斜め方向から作用する力F5と平行になるまで回動すると、上記前斜め方向から作用する力F5に対応した刃ヘッド1の傾斜角度で止まり(つまり図12(a)の状態で止まり)、安定した状態で刃ヘッド1の刃面Cが肌面に押し当てられることになる。
また、仮に図11において刃面Cの後側に後斜め方向から力F6が作用した場合、側面から見て両連結部材25が本体側連結部Aを回動中心として時計周りに回動して刃ヘッド1が全体として時計周りに回動するが、図12(b)のように、前側の連結部材25の本体側連結部Aと刃ヘッド側連結部Bとを結ぶ線が上記斜めから作用する力F4と平行になるまで回動すると、上記斜め方向から作用する力F6に対応した刃ヘッド1の傾斜角度で止まり(つまり図12(b)の状態で止まり)、安定した状態で刃ヘッド1の刃面Cが肌面に押し当てられることになる。この結果、どのような剃り方をしても髭剃りが最も良好にできる姿勢に刃ヘッド1の刃面Cを肌にスムーズに追従させながら髭の剃り残しがないように良好な髭剃りができるものである。
ここで、刃ヘッド1を本体グリップ2に対して上記のように連結部材25を介して吊り下げ支持する方式とし且つ左右の高い位置で左右両側から連結部材25により刃ヘッド1を挟み込むように吊り下げることで、左右の斜め方向からの押付けにもこじれ難くなり、強い押付けや、弱い押付けに係わらず、外刃の刃面Cを押付け方向に向けることができる。
この場合、本実施形態のように、一対の連結部材25を本体グリップ2側にそれぞれ連結するための本体側連結部A及び刃ヘッド側連結部Bにおける連結方式がいずれも軸回転式とすることで、少ない力で刃ヘッド1を前後方向に揺動回動できるものであり、これによりどのような剃り方をしても刃面Cを肌によりいっそうスムーズに追従させることができるものである。
また、連結部材25の左右2つのアーム部32の一端部(下端部)を軸134で一体化してあるので、がたの発生する連結箇所を減らせると同時に左右に長い軸134をヘッドケースカバー8の上面部の前後に設けた左右方向に長い溝24に回動自在に嵌め込む構造にできて、軸134と溝124との係り代が長くなり、ねじりに対してこじれにくいリンク機構にできるものである。
また、本実施形態においても、引張りばねよりなるばね44で刃ヘッド1とヘッド支持ブロック3を常に引き合う状態としておくことで、刃ヘッド1への外力がない状態において、常に刃ヘッド1の傾きを中立に保つことが可能となり、肌に対しての当たり角が安定するものであり、ばね44として引張りばねを用いたことによりばね力が左右方向の回転力に及ぼす力を小さくすることができ、肌への追従性を向上させることができる。
ところで、図1乃至図7に示す実施形態においてはヘッドケース7の下面に溝24を設けてこの溝24に軸34を回動自在にはめ込んで刃ヘッド側連結部Bを構成しており、図8乃至図12に示す実施形態においては、ヘッドケース7の上面部に取付けられるヘッドケースカバー8の上面部に溝124を設けてこの溝124に軸134を回動自在にはめ込んで刃ヘッド側連結部Bを構成している。これは、刃ヘッド1は内刃5の往復移動方向である左右方向の巾が前後方向の巾に比べて長いものであり、このため、図1乃至図7に示すように連結部材25を左右に配置する実施形態の場合、一対の連結部材25を正面視八字状に配置する際に、両連結部材25間の間隔を左右方向に大きく取って瞬間仮想支点Oをできるだけ上方に位置するようにすることができるが、図8乃至図12に示すように連結部材25を前後に配置する実施形態の場合、一対の連結部材25を側面視八字状に配置する際に、両連結部材25間の間隔を前後方向に大きく取ることができず、したがって、上記のように図1乃至図7における溝24位置よりも高い位置であるヘッドケースカバー8の上面部に溝124を設け、側面視における両連結部材25間の間隔が短くても瞬間仮想支点Oをできるだけ上方に位置させて刃面Cに近づけることができるようにしてある。
次に、図13、14に基いて本発明の更に他の実施形態につき説明する。
本実施形態は基本的構成は前述の図8乃至図12に示す実施形態と同様に、刃ヘッド1を前後に配置した連結部材25により本体グリップ2に連結して、本体グリップ2に対して前後方向に揺動自在としたものであって、前の連結部材25のアーム部132aと、後の連結部材25のアーム部132bとの長さを異ならせ、更に、側面視で前後2箇所の本体側連結部Aの構成要素である孔135a、135b間の中間点Qの位置を本体グリップ2の前後方向の中間を通る中心線M(実施形態のものは本体グリップ2が緩やかな傾斜のS字状に曲っているので本体グリップ2の上部の前後方向の中間を通る線)よりも前後方向にずらした構成となっている(ここで、中立状態における刃ヘッド1の前後方向の中間を通る中心線が上記中心線Mと一致する)ことが前述の図8乃至図12に示す実施形態と異なるのみで、他の構成は同じ構成となっており、同じ構成については説明が重複するので省略し、異なる点を中心に説明する。
すなわち、図13、図14に示す実施形態では前の連結部材25のアーム部132aを後の連結部材25のアーム部132bよりも長く形成してあり、更に、孔135a、135b間の中間点Qの位置を本体グリップ2の前後方向の中間を通る中心線Mよりも後方にずらしてある。
本実施形態では、刃ヘッド1の前後方向の揺動を行う際には、前の連結部材25のアーム部132aと、後の連結部材25のアーム部132bとの延長線が交差する瞬間仮想支点Oが刃ヘッド1の前後方向の中心線Mよりも後方にずらしてあるので、前方向からの押付けに対してより軽い力で刃ヘッド1を前傾方向に揺動することができる。また、電気かみそりの使用状態においては、本体グリップ2はほとんどのパターンで前傾して使用されるものであり、前後方向に刃ヘッド1が揺動する際には、刃ヘッド1自身の重量が揺動を妨げる抵抗となるが、刃ヘッド1の前後方向の中心線より後方にずらすことでより軽い力で刃ヘッド1を前後方向に揺動することができるものである。
なお、本実施形態では、前の連結部材25のアーム部132aと、後の連結部材25のアーム部132bとの長さを異ならせる構成と、側面視で前後2箇所の本体側連結部Aの構成要素である孔135a、135b間の中間点Qの位置を本体グリップ2の前後方向の中間を通る中心線Mよりも前後方向にずらす構成の2つを設けているが、いずれか片方の構成のみを設けるものであってもよい。
次に、図15、図16に基いて本発明の更に他の実施形態を説明する。本実施形態では2本の連結部材25のアーム部232が弾性を有する部材により形成してある。ここで、連結部材25と刃ヘッド1とを連結する刃ヘッド側連結部B、連結部材25と本体グリップ2とを連結する本体側連結部Aは両方又は一方が弾性を有する連結部材25と刃ヘッド1側の一構成部材又は本体グリップ2側の一構成部材と一体に形成することで構成してある。
図15、図16においては、刃ヘッド側連結部Bは前述の各実施形態と同様に軸を用いた回動可能な構造となっているが、本体グリップ2側に取付けられる支持台231に連結部材25のアーム部232の端部が一体に連結してあり、この一体に連結した部分が本体側連結部Aを構成している。このようにアーム部232を本体グリップ2側乃至刃ヘッド1側の少なくとも一方に一体化することで本体側連結部A又は刃ヘッド側連結部Bを構成しても、アーム部232が弾性を有しているので、図16(a)(b)のようにアーム部232が弾性変形することで、リンク機構に極似した機能を果たして刃ヘッド1を揺動することができる。
本実施形態においては、回転軸を用いたリンク機構に比べ、少ない部品点数でリンク機構に極似した揺動機構が構成できるだけでなく、軸と軸受けによるがたを無くせる効果がある。
本実施形態において、他の構成は前述の各実施形態と同じであるので説明は省略する。
次に、図17、図18に基いて本発明の更に他の実施形態を説明する。本実施形態においては、本体側連結部Aの構成要素である孔335を上下方向に長い長孔とし、連結部材25の軸333を上記孔335に回転自在且つ上下方向に移動自在に嵌め込んで本体側連結部Aを構成してある。また、この本体側連結部Aには弾性を有する部材により軸333を孔335の長手方向の一端部側に押付けてある。他の構成は前述の各実施形態と同様であるので重複する説明は省略する。
本実施形態においては、上記のようにリンク機構の軸受けとなる孔335を長孔にして、軸333を回動自在且つ上下方向に移動自在とすることで、リンクによる回動角だけでなく、軸333の移動による回転も加わるため、より大きな回動角が得られるものである。
更に、弾性部材の荷重を刃ヘッド1の引張りばね42による回転荷重より小さくすることでより小さい力で刃ヘッド1の揺動回動が可能となる。
図18(a)は図17の状態で正面視において両方の軸333のうち、左側の軸333が長孔よりなる孔335に対して下方に移動してフロート状態となっており、図18(b)は両方の軸333のうち、左側の軸333が長孔よりなる孔335に対して下方に移動してフロート状態で且つリンク回転状態を示している。
また、左右両孔335の軸333が両方ともスライドした際には刃ヘッド1のフロートとなる。
本実施形態では本体側連結部Aの軸受けとなる孔335を長孔とした例を示したが、刃ヘッド側連結部Bの軸受けとなる溝を溝深さが上下に長い溝として軸が回動自在で且つ上下方向に移動自在となるようにしても同様の効果がある。
なお、上記各実施形態において、連結部材25を上下2段以上の複数段に分割してもよいものである。
なお、また、一対の連結部材25を左右に配置して該一対の連結部材25を介して刃ヘッド1を前後方向に揺動自在としたものにおいて、一対の連結部材25を本体側連結部Aで回動自在に支持する支持台31をガイド部材38に対して左右に配置した一対のリンクで左右方向に揺動自在に連結してもよい。ここで、ガイド部材38は前述のように本体グリップケース26に対して上下方向に移動自在で且つばね44で上方に弾性付勢してある。したがって、本実施形態においては、刃ヘッド1が本体グリップ2に対して前後方向及び左右方向にそれぞれ揺動自在で、しかも上下方向に移動自在にフロート支持されることになり、よりっそう肌への追従性が良くなるものである。
本発明の電気かみそりの一実施形態の分解斜視図である。 同上の刃ヘッドの分解斜視図である。 同上の正面図である。 同上の正面断面図である。 同上の側面断面図である。 (a)は刃ヘッドのフロート状態を示す説明図であり、(b)は刃ヘッドの中立状態を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ刃ヘッドに外力が作用して刃ヘッドが揺動した状態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の刃ヘッドの分解斜視図である。 同上の正面図である。 同上の正面断面図である。 同上の刃ヘッドの中立状態を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ刃ヘッドに外力が作用して刃ヘッドが揺動した状態を示す説明図である。 本発明の更に他の実施形態の刃ヘッドの中立状態を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ刃ヘッドに外力が作用して刃ヘッドが揺動した状態を示す説明図である。 本発明の更に他の実施形態の刃ヘッドの中立状態を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ刃ヘッドに外力が作用して刃ヘッドが揺動した状態を示す説明図である。 本発明の更に他の実施形態の刃ヘッドの中立状態を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ刃ヘッドに外力が作用して刃ヘッドが揺動した状態を示す説明図である。 従来例の作用説明図である。
符号の説明
A 本体側連結部
B 刃ヘッド側連結部
1 刃ヘッド
2 本体グリップ
25 連結部材
26 本体グリップケース
31 支持台

Claims (7)

  1. 本体グリップと、本体グリップの一端部に配設されて本体グリップと反対側の面に刃面を有する刃ヘッドと、刃ヘッドと本体グリップとを連結する一対の連結部材を備え、一対の連結部材をそれぞれ本体グリップに対して連結する本体グリップ側連結部と刃ヘッドに対して連結する刃ヘッド側連結部とを設けて刃ヘッドを一対の連結部材を介して本体グリップに対して前後又は左右に揺動自在とした電気かみそりにおいて、上記本体グリップ側連結部を刃ヘッド側連結部よりも刃ヘッドの刃面側に近づくように配置して、上記一対の連結部材を介して刃ヘッドを本体グリップに対して揺動自在に吊下げて成ることを特徴とする電気かみそり。
  2. 一対の連結部材の刃ヘッド側連結部間の距離を本体グリップ側連結部間の距離よりも長くして成ることを特徴とする請求項1記載の電気かみそり。
  3. 一対の連結部材の刃ヘッド側連結部間の距離を本体グリップ側連結部間の距離の1.5倍以上として成ることを特徴とする請求項2記載の電気かみそり。
  4. 一対の連結部材の刃ヘッド側連結部と本体グリップ側連結部とを結ぶ線同士のなす角度が30°〜120°の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電気かみそり。
  5. 刃ヘッド側連結部乃至本体グリップ側連結部の少なくとも一方が、軸を長孔に回転自在且つ摺動自在に挿入した連結構造となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電気かみそり。
  6. 本体グリップの外殻を構成する本体グリップケースに該本体グリップケースから離れる方向にばね付勢された状態で本体グリップケースに対して移動自在に支持台を設け、該支持台に連結部材を本体グリップ側連結部により連結してあることをあることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電気かみそり。
  7. 刃ヘッドが本体グリップ側に対して引っ張りばねで本体グリップ側に向けて引っ張ってあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電気かみそり。
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